三井住友銀行選考対策|内定者のES・プライベートセッション・面接スクリプトを公開

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  • ファイナンシャルプランナー/行政書士

    Tetsurou Sakurai〇東証プライム上場の金融機関で住宅ローンの相談業務を担当し、受付からローン実行までの手続きに携わる。現在は金融や不動産、相続に特化したWebライターとしても活躍中

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  • キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう

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  • キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

    Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は60000件超。30年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう

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PORTキャリア編集部では2026年卒の三井住友銀行内定者にインタビューを実施。記事内では、内定者の体験したプライベートセッションや2026年卒から始まった思考力テストの様子も公開します。

「プライベートセッションは評価されている」「銀行にしては珍しくパーソナルな質問が多かった」など、三井住友銀行の選考の特徴を聞きました。挑戦の風土がある同行に対して法人営業志望の内定者はどのようにアピールをしていったのでしょうか。

内定者のESや面接での回答を参考にして、自身の選考対策に活かしてみてください。

インタビュー中の編集部と内定者
PORTキャリア編集部が2026年卒三井住友銀行内定者にインタビューを実施

記事内ではプロのキャリアコンサルタントが、内定者の評価された点を解説しています。ぜひ自身の選考対策に活かしましょう。

知っておきたい三井住友銀行の情報

メガバンクの一つである三井住友銀行について、その基本情報を理解しましょう。

1分でわかる三井住友銀行

三井住友銀行とは

メガバンクの一つで、SMBCグループの中核を担う銀行。

個人向けには銀行口座・決済・ポイント管理を一つに統合したアプリ「Olive」を展開し、法人向けには、DXや脱炭素社会に向けた支援を実施する。

海外事業もおこなっており、アジア地域でのマルチフランチャイズ戦略や欧米での投資銀行業務の強化を実施するなど、グローバル展開をしている。

会社名株式会社三井住友銀行
設立年月2001年4月1日
(住友銀行とさくら銀行が合併して発足)
代表者取締役会長 橘 正喜
取締役頭取(代表取締役) 福留 朗裕
本店所在地〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-1-2
資本金17,710億円
企業HPhttps://www.smbc.co.jp/
採用HPhttps://www.smbc-freshers.com/
企業情報

三井住友銀行の採用基準

三井住友銀行では、コミュニケーション能力はもちろんのこと、他行に比べて自社のカルチャーに合うかどうかを非常に重視しています

内定者が三井住友銀行の評価指標と感じたもの

  • コミュニケーション能力
  • 「挑戦」の姿勢
  • ストレス耐性
  • 明るい性格
三井住友銀行
Mさんコメント
営業に必須のコミュニケーション能力だけでなく、他行と比較してカルチャーマッチを見られていたように感じます。

具体的には挑戦の姿勢やストレスへの耐性、明るい性格などです。実際、社員も明るい人ばかりでした。
三井住友銀行の、メガバンク内での立ち位置や強みは何ですか? また、特徴を踏まえたアピールのコツや調べておくと良い情報があれば教えてください。

ファイナンシャルプランナー/行政書士

桜井 鉄郎

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実務志向の銀行として攻めの姿勢を持っている

三井住友銀行の立ち位置・強みは以下の3点です。

・「スピード・実行力・収益性」を重視する実務志向の銀行
・法人営業や投資銀行業務に強く、リスクを取りながら成長を狙う攻めの姿勢が特徴
・アジアを中心にグローバル事業の強さが際立つ点

また、選考においては以下のようにアピールすると高評価です。

・「主体性」「スピード感」「やり切る力」を裏付けるエピソードを示す
・困難な状況でも成果を出した経験を語り説得力を増す
・「挑戦を楽しめる」「変化を恐れず動ける」姿勢を言語化してカルチャーフィットを表す

一通り企業研究が終わったら、さらに以下のものを調べておくことをおすすめします。

・中期経営計画の重点領域(海外戦略、デジタル、サステナビリティなど)
・法人営業・投資銀行部門の具体的な事例

内定者のプロフィール

内定者のデータ
氏名M・Kさん
卒年大阪大学 2026年卒
内定企業三井住友銀行(総合職オープン/国内外転勤型・首都圏)大手コンサルティングファーム2社商工中金シンプレクス
就職企業大手コンサルティングファーム
受験業界IT、金融、コンサル、広告など
就活の軸給与が高い・ポータブルスキルを身に付け転職まで見据えられる職種
金融業界を志した理由・夏インターンで食品・広告業界の倍率の高さを知って、大量採用かつ給与の待遇が良い金融業界にシフトした
・IT業界を見るうちに顧客相手の仕事にも興味を持った
三井住友銀行
Mさんコメント
ファーストキャリアで全部決め切ってしまうのは怖かったので、転職を視野に入れた際にほかでも通用できるスキル(ITや営業のスキル)が身につくような仕事を志望しました。

また、三井住友銀行のオープンコースは職種がいろいろあって面白そうだと感じました。
金融業界を志望する人が参考にしたい記事(クリックして開く)

三井住友銀行の選考フロー

三井住友銀行の選考はES提出から始まり、Webテストを経て面接に進みます。2026年卒の選考から導入されたAI(人工知能)を使用した思考力テストがあるのが特徴です。

また、スケジュールには記載していませんが、面接前にはOB・OG訪問のような形式で「プライベートセッション(以下、PS)」というものが開催されます。

三井住友銀行の一般的な新卒採用スケジュール
本選考(26卒)
大学3年
10〜1月
エントリーシート提出・Webテスト
形式:Web(テスト形式は主に玉手箱)
大学3年
2月
思考力テスト(AI面接)
形式:Web(AIとの対話を通じた課題解決テスト)
大学3年
11〜3月
複数回の面接(一次〜二次)
形式:Webまたは対面(自分史の深掘りやキャリアプランの確認)
大学3年
12月

大学4年
4月
最終面接・内定
形式:主に対面(本店等での役員・人事部長面接)
※上記はインターンシップ参加者向けの早期選考(12月〜1月内定)と、一般選考(3月以降内定)の情報を統合したスケジュールです。26卒からは2次面接相当のステップとしてAI思考力テストが広く導入されているのが特徴です。

※自社グループ関連サービス就活会議の26卒スケジュールのデータをもとに作成
※正確なスケジュールは、三井住友銀行公式HP(エントリースケジュール)やマイページ参照のこと

また、Mさんの参加した選考は以下のスケジュールで進行しました。Mさんは、公には選考とされてはいないPSの評価も、その後の選考案内に直結すると考えます。

三井住友銀行の一般的な新卒採用スケジュール
本選考
大学3年
1月
ES提出・Webテスト(玉手箱)
形式:Web
大学3年
1月〜3月
PS(プライベートセッション)①〜③
形式:Web
大学3年
2月
思考力テスト(AIケース面接)
形式:Web
大学3年
3月
一次面接
形式:Web
大学4年
4月
二次面接
形式:対面
大学4年
4月
三次面接(最終)・内定
形式:対面
三井住友銀行
Mさんコメント
5回のPSの後に選考が案内されます。内定承諾前にも2回ほどPSをおこないました。

OB・OG訪問の体を取っていますが、PSの評価が良い順に選考に案内されるそうなので、明らかに選考評価がされていると感じました。

三井住友銀行の本選考対策

三井住友銀行では思考力テストやPSなどの特徴的な選考があります。Webテストや面接のほか、これらの対策についてMさんの声とともに見ていきましょう。

ES提出【内定者の回答あり】

三井住友銀行の本選考ESでは、SMBCグループの求める人物像に沿って3つのガクチカの記入が求められます。これは例年変わらない傾向です。

2026年卒本選考ESの質問例

  • これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBCグループ人財ポリシーで求める「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」それぞれの発揮事例を教えてください。なお、各項目に記載する取り組み、エピソードは重複していても問題ありません。(各250字以内)
  • 将来なりたい社会人像、または社会に出て仕事を通じて成し遂げたい夢や目標について教えてください。(200字以内)
  • 三井住友銀行を志望する理由とともに、希望するコースの志望理由についてお答えください。(200字以内)

3つのガクチカが求められるため、それぞれのポリシーに合った強みをアピールすることが大切です。

内定者のMさんは、サークルでの経験を軸に、それぞれの項目で異なる強みを押し出しました。

「プロフェッショナル」のガクチカ

これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBCグループ人財ポリシーで求める「プロフェッショナル」の発揮事例を教えてください。

Mさんの回答

演劇サークルにて、役者として「目の前のすべての観客」に自分たちの表現を届けることを目標に舞台づくりに取り組んだ。当初は自分が良いと思っている表現が観客にうまく伝わらず、観客の反応を得ることに苦心した。そこで、大会で優秀賞を獲得した学生演劇と自身たちの公演を多数比較し、自身の表現力や作品づくりで不足している部分を徹底的に補った。その結果、さまざまな舞台で安定して観客の反応を得られるようになり、大学3年生の春に出場した演劇の大会にて観客から好評をいただき、特別賞を受賞した。この経験を通じて、当初の目標は一定程度達成できたと考えている。

「チームワーク」のガクチカ

これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBCグループ人財ポリシーで求める「チームワーク」の発揮事例を教えてください。

Mさんの回答

所属する演劇サークルで〇〇(役職)として、折衝力を発揮した経験がある。サークル内には、後輩の演技にアドバイスをする講評の機会があった。この講評の場で、意欲の高い部員が厳しい意見を投げかけるようになり、他の部員との間で反発感情が生じていた。そこで、双方から詳細に意見を聞き取り、それをもとに講評の進め方を見直した。具体的には、講評前にそれぞれの部員がどのような部分に悩んでいて、どこを見てほしいかを明言することをルール化した。結果として、全部員の意向に沿った講評の場を実現し、サークル全体の雰囲気改善につなげることができた。

「挑戦」のガクチカ

これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBCグループ人財ポリシーで求める「挑戦」の発揮事例を教えてください。

Mさんの回答

○○地方の演劇サークルを束ねるプラットフォームの設立に携わった。サークル間の連携強化や情報共有だけでなく、「学生演劇を盛り上げる」ための企画立案も目的とした挑戦的な取り組みであった。設立当初は手探りのなかでさまざまな決定をおこなったため、一部の関係者からは十分な賛同を得られなかった。しかし、各サークル代表との会議を重ね、利害の調整や意見の検討を徹底して進めた。成果として、設立2カ月後に複数のサークル合同の大規模な新歓イベントを企画・実施し、成功を収めた。その結果、○○地方全体での入部者数は前年比120%に達した。

志望理由

三井住友銀行を志望する理由とともに、希望するコースの志望理由についてお答えください。(200字以内)

Mさんの回答

顧客からも、社内からも、 バイネームで頼りにされる人材になりたい。自身の専門分野を尖らせながら、多数のケースや領域にも知見を広げることで、大局的にソリューションを勘案しながらも、自身にしかできない提案を磨くことができると考えている。このような人材に成長することで、要求が日々複雑化する時流に対応しながらも、唯一無二の存在として社内・社外問わず全ての人間に助力したいと思い、以上のように述べた。

三井住友銀行
Mさんコメント
ほかの企業ではリーダーシップをアピールしましたが、三井住友銀行ではカルチャーマッチを意識して「泥臭さ」「好奇心」を押し出しました。

ガクチカは素直に学生生活で頑張っていたことを書きました。心掛けたのは1本のエピソードを書きつつも、内容が被らないことです。「プロフェッショナル」なら1つのことを突き詰める姿勢、「チームワーク」なら引っ張る力よりは折衝力、「挑戦」なら新しいことを一から始めようという気概をアピールすれば良いと考えました。

志望動機では、社員数が多い銀行のなかで代替の効かない存在に成長する覚悟や、唯一無二のキャリアを形成したいというビジョンを伝えています。代替不可であることを示すために「バイネーム」という単語をあえて使いました。
このESが選考を通過した理由は何でしょうか? また、今後の志望者に向けてアピールのコツを教えてください。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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泥臭さと介在価値が評価された

このESが評価されたのは、三井住友銀行(SMBC)が好む「泥臭い遂行力」と「個のプロ意識」が論理的に示されているからです。

特にプロの定義を「他者との比較による自己変革」ととらえた点や、チームワークの発揮場面で「感情論ではなく仕組み化」で解決した点は、利害調整を担う銀行員としての適性を強く印象付けます。

今後の志望者のアピールのコツは、単なる協力に留めず、自分の行動でどう状況が動いたか「個」の役割を際立たせることです。客観的な分析のもと周囲を巻き込む姿勢を言語化し、最後は具体的な数字で成果を裏付けましょう。

同行が求めていると考えられる「代替不可能な存在として選ばれる強さ」が伝わる、説得力のある内容になるはずです。

Webテスト

ESと同時に受験するWebテストは、言語、計数、性格診断からなる標準的な玉手箱形式で実施されました

Mさんの受けたWebテスト

  • 時期:2025年1月
  • 形式:web・玉手箱
  • 内容:言語、数の表計算(読み取り)、2つの性格診断
  • 合否通知のタイミング:ESと同時

思考力テスト

思考力テストは2026年卒の選考から導入された、AIとのケース面接形式のテストです。AIと対話しながら短い持ち時間で回答する必要があります。

Mさんの受けた思考力テスト

  • 時期:2025年2月
  • 形式:Web(AIとの対話で課題に取り組む)
  • 面接官:AI
  • 内容:旅行に行くことを想定したお題
  • 進め方:AIからのヒントに沿って回答をブラッシュアップする
  • 持ち時間:30分~40分程度
  • 対策方法:コンサル就活生向けサービス
    (Mさんが使用したのはCase Match
  • 合否通知:1か月後・メール(電話でのリマインドもあり)
三井住友銀行
Mさんコメント
旅行を想定して、プランや交通手段を考えました。予算などの条件を考慮して回答を導きます。

途中からAI側がヒントを出してくれるので、それに沿えば誰でも答えられるはずです。ただ、時間配分が少しシビアなのでタイムオーバーにならないように注意してください。私はコンサル業界も志望していたので対応できました。ケース面接の対策をしていけば対応できると思います。

PS(プライベートセッション)

PSは三井住友銀行の面接の前に設けられる社員との対話の場です。PSを受ける回数は評価によって異なります。その後の選考に直結するため、常に見られている意識で臨む必要があります。

Mさんの参加したPS

  • 時期:2025年1〜3月
  • 形式:Web
  • 担当社員:1回目はランダムに選ばれ、それ以降は希望に沿った社員が相手になる
  • 所要時間:各回30分程度
  • 進め方:社員からの質問があった後、学生からの質問の時間(10~15分程度)が取られる
  • 評価指標と感じた点:「この人をこの後の選考に進めて良いか」というパーソナルな部分、キャリアプラン、志望度と会社に対する解像度の高さ
  • 補足:人によって1~2回、10回など、回数は異なる
  • 合否通知:すぐにリクルーターから電話が来て、次のPSに案内される。
三井住友銀行
Mさんコメント
選考の時期になるとリクルーターから電話でPSへの案内があります。ESの合否連絡の前に連絡が来ることもあれば、そもそもESを出していなくても案内が来ることもあります。

また、OB・OG訪問の体を取っていますが、明らかに選考評価がなされています。実際にリクルーターからもフィードバックをもらったうえ、PSの評価が良い順から選考に案内されるとのことでした。ほかの内定者と話した際も、全員が数回のPSをおこなっていたことから、PSに参加せずに内定はできないのではないかと考えています。

ここからは、Mさんが受けた全5回のPSのうち、Mさんに思い出してもらった第1~3回目のPSの様子を紹介します。聞かれる内容やMさんがした準備を知って、PSに備えましょう。

PS①

Mさんの参加したPS

  • 担当社員:若手の現場行員1名
  • 事前の対策:指示があったため、キャリア形成を固めていった
  • Mさんがした質問:担当社員の部署について、異動に関するキャリア形成
  • 補足:メガバンクとの違いについても調べたがあまり聞かれなかった
三井住友銀行
Mさんコメント
PS後にリクルーターの方から良い点と修正点についてフィードバックをもらいました。その際に明確に「評価」という言葉が出ていたので、評価されているのだと思います。

良い点は「レスポンスが早いこと」「コミュニケーション能力があること」です。これは面接慣れしていたからだと思います。

また、修正点としては「大企業営業をやりたい」と話したところ「なぜ中小企業ではなく大企業なのかを固めて」と言われました。

PS②

Mさんの参加したPS

  • 担当社員:中堅行員1名と若手行員1名の計2名
  • 事前の対策:総合職以外の職種と三井住友銀行の強みを公式HPや就活サイトで確認した
  • Mさんがした質問:大企業営業の理解を深めるようなもの
三井住友銀行
Mさんコメント
対策として、ニュースを見ていくのがおすすめです。HPや就活サイトでキャッチアップできない情報が手に入ります。

どこの銀行でもそうですが、大抵は銀行ごとに新しい取り組みをしています。

私が就活していた当時は、三井住友銀行が社内起業の取り組みをしているニュースがあったので、「挑戦している風土が良いと思います」と伝えることができました。

PS③

Mさんの参加したPS

  • 担当社員:中堅行員1名とリクルーター1名の計2名
  • 聞かれた質問:「弱みを5個答えて」など。かなり鋭い深掘りが多い
三井住友銀行
Mさんコメント
ほかの内定者に聞いても、厳しく見られる雰囲気のPSがあったそうなので、ここが見極めのターンだったはずです。「この先進んでくれるか(志望度)」や、「厳しさに耐えられるのか(ストレス耐性)」を見ていると思います。

PS中に、長所とともに短所を答えたところ「それって長所の裏返しじゃない? 本当に短所?」と鋭く問われる場面もありました。

「そろそろ面接に進みますが、企業理解で足りないところはありますか?」などとも言われた記憶があります。

また、4~5回目のPSは面接練習というよりは企業理解の話をしていました。囲い込みでもあるのかもしれません。

一次面接

多くの場合、三井住友銀行の一次面接は若手~中堅の人事社員が担当します。選考要素のあるPSを終えた後の面接の様子を把握しましょう

Mさんの受けた一次面接の様子

  • 時期:2025年3月
  • 形式:Web
  • 面接官:現場と採用チームを兼任していそうな若手社員1名
  • 時間:30分程度
  • 雰囲気:非常に和やかでやりやすかった
  • 質問内容:ESの内容、ガクチカ、志望動機、逆質問
  • 合否通知:1週間以内にメールで連絡
三井住友銀行
Mさんコメント
ESの内容や、ガクチカ、志望動機などから浅く広く聞かれました。三井住友銀行自体を志望する理由はあまり聞かれず、基本的にESの内容に沿って進んでいきました。ガクチカや人間性など、パーソナルな部分の質問が主でした。

おそらく、今後の面接に引き継ぐために全体を把握する意図があるのだと思います。

二次面接

Mさんの参加した選考では、二次面接からが対面となりました。一次面接よりは業界や業種への理解が問われます

Mさんの受けた二次面接

  • 時期:2025年4月
  • 形式:対面
  • 面接官:中堅社員
  • 時間:30分程度
  • 雰囲気:和やかに進んだものの、深掘りがあったため気は抜けなかった
  • 質問内容:キャリアに対する考え方、ガクチカの深掘り
  • 合否通知:1週間以内にメールで連絡
三井住友銀行
Mさんコメント
二次面接から、「深く業界を理解しているか」を見られていると感じました。全体を通してなぜ「銀行の営業」なのかが問われます。

「自分は他人から見てどのような人ですか」といったパーソナルな質問も多く、「銀行なのにこんなことを聞かれるんだ」と印象的でした。固定の質問もあったと思います。

面接官が年次の高い人だとわかっていたので、今まで以上に振る舞いを意識しました。フランクでありながらも隙のない面接官だったので、自分の伝えたいことを誤解なく伝えるようにしました。

三次面接

三次面接は管理職クラスとの対面面接です。三井住友銀行では、多くの場合三次面接が最終面接となります。

ただし、学生に対しては「これが最終面接だ」と知らされることはなく、合格メールで最終面接だったことが判明するしたとのことです

Mさんの受けた三次面接

  • 時期:2025年4月
  • 形式:対面
  • 面接官:管理職(支店長)クラスの社員1名
  • 時間:30分程度
  • 雰囲気:話しやすいが気迫も感じた
  • 質問内容:他社との比較、就活軸の比較、ストレス耐性を測る質問
  • 合否通知:1週間ほどでメールにて連絡
三井住友銀行
Mさんコメント
面接官の方からは、修羅場を乗り越えてきた方の気迫を感じました。

「うちは体育会系 」「泥臭い仕事も多い」など、ストレス耐性やカルチャーマッチをかなり見られていました。

最後に、「僕から見たら多分合格なんだけど評価だから落ちることもあるかもしれない」と言われたので、志望する熱意と最終的に三井住友銀行に合っているかの最終確認の場だったのだろうと思います。

一次面接~三次面接の再現スクリプト【再現音声あり】

面接では、ガクチカの深掘りや、志望する他業界(コンサル)との比較、泥臭い業務への適性など、多角的な質問がなされました。

結論ファーストのほか、三井住友銀行の営業職に適するよう、「営業向きの人格」と「泥臭く働く姿勢」をアピールしたというMさんの回答をぜひ確認してみてください。

三井住友銀行
Mさんコメント
もともと話すのが得意ではなかったので、「結論・具体例・まとめ」というフォーマットに沿って話すことを徹底しました。また、質問に対しては動揺せず、すぐにハキハキと回答することを心掛けました。
再現面接をおこなうPORTキャリア編集部とMさん
編集部が再現面接官役を担当

【一次面接】大学生活で力を入れたこと(00:08~)

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面接官
大学生活で力を入れたことを教えてください。ESのものと重複していてもかまいませんし、別のものをお答えいただいても大丈夫です。
内定者の回答(クリックして開く)

はい、ありがとうございます。それでは、ESのものと少し別のものをお話しさせていただきます。私の学生時代に力を入れたことは、自身が所属していた演劇サークルにて〇〇(役職)という立場から学内公演の動員者数増加に取り組んだ経験です。

私の入っていたサークルでは2カ月に1回ほど学内での定期公演をおこなっていたのですが、私の〇〇(役職)就任以前、その動員者数はたったの数人ほどでした。ですので部員のモチベーションが非常に低下しておりまして、ここに取り組むのが急務であると考えました。取り組みの方法としてまず課題を特定するところから始めさせていただき、学部の友人たちになぜ来てくれないのか聞き込みを行ったところ、公演の存在は知っているものの、足を運ぶほどの魅力が伝わってこないということがわかりました。

なのでお客さんたちに足を運んでもらうための施策として次の2つを考案し、部員と共に取り組んでいきました。まずおこなったのが、SNSでの公演の告知の強化になります。公演のあらすじですごく気になるものを書いたり、どのようなテイストの演劇をするか詳細にSNS上にアップすることによって、お客さんの興味を引くようなSNS活動をおこなっていきました。また、過去の定期公演の映像をYouTubeにアップロードすることによって、実際の演劇の様子をお客さんに見てもらって来てもらうことを考えました。2つ目の施策としておこなったのが、当日来場くださったお客さんに対するインセンティブの付与です。実際に興味を持っていただいても、足を運んでもらうために何か一つフックが必要だと考えていたので、来場してくださった方にはエナジードリンクを配布することによって、実際に足を運ぶと良いことがあるということをアピールしていきました。

その結果、次の定期公演ではなんと満席を達成することができまして、その後の定期公演でもコンスタントにリピーターの方が数十名ほど来てくださることになりました。以上です。

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面接官
途中でつまずくことや壁にぶつかることはありましたか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい、まさにありました。当初やった施策は全然別のものでして、それがまったく効果につながらなかったということがありました。

最初はビラ配りや、実際に部員の友達にダイレクトメッセージを送ってもらう方法で告知活動をしていったのですが、これは課題の特定をせずにやっていたこともありましたし、負担もすごく重いものでしたので、部員からどんどん不満の声が出ていきました。

一旦挫折しそうになったのですが、実際何が良くなかったのか考えていたところ、課題の特定をまずはやっていなかったということに思い当たりました。先ほど申し上げた通り、課題は知ってはいるけれど行くにいたらないというところにあったのですが、私は当時、課題がそもそも知らないというところにあると思っておりましたので、そこを履き違えたというのと、もう一つ原因として部員の意思や特性をまったく把握できていなかったことがあると思っています。

たとえば、ビラ配りなどは人見知りな子や裏方の子はあまりやりたくないと思うのですが、それもわからずやらせてしまったので、モチベーションが低下していったというのもありました。なので、実際に部員の方々にどういう仕事ならできるか、どういうところに得意があるかをお聞きして、たとえばSNSを使うのが得意だったらSNSを少し運用してもらったり、デザインが得意な子にはフライヤーに入ってもらったりすることによって、全員がモチベーション高い状態で定期公演の成功に結びつけるよう、一つの方向を向くように頑張っていきました。

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面接官
やる気のない部員や意見の異なる部員もいると思うのですが、その人たちをどのように動かしていったのですか。
内定者の回答(クリックして開く)

そうですね。実際ここまでいろいろやっても、やはりやる気を出してくれない方や、忙しくてなかなか練習に来ない方もいらっしゃったので、そういう人たちに対してはどうやっても動かすことというか、その人自身をやる気にさせることは不可能だと思ったので、1つだけ声かけをしました。

それが、ネガティブな言葉をとにかく言わないようにしてくれということです。

その方たちが少しでもやる気のない態度を取ったりネガティブなことを言うと、モチベーション高い部員までそこに引っ張られると思ったので、とにかく参加する時は前向きに取り組んでくれと言ったので、そこで揉めることなくやっていくことができたと思っています。

【二次面接】自分は他人から見てどのような人だと思うか(04:46~)

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面接官
自分は他人から見てどのような人だと思いますか。
内定者の回答(クリックして開く)

よく言われることなのですが、話しやすい相手と言われることが非常に多いです。

それこそ、突然あまりかかわりのない後輩から電話が来ることがあって、「〇〇さん今から少し相談に乗ってもらえませんか」と言われることがすごく多いです。私も大したアドバイスができるわけではないのですが、話し終わった後に「すっきりしました、ありがとうございました」と言っていただけることが多いので、話しやすい存在として認識されていることが多いのかなと思っています。

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面接官
どうしてそう思われることが多いと思いますか。
内定者の回答(クリックして開く)

今までこうして相談に乗ることが多かったので、相談に乗るときに気をつけていることがありまして、すぐにアドバイスを出すのではなく、とりあえず一旦話を聞くということをずっと心掛けています。

相談に乗ってほしい人は、実際のところ解決してほしいというのもあると思うのですが、自分の悩みを聞いてほしいという気持ちが最初は大きかったりすると思うので、そこは1時間でも2時間でもその人の話をしっかり聞いて、冷静になってもらった後に少しアドバイスをしてあげると素直に受け止めてくれるかなと思っています。

【一次面接・二次面接】金融業界を志望する理由(06:09~)

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面接官
金融を志望する理由を教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。まず私は、法人のお客様相手に課題解決をおこないたいと思って就活をしております。そのなかでも特に金融に関心を持っているのが、金融が提供するソリューションが最も顧客の方々にインパクトを与えられると考えているからです。

なぜなら、経営活動の中枢となる要素は資金などになってくると思うのですが、この資金を融資したり経営状況をモニタリングすることを通じて、最も本質的な課題解決に携わることができると考えています。ですので、現在は金融を志望させていただいております。

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面接官
金融にもいろいろあると思うのですが、なかでも銀行を志望した理由はありますか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい、ありがとうございます。先ほどと少し重複しますが、やはり融資に関することが企業の課題解決や新しい挑戦を最も後押しすることができると考えているからです。

また、私は顧客の方と直接お会いしながら課題解決に取り組んでいきたいと思っているのですが、銀行の営業は常に顧客の方々のもとに足を運んで顧客と顔を合わせることができるので、よりその人たちの状況に合わせてコミットしていくことができると考えています。

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面接官
うち(三井住友銀行)を特に志望する理由はありますか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい、あります。自身が最大限成長して、その成長を顧客に還元できる風土があると考えているからです。

御行は挑戦を後押しする風土があるとさまざまな行員の方からお伺いしております。たとえば社内起業など、銀行としての新たな取り組みももちろんありますし、現場行員のそれぞれの声が上にまで通りやすいとお伺いしました。ですので御行であれば、裁量権とスピード感を持ってお客さんのために伴走し続けることができると確信しております。

また加えて、御行では非常に多様なキャリアパスがあると考えております。自身の特性を活かしたキャリアを形成していくことで、より顧客にコミットできる人材になれると確信しております。

以上の2点から、御行であれば自身が最大限成長することができるうえに顧客にコミットできると考え、志望するに至りました。

【一次~三次面接】就活の軸(08:20~)

アイコン
面接官
就活の軸はなんですか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。まず1つが先ほど申し上げました通り、法人の顧客に対して課題解決をすることができるかということと、その顧客の方々と直接お話をする機会がたくさんあるかどうか、そして自身の成長が見込めるかというところになります。

アイコン
面接官
ほかに受けている企業や内定を得た企業を教えてください
内定者の回答(クリックして開く)

はい。現在は金融に絞っているのですが、もともとITやコンサルなど企業相手にソリューションを提供する会社を受けていました。内定状況に関しては、現在コンサルティングファームの内定を保持しております。

アイコン
面接官
今内定が出ている企業(コンサル)と比較したときに、銀行との違いは何だと思いますか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。違いは2つほどあると考えています。

1つがソリューションの切り口だと思っていて、コンサルはたとえばITや経営改革などさまざまな切り口があるのに対して、金融は融資を軸としたものになると思っています。ですので、顧客の方が持ってくる悩みが明確な状態で持ってきていただけるので、最終的にこのソリューションが実行できなかったということがあまりないのではないかと思っています。

もう1つの違いが、どこまで支援をおこなうかというところになると思っています。コンサルティングファームは基本的には解決策を提示してそこで終わりということが多いと思うのですが、金融はそれを出した後からが本番で、それを実行して経営が健全に動いているかどうかまで見守る、最初から最後まで携わることができると思っています。

【二次面接】キャリアプランについて(09:54~)

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面接官
キャリアプランはどのように考えていますか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。最終的には大企業に行きたいと思っているのですが、初期配属は基本的に支店で中小企業に配属されることが多いとお伺いしたので、そちらで営業のオールラウンダーとしての力を養っていきたいと思っております。

その後、数年ほどトレードファイナンスであったりストラクチャードファイナンスなど、さらに専門的な金融ソリューションについて知見を深めるような部署に配属していただいて、その専門性を1つ武器として持った状態で大企業営業をおこない、さまざまなステークホルダーと課題解決をおこなうスケールの大きい仕事に取り組みたいと考えています。

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面接官
若手のうちは事務や単純作業をやらされることもあるとは思いますが、モチベーションを保っていけますか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい、自信はあります。どれだけ仕事の規模が大きくなっても、やることは小さなタスクを分解し進めていったり、都度柔軟に対応していくことだと思っているので、若手のうちに下回りをしっかりこなしていく経験を積むことで、どんな仕事の基礎にもなる力が身につくと思っています。なので、むしろ泥臭い仕事も積極的に引き受けたいと思っております。

【三次面接】体育会系の風土があるがやっていけるか(11:03~)

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面接官
うちはまだ体育会系の風土も残ってるのですが、やっていけそうですか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。ある程度はやっていけると思っています。中学高校と吹奏楽部だったのですが、ほぼ運動部みたいな上下関係や練習をしていたので、正直馴染みはありますし、やはりどんどん仕事をして早く一人前になりたいと思っているので、体育会系の方々のようなモチベーション高い人たちが多い環境に身を置きたいと思っています。

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面接官
体力に自信はありますか。
内定者の回答(クリックして開く)

今も毎日外に出てアルバイトやサークル活動などをやっていますし、休みの日でも誰かに会ってよくお話をしたり、早起きして行動するようにしているので、社会人になってもやっていけると思っています。

Mさんがした逆質問

  • なぜ中小企業営業を拡大しているのか
    →【面接官の回答】SMBCはメガバンクのなかでも地域に根付いているという強みがあり、顧客が成長し海外や事業合併など大きな展開に乗り出す際にうちが包括的にソリューションを提供することができるから
  • どのような姿勢の人材が成長するか
    →【面接官の回答】貪欲に目の前のことに向き合ったり、こだわりをもって顧客の方に向き合っている人は活躍しているイメージがある
この内定者の回答が採用担当者に刺さった理由を分析し、今後の志望者へのアドバイスをお願いいたします。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

プロフィールを見る

メタ認知と本質理解が優れている

刺さった理由の一つ目は、自己分析・状況分析がしっかりとできている点です。ぶつかった壁の原因分析、他者から見た自分を他者分析、自己分析しながらメタ認知している点が評価できます。

二つ目は銀行や仕事に対する解像度が高い点です。「法人に対する本質的な課題解決」「顧客の状況に合わせた深いコミット」「銀行なら融資後も経営の動きに携わり続ける」など、金融業界の特徴を比較し、志望理由を言語化できています。単純作業に関する回答も、仕事の本質への理解度が伝わります。

今後の志望者は、面接官からの言葉にもあるように、体育会系の風土について意識してみてください。昨今は「体育会系は古い」という声もありますが、仕事上のメリットは多いです。仕事に役立つ長所を自分なりに考え、企業の求める体育会系気質を面接でのやりとりでアピールしてみましょう。

内定者の「勝因」を分析

Mさんが内定を獲得できた背景には、どのような勝因があったと考えられるか、Mさんの体験から、三井住友銀行ならではの評価ポイントを分析します。

泥臭い業務への耐性のアピール

初期配属が支店営業であることを理解したうえで、泥臭い業務にも積極的に取り組む姿勢をアピールしたことが評価につながりました

三井住友銀行
Mさんコメント
初期配属はほとんどが支店での営業であると聞いていたので、営業向きの人格をアピールしました。民間銀行なので、泥臭い業務にも積極的に取り組む姿勢を見せました。

志望するうえでは、企業や業務に対する理解が欠かせません。以下のQ&Aでは、実際に銀行の支店勤務経験のあるアドバイザーが銀行員のやりがいや業務内容を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

挑戦の風土に合わせたキャリア観

三井住友銀行には、他行と比べ挑戦の風土を重んじます。職種へのマッチだけでなく、企業へのマッチ度が担当者からの評価を上げる一因になります。

三井住友銀行
Mさんコメント
採用ページを見て「挑戦の風土を押し出している」と感じました。ESの時点からその風土に合った人格をアピールしました。

今一度、三井住友銀行の採用ページを確認し、そこから得られる印象を素直に言語化してみましょう。責任者からのメッセージや社員へのインタビューの項目を読むことも、風土理解の助けになります。

PSの活用

PSは評価要素のある面談ではあるものの、うまく活用すれば自身の内定を助ける機会となります。

三井住友銀行
Mさんコメント
1回目のPS担当社員は人気部署に自分から手を挙げて行かれたとのことだったので、当時のアピール方法を伺いました。 また、2回目以降は希望している部署の方だったため、必要なスキルを聞きました。

PSに自信を持って臨むには、OB・OG訪問やリクルーター面談と同様の対策が必要です。まずは、企業について理解をしたうえで、聞きたいことを洗い出しておきましょう。

PSでの逆質問に悩む人が参考にしたい記事
内定者の勝因はどこでしょうか? また、今後の志望者が選考でアピールしたい点を教えてください。

ファイナンシャルプランナー/行政書士

桜井 鉄郎

プロフィールを見る

SMBC特有の文化と営業に対する適性が勝因

営業適性・挑戦志向・即改善力を示し、SMBC文化に最適化した点が高評価につながったと分析します。

支店営業を想定し、まずは明るさ・素直さ・泥臭さを示す行動エピソードを準備しましょう。数字目標に向けて粘り強く動いた経験や、雑務にも前向きに取り組んだ姿勢を語れるとさらなる評価につながります。

また、SMBC特有の「挑戦・スピード・実行力」の文化に合わせ、好奇心を起点に主体的に動いた経験を強調するとカルチャーマッチを示せます。

さらに、PSやリクルーターからの指摘を即改善する姿勢を見せるために、模擬面接→改善→再挑戦のサイクルを短期間で回し、キャリアプランの言語化を深めておくと説得力が増します。

インタビュー中の編集部とMさん
インタビュー中の編集部(左)とMさん(右)
編集後記●Mさんとのインタビューを通して、Mさん自身が分析されるようにMさんの「話しやすさ」を体感しました。さらに笑顔と論理性のバランスが印象的で、法人営業担当者としての信頼感も感じます。また、Mさんは「話すのが苦手」とのことですが、それを感じさせない面接準備や苦手に向かう姿勢もまた、同行の挑戦の姿勢やストレス耐性を重視する方向性に合致していると思います。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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