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理系の場合、就活で平均何社くらい落ちますか?
理系の大学院に通う修士1年です。最近就活を意識し始めたのですが、周りの先輩や研究室の先生からは「理系は推薦もあるし、そんなに何十社も受けない」と聞きました。
しかし、ネットの情報を見ると、就活で平均10社以上落ちるという記事も目にします。研究が忙しく、多くの時間と労力を就活に費やせる自信がないため、できるだけ効率良く内定を得たいと考えています。
実際のところ、理系の就活では平均して何社くらい落ちるものなのでしょうか?
理系が効率的に就活を進めるうえで、心構えや対策など、何かアドバイスはありますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
8~9割は落ちる可能性がある! 10社中1、2社から内定が出れば進捗良し
就職活動で理系の人が平均して何社落ちるかは、個人差が大きく明確には言えない部分です。そもそも何社受けるかによって、不合格になる社数は当然変わってきます。
理系の人でも、30社から50社ほど多くの企業を受ける人もいれば、逆に3社から5社程度で厳選して活動する人もいます。そのため、一概に「平均何社」と伝えるのは正直難しいです。
文系・理系を問わず、選考のどこかの段階で不合格の連絡を受けることはごく一般的です。受けた企業の8割から9割は何らかの形でお見送りになる、というイメージを持っておくと良いかもしれません。
たとえば10社受けて、そのうち1社か2社から内定をもらえれば、それは比較的順調な進捗と言えるでしょう。
間口を広げると内定の確率は高まる! 多くの選考を経験して就活に慣れよう
内定を確実に獲得したいのであれば、ある程度の数の企業を受けていくほうが、内定を得られる確率は高まります。多くの選考を経験することで、面接のスキルが向上したり、選考プロセス自体に慣れたりするというメリットもあるのです。
そのため、ある程度の社数は受けてみることをおすすめします。
スカウトを利用して2社しか落ちなかった人もいる!
理系の学生の場合、企業からスカウトが来て、ほとんど選考を受けずに決まる学生もいます。スカウトの場合、2社程度しか不採用を経験したことがないという人もいました。
当然、2社を受けて、両方とも採用になるということも珍しくありません。
特に理系の研究職や開発職は深刻な人手不足で、いわゆる業界大手と呼ばれる企業であっても、毎年1人を採用するのも非常に難しいという状況にあります。
たとえば、私が以前話を聞いた、介護用の浴槽を開発しているメーカーで、従業員300人程度の業界トップシェア企業であっても、開発職の採用には毎年苦労しているとのことでした。
この話からもわかるように、人手不足が顕著な状態にあるため、理系で10社も落ちるというのはあまり聞いたことがありません。
現在は、どの業界でも理系人材を求めている状況です。システムエンジニアなども理系出身者を歓迎していますし、エンジニア系や開発系はとくに人材不足が深刻だと覚えておきましょう。
理系から文系職への就職もあり! 志望動機を伝えられるように対策しよう
そのほか、理系から文系職を目指したいという学生もいるでしょう。その際も、特出して落ちる可能性が上がるということはありません。ただ、面接で「なぜ文系就職なのか?」と理由を聞かれる可能性は高いです。
「うちの会社では理系の専門職も募集しているけれど、そちらは考えていないのか?」とは聞かれるはずなので、文系職で就職したい理由を用意しておくと良いですね。
こちらの記事では就活で落ちる数の平均やフェーズごとの通過率を解説しています。全落ちしないための対策についても解説しているのでチェックしておきましょう。
次の記事では、就活がうまくいかない原因ややるべきことの対策を解説しています。落ちることに不安を感じている人は、こちらも確認してみてください。
理系で就活を有利に進めたい人は、以下の記事も確認しておきましょう。理系学生におすすめの資格や資格の役割を解説しています。
以下のQ&Aでは、理系院生の就活についてキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしておきましょう。
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