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エントリーシート(ES)のインターンシップの目的はどのように書いたら良いですか?

インターンの応募用にESを作成中の就活生です。インターンに参加する目的を書く部分がありますが、どんなことを書くべきなのか正解がわかりません。

正直、まだ業界や企業について深く理解できておらず、いくつかの企業に興味を持っている段階です。ESには、「将来のキャリアを考えるうえで参考にしたい」といった抽象的なことしか書けそうにありません。このような場合、どのように書けば良いのでしょうか? 正直に書いても大丈夫ですか?

また、このような状況でも、企業側が納得してくれるような具体的な書き方のコツなどがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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インターンのESは企業に対する興味を深掘りして書くのがポイント

ESでのインターンの参加目的欄で、自分の正直な思いを伝えることは問題ないです。

ただし、「将来のキャリアを考えるうえで参考にしたい」という表現では、インターンからの採用にはつながりにくいかもしれませんね。

企業を人に置き換えて考えてみましょう。やはりインターンであっても、自分に興味や関心があり「ぜひ、あなたのもとで働きたい」と言ってくれる人を採用したいと思うのではないでしょうか。

まだ、そこまでの思いになれていないとしても大丈夫なので、安心してください。「深く理解できておらず、いくつかの企業に興味を持っている段階」とありますが、その興味にも必ず理由があるはずです。ここをしっかり深掘りしましょう。

抽象的な言葉は避けてインターンへの興味をしっかり言語化しよう

気を付けたいのは「わからない」や「なんとなく」という言葉に逃げないことです。

「なぜ、どこに興味を持ったのか」「インターンに参加したらどんな経験がしたいか、何を学びたいか」などの言葉で自分に問いかけて、具体的な目的を見つけていきましょう。

企業をリサーチをするうえで、「ここが素敵だな」「ここが良いな」と感じた箇所にフォーカスして、深掘りするのもおすすめです。興味という大きな塊を、細かく砕いていくようなイメージで取り組んでみてください。

マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表

樋口 智香子

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インターンのESでは読み手の納得感を意識して参加目的を伝えよう

業界や企業への理解が浅い段階でも、工夫次第で魅力的なESは十分に書けます。正直な気持ちを大切にしつつ、読み手が納得できるように構成や視点を工夫することがポイントです。

まず、「将来のキャリアを考えるうえで参考にしたい」という目的は、インターンの本質にも合致しています。多くの学生がキャリアの模索段階でインターンに参加するため、その動機自体は決して悪いものではありません。

ただし、そのまま書くと抽象的で伝わりづらいため、もう一歩踏み込んで、以下の観点を加えて書くことをおすすめします。

・なぜその企業や業界に興味を持ったのか
・その企業のインターンで何を知りたいのか
・そのインターンが今後の自分にどう活かせるのか

ホームページ(HP)などを参考に学ぶ姿勢をアピールすることも大切

ESを書く際に重要なのは、受け身ではなく、主体的に学びに行く姿勢を見せることです。

また、企業研究が浅いと感じる場合でも、HPやニュース記事、社長メッセージ、採用ページの社員インタビューを見てみましょう。そこで「どのような姿勢で仕事に向き合っているか」「自分が気になった点」などを一つでも見つけて書くと、企業側も「ちゃんと調べているな」と感じてくれます。

自分から学びに行く姿勢を、ESに書くことを意識しましょう。

インターンの目的がよくわからない人は、こちらの記事を読んでみましょう。企業側、学生側それぞれから見たインターンの目的やメリットを解説しています。

次のQ&Aではインターンに行く意味をキャリアコンサルタントが回答しています。そもそもなぜ行くのだろうか? と疑問に思っている人は併せて参考にしてみてください。

就活でインターンに行かないことは不利になるか? の疑問には、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。インターンの参加を迷っている人はチェックしてみましょう。

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