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インサイドセールスはやめとけと言われるのはなぜですか?
現在営業をしているのですが、事情により長時間出歩くことが難しくなってしまったため、インサイドセールスに転職しようと思っています。
しかし、インサイドセールスはやめとけというネットの発言をちらほら見かけました。インサイドセールスがやめとけと言われる所以は何なのでしょうか......?
偏った意見からやめとけと言われているのか、それとも本当にきつい仕事なのか、実態がよくわからないので、インサイドセールスについての専門家のご意見を教えていただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ネット上の意見はあなたに当てはまらないかもしれない
インサイドセールスを「やめとけ」というインターネット上の意見はいったん無視しましょう。
ネット上にインサイドセールスへの批判的な意見を書き込んでいる人は、多くの場合が自分が大変に感じた経験を根拠としています。それがほかの人に当てはまるかはわかりません。
たとえば、新規顧客を開拓する飛び込み営業がありますが、顧客との関係構築の方法を研究し、戦略を持って飛び込み先を決めることで、成果を上げられます。一方で、面識のない顧客を訪問することを大変だと思う人もいるのです。
つまり、仕事を大変だと感じるかは主観に大きく左右されます。インサイドセールスに対する意見にも、主観が大きく影響していると考えられるのです。
成果を上げるために時間がかかる手法という特徴を踏まえて考えよう
インサイドセールスは顧客のニーズを分析し、それに合った製品やサービスを提供していくことがおもな業務内容となります。こういったインサイドセールスの仕事を大変だと感じるかは働く人の価値観や業務量によります。
インサイドセールスを大変だと感じる背景としては、比較的新しい営業手法であることが関係しています。まだまだやり方が確立されておらず、営業手法への認識も広がっていないため、営業実態と求められる成果が乖離している場合があるのです。
たとえば、テレアポと混同されることもありますが、テレアポはあくまで見込みのある顧客とアポイントメントを取ることが目的になります。
一方で、インサイドセールスは電話やSNSなどで顧客と徐々に関係性を築き商談へとつなげるため、成果を上げるまでに時間がかかるのです。
もしも質問者さんがインサイドセールスの仕事内容を知り、大変ではないと感じるのであれば合っているといえますね。
成果主義・架電数の多さ・顧客対応の3つの特徴を知っておこう
インサイドセールスとは、電話やメール、Web会議などのオンライン手段を用いて、顧客とのコミュニケーションを取り、商品やサービスの提案をおこなう業務や役職のことです。外出が少ないため、あなたのような内勤希望者向けです。
ネット上で「インサイドセールスはやめとけ」という意見を見かけることがあるのは、以下のような理由があると考えられます。
①成果主義:インサイドセールスは成果主義が強いため、目標達成のプレッシャーが高いことがあります。
②架電数の多さ:一日に多くの電話をかけることが求められるため、コミュニケーション能力が求められます。
③顧客からのネガティブな反応:顧客からのネガティブな反応に直面することもあり、心理的な負担がかかることがあります。
やりがいは顧客と深い関係を築けること
しかし、これらのデメリットを乗り越えることができれば、インサイドセールスは非常にやりがいのある仕事となります。
特に、顧客との深い関係を築くことができる点や、新しい商品やサービスの提案をおこなうことで、自身のスキルを磨くことができるのは大きな魅力です。
また、インサイドセールスはテレワークがしやすい職種であるため、新型コロナウイルス感染症などの懸念がある社会情勢でも働きやすいというメリットもあります。
転職を考える際には、目指したい将来像や価値観を見つめ直し、インサイドセールスが自分に合っているのかを検討することが大切です。キャリアコンサルタントなどの専門家の意見などを通じて、最適な選択をしてくださいね。
インサイドセールスに限らず営業に向いていないのではないかと悩む人は、以下の記事で営業への適性をチェックできるので、ぜひ読んでみてください。
営業の仕事はよくきついと言われますが、インサイドセールス以外の営業の仕事のきつさは以下のQ&Aコンテンツでキャリアコンサルタントが回答しています。実態について把握しましょう。
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