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地元での就活の進め方がわかりません。

地元での就職を希望しているのですが、どのように就職活動を進めていくのが効率的でしょうか?

大都市に比べると求人数が少ないのですが、地元ならではの情報収集の方法や、有利に進めるためのコツなどはありますか? また、地元での就職だからこそアピールできる強みや、企業が重視する点があれば教えていただきたいです。

たとえば、地元出身であることや、地域への貢献意欲などは強みになるのでしょうか? また、地元出身が有利になりやすい業界や職種などの特徴もあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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「なぜ地元企業なのか」に納得感のある理由を持たせよう

地元での就職を希望されているとのこと、素晴らしいですね。大都市に比べて求人数が少ないと感じるかもしれませんが、地元ならではの強みを活かせば、有利に活動を進めることができます。

情報収集の方法としては、まず地元のハローワークや自治体が運営する就職支援センター、地域の商工会議所などが持つ求人情報を活用しましょう。

また、地元の企業が集まる合同説明会や、大学のキャリアセンターが持つUターン・Iターン向けの求人情報も貴重な情報源です。

具体的に地元出身であることが有利になりやすい業界としては、たとえば地方銀行や信用金庫、地元のインフラを支える企業、地域密着型のサービス業などが挙げられます。

地元愛と貢献意欲を具体的に語って熱意を伝えよう!

地元での就職だからこそアピールできる強みとしては、やはり「地元への愛着」と「地域社会への貢献意欲」です。

なぜ地元で働きたいのか、その地域にどのような魅力を感じているのか、そして入社してどのように地域に貢献していきたいのかを、具体的なエピソードを交えて熱く語ることが重要です。

また、地元企業は、長く地域に根ざして働いてくれる人材を求めていることが多いので、腰を据えて働く意欲を示すことも大切です。大学で上京しているのに地元に戻りたいというのは矛盾があるかなと思う人もいるでしょう。

そんなときは「大学を卒業したら、戻ってくると約束していた」「上京をしたことで、より地元に貢献したい気持ちになった」などと伝えると良いです。

元々その地方に貢献したい気持ちが強く、だからこそ一度外の世界を知るために勉強をして、そこで得たことを地元に持ち帰りたいという意図が伝わるようにしましょう。

妥協で地方企業も受けているんだなと思われると、選考への影響は少ないものの、企業側もどこか寂しい気持ちになるかなとは思います。

2級キャリアコンサルティング技能士/キャリアコンサルタント

田中 絵巳

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「その地域でしか得られない情報」と「地元愛アピール」で成功へ!

地元に戻って、Uターンで就職活動をするのですね。希望する地域に特化した求人サイトや、自治体が主催する各地域の合同イベントなどを活用すると良いでしょう。

私が支援をしているUターン希望の学生には、帰省するタイミングで地元の合同イベントが開催されていないか確認したり、地元に根付いた企業について情報収集したりするようにアドバイスしています。

一方、なかなか地元に戻れない人には、オンラインで開催される地域のイベントや情報サイトを探すように話しています。

公務員や地域に根差した企業の場合、やはり「地元への愛情がある」が学生と企業との共通点になってきます。エントリーシート(ES)や面接では、地域への愛情や、貢献意欲を具体的に伝えることを重視して準備すると良いでしょう。

Uターン理由は「地元の良さ再発見」で前向きに!

また、「なぜ一度東京に出たのか?」という質問もよくあります。その際、多くの学生が「一度は東京を見てみたかったが、出てみたからこそ地元の良さがわかった」という経緯を話していました。

私は、その素直な経緯を伝えるのが良いと思います。「東京にも良さがありましたが、一度離れてみたからこそ、地元の〇〇といった点が素晴らしいと再認識し、やはり地元に戻って貢献したいと強く思いました」と、話してみてください。

上京した地域を下げるのではなく、離れたからこそわかった地元の魅力を具体的に語り、そこで貢献したいという熱意を伝えることをおすすめします。

こちらの記事では、田舎暮らしができる仕事のパターンと職種を紹介しています。地方で仕事を探す場合の参考にしてみてください。

Uターン就職については、以下の記事で詳しく解説しています。Uターン就職のメリットやデメリットも解説しているので、併せてチェックしてみてください。

地元で働くか都会で働くか迷っている人は、以下のQ&Aも読んでみてください。同じように悩む相談者にキャリアコンサルタントが回答しています。

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