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地元で働くか都会で働くか迷っていて決められません

現在就職先を探しているのですが、そもそも地元で働くか、それとも都会で働くのが良いのか決められません。

慣れ親しんだ環境で家族や友人とすぐ会える距離で仕事をしたいとも思っていますし、新しい環境に身を置いてチャレンジしたいとも思っています。どちらかに絞らないと就活が進まないので、どのように軸を定めれば良いでしょうか?

また、地元で働くことと都会で働くことのそれぞれのメリット・デメリットも教えてほしいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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どちらにもメリット・デメリットはある

地元で働くことのメリットは、住環境や愛着ある人間関係を継続することができること、都会で働くことのメリットは、求人数が多く都会にしかない仕事にチャレンジできることです。

まずは地元の求人探しから始めてみましょう。地方で働くことのデメリットとして、求人数自体が少なく選べる職種幅が狭いため特定の求人(地元の公務員や金融機関)の応募倍率が非常に高くなる、といったことが挙げられます。

都会・地方の両方で情報収集をしてからの決断でも遅くはない

地元求人で、応募したい・ここで働きたいと思う企業はありましたか? 希望条件を広げてでも地元で働きたい、という意欲はありますか? そこまで情報収集をしてから、意思決定をしても遅くないと思います。

都会での就職を考えた場合も、「Uターン就職につながるスキルが身に付きそうか」という視点を持っても良いと思います。リモートワークなど居住地に縛られない働き方の柔軟性が得られると、人生の選択肢が広がってきます。

都会で働くことのデメリットは、選択肢がありすぎて求人を絞り込むのに苦労することが挙げられます。長期の人生計画を考えながら、現在のベストなを考えていきましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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まずは都会・地方で働くことのメリットとデメリットを洗い出してみよう

まず地元で働くメリットですが、環境の変化が少ないので働き始めたときのストレスを抑えることができます。さまざまな環境の変化が起こる就職というイベントで、住環境も変わるというのはストレス要因が増えることになります。

逆にデメリットは「地元で」と地域を限定することで、選べる就職先の数が限られることです。自分にピンとくる企業があれば何の問題もありませんが、行きたい企業が見つからない場合は多少の妥協をして選ぶことになります。

都会で職場を選ぶことになると選べる企業の範囲がぐっと広がり、自分に合うと思える企業を見つける確率が上がります。しかし住環境は新しくなり、そういう面でのストレスはかかるでしょう。

洗い出した結果に優先順位を付けることがおすすめ

これらのメリット・デメリットを踏まえて自分としてはどちらを優先するかを考えてみると良いかと思います。

仕事として「これをやりたい」という思いが強く、仕事内容や新たな環境で挑戦することを大事にしたいなら、たくさんの選択肢を選べる都会での就職を考えると良いでしょう。

一方で「どんな仕事をするか」より、環境の変化が少ないことや安心して生活できることを重視したいのであれば、地元での就職を目指す方が人生の満足度は高くなるかもしれません。

この価値観を明確にするために、改めて自己分析をしてみましょう。自分の価値観がはっきりすると地元か都会かの判断もしやすいと思います。

また、地元か都会かの二元論ではなく「自分の気持ちによって職場を変えればいい」という考えもあります。今は在宅ワークで地元にいながら都会にある会社の仕事をするということもできるので、その可能性も探ってみるのもありかもしれません。

就職先の決め方にはコツや注意点があります。こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

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