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就活がうまく行かずいまだに内定がないので恥ずかしいです……。

周りが就活を進めて内定をもらっている中、自分だけ1社も内定獲得ができていないので恥ずかしいです。

人見知りの性格なため、そもそも面接が恥ずかしくて苦手です。自分の魅力をしっかりとアピールできていないことが就活が上手くいかない原因だとわかっているのですが、どうすれば良いのかわかりません......。

対処方法や気持ちの持ちようを教えてほしいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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「材料不足」と「技術不足」の観点から対処していこう

面接が恥ずかしいと感じる一つの原因は、自分のことを伝える「材料不足」であること。自分の興味は何か、そこで何をしたいのか、ほかでもなくどうしてそれをやりたいのか、自分の長所や特徴はどういうところで、それを裏付ける具体的なエピソードは何か。こういった「自分自身を表現する材料」を自己分析でそろえていくことが必要です。

これができていなければ、いくら話が上手い人でも面接で効果的に自分のことをアピールすることは難しいです。

自己分析するために、自分自身に対して何度も何度も「それはどうして?」「どうしてそう考えるの?」「だからどうなのか?」という問いを投げかけ、それを言語化していくことで、考えが深いところまで整理されます。これが面接を受けるうえでの土台作りです。

もう一つの原因は、自分のことを伝える「技術不足」であること。私が質問者さんに伝えたいのは、人見知りであっても面接で自分の魅力をアピールすることはできるということです。なぜかというと、面接やプレゼンなどは「技術」でなんとかなる部分が大きいからです。つまり、練習して上手くなることができるのです。

ここで誤解して欲しくないのは、どう答えるかを「暗記して回答練習する」ようなことを「技術」といっているわけではありません。聞かれたことに対して整理した内容をその場で考えて答える、この行為に「慣れる」ことが面接練習であり、これが「技術」を指します。

繰り返しますが、暗記したことをスラスラ言えるようにする練習ではなく、「普段口にし慣れていない自分の考えを言葉にすること」に慣れる練習をしましょう。大学のキャリアセンターの担当者や、就活エージェントの面接練習会などを活用するのも良いですよ。

社会人と面接練習するのは多少億劫かもしれませんが、それが面接本番にも生きてくるのです。失敗して良い練習を何度も繰り返すと、「面接で自分のことを話す」ことがスムーズにできるようになります。

面接練習は1〜2回ではなく、さらに何度も繰り返すことが大事です。社会人とどうしても何度も練習できないのであれば、友人や家族に協力してもらい、とにかく何度も「自分のことを話す」という行為に慣れるのです。

ポジティブ思考で就活に取り組んでみることが効果的

最後に、気持ちの持ちようとしては「不安に思って悩むより、できることをやって変化が生まれるのを待つ」です。この通りにやってみて少しでも自分の変化を感じることができると、気持ちが前向きになります。

気持ちが前向きになると、企業探しの動きにも弾みがつきます。ぜひ試してみてください。

こちらの記事では内定がとれない人の特徴と対策をキャリアコンサルタントが解説しています。併せて参考にしてみてください。

自己分析のやり方は以下の記事を参考にしてみてください。自己分析の7ステップや、効果的なイ自己分析にするために必要なことを解説しています。

「面接で話すことを暗記してはダメなのか? 」と悩む学生に向けたアドバイスは、こちらのQ&Aをチェックしてみましょう。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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自分の就活方法を振り返ってみよう

内定が出ないという状況は、多くの学生が直面する課題の一つです。しかし、この状況を乗り越えるためには、まず自身の就活方法に問題がないかを冷静に分析し、適切な対策を講じることが重要です。

内定が出ない主な理由としては、就活の軸が定まっていない、企業研究が不十分、履歴書やエントリーシート(ES)の質が低い、面接での印象が悪いなどが挙げられます。

繰り返し練習を重ねることが何よりも大切

面接が苦手という場合は、特に「面接での印象を改善すること」が重要です。まずは、自己分析を深め、自分の強みや魅力を明確にすることから始めましょう。

そのうえで、模擬面接を繰り返しおこない、面接に慣れることが大切です。また、就職エージェントや大学のキャリアセンターを活用し、プロのアドバイスを受けるのも一つの方法です。

人見知りの性格を克服するためには、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です。たとえば、友人や家族とのロールプレイを通じて自己紹介や自分の強みを話す練習をすることから始めてみてください。

また、面接官とのコミュニケーションを想定した練習をおこなうことで、実際の面接時にも自然に自分を表現できるようになります。

最後に、内定が出ないことに対する焦りや恥ずかしさを感じることは自然なことですが、それを乗り越えるためには、自分自身を信じて一歩一歩前に進むことが大切です。焦らずに自分のペースで就活を進め、自分に合った企業を見つけることを目指しましょう。

「面接で緊張してしまってうまくアピールできない」と悩んでいる人も少なくありません。こちらの記事で緊張しない方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

面接で緊張してしまう人の中には「思うように上手く話せない……」という人もいるかもしれませんね。上手く話せない要因はいくつかあります。以下の記事で解説しているので、併せてチェックしてみてください。

苦手や悩みが克服できたら、通過率をさらに上げる対策をしましょう。こちらの記事で対策方法を解説しているので参考にしてくださいね。

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