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建築関連の学部学科でないと、建築関連の就職は難しいですか?
現在、高校建築科に通っていて、卒業すると二級建築士の受験資格が得られます。しかし、情報系の分野にも興味があり、大学では情報関連の学科を目指すのもありかなと思い始めています。
将来的には建築士になりたいのですが、大学でも建築関連の学部学科を出ていないと、建築関連の会社への就職は難しくなりますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
建築士の仕事でも情報技術に関する知識は武器になり得る
これからの社会、情報技術はどの分野でも求められますから、そのような知識を大学で身につけておくことは、将来建築関連に進むうえでも武器になるかと思います。たとえ大学で建築関連の学部を卒業していなくても、建築関連の会社への就職は十分できます。
ただし会社ごとで募集条件が異なるため、応募の際はしっかり確認することが大切です。そこで「建築関連の学部卒業者」のような条件があれば応募できませんが、「経験、知識不問」という会社はたくさんあります。
未経験でも建築業界に就職はできるため自分の興味や意欲を大切に進路を決めよう
そもそも大学の新卒者採用に関しては、医薬品やエネルギー分野などの特殊な研究職でなければ、広く募集することがほとんどです。
建築関連の学部を卒業していればそのような業界への就職に有利になる部分はありますが、異なる学部卒業だとしても別のアピールポイントを持って選考に進むことはできるでしょう。
試験に必要な指定科目を修めれば建築学部でなくても建築士は目指せる
建築関連の会社へ就職に関しては、建築関連の学部でなくても就職すること自体はできます。建築士の資格要件は、2018年12月14日に公布された「建築士法の一部を改正する法律」により、変更になっています。
一定の指定科目を修めて所定の学校を卒業した人は、2級・木造建築士試験に加えて、1級建築士試験も卒業後すぐに受験可能です。また、大学で「指定科目を修めて卒業した者」であり、必ずしも建築関連の学部を指定している訳ではありません。
主専攻と副専攻のバランスを考えて自分に合った進路選択をしよう
今後、建築の分野でも情報の知識が必要となる場面もあると思います。大学では、情報関連の学部を志望して建築科目を副専攻とすることや、建築関連を主専攻にして、情報関連の授業を副専攻として履修することのできる学校を探してみるのが良いのではないでしょうか。
情報の学科に進んだとしても、建築関係のインターンや職場でアルバイトをして実務経験を積むこともできるでしょう。建築の学科に進んで、情報関連の資格を取得するということもできます。
情報関連と、建築関連の両方をバランス良く学んで、これからのキャリアに反映させていくことができると良いですね。
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