TAP適性検査の例題85問と解き方! 就活のプロによる解説付き

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高尾 有沙
キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味。キャリア相談の傍らWebテスト対策のサポートをおこなう

TAP適性検査は、数理・論理・言語の3分野、計9種類の問題パターンから構成される能力検査です。また、総合・性格・短縮タイプという3つの実施形式があります。総合タイプでは能力と性格、性格タイプは性格のみ、短縮タイプでは能力と性格です。

この記事では、Webテストの指導経験がある高尾さんとともにTAP適性検査の解き方のコツを解説します。SPIとの違いがわからない人や、出題範囲を効率的に対策したい人は、各問題パターンの特徴を理解することから始めましょう。

記事の後半では、9種類の問題パターンから合計85問の例題を用意しています。数理・論理・言語の全分野に取り組むことで、TAP適性検査で求められる総合的な能力を養っていきましょう。

目次

問題を解く前に確認! TAP適性検査の解答のコツ

TAP適性検査の概要

  • 問題パターン
    数理:扇形、三角形、整数、平方根、水槽算
    論理:推論
    言語:二語の関係、同音異義語、長文読解
  • 1問あたりの時間:30秒前後
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(あり)
TAP適性検査を解くときのコツを教えてください!

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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1問数秒の決断が合否を分ける! TAP攻略は「スピード」が生命線

TAP適性検査は、SPIと比べて1問あたりの制限時間が非常に短く、極めて高い処理スピードが求められるテストです。無対策で挑むと「解法はわかるのに時間が足りない」という事態に陥り、大量に失点してしまうリスクがあります。

解く際に意識すべきポイントは、「完璧主義を捨てる」ことです。1問にかけられる時間は数秒から数十秒。少しでも詰まったら即座に次の問題へ移る「見切りの判断力」が、合格ライン突破の鍵です。

まずはこの例題を通じて、TAP特有のスピード感に体を慣らすことから始めましょう。

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書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。

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TAP適性検査例題85問|専門家による解き方の解説付き!

ここからは、TAP適性検査の例題を高尾さんの解説付きで85問紹介します。全出題分野をカバーしているため、試験で求められる能力を体系的に鍛えられます。

また、TAP適性検査を初めて解く人や、全体像を把握したい人は、「問題を解く前に確認! TAP適性検査の解答のコツ」で各パターンの基本的な解き方を理解してから練習問題に挑戦してみてください。

問題1(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の図形の面積を求める問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

底辺が16cm、高さが7cmの三角形がある。この三角形の面積はどれか。

選択肢


正解:B.56cm²
三角形の面積は「底辺×高さ÷2」という公式で求められる。この公式に数値を当てはめると、16×7÷2=56となる。計算の途中で「÷2」を忘れてしまうと、112という誤った数値が導き出されるため、公式を最後まで正確に使うことが大切。また、足し算と勘違いして23と計算しないよう、基本的な立式を丁寧におこなう必要がある。

問題2(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の三角形の角に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

三角形ABCにおいて、∠A=64°、∠B=48°である。このとき、∠Cの大きさはどれか。

選択肢


正解:C.68°
三角形の内角の和は、どのような形状であっても常に180°となる。この性質にもとづくと、未知の角である∠Cを求めるには、180°からすでにわかっている2つの角の大きさを引けば良いことがわかる。計算をおこなうと、180−64−48=68と求められる。したがって、∠Cの大きさは68°と導き出せる。単純な計算ミスを防ぐために、算出した3つの角をすべて足して180°になるか確かめることが大切。

問題3(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の図形の周の長さに関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

三角形の3つの辺の長さが、それぞれ8cm、12cm、15cmであるとき、この三角形の周の長さはどれか。

選択肢


正解:D.35cm
三角形の周の長さは、3つの辺の長さをすべて足し合わせることで求められる。この問題においては、8+12+15という計算をおこなうことで、合計が35となることがわかる。したがって、周の長さは35cmが正解となる。計算の途中で2つの辺のみを足してしまったり、単純な足し算のミスをしたりしないよう、一つひとつの数値を正確に合計することが大切である。

問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

√n<4 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:C.15
不等式の両辺を二乗すると、n<16となる。16より小さい整数のうち、最も大きいものは15である。したがって、正解は15となる。二乗した数値である16そのものを選んだり、さらに一つ小さい14を選んだりしないよう、不等号の向きと「最大」という条件を丁寧にとらえることが大切である。

問題5(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

√n<6 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:B.35
不等式の両辺を二乗して根号をはずすと、n<36という形になる。nは36より小さい整数である必要があるため、そのなかで最大のものは35と導き出せる。平方根の基本的な性質を理解していれば容易に解けるが、うっかり36を選択肢から選んでしまうミスが多いため、不等号に等号が含まれていないことを確認するべきである。

問題6(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

10以上100以下の整数Nがある。Nは4の倍数でもあり6の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は3である。Nはいくつか。

選択肢


正解:A.12
4と6の最小公倍数は12であるため、Nは12の倍数となる。10から100の範囲にある12の倍数は、12、24、36、48、60、72、84、96である。このうち、各位の和が3になるものを探すと、1+2=3より12が当てはまる。ほかの数値は、2+4=6、6+0=6などとなるため条件を満たさない。したがって、正解は12となる。

問題7(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

10以上100以下の整数Nがある。Nは6の倍数でもあり8の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は9である。Nはいくつか。

選択肢


正解:D.72
6と8の最小公倍数は24である。条件を満たすNは24の倍数であるため、10以上100以下の範囲における候補は24、48、72、96となる。これらの数値のうち、各位の和が9になるものを確認すると、2+4=6、4+8=12、7+2=9、9+6=15となり、条件に合致するのは72のみである。

問題8(難易度:★★☆☆☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

ある水槽を満水にするのに、給水管Aを使うと10時間、給水管Bを使うと15時間かかる。AとBの両方を同時に使って給水をおこなうとき、満水になるまでにかかる時間はどれか。

選択肢


正解:B.6時間
水槽の容量を1とすると、Aの1時間あたりの給水量は1/10、Bは1/15となる。両方を同時に使うときの1時間あたりの給水量は、1/10+1/15=3/30+2/30=5/30=1/6と求められる。したがって、満水までにかかる時間は1÷1/6=6時間である。単純に10と15の平均をとって12.5時間としたり、足し算をして25時間としたりしないよう注意が必要。

問題9(難易度:★★☆☆☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

ある仕事を仕上げるのに、佐藤さんは12日、鈴木さんは24日かかる。2人が協力してこの仕事に取り組むとき、完成までに何日かかるか。

選択肢


正解:B.8日
全体の仕事量を1とおくと、佐藤さんの1日あたりの仕事量は1/12、鈴木さんは1/24となる。そのため、2人が協力したときの1日あたりの合計仕事量は、1/12+1/24=2/24+1/24=3/24=1/8と求められる。そして、全体をこの仕事量で割ると、1÷1/8=8となるため、8日で完成することがわかる。分数の計算において分母をそろえる工程を正確におこなうことが正解への近道である。

問題10(難易度:★★☆☆☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人A、B、C、D、Eが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。
・AはBより左にいる。
・Cは3番目ではない。
・Bは4番目である。
・DはBのすぐ右にいる。
・Eは一番左ではない。
確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:C.Dは5番目である。
条件により、Bが4番目に確定する。さらに、DはBのすぐ右にいるため、Dは5番目に確定する。したがって、選択肢Cの「Dは5番目である」は確実にいえる。A、C、Eの配置については、残りの1から3番目の枠の中で複数の可能性が考えられるため、特定の番号を確実に断定することはできない。また、Bは4番目と明示されているため、選択肢Eは誤りである。

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問題11(難易度:★★☆☆☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人P、Q、R、S、Tが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。
・PはQより右にいる。
・Rは2番目である。
・SはPのすぐ左にいる。
・TはQより左にいる。
確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:C.Tは1番目である。
Rが2番目に確定している。Q、P、T、Sの位置関係を整理すると、TがQより左にあり、さらにR(2番目)の枠が埋まっていることから、Tが1番目、Qが3番目になるほかない。SはPのすぐ左にあり、PはQ(3番目)より右にいるため、Sが4番目、Pが5番目となる。すべての位置が確定し、1番目はTであることが導き出せる。したがって、確実にいえることは選択肢Cである。

問題12(難易度:★★☆☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

意気:軒昂
初志:( )

選択肢


正解:E.貫徹
「意気」と「軒昂」は組み合わせて「意気軒昂」という四字熟語になる。同様に、設問の「初志」と組み合わせて四字熟語になるものは、選択肢Eの「貫徹」である。「意気軒昂」は意気込みの盛んな様子を意味し、「初志貫徹」は初めに決めた志を最後まで貫き通すことを意味する。

高尾 有沙

プロフィール

この問題では、前の二文字と後ろの二文字をつないで一つの四字熟語を作ります。「意気軒昂(いきけんこう)」と同様の関係を「初志」に対して作ると、後ろに来るのは「貫徹(かんてつ)」以外ありません。

四字熟語を反射的に完成させる語彙力がそのまま点数に直結します

問題13(難易度:★★☆☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

温故:知新
切磋:( )

選択肢


正解:B.琢磨
「温故」と「知新」は「温故知新」という四字熟語になる。これと同じ関係になるものは、選択肢Bの「琢磨」である。「切磋琢磨」は、仲間同士でお互いに励まし合い、学問や技芸を磨き上げることをいう。ほかの選択肢は意味が近いものもあるが、定型的な四字熟語の構成要素としては不適切である。

高尾 有沙

プロフィール

「温故知新(おんこちしん)」と同様に、「切磋」に続くのは「琢磨(たくま)」です。

TAPではビジネスの基礎教養としての四字熟語が頻出します。

「切磋」という文字を見た瞬間に「琢磨」が浮かぶまで、主要な語句の組み合わせを目に焼き付けておきましょう。

問題14(難易度:★★☆☆☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

たいしょう的な性格の二人

選択肢


正解:B.貸借たいしょう表を読む
問題文の「たいしょう」は、2つのものを照らし合わせることを意味する「対照」である。選択肢Bの貸借対照表も同じ漢字を用いる。Aは病状に対応する「対症」、CとDは向き合う相手や目標を指す「対象」、Eは図形などが釣り合っている状態を指す「対称」と書く。日常的に使う同音異義語の使い分けを正しく理解しているかが問われる。

高尾 有沙

プロフィール

同音異義語の問題は、文脈から正しい漢字を特定する力が必要です。

「対照的な性格」は比較を意味するため、同じ「対照」を用いる「貸借対照表」が正解です。対称(左右)、対象(ターゲット)といったほかの漢字との違いを整理しておきましょう。

問題15(難易度:★★☆☆☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

かんしんを買う

選択肢


正解:B.かんしんを得るために付け届けをする
問題文の「かんしん」は、人の機嫌をとり、気に入られようとする「歓心」である。選択肢Bの「歓心を得る」も同様に、相手に喜んでもらおうとする姿勢を指すため、漢字表記が一致する。一方、Aは興味を持つという意味の「関心」、Cは立派で感銘を受けるという意味の「感心」である。また、DやEも文脈に応じて「関心」や「感心」が当てはまるが、特定の相手の機嫌をうかがう「歓心」とは使い分けが必要となる。

高尾 有沙

プロフィール

「歓心(かんしん)を買う」の「歓」は、喜ばせることを意味します。相手の機嫌を取る「歓心を得る」が正解です。

興味を指す「関心」や、感銘を受ける「感心」との使い分けへの理解はTAPの言語問題対策には欠かせません。

問題16(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容として正しいものを1つ選びなさい。

現代のビジネス環境において、情報の共有は組織の生産性を高めるための鍵といわれる。しかし、ただ膨大なデータを共有すれば良いというわけではない。受け手がその情報をいかに活用できるかを考え、取捨選択したうえで伝える必要がある。不必要な情報まで共有することは、かえって相手の判断を遅らせる原因にもなり得るからである。そのため、情報の送り手には、内容を整理して要点を絞る姿勢が求められる。

選択肢


正解:C.受け手の活用しやすさを考えて情報を選択することが、共有において重要である。
本文では、情報を共有する際に取捨選択が必要であること、不必要な情報は判断を遅らせる可能性があることを述べている。したがって、受け手の活用しやすさを考えて情報を選択すべきとする選択肢Cが最も適切である。AやBは本文の趣旨と反対の内容であり、DやEも本文で否定されている「整理しないこと」や「逆効果」という表現を含んでいる。

高尾 有沙

プロフィール

長文読解の基本は、筆者の「逆接」の後に注目することです。

本文では、情報の共有について、量ではなく「受け手の活用しやすさ」や「取捨選択」の重要性を説いています。この文脈をつかめば、選択肢Cを迷わず選べます。

問題17(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容から合理的に推測できるものを1つ選びなさい。

効率的な時間管理は、日々の業務の質を高めるために不可欠である。しかし、すべてのタスクを最短の時間で終わらせようとすることだけが正解ではない。ときには、あえて時間をかけて深く考察することが、長期的な視点では大きな成果につながることもある。重要なのは、作業の性質に応じて時間の使い方の強弱を使い分けることである。

選択肢


正解:D.業務の性質に合わせて、時間の割り振りを柔軟に変える姿勢が重要である。
本文では、効率的な管理のために、タスクの性質に応じて時間をかけるべき場面とそうでない場面を使い分ける重要性を述べている。したがって、柔軟に時間の割り振りを変えるべきだとする選択肢Dが、本文の内容から合理的に推測できる。AやEのように一律の対応を求めるものは、本文の「強弱を使い分ける」という趣旨に反する。

問題18(難易度:★★★☆☆)

問題

次のおうぎ形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

半径が10cm、弧の長さが5πcmのおうぎ形がある。このおうぎ形の面積はどれか。

選択肢


正解:B.25πcm²
おうぎ形の面積は「1/2×半径×弧の長さ」で求められる。この公式に数値を当てはめると、1/2×10×5π=25πとなる。中心角を求める場合は、弧の長さが円周(20π)の4分の1であることから、中心角が90°であるとわかる。面積も円全体の面積(100π)の4分の1になるため、25πと導き出せる。

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問題19(難易度:★★★☆☆)

問題

次のおうぎ形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

半径が15cmの円において、中心角120°のおうぎ形の弧の長さはどれか。

選択肢


正解:B.10πcm
円周の長さは「2×π×半径」で求められるため、この円の円周は2×π×15=30πとなる。おうぎ形の弧の長さは、円周に「中心角/360°」を掛けて算出する。中心角120°は360°の3分の1にあたるため、30π×120/360=10πとなる。直径と半径を取り違えると、正解の倍である20πや、その半分の5πといった誤答につながるため注意が必要である。

問題20(難易度:★★★☆☆)

問題

次のおうぎ形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

半径が12cm、中心角が60°のおうぎ形がある。このおうぎ形の周の長さはどれか。

選択肢


正解:B.4π+24
おうぎ形の周の長さは「弧の長さ+半径×2」で求められる。まず、半径12cmの円の円周は2×π×12=24πとなる。中心角60°は360°の6分の1にあたるため、弧の長さは24π×60/360=4πとなる。これに半径2つ分の24cmを加えると、4π+24となる。弧の長さのみを求めて半径を足し忘れるミスに注意が必要である。

高尾 有沙

プロフィール

おうぎ形の周の長さを求める際、多くの受検生が「弧の長さ(曲線の部分)」だけを求めて満足してしまいます。しかし、図形全体を囲む「半径2本分(直径)」を足すところまでが正解です。

こうした「当たり前の条件を見落とさない」注意力は、実務における契約確認やデータチェックにも通ずる大切な素養です。

公式を覚えるだけでなく、図を頭に描き、何が求められているのかを最後まで確認するクセを付けましょう。

問題21(難易度:★★★☆☆)

問題

次のおうぎ形の性質に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

半径が10cmの円がある。この円から切り取ったおうぎ形の面積が、円全体の5分の1であるとき、このおうぎ形の中心角はどれか。

選択肢


正解:C.72°
おうぎ形の面積は中心角の大きさに比例する。そのため、面積が円全体の5分の1であるならば、中心角も円全体である360°の5分の1となる。計算式は360÷5=72となり、中心角は72°と求められる。半径の数値は面積の絶対値を出す場合には必要であるが、この問題のように割合から中心角を求める場合には、半径にかかわらず比率のみで計算できる。

問題22(難易度:★★★☆☆)

問題

おうぎ形の性質にもとづき、半径の値を正しく求めたものを1つ選びなさい。

中心角が90°のおうぎ形があり、その面積は16πcm²であった。このおうぎ形の半径はいくらか。

選択肢


正解:C.8cm
おうぎ形の面積は「円の面積×中心角/360°」で求められる。半径をrとすると、πr²×90/360=(1/4)πr²となる。これが16πであるため、(1/4)πr²=16πより、r²=64が導き出される。rは正の数であるから、r=8となる。円の面積をそのまま半径の二乗と混同したり、中心角の割合を掛け忘れたりしないよう注意が必要である。

問題23(難易度:★★★☆☆)

問題

次の図形の面積を求める問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

底辺が15cm、面積が135cm²の三角形がある。この三角形の高さはどれか。

選択肢


正解:D.18cm
三角形の面積の公式「底辺×高さ÷2=面積」にもとづき、高さをhとして逆算をおこなう。15×h÷2=135という式を立てると、15×h=270となる。これを計算すると、h=18が導き出される。逆算の過程で「÷2」を「×2」として処理し忘れると、高さが9cmであるという誤答を招きやすいため、検算をおこなって面積が正しく135になるか確かめるのが良い。

問題24(難易度:★★★☆☆)

問題

次の三角形の角に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

二等辺三角形ABCにおいて、頂角である∠Aの大きさが44°であるとき、底角の一つである∠Bの大きさはどれか。

選択肢


正解:C.68°
二等辺三角形の性質として、2つの底角(この場合は∠Bと∠C)の大きさは等しいというものがある。まず、三角形の内角の和である180°から頂角の44°を引くと、2つの底角の合計である136°が求められる。底角1つ分を算出するためには、これを2つに分ければ良いため、136÷2=68となる。よって、∠Bの大きさは68°と求められる。二等辺三角形の定義を正しくとらえることが解答の鍵となる。

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問題25(難易度:★★★☆☆)

問題

次の図形の周の長さに関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

二等辺三角形の周の長さが36cmであり、そのうち等しい2つの辺の長さがいずれも13cmであるとき、残る一辺の長さはどれか。

選択肢


正解:B.10cm
二等辺三角形は2つの辺の長さが等しいという性質を持つ。周の長さはすべての辺の合計であるため、まず等しい2つの辺の合計を求めると、13+13=26となる。全体の周の長さである36から、この26を引くことで、残る一辺の長さを算出できる。36−26=10となるため、正解は10cmと導き出せる。

問題26(難易度:★★★☆☆)

問題

相似な図形の性質に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

相似な2つの三角形AとBがあり、対応する辺の長さの比が5:4であるとき、面積の比(A:B)はどれか。

選択肢


正解:E.25:16
相似な図形において、面積の比は対応する辺の比の二乗に等しくなる。辺の比が5:4であるとき、面積の比は5の二乗対4の二乗となるため、25:16が正しい。単純な辺の比と混同して5:4を選んだり、二乗ではなく2倍して10:8としたりしないよう注意が必要である。図形の大きさが変わるとき、面積がどのように変化するかという基本原則を正しく理解することが大切。

高尾 有沙

プロフィール

相似な2つの三角形で、辺の比が5:4であるとき、面積の比は「二乗」の25:16になります。

これは計算問題ではなく、ルールを知っているかどうかの確認問題です。相似比をそのまま面積比にしたり、二倍(10:8)にしたりする誤答に誘導されないよう、「面積は二乗、体積は三乗」という基本を徹底してください。

問題27(難易度:★★★☆☆)

問題

次の直角三角形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

直角三角形の2つの辺の長さが5cmと12cmで、これらが直角をはさむ二辺であるとき、斜辺の長さはどれか。

選択肢


正解:A.13cm
直角三角形において、三平方の定理を用いると「斜辺の二乗=他の二辺の二乗の和」という関係が成り立つ。本問の数値を当てはめると、5の二乗+12の二乗=25+144=169となる。169は13の二乗であるため、斜辺の長さは13cmと求められる。二乗の計算をせずに単に二辺を足して17としたり、計算ミスによって他の値を選んだりしないよう注意が必要である。

問題28(難易度:★★★☆☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

√n<9 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:B.80
両辺を二乗するとn<81となる。この不等式を満たす最大の整数は、81より1つ小さい80である。9の二乗を計算する際に、九九の誤りや、誤って9を二倍して18とするような初歩的な計算ミスを避けることが肝要である。

問題29(難易度:★★★☆☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

√n<12 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:C.143
与えられた不等式を二乗すると、n<144となる。nは144未満の整数であるため、条件を満たす最大のものは143である。12の二乗が144になることを暗記していると計算を素早くおこなえる。二乗の結果である144や、さらに一つ大きい145を選ばないよう、論理構造を正しく把握する必要がある。

高尾 有沙

プロフィール

√n < 12 であれば、両辺を二乗して n < 144。したがって最大の整数は143となります。

11から15くらいまでの二乗(121, 144, 169, 196, 225)を知識として持っておくと、筆算の手間が省け、劇的に解答時間を短縮できます。

問題30(難易度:★★★☆☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

√n<15 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:B.224
不等式の両辺を二乗すると、n<225となる。225は含まないため、これより小さい整数のなかで最も大きい数値である224が正解となる。15の二乗の計算において、筆算などで正確に225を導き出すことが求められる。また、平方根と二乗の関係を正確に理解しておくことが正解への近道となる。

問題31(難易度:★★★☆☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

20以上100以下の整数Nがある。Nは8の倍数でもあり10の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は4である。Nはいくつか。

選択肢


正解:A.40
8と10の最小公倍数は40である。20から100までの範囲にある40の倍数は40と80のみとなり、この2つのうち、各位の和が4になるものを探すと、4+0=4であることがわかるため、40が正解となる。80の場合は8+0=8となり条件に合わない。計算ミスによって倍数を間違えたり、選択肢の中には各位の和が4になる22なども含まれているため、順番通りに公倍数の絞り込みから確実におこなうことに気を付けよう。

問題32(難易度:★★★☆☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

40以上100以下の整数Nがある。Nは9の倍数でもあり12の倍数でもある。Nはいくつか。

選択肢


正解:C.72
9と12の最小公倍数は36である。したがって、Nは36の倍数(36、72、108……)となる。条件よりNは40以上100以下の整数であるため、この範囲に当てはまる36の倍数は72のみである。

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問題33(難易度:★★★☆☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

10以上100以下の整数Nがある。Nは12の倍数でもあり15の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は6である。Nはいくつか。

選択肢


正解:D.60
12と15の最小公倍数は60である。10から100までの範囲にある60の倍数は60のみである。各位の和を確認すると、6+0=6となり条件に合致する。12と15の倍数を単純に掛け合わせて180としたり、最小公倍数を30と勘違いしたりすると正解にたどり着けない。確実に倍数の関係を把握することが大切である。

問題34(難易度:★★★☆☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

あるプールに水をためるのに、ポンプPでは12分、ポンプQでは20分かかる。PとQの両方を同時に使って水をためるとき、何分でいっぱいになるか。

選択肢


正解:C.7分30秒
全体の水量を1とすると、Pの1分あたりの給水量は1/12、Qは1/20である。同時に使うときの給水量は、1/12+1/20=5/60+3/60=8/60=2/15となる。かかる時間は1÷2/15=15/2=7.5分である。0.5分は30秒であるため、答えは7分30秒となる。

高尾 有沙

プロフィール

全体の量を「60」と仮定すると、Pは毎分5、Qは毎分3、合計で毎分8たまります。60÷8=7.5分となり、0.5分を30秒と換算して「7分30秒」が正解です。

最後に「分から秒」へ正しく変換する詰めを忘れないでください。

問題35(難易度:★★★☆☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

ある資料の作成に、Aさんは20時間、Bさんは30時間かかる。最初の10時間をAさん1人でおこない、残りをBさん1人でおこなった。資料が完成するまで、合計で何時間かかったか。

選択肢


正解:B.25時間
全体の仕事量を1とする。Aさんは10時間で全体の10/20、すなわち1/2を終わらせたことになる。残りの仕事量は1-1/2=1/2である。Bさんの1時間あたりの仕事量は1/30であるため、残りを仕上げるのにかかる時間は、1/2÷1/30=15時間である。最初にAさんがおこなった10時間と、Bさんの15時間を合わせると、10+15=25時間となる。

問題36(難易度:★★★☆☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

空の水槽をいっぱいにするのに、給水管Aでは9分、給水管Bでは18分かかる。また、満水の水槽を空にする排水管Cを使うと12分かかる。AとBで給水しながら、同時にCで排水をおこなうとき、空の水槽がいっぱいになるまで何分かかるか。

選択肢


正解:B.12分
1分あたりの給水量は、Aが1/9、Bが1/18である。排水管Cの1分あたりの排水量は1/12である。これらを同時におこなうときの1分あたりの正味の増分は、1/9+1/18-1/12=2/18+1/18-1/12=1/6-1/12=2/12-1/12=1/12となる。したがって、満水になるまでにかかる時間は1÷1/12=12分である。引き算を含めた分数の計算精度が問われる。

問題37(難易度:★★★☆☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人A、B、C、D、Eが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。
・Aは中央の3番目にいる。
・BはDのすぐ左にいる。
・EはBより右にいる。
・Cは一番右にいる。
確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:D.Eは4番目である。
Aが3番目、Cが5番目に確定している。残るは1、2、4番目である。BはDのすぐ左にいるため、BとDは連続する。空いている枠で連続しているのは1番目と2番目のみである。ゆえにBが1番目、Dが2番目に確定する。残った4番目にはEが入ることになる。したがって、確実にいえることは「Eは4番目である」となる。BやDの位置についても確定するが、選択肢の中ではDが正しい。

高尾 有沙

プロフィール

解答の際は「BはDのすぐ左(BD)」や「Cは一番右」といった強い制約を優先して配置していきます。

3番目にA、5番目にCがいる状態で、連続する2つの空き枠(1, 2)に「BD」を滑り込ませれば、残った4番目にEが入ることが自動的に決まります。

情報の「塊(セット)」を見つけ、パズルを埋めるように解いていきましょう。

問題38(難易度:★★★☆☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人P、Q、R、S、Tが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件があるとき、確実にいえることはどれか。
・PはQから右に2番目(間に1人いる状態)にいる。
・RはQより左にいる。
・Sは5番目である。
・TはRの隣ではない。
確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:C.Tは3番目である。
与えられた条件から、5人の並び順を確定させる。 まず「Sは5番目である」ことから、以下のようになる。[□、□、□、□、S] 次に「PはQから右に2番目(間に1人いる状態)」の組み合わせがどこに入るかを考える。候補は「1番目と3番目」か「2番目と4番目」のどちらかである。 もしQが1番目、Pが3番目だとすると「RはQより左にいる」という条件を満たせなくなる。したがって、Qは2番目、Pは4番目に確定する。[□、Q、□、□、P、S]「RはQより左にいる」ため、Rは1番目に確定する。[R、Q、□、P、S] 残った3番目にはTが入る。[R、Q、T、P、S]

高尾 有沙

プロフィール

「PはQから右に2番目」という条件は、QとPの間に1人いる(Q □ P)という強力な情報です。

さらに、Sが5番目に固定されているとき、QとPの組み合わせは(1, 3)か(2, 4)に限られ、Qの左にRがいるという条件から(2, 4)に確定します。

残った3番目にTが入ることを導き出せれば、迷いなく正答を選べます。

問題39(難易度:★★★☆☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人A、B、C、D、Eが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。
・AとBの間にはちょうど2人がいる。
・CはAのすぐ右にいる。
・Dは一番左にいる。
確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:E.Bは5番目である。
Dが1番目に確定している。AとBの間に2人がいる配置は、(A、□、□、B)または(B、□、□、A)である。Dが1番目なので、これらは(2番目と5番目)のペアになる。もしAが5番目だと、CはAの右に位置できないため、Aが2番目、Bが5番目に確定する。CはAのすぐ右なので3番目となる。残った4番目にEが入る。したがって、確実にいえることは「Bは5番目である」という選択肢Eである。

問題40(難易度:★★★☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

臥薪:嘗胆
試行:( )

選択肢


正解:A.錯誤
「臥薪」と「嘗胆」を合わせると「臥薪嘗胆」という四字熟語になる。同様に「試行」と結び付くのは、選択肢Aの「錯誤」である。「試行錯誤」は、新しい物事をおこなう際、失敗を繰り返しながら解決方法を見いだしていくことを表す。二語の決まった結び付きを正しく選ぶ力が問われる。

高尾 有沙

プロフィール

「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」のペアに対し、「試行」と組み合わされるのは「錯誤(さくご)」です。

選択肢には「失敗」など意味の近い言葉が並びますが、熟語として成立するかどうかの一点で判断してください

問題41(難易度:★★★☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

才色:兼備
暗雲:( )

選択肢


正解:D.低迷
「才色」と「兼備」は「才色兼備」という四字熟語を構成する。これと同じ関係になるものは、選択肢Dの「低迷」である。「暗雲低迷」は、悪い状態が続いていて、好転する兆しが見えない様子を指す。選択肢Bの「霧散」は「雲散」と組み合わされる語であり、混同しないよう注意が必要である。

高尾 有沙

プロフィール

「才色兼備(さいしょくけんび)」の関係性にもとづき、「暗雲」に続くのは「低迷(ていめい)」です。

選択肢の「霧散」は「雲散(うんさん)」のペアであり、こうした「似た別の熟語」を混ぜるのがTAP定番のひっかけです。

問題42(難易度:★★★☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

不言:実行
公明:( )

選択肢


正解:C.正大
「不言」と「実行」を組み合わせると「不言実行」という四字熟語になる。これと同じ関係になるものは、選択肢Cの「正大」である。「公明正大」は、私心を差し挟まず、隠し立てをしないで正々堂々としている様子を表す。意味の似ている言葉に惑わされず、定型的な表現を正確に見極める必要がある。

問題43(難易度:★★★☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

一日:千秋
捲土:( )

選択肢


正解:A.重来
「一日」と「千秋」は「一日千秋」という四字熟語になる。同様に「捲土」と組み合わせて四字熟語を作るのは、選択肢Aの「重来」である。「捲土重来」は、一度敗れた者が勢いを盛り返して再びやってくることを意味する。漢字の正しい組み合わせを暗記しておくことが、正解への最も確実な道である。

高尾 有沙

プロフィール

「一日千秋(いちじつせんしゅう)」という関係性から、「捲土」と組み合わさるのは「重来(じゅうらい)」です。

一度失敗しても勢力を盛り返すという意味まで知っていると、確信を持って選べるようになります。

問題44(難易度:★★★☆☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

五里:霧中
神出:( )

選択肢


正解:C
「五里」と「霧中」を合わせると「五里霧中」という四字熟語になる。これと同じ関係になるものは、選択肢Cの「鬼没」である。「神出鬼没」は、たちまち現れたり消えたりして、その所在が容易に判別できない様子をいう。選択肢Eの「変幻」などは「自在」と組み合わされることが多いため、混同に注意する。

問題45(難易度:★★★☆☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

制度をかいせいする

選択肢


正解:E.労働条件のかいせいを求める
問題文の「かいせい」は、不適当な部分を改め正すことを意味する「改正」です。選択肢Eも同じく「改正」を用います。各選択肢の漢字と意味は以下の通りです。
A. 快晴(の空模様):空が気持ちよく晴れ渡ること。
B. 改姓(の手続き):名字(姓)を改めること。
C. 回生(起死回生):死にかかっているものを生き返らせること。滅びかけているものを立て直すこと。
D. 改製(して着る):新しく作り直すこと。
E. 改正(を求める):不適当なところや不備な点を改め正すこと。

問題46(難易度:★★★☆☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

こうせいに残る名作

選択肢


正解:E.偉業をこうせいへと語り継ぐ
問題文の「こうせい」は、後の時代や、後の世の人を意味する「後世」です。選択肢Eも同じく「後世」を用います。各選択肢の漢字と意味は以下の通りです。
A. 公正(な取引):公平で偏っていないこと。
B. 校正(する):印刷物などの文字や内容の誤りを正すこと。(※文章の組み立てを指す「構成」と混同しないよう注意)
C. 厚生(年金):人々の生活を健康で豊かにすること。
D. 更生(を支援する):悪い生活態度などを改め、まともな生活に戻ること。生き返ること。E. 後世(へ語り継ぐ):のちの時代。のちの世の人。

高尾 有沙

プロフィール

「後世(こうせい)に残る」の「後世」は未来を指します。同じ漢字を用いるのは「後世へ語り継ぐ」です。

構成、更生、校正など、「こうせい」という音にはビジネス上重要な漢字が多いため、それぞれの文脈を把握しておくことが重要です。

問題47(難易度:★★★☆☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

周囲にかんしょうする

選択肢


正解:B.外部からの政治的かんしょう
問題文の「かんしょう」は、他人のことに踏み込んで自分の思い通りにさせようとする、あるいは勢力範囲を侵すことを意味する「干渉」である。選択肢Bも、他国や外部勢力がその国の内政に踏み込むことを「干渉」と言うため、漢字表記が一致する。一方、他の選択肢の漢字表記と意味は以下の通りである。
A:鑑賞(芸術作品などを味わい楽しむこと)
C:感傷(物事に触れて心をいためること)
D:観賞(草木や宝石などの美しさを視覚的に楽しむこと)
E:管掌(自分の職務としてその事務をつかさどること)

問題48(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容として正しいものを1つ選びなさい。

読書という行為は、単に知識を得るための手段にとどまらない。未知の価値観に触れることで、自身の考えを客観的に見つめ直す機会を与えてくれる。とりわけ、自分とは異なる立場の著者が書いた書物に向き合うとき、人は自身の偏見に気付かされることがある。こうした経験を繰り返すことで、多様な視点から物事をとらえる力が養われる。すなわち、読書は内面の成長を促すための重要なプロセスといえる。

選択肢


正解:C.読書を通じて異なる価値観に触れることは、自身の偏見に気づく契機となる。
本文では、読書が知識習得を超えて内面の成長を促すこと、特に異なる立場の意見が自身の偏見に気づかせてくれることを説明している。これに合致するのは選択肢Cである。Aは「のみ」という限定が本文と矛盾し、Bは「自分とは異なる立場」という記述に反する。Dは「読書以外によってのみ」という点が誤り、Eは「固定化させる」という記述が本文の内容と逆である。

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問題49(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容として正しいものを1つ選びなさい。

新しい技術の導入は、しばしば生活の利便性を飛躍的に向上させる。しかし、その一方で伝統的な技能や文化が失われていくという懸念も少なくない。技術革新がもたらす変化を受け入れつつ、守るべき価値をどのように次世代へつなげていくかが、現代社会における大きな課題となっている。どちらか一方を選択するのではなく、新旧の調和を図るための工夫が、これからの社会には不可欠である。

選択肢


正解:C.これからの社会には、新しい技術と伝統的な価値を調和させる努力が求められる。
本文は、新技術による利便性と伝統文化の保持の両立を課題として挙げ、新旧の調和が必要であると結論づけている。この内容を正しく要約しているのは選択肢Cである。A、D、Eは「どちらか一方のみ」を選択する立場をとっており、本文の「調和を図る」という趣旨に反する。Bも「課題となっている」という本文の記述を否定する内容である。

問題50(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容から合理的に推測できるものを一つ選びなさい。

新しい環境になじむためには、その場のルールや文化を理解しようとする姿勢が求められる。ただし、自分を完全に周囲に合わせる必要はない。むしろ、これまでの経験にもとづいた独自の視点を持ち続けることが、組織に新しい風を吹き込むきっかけになる。大切なのは、周囲を尊重しながらも、自分の持つ特性をいかに活かすかを考えることである。

選択肢


正解:C.周囲を尊重したうえで自分の強みを活かすことが、組織への貢献につながる。
本文は、新しい環境において既存の文化を理解しつつも、自分の独自の視点を持ち続けることの価値を説いている。そのため、周囲への尊重と自己の特性の活用を両立させる選択肢Cが最も適切である。AやBは個人の視点を軽視しており、DやEは調和や適応の必要性を否定しているため、本文の「周囲を尊重しながら」という記述と合致しない。

高尾 有沙

プロフィール

環境へ適応することと独自の視点を持ち続けることの「両立」が核です。

「周囲を尊重しつつ強みを活かす」という、中庸で前向きな結論が示されている選択肢Cが、最も本文の意図を正確に反映しています

問題51(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容から合理的に推測できるものを1つ選びなさい。

失敗を恐れずに挑戦することは、成長のために重要な要素といえる。しかし、無謀な挑戦を繰り返すことが常に良い結果をもたらすわけではない。過去の失敗を分析し、そこから得られた教訓を次の行動に反映させるプロセスがあってこそ、挑戦は実を結ぶ。単なる行動の量だけでなく、省察をともなう挑戦の質を重視する姿勢が求められる。

選択肢


正解:C.教訓を活かすプロセスを伴う挑戦が、真の成長や成果に結び付く。
本文では、挑戦において失敗からの教訓を分析し、反映させる「省察」の重要性を強調している。この論理構造に基づくと、教訓を活かすプロセスが重要であるとする選択肢Cが合理的な推測となる。AやBは分析の重要性を否定しており、Eは本文が否定的に捉えている「無謀な挑戦」を手放しに肯定しているため誤りである。

高尾 有沙

プロフィール

挑戦に「省察(分析)」がともなうことの重要性を強調しています。行動の量だけを称賛するのではなく、質を高めるプロセスに重きを置く文章の論理構成を読み解き、Cを選択します。

文章読解、特に「主張の読み取り」では、自分の主観を混ぜないことが鉄則です。選択肢の中に「もっともらしい一般論」が含まれていても、本文にその記述がなければ不正解となります。

接続詞(しかし、つまりなど)に着目し、筆者がどこに結論を置いているかを冷静に抽出するトレーニングを積みましょう。

問題52(難易度:★★★★☆)

問題

次のおうぎ形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

半径が12cm、面積が24πcm²のおうぎ形がある。このおうぎ形の中心角は何度か。

選択肢


正解:C.60°
まず、半径12cmの円全体の面積を求めると、π×12²=144πとなる。おうぎ形の面積が24πであることから、このおうぎ形は円全体の面積の「24π/144π」、すなわち6分の1にあたることがわかる。円全体の一周は360°であるため、中心角も360°の6分の1となり、360×1/6=60°と算出できる。

高尾 有沙

プロフィール

面積から中心角を逆算する問題です。

まず「半径12cmの円全体の面積(144π)」を出し、それに対する「24π」の割合(1/6)を考えます。円一周が360度なので、その1/6である60度と導くことができます。

公式を丸暗記するだけでなく、円全体との「比率」で考えましょう

問題53(難易度:★★★★☆)

問題

次のおうぎ形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

直径が16cmの円において、中心角135°のおうぎ形の弧の長さはどれか。

選択肢


正解:B.6πcm
まず直径が16cmであることから、円周の長さは16πとなる。おうぎ形の弧の長さは、円周に「中心角/360°」を掛けて求める。中心角135°を360°で割ると、45で約分して8分の3となる。したがって、16π×3/8=6πが導き出される。半径を16cmと誤認して計算すると12πになり、また面積の公式と混同するとまったく異なる数値になるため、公式の正確な理解が求められる。

高尾 有沙

プロフィール

「直径16cm」という記述を読み落とさないことが重要です。円周はそのまま16πとなります。中心角135度は 135/360 = 3/8 ですので、16π×3/8=6πとなります。

問題文の「半径」と「直径」の取り違えは、実務上のケアレスミスにも通じます。常に情報の正確な読み取りを意識しましょう。

問題54(難易度:★★★★☆)

問題

次のおうぎ形に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

直径が18cm、中心角が120°のおうぎ形がある。このおうぎ形の周の長さはどれか。

選択肢


正解:B.6π+18
周の長さは「弧の長さ+半径×2」である。直径が18cmなので半径は9cmとなり、円周は18πとなる。中心角120°は360°の3分の1であるため、弧の長さは18π×120/360=6πとなる。これに半径2つ分、すなわち直径と同じ18cmを加えることで、6π+18が導き出される。直径と半径の数値を混同して計算しないよう気を付ける必要がある。

高尾 有沙

プロフィール

直径18cm(半径9cm)のおうぎ形です。弧の長さは 18π × 1/3 = 6π。これに直径分の18cmを足して「6π + 18」となります。

「周」という言葉が指す範囲を正しく理解しているかが問われる問題です。基本を疎かにせず、全体を俯瞰する視点を持ちましょう。

問題55(難易度:★★★★☆)

問題

次のおうぎ形の性質に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

半径が6cmの円がある。この円から切り取ったおうぎ形の面積が12πcm²であるとき、このおうぎ形の中心角はどれか。

選択肢


正解:D.120°
まず、半径6cmの円全体の面積を求めると、π×6×6=36πとなる。次に、おうぎ形の面積が円全体のどれくらいの割合にあたるかを確認する。12π/36πを計算すると、3分の1であることがわかる。中心角も円全体である360°の3分の1になるため、360÷3=120となり、120°が正解となる。面積の公式を円周の公式と混同しないよう注意が必要である。

高尾 有沙

プロフィール

円全体の36πに対し、12πは3分の1。よって中心角は120度。複雑な分数計算に持ち込まず、「全体と部分の比」を見れば一瞬で解決します

大枠をとらえて細かい作業を省いていくことは社会人にとっても必要な能力です。

問題56(難易度:★★★★☆)

問題

おうぎ形の性質にもとづき、半径の値を正しく求めたものを1つ選びなさい。

中心角が72°のおうぎ形があり、その面積は20πcm²であった。このおうぎ形の半径はいくらか。

選択肢


正解:B.10cm
おうぎ形の面積の公式により、半径をrとおくと、面積はπr²×72/360=(1/5)πr²と表せる。問題文より面積が20πであるため、(1/5)πr²=20πという方程式が成り立つ。これを解くとr²=100となり、r=10が求められる。72°が全体である360°の5分の1であることを見抜くのが計算を速くおこなうコツである。直径と半径を取り違えないよう気を付ける。

高尾 有沙

プロフィール

72度は1/5。面積20πなら全円は100π、半径10cm。72度を見た瞬間に「1/5」と反応できる知識の貯金が、あなたの決断スピードを支えます。

パターン暗記は社会人の専門的な業務でも重宝されます。Webテストでも、よく使う「型」を増やしていきましょう。

問題57(難易度:★★★★☆)

問題

相似な図形の性質に関する問いに対して、正しいものを1つ選びなさい。

相似な2つの三角形PとQがあり、辺の長さの比が3:7である。三角形Pの面積が18cm²であるとき、三角形Qの面積はどれか。

選択肢


正解:C.98cm²
まず、相似な図形の面積の比を求める。辺の比が3:7であるため、面積の比は3の二乗対7の二乗、すなわち9:49となる。三角形Pの面積が18cm²であるとき、三角形Qの面積をxとおくと、9:49=18:xという比例式が成り立つ。これを計算すると、9x=49×18となり、x=49×2=98が導き出される。辺の比をそのまま面積に掛けて18×7/3=42としないよう、二乗の関係を用いることを忘れてはならない。

高尾 有沙

プロフィール

辺の比3:7から面積を計算する際も、まず面積比を9:49と割り出すことが必須です。三角形Pの面積18が面積比の「9」のちょうど2倍にあたるため、三角形Qの面積も比の「49」を2倍した98cm²となります

辺の比3:7をそのままかけて18×7/3=42と計算してしまうのが最も多いミスです。必ず「二乗」の工程を挟みましょう。

問題58(難易度:★★★★☆)

問題

次の直角三角形に関する問いに対して、正しいものを一つ選びなさい。

直角三角形があり、斜辺の長さが15cm、直角をはさむ一辺の長さが9cmである。このとき、もう一方の辺の長さはどれか。

選択肢


正解:C.12cm
三平方の定理により、求める辺の長さをxとすると、9の二乗+xの二乗=15の二乗という式が成り立つ。これを計算すると、81+xの二乗=225となり、xの二乗=225-81=144となる。144は12の二乗であるため、もう一方の辺の長さは12cmである。斜辺が最も長い辺であることを念頭に置き、足し算と引き算を間違えないように立式することが正解への近道となる。

高尾 有沙

プロフィール

三平方の定理を活用します。15の二乗(225)から9の二乗(81)を引くと144となり、その平方根である12cmがもう一辺の長さです。

また、この三角形が「3:4:5」の比を3倍したもの(9:12:15)であることに気付けば、さらに短時間で解答に辿り着けます

問題59(難易度:★★★★☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

2√n<10 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:B.24
まず両辺を2で割ると、√n<5となる。この不等式を二乗するとn<25となるため、最大の整数は24である。あるいは、左辺の2を根号のなかに入れて√4n<10とし、二乗して4n<100、すなわちn<25と導くこともできる。係数がある場合、まずは式を整理してから二乗の処理をおこなうのが良い。

高尾 有沙

プロフィール

2√n<10のように係数がある場合は、まず両辺を2で割って√n<5と式を整理してから二乗しましょう。そうすると、n<25となり、答えは24と求められます。

式の整理をせずにいきなり二乗(4n < 100)しても解けますが、数値を小さくしてから処理するほうがケアレスミスのリスクを最小限に抑えられます

問題60(難易度:★★★★☆)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

√n<4.5を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:C.20
両辺を二乗すると、n<20.25となる。nは整数であるため、20.25より小さい整数のなかで最大のものは20である。小数の二乗計算、すなわち45×45の筆算を正確におこない、小数点の位置を間違えないことが重要である。20.25に近い20と21で迷う可能性があるが、不等号の向きを考えれば自ずと答えは決まる。

高尾 有沙

プロフィール

√n<4.5のように小数が含まれる場合、4.5の二乗(20.25)を正確に出せるかが勝負です。n<20.25となるため、条件を満たす最大の整数は20です。

小数の掛け算はミスを誘いやすいため、45×45=2025という整数の計算をしてから小数点を打つなど、確実な方法で筆算をしてください。

問題61(難易度:★★★★☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

100以上200以下の整数Nがある。Nは10の倍数でもあり15の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は6である。Nはいくつか。

選択肢


正解:B.150
10と15の最小公倍数は30。100から200の範囲にある30の倍数は120、150、180である。それぞれの各位の和を求めると、1+2+0=3、1+5+0=6、1+8+0=9となる。条件である「各位の和が6」を満たすのは150のみなのがわかる。桁数が3桁に増えても、最小公倍数を軸に候補を絞り込む手順は変わらない。

問題62(難易度:★★★★☆)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

10以上150以下の整数Nがある。Nは14の倍数でもあり21の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は12である。Nはいくつか。

選択肢


正解:B.84
14と21の最小公倍数は42。10から150までの範囲にある42の倍数は42、84、126である。それぞれの各位の和を計算すると、4+2=6、8+4=12、1+2+6=9となる。各位の和が12になるものは84のみだとわかる。14と21の共通の倍数を見つける際、連除法などを用いて正確に最小公倍数を導き出すことが求められる。

高尾 有沙

プロフィール

連除法などで14と21の最小公倍数42を導き出します。倍数(42, 84, 126)の中で、各位の和が8+4=12となる「84」を特定しましょう。

一見複雑な数字のペアでも、共通項を見つけ出すことで、素早く公倍数へ辿り着くことができます。

問題63(難易度:★★★★☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

ある製品を100個作るのに、機械Mは10時間、機械Nは15時間かかる。Mを4時間稼働させたあと、Nも同時に使って残りの製品を仕上げた。Mが動き出してから完成までに合計で何時間かかったか。

選択肢


正解:C.7時間36分
全体の仕事を1とすると、1時間あたりMは1/10、Nは1/15仕事をする。最初の4時間でMは4/10=2/5を終えた。残りの仕事量は1-2/5=3/5である。MとNを同時に使うときの1時間あたりの仕事量は1/10+1/15=1/6である。残りを仕上げる時間は3/5÷1/6=18/5=3.6時間。つまり3時間36分である。ここに最初の4時間を足すと7時間36分と導き出せる。

高尾 有沙

プロフィール

Mの能力は毎時1/10のため、4時間で4割が終了します。

残り6割の仕事を、2人(能力合計 1/10 + 1/15 = 1/6)でこなすので、0.6÷1/6=3.6時間です。最初の4時間と足して7時間36分になります。

小数の「0.6時間 = 36分」という換算を反射的にできるようにしましょう。

問題64(難易度:★★★★☆)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

ある壁の塗装に、職人Aは8時間、職人Bは12時間かかる。2人で作業を開始したが、途中でAが2時間だけ中座した。作業開始から完成までにかかった時間は何時間か。

選択肢


正解:E.6時間
全体の仕事量を1とすると、Aの仕事率は1/8、Bは1/12である。Aが中座した2時間はBが1人で作業をしたため、その間の仕事量は1/12×2=1/6となる。残りの仕事量5/6を2人で協力しておこなった時間を計算すると、2人の合計仕事率は1/8+1/12=5/24であるため、2人で作業した時間は、5/6÷5/24=4時間となる。したがって、作業開始から完成までにかかった合計時間は、2人で作業した4時間と、B単独の2時間を合わせて4+2=6時間 となり、正解はEだと求められる。

高尾 有沙

プロフィール

2人で始めた作業の途中で1人が中座するパターンの仕事算では、「中座しなかった人物(職人B)」がその間どれだけ仕事を進めたかを先に算出するのがコツです。

職人Aが2時間いない間、B(毎時1/12)は全体の1/6を終わらせています。残りの5/6を2人の協力ペース(毎時5/24)でこなせば4時間。この4時間にBの単独作業2時間を足した「6時間」が正解です。

状況を「協力した時間」と「単独で動いた時間」に切り分けて整理しましょう。

問題65(難易度:★★★★☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人P、Q、R、S、Tが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。

・QはRのすぐ右にいる。
・PとSの間にはちょうど3人がいる。
・Tは中央ではない。
・SはPより右にいる。

確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:A.Pは1番目である。
PとSの間に3人がいる配置は、1番目と5番目のみである。SはPより右にいるため、Pが1番目、Sが5番目に確定する。残るは2、3、4番目である。QはRのすぐ右にいるため、RとQは(2、3番目)または(3、4番目)のいずれかとなる。条件「Tは中央(3番目)ではない」より、3番目にはQまたはRが入る必要がある。もしR、Qが2、3番目ならTは4番目、R、Qが3、4番目ならTは2番目となる。いずれの場合もPは1番目で確実である。

高尾 有沙

プロフィール

「間に3人がいる」という条件は、5人一列の配置では「1番目と5番目」しかありえません。SはPより右なのでP=1、S=5が瞬時に決まります。

たとえ中央(2、3、4番目)の配置が完全に特定できなくても、「Pは1番目である」という事実は動かないため、この確実な情報だけで正解に辿り着くことが可能です。

問題66(難易度:★★★★☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人A、B、C、D、Eが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。

・AはCより右にいる。
・DはEのすぐ左にいる。
・Bは2番目である。
・CはBと隣り合っている。
・Aは1番目ではない。

確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:B. Cは1番目である。
まず、条件「Bは2番目」と「CはBと隣り合っている」から、Cは1番目または3番目となる。Cが3番目のとき、Aは条件「AはCより右にいる」より、4番目または5番目になる。しかし、条件「DはEのすぐ左にいる」を満たすためには連続した2つの空席を残す必要があり条件に矛盾する。Cが3番目に入るとき、「DはEのすぐ左にいる」「AはCより右にいる」「Aは1番目ではない」の3つの条件を同時に満たす配置はないため、Cは3番目ではないことが確定する。Cが1番目のとき、残りの席(3~5番目)にA、D、Eを配置する。このとき配置可能な組み合わせは[C、B、D、E、A]または[C、B、A、D、E]の二通りで、これらはどちらも条件を満たす。これら2つのパターンにおいて確実にいえることは「Cが1番目である」なので、正解はBとなる。

高尾 有沙

プロフィール

複数の条件が複雑に絡む場合、まず固定されている条件(
ここでは「Bは2番目」)を基準にします。

CはBの隣なので1か3ですが、「AはCより右」かつ「DはEのすぐ左にいる」という条件をすべて満たすには、Cを左に寄せるしかありません。

試行錯誤を速めるには、条件を1つずつ消去法で潰していく粘り強さが重要です。

問題67(難易度:★★★★☆)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人P、Q、R、S、Tが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。

・RとSは隣り合っている。
・PはTの2つ左にいる。
・Qは1番目ではない。
・Tは1番右ではない。
・Rは4番目である。

確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:D.Tは3番目である。
まず、Rは4番目に確定する。RとSは隣り合うので、Sは3番目か5番目だとわかる。PはTの2つ左(P、□、T)にいる。Tは5番目ではないので、Tは3番目か4番目だと絞ることができ、4番目はRが埋めているため、Tは3番目に確定する。するとPは1番目だとわかる。
残るは2番目と5番目。Sは3番目か5番目だが、3番目はTが埋めたため、Sは5番目に確定。Qは消去法で2番目となる。これは「Qは1番目ではない」条件とも合う。
よって、上記の内容から、確実にいえるのはTが3番目であるということである。

高尾 有沙

プロフィール

「Rは4番目」と固定し、「PはTの2つ左(P □ T)」という塊の配置を考えます。Tが右端(5)でない以上、Tは3番、Pは1番しか空きがありません。

Rの隣であるSは空いている5番に入り、最後に余った2番にQが入ります。枠の制約が厳しいものから先に処理するのが推論の定石です

問題68(難易度:★★★★☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

絶体:絶命
雲散:( )

選択肢


正解:C.霧消
「絶体」と「絶命」を組み合わせると「絶体絶命」という四字熟語になる。同様に「雲散」と結び付くのは、選択肢Cの「霧消」である。「雲散霧消」は、雲が散り霧が消えるように、跡形もなく消えてなくなることを意味する。意味の似ている言葉は多いが、四字熟語としての正しいペアは1つに限られる。

高尾 有沙

プロフィール

「絶体絶命(ぜったいぜつめい)」というペアに対し、「雲散」に続くのは「霧消(むしょう)」です。

雲が散り霧が消えるという、言葉の持つイメージをセットでとらえると記憶に定着しやすくなります

問題69(難易度:★★★★☆)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

一長:一短
泰然:( )

選択肢


正解:A.自若
「一長」と「一短」は「一長一短」という四字熟語になる。これと同じ関係を構成するのは、選択肢Aの「自若」である。「泰然自若」は、ゆったりと落ち着いていて、物事に動じない様子を表す。日常的に使う「冷静」などの言葉と、四字熟語としての構成要素を区別してとらえることが大切である。

問題70(難易度:★★★★☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

事件のしゅうそくを図る

選択肢


正解:B.参加者の多様な意見が1つにしゅうそくする
問題文の「しゅうそく」は、混乱していた事態が一旦落ち着き、まとまることを意味する「収束」です。選択肢Bも同じく「収束」を用います。各選択肢の漢字と意味の違いは以下の通りです。
A. 終息(パンデミックが):完全に終わること。根絶されること。
B. 収束(意見が):分裂していたものが、まとまりを見せること。
C. 終息(内戦が):完全に終わること。
D. 集束(光線を):光線や熱線などを一点に集めること。
E. 終息(インフレが):完全に終わること。

高尾 有沙

プロフィール

事態をまとめる「収束(しゅうそく)」と同じ漢字は、意見が1つに「収束する」です。

パンデミックなどが完全に終わる「終息(しゅうそく)」と混同しやすいため、広がりが収まって一点に向かうイメージを「収束」に持ちましょう

問題71(難易度:★★★★☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

いぎを申し立てる

選択肢


正解:D.いぎを唱える
問題文の「いぎ」は、相手の意見に対する反対の意見・異論を意味する「異議」です。選択肢Dも同じく「異議」を用います。各選択肢の漢字と意味は以下の通りです。
A. 意義(深い):その事柄にふさわしい価値や重要性。
B. 威儀(を正す):重々しく威厳のある作法や態度。
C. 異義(語):異なる意味(※「同音異義語」として用いる)。
D. 異議(を唱える):反対の意見。異論。
E. 意義(有意義):価値や意味があること。

高尾 有沙

プロフィール

反対意見を述べる「異議(いぎ)」と同じ漢字は、「異議を唱える」です。

価値を指す「意義」や、言葉の意味を指す「異義」など、似た字面と言葉の響きに騙されないようにしましょう

問題72(難易度:★★★★☆)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

きかん産業の発展

選択肢


正解:D.会社のきかん業務を担う
問題文の「きかん」は、物事の土台となる重要な部分を指す「基幹」です。選択肢Dも同じく「基幹」を用います。各選択肢の漢字と意味は以下の通りです。
A. 機関(車):動力を発生させる機械。または、ある目的のために設けられた組織。
B. 気管(支):呼吸器の一部。
C. 期間(の途中):ある時からある時までの間の長さ。
D. 基幹(業務):物事のおおもと、中心となるもの。
E. 帰還(する):遠方(戦地や宇宙など)から無事に帰ってくること。

高尾 有沙

プロフィール

産業の土台を指す「基幹(きかん)」と同じ漢字は、「基幹業務」です。

器官、期間、帰還など、どれも頻出の「きかん」ですが、中心的な役割を果たすという意味を持つのは「基幹」のみです。

問題73(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容として正しいものを1つ選びなさい。

リーダーシップのあり方は、組織の成熟度によって変化すべきものである。立ち上げたばかりの集団では、明確な指示を与える強い牽引力が求められる場合が多い。しかし、メンバーが自律的に動ける段階に達すると、リーダーは意思決定を委ねる支援的な役割へと移行することが望ましい。状況に応じて自身の振る舞いを変える柔軟性を持つことこそが、組織を持続的な成長へと導く。

選択肢


正解:D.組織の成熟度に応じてリーダーの役割を柔軟に変えることが、成長には重要である。
本文では、組織の成熟段階に応じてリーダーが「強い牽引」から「支援的役割」へと柔軟に変化することが持続的成長につながると述べている。この内容と一致するのは選択肢Dである。AやBは変化を否定しており、Cは支援的役割に「徹し続ける」という固定化を勧めているため誤りである。Eは「立ち上げたばかりの集団」における適切な振る舞いとして本文で推奨されている内容と逆である。

高尾 有沙

プロフィール

組織の状況に合わせたリーダーシップの「柔軟性」がテーマです。固定的な振る舞いを勧める選択肢を避け、変化の重要性を説くDを正解とします。

文章の最後にある結論部分に正解の根拠が詰まっています

問題74(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章を読み、本文の内容から合理的に推測できるものを1つ選びなさい。

対話を通じた合意形成は、多様な意見が存在する社会において極めて重要である。しかし、全員の意見を均等に反映させようとするあまり、結論が曖昧になっては本末転倒である。対話の目的は単なる譲歩ではなく、異なる視点を組み合わせることで、より高い次元の解決策を見いだすことにある。そのためには、ときに痛みをともなう決断や優先順位の確立も避けられない。

選択肢


正解:C.異なる視点を統合し、ときには決断を下すことが質の高い合意には不可欠である。
本文は、対話の目的を「より高い次元の解決策」の模索とし、そのために決断や優先順位が必要であることを述べている。したがって、視点の統合と決断の必要性を説く選択肢Cが正しい。AやB、Dは本文が「本末転倒」や「単なる譲歩ではない」として否定している方向にあり、Eも本文が「避けられない」としている優先順位の確立を否定している。

高尾 有沙

プロフィール

対話の目的を「高い次元の解決策」とし、そのために決断することや優先順位をつける姿勢を説いています。

全員の意見を均等に反映することを「本末転倒」としている点に着目し、選択肢Cを導き出しましょう。

問題75(難易度:★★★★★)

問題

次の不等式を満たす最大の整数nとして、正しいものを1つ選びなさい。

3√n<14 を満たす最大の整数nはいくつか。

選択肢


正解:A. 21
3√n<14より、√n<14/3となる。両辺を二乗すると、n<196/9=21.77……である。したがって、この範囲にある最大の整数は21となる。

高尾 有沙

プロフィール

3√n<14では、まず二乗して9n<196とします。次に196÷9をおこない、n<21.77……という数値範囲を特定します。よって、最大の整数は21です。

割り切れない場合でも「〇〇.いくつ」まで出すことで、自信を持って整数を選べるようになります

問題76(難易度:★★★★★)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

100以上200以下の整数Nがある。Nは18の倍数でもあり24の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は9である。Nはいくつか。

選択肢


正解:C. 144
18と24の最小公倍数は72である。したがって、Nは72の倍数となる。100以上200以下の範囲では144のみが該当する。各位の和を確認すると1+4+4=9なので、条件を満たす。

問題77(難易度:★★★★★)

問題

次の条件を満たす整数Nとして、正しいものを1つ選びなさい。

100以上400以下の整数Nがある。Nは15の倍数でもあり24の倍数でもある。さらに、Nの各位の和は6である。Nはいくつか。

選択肢


正解:C. 240
15と24の最小公倍数は120である。したがって候補は 120、240、360。各位の和を調べると、120は3、240は6、360は9である。よって条件を満たすのは240のみである。

高尾 有沙

プロフィール

15と24の最小公倍数は120です。範囲(100〜400)の中で、120、240、360の3つを挙げ、和が6になる2+4+0=6の「240」を選びます。

探索範囲が広い場合も、基準となる最小公倍数さえ特定できれば、迷うことなく正解を導けます

問題78(難易度:★★★★★)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

空の水槽に給水管P、Q、Rがついており、Pだけだと12時間、Qだけだと15時間、Rだけだと20時間で満水になる。最初にPとQを同時に使って給水を始めたが、3時間後にPを止めてRを使い始めた。満水になるのは、給水開始からおよそ何時間後か。最も近いものを次の中から選びなさい。

選択肢


正解:C. 8時間
P、Q、Rの給水率はそれぞれ1/12、1/15、1/20である。最初の3時間でたまる水量は、(1/12+1/15)×3=9/20。残りは11/20。次にQとRで給水すると、給水率は1/15+1/20=7/60。残りをためる時間は (11/20)÷(7/60)=33/7 時間で、約4.7時間。最初の3時間を足すと約7.7時間なので、最も近いのは8時間である。

高尾 有沙

プロフィール

3つの給水管を途中で切り替える問題では、各管の「1時間あたりの給水量」を分母を揃えて書き出すことから始めます

P、Q、Rの能力をそれぞれ5/60、4/60、3/60と置くと、最初の3時間でPとQがためた量は27/60です。残りの33/60をQとR(合計7/60)で割ると約4.7時間です。最初の3時間を足すと約7.7時間となるので、選択肢から「約8時間」を導きます。

端数が出ても焦らず、最も近い数値を選ぶ決断力が求められます。

問題79(難易度:★★★★★)

問題

仕事の効率や給水の問題について、条件にもとづいて正しい答えを1つ選びなさい。

あるプールの清掃に、Aさん1人では24分、Bさん1人では40分かかる。2人で清掃を始めたが、途中でBさんが休み、結局完成までに18分かかった。Bさんが休んでいた時間は何分間か。

選択肢


正解:B. 8分
全体の仕事量を1とする。Aさんは18分間ずっと働いたので、仕事量は18/24=3/4。したがって、Bさんの担当分は残りの1/4である。Bさんの仕事率は1/40なので、1/4の仕事をするのにかかる時間は10分。全体18分のうち10分働いたので、休んでいた時間は18−10=8分である。

高尾 有沙

プロフィール

「1人が休んでいた時間」を求める問題では、休まず働いたAさんの仕事量から攻めるのが鉄則です。

Aさん(毎分1/24)が18分間働いて終えた仕事は3/4。残りの1/4をBさん(毎分1/40)がおこないます。40分かかる作業の1/4を担当するので、Bさんが働く時間は10分間です。

全行程18分のうちBさんが働いたのが10分のため、休んでいたのは「8分間」となります。「働いた時間」を求めて満足せず、設問が問うている「休み時間」まで正確に辿り着きましょう

問題80(難易度:★★★★★)

問題

5人が横一列に並ぶとき、提示された条件にもとづいて確実にいえることを1つ選びなさい。

5人A、B、C、D、Eが横一列に並ぶ。左から順に1から5番目とする。次の条件がある。
・AはBより左にいるが、隣ではない。
・CはDより右にいる。
・Eは2番目である。
・BはDの2つ右にいる。

確実にいえることはどれか。

選択肢


正解:B. Bは5番目である。
Eは2番目に確定する。BはDの2つ右なので、(D、□、B) の並びは (1、2、3) または (3、4、5) に入る形を考えることになるが、Eが2番目にいるため前者は不可能である。よって Dは3番目、Bは5番目に確定する。残りの1番目と4番目にAとCが入り、AはBより左で隣ではない条件からAは1番目、Cは4番目となる。したがって、確実にいえるのは Bは5番目である ということになる。

高尾 有沙

プロフィール

「Eは2番目」を起点に、BとDの「飛ばし(D □ B)」の関係を当てはめます

1番目にDを入れるとBが3番目になりますが、これではAがBの左に「隣でなく」入る場所がなくなります。よってD=3、B=5と確定し、Aを左端の1番に置くことで全条件が成立します。

「〜ではない」という否定条件こそが、配置を1つに絞る決定打になります。

問題81(難易度:★★★★★)

問題

太字で示された二語の関係を考え、その下の語句が同じ関係になるように( )に適切な語句を1つ選びなさい。

千差:万別
紆余:( )

選択肢


正解:B. 曲折
「千差」と「万別」を合わせると「千差万別」という四字熟語になる。同様に「紆余」と組み合わさるのは「曲折」で、「紆余曲折」という四字熟語が完成する。

問題82(難易度:★★★★★)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

しこうを凝らす

選択肢


正解:D. しこうを反映したデザイン
問題文の「しこう」は、工夫や味わいを出すための計画を意味する「趣向」である。選択肢Dも同じく「趣向」を用いる。Aは「試行」、Bは「嗜好」、Cは「至高」、Eは「思考」であり、いずれも漢字表記が異なる。

高尾 有沙

プロフィール

工夫を凝らす「趣向(しこう)」と同じ漢字は、デザインに「趣向(趣向を凝らす意)」を反映する場合です。

思考(考える)、試行(試す)、嗜好(好み)など、特に「しこう」は数が多いので、意味の核をとらえておきましょう

問題83(難易度:★★★★★)

問題

問題文の言葉と漢字表記が同じものを、選択肢から1つ選びなさい。

ふじんを敷く

選択肢


正解:E. 万全のふじんを整える
問題文の「ふじん」は、態勢を整えることを意味する「布陣」である。選択肢Eも同じく「布陣」を用いる。Aは「婦人」、Bは「夫人」、Cは「不振」、Dは「腐心」である。

高尾 有沙

プロフィール

態勢を整える「布陣(ふじん)」と同じ漢字は、「万全の布陣」です。

婦人や夫人といった人物を指す言葉や、不振といった状態を指す言葉との違いを、文末の動詞(敷く、整える)との相性で判断するのがコツです。

問題84(難易度:★★★★★)

問題

次の文章を読み、本文の内容として正しいものを1つ選びなさい。

言語は単なる意思疎通の道具ではなく、その話者の思考様式を形作る枠組みでもある。特定の概念を表す言葉が豊富な言語を用いる人々は、その概念に対してより繊細な感性を持つ傾向にある。すなわち、新しい言語を学ぶことは、単に語彙を増やすことではなく、世界をとらえるための新たな「眼鏡」を手に入れることに等しい。翻訳不可能な言葉が存在するという事実は、それぞれの言語が独自の宇宙を持っていることを示唆している。

選択肢


正解:C. それぞれの言語には独自の宇宙があり、世界をとらえる枠組みとして機能している。
本文では、言語が単なる伝達手段ではなく、思考や世界のとらえ方を形作る枠組みであると述べている。その内容を最も適切に表しているのが選択肢Cである。

高尾 有沙

プロフィール

言語と思考の関係を説くやや抽象度の高い文章です。

新しい言語を学ぶことが「新たな眼鏡(視点)」を得ることだとする比喩的な結論に合致する、選択肢Cの「独自の宇宙」という独特な表現を見逃さないようにしましょう

問題85(難易度:★★★★★)

問題

次の文章を読み、本文の内容から合理的に推測できるものを1つ選びなさい。

専門的な知識を身に付けることは、特定の分野で活躍するための基盤となる。しかし、専門性が高まるほど、思考がその枠組みの中に固定化されるリスクも孕んでいる。自らの専門領域に安住せず、あえて関連のない分野の知見に触れることで、既存の知識が相対化され、新たな創造性が生まれる。専門知を深化させることと、視野を広範に保つことは、対立する概念ではなく、相互に補完し合う関係にある。

選択肢


正解:D. 専門的な深掘りと幅広い知見への接触を両立させることが、創造的な発想を促す。
本文では、専門知を深めることと、関連のない分野の知見に触れて視野を広げることは対立せず、むしろ相互に補完し合うと述べている。したがって、両立の重要性を示す選択肢Dが最も適切である。

TAP適性検査を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!SPIよりも論理的思考力を求められる! 事前対策を徹底しよう

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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TAPは日本マンパワー社が提供するテストで、SPIと比較して「論理的思考力」を問うパズル要素が強く、1問あたりの時間がタイトなため難易度は高めです。

出題範囲は言語・数理・論理の3分野となります。数列や図形などTAP独自のクセがあるため、SPIの対策だけでは残念ながら不十分です。対策不足で時間切れになると落ちる確率が格段に上がるため、事前の形式把握が欠かせません。

解く順番が重要! 言語・論理・数理の順に問題と向き合おう

効率的に解くには言語・論理・数理の順で取り掛かるのがおすすめです。

まず、知識で即答できる「言語」を最短で片付けて時間を節約しましょう。次に、頭の回転が求められる「論理」を集中力が高い状態で解きます。最後に計算が必要な「数理」を落ち着いて処理するのが最も効率的です。

就活生がやりがちな失敗は、数理の計算に固執して、後半の論理問題を解ききれないことです

練習では、まず「数列の規則性」や「図形の変化」などの型を覚え、その後は必ずストップウォッチを使用して制限時間内に解く訓練を繰り返してください。計算を簡略化する工夫と、瞬時に解法を導き出す反射神経を養うことが、高得点への効果的なルートです。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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