基本情報技術者の対策方法! 例題88問と解き方をプロが解説

就活のプロがこの記事を監修しました
野村 芳克
野村 芳克
国家資格キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う

基本情報技術者は「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれ、未経験からのIT業界転職やキャリアアップにおいて高く評価されやすい国家資格です。

試験は大きく「科目A」と「科目B」に分かれていて、それぞれ出題形式や求められるスキルが異なるため、まずは試験の全体像と対策の優先順位を理解することが合格への第一歩となります。

この記事では、就活のプロである野村さんとともに基本情報技術者の対策方法を解説していきます。記事の後半には、科目A・科目Bの出題傾向を踏まえた合計88問の練習問題を用意しているため、科目ごとの特徴や学習の進め方を把握してから挑戦してみてください。

目次

例題を解く前に確認しよう! 「基本情報技術者」の解答のコツ

基本情報技術者の概要

  • 問題パターン:四肢択一式、多肢選択式
  • 問題数
    • 科目A:ストラテジ系(経営全般):12問、マネジメント系:7問、テクノロジ系:41問
    • 科目B:アルゴリズム・プログラミング16問、セキュリティ4問
  • 1問あたりの時間:科目A(1分)科目B(5分)
  • 会場:テストセンターのみ
基本情報技術者の対策のコツを教えてください!

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

プロフィールを見る

基本の6分野の出題頻度が高い! 暗記ではなく論理を理解しよう

基本情報技術者の問題は、全体としては高校生~専門学校初級程度の知識で対応できるものが多いです。しかし、計算問題やアルゴリズム、ネットワーク分野は苦手意識を持つ人が多い分野となります。

出題頻度が高いのは、2進数、論理演算、表計算、アルゴリズム、セキュリティ、データベースなどの基本分野です。まずは用語暗記だけでなく、「なぜその答えになるのか」を理解することが重要となります。

基本の解き方を身に付けたうえで、似た問題を繰り返し解き、出題パターンに慣れていくことが得点力アップにつながるでしょう。

本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください

書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。

WEBテスト模試」なら、スマホやパソコンで簡単に頻出問題の対策をすることができます。言語と非言語の問題を網羅的に出題。テストを受け終わったら、解説を見ながらすぐに復習して苦手分野の対策が出来ますよ。

WEBテストの対策は効率的に進めながら、他の対策に力を入れて選考を突破しましょう!

「基本情報技術者」の概要

基本情報技術者試験は、年間を通していつでも受験が可能な「CBT方式」を採用しています。

試験は、幅広いIT知識を問う「科目A(60問/90分)」と、プログラミング的思考力や実践的な技能を問う多肢選択式の「科目B(20問/100分)」の2部構成です。

合格基準は、科目A・科目Bのそれぞれで1,000点満点中600点以上を獲得することです。そのため、両科目のバランスの取れた対策が必須となります。

以下の表で、出題分野と頻出項目を確認し、学習の優先順位を付けていきましょう。

出題分野と頻出項目はここからチェック(クリックして開く)
大分類出題分野頻出分野
テクノロジ系基礎理論基礎理論、アルゴリズムとプログラミング技術要素のセキュリティ
テクノロジ系コンピュータシステムコンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア技術要素のセキュリティ
テクノロジ系技術要素ユーザーインターフェース、情報メディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ技術要素のセキュリティ
テクノロジ系開発技術システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術技術要素のセキュリティ
マネジメント系プロジェクトマネジメントプロジェクトマネジメント
マネジメント系サービスマネジメントサービスマネジメント、システム監査
ストラテジ系システム戦略システム戦略、システム企画
ストラテジ系経営戦略経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ
ストラテジ系企業と法務企業活動、法務

「基本情報技術者」練習問題88問|野村さんによる解き方の解説付き!

ここからは、基本情報技術者試験の練習問題を野村さんによる解説付きで88問紹介します。過去問からの流用が多い科目Aの頻出問題に加え、合否の鍵を握る科目Bのセキュリティやアルゴリズムの例題も網羅しているため、出題範囲を総合的に対策できます。

どの科目をどこまで対策すれば良いか迷っている人や、難易度を確認したい人は、「例題を解く前に確認しよう! 「基本情報技術者」の解答のコツ」と「「基本情報技術者」の概要」を読んで、各科目の時間配分や学習の優先順位を理解してから問題に取り組みましょう。

問題1(難易度:★★★☆☆)

問題

負数を2の補数で表すとき、12ビットで表現できる整数の範囲を10進数で表したもの(nビットの表現範囲は-2^{n-1}〜2^{n-1}-1)はどれか。

選択肢


正解:A
nビットの2の補数形式では、マイナス2のn-1乗から2のn-1乗から1を引いた値までの範囲を表現できる。12ビットのときは、マイナス2の11乗から2の11乗マイナス1、すなわちマイナス2048から2047となる。したがって、最も小さい値はマイナス2048となり、最も大きい値は2047となるため、Aが正しい。
ダミーのBは正負の範囲を逆に誤認したもの、Eは符号のない整数の表現範囲を示している。

問題2(難易度:★★★☆☆)

問題

0から9までの数字と空白文字を組み合わせて、長さ4の文字列を作る。1つ目の文字には数字を使うことができるが、空白文字を使うことはできない。2つ目以降の文字には空白文字も使うことができるが、空白文字の後に数字を並べることはできない。
この条件の場合、何通りの文字列を作ることができるか。同じ数字を繰り返し使うことを許すものとする。

選択肢


正解:B
条件にもとづいて場合分けをおこなう。1つ目の文字が数字で固定されているため、空白文字が出現した後はすべて空白文字となる必要がある。

(1)すべて数字の場合は、10の4乗で10,000通り。
(2)数字が3つ、空白が1つの場合は、10の3乗で1,000通り。
(3)数字が2つ、空白が2つの場合は、10の2乗で100通り。
(4)数字が1つ、空白が3つの場合は、10の1乗で10通り。

これらをすべて足すと、11,110通りとなる。したがって、Bが正しい。

問題3(難易度:★★★☆☆)

問題

7ビットの文字コードの先頭に1ビットの偶数パリティビットを付加するとき、文字コード1C,4F,66にパリティビットを付加したものはどれか。ここでの文字コードは16進数で表している。

選択肢


正解:C
偶数パリティは、1の個数が偶数になるようにパリティビットを付加する。16進数の1Cを7ビットの2進数で表すと0011100となり、1の個数は3個である。偶数個にするため先頭に1を付加すると10011100となり、16進数では9Cとなる。同様に4Fは1001111で1が5個であるため1を付加してCFとなる。66は1100110で1が4個であるため0を付加して66となる。したがって、Cが正しい。

もうWEBテストは受けた?模試で実力をチェックしよう!

今すぐ診断する(無料)

問題集だけで対策すると、本番の時間制限などに慣れず焦る場合もありますよね。

WEBテスト模試」なら、簡単に本番を想定した対策が出来ます。スマホやパソコンで、実際のテストを想定した模試を受けることが出来ますよ。

今すぐWEBテスト模試を受けて、自分の実力をチェックしてみましょう。

問題4(難易度:★★★☆☆)

問題

PCM方式によって音声をサンプリング(標本化)して16ビットのデジタルデータに変換し、圧縮せずにリアルタイムで転送したところ、転送速度は256,000ビット/秒であった。このときのサンプリング間隔は何マイクロ秒か。

選択肢


正解:D
1秒間に転送されるビット数を1つあたりのビット数で割ると、1秒間のサンプル数が求まる。256,000÷16=16,000サンプル/秒となる。

サンプリング間隔はサンプリング周波数の逆数であるため、1÷16,000=0.0000625秒となる。

1秒は1,000,000マイクロ秒であるため、0.0000625に1,000,000をかけると62.5マイクロ秒となる。したがって、Dが正しい。

問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

連結リストと比較した場合の配列の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
配列は、メモリ上の連続した領域に要素を配置するデータ構造である。そのため、添字を指定することで任意の要素へ直接アクセス(ランダムアクセス)することが可能であり、要素の参照にかかる処理時間は短い。

一方、要素の挿入や削除をおこなう場合は、それ以降の要素を移動させる必要があるため、処理時間が長くなる。

これに対して連結リストは、要素の参照に先頭から順にたどる必要があるが、挿入や削除はポインタの変更のみで高速におこなえる。したがって、Aが正しい。

問題6(難易度:★★★☆☆)

問題

2分探索をおこなうとき、データの個数が8倍になると、最大探索回数はどうなるか。ここで、データの個数は十分に多いものとする。

選択肢


正解:C
2分探索の最大探索回数は、データの個数をnとすると、底を2とする対数log2(n)で表される。

データの個数が8倍、すなわちnから8nになると、最大探索回数はlog2(8n)となる。これは対数の性質によってlog2(8)+log2(n)と分解できる。

log2(8)は3であるため、3+log2(n)となり、もとの最大探索回数よりも3回増えることになる。したがって、Cが正しい。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、2分探索の計算量が「データ数そのもの」ではなく、「2を底とする対数」で増えることを理解しているかを問う基本問題です。

「データが8倍だから探索回数も8倍近く増える」と考えないように注意しましょう。2分探索は毎回データを半分に絞るため、増え方はとても緩やかです。8倍はlog2(8)=3なので、探索回数は3回増えます。

対数の性質に慣れていない人は、「何回2で割れるか」で考える癖を付けると解きやすくなるでしょう。

問題7(難易度:★★★☆☆)

問題

主記憶にロードされたプログラムが、処理の途中で自分自身を呼び出して実行しても、それぞれの処理を正しくおこなうことができる性質を表す用語はどれか。

選択肢


正解:A
プログラムの中から自分自身を呼び出して実行できる性質を「再帰的(リカーシブ)」という。再帰的なプログラムでは、呼び出しごとに変化するデータをスタック領域などで個別に管理するため、自分自身を呼び出しても正しく処理をおこなうことができる。

ダミーのBは複数のタスクから同時に実行できる性質、Cは主記憶へ再ロードせずに繰り返し実行できる性質、Dは実行時に主記憶のどこに配置されても実行できる性質である。したがって、Aが正しい。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、「再帰的」という用語の意味を正しく理解しているかを確認する問題です。

注意したいのは、「自分自身を呼び出す」という特徴だけでなく、それでも正しく処理できる理由まで押さえること。再帰処理では、呼び出しごとの途中経過をスタックなどで別々に管理するため、同じプログラムを何度呼んでも混ざらずに処理できます

用語だけを暗記するのではなく、「なぜ成り立つのか」を理解しておくと、応用問題にも対応しやすくなります。

問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

コンパイラの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
コンパイラは、高水準言語で書かれた原始プログラムをまとめて翻訳し、機械語の目的プログラムを生成するプログラムである。

これに対して、原始プログラムを1行ずつ解釈しながら実行するものはインタプリタという。また、複数の目的プログラムを結合して実行可能なプログラムにするものはリンカ、それを主記憶にロードするものはローダと呼ばれる。

したがって、一括して翻訳をおこなう記述をしているAが正しい。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、コンパイラ・インタプリタ・リンカ・ローダの役割の違いを整理できているかを問う基本問題です。

引っかかりやすいのは、「翻訳するもの」と「実行するもの」を混同する点。コンパイラは原始プログラム全体をまとめて目的プログラムに変換するもので、1行ずつ解釈しながら実行するのはインタプリタです。

用語を個別に覚えるだけでなく、「いつ使われるか」「何をするか」を流れで理解しましょう

問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

JSONに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:C
JSONは、JavaScriptのオブジェクト表記法をベースにした、テキスト形式のデータ交換フォーマットである。特定の言語に依存せず、多くのプログラミング言語で利用できる。名前と値のペアや配列を組み合わせることで、データの構造を簡潔に表現できるため、XMLよりも軽量であるという特徴を持つ。したがって、Cが正しい。

Aは言語依存性、Bは軽量性、Dは役割、Eはデータ形式に関する記述がそれぞれ誤りである。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、JSONの基本的な特徴を正しく理解しているかを確認する問題です。XMLやJavaScriptとの関係を曖昧に覚えて引っかからないようにしましょう。

JSONはJavaScript由来の表記ですが、現在は多くの言語で使える汎用的なテキスト形式です。また、「名前と値のペア」「配列」で構造を表す点が重要です。

用語だけでなく、実際の書き方のイメージを持っておくと、選択肢を判断しやすくなります。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

200MIPSのプロセッサの平均命令実行時間はいくらか。

選択肢


正解:B
MIPSは1秒間に実行できる命令の数を百万単位で表した指標である。200MIPSのプロセッサは、1秒間に200,000,000回、すなわち2億回の命令を実行できる。1命令あたりの平均命令実行時間は、1秒を200,000,000で割ることで求まる。

計算すると0.000000005秒となり、これは5ナノ秒に相当する。したがって、Bが正しい。

ダミーのEは単位をマイクロ秒と誤認したもの、AやCは計算ミスを誘うものである。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、MIPSの意味を理解し、1命令あたりの時間に直せるかを問う計算問題です。

ポイントは、200MIPSを「1秒間に2億回実行できる」と置き換えること。そこから1秒÷2億で1命令あたりの時間を求めます。

引っかかりやすいのは、ナノ秒とマイクロ秒の単位変換です。計算式だけでなく、「回数が多いほど1回あたりの時間は短い」という感覚も持っておくと、答えの妥当性を判断しやすくなります。

WEBテスト本番まで余裕がない方は、頻出問題を必ず押さえておこう!

志望度の高い企業にWEBテストで落ちるのは本当にもったいないですよね。でも、何冊も問題集を解く時間はありませんよね。

そこで「WEBテストパーフェクト問題集」を使えば、重要なポイントを絞った解説で効率的に学べます。さらに本番形式の模試で実践力を磨けるので、限られた時間で最大の成果を得られます!

ぜひこの問題集を活用して、WEBテストを突破してください。

問題11(難易度:★★★☆☆)

問題

アクセス時間が最も長い記憶装置はどれか。

選択肢


正解:D
記憶装置は一般に、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶、補助記憶装置の順にアクセス時間が長くなる。補助記憶装置の中でも、フラッシュメモリを用いるSSDや磁気ディスクに比べて、磁気テープはデータの読み書きに逐次アクセスをおこなうため、最もアクセス時間が長い。したがって、Dが正しい。

ダミーのAは補助記憶装置の中では高速なもの、BやEはCPUの内部または近くに配置されるきわめて高速な記憶装置である。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、記憶装置の「速さの順番」を理解しているかを問う基本問題です。

CPUに近いものほど速く、遠いものほど遅いと整理しましょう。レジスタ、キャッシュ、主記憶、補助記憶の順に遅くなり、磁気テープは補助記憶の中でも逐次アクセスのため特に時間がかかります。

細かい性能値を暗記するより、記憶装置の階層構造とアクセス方法の違いを押さえることが大切です。

問題12(難易度:★★★☆☆)

問題

メモリマップドI/Oの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
メモリマップドI/Oは、主記憶のアドレス空間の一部に入出力装置のレジスタを割り当てる方式である。この方式では、主記憶にデータを読み書きする通常の命令を用いて入出力装置を制御できるため、入出力専用の命令が不要になるという特徴を持つ。

ダミーのBはDMA、CはI/OマップドI/O、Dはパイプライン処理、EはSIMDの説明である。したがって、Aが正しい。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、メモリマップドI/Oとほかの関連用語を区別できるかがポイント。特にDMAやI/OマップドI/O、パイプライン処理など、似た場面で出る用語と混同しやすいので注意が必要です。

メモリマップドI/Oは、「入出力装置を主記憶の一部として扱う方式」と押さえると理解しやすくなります。つまり、主記憶にアクセスするのと同じ命令で入出力装置を操作できる点が特徴です。

用語を単独で覚えるのではなく、「何をどう制御する方式か」で整理すると解きやすくなります。

問題13(難易度:★★★☆☆)

問題

毎分3,000回転、平均位置決め時間が15ミリ秒、1トラック当たりの記憶容量が40kバイトの磁気ディスク装置がある。1ブロック8kバイトのデータをブロック転送するのに要する平均アクセス時間は何ミリ秒か。

選択肢


正解:C
平均アクセス時間は、平均位置決め時間、平均回転待ち時間、データ転送時間をすべて足したものである。

まず、1回転に要する時間は60秒(60,000ミリ秒)÷3,000回転=20ミリ秒となる。平均回転待ち時間は1回転の時間の半分であるため10ミリ秒である。次に、データ転送時間は20ミリ秒×(8kバイト÷40kバイト)=4ミリ秒となる。

これらをすべて足すと、15+10+4=29ミリ秒となる。したがって、Cが正しい。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、磁気ディスクの平均アクセス時間を「位置決め時間+平均回転待ち時間+データ転送時間」に分けて考えられるかがポイントです。

引っかかりやすいのは、回転数から1回転の時間を出す計算と、平均回転待ち時間がその半分になる点。

また、転送時間は「必要なデータ量が1トラックの何割か」で求めます。公式を丸暗記するより、どの時間を足しているのかを整理して解くと、類題にも対応しやすいです。

問題14(難易度:★★★☆☆)

問題

仮想化されたストレージの運用管理で使用するシンプロビジョニングの概念を説明したものはどれか。

選択肢


正解:A
シンプロビジョニングは、物理ストレージを有効活用するための仮想化技術である。利用者に実際の物理容量よりも大きな仮想容量を割り当てておき、データの書き込みが発生したときにだけ、必要な分だけ物理容量を動的に割り当てる。これにより、初期導入コストを抑え、ストレージの利用効率を最も高めることができる。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはストレージ階層化、CはRAID、Dはオートスケーリングの説明である。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、シンプロビジョニングとほかのインフラ用語を区別できるかがポイント。

シンプロビジョニングは、「最初に物理容量を全部確保する」のではなく、「必要になった分だけ後から割り当てる」考え方です。RAIDやストレージ階層化など、同じストレージ関連の用語との混同に注意しましょう。

用語だけを覚えるのではなく、「容量の割り当て方の話か」「性能や冗長化の話か」で整理すると判断しやすくなります。

問題15(難易度:★★★☆☆)

問題

MTBFが1,200時間、MTTRが800時間であるコンピュータシステムの稼働率を1.6倍に向上させたい。MTTRを何時間にすれば良いか。

選択肢


正解:A
現在の稼働率は、1,200÷(1,200+800)=0.6となる。これを1.6倍に向上させるため、目標とする稼働率は、0.6×1.6=0.96となる。

新しいMTTRをX時間とすると、目標稼働率の式は、1,200÷(1,200+X)=0.96と表すことができる。この式を解くと、1,200+X=1,250となり、X=50が導き出される。したがって、Aが正しい。

ダミーのDはMTTRを単純に1.6で割った値、Bは全体の時間からMTBFを引く前の値である。

野村 芳克

プロフィール

この問題は、稼働率の公式 MTBF÷(MTBF+MTTR)を正しく使えるかがポイントです。「1.6倍に向上」をMTTRの値にそのまま掛けたり割ったりしてしまわないようにしてください。

まず現在の稼働率を求め、その値を1.6倍して目標の稼働率を出し、その後に式を立ててMTTRを逆算する流れが基本です。

公式を覚えるだけでなく、「何を1.6倍するのか」を落ち着いて確認することが大切です。

問題16(難易度:★★★☆☆)

問題

処理はすべてCPU処理である3つのジョブX、Y、Zがある。それらを単独で実行したときの処理時間は、ジョブXは6分、ジョブYは12分、ジョブZは18分である。この3つのジョブをタイムクウォンタムにもとづき同時に開始すると、ジョブYが終了するまでの経過時間はおよそ何分か。

選択肢


正解:C
ラウンドロビン方式による計算である。

まず、ジョブXが終了するまでの期間を考える。Xが6分間処理される間、並行して動くYとZもそれぞれ6分間処理される。3つのジョブが均等にCPUを分け合うため、Xが終了するまでにかかる経過時間は6×3で18分となる。この時点でXは完了し、Yの残りは6分、Zの残りは12分となる。

次に、Yが終了するまでの期間は、YとZの2つのジョブが並行して動くため、Yの残り6分に対して6×2で12分かかる。

したがって、ジョブYが終了するまでの総経過時間は、18+12で30分となるため、Cが正しい。

問題17(難易度:★★★☆☆)

問題

Apache Sparkの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


解答・解説を見る

正解:A
Apache Sparkは、大規模なデータを分散処理するためのオープンソースのフレームワークである。主記憶(メモリ)上で中間データを保持しながら処理をおこなうため、ディスクへのアクセス回数を減らすことができ、Hadoopと比べて非常に高速に処理できるという特徴を持つ。

ダミーのBはKey-Valueストア、CはKubernetes、DはApache Kafka、EはElasticsearchなどの説明である。したがって、Aが正しい。

問題18(難易度:★★★☆☆)

問題

“\X\Y\X” がカレントディレクトリになるのは、カレントディレクトリをどのように移動した場合か。

選択肢


正解:A
ディレクトリの階層構造を正確にたどる問題である。

「.」は現在のカレントディレクトリを表し、「..」は1つ上のディレクトリを表す。Aの通りに移動すると、まず絶対パス「\Y」でルート直下のYに移動する。

次に「..\X」で1つ上のルートに戻ってからXに移動するため、カレントディレクトリは「\X」となる。

最後に「.\Y\X」で現在の「\X」の下にあるY、さらにその下にあるXへと移動するため、最終的なカレントディレクトリは「\X\Y\X」となる。したがって、Aが正しい。

時間がない人におすすめ!
WEBテスト対策問題集&模試が受けられます

志望度が高い企業にWEBテストで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。

そこで「WEBテストパーフェクト問題集」を活用しましょう。この問題集を使えば、解くうえで重要なポイントの解説を見ながら、効率よく勉強することができます。

また本番形式の模試も付いているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。

ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。

問題19(難易度:★★★☆☆)

問題

ソフトウェア開発において、リファクタリングをおこなう最も適切な目的はどれか。

選択肢


正解:A
リファクタリングは、プログラムの外部から見た振る舞いを変えることなく、内部構造を整理して、保守性や可読性を高める手法である。

新機能の追加や不具合の修正、実行速度の向上を直接の目的とするものではないため、B、C、およびDは誤りである。また、Eはリバースエンジニアリングに関する説明である。

したがって、内部構造を改善して保守性を高めるという目的を記述しているAが正しい。

問題20(難易度:★★★☆☆)

問題

OSS(Open Source Software)のライセンスに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:B
MITライセンスは、著作権表示とライセンス表示の記載を条件に、商用利用、改変、再頒布などを自由に認める代表的なOSSライセンスである。したがって、Bが正しい。

ダミーのAやDは、改変したソフトウェアのソースコード開示義務(コピーレフト)に関する記述が誤りである。GPLでは開示義務があるが、BSDライセンスでは義務付けられていない。Cは特定の分野での利用制限を禁止する定義に反し、Eは社内利用のみであれば開示義務は生じないため誤りである。

問題21(難易度:★★★☆☆)

問題

Webページの設計において、アクセシビリティを高める観点から最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
アクセシビリティは、高齢者や障害者などすべての人が支障なくWebサイトやサービスを利用できることを指す。視覚障害者が音声読み上げソフトウェアを利用するとき、画像の情報はalt属性のテキストにもとづいて読み上げられる。そのため、画像が持つ具体的な意味や内容を記述することは最も適切である。

Bは色覚特性、Cは操作性、Dは聴覚や精神的な負荷、Eはリンク先の文脈理解において、それぞれアクセシビリティを低下させるため誤りである。

問題22(難易度:★★★☆☆)

問題

データを共通の属性を持つグループごとにいくつかのブロックに分割し、各ブロックの中に対象物のコードを割り当てるコード体系はどれか。

選択肢


正解:E
ブロックコード(区分コード)は、対象のデータを共通の属性にもとづいていくつかのグループ(ブロック)に分割し、ブロックごとに対象のコードを割り当てる体系である。たとえば、1,000番台は総務部、2,000番台は人事部というように割り当てる。したがって、Eが正しい。

ダミーのAは特定の桁に意味を持たせるもの、Bは連番を割り当てるもの、Cは10進数で階層化するもの、Dは名称から連想できるものである。

問題23(難易度:★★★☆☆)

問題

3DCGに関する用語の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
レイトレーシングは、光線の伝播を物理法則にしたがって追跡し、物体の反射や透過、影などを写実的に描画する手法である。よって、Aが正しい。

ダミーのBはポリゴン、Cはテクスチャマッピング、Dはメタボールの説明である。また、Eのアンチエイリアシングは、画像の輪郭に生じるギザギザ(ジャギー)を目立たなくするために、周囲の画素と滑らかになじませる処理であるため誤りである。

問題24(難易度:★★★☆☆)

問題

ビッグデータの処理などで使われるドキュメント指向データベースの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
ドキュメント指向データベースは、NoSQLデータベースの一種である。1件分のデータを「ドキュメント」という単位で管理し、JSONやXMLなどの形式で保存する。個々のドキュメントごとに異なるデータ構造を持つことができるため、スキーマを変更することなく柔軟にデータを追加できる特徴を持つ。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはキーバリューストア、Cはグラフ指向データベース、Dは関係データベース、Eはカラム指向データベースの説明である。

問題25(難易度:★★★☆☆)

問題

項目p~uから成るレコードがある。主キーは項目pとqを組み合わせたものである。項目uは項目pによって特定できる。このレコードを第3正規形にしたものはどれか。

選択肢


正解:A
主キーが複数の項目(pとq)で構成されているとき、主キーの一部である項目pによって非キー項目である項目uが特定できる関係を部分関数従属という。第2正規化では、この部分関数従属の関係にある項目を別の関係に分離する。

したがって、レコードは{p, u}と、残りの項目から成る{p, q, r, s, t}の2つに分割される。

ほかに非キー項目間の関数従属はないため、これがそのまま第3正規形となる。そのため、Aが正しい。

問題26(難易度:★★★☆☆)

問題

関係データベースにおいて、ビューを定義することによって得られる効果として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
ビューは、1つ以上の実表から特定の条件で抽出した列や行で構成される仮想的な表である。利用者の権限に応じて、機密性の高い特定のデータのみを隠蔽してアクセスさせないように制御できるため、データの機密性や安全性を高めることができる。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはビューではなく概念スキーマと内部スキーマの関係、Cは通常のビューではインデックスの付与ができないこと、DやEはビューが実データを持たない仮想的な表であることから誤りである。

問題27(難易度:★★★☆☆)

問題

データベースの排他制御において、2つのトランザクションが同一の資源に対してロックを獲得しようとするとき、待たされることなく直ちにロックを獲得できる組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:C
データベースの排他制御では、データの整合性を保つために共有ロックと専有ロックが用いられる。共有ロックはデータを参照するときに獲得するロックであり、複数のトランザクションが同時に獲得できる。

一方、専有ロックはデータを更新するときに獲得するロックであり、ほかのトランザクションが共有ロックまたは専有ロックを獲得している間は、それが解除されるまで新しく獲得することはできない。したがって、共有ロック同士の組み合わせであるCのみが、待たされることなく直ちに獲得可能である。

問題28(難易度:★★★☆☆)

問題

大量に蓄積されたデータに対して、統計的な解析や人工知能などの手法を用いることによって、それまで知られていなかった有用な規則性や因果関係を見つけ出す技術はどれか。

選択肢


正解:C
データマイニングは、大量のデータから統計的な手法や機械学習などを用いて、隠れた規則性や有用な知識を発見する技術である。たとえば、購買データから「一緒に買われやすい商品」の法則を見つけ出すことに利用される。

ダミーのAはデータの誤りや重複を修正する作業、Bはデータの定義や構造を管理する辞書、Dは特定の目的のためにデータウェアハウスから一部のデータを切り出したものである。したがって、Cが正しい。

問題29(難易度:★★★☆☆)

問題

インターネット接続におけるNAT(Network Address Translation)の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
NAT(Network Address Translation)は、組織内のネットワークで使われるプライベートIPアドレスと、インターネット上で使われるグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する技術である。これによって、プライベートIPアドレスしか持たない端末でもインターネットとの通信が可能になる。

ダミーのBはNAPT、CはARP、DはDNS、EはDHCPの説明であるため、Aが最も適切である。

問題30(難易度:★★★☆☆)

問題

OSI基本参照モデルの各層で中継をおこなう装置を、ネットワーク層、データリンク層、物理層の順に並べたものはどれか。

選択肢


正解:B
OSI基本参照モデルでの各層の役割と中継装置の対応関係を問う問題である。

ネットワーク層ではIPアドレスなどにもとづいて経路選択をおこなうルータが動作する。データリンク層ではMACアドレスにもとづいて同一のネットワークのなかで交通整理をおこなうスイッチングハブ(ブリッジ)が動作する。物理層では電気信号を増幅して延長するリピータハブ(リピータ)が動作する。

したがって、これらの装置を正しい順番で並べているBが正解となる。

問題31(難易度:★★★☆☆)

問題

2台のPCにIPv4アドレスを割り振りたい。サブネットマスクが255.255.255.224のとき、両PCが同一サブネットに所属する組み合わせはどれか。

選択肢


正解:B
サブネットマスクの224を2進数で表すと11100000となり、ホスト部が5ビット、すなわち32個ずつの区切りを意味する。第4オクテットの範囲は、0〜31、32〜63、64〜95、96〜127というように分割される。

選択肢を検証すると、Bの34と61はともに32〜63の範囲に含まれるため、同一のサブネットに所属することがわかる。したがって、Bが正しい。

ダミーのA、C、D、およびEは、いずれも境界をまたいだ異なる範囲の組み合わせである。

問題32(難易度:★★★☆☆)

問題

NFV(Network Functions Virtualisation)の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
NFVは、従来専用のハードウェアで実現されていたルータ、ファイアウォール、ロードバランサなどのネットワーク機能を、汎用サーバ上の仮想化プラットフォーム上で動作するソフトウェアとして実装する技術である。これにより、ハードウェアの導入コスト削減や、ネットワーク機能の柔軟な追加、変更が可能になる。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはSDN、Cは仮想スイッチ、DはDHCP、Eはオーバーレイネットワークの説明である。

問題33(難易度:★★★☆☆)

問題

WebブラウザとWebサーバとの間で1度コネクションを確立した後は、HTTPとは異なる独自のプロトコルを用いて、効率的に双方向のリアルタイム通信をおこなう仕組みはどれか。

選択肢


正解:E
WebSocketは、WebブラウザとWebサーバとの間で1度コネクションを確立した後は、専用のプロトコルを用いて、効率的な双方向リアルタイム通信をおこなう仕組みである。HTTPのようにリクエストごとにコネクションを確立する手間がないため、通信のオーバーヘッドを削減できる。したがって、Eが正しい。

ダミーのAは非同期通信をおこなう技術、Bは状態を管理するための仕組み、Cはデータ交換のためのプロトコル、Dは暗号化通信のためのプロトコルである。

問題34(難易度:★★★☆☆)

問題

サイバー攻撃の一種である水飲み場型攻撃の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
水飲み場型攻撃は、特定の組織や企業を標的としたサイバー攻撃の手法である。野生動物が水を飲むために集まる水飲み場で肉食獣が待ち伏せる様子に例えられている。標的組織の構成員が日常的にアクセスするWebサイトをあらかじめ調査して改ざんし、閲覧したときにマルウェアを感染させる。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはフィッシング攻撃、Cはランサムウェア攻撃、Dはサプライチェーン攻撃、EはDDoS攻撃の説明である。

問題35(難易度:★★★☆☆)

問題

政府が調達するクラウドサービスのセキュリティ安全性を評価し、一定のセキュリティ基準を満たしているものを登録する、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度はどれか。

選択肢


正解:A
ISMAP(Information System Security Management and Assessment Program)は、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度である。政府が調達するクラウドサービスのセキュリティ安全性をあらかじめ評価して登録することで、政府における円滑な導入を推進することを目的としている。

ダミーのBは組織の情報セキュリティマネジメント体制、Cは個人情報の適切な取り扱い、Dはマイナンバーを含む個人情報の保護に関する評価、Eは金融機関向けの安全対策基準である。したがって、Aが正しい。

忙しい就活生必見!頻出WEBテスト模試を活用しよう!

今すぐダウンロード


 ・一冊でWEBテストを網羅できる
・本番に近い実戦形式で受けられる
・頻出問題を厳選

問題36(難易度:★★★☆☆)

問題

スマートメーターにおける耐タンパ性の実装技術とその効果に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
耐タンパ性は、機器の内部構造の解析や、内部に保存されている秘密情報の不正な読み出し、改ざんなどに対する耐性のことである。電気回路を樹脂で固める技術は、物理的な分解や解析の難易度を上げるための代表的な実装方法である。したがって、Aが正しい。

ダミーのBは暗号化による通信の保護、Cはアクセス制御による不正アクセスの防止、Dは完全性の確保、Eは保守性を高めるための仕組みであり、いずれも耐タンパ性の説明ではない。

問題37(難易度:★★★☆☆)

問題

EDR(Endpoint Detection and Response)の特徴として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
EDRは、PCやサーバといったエンドポイントの動作を常時監視し、不審な挙動を検知したときに迅速な対応をおこなうためのシステムである。感染後の対応に重点を置いており、被害の拡大を防ぐために端末をネットワークから隔離する機能などを持つ。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはサンドボックス、Cは脆弱性管理ツール、DはWAF、EはSIEMの説明であるため、これらはすべて誤りである。

問題38(難易度:★★★☆☆)

問題

組織内のLANに所属するクライアントからのリクエストを受け取り、クライアントに代わってインターネット上のWebサーバへアクセスをおこなう中継の仕組みとして、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:B
フォワードプロキシは、組織内LANなどのクライアントの前面に配置され、クライアントに代わってインターネット上のWebサーバへアクセスをおこなう仕組みである。Webサーバから見ると、すべてのリクエストがフォワードプロキシから送信されているように見えるため、内部のクライアントのIPアドレスを隠蔽して安全性を高めることができる。

また、一度アクセスしたデータを保存して再利用するキャッシュ機能や、特定のサイトへのアクセスを禁止するフィルタリング機能を持つ。したがって、Bが正しい。

問題39(難易度:★★★☆☆)

問題

ソフトウェア開発における設計工程では、システムの構造や振る舞いを視覚化するためにUML(Unified Modeling Language)が用いられる。UMLのシーケンス図の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
シーケンス図は、オブジェクト間の相互作用を時間軸に沿って表現する図である。オブジェクト間でどのようなメッセージが、どの順番でおこなわれるかを視覚化することによって、システムの動的な振る舞いを詳細に定義するために用いられる。一つひとつのメッセージの流れを追うことで、処理の論理的な構造を明確にできる。

ほかの選択肢は順に、ステートマシン図、クラス図、アクティビティ図、ユースケース図の説明である。

問題40(難易度:★★★☆☆)

問題

オブジェクト指向におけるポリモーフィズム(多態性)の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
ポリモーフィズム(多態性)は、同じメッセージ(呼び出し)文に対して、受け取るオブジェクトごとにそれぞれ異なる振る舞いをおこなう仕組みである。これによって、呼び出し側のプログラムを共通化できる利点がある。したがって、Aが正しい。

ダミーのBは継承(インヘリタンス)、Cはクラス化、Dはカプセル化、Eは汎化の説明であるため、これらはすべて誤りである。

問題41(難易度:★★★☆☆)

問題

ソフトウェアテストにおけるホワイトボックステストのテストケース設計方法として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造や制御の流れ、処理手順が正しく記述されているかを確認するテスト手法である。したがって、ソースコードや詳細設計書にもとづいてテストケースを設計するAが正しい。

ダミーのBおよびCは、内部構造を考慮せずに機能仕様にもとづいてテストケースを設計するブラックボックステストの説明である。Dはシステムテスト、Eはユーザビリティテストの説明であるため誤りである。

問題42(難易度:★★★☆☆)

問題

階層構造のモジュール群から成るソフトウェアの結合テストにおいて、下位のモジュールから段階的に結合しておこなう場合に使用する、未完成の上位モジュールの代替となるテスト用のモジュールはどれか。

選択肢


正解:D
下位モジュールから段階的に結合してテストをおこなう手法をボトムアップテストと呼ぶ。このとき、未完成である上位モジュールの代わりに、下位モジュールにテストデータを渡して呼び出し、実行結果を受け取るためのダミーモジュールが必要となる。この役割を果たすものをドライバと呼ぶ。したがって、Dが正しい。

ダミーの選択肢について、Aのエミュレータは特定のハードウェアやOSの動作を、別の環境上でそっくりそのまま再現して動かすためのソフトウェアや装置、Bのシミュレータは対象となるシステムの振る舞いや論理的な性質を模倣し、結果の予測や挙動の解析をおこなうためのプログラムである。

また、Cのスタブは、上位モジュールからテストをおこなうトップダウンテストで使われる下位モジュールの代替、Eのインサーキットエミュレータは組み込み開発において実機のCPUの動作を代行し、プログラムの実行停止やメモリ確認などのデバッグをおこなう装置である。

問題43(難易度:★★★☆☆)

問題

システムの運用テストを実施する主要な目的はどれか。

選択肢


正解:A
運用テストは、システムを本番稼働させる前に、実際の運用環境において運用部門が主体となっておこなうテストである。システムのバックアップ手順、障害発生時の復旧手順、日次や月次のバッチ処理など、実際の業務運用に即した手順が妥当であり、正常に稼働することを確認することを主要な目的とする。したがって、Aが正しい。

ダミーのBは単体テスト、Cは結合テスト、Dはシステムテスト、Eは移行テストの目的である。

問題44(難易度:★★★☆☆)

問題

ソフトウェア開発における受け入れテストの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
受け入れテストは、開発されたシステムが利用者の要求仕様や実際の業務運用を満たしているかを、発注側である利用者が主体となって検証するテストである。したがって、Aが正しい。

ダミーのBはホワイトボックステスト、Cはストレステスト、Dは回帰テスト、Eは結合テストの説明であるため誤りである。それぞれのテストは、目的や実施する主体、および対象が異なるため、混同しないように整理しておくことが必要である。

問題45(難易度:★★★☆☆)

問題

ソフトウェア工学におけるリファクタリングの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:C
リファクタリングは、ソフトウェアの外部から見た振る舞いを変更することなく、ソースコードの内部構造を整理する手法である。これによって、プログラムの可読性を向上させ、保守性を高めることができる。したがって、Cが正しい。

ダミーのAはフォワードエンジニアリング、Bはリバースエンジニアリング、Dはリエンジニアリング、Eはデバッグの説明であるため、これらはすべて誤りである。

問題46(難易度:★★★☆☆)

問題

ソフトウェア開発において構成管理をおこなう目的として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
構成管理は、ソフトウェア開発の各工程におけるソースコードや設計書などの成果物(構成項目)のバージョンや変更履歴、相互の関連性を正確に記録し、管理する手法である。これによって、常に最新かつ正しい成果物の組み合わせが保証され、古いファイルで上書きしてしまう「先祖返り」などの混乱を防止できる。したがって、Aが正しい。

ダミーのBは不具合管理、Cは進捗管理、Dは静的解析、Eはデータディクショナリの目的であるため、すべて誤りである。

本番で焦らないために!
まずは気軽にWEBテスト模試を試そう

書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。

WEBテスト模試」なら、スマホやパソコンで簡単に、実際のテストを想定した模試を受けることができます。

また言語と非言語問題の頻出問題を中心に繰り返し受けることが可能です。ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。

問題47(難易度:★★★☆☆)

問題

ある開発プロジェクトの見積工数は78人月である。作業を開始した1月から4月までは各月に10名を投入したが、4月末時点で24人月分の作業しか完了していない。
7月末までにこのプロジェクトを完了するためには、5月以降は最低何名の要員を追加する必要があるか。5月以降のすべての要員の作業効率は、4月までの要員と同じであるものとする。

選択肢


正解:D
1月から4月までの4カ月間に投入した延べ人数は4×10=40人月である。この期間に24人月分の作業が完了しているため、1人あたりの作業効率は24/40=0.6となる。

全体の残りの作業量は78-24=54人月であり、これを5月から7月までの3カ月間で完了させる必要がある。したがって、1カ月あたりに必要な実質工数は54/3=18人月となる。

要員の作業効率0.6を考慮すると、5月以降に必要な要員数は18/0.6=30名となる。現在10名が稼働しているため、追加に必要な要員数は30-10=20名となる。

したがって、Dが正しい。

問題48(難易度:★★★☆☆)

問題

結合点1を開始、結合点7を終了とするプロジェクトにおいて、各結合点間の作業と所要日数が次のようであるとき、このプロジェクトのクリティカルパスとなる結合点の順はどれか。

・結合点1から2:3日
・結合点1から3:5日
・結合点2から4:4日
・結合点2から5:3日
・結合点3から4:2日
・結合点3から5:6日
・結合点4から6:5日
・結合点5から6:3日
・結合点5から7:4日
・結合点6から7:2日

選択肢


正解:D
クリティカルパスは、プロジェクトの開始から終了までの経路の中で、作業時間の合計が最も長くなる経路である。

各選択肢の経路の合計日数を計算すると、Aは14日(3+4+5+2)、Bは14日(5+2+5+2)、Cは15日(5+6+4)、Dは16日(5+6+3+2)、Eは11日(3+3+3+2)となる。したがって、合計日数が最も長くなるDが正解である。

問題49(難易度:★★★☆☆)

問題

ある作業の所要日数を見積もるにあたり、最も状態が良い場合の楽観値が4日、最も状態が悪い場合の悲観値が16日、最も発生する確率が高い最頻値が7日と予測された。三点見積りを用いて算出される、この作業の期待値として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:B
三点見積り(PERT)における期待値の算出は、最頻値に4の重みを付け、楽観値と悲観値を加算した合計を6で割ることでおこなう。

本問の数値を当てはめると、(4+4*7+16)/6=48/6=8となる。したがって、期待値は8日となるため、Bが正解である。

単純平均を計算した9や、最頻値をそのまま選んだ7などは誤りである。

問題50(難易度:★★★☆☆)

問題

プログラムの予想されるステップ数(ソースコードの行数)を基準とし、これに開発メンバーのスキルやシステムの信頼性などの補正係数を掛け合わせて、開発工数や期間、必要なコストを見積もる手法はどれか。

選択肢


正解:A
COCOMO(Constructive Cost Model)は、ソフトウェアのステップ数(プログラム規模)をベースに、開発環境や要員の能力などの補正係数を掛け合わせて、開発に必要な工数や期間を見積もる手法である。

Bはソフトウェアのライフサイクルをモデル化した手法、Cは機能の数と複雑さから見積もる手法、Dは過去の類似事例から見積もる手法、Eは楽観値・悲観値・最頻値の3つの値から見積もる手法であり、いずれも異なる。

したがって、Aが正解である。

問題51(難易度:★★★☆☆)

問題

品質の定量的評価の指標のうち、ソフトウェアの信頼性の評価指標になるものはどれか。

選択肢


正解:A
信頼性は、システムが安定して正しく稼働し続ける度合いを指す。1件あたりの平均故障間隔を表す(総稼働時間)÷(発生した障害の件数)の値が大きいほど、信頼性が高いと評価できる。したがって、Aが正解である。

Bは保守性、Cは変更容易性、Dは使用性、Eは移植性の評価指標として用いられる。

問題52(難易度:★★★☆☆)

問題

12拠点で構成されている社内ネットワークに、新しく3拠点をつなげる。次の条件ですべての拠点間を接続する場合、新しく追加する必要がある回線の数はいくつか。

〔条件〕
・すべての拠点間は、個別の通信回線で直接接続する。
・ほかの拠点を経由しない。

選択肢


正解:C
n拠点をすべて相互に直接接続する場合、必要な回線数はn(n-1)/2で求められる。
12拠点のとき:12×11/2=66回線
3拠点をつなげて15拠点になるとき:15×14/2=105回線
新しく追加する必要がある回線の数は、105-66=39回線となる。
また、既存の12拠点と新規の3拠点を結ぶ回線数(12×3=36)に、新規の3拠点同士を結ぶ回線数(3×2/2=3)を足して、36+3=39回線と求めることもできる。

問題53(難易度:★★★☆☆)

問題

情報システムの信頼性設計において、フェールセーフの説明として最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
フェールセーフとは、システムに障害が発生したときに、システムを安全な状態へ移行させる設計思想である。たとえば、鉄道の信号機が故障したときにすべての信号を赤にすることがこれに該当する。Aが正解である。

Bはフールプルーフ、Cはフェールソフト(縮退運用)、Dはフェールオーバー、Eはフォールトトレランスの説明である。それぞれの用語の違いを正しく整理して理解しておくことが最も重要となる。

問題54(難易度:★★★☆☆)

問題

IP電話やネットワークカメラ、無線LANアクセスポイントなどの機器に対して、データ通信用のLANケーブルを介して同時に電力を供給する技術として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:B
PoE(Power over Ethernet)は、イーサネットのLANケーブルを通じて、データ通信と同時に電力を供給する技術である。電源コンセントが近くにない場所に設置する機器などへの給電が可能となるため、配線の簡素化に役立つ。

AのPLCは電力線を使って通信をおこなう技術、CのUSB-PDはUSBケーブルで大電力を給電する規格、DのUPSは無停電電源装置である。

問題55(難易度:★★★☆☆)

問題

システム監査で、電子文書の真正性の検証に電子証明書が利用できる公開鍵証明書取得日、電子署名生成日、および検証日の組み合わせはどれか。 なお、公開鍵証明書の有効期間は3年間とし、更新や失効は考慮しないものとする。

選択肢


正解:C
電子証明書が有効であるためには、署名をおこなった時点(生成日)および検証をおこなう時点(検証日)が、ともに証明書の有効期間内でなければならない。また、検証日は署名生成日以降である必要がある。
Cは取得から検証までが2年5カ月であり、3年の範囲内である。さらに、署名生成日も有効期間内(取得から1年1カ月後)であり、検証日よりも前であるため、すべての条件を満たす。
Aは署名生成日が取得日前であるため誤りである。
Bは検証日が取得から3年以上経過しているため誤りである。
Dは署名生成日と検証日が取得から3年以上経過しているため誤りである。
Eは検証日が署名生成日前であるため誤りである。

問題56(難易度:★★★☆☆)

問題

商品コードや会員番号などの入力において、キー入力の誤りや桁の入れ替わりを自動的に検出するために、コードの特定の桁の値から一定の計算式にもとづいて算出された数値をあらかじめコードの末尾に付加し、入力時にその整合性を検証するコントロールとして、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:D
チェックデジットは、コードの入力誤りや偽造を検出するために付加される検査用の数字である。一定の計算式により算出された数値をコードに埋め込んでおき、入力時に同じ計算をおこなって結果を照合することで、入力ミスを自動的に検出できる。したがって、Dが正解である。

Aは入力データの形式や属性を検証するもの、Bはデータの合計値を比較するもの、Cは連番の連続性を確認するもの、Eはデータの値が許容範囲内にあるかを確認するものである。

問題57(難易度:★★★☆☆)

問題

マイクロサービスアーキテクチャの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
マイクロサービスアーキテクチャは、アプリケーションを複数の独立した小さなサービスに分割し、それらを連携させて1つのシステムを構築する手法である。各サービスを独立して開発、配備できるため、変更や拡張に対して柔軟に対応できる。したがって、Aが正解である。

BはDevOps、Cはモノリシックアーキテクチャ、Dはコンテナ仮想化、EはSOA(サービス指向アーキテクチャ)の説明である。それぞれの特徴を整理して理解しておくことが重要となる。

問題58(難易度:★★★☆☆)

問題

企業活動におけるBPR(Business Process Reengineering)の目的として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
BPR(Business Process Reengineering)は、企業活動における業務プロセス、組織構造、業務ルールなどを「抜本的に見直し、再構築」する手法である。コスト、品質、サービス、スピードなどのパフォーマンスを劇的に改善することを目的とする。したがって、Aが正解である。

BはBPM、CはERP、DはSCM、EはCRMの説明である。それぞれの用語の目的を整理して理解しておくことが最も重要となる。

問題59(難易度:★★★☆☆)

問題

テレワークなどで活用しているMDMに関する記述として、適切なものはどれか。

選択肢


正解:B
MDM(Mobile Device Management:モバイル端末管理)は、スマートフォンやタブレットなどの端末を遠隔から一元管理する仕組みである。紛失時に遠隔から端末をロックしたり、データを消去(リモートワイプ)したりできるため、モバイル端末を業務利用するうえでのセキュリティ対策として重要である。したがって、Bが正解。

AはBYOD、Cは検疫ネットワーク、Dはシンクライアント、Eはゼロトラストの説明である。それぞれの特徴を整理して理解しておくことが、本問題のような用語問題を解くうえで最も重要となる。

問題60(難易度:★★★☆☆)

問題

近年、多くの企業で活用されているビッグデータやその収集、分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:C
ビッグデータは、大量性、多様性、高速度という特徴を持つ。Cのように、形式が定まっていない非構造化データをそのままデータレイクなどの基盤に蓄積し、必要に応じて柔軟に加工や分析をおこなうことが有効である。

Aはストリーム処理技術によってリアルタイムでの分析が可能であるため誤り。Bは欠損値を補完するなどして活用するため誤り。Dは分散処理技術の発達により全件のまま分析できるため誤り。Eは多様な形式のデータ混在を扱うため誤り。

問題61(難易度:★★★☆☆)

問題

ある製造企業が、IoTなどの情報技術を利用して工場の製造ラインにおける稼働状況をリアルタイムで遠隔監視するシステムを導入しようとしている。この企業が、システム化構想の立案プロセスでおこなうべきことはどれか。

選択肢


正解:B
システム化構想立案プロセスは、経営戦略や情報技術の動向を踏まえて、システム化の方向性や全体像を検討する最も初期のプロセスである。そのため、経営課題の解決に向けて情報技術の動向を調査し、システム化の方向性を明確にするBが正解となる。

Aは要件定義、Cはシステム化計画立案、Dはシステム要件定義、Eはシステム設計における活動である。各プロセスの目的や実施内容の違いを整理して正しく理解しておくことが重要となる。

問題62(難易度:★★★☆☆)

問題

情報システムの企画および設計段階から、情報セキュリティを確保するための要件をあらかじめ考慮し、開発プロセスの初期段階からセキュリティ対策を組み込んでいく設計思想はどれか。

選択肢


正解:A
セキュリティバイデザインとは、情報システムの企画や設計など、開発プロセスの最も初期の段階から情報セキュリティを確保するための要件を考慮し、システムにセキュリティ対策を組み込んでいく考え方である。これにより、システム稼働後の脆弱性対策にかかるコストやリスクを低減できる。したがって、Aが正解となる。

Bは初期設定の状態で安全性を高めておく考え方、Cはセキュリティに関する基本方針、Dは開発から運用までの各プロセスにセキュリティを統合する手法である。

問題63(難易度:★★★☆☆)

問題

グリーン調達に該当するものはどれか。

選択肢


正解:B
グリーン調達は、製品を製造する際に、環境への負荷ができるだけ少ない原材料や部品、資材などを優先的に調達することである。したがって、Bが正解となる。

AはCSR調達やエシカル調達、Cはサプライチェーンにおけるリスクマネジメント(BCP対策)、DはEDIを活用した調達業務の効率化、Eはコスト削減を最優先した一般的な調達の説明である。環境配慮(グリーン)というキーワードを正しく理解しておくことが重要となる。

問題64(難易度:★★★☆☆)

問題

プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)における“金のなる木”を説明したものはどれか。

選択肢


正解:C
PPMは、市場成長率と市場占有率の2つの軸で自社の事業や製品を4つの象限に分類し、経営資源の最適な配分を決定する手法である。

金のなる木は、市場成長率が低く市場占有率が高い象限を指す。市場が成熟しており、シェア維持のための追加投資をあまり必要としないため、多くの資金を安定して創出できるのが特徴である。したがって、Cが正解となる。

Aは問題児、Bは花形、Dは負け犬の説明である。

問題65(難易度:★★★☆☆)

問題

マーケティング理論におけるキャズムの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
キャズムとは、ハイテク業界などの市場において、初期市場からメインストリーム市場へと移行する段階で、製品の普及が劇的に停滞する大きな障壁や溝を指す。したがって、Aが正解である。

Bはイノベーションのジレンマ、Cはコモディティ化の説明である。イノベーションの普及プロセスにおける障壁を正しく理解しておくことが重要となる。

問題66(難易度:★★★☆☆)

問題

新規顧客の獲得を強化するために、Webサイトからの資料請求数を前月比15%増加させるという定量的な目標を定め、マーケティング活動を展開している。この資料請求数の目標のように、最終的な経営目標の達成に向けた日々の業務プロセスの進捗状況を測定するための中間的な指標はどれか。

選択肢


正解:C
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)は、最終的な目標を達成するために、業務プロセスが順調に進んでいるかを定量的に測定する中間的な指標である。

問題文にある「資料請求数を15%増加させる」という目標は、最終的な経営目標に向けたプロセスの進捗を測るための指標であるため、KPIに該当する。したがって、Cが正解となる。

Aは重要成功要因、Bは最終目標を定量的に表す指標である。

問題67(難易度:★★★☆☆)

問題

CRMを説明したものはどれか。

選択肢


正解:A
CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)は、顧客情報を一元管理し、長期的な信頼関係の構築によって顧客満足度を高める手法である。したがって、Aが正解となる。

BはSFA、CはERP、DはSCM、EはBI(ビジネスインテリジェンス)の説明である。

企業経営における各情報システムの役割や目的の違いを正しく整理して理解しておくことが、本問題のような用語問題を解くうえで最も重要となる。

問題68(難易度:★★★☆☆)

問題

インキュベータ(インキュベーション組織)の役割として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
インキュベータは、創業間もないベンチャー企業や起業家に対して、ハード面(オフィススペースや設備など)やソフト面(経営ノウハウ、資金調達、人材紹介など)の支援をおこなう組織や施設である。これにより、新興企業の成長を促進し、その生存率を高める役割を果たす。したがって、Aが正解である。

BはM&Aアドバイザリー、CはTLO、Dは事業再編、EはSWOT分析の説明である。

問題69(難易度:★★★☆☆)

問題

システム開発や製品製造におけるリバースエンジニアリングの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
リバースエンジニアリングは、既存の製品やプログラムを解体あるいは解析して、その設計仕様や技術情報を明らかにする手法である。ソースコードを紛失したときや、他社製品の技術を調査するときなどに用いられる。したがって、Aが正解である。

Bはコンカレントエンジニアリング、Cはフォワードエンジニアリング、Dはリファクタリング、Eはバリューエンジニアリングの説明である。

問題70(難易度:★★★☆☆)

問題

SVGを説明したものはどれか。

選択肢

正解:C
SVG(Scalable Vector Graphics)は、二次元のベクトルグラフィックスを記述するためのXMLベースの言語である。画像の拡大や縮小をおこなっても画質が劣化しない特徴を持ち、Webサイトのアイコンやイラストなどに広く用いられている。したがって、Cが正解となる。

AはRSS、BはMathML、DはCSSの説明である。それぞれの技術や言語の特徴を整理して理解しておくことが重要となる。

問題71(難易度:★★★☆☆)

問題

生産管理方式の1つであるかんばん方式の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:C
かんばん方式(ジャストインタイム方式)は、必要なものを、必要なときに、必要なだけ生産する仕組みである。後工程が引き取った部品の情報を「かんばん」と呼ばれる伝票で前工程に伝えることによって、無駄な在庫を持たずに生産量を制御できるのが特徴である。したがって、Cが正解となる。

Aは受注生産方式、BはMRP、Dはコンカレントエンジニアリング、EはERPの説明であり、それぞれの用語を正しく整理しておくことが重要となる。

問題72(難易度:★★★☆☆)

問題

電子政府や電子自治体におけるサービス分類のうち、GtoC(Government to Citizen)に該当する事例として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:B
G to C(Government to Citizen)は、行政機関と住民の間の電子取引や手続きを指す。したがって、住民が行政手続きを電子申請するBが正解となる。

AおよびDは、行政と企業間の取引や手続きであるためG to Bに該当する。Cは、行政機関同士のデータ連携であるためG to Gに該当する。Eは、住民(個人)同士の取引であるためC to Cに該当する。

それぞれの対象を整理して理解しておくことが重要である。

問題73(難易度:★★★☆☆)

問題

ユーザビリティの説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
ユーザビリティは、特定の利用者が特定の目的を達成する際の「使いやすさ」や「満足度」の度合いを指す。したがって、Aが正解となる。

Bはユニバーサルデザイン、Cはアクセシビリティ、Eはインターオペラビリティの説明である。

基本情報技術者試験では、人間工学やシステム設計に関する用語の違いを混同せずに正しく整理して理解しておくことが、本問題のような用語問題を解くうえで最も重要となる。

問題74(難易度:★★★☆☆)

問題

IoTシステムを構成する要素のうち、アクチュエータの役割として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:C
IoTシステムは、データを収集するセンサ、データを中継するゲートウェイ、データを分析して命令を出すサーバ、および命令を受けて物理的な動作をおこなうアクチュエータなどで構成される。アクチュエータは、電気信号を物理的な運動に変える役割を持つため、Cが正解である。

Aはセンサ、BはIoTゲートウェイ、Dはクラウドサーバなどの役割を説明したものである。それぞれの構成要素の役割を正しく整理しておくことが重要となる。

問題75(難易度:★★★☆☆)

問題

マトリクス組織の説明として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:A
マトリクス組織は、職能別組織と事業部制組織の長所を組み合わせた組織形態であり、構成員が縦横の2つの系統から指揮命令を受けるため、Aが正解となる。

Bはプロジェクト組織、Cは職能別組織、Dは事業部制組織、Eはネットワーク組織の説明である。

それぞれの組織形態が持つ特徴やメリット、デメリットを正しく整理して理解しておくことが、本問題のような用語問題を解くうえで最も重要となる。

問題76(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

ビッグデータの活用事例を、分析結果のフィードバック先と反映タイミングで分類した場合、「全体×即時」に該当する活用事例はどれか?

選択肢


正解:B
スマート工場のセンサーから得られる稼働データにもとづき、異常検知のときにシステム全体へ即座に警告を発してラインを停止させる事例は、「全体への即時反映」に該当する。

Aは個々の車両への即時反映である。Cは顧客個々への定期的あるいは遅延した反映である。DとEは、過去のデータを蓄積・分析して将来の計画やマップ作成に役立てるものであり、全体への定期的な反映に該当する。したがって、正解はBである。

問題77(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

ネットワーク機器(取得価額1,500千円、耐用年数6年)を4年間利用した後に380千円で売却したときの固定資産売却損は何千円か?

選択肢


正解:A
毎年の減価償却費は、取得価額1,500千円を耐用年数6年で割った250千円となる。4年間利用した時点での減価償却累計額は1,000千円であり、帳簿価額(未償却残高)は1,500千円から1,000千円を引いた500千円となる。

固定資産売却損は、この帳簿価額500千円から売却額380千円を差し引いて計算するため、120千円となる。したがって、正解はAである。

問題78(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

著作権法において、ソフトウェア開発に関連する成果物のうち、保護の対象となり得ないものはどれか?

選択肢


正解:B
著作権法では、プログラム著作物において「プログラム言語」「規約」「解法」は保護の対象外と規定されている。したがって、プログラム言語の構文規則であるBは保護の対象となり得ない。

A、D、Eはプログラムそのものであるため保護の対象となる。また、Cの設計書は、文章や図形の著作物として保護される。

問題79(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

電子署名法(電子署名及び認証業務に関する法律)に関する記述のうち、適切なものはどれか?

選択肢


正解:C
電子署名法第2条における電子署名の定義では、電磁的記録に記録された情報についておこなわれる措置であり、作成者を示すことができ、かつ、改ざんの検知ができるものとされている。したがって、Cが適切である。

Aについて、技術の限定はない。Bについて、認定を受けなくても認証業務をおこなうことは妨げられない。Dについて、法的推定が与えられるだけであり、反証は可能である。Eについて、企業間の取引にも広く適用される。

問題80(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

A社は、自社の基幹システムの移行作業について、B社と請負契約を締結した。B社の作業員は、セキュリティの観点からA社のデータセンタで作業をおこなうことになっている。この場合における、B社作業員に対する指揮命令権の所在と雇用契約の関係として、適切なものはどれか。

選択肢


正解:D
請負契約において、作業員に対する指揮命令権は受注者であるB社にある。発注者であるA社のデータセンタで作業をおこなう場合であっても、A社が直接指示を出すことはできず、指揮命令権がA社に移ることはない。

また、B社作業員はB社に雇用されており、A社と新たな雇用契約を結ぶ必要もない。したがって、指揮命令権はB社にあり、新たな雇用契約は不要であるとするDが適切である。

問題81(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

情報システムの設計や運用をおこなうとき、技術者が遵守すべき技術者倫理の観点から、職務において最も優先すべきものはどれか。

選択肢


正解:C
技術者倫理の規定において、技術者が職務を遂行するときに最も優先すべきものは「公衆の安全、健康、および福祉」である。企業の利益やコストの低減、納期管理、あるいは技術者個人の名誉といった事柄よりも、社会全体の安全や福祉の確保が最優先される。これは、技術が社会に与える影響がきわめて大きいためである。

したがって、正解はCである。

問題82(難易度:★★★☆☆)

問題

次のプログラムにおけるaとbに入れる正しい答えの組合せを、選択肢の中から1つ選びなさい。

関数pushは、引数で与えられた整数をスタックに格納する。格納できた場合はtrueを返し、格納できなかった場合はfalseを返す。関数popは、スタックから値を取り出して返す。スタックが空のときは未定義の値を返す。スタックを、要素数が6である大域の整数型の配列stack、および最後に値を格納した位置を示す大域の変数stackPosで表現する。初期状態のstackPosの値は0である。プログラムでは、配列の領域外を参照してはならないものとする。ここで、配列の要素番号は1から始まる。

関数 push(整数型: item)
if (stackPos >= 6)
    return false
endif
stack[stackPos+1] = item
stackPos = a
return true

関数 pop()
if (stackPos == 0)
    return 未定義
endif
整数型: item = stack[stackPos]
stackPos = b
return item

選択肢


正解:A
stackPosは最後に値を格納した位置を指している。pushのときは、次に格納すべき位置が現在のstackPosより1大きい位置になるため、stack[stackPos+1]に値を格納した後に、stackPosの値を1増やす必要がある。したがって、aにはstackPos+1が入る。

popのときは、現在stackPosが指している位置にある値を取り出した後に、次に最後に格納された値の位置を指すように、stackPosの値を1減らす必要がある。したがって、bにはstackPos-1が入る。

よって、正解はAである。

問題83(難易度:★★★★☆)

問題

次の式を逆ポーランド表記法で表現したものはどれか。 (A+B)×C-D÷(E+F)

選択肢


正解:A
逆ポーランド表記法(後置表記法)は、演算子をオペランドの後に置く形式である。

まず演算の優先順位にしたがって部分ごとに変換をおこなう。括弧内の(A+B)は「AB+」、(E+F)は「EF+」となる。

次に乗除算を優先するため、(A+B)×Cは「AB+C×」、D÷(E+F)は「DEF+÷」となる。

最後にこれら2つの差を求めるため、演算子「-」を末尾に配置した「AB+C×DEF+÷-」が正しい表現となる。

したがって、Aが正解である。

問題84(難易度:★★★★☆)

問題

カソードコモン型7セグメントLEDの点灯回路において、出力ポートの各ビットP7からP0と、LEDの各セグメントaからg、dp(ドット)との対応が次の通りであるとき、出力ポートに16進数でB3を出力したときの表示状態(数字)はどれか。

ここで、セグメントaからgの配置は、aが上、bが右上、cが右下、dが下、eが左下、fが左上、gが中央であり、対応するビットが1のとき点灯、0のとき消灯するものとする。

ビットの対応: P7=g、P6=f、P5=e、P4=d、P3=c、P2=b、P1=a、P0=dp

選択肢


正解:A
16進数のB3を2進数に変換すると10110011となる。カソードコモン型では、ビットが1のときにセグメントが点灯するため、P7、P5、P4、P2、P1が点灯する。ビットの対応関係から、点灯するセグメントはg、e、d、b、aとなる。セグメントの配置にしたがって、a(上)、b(右上)、g(中央)、e(左下)、d(下)を点灯させると、10進数の「2」の形が構成される。したがって、Aが正しい。

アノードコモン型と誤認して0のビットを点灯させると正しい数字にならない。

問題85(難易度:★★★★☆)

問題

次の条件でITサービスを提供している。SLAを満たすことができる、1カ月のサービス時間帯の中で停止時間は最大何分か。

〔SLAの条件〕
・サービス時間帯は、平日の午前9時から午後9時までとする。
・1カ月の平日の日数は20日とする。
・可用性を99.6%以上とする。

選択肢


正解:D
1カ月の総サービス時間は、12時間/日×20日=240時間となる。これを分に換算すると、240×60=14,400分である。

SLAで許容される最大停止時間の割合は、100%-99.6%=0.4%すなわち0.004となる。したがって、最大停止時間は14,400分×0.004=57.6分となる。

なお、240時間×0.004=0.96時間を求めてから、0.96×60=57.6分と計算しても良い。

問題86(難易度:★★★★☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

関数searchは、2つの文字型の配列を、それぞれ引数dataおよびkeyで受け取り、dataから、keyの要素の並びと同じ並びをすべて探し、その先頭の要素番号をすべて格納した配列を返す。見つからなければ、要素数0の配列を返す。

関数searchをsearch({“x”,”y”,”x”,”y”,”x”,”y”,”z”,”x”,”y”,”z”},{“x”,”y”,”z”})として呼び出すと、文字列の一致を確認する条件式が真となる回数は何回か? ここでは、配列の要素番号は1から始まる。

選択肢


正解:C
dataに対し、key(”x”,”y”,”z”)を先頭から順にずらしながら比較する。文字の比較において、一致を確認する条件式が真となる回数を数える。

要素番号iを1から順に進めると、i=1のとき”x”と”y”の2回、i=2のとき0回、i=3のとき”x”と”y”の2回、i=4のとき0回、i=5のとき”x”と”y”と”z”の3回、i=6のとき0回、i=7のとき0回、i=8のとき”x”と”y”と”z”の3回となる。これらをすべて足し合わせると、2+0+2+0+3+0+0+3=10回となる。

したがって、正解はCである。

問題87(難易度:★★★★☆)

問題

次のプログラムにおけるaとbに入れる正しい答えの組合せを、選択肢の中から1つ選びなさい。

関数function1が受け取る引数と、関数function2が受け取る引数とが同じとき、2つの関数は同じ値を返す。ここで、引数nと引数mは正の整数であり、引数mは引数nよりも10以上大きい数とする。

関数function1は、nからmまでの整数のうち、3の倍数であるものの個数を返す。関数function2は、nから始めて最初の3の倍数(tempN)を探し、その後は3ずつ加算して効率的に個数を数えるプログラムである。

function2(n, m) {
    count = 0
    tempN = 0

    // 手順1:最初の3の倍数を見つける
    for ( [ a ] ) {
        if ( (n + i - 1) が 3の倍数 ) {
            tempN = n + i - 1
            break
        }
    }

    // 手順2:見つかったtempNから3ずつ増やしてカウント
    for ( [ b ] ) {
        count = count + 1
    }

    return count
}

選択肢


正解:D
function2は、nから順に最初の3の倍数(tempN)を探し、その後は3ずつ加算して個数を数える効率的なアルゴリズムである。

【a:最初の3の倍数を見つける】
3の倍数は三つの連続する整数に必ず一つ存在するため、最初の3の倍数を見つけるためのループは最大3回(1から3まで)回す必要がある。

【b:効率的なカウント】
最初の3の倍数(tempN)が見つかった後は、その値を起点として、末尾のmを超えない範囲で3ずつ増やしながらカウントをおこなうことで、すべての数字をチェックするより効率的に計算できる。このため、aは「iを1から3まで1ずつ増やす」、bは「jをtempNから始めてmを超えない範囲で3ずつ増やす」となる。

したがって、正解はDである。

問題88(難易度:★★★★☆)

問題

次の問題を解いて、正しいものを1つ選びなさい。

X社は従業員300名のソフトウェア開発企業である。東京に本社があり、大阪に支社がある。X社では、ファイルサーバを次のように運用している。

・ファイルサーバは本社と支社のサーバルームに設置している。
・ファイルサーバは、磁気テープを使用してファイルのバックアップを取得している。
・日曜日の午前3時からフルバックアップを取得し、翌週の水曜日と金曜日の午前3時から増分バックアップを取得している。
・これまで、フルバックアップからのリストアには平均して5時間、1回の増分バックアップからは平均して0.5時間かかっている。

注記 事業影響度分析の結果にもとづき、ファイルサーバは、48時間の目標復旧時点(RPO)と24時間の目標復旧時間(RTO)が要求事項として定められている。

X社はISMS認証を取得しており、最高情報セキュリティ責任者(CISO)を中心に情報セキュリティに取り組み、定期的に情報セキュリティリスクアセスメントをおこなっている。情報セキュリティリーダーのBさんは、内部監査室からファイルサーバの運用について何点か質問を受け、次のように回答した。

項番1:たとえば、土曜日の正午に障害が発生した場合、少なくともa1の時点のデータは復元しなければならない。
項番2:たとえば、金曜日の正午に障害が発生し、ファイルサーバの全データが消失したとすると、バックアップからのリストアにはa2時間かかると予想される。
項番3:ICT継続の計画書は、a3が承認している。

a1、a2、a3に入れる正しい答えの組合せはどれか?

選択肢


正解:C
a1について、RPOが48時間であるため、土曜日の正午から48時間前である「木曜日の正午」のデータを復元する必要がある。

a2について、金曜日の正午に障害が発生したとき、それまでに取得されているバックアップは、日曜日のフルバックアップ(5時間)と水曜日および金曜日の増分バックアップ(各0.5時間)である。したがって、リストア時間は5+0.5+0.5=6.0時間となる。

a3について、ICT継続の計画書を承認するのは、経営層であるCISOが適切である。したがって、正解はCである。

「基本情報技術者」を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!知識を習得してから練習問題に取り組もう! 最低20時間は対策が必要

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

プロフィールを見る

基本情報技術者対策では、「知識を覚えること」と「典型問題を解けること」を分けて考えましょう

練習方法としては、まず頻出用語や基本概念を短く整理して覚え、その後に過去問や類題で確認する流れをおすすめします。

対策時間の目安としては、情報系の基礎がある人でも20~30時間程度、苦手意識が強い人は40時間以上を見ておくと安心です。

焦りは禁物! 頻出分野の基本問題から押さえよう

特に重点的に練習しておきたいのは、2進数・論理演算・アルゴリズム・データベース・ネットワーク・セキュリティです。これらは出題されやすく、理解が曖昧だと連続して失点しやすい分野です。

苦手意識が強い人は、最初から難問に手を出さず、まずは「基本問題を確実に取る」ことを優先してください。

間違う人が多いポイントは、用語を丸暗記して意味を理解していないこと、計算手順を省略してミスすること、設問文の条件を読み落とすことです。落ち着いて条件を整理し、基本パターンを繰り返すことが合格への近道となります。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

> コンテンツポリシー
就活対策資料&ツール一覧 About Our Materials

関連Q&A

記事カテゴリー

Q&Aカテゴリーはこちら

関連Q&A

目次

おすすめ対策ツール・資料

TOP

PORTキャリア
会社情報 プライバシーポリシー グループ会員利用規約 コンプライアンスポリシー 反社会的勢力排除ポリシー 外部サービスの利用について 情報セキュリティ基本方針 行動ターゲティング広告について カスタマーハラスメントポリシー