SPI 非言語「分割払い」の練習問題15問! 専門家がわかりやすく解説

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高尾 有沙
キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味。キャリア相談の傍らWebテスト対策のサポートをおこなう

SPIの「分割払い」は非言語分野で出題される問題です。その名の通り、商品やサービスの料金を分割して支払う際の月々の支払額などを求める問題が出題されます。

近年は出題頻度が低下している傾向にありますが、コツさえつかめば解きやすい単元なので対策しておくことをおすすめします。

この記事では、学生のWebテスト支援の経験を持つキャリアコンサルタントの高尾さんとともにSPIの「分割払い」の解き方について解説していきます。具体的な対策方法についても解説しているので、「分割払い」に苦手意識がある人は参考にしてみてください。

記事の後半では「分割払い」の練習問題を15問紹介しています。最後まで解いて、分割払いを完璧にマスターしましょう。

よりSPIの本番をイメージして対策したい人は、SPI対策模試にも挑戦してみてください。

問題を解く前に確認! 分割払いの解答のコツ

SPI「分割払い」の概要

  • 問題パターン:基本、分割手数料あり、ボーナス払いありなど
  • 1問あたりの時間:1分程度
  • 形式ごとの出題頻度:テストセンター(低)ペーパーテスト(低)Webテスティング(低)
分割払いの解き方をわかりやすく教えてください!

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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頻出単元を完璧にした後の「守りの一手」として対策しよう!

この単元は、近年主流のテストセンター方式では出題頻度が減少傾向にあります。そのため、「解けないと致命的」と過度に不安になる必要はありません

しかし、ペーパーテスト形式や一部の企業オリジナル問題では出題される可能性があります。対策の優先順位としては、頻出の「推論」や「表の読み取り」を完璧にした後の「守りの一手」として位置づけるのが賢明です

複雑な公式を覚えるよりも、「残金÷回数」という基本的な割り算の構造を理解することに時間を使いましょう。

SPI「分割払い」の練習問題15問|高尾さんによる解説付き

ここからはSPI「分割払い」の応用パターンを含む練習問題を15問、全問解説付きで紹介しています。手数料やボーナス払いなどを含む応用問題も網羅的に紹介しているので、演習を通してどんな問題にも対応できる実戦力を身に付けましょう。

また「分割払い」にまだ慣れていない人は、演習を始める前に「問題を解く前に確認! 分割払いの解答のコツ」を確認しておくと、効率よく学習できますよ。

問題1(難易度:★☆☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。ただし、支払いに際して手数料や利子は考えないものとする。
15万円の電動アシスト自転車を購入することにした。代金の支払いは、購入時に頭金として3万円を支払い、残金を12回払いとした。このとき、月々の支払額はいくらか。

選択肢


正解:B
まず、分割払いの対象となる「残金」を求める。購入金額から頭金を引く。
150,000-30,000=120,000(円)

次に、この残金を支払回数で割る。
120,000÷12=10,000(円)

よって、月々の支払額は10,000円である。
なお、Dは頭金を引かずに総額を回数で割った場合の誤答(150,000÷12)である。

問題2(難易度:★☆☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。ただし、支払いに際して手数料や利子は考えないものとする。
総額35万2千円のエステティックサロンのコースを契約した。代金の支払いは、契約時に頭金として6万4千円を支払い、残金を24回払いとした。このとき、月々の支払額はいくらか。

選択肢


正解:B
分割払いの対象となる「残金」を算出する。
352,000-64,000=288,000(円)

次に、残金を支払回数で割る。
288,000÷24=12,000(円)

よって、月々の支払額は12,000円となる。
桁数が大きくなり、割り算の難易度が少し上がっている。Dは頭金を考慮せずに総額を割った場合の誤答(約14,666円)に近い数値のダミーである。

問題3(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。ただし、支払いに際して手数料や利子は考えないものとする。
90万円の中古自動車を購入した。代金の支払いは、購入時に頭金として購入金額の3割を支払い、残金を30回払いとした。このとき、月々の支払額はいくらか。

選択肢


正解:C
まず、頭金の金額を求めるのではなく、「残金が全体の何割か」に着目すると計算が早い。頭金が3割なので、残金は7割(0.7)である。
900,000×0.7=630,000(円)

この残金を支払回数で割る。
630,000÷30=21,000(円)

よって、月々の支払額は21,000円である。Eは総額をそのまま回数で割った誤答、Aは頭金を回数で割った誤答である。

問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。なお、消費税は考慮しないものとする。
ある家電製品を、頭金0円の10回払いで購入することにした。この支払い方法では、商品価格の10%が分割手数料として加算される。毎回の支払額が5,500円であるとき、この商品の価格はいくらか。

選択肢


正解:C
まず、支払う総額を計算する。
5,500円×10回=55,000(円)

この55,000円は、商品価格に10%の手数料を加えたものである。つまり、商品価格の1.1倍に相当する。
商品価格×1.1=55,000

ここから商品価格を逆算する。
55,000÷1.1=50,000(円)

よって、商品の価格は50,000円である。
Dは支払総額をそのまま答えた誤答、Bは総額から10%を引いてしまった誤答である。

高尾 有沙

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この問題で最も多いミスは、支払総額から単純に「10%を引いて」元の価格を出そうとすることです

手数料が加算された後の金額(110%=1.1倍)がわかっている状態なので、元の価格に戻すには「÷1.1」をする必要があります。「引く」のではなく「割る」のが正解です。

検算として、出した答えに1.1を掛けてみて、元の支払総額(55,000円)に戻るかどうかをサッと確認する癖をつけると、この手のケアレスミスは激減します。間違えがちな人は要チェックです。

問題5(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。なお、消費税は考慮しないものとする。
通信講座の受講料を、頭金0円の20回払いで支払うことにした。この支払い方法では、受講料の5%が分割手数料として加算される。毎回の支払額が4,200円であるとき、この通信講座の受講料はいくらか。

選択肢


正解:C
まず、支払総額を求める。
4,200円×20回=84,000(円)

この金額は、受講料(商品価格)の5%増し、つまり1.05倍である。
受講料×1.05=84,000

受講料を逆算する。
84,000÷1.05=80,000(円)

よって、受講料は80,000円となる。
割る数が「1.05」となり、計算の手間が少し増えている。Dは手数料込みの総額を選んでしまった場合のダミーである。

問題6(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。なお、消費税は考慮しないものとする。
業務用の機器を、頭金0円の24回払いで購入することにした。この支払い方法では、機器価格の8%が分割手数料として加算される。毎回の支払額が9,000円であるとき、この機器の価格はいくらか。

選択肢


正解:B
支払総額を計算する。
9,000円×24回=216,000(円)

手数料は機器価格の8%であるため、支払総額は機器価格の1.08倍となる。
機器価格×1.08=216,000

機器価格を逆算する。
216,000÷1.08=200,000(円)

よって、機器の価格は200,000円である。
支払回数が増え、乗算(9,000×24)と除算(÷1.08)の計算負荷が高まっている。Dは支払総額、Aは支払総額から単純に支払総額の1割程度を引いた誤答を誘うダミーである。

高尾 有沙

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この問題を解くときのポイントは、計算の途中で端数が出ないか注意することです

9,000円×24回=216,000円。これを1.08で割りますが、SPIなどのWebテストでは、答えが綺麗な整数になることがほとんど。

もし計算途中で割り切れなさそうな数字が出てきたら、どこかで桁を間違えている可能性が高いです。すぐに手を止めて、最初の掛け算から見直す勇気を持ちましょう。

問題7(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。ただし、支払いに際して手数料や利子は考えないものとする。
10万円の家電製品を購入した。代金の支払いは、購入時に頭金として2万円を支払い、残金を10回払いとした。ただし、ボーナス月(2回)は、通常月の支払額に1万円を加算して支払うものとする。このとき、ボーナス月以外の月々の支払額はいくらか。

選択肢


正解:B
まず、分割払いの対象となる残金を求める。
100,000-20,000=80,000(円)

次に、ボーナス加算分の総額を先に引く。ボーナス月は2回、各1万円加算なので、
10,000×2=20,000(円)
80,000-20,000=60,000(円)

この60,000円を10回で均等に割る。
60,000÷10=6,000(円)

よって、6,000円である。Dはボーナス加算分を引き忘れた場合の誤答である。

高尾 有沙

プロフィール

「ボーナス月は加算」という表現は非常に危険です。「その月はボーナス分だけ払えば良い」と勘違いしがちですが、実際は「いつもの支払額 + ボーナス分」の合計を支払うことになります。つまり、この月だけ支払額が上がるのです。

計算する際は、イメージとして「毎月の支払いベース(土台)」の上に「ボーナスというブロック」が乗っかっている図を想像してください。土台部分(10回分)と追加ブロック(2回分)を別々に計算して足すと整理しやすくなります

問題8(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。ただし、支払いに際して手数料や利子は考えないものとする。
30万円の自動二輪車を購入した。代金の支払いは、購入時に頭金として6万円を支払い、残金を12回払いとした。ただし、ボーナス月(2回)は、通常月の支払額に3万円を加算して支払うものとする。このとき、ボーナス月以外の月々の支払額はいくらか。

選択肢


正解:B
残金を計算する。
300,000-60,000=240,000(円)

ボーナス加算分の合計を算出する。
30,000×2=60,000(円)

残金からボーナス加算分を引き、ベースとなる支払総額を出す。
240,000-60,000=180,000(円)

これを回数で割る。
180,000÷12=15,000(円)

よって、15,000円となる。
Dはボーナス払いを考慮しなかった場合、Cはボーナス加算を1回分しか引かなかった場合の誤答である。

高尾 有沙

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ボーナス払いの問題では、設問文の「通常月の支払額に〇万円を加算して」という部分を読み飛ばさないことが大切です。ここを見落とすと、ボーナス月も同額で計算してしまい、選択肢にない数字が出てパニックになります。

この手の問題が出たら、まず「通常月」と「ボーナス月(通常+加算)」の2種類の支払額があることをメモ用紙に書いておきましょう。

情報を可視化し整理することで、計算式を立てる際の混乱を防げます

問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。ただし、支払いに際して手数料や利子は考えないものとする。
総額125万円の結婚式費用をローンで支払うことにした。契約時に頭金として総額の20%を支払い、残金を20回払いとした。ただし、支払い期間中にボーナス月が4回あり、その月は通常月の支払額に5万円を加算して支払うものとする。このとき、ボーナス月以外の月々の支払額はいくらか。

選択肢


正解:B
残金を求める。頭金が総額の20%なので、残金は総額の80%である。
1,250,000×0.8=1,000,000(円)

ボーナス加算分の総額を引く(4回分である点に注意)。
50,000×4=200,000(円)
1,000,000-200,000=800,000(円)

これを20回で割る。
800,000÷20=40,000(円)

よって、40,000円である。
Cはボーナス回数を2回と勘違いした場合、Dはボーナス加算を無視した場合の誤答である。

高尾 有沙

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金額が100万円を超え、さらにボーナス月が4回と条件が複雑になっています。このような問題では、計算ミス以上に「条件の取りこぼし」に注意です

頭金20%を引く、残金を出す、ボーナス加算分を考慮する…とステップが多いので、一度に計算しようとせず、一つずつ答えを確定させていきましょう。

特に「0」の数が多いので、計算時は「万円」単位で考えて「125 – 25 = 100」のように桁を省略してメモを取るのが、計算ミスを減らす有効なテクニックです

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。
ある通信講座を受講するため、費用を分割払いで支払うことにした。申し込み時に頭金として受講費用の10%を支払い、残りの金額に対しては、その残額の20%の手数料を加算したうえで、12回均等払いで支払うこととした。このとき、分割払いの1回分の支払額は、受講費用のどれだけにあたるか。

選択肢


正解:C
受講費用を「1」として考える。

まず、頭金が10%(0.1)なので、分割払いの対象となる「残額」は、
1-0.1=0.9

次に、手数料込みの支払総額を求める。残額に20%(0.2)の手数料が加算されるため、支払う総額は残額の1.2倍になる。
0.9×1.2=1.08

最後に、1回分の支払額を求める。これを12回で等分する。
1.08÷12=0.09

これを分数に直す。
0.09=9/100

よって、9/100である。Aは手数料を計算に入れなかった場合の誤答(0.9÷12=0.075)、Dは計算ミスのダミーである。

高尾 有沙

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「残額に対して手数料がかかる」というパターンは、分割払いのなかで最も難易度が高い形式の一つです。

多くの人が「最初の金額」に手数料を掛けてしまいますが、それは間違いです。必ず「頭金を引いた後の金額(残金)」を確定させてから、そこに手数料率(1.2倍など)を掛けましょう

この「引いてから、掛ける」という順序を間違えると、選択肢にある誤答(ひっかけ)を選んでしまうように作られています。手順を守る、はしょらないことが正解への近道です

問題11(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問いに答えよ。
オフィス用家具をまとめて購入することにした。購入時に頭金としていくらか支払い、残りの金額に対しては、その残額の20%の手数料を加算したうえで、12回均等払いで支払うこととした。分割払いの1回分の支払額を購入価格の1/15にするためには、頭金として購入価格のどれだけを支払えば良いか。

選択肢


正解:C
購入価格を「1」とし、頭金を引いたあとの「残額」をRとする。
①まず、分割払いの総額を式で表す。残額Rに20%(0.2)の手数料がつくので、総額は1.2Rとなる。
②これを12回で割って、1回分の支払額を出す。1.2R÷12=0.1R=(1/10)R
③方程式を立てる。問題文より、これが購入価格の1/15に等しいため、以下の式が成り立つ。(1/10)R=1/15
④残額Rを求める。R=10/15=2/3
⑤頭金を求める。求めたいのは頭金なので、全体(1)から残額(2/3)を引く。1-2/3=1/3
よって、頭金は購入価格の1/3。(Aは計算途中の数値や単純な読み違いを誘うダミー)

問題12(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。
自宅のリフォーム工事をおこなうことになり、代金を分割で支払う契約をした。契約時に頭金として代金の1/3を支払い、残りの金額に対しては、その残額の12.5%を手数料として加算したうえで、10回均等払いで支払うこととした。このとき、分割払いの1回分の支払額は、代金のどれだけにあたるか。

選択肢


正解:C
代金を「1」とし、分数を用いて計算するとスムーズである。
頭金が1/3なので、残額は2/3である。手数料は12.5%であり、これは分数にすると1/8である
(0.125=125/1000=1/8)。したがって、手数料込みの総額は残額の「1+1/8=9/8倍」となる。
支払総額=2/3×9/8=3/4
これを10回で等分する。3/4÷10=3/40
よって、3/40である。小数で計算しようとすると複雑になりミスを誘発する。Aは手数料を考慮しなかった場合の誤答(2/3÷10=1/15)である。

高尾 有沙

プロフィール

「1/3」や「12.5%(=1/8)」といった数字が出てきたときは、小数に直して計算するよりも、分数のまま処理したほうが計算が早くなることがあります

たとえば「残額の12.5%を加算」は「残額の9/8倍になる」と言い換えられます。無理に「0.125」で筆算をするよりも、約分が使える分数計算のほうが、電卓を使えない環境では圧倒的に有利です。

数字の感覚を養うために、よく出る%と分数の変換(例:12.5%=1/8)は感覚的に覚えておくと武器になります

問題13(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。
業務用の大型機械を購入した。購入時に頭金として価格の10%を支払い、残りの金額に対しては、その残額の1/3にあにあたる金額を手数料として加算したうえで、15回均等払いで支払うこととした。このとき、分割払いの1回分の支払額は、機械の価格のどれだけにあたるか。

選択肢


正解:C
価格を「1」とする。小数と分数を適切に使い分ける必要がある。
頭金は10%(0.1)なので、残額は0.9、分数で表すと9/10である。
手数料は残額の1/3なので、加算後の総額は残額の「1+1/3=4/3倍」となる。
支払総額=9/10×4/3(3と9で約分して)=3/10×4/1=12/10=1.2
これを15回で等分する。1.2÷15=0.08
これを分数に直す。8/100=2/25
よって、2/25である。Bは手数料を加算しなかった場合(0.9÷15=0.06)の誤答である。

高尾 有沙

プロフィール

問題文が長く、数字の条件も「10%」「1/3」「15回」と多岐にわたります。焦ると「手数料はどれにかかるんだっけ?」と混乱しがちです。

こういう時は、メモ用紙に下記のような簡単なフローチャートを描きましょう
「総額」→「頭金引く」→「残金」→「手数料足す」→「割る」。

この矢印を書くだけで5秒程度は時間がかかりますが、頭のなかだけで処理しようとして計算ミスをしてやり直す時間の何倍も効率的です。急がば回れ、で情報を整理してください。

問題14(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。
店舗の改装工事をおこなうことになり、費用を分割払いにした。契約時に頭金としていくらか支払い、残りの金額に対しては、その残額の25%の手数料を加算したうえで、20回均等払いで支払うこととした。分割払いの1回分の支払額を総費用の1/25にするためには、頭金として総費用のどれだけを支払えば良いか。

選択肢


正解:B
総費用を「1」、残額をRとする。
①手数料と支払総額を整理する。手数料は25%増しなので、倍率は1.25、分数にすると5/4。
よって、分割払いの総額は(5/4)Rとなる。
②1回分の支払額を式にする。
これを20回で割ったものが、1回分の支払額になる。
(5/4)R÷20=R×(5/4)×(1/20)=(1/16)R
③方程式を立てて残額Rを求める。
問題文より、これが総費用の1/25なので、
(1/16)R=1/25、R=16/25
④頭金を求める。求めたRは「残額」の割合になる。
頭金は全体(1)からこれを引く
1-16/25=9/25
よって、頭金は9/25。
(Eは残額を答えてしまった場合の典型的な誤答)

高尾 有沙

プロフィール

具体的な金額が書かれていないため、戸惑うかもしれません。しかし、この問題は「割合」だけで解くことができます。

「総費用を100(ここでは1としていますね)」と仮定して計算を進めてみてください。具体的な金額がない問題ほど、適当な数(計算しやすい100や1000など)を当てはめてシミュレーションする方法が有効です

これにより、抽象的な思考が苦手な人でも、具体的な数字の計算として処理できるようになります。

問題15(難易度:★★★★★)

問題

以下の問いに答えよ。
太陽光発電システムを導入するため、代金を分割払いで支払う契約をした。契約時に頭金としていくらか支払い、残りの金額に対しては、その残額の1/7にあたる金額を手数料として加算したうえで、16回均等払いで支払うこととした。分割払いの1回分の支払額を導入費用の1/20にするためには、頭金として導入費用のどれだけを支払えば良いか。

選択肢


正解:C
導入費用を「1」、残額をRとする。 ①支払総額を式で表す。
手数料が残額の1/7加算されるため、支払総額は残額の(1+1/7)=8/7倍となる。
つまり、分割払いの総額は(8/7)R。 ②1回分の支払額を整理する。
これを16回で割った額が、1回分の支払額。
((8/7)R)÷16=R×(8/7)×(1/16)=(1/14)R
③方程式を解く。
問題文より、これが費用の1/20となるので、
(1/14)R=1/20、R=14/20=7/10 ④頭金を求める。
Rは残額なので、全体(1)から引いて頭金を算出する。
1-7/10=3/10
(分数計算が複雑なため、手数料の割合表現に惑わされない論理的思考力が必要)

練習問題が解けたら、次はSPI模試に挑戦して実力をチェックしてみましょう。

SPI 分割払いを対策する際のポイント

アドバイザーからワンポイントアドバイス

深追いは禁物! 仕組みの理解で「守り」を固めよう

多くの就活生が気にする「分割払い」ですが、近年のテストセンター形式での出題率は非常に低くなっています。ここ数年で傾向が変化し、より論理的思考を問う「推論」の比重が増えているためです。

しかし、ペーパーテスト形式や一部の企業では出題される可能性があります。したがって、対策は「ゼロ」にはせず、「最低限の守りを固める」スタンスが正解です。難しい応用問題に時間を割く必要はありません。「元金に利子がつく」「それを回数で割る」という基本構造だけ理解しておけば十分です。

基本の型15分+パターン把握15分でOK!

この単元にかける時間は、トータルで30分〜1時間で問題ありません
・基本の型の確認(15分): 「均等払い」と「ボーナス併用払い」の公式を見直し、なぜその計算になるのか納得できたらOKです。
・パターンの網羅(15分): 過去問や練習問題の「初級〜中級」レベルを3〜5問だけ解いてみる。

これだけで、「もし出たらどうしよう」という不安を払拭し、ほかの頻出単元に全力を注ぐことができます

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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