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単位を落とした場合、成績証明書に載ることで就活が不利になりますか?

就活で成績証明書の提出が必要なのですが、いくつか単位を落としてしまった科目があります。これらの科目が成績証明書に記載されていることで、選考に不利になる可能性はあるのでしょうか?

やはり、落とした単位があると評価は下がってしまうのでしょうか? もし不利になる場合、何か対策できることはありますか?

たとえば、面接で聞かれた際の答え方など、アドバイスがあれば教えていただきたいです。また、同じような経験をされた方はどのように乗り越えられましたか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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「正直な反省」を伝えられれば単位を落としていても問題ない

そもそも就職活動で成績証明書が求められるのは、最終面接付近であることが多いです。書類選考の段階から、成績証明書の提出を求められるケースは少ないでしょう。

とは言え、単位を落とした形跡があると、単位を落としていない学生と比べて印象が悪くなってしまう可能性はあります。ただし、だからと言って、気にしすぎないでください。

なぜ落としてしまったのか、自分の行動を振り返って、真摯に回答すれば問題ありません。改善が必要だと感じたのであれば、そのことを話してください。

落としてしまった理由が自己責任であったとしても、それを踏まえてどのような改善を次年度におこなったかを話せば、改善意識は伝えられます。素直に、そして改善に取り組んだことを話すことがポイントです。

正直に理由を伝えることが企業との信頼関係を作る

たとえば、ある一年だけ単位を落としてしまったというケースもあるでしょう。「体調を崩した」「ほかに熱中したことがあった」など、さまざまな理由から学校の勉強が手に着かなかった場合もあるはずです。

ここで声を大にして言いたいのは、単位を落とした理由で噓をついてはいけないということです。仮に、その理由が自分にとって不利に感じる内容でも、素直にその理由を話す方が面接官から信用されやすいと考えます。

単位を落としてしまったという事実よりも、「学業以外で、何をやってきたか」など、ほかに面接でアピールできる内容を準備する方が重要だと言えます。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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落単=不利ではない! 理由説明で挽回可能

基本的には、単位を落としたという事実だけでは不利にならないと考えています。たとえギリギリの成績であっても、それが直接合否に関係することは少ないでしょう。

ただし、提出された成績証明書を見て、「なぜこんなに単位を落としているのですか?」と面接で理由を聞かれる可能性はあります。その際に、相手が納得できるような理由を準備しておけば、特に問題はありません。

成績証明書はプラスαの要素! 成績だけで合否は決まらない

私の知る限り、採用担当者が集まる情報交換の場でも、学生の成績だけが話題になることはほとんどありません。成績証明書は、本当にその大学に在籍していたかどうかの確認のために必要とされるくらいかもしれません。

つまり、単位を落としたからといって、過度に気に病む必要はありません。理由をきちんと説明できれば大丈夫です。理由を説明できれば、それ自体で不利になることはないと言えます。

一方で、ほかの学生と比べても良い成績だったという事実があれば、アピールポイントにはなります。

成績だけで合否が決まることはないものの、スキルや頑張ったことの一部としてアピールができる内容になるため、自分の成績に応じて有効に活用してみてくださいね。

次の記事では、企業が成績証明書の提出を求める理由を解説しています。実際の選考過程でどのくらい重要視されるかもキャリアコンサルタントが解説しているので、併せて参考にしてみてください。

成績と就活の関係が気になる人は、次の記事も参考にしてみましょう。企業がどのように成績を見ているのかを解説しています。

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