Q
その他
回答しない
就活でやばい会社を見極める方法はありますか?
就活中の大学3年生です。「やばい会社」と言われるようなブラック企業にだけは絶対に入りたくないと思っています。
具体的にどのような会社が「やばい」「ブラック」かという情報はいろいろありますが、実際に就職活動の場で、それらの会社を見極めるにはどうすれば良いのでしょうか?
求人情報を見ても良いことしか書いていない場合も多いし、面接や説明会でも会社のリアルな状況を聞き出すのは難しいと感じています。
就活生ができる「やばい会社」を見抜くための具体的な方法や注意すべきポイントがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
やばい会社はインターネットとリアルの情報で多角的に見極めるべし
大前提として、「ブラック企業とは、どんな会社か」を自分なりに考えてみることが必要だといえます。誰かにとってのブラック企業は、誰かにとっては居心地の良い会社である可能性もあるからです。
とはいえ、就職活動で「やばい会社」、いわゆるブラック企業に入りたくないという気持ち、よくわかります。求人情報や企業のホームページ(HP)には、良いことしか書かれていないことも多いので、見極めは簡単ではありません。
そんなときは、まず企業の口コミサイトやSNSなどで、元社員や現社員の情報を調べてみるのがおすすめです。ただし、情報は玉石混交なので、あくまで参考程度に留め、鵜呑みにしすぎないように注意しましょう。
また、求人情報でも見極めることができます。曖昧な表現ややりがい搾取につながりそうな言葉、アットホームさが過度に強調されているような書き方をしている企業には注意が必要です。
面接の雰囲気や社員の言動から企業の状態を探ってみよう
実際の面接時には、企業の雰囲気や社員の人の様子を注意深く観察することが大切です。たとえば、面接官の態度が高圧的でないか、質問に対して誠実に答えてくれるか、社員の人たちいきいきと働いているように見えるか、といった点です。
残業時間や休日出勤の実態、離職率などはストレートには聞きにくいかもしれませんが、勇気を出して質問してみるのも良いと思います。もし、曖昧な回答しか得られなかったり、不自然なほど良い条件ばかりを強調されたりする場合は、すべて真に受けすぎないほうが良いかもしれません。
そのほかにも説明会やOB・OG訪問なども活用し、多角的に情報を集めて慎重に判断してください。
違和感を感じ取ろう! やばい会社は3つの方法で見極められる
「やばい会社」を避けたいという気持ち、よくわかります。やばい会社を見極めるための具体的な方法として、3つのポイントがあげられます。
1つ目は、説明会や座談会などで積極的に質問してみることです。社員の回答の仕方や雰囲気から、何か隠したいことがあるのかどうかを感じ取れる場合があります。漠然とした回答しか返ってこない場合は、少し注意が必要かもしれません。
2つ目は、求人票をしっかり読むことです。特に残業時間や休日数、固定残業代の有無とその時間数などを確認しましょう。業界の平均的な水準と比較して、極端に労働時間が長い、休日が少ないといった場合は入社すべきなのか慎重に判断することが必要です。
また、就職四季報などで離職率が公開されていれば、それも参考にしましょう。あまりにも高い離職率は、何らかの問題がある可能性を示唆しています。
退職者の口コミはネガティブに偏りやすいため参考程度に留めよう
3つ目は、口コミサイトを確認することですが、これは注意点を理解したうえで活用してください。情報の確実性はないため、すべてを鵜呑みにせず、あくまで参考情報の1つとしてとらえましょう。
口コミは退職した人が書くことも多く、ネガティブな内容に偏る傾向があります。しかし、多くの人が同様の点を指摘している場合は、そういった傾向があるのかもしれない、と考える材料にはなります。
また、企業の内情は時とともに変化していくものであるため、口コミの情報が古すぎないかも確認が必要です。
私が見てきたなかで注意したほうが良いと感じた企業の特徴としては、見込み残業時間が極端に長い、年間休日数が著しく少ない、といった点が挙げられます。
これらの情報は、ご自身の体調やワークライフバランスにもかかわる重要なポイントなので、しっかり確認してください。
ブラック企業の特徴は、こちらの記事で詳しく解説しています。やばい企業を見抜く方法も紹介しているので、参考にしてみてください。
自分の就活がやばいかも……と感じている人は、以下の記事も参考にしてみてください。本当にやばいといえる状況なのか、やばい状況のときの対策を解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
こちらのQ&Aでは、「エントリーシートがない企業はブラックなのか? 」の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみましょう。
会社の口コミサイトがどの程度信用できるか気になる人は、こちらのQ&Aも見てみてください。キャリアコンサルタントが回答したうえでアドバイスをしています。
自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。
そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「自己分析ツール」がオススメ
診断スタート(無料)
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人