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残業規制で仕事が終わらないんです。どうすれば良いですか?

現在、会社で残業規制が厳しくなり、以前のように残業して仕事量をカバーすることが難しくなりました。しかし、業務量は減らず、毎日残した仕事が積みあがるばかりで苦労しています。

周りの同僚も同じように困っているようですが、なかなか効率的な解決策が見つかっていません。このままでは、仕事の質が低下してしまうのではないかという不安があります。

残業規制がある中で、どのように仕事の効率を上げ、時間内に業務を完了させることができるのでしょうか? 具体的な時間管理術や、業務の優先順位付けのコツなどがあれば教えていただきたいです。

上司にも何度か相談したもののなかなか聞く耳を持ってくれず、どのようなコミュニケーションを取るべきか、コツはありますか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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残業規制下でも仕事を終えよう! 業務の見える化が鍵

残業規制があるにもかかわらず仕事が終わらないというのは、業務の進め方に関して問題がある可能性があります。

その仕事の進め方を改善するには、まず「業務の見える化」と「優先順位付け」の2つを徹底することが必要不可欠です。

それに加えて、たとえば1日の業務開始時に、その日にやるべきことのリスト、いわゆるTo-Doリストを作成し、それを1つずつ確実に消化していくというのも効果的な方法です。

業務が見える化できたら! 作業時間の確保で生産性アップを図ろう

タスクが完了するごとにリストから消していくことで、達成感が得られ、気持ちも徐々に軽くなり、「自分ならできる」という自己効力感も高まっていくため、仕事に対するモチベーションの維持にもつながります。

また、集中力を維持して効率的に作業を進めるためには、たとえば「午前10時から30分間はメールチェックの時間」「午後2時から1時間は企画書作成に集中する時間」といったように、特定の業務に取り組む時間をあらかじめブロックして、ほかの予定を入れないようにするのも有効な手段です。

自分自身の作業時間をしっかりと確保し、外的要因に邪魔されずに集中できる環境を作り出すことが、生産性向上において非常に重要になります。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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残業規制下の業務、効率化と組織的対応で乗り切ろう!

残業が制限されるなかで業務量が減らないというのは、非常に苦しい状況ですよね。仕事の効率化を図るには、以下のような工夫をおすすめします。

まず、あなたの業務を棚卸ししてみましょう。それぞれのタスクが細分化できたら、その一つひとつにどれくらいの時間がかかっているかを把握します。

その際、単に実績時間を記録するだけでなく、「本来どれくらいの時間で終えるべきなのか」という見積もり時間も意識してみましょう。

そこから、それぞれのタスクに優先順位をつけてみてください。

たとえば、「緊急かつ重要」「重要だが緊急ではない」「緊急だが重要ではない」「どちらでもない」というように、緊急度と重要度で4つのグループに分けて優先順位を明確化する方法があります。

そして、その優先順位について上司と共有し、認識に相違がないかを確認してみましょう。

具体的な改善案とセットにした相談で助け合いの体制強化につながる!

その後、チーム内で業務分担を見直したり、助け合える体制に調整してもらえないかを確認することも重要です。

同僚やチーム内で業務負担を共有・調整して、仕事を一人で抱え込まないようにしましょう。それと同時に、現在の業務プロセスのなかで、さらに業務効率化できる部分はないか、あるいは何か自動化できる作業はないかなども検討してみてくださいね。

上司に相談する際は、単に「仕事が終わりません」と訴えるのでは不十分です。

「現状はこのようになっています。つきましては、このように業務改善を進めたいと考えていますが、〇〇についてご支援いただけないでしょうか」といった、具体的な改善案を示して支援を依頼することで、上司も状況を理解しやすい上、前向きに検討してもらいやすくなる傾向があります。

仕事が終わらずに悩んでいる人はこちらの記事も参考にしてみてください。仕事を効率的に進めるためのポイントやアクションについて解説しています。

実際の残業時間にかかわらず、一定の残業代を支給する「固定残業代制」を取り入れている企業もあります。次の記事では固定残業代制について詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。

仕事が終わらない状態が続いてつらいと感じている人もいるかもしれません。そんな人はこちらの記事も読んでみてください。つらい状況から抜け出す対処法をプロが解説しています。

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