Q
大学院2年生
女性
民間企業への嘘がバレて、公務員に内定できないか不安です。
公務員が第一志望だったのですが、落ちてしまったときのことを考えて民間企業も受験していました。その際、「御社が第一志望」と嘘をつき、内定を頂いて内定承諾をしてしまいました。その後の面談でも今は就活をしていないと嘘をつきました。
その後、公務員の合格がわかったため、内定を辞退したいのですが問題がないか不安です。
また、合格した公務員とその民間企業は多くのかかわりがあるのですが、私が嘘をつきその民間企業の内定を辞退したことが公務員にバレてしまい、公務員の方が内定できない、ということにならないか不安です。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
民間企業の内定辞退が公務員の内定に影響することはない
民間企業の内定を辞退したことによって、公務員の内定が取り消されることはないので安心してください。
企業に内定辞退を申し出ることについて、過度に心配する必要はありません。企業にとって学生の内定辞退は残念なものの、そのようなケースは珍しくないからです。企業から不利益を被ることをされるとは、極めて考えにくいといえます。
内定辞退の理由を聞かれたときの回答を考えておこう
内定辞退を企業に申し出る時は、理由を聞かれる可能性もあります。答える義務はありませんが、電話や対面だと答えに詰まってしまうかもしれません。事前に回答を考えておいた方が良いでしょう。
たとえば、正直に「御社の内定をいただいた際、公務員採用試験だけは受けておりました。その時点では御社が第一志望でしたが、公務員試験に通過し、再度検討した結果そちらに行くことにいたしました」と答えても良いでしょう。
詳細を答えたくない場合は、「さまざま検討した結果、内定を辞退させていただくことにしました」とシンプルに答えるのもありです。どちらにしろ内定辞退をしたことで何か学生が不利益を被ることはないので安心してください。
ベストアンサー
内定辞退は可能なので速やかに企業に連絡しよう
内定承諾後であっても、職業選択の自由が憲法で定められているので、内定辞退は可能です。できる限り早く、電話で内定辞退の連絡を入れましょう。
ただし、企業に少なからず迷惑をかけてしまっているので、丁寧に謝罪するのが良いですね。伝える内容は、「公務員試験に合格をして、両親とも相談した結果、公務員として就職したい」ということで構いません。
もしも、企業から「内定辞退は困る」など厳しい口調で言われても、謝罪をしたうえで辞退の意志を貫きましょう。
また、内定辞退の連絡が入社直前だと、入社に必要な備品などの損害賠償を請求される可能性もあります。速やかに内定辞退の連絡を入れることが必要です。
学校推薦の企業から内定をもらっていた場合は、来年の推薦に影響する可能性があるので、内定辞退を申し出る前に大学のキャリアセンターに相談することをおすすめします。
公務員と民間企業を併願している学生は多いのでばれても問題ない
公務員試験に合格するかはわからないので、公務員と民間企業を併願する学生は多いです。また、民間企業の内定をもらうためには、「御社が第一志望です」という必要があるので、内定辞退について気にする必要はありません。
民間企業を内定辞退したことで、公務員の内定が取り消しになることもないです。内定をもらえた民間企業に速やかに連絡を入れて、内定をもらったことへの感謝の気持ちと丁寧な謝罪をおこなうようにしましょう。
内定承諾後に辞退をする場合は、例文を知っておくと気持ちが楽になるはずです。こちらの記事で解説しているのでチェックしておきましょう。
「公務員試験の結果が出るまで企業に内定承諾を待ってもらいたい」という学生に向けたアドバイスは、こちらのQ&Aでチェックしてくださいね。
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