Q
世間体が気になるので働きたいという気持ちはありますが、本音は働きたくないです。
大学3年生です。働きたいけど働きたくないという感じで、悩みを聞いていただけませんか。
これから本格的に就活を始めようとしていますが、そもそも本音では働きたくありません。
働かずに楽して生活できれば1番良いのですが、世間体も気になるし、人と一切かかわらずに生きていくのも寂しそうなので、働くしかないのかなという感じです。
就活を適当にしたが故にブラック企業に入社してしまったら最悪なので、そうならないためにも、これから就活を頑張る気はあります。でも、こんな不純な動機のまま選考を受けたところで内定がもらえるとは思えません。仮に採用されたとしても、働きたくないと思っている自分がその先やっていけるか心配です。
自分のようにモチベーションが低くてもやっていけそうな仕事や企業がもしあれば教えてください。
結局のところ、「苦労するのが嫌」という甘えた自分も嫌になります。働くことに対して前向きになれる方法も教えていただきたいです。
矛盾した質問もあり申し訳ないですが、ご回答いただけると幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
「働くこと」に対する意味付けを考えてみよう
「働きたいけど働きたくない」という葛藤をお持ちなのですね。
そのような時は「働くこと」に対する意味づけを意識してみましょう。
「働くこと」=苦労・辛い
ネガティブな意味づけをして、決めつけていませんか? まずは「かもしれない」でもいいのです。
「働くこと」=楽しいかもしれない・充実するかもしれない。
私の個人的な考えなのですが、好きを仕事にできれば、モチベーションの高い低いに関係なく仕事を楽しめますよ。そもそも年中モチベーションが高い人なんていないと思いますけど。
アスリートが試合や競技の瞬間のために、日々地道な練習を積み重ねているように、仕事も地道な日々の積み重ねの中の要所要所でスポットライトを浴びる舞台が用意されているものです。
「働くこと」があなたの想いや価値観を表現する場だとしたら?
あなたの可能性を引き出し夢を実現するためのスイッチが入る場だとしたら?
もしもそんな会社が実際にあって、早いもの順で決まってしまうとしたら?
5分以内にできる最初の一歩は、どんな行動ですか?
就職したくないと悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてください。就職以外の選択肢や就職を前向きに捉えるコツを解説しています。
業界や仕事のことをもっと調べてみよう
就活のタイミングにさしかかっているにもかかわらず「働きたい気持ちが全くわかない」ということはよくあります。
原因は、働くということに対する情報不足です。働くということに対する今現在持っている情報から作られたイメージによって「面白くなさそう」「しんどそう」「興味が湧かない」という感情が生まれていることがあるのです。
学生と社会人との1番の違いは、消費者か生産者かということです。学生までは社会が生み出すものを消費する活動しかありません。美味しいものを食べる、旅行する、映画を見る、本を読む、ゲームをするなど全てが消費活動です。
社会人はそれらを生み出す役割を担っています。何かを社会に生み出すことのやりがいや楽しさを学生は知りません。就職活動を通してそれを徐々に知っていくのです。
どのような業界や仕事があるのか、自分の得意とすることを活かせることがないのかを調べてみてはいかがでしょうか。
そのうえで、質問者さんの質問に答えるなら、モチベーションが低くてもやっていけそうな仕事は「単純作業」です。決められたことを、決められた時間内に黙々とすればいいだけなので、モチベーションは必要ありません。
どうしても働くモチベーションがわかないが、生きていかなければならない、ということであれば「単純作業」の仕事に就き、仕事以外の時間を充実させようとする選択もあるでしょう。
こちらの記事では、世の中のさまざまな業界を一覧にまとめています。仕事の内容から動向までを徹底解説しているので、参考にしてください。
興味がある分野、得意な分野で仕事ができないか考えてみよう
働き方は人それぞれ違います。会社に勤めるだけが仕事ではありませんし、スキルを身に付けてフリーランスとして将来仕事をすることもできるでしょう。
「就活は頑張る気はあります」「苦労するのが嫌という甘えた自分も嫌になります」と書かれていますので、本当は仕事に対して真摯に捉えていて真面目な方なのかもしれません。
ただしこれから始まる就活に対して、不安や面倒だという気持ちがモチベーションを下げているようにも思えます。
少しでも興味のある分野で仕事ができないか考えてみてはいかがでしょうか? 得意な分野が活かせる仕事でもいいですね。
内定がもらえなかったらどうしようなどと考えず、どんな仕事があるのか調べてみようというところからスタートしてもいいでしょう。
世間体や周囲の反応など気にせず、求人情報で興味のある企業があればエントリーしてみてください。
自分に合った仕事を見つけるにはこちらの記事を参考にしてください。仕事を見つけるための4ステップを解説しています。
自分に合った「良い仕事」を見つけるために、こちらの記事も参考にしましょう。自分に合う仕事をしっかりと見極めてくださいね。
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