Q
内定辞退は3月にしても良いのでしょうか。
大学4年生です。最悪の場合3月に内定辞退をすることになりそうで、相談させてください。
6月の時点で第一志望であった鉄道会社は落ちてしまい、ガス会社と電気事業の会社の内定を6月に得て、一旦就活は終えました。
どちらも嫌というわけではありませんが、かといって強く惹かれることもありませんでした。
そして、部活動の全国大会が控えていたため、専念し、9月に引退しました。
その後進路について、本当にこのままで良いのか、自分に合っている道と言えるのか悩み始め、改めて毎日2時間自己分析をおこないました。
すると、これまでとまったく系統が異なりますが、自分にはコンサル業界が合っているのではないかと考え始め、選考を受け直すことを決心しました。
一番気になっている企業は、ぎりぎりで選考を受けることになりそうです。最悪の場合、3月末のタイミングで内定が出ることが考えられます。
仮に内定をいただけた場合、今内定をいただいている2社は、3月のぎりぎりのタイミングで内定辞退をすることになってしまいます。
こんなにぎりぎりでの辞退は、法的には問題ないのでしょうか? 仮に法的には良くても、企業には大変な迷惑をかけてしまうことになるとは思うのですが......。
内定辞退を3月にすることについて、問題ないのか、辞退時の留意点はあるかなどご教示いただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
後悔のない選択をしよう
3月末に内定辞退することについては、法的には問題はありません。自分がどうしても別の道に進みたいと思うのであれば、そうすることも選択肢の一つかと思います。
ただ、質問者さんのおっしゃるようにそのタイミングで内定辞退をすることは、その会社に多大な迷惑をかけることは間違いありません。
それまでかかった採用費用や、入社に向けて社内で準備していたもの(PCや机、制服、社員証、メールアカウントなど)何より質問者さんが内定したことで不合格になった一人分の枠などです。
それでも自分の望む道に進みたいと思うのであれば、その痛みは甘んじて受けなければなりません。実際に迷惑をかけているのは事実なのですから。
そのことと自分の望む道に進むことのどちらを取るかはご自身の価値観によります。
自分が人生において何を大切にして、どのような人間として生きていきたいかという根本的な問いになりますが、そこと照らし合わせたときに後悔のない選択ができると良いのではないかと思います。
ベストアンサー
法的措置はないが、損害賠償を請求されるリスクはある
内定辞退について拘束力はありませんので、法的措置を取られることは通常ありません。
内定承諾書を提出して労働契約が成立したとしても職業選択の自由がありますので、通常の社員と同様に民法では辞退の申し出から2週間経過すれば労働契約を解消することができます。
ただし3月末のぎりぎりの辞退は、入社のために用意した備品や他の社員を採用できなかった機会損失などについて、損害賠償を請求される可能性があります。
コンサルティング業界がどうして合っていると感じたか、コンサルティング業界でどのように活躍できるイメージを持っているか自問自答してください。
コンサルティング業界はご存知のように実績主義で実力のある社員は高いポジションや待遇を得ることができますが、逆に力を発揮できず辞めていく社員もいます。
現在内定をもらっている企業でも将来コンサルティングと関連する経営企画などの業務に就くチャンスはないのか考えてみるといいでしょう。
現在の内定企業で実績を積み、将来コンサルティング企業に転職するという選択肢もあります。
3月末内定予定のコンサルティング会社の就職活動をおこなう場合は、内定企業2社を保留にするのではなく、本来は内定辞退の決断をすべきだと思います。それができないならば賠償責任が発生する可能性も覚悟のうえで、少なくても1社に絞りこむべきでしょう。
内定承諾後の辞退を考えて悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてください。辞退をするときに理解しておくべきことや対処法、辞退する場合の例文を紹介していますよ。
こちらの記事では内定式後の辞退についてまとめています。トラブルを避ける方法などまとめているので参考にしてみてください。
こちらの記事では、コンサル業界を志望する人に向けて、業界の動向や魅力、求められるスキルを解説しています。
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