この記事のまとめ
- インフラ業界はやめとけと言われる6つの理由を解説
- インフラ業界で働くのは4つのメリットもある
- インフラ業界に向いている人の特徴とは
インフラ業界への就職や転職を考え情報収集をしているなかで「インフラ業界はやめとけ」という声を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。業界についての知識がない状態でこのような声を聞いてしまうと不安になりますよね。
たしかに、インフラ業界はその業界ならではの大変な点はありますが、業界の安定性や高収入が期待できるなど魅力も多い業界なのです。
この記事では、キャリアアドバイザーの桒田さん、板谷さん、杉原さんとともにインフラ業界がやめとけと言われる理由や、反対にインフラ業界で働くメリットも解説します。
さらに、実際にインフラ業界で働いている人のリアルな声や、適性についても解説するので、インフラ業界の就職を検討している人や興味がある人はぜひ参考にしてくださいね。
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インフラ業界はやめとけという声は適性やメリットを理解してから判断しよう!
インフラ業界はやめとけという声を鵜吞みにし、就職・転職先の候補から外してしまうのは賢明な判断とは言えません。
やめとけと言われる理由を一つずつ精査し、自分の適性から見てどれほどデメリットに感じるのかを考えることが重要です。またデメリットだけでなくメリットもしっかりと理解したうえで、相対的に判断しなければ正しい選択はできません。
この記事では、インフラ業界がやめとけと言われるおもな6つの理由を、それぞれ詳しく解説します。自分が望んでいる働き方や労働環境と比較し、やめておくべき理由に該当するのかを考えてみましょう。
記事の後半では、インフラ業界で働くメリットや向いている人の特徴も解説するので、それらもしっかりと頭に入れたうえで、最終的にインフラ業界が自分に合っているのかを判断してくださいね。
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インフラ業界の理解を深めよう! 特徴など基本情報を解説
インフラ業界の理解を深めよう! 特徴など基本情報を解説
- インフラ業界の特徴
- インフラ業界のおもな業種
- インフラ業界の年収
インフラ業界を検討している人はまず、インフラ業界とはどういった業界なのかを正しく理解する必要があります。業界の特徴や年収などはインフラ業界を志望するかどうかの重要な判断材料になるからです。
ここでは、インフラ業界の特徴やおもな業種、年収について詳しく解説します。インフラ業界への理解を深め、自分に合っている業界なのかを考える参考にしてください。
インフラ業界を志望する人は選考対策をおこなう必要があります。こちらの記事でインフラ業界で人事に刺さる志望動機の作成方法を解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
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インフラ業界の特徴
インフラ業界とは、ライフラインともいわれる社会や経済、人々の生活の基盤となるサービスを提供している業界のことを指し、ガスや電気、水道、道路、公共交通機関など生活全般の基盤となるものが含まれます。
社会・経済活動や人々の生活に欠かせないサービスのため、業界全体の需要が安定しているといった点が大きな特徴です。業界が安定しているため、企業自体の安定性も高く、志望する人が多い人気業界の一つとなっています。
インフラ業界とほかの業界の一番の違いは、社会的責任の重さです。
インフラは使えることが当たり前なので、万が一止まることがあれば影響は広範囲におよび、社会生活の維持が難しくなります。特に災害発生時は何をおいても復旧に努めないといけません。
インフラ業界のおもな業種
インフラ業界のおもな業種
- エネルギーインフラ
- 生活インフラ
- 交通インフラ
- 空間インフラ
インフラ業界の業種は多岐にわたりますが、大きくは上記の4分類に分けられます。
エネルギーインフラ
ガスや電気、石油を扱う分野。これらのエネルギー資源の調達・管理から、家庭や企業への供給までおこないます。
生活インフラ
水道や通信の分野を扱います。水道は、水・水道管を管理し供給していて、雨水や汚水の処理・浄水などもおこないます。
通信は電話やインターネットの回線の整備・管理から不正アクセスを防ぐための対策など、安全でつながりやすい通信環境を提供するサービスです。
交通インフラ
鉄道や航空、海運など人や物を移動させるのが交通インフラのおもなサービスです。駅や空港の管理、施設内でのサービスの提供もこれに含まれます。
空間インフラ
空間インフラは、学校や図書館、役所などの国や地方が提供している公共施設や湾岸施設などの維持・管理をおこないます。
このように、インフラ業界の業態それぞれが扱うサービスに違いはありますが、どのサービスも社会になくてはならないものであり、一つでも欠けたり不備があったりすると人々の生活に大きな影響を及ぼします。
インフラ業界のどの分野に属したとしても、社会的に大きな責任を負う仕事を担うということは理解しておきましょう。
- インフラ業界のなかで、未経験からでも転職しやすい業種や職種はあるのでしょうか。
専門知識の有無を重視されない職種は未経験からの挑戦も可能
未経験であっても、営業職や保守・メンテナンスに関する分野や事務、総務、施工管理などの職種であれば別の業界から転職する人も一定数います。
事務、総務、施工管理の部署であれば一般的なパソコンスキルがあれば業務をおこなえる場合がほとんどです。
インフラ業界特有の知識に関しては、社内での研修や業界特有の資格取得の推奨などを通して入社後に学ぶことができます。基本的に長期的に働くことのできる環境が整っていることが多いです。
インフラ業界の業種ごとの特徴や志望動機作成のコツを以下の記事で解説しています。
エネルギーインフラ
エネルギー業界に向いている人は? 仕事内容や将来性を徹底解説
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交通インフラ
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インフラ業界の年収
生活の基盤となるサービスを提供しているインフラ業界は、安定性の高さが大きな特徴の一つですが、ほかの業界と比較して収入が高いといった特徴もあるのです。
国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、インフラ業界に当たる電気・ガス・熱供給・水道業の平均給与は747万円とされていて、ほかのどの業界よりも高くなっています。
また、この調査では全業種の平均給与は458万円とされているので、インフラ業界である電気・ガス・熱供給・水道業は平均よりも300万円近く年収が高いことになるのです。安定性だけではなく、高い収入が期待できる業界でもあると理解しておきましょう。
年収の高い企業に興味がある人はこちらの記事を参考にしてください。高収入を目指せる業界について解説しています。
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新卒の平均年収は約240万〜300万円ですが、学歴や業界によっては300万円以上も十分狙えます。この記事では、学歴別や企業規模別での新卒平均年収について説明します。高年収を狙える業界8選の特徴も解説するので、年収を重視した就活を目指す人は参考にしてください。
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インフラ業界はやめとけと言われる理由とは? おもな6つの理由を解説
インフラ業界はやめとけと言われる6つの理由
業界の安定性や高収入が期待できるなど、魅力の多いインフラ業界ですが「やめとけ」といった批判的な意見があるのも事実です。
インフラ業界が人によっては嫌厭されてしまう理由のなかに、皆さんも許容できないものが含まれている可能性があります。そのため、それらを知らずに入社してしまうと後悔してしまうことになりかねません。
ここでは、6つのやめとけと言われる理由を解説するので、インフラ業界を目指すべきかどうかを判断するために、しっかりと頭に入れておいてくださいね。
①転勤が多い
インフラ業界の企業の多くは全国に支店や事業所があるため、転勤が多くなる傾向にあります。
労働政策研究・研修機構の2017年の企業の転勤の実態に関する調査によると、インフラ業界に属する電気・ガス・熱供給・水道業では「正社員のほとんどが転勤の可能性がある」が45.5%となっていて、全体の33.7%を大きく上回る結果となっています。
こうした特徴は、特定の地域で働きたい、マイホームを建てたい、単身赴任したくないといった人には大きなデメリットになるといえるのです。
転勤を避けたい人は、求人票で転勤の有無を事前に確認しましょう。また、基本的に転勤ありの企業でも、地域限定社員の採用枠を設けていることがあるので、志望する企業の求人を細かくチェックするようにしましょう。
地域限定社員は、特定の地域内の引越しをともなわない転勤がある場合と、転勤がない場合があります。
そのほかの条件は企業によって違うので一概には言えませんが、賞与の多寡や福利厚生、教育制度に差がある場合もあります。
就活をしていくなかで転勤の有無が気になる人は以下の記事を参考にしてみてください。全国転勤について詳しくまとめています。
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②年功序列の傾向が強く昇進に時間がかかる
インフラ業界は年功序列の企業が多く、若いうちから役職に就きにくいなど、昇進に時間がかかる点もやめとけと言われる理由の一つです。
年功序列の傾向が強いということは、仕事で成果を挙げても昇進・昇給しにくいということにつながってきます。
そのため、成果をどんどん上げて早く出世したい、収入を上げていきたいという人には合わない環境であるといえ、働くモチベーションを維持することも難しくなってしまうことが考えられます。
ただし、年功序列制度ではなく実力主義の企業も実際にはあるので、あくまで傾向的に年功序列制度が多い業界だと認識しておきましょう。
求人票や募集要項の給与に関する項目を確認することで、年功序列制度が採られているか見極めることができます。
「年齢や勤続年数によって増加」や「毎年一定額の昇給」などの記載がある場合には、年功序列の制度を採用している可能性が高いです。
③保守的な企業が多く新しいことがしにくい
インフラ業界は実績や信頼度が重要視される傾向にあり、新たな企業の参入が難しいとされています。そのため、古い企業やもともと国営だった企業が多いといった点から保守的で新しいことに挑戦しにくい傾向にある業界といえるのです。
また、需要が常に安定していることから、新しいことをしなくても企業が存続できるという点も保守的な企業が多いことに関係していると考えられます。
そのため、自分のスキルや知識を活かして新しいことに挑戦したい人や、既存の仕組みなどを改善し効率化したいと考える人には、仕事のやりがいや面白さを感じにくくなってしまう可能性があるため「インフラ業界はやめとけ」と言われるのです。
④学歴が重んじられ昇進に影響することもある
先述したようにインフラ業界には古い体質や元国営の企業が多く、そういった企業では学歴が昇進に影響し、就けるポジションが制限されてしまう場合があります。
当然、すべてのインフラ業界の企業がそうではありませんが、規模の大きな企業や古くからの企業の一部ではまだまだ学歴を重視する風習が残っているのです。どんなに実力があって良い成績を残しても、学歴次第で幹部などの重要なポジションには就けないといったことが起こり得ます。
実力が正当に評価され、それに見合う役職に就きたい、ゆくゆくは経営に携わるポジションに就きたいと思っている人は、慎重に企業を選ぶようにしましょう。
採用に関しては、技術の仕事が多いので学歴よりも理系の学生が有利に働くことが多いと思います。また、職種を決める段階から学歴を重視している場合もあります。
運用監視系だと高卒を優先する会社を知っていますが、出世できないことはなく学歴だけですべては決まりません。
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⑤単純作業が多くスキルが付きにくい
インフラ業界は業種によって差はあるものの、現場での単純作業、同じ作業の繰り返しが多いためスキルが身に付きにくい点も「やめとけ」と言われる理由の一つです。
インフラ業界での業務は人々の生活を支える重要な仕事のため、独自のやり方や創造性よりも確実性が重視されます。従来通りのやり方を踏襲することがほとんどで、新たなスキルが身に付きにくいのです。
また、業務に必要なスキルは日々の業務で当然身に付いていきますが、業界が特殊なだけにほかの職業でも活かせる汎用性の高いスキルは付きにくいという特徴もあります。
将来、ほかの業界にチャレンジしてみたいという気持ちがある場合は、インフラ業界は避けたほうが良いかもしれませんね。
インフラ業界から異業種への転職は少ないと思います。しかし大災害や新型コロナウイルス感染症禍のような非常事態があるとインフラ業界の負担が増大し、転職を考える人は多くなります。
インフラ業界での経験を活かせる業界は少ないため、転職するとしたら未経験可の職種に応募することになる可能性が高いです。
⑥夜勤やシフト制の企業がある
インフラ業界は、人々の生活を維持するために必要なサービスを提供しているため、土日祝日関係なく稼働している企業がほとんどです。また、業種によっては24時間での対応が必要になるため、夜勤やシフト制の勤務体系の企業が多くあります。
休日や夜間などでも何かトラブルが発生し対応に当たる必要がある場合は、出勤しなければならないこともあります。
以上のような理由から、土日祝日は休みであるべきだ、夜勤・休日出勤などは避けるべきだと考える人からは、インフラ業界はやめとけと言われるのです。
やめとけと言われない企業もある! 3つのポイントで見極めよう
やめとけと言われない企業を見極める3つのポイント
- 業種や職種
- 企業の社風
- 企業の規模や業界内のポジション
インフラ業界はやめとけと言われる理由は存在しますが、インフラ業界に属する企業すべてに共通するものではありません。
やめとけ言われる理由を一つも有していない企業を探すのは難しいかもしれませんが、3つのポイントに着目することによって、その企業にどのようなデメリットがあるのかを見極めることができます。
ここからは、注目すべきインフラ企業の3つのポイントと、そこからどのようなことが見えてくるのかを解説するため、自分が許容できないインフラ業界のデメリットを避けて就職・転職をするための参考にしてくださいね。
業種や職種
勤務体系や転勤の有無などは、企業の業種や職種の情報からある程度予測することができます。たとえばエネルギーインフラや生活インフラ系の業種では、24時間体制での対応が必要なため、シフト制や夜勤のある企業が多くなっています。
一方、空間インフラ系では土日祝日の出勤はあるものの、公共施設の多くは夜間に閉まっている場合がほとんどのため夜勤がない企業が多いのです。
またインフラ業界は、同じ業種でも現場作業やバックオフィス、営業など、職種によって稼働していなければならない時間が異なり、勤務体系や夜勤の有無などが変わります。
現場作業員はインフラの維持・管理がメインの業務となるため、曜日や時間に関係なく稼働する必要があり、トラブル時にも対応しなければならないため、バックオフィス、営業職とは勤務体系が異なるのです。
企業の社風
企業の社風とは企業独自の文化や価値観、体質のことを指し、若いうちから成長の機会が提供されるか、実力や成果を正当に評価してくれるかなどの点にも大きく影響するものです。
保守的な企業が多く若手社員が新たなことに挑戦しにくいといわれているインフラ業界ですが、実際は入社後数年の社員を海外の事業所へ出向させ、国内に戻ってきたら重要なプロジェクトの責任者に抜擢するといった、若いうちから出世や成長の機会を与える企業もあるのです。
つまり、実力主義や若手にもチャンスを与えるという社風であれば昇進・昇給が遅いことや新しいことに取り組みにくいといったデメリットは解消されます。
しかし、社風と実態が異なる企業もあるため、実際に働いている社員のキャリアなどの情報を参考にし見極める必要があります。
インフラ業界は安定している企業や保守的な企業が多いです。下水道のプロジェクトなどは数年単位で携わることが多く、行政や企業内を含めたチームワークが重要視されます。
また、環境意識も高くゴミ拾いやCSRに関するイベントが週末に開催されることもあります。
企業の社風について深い知識を持っている人は少ないのではないでしょうか。こちらの記事で、社風が良い会社に共通する特徴や自分に合う社風を知る方法を解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
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社風とは、企業独自の雰囲気や価値観のことです。記事では自分に合う社風を知るための自己分析のコツや、簡単にできる社風の調べ方をキャリアコンサルタントとともに解説します。志望動機への活かし方や社風が合わないときの対処法も解説するので、参考にして就活に活かしましょう。
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あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
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企業の規模や業界内のポジション
企業の規模や業界内のポジションによって、社員へ求めるものや評価基準が異なることが多くあります。
業界内でトップクラスの売上規模やシェア率を誇る企業は、古い体質が残っている場合が多く、既存の仕組みを変えたがらない傾向が強いため、新しいことに挑戦したり、成果を昇進や昇給に直結させたりすることが難しくなる場合があるのです。
一方、業界内でシェアを取れていない企業は、売上拡大のために新しいことに挑戦したり、社員のモチベーションを上げるために実力主義の方針を取ったりする傾向にあります。
ただしこれはあくまで特徴の一つであり、シェアや売上規模によってだけでインフラ企業の特徴が決まっているわけではないことは理解しておきましょう。
とはいえ、近年の電力やガスの自由化、人口減少による競争の激化、新規参入企業の増加などによって、今後は革新や挑戦に積極的な企業が増えてくることが予測されています。
しかし、新規参入企業や業界内で下位に位置している企業は、大手の企業に比べて安定性や収入面で劣ることが多い点は理解しておきましょう。
働きやすい企業が多い? インフラ業界で働くメリット4選を解説
インフラ業界で働くメリット4選
- 需要が安定しているため雇用も安定している
- 福利厚生や待遇が良い傾向にある
- 社会への貢献を感じやすい
- 社会的信用度が高くなる
やめとけと言われることもあるインフラ業界ですが、働くうえでのメリットが多いのも事実です。
実際に、厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)によると、インフラ業界に属する電気・ガス・熱供給・水道業の新規大卒者の3年以内の離職率は10.6%と、調査された全業種のなかで最も低い離職率となっています。
また、全業種の平均値が31.5%となっていることからもインフラ業界の離職率の低さは圧倒的で、それほど定着率の高い業界であるということがわかります。
ここでは、4つのメリットを詳しく解説するので、やめとけと言われる理由とメリットを比較して応募に進むのかを検討しましょう。
①需要が安定しているため雇用も安定している
前述の通り、インフラ業界は社会や経済、人々の生活に欠かせないサービスを提供しているため需要がなくなることは考えにくいです。また、情勢や景気に大きく左右されることもありません。
こうした特徴から、雇用の安定性が高いといった点がインフラ業界の大きなメリットの一つです。
会社が突然倒産し職を失ったり、業績不振で解雇にあったりする可能性が極めて低いため安心して働けるのは大きなメリットといえるでしょう。
インフラ業界は社会基盤を支えているので一定の需要があり、経営努力がなくてもある程度売り上げが見込めます。
しかし、昨今の社会情勢、気候変動が経営に与える影響は大きく、規制緩和もあり複合的に考えないといけない時代です。
安定した企業で働きたい人はこちらの記事も併せて参考にしてください。安定している職業や安定している職業に就くための方法を解説しています。
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「安定した職業に就きたい」「将来性のある仕事がしたい」という人に向けて、記事ではキャリアコンサルタントとともに安定した職業11選を紹介します。就職を決める前に知っておくべき情報も解説しているので、ぜひ仕事探しの参考にしてくださいね。
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②福利厚生や待遇が良い傾向にある
前半の章でも述べましたが、国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査ではインフラ業界に属する電気・ガス・熱供給・水道業の平均給与は747万円とされていて、他業種よりも高くなっています。
厚生労働省の令和5年就労条件総合調査の労働時間制度によると、電気・ガス・熱供給・水道業の労働者1人平均年次有給休暇の取得状況は73.3%でした。
また、令和5年就労条件総合調査の退職給付制度では、電気・ガス・熱供給・水道業での退職給付制度の導入率は96.4%と全業種の平均値を大きく上回っています。
こうした、福利厚生や待遇の良さもインフラ業界で働くメリットの一つとなっていますが、企業によって大きな差がある点には注意が必要です。
福利厚生が良い企業で働きたい人はこちらの記事も併せて参考にしてください。福利厚生の詳細や福利厚生の良い企業の探し方を解説しています。
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就活で大切なのは、自分の職務適性を知ることです。「適職診断」では、あなたの性格や価値観を踏まえて、適性が高い職業・低い職業を診断します。
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③社会への貢献を感じやすい
社会貢献できていることが見えやすく感じやすいといった点もインフラ業界で働くメリットの一つです。インフラ業界で提供されるサービスは直接的に人々の生活を支えているため、社会貢献を感じやすいのです。
電車で移動をする人や、街や住宅の明かりなどすべてがインフラ業界に支えられています。あらゆるところで自分が携わるサービスが人の役に立っていることを実感できるため、働くうえで大きなモチベーションになるでしょう。
サービスの供給や管理をおこなう職種はもちろんですが、駅員やキャビンアテンダントなど顧客とかかわりを持つ職種でも、直接感謝の言葉をかけられたりと社会貢献を実感できることが多いです。
社会貢献できるかどうかを重視する人は、志望動機に社会貢献を盛り込むことが多いですが評価される内容にするにはコツが必要です。こちらの記事で社会貢献を効果的に盛り込む方法を解説しているので、参考にしてください。
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④社会的信用度が高くなる
インフラ業界の企業は安定性、給与が高いといった特徴があることから、そこで働く人の社会的信用度も高くなります。
社会的信用度が高くなる一番のメリットは、クレジットカードの新規発行やローンを申し込む際におこなわれる審査に通りやすくなる点です。
カード会社やローン会社は、年収や勤めている企業の安定性によって審査を通さない場合もあります。手持ちの現金がない場合、カードの審査に落ちてしまうと車や住宅などの大きな金額の買物ができなくなってしまいます。
安定性が高く信用度の高い企業で働くことは、自由な経済活動をおこなううえで大きなメリットになるのです。
- 実際、インフラ業界勤務と言うと聞こえは良いのでしょうか?
一般的に信用度は高いといえるが企業によって評価は違う
「聞こえは良いか」という質問に対しては良い場合が多いとしか言えません。
聞こえが良いというのが一般的にどう見られるかだけの話であれば「概して良い」といえるでしょう。社会的な信用度は高いといえます。
ただし、電気やガスの自由化によって出てきた後発の会社は安定度が低く見られることもあるので、インフラ業界であれば良いというわけではありません。
就職先に期待する特徴の上位に社会的信用度があると考えるのであれば、自分の志望する会社の特徴や信用度を客観的・冷静に評価することが重要です。
苦しい部分も? インフラ業界で働くとはどういうことかキャリアのプロが解説
インフラ業界がやめとけと言われる理由やメリットについてはイメージできた人も多いでしょう。
ここでは、さらにインフラ業界の実態を把握するために、キャリアアドバイザーの杉原さんに、これまでの求職者への指導経験や企業研究を踏まえて、実際にインフラ業界で働くとはどういうことなのか解説してもらいます。
苦しい部分も含めて実態を解説しているので、最後まで読んでインフラ業界を目指すかどうかの判断材料にしてくださいね。
アドバイザーコメント
杉原 美佐子
プロフィールを見る正常に稼働することが当たり前のサービスゆえの大変さや苦労がある
インフラは普通に使えて当たり前なので、インフラ業界で働く人は直接感謝される機会はとても限られているでしょう。
加えて、インフラが止まる事態になれば何をおいても駆けつけて対応に当たらなければなりません。時には顧客から厳しいお叱りを受けることもあります。そう考えるとなかなか割に合わない感じがしますね。
ただ、社会的貢献度が非常に高いので、縁の下の力持ちタイプの人ならやりがいが感じられると思います。自分が人々の生活を支えているという自負は秘めたプライドを満たすでしょう。そうした意味では承認欲求が強い人は難しいかもしれません。
業務の特性や勤務体系上インフラ業界の仕事は誰でもできるものではない
インフラの場合、平時は淡々と日々の業務が続きます。大きな変化に乏しく仕事としては物足りないかもしれません。
しかし、安定供給、通常運行、安全管理、品質管理と大事な仕事をしています。目を見張るような活躍の場はトラブル発生時なので、そうしたことを含めて平時の仕事を理解し、大切に思える気持ちが必要です。
また、夜勤に関しては、まったく問題がない人と体調を崩す人に分かれます。
インフラ業界は、誰でもできる仕事ではないと考えます。
安心して働ける! インフラ業界が向いている人の特徴4選を解説
インフラ業界が向いている人の特徴4選
- 安定志向が強い
- ワークライフバランスを重視している
- 社会貢献がモチベーションになる
- 細かな作業やマニュアル通りの業務が苦にならない
やめとけと言われる理由やメリットを理解することも重要ですが、ミスマッチを防ぐには自分の適性に合っているのかを見極めることが特に大切になります。
その業界に適性があるかどうかは、長く働いて成果を上げたり、ミスマッチを防いだりするためにも重要であり、なぜインフラ業界を目指すのかを考える際の判断基準の一つにもなるからです。
ここでは、インフラ業界が向いている人の特徴を4つ解説します。自分の適性を正しく理解したうえで、4つの特徴で自分に当てはまるものがあるかを照らし合わせ、インフラ業界に向いているのかを確認してくださいね。
①安定志向が強い
安定志向が強い人はインフラ業界が向いているといえます。業界の需要が安定しているので従業員も安定して働くことができるからです。
また、新しいことなどに常に挑戦し成果を挙げて昇給・昇進していきたいというよりも、堅実に働き年功序列で安定的に昇給・昇進していくのが理想だと考える人もインフラ業界に適しているでしょう。
インフラ業界は古い体質が残っている企業も少なくなく、既存の仕組みを変えず確実性を重視する傾向にあるため、働き方も変化が少ないといえるのです。
しかし業界内でのポジションや方針は、企業の事情や少子高齢化、電力・ガスの自由化による競争激化などのさまざまな要因によって、保守的なものから改革的・革新的な方向性に変化する企業もあります。
インフラ業界は安定して働きやすい傾向にありますが、全ての企業がそうといえるわけではないということは認識しておいてくださいね。
②ワークライフバランスを重視している
インフラ業界は、ほかの業界と比較して年間休日数が多く有給取得率も高いことから、ワークライフバランスを重視したい人には働きやすい企業が多く存在しているといえます。
しかし、業種や企業によっては年間休日数は多くても夜勤があったり、シフト制を導入しているところも少なくありません。
そのため、自分の生活を充実させるために必要な要素を明確にしたうえで企業の特徴を詳しく調べ、希望する働き方ができる企業を見極めることが重要になってきます。
ワークライフバランスを重視する人はこちらの記事も参考にしてください。業界別のホワイト度などについて解説しています。
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おすすめ企業40選| ホワイト企業の特徴を業界・職種別に徹底解説
ホワイト企業といってもさまざまな会社があります。記事では、キャリアコンサルタントと社労士とともに、ホワイト企業の定義や条件を解説します。そのうえで、自分に合ったホワイト企業を探せるよう見つけ方を説明します。さらに、実際のホワイト企業の例を紹介するので、企業選びの参考にしてくださいね。
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③社会貢献がモチベーションになる
社会貢献を仕事選びの軸にしている人は、インフラ業界に向いています。インフラ業界で働くメリットでも述べた通り、社会貢献を実感しやすい点がインフラ業界の大きな特徴の一つです。
業界や職種によっては、自分がおこなう仕事や所属する企業のサービスなどが社会の役に立っている場面を見たり実感したりすることが難しいものもあります。
しかし、インフラ業界で提供しているサービスは生活や社会活動の基盤となるものがほとんどです。電気やガス、水道などエネルギーを供給しているような業種や交通系インフラの業種では、さまざまな場所で自分が携わり提供しているサービスが人々の役に立っていることを実感することができます。
通信系のインフラなど直接的に社会貢献を感じにくい業種もありますが、人々の生活や社会活動を支える重要なサービスを提供していることは明らかです。縁の下の力持ちとして社会に貢献しているのです。
社会貢献がモチベーションになる人は、社会や人々の生活を支えているという実感を持ちやすいインフラ業界が向いているといえます。
何も問題が起こらないときは特に実感がないかもしれませんが、災害などで停電や断水、通信障害などが起こるとそのありがたさがわかるものです。
サービス提供側も、そういった場面で自らが携わっていることの重要性や社会貢献の実感を得るでしょう。
④細かな作業やマニュアル通りの業務が苦にならない
インフラ業界では、人の生活の基盤となる重要なサービスを提供しているため、作業一つひとつにマニュアルが完備されていて、ミスのないよう細かな作業をマニュアル通りにおこなうことが求められます。
そのためインフラ業界は、こうしたマニュアル作業をミスなく着実にこなせる現場職の重要度が高い点が特徴の一つです。
人によってはマニュアル通りの細かな業務が退屈に感じてしまう人もいるかもしれませんが、そうした業務でも集中やモチベーションを維持できる人は、インフラ業界で働くうえでの適性があるといえます。
少しのミスが大きな影響を与えてしまう可能性があり、責任感の強い人が向いています。また、技術は日進月歩しています。
専門誌を定期購読したり、専門分野や隣接領域の資格取得をするなど、知識の習得に前向きな人が向いています。
当てはまる人は要注意! インフラ業界が向いていない人の特徴とは
インフラ業界が向いていない人の特徴
- 実力主義の環境で早い昇進・昇給を目指している
- 大きな裁量を持って仕事をしたい
インフラ業界は安定性や給与面の高さなど魅力の多い業界ですが、インフラ業界の特性上、向いていない人もいるのです。
保守的な企業が多いことや、ミスが許されない業務が多い点から、評価方法や仕事の自由度に対して不満を感じてしまう人もいるかもしれません。
ここでは、インフラ業界に向いていない人の特徴を2つ解説します。自分の特性や特徴が当てはまる場合は、インフラ業界への就職・転職を一度考え直してみてください。
しかし、インフラ業界のなかでも業種や職種、企業によって性質は異なるので、向いていない特徴が自分に当てはまると感じても、自分が向いている企業もあるという点は頭に入れておきましょう。
実力主義の環境で早い昇進・昇給を目指している
インフラ業界はもともと国営だった事業があったり、歴史の古い企業が多いという点から、保守的で安定性を重視する傾向が強い業界です。そのため、実力を正当に評価され早く昇進・昇給することを望んでいる人は不満を感じてしまう可能性が高いといえます。
しかし通信インフラに属するIT業界は、個々のスキルや実績が重要視されやすい傾向にあるため、比較的実力主義で昇進・昇給できるようになっています。また、業界に新規参入してきた企業や古い体質からの脱却を図る大手の企業などでも実力主義の制度を採用しているのです。
インフラ企業は年功序列制度が多く残る業界ですが、企業研究をしっかりとおこない見極めることができれば、実力主義の環境で働ける可能性もあることを理解しておきましょう。
大きな裁量を持って仕事をしたい
インフラ業界は、大きな裁量を与えられることが少ない傾向にあるため、入社後短期間で大きな裁量を持って仕事をすることは難しいかもしれません。
なぜなら先でも解説したように、インフラ業界は年功序列で保守的な企業が多く、仕事のミスが社会問題に発展してしまう可能性があり安全性を特に重視しているからです。
しかし、すべての企業で裁量を持って働くことが難しいわけではありません。企業によっては若い社員にも大きな仕事を任せ、実績や経験を積ませて幹部候補生として教育していくところも実際にはあるのです。
インフラ業界に向いていないのは技術にまったく興味がない人ですね。電力にしてもガスにしても通信にしてもそこに技術が存在します。
また、内勤なら書類仕事がほとんどで、技術系なら外での作業があり、そうした職種にマッチしていないと苦しいでしょう。
「インフラ業界はやめとけ」という声の背景を理解して応募を検討しよう!
インフラ業界は「やめとけ」と言われる理由が確かにありますが、働くメリットが多い魅力的な業界です。
インフラ業界はやめとけという声をそのまま受け取るのではなく、メリットや適性を理解したうえでインフラ業界への就職を検討することが重要です。
インフラ業界への就職・転職を検討している人はこの記事を参考に、自分はインフラ業界に向いているのか、やめておくべきなのかを正しく判断し就職活動を成功させてくださいね。
アドバイザーコメント
桒田 里絵
プロフィールを見るインフラ業界と自分の相性をよく考えたうえで志望するか決めよう
インフラ業界への就職や転職をやめておいたほうが良いかどうかは、業界の問題ではなく、その業界とあなた自身の特性が合うかどうかの問題です。
まず自分自身が今後どんな人生を送りたいのか、自分がどんな働き方を望み、どんな特性があるのかを理解することが必要です。そのうえでマッチしていると思えば、インフラ業界は志望する価値のある業界です。
インフラ業界は待遇や福利厚生が充実していて社会の人々の役に立つ業界
インフラ業界というのは世の中に絶対必要な仕事です。ほかにも医療や法務など世の中に必要な業界はたくさんありますが、それらは何か事が起こってから必要になることが多いのに比べ、インフラは常に動き続けることが絶対条件です。
地味な仕事がほとんどですが、責任は重大であり、縁の下の力持ちにはぴったりの仕事です。それだけにしっかりした給与体系、十分な福利厚生が用意されていることが多く、安心して長く働ける職場として申し分ないはずです。
あくまでも自分との相性をしっかり検討したうえの話ですが、社会の人々のために働きたいと思える人は選んで後悔しない業界だといえるでしょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー
Rie Kuwata〇2018年にキャリアコンサルタントとして独立。企業対象の研修講師や各学校でのキャリアカウンセラーを経てハローワーク就職支援ナビゲーターを務め、年間約3,000名の相談を受けている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士
Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている
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