手書きでの職務経歴書書き方ガイド|印象をアップするポイントとコツ

3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました

  • キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

    Eriko Arima〇大手人材紹介会社で約5年、転職者や若者、女性のキャリア支援を担当した。その後はIT企業の採用責任者を務め、現在は幅広い世代を対象にキャリアや就職活動の支援もおこなっている

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士

    Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

    Mifuyu Furihata〇23年間の企業勤めを経て、独立後は企業での採用・育成コンサルティングや研修に従事。個人向けの就活支援セミナーやキャリア相談における、個々の「強み」の掘り下げに定評がある

    プロフィール詳細

この記事のまとめ

  • 手書きの職務経歴書は「読み手にとっての見やすさ」が重要
  • 記載しておきたい職務経歴書の内容を例文付きで紹介
  • 職務経歴書で採用担当者が見るポイントはおもに3つ

職務経歴書を手書きで制作する際、書き方に悩む人もいるでしょう。手書きの職務経歴書は個性を出してほかの応募者と差別化できる一方、書き方を間違えると悪目立ちしてしまうリスクがあります。

そのため正しい書き方を身に付けて、魅力が最大限伝わる職務経歴書に仕上げましょう。

この記事では、キャリアアドバイザーの有馬さん、杉原さん、降幡さんのアドバイスも交えながら、手書きの職務経歴書の書き方や評価されるポイントについて解説します。

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目次

手書きの職務経歴書の書き方は「読み手にとっての見やすさ」を意識しよう!

手書きの職務経歴書は個性が出せるものの、パソコンで作成されたものに比べて文字の大きさや筆圧の濃さが不揃いなため、読みにくさを感じる採用担当者もいるかもしれません。

できるだけそう感じさせないために、書き方は「読み手にとっての見やすさ」を意識することが重要です。とはいえ、何をもって読みやすいといえるのかは人それぞれなのでわからない人もいるでしょう。

そこでこの記事ではまず職務経歴書を手書きで作成した場合の効果について解説します。実際に採用担当者がどう受け取るかも説明するので、メリット・デメリットを考えたうえで手書きで作成するか判断しましょう。

また、後半では実際に職務経歴書を書く際の準備や書き方のポイント、注意点も解説するので、参考にしてみてくださいね。

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職務経歴書は手書きよりもパソコンの方が一般的

職務経歴書は指定がなければ手書きで書いてもそれ自体を悪く評価する会社はごく少数なので、どちらで書いても問題ありません。ただし、現在の転職活動においては、職務経歴書は手書きよりもパソコンで作成する方が一般的です。

パソコンで職務経歴書を作成する場合は、修正が簡単なことやフォーマットが調整しやすいといった大きなメリットがあります。しかし、だからこそあえて手書きで作成することにより、ひときわ目立つ職務経歴書に仕上がります

一方、応募先の企業によっては、わざわざ手書きで書くことによってパソコンスキルが不安視される可能性も否めません。

たとえばパソコンを使うことの多いIT企業などは、応募書類を見て文書作成のスキルを評価することもあるので注意してくださいね。

アドバイザーコメント

企業によっては事務能力がないと判断されるリスクになる

最近では手書きの職務経歴書を見なくなりました。仕事でパソコンを日常的に使っている人がほとんどですから、手書きにしようとは思わないでしょう。
ただし、古い年代は違います。

まずパソコンが使えないことがあります。また、私も大昔に職業相談で履歴書や職務経歴書は手書きにするようにと指導されたことがあります。文字に人柄が表れるという理由でしたが、まったく非合理的だと思いました。

文字に人柄が表れるなら、逆に悪く働く可能性もありますね。それよりもパソコンの方が事務能力を証明できるのにと納得できませんでした。その後IT企業で採用を担当しましたが、手書きの応募者はすべて不採用にしました。なにしろIT企業です、アナログ的発想の人は採用できません。

企業にとって価値のある人材かどうかを示すことが最重要

手書きで、一文字一文字丁寧に書いてあると非常に熱意を感じます。パソコンの場合、そうした真剣度はわかりませんから手書きも一定の意味はあると思います。

しかし、転職です。大切なのは即戦力となるスキルや能力を持っていることです。ツールが何であろうと、それが伝わる職務経歴書を目指しましょう。

ここがメリット! 職務経歴書を手書きで作成する効果

職務経歴書を手書きで作成するのは大変ですが、手書きならではのメリットもあります。

ここからは、職務経歴書を手書きで作成する効果について解説するので、手書きで良い印象を残したい人はチェックして理解しておきましょう。

人柄が伝わりやすい

手書きはパソコンに比べて一文字一文字に応募者の個性が表れるので、より人柄が伝わりやすいとされています。

たとえば、丁寧な文字で大きさや行間などがそろっていれば、採用担当者は応募者に対して「真面目」「几帳面」といったプラスの印象を持ちやすくなります。

特に書類選考の段階では応募者の人柄を伝えるのは難しいところ、手書きで性格がアピールできるのは有利です

ただし、文字が汚い・構成が雑などの読みにくさがあると、必要以上に悪い印象を与えてしまうリスクも理解しておいてくださいね。

有馬 恵里子

プロフィール

熱意や誠実さも伝えられるかと思います。職務経歴書を手書きで書くのは大変労力がいることです。そこであえて手書きすることで、その企業への志望度の強さと併せて、心を込めて作成している思いも伝わってきます。

ほかの応募者と差別化できる

ほとんどの応募者はパソコンで職務経歴書を作成するため、差別化しやすさも手書きのメリットです。

大きな企業では応募者も多く、採用担当者は大量の応募書類を確認します。そのため、特徴のない職務経歴書では印象に残りにくいといったことがあるかもしれません。

その点、採用する人の少ない手書きの職務経歴書は、手書きというだけで比較的印象に残ります。そのうえで効果的なアピールができれば、選考通過の確率はより高まるでしょう。

また、手書きの職務経歴書を作成するのは、パソコンでの作成よりもはるかに労力がかかります。そのため、それだけ志望度が高いのだと思ってもらえる可能性もあります。

「目立つ」という理由だけで手書きにするのは良いのでしょうか?

降幡 美冬

プロフィール

担当者によっては悪目立ちするため「良い」とは言い切れない

採用担当者の印象に残らないと先に進めないので、「目立つ」ことはとても大切です。そのため、手書きをするという選択も一つの作戦かもしれません。

ただ、日常生活を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、「目立つ」ことにはリスクもともないます。

「目立っているのに中身がともなっていない」「人と違うことをしたい=協調性がない」「一か八かの賭けに出る」人と思われてしまう可能性もあります。

そのため、良し悪しをしっかり検討したうえで手書きを選択するか決めることをおすすめします。

こんな点に注意! 職務経歴書を手書きにするデメリット

手書きの職務経歴書は、ほかの応募者と差別化でき印象に残せるなどメリットが大きいように見えますが、いくつかデメリットもあります。

以下では手書きのデメリットを2点解説するので、こちらもしっかりチェックしたうえで職務経歴書を手書きにするかパソコンにするか考えましょう。

修正ができない

パソコンで職務経歴書を作成する場合は誤字脱字や文章の修正が簡単ですが、手書きの場合はすぐに修正ができません。

間違えた場合、文書の偽造を防ぐため修正ペンや修正テープを使うことはできないのです。修正ができないというのは職務経歴書を作成するうえでリスクの一つとなります。

また消えるペンやシャープペン、鉛筆を用いることもできないので、間違えてしまった場合はすべて書き直しましょう

誤字脱字を避けるためには、鉛筆などで薄く下書きをして、ボールペンで清書したあと下書きを消すのがおすすめです。ただし、丁寧に消さないとボールペンのインクが広がってしまったり、紙にシワが入ったりするので注意しましょう。

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パソコンに比べて記載できる情報が少ない

手書きの職務経歴書は、パソコンで作成したものよりも文字サイズを小さくするのが難しくなります。そのため、比較すると記載できる情報量が少なくなりがちです。

「あまりアピールするものがないから手書きで勝負したい」と考える人には問題ないかもしれませんが、成果や実績を最大限アピールしたい人には不向きといえます。

手書きで無理をして小さく書いても、今度は読みにくくなってしまうこともあるため、内容を詰め込むよりも読みやすさを優先するようにしましょう

杉原 美佐子

プロフィール

手書きの場合、かなり神経を使って作成しないといけません。罫線に文字がかからないようにする、平仮名と漢字の文字の大きさに注意する、罫線がないなら文字が一直線に並ぶようにするなど作成には時間がかかります。

キャリアコンサルタントに聞いた! 手書きの職務経歴書に受ける印象

ここまで手書きの職務経歴書を書くメリット・デメリットについて解説しましたが、デメリットを見て不安に感じている人もいるでしょう。

せっかく企業研究や自己分析をして職務経歴書を作るのですから、できれば良い印象を残して選考通過率を上げたいですよね

そこで、ここでは多くの転職希望者をサポートしてきたキャリアアドバイザーの有馬さんに、手書きの職務経歴書について採用担当者が受ける印象をたずねました。

自分の作る職務経歴書がどのように見られるのか参考にして、作成してくださいね。

アドバイザーコメント

手書きの職務経歴書は一般的に好印象を抱かれにくい

手書きの職務経歴書に関しては、時代にそぐわない印象を抱いてしまうのが正直なところです。ビジネスでは効率性が求められるので、パソコンでの書類作成は必要かつ当然のデジタルリテラシーともいえます。

そういう意味では、手書きの職務経歴書は独特の雰囲気で一瞬目を引くものの、一般的な企業の採用担当者からすると時代にマッチしていない印象を受けてしまいます。

一方で、アナログを重視する伝統的な企業やデザイン性が求められるクリエイティブ職では良いアピールになるかもしれません。その場合でもやはり手書きは少数派だと思うので、なぜ手書きにしたのか理由をしっかり伝えましょう。

採用担当者に読んでもらえる個性がないと厳しい

パソコンやスマホの影響で文字を書くこと自体が少なくなっている現代で、人の目を引く達筆な字を書けるのは強い個性です。まっすぐ丁寧に書いている文章からは誠実さや細やかさも伝わってきます。

逆にくせが強い字だったり急いで書いたような字は内容以前に読む負担を感じてしまい、読まれずに終わってしまいます。字に自信がない場合には、手書きにこだわらず、パソコンで作成した方が無難です。

事前に用意しておこう! 手書きで職務経歴書を書く準備

事前に用意しておこう! 手書きで職務経歴書を書く準備

  • 手書きに適している文房具を用意する
  • 手書き用の職務経歴書を準備する
  • 自分の経歴を整理しておく
  • 添削してくれる人を探しておく

手書きで職務経歴書を書くことを決めたら、まずは書くための準備を整えましょう。パソコン一台で作成する場合とは異なり、手書きで作成するには文房具や紙の職務経歴書が必要です。

また、手書きはあとで書き直しが大変なので、完璧に完成形のイメージを描いたうえで作成に取りかかりましょう。

ここからは職務経歴書を手書きで書くために必要な4つの準備についてそれぞれ解説します。

手書きに適している文房具を用意する

まずは、手書きに必要な道具を一通りそろえましょう。必要なおもな文房具は次の通りです。

手書きの際に用意したい文房具

  • 油性ボールペン
  • 鉛筆またはシャープペン(下書き用)
  • 消しゴム
  • 定規
  • 下敷き

まず、必須となるのは油性のボールペンです。文字がかすれたり薄くなったりして読みにくくなるのを避けるため、インクの残量はしっかり確認しておきましょう

また、下書きが必要であれば、下書き用にシャープペンや消しゴムも必要です。文字の幅や行間など、より見やすさと丁寧さを意識するなら、定規も用意しておけば安心です。

文字が歪んだり、用紙がずれるのを防ぎたい人は、下敷きも用意しておくと安心です。

手書き文字の大きさについて知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。

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降幡 美冬

プロフィール

手書きをするペンの太さは「0.5~0.7㎜」がおすすめ。太すぎて文字が潰れたり、細すぎて弱々しくならないようにしましょう。インクは黒の油性またはゲルインクで、なめらかな書き心地で速乾性の高いものを選ぶと良いでしょう。

ChatGPTを活用すれば受かる自己PR文が作れます

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まずはあなたも作成ツールを活用して自分の強みが存分に伝わる自己PRを完成させましょう!


Chat GPTで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

手書き用の職務経歴書を準備する

文房具だけでなく、手書き用の職務経歴書も準備しましょう。手書き用の職務経歴書は文具店、100円ショップ、コンビニ、書店、ホームセンターなどで購入できます。

また、インターネットでフォーマットをダウンロードして印刷する方法もあります。用意する際は、書き直しも想定して必ず複数枚用意してくださいね。

フォーマットを選ぶ際は、自分のアピールしたい内容に合わせて書きやすさを重視しましょう。たとえば、転職回数が多い人は職歴欄の大きなもの、自己PR欄を重視して書きたい人は自己PR欄の大きいものを選びましょう。

手書き用のフォーマットを自作しても良いのでしょうか?

杉原 美佐子

プロフィール

自分が書きやすく相手が見やすいフォーマットに工夫しよう

自作OKです。使いやすいものがなければ自分で工夫します。そもそも職務経歴書のフォーマットで唯一これといったものはありません。職務経歴は人それぞれ、実績や成果も業務によってずいぶん違うので書き方も変わります。

要は読む相手にとって、見やすいフォーマットかどうかです。項番やインデント、箇条書きが適切になっていればそれで十分です。なお、項番の付け方にはルールがあります。1、(1)、①の配列です。

また、目立たせたいからといってボールド(太字)や下線、イタリック(斜体)など不要な文字装飾はやめましょう。読みにくくなるだけです。記号や符号、かっこの使い方にも気を付けてください。

自分の経歴を整理しておく

職務経歴を書くうえで、自分の経歴を整理しておくのは必須です。特に手書きの場合は後から修正ができないため、完成形を作らなければなりません。

そのため職務経歴書を書き始める前に、まずは自分の職務経歴をまとめたものを作っておきましょう。経歴を洗い出す際は、新社会人になってからのことを時系列順に思い出していくと思い出しやすいためおすすめです。

大まかにどの年に何があったかを書き出して、続けて詳細を思い出していきましょう。なお、経歴を書くときは略称ではなく正式名称を記載する必要があるので、調べながら正確な情報にすることを心掛けてください

どんなプロジェクトに携わったか、自分がどんな役割を担ったか、アピールできるポイントを具体的に抽出してくださいね。

添削してくれる人を探しておく

職務経歴書を書き終わったからといって、そのまま送付してしまうのはおすすめできません。自分で最終チェックをするだけでなく、添削してくれる人を探しておきましょう。

第三者に添削してもらうと自分では気付かなかった誤字脱字や文章の間違いが見つかるだけでなく、読み手が職務経歴書を見てどう思うのかといった所感も聞くことができます

添削してくれる人は家族や友人など誰でも問題ありませんが、できれば社会人経験が豊富で採用に詳しい人がおすすめです。

添削を任せられる人がいない場合は、転職エージェントなどのキャリアアドバイザーに相談すれば、選考通過のためのフィードバックもしてくれます。

有馬 恵里子

プロフィール

添削は多くても二人までにとどめた方が良いと思います。書類に正解はないので、見る人が変わると見る視点も変わります。複数の視点から意見があると何を採用すべきか混乱してしまうので、二人に見てもらえれば十分です。

【例文つき】記載しておきたい職務経歴書の内容

記載しておきたい職務経歴書の内容

手書きの職務経歴書にどんな内容を記載すれば良いのかわからない人もいるでしょう。応募者の状況やアピールしたいポイントによってフォーマットは異なりますが、基本的に必要な項目は以下の6点です。

記載しておきたい職務経歴書の内容

  1. 入社した年月・会社名
  2. 事業内容
  3. 業務の要約
  4. 退職した年月・退職理由
  5. 資格・免許・スキル
  6. 自己PR

ここからはそれぞれの書くべき内容について詳しく説明していくので、書き方に悩んでいる人は参考にしながら作成を進めてください。

フリーターの職務経歴書の書き方について解説しています。書き方に悩んでいる人は参考にしてみてください。

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①入社した年月・会社名

まずは基本情報として、以下のように所属していた会社名と入社年月日を簡潔に書きましょう。

入社した年月・会社名

20xx年x月~現在 ○○○○

ここはいわばサブタイトルのようなものです。どこの会社にどれくらい在籍していたのかを見られるため、多くの情報を書き過ぎず、一文で済ませましょう

杉原 美佐子

プロフィール

アルバイトだろうと立派な労働です。働いていたのならちゃんと書きましょう。逆に空白期間があると、この間は一体どうしていたのだろうと不審に思われます。働ける状況なのに働かない人は、入社後の勤怠が心配になるからです。

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作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

②事業内容

続いて、在籍した会社の事業内容を書きましょう。

事業内容

事業内容:コンピュータシステムの設計・開発・保守・運用
資本金:●億●千万円(20xx年度)
売上高:●億●千万円(20xx年xx月)
従業員数:○○○人

ここも応募者個人の情報ではないため、アピールポイントではありません。そのため、簡潔に書いて自分のアピールで使えるスペースを確保しておきましょう

③業務の要約

業務内容は職務経歴書で最もアピールしたいポイントです。そのため、アピールできる業務内容や実績をわかりやすく伝えましょう。

業務の要約

【雇用形態】正社員

【役職】システムエンジニア

【主な業務】業務システムの設計・開発・保守
○○の生産工程・スケジュール管理システムを開発。

【実績】サーバーの応答改善によりシステム速度を30%向上

上記のように、自分のおこなった業務と実績を詳細かつ簡潔にまとめて、採用担当者が概要を理解できるようにしてくださいね。

このとき、詳細に文章で書いても採用担当者の記憶には残りにくいので、一文程度にとどめて詳細は面接で経歴について質問されたときに補足で答えられるようにしておくのがおすすめです

手書きの場合、アピールしたい職歴から書くのは問題ないでしょうか?

有馬 恵里子

プロフィール

採用担当者が見やすい時系列順の方がおすすめ

アピールしたい職歴から書いてしまうと、今までのキャリアを時系列で見づらくなってしまうのでおすすめしません。

職歴が短かったり転職回数が少ない場合には経験した順に記載し、職歴が長かったり転職回数が多い場合には直近の職歴から一つずつ順に経験をさかのぼった形で記載すると良いです。

採用担当者は各職歴のつながりも意識しながら見ているので、職歴の新しい順か古い順かいずれにしろ時系列でつながりがわかるように書くと良いでしょう。

④退職した年月・退職理由

職務経歴書に退職理由を書く人もいますが、必ずしも退職理由を書かなければいけないわけではないので、手書きで書く場合は退職理由欄のないものを選ぶのが無難です。

退職理由を書くのであれば、詳細に記載する必要はなく、定型文で問題ありません。定型文には、以下の3つのパターンがあります。

退職理由

  • 一身上の都合により退職
  • 会社都合により退職
  • 契約期間満了につき退職

退職理由について面接で聞かれる場合もありますが、会社や同僚への不満などのマイナスな理由を話すのではなく、できるだけ前向きに話すことを意識しましょう。

たとえば、人間関係が悪かったというマイナスな理由は、そのままではなく「チームワークよく働ける環境で仕事をしたいと思った」のように、プラスに言い換えられます。

退職理由をどう説明すべきか悩んでいる人は、以下の記事で意欲が伝わる答え方を例文付きで説明しているので、確認してみてくださいね。

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降幡 美冬

プロフィール

基本的に退職理由は書く必要はありませんが、下記の場合は理由を添えると良いでしょう。

・転職回数が多い
・空白期間が長い
・在籍期間が短い など

採用担当者が不安を感じるような点には言及しておくと無難ですが、書き方によってはネガティブにとらえられる恐れもあるので十分な注意が必要です。

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・ESの書き方がわからない
・内定者のESを参考にしたい
・大手志望で就活準備をしている

⑤資格・免許・スキル

経歴について一通り書き終わったら、自分の保有する資格・免許・スキルを記載しましょう。どんなものが評価されるのかは企業や採用担当者・部署によって違うので、漏れなく書くようにしてくださいね

資格・免許・スキル

【スキル】
Python、JavaScript、PostgreSQL

【資格】
情報処理技術者試験 (基本情報技術者/応用情報技術者) 20xx年xx月取得
PMP (プロジェクトマネジメントプロフェッショナル) 20xx年xx月取得

以下の記事では、それぞれの職種に求められる資格について説明しているので、優先的に書く資格がわからない人は参考にしてみてください。

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⑥自己PR

職務経歴書の自己PR欄では、社会人として自分が経験してきたことや積み上げた実績をもとに、応募先の企業でどう活躍できるかをアピールしましょう

たとえば、「○○の開発プロジェクトで培った経験は、貴社の手がけるxxという事業でも活かせると考えています」のように、職務経歴と合致したアピールをすることで、説得力を上げられます。

自己PRでのアピール内容は職務経歴が立証してくれるので、採用担当者も応募者が自社で活躍するイメージがつきやすくなります。

理解しておこう! 職務経歴書で採用担当者が見るポイント

理解しておこう! 職務経歴書で採用担当者が見るポイント

  • 自社にマッチした人材か
  • ビジネスマナーが備わっているか
  • わかりやすい書類を作成する能力があるか

職務経歴書を通して採用担当者が見るポイントは、選考するうえでの基本的な部分です。その点を理解して理想的な職務経歴書を作れれば、選考通過の確率は大幅に上がります。

以下では採用担当者が見るポイントについて具体的に解説していくので、頭に入れながら書類を作成しましょう。

自社にマッチした人材か

そもそも転職の選考において企業が見ているのは、応募者が自社とマッチした人材かどうかです。具体的には、自社と同じ考えを持っているか、活躍できるスキルを保有しているか、あるいは実績があるかといった点です。

たとえば、IT企業でエンジニアの即戦力を採用したい場合は、プログラミングスキルがあり、実際にスキルを活用して仕事ができるかどうかが必須といえます。

それがひと目でわかるのが履歴書であり職務経歴書なのです。特に職務経歴書は、十分な経験を積んでいるか、スキルを保有しているかを証明する書類であり、採用担当者もその点を注視しています

そのため採用担当者に「ぜひうちの会社で働いてほしい」と思われるような内容に仕上がっているか確認しましょう。

ビジネスマナーが備わっているか

採用担当者は履歴書や職務経歴書などの書類を通して、応募者にビジネスマナーが備わっているか確認しています。

ビジネスマナーが備わっている人は、「社会人としての基礎的なことができている」「基本的なコミュニケーションに問題がない」と判断されます

ビジネスマナーが備わっている書類は、以下のポイントを満たしています。

ビジネスマナーが備わった書類の条件

  • 誤字脱字がない
  • 日本語がおかしくない
  • 書類に不備がない
  • 書類にヨレや汚れがない
  • 封筒の書き方が正しい
  • 提出期限を守っている

ビジネスマナーを気にする採用担当者は多いので、間違いのないようにしておきましょう。

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わかりやすい書類を作成する能力があるか

採用担当者は職務経歴書を見る際、構成や文章を見て「わかりやすさ」もチェックしています。

もし、読みにくい構成だったり、文章がおかしくて何度も読み返さなければならなかったりする書類だと、「仕事でもわかりにくい文書を作る人なのだな」とマイナスイメージを持たれてしまうかもしれません

さらに、手書きの場合は文字そのものの読みやすさもチェックされます。字が汚かったり、かすれていたりすると大幅なイメージダウンになりかねないので、特に注意してください。

最終確認! 職務経歴書を提出する際に気を付けたいこと

最終確認! 職務経歴書を提出する際に気を付けたいこと

  • 念入りに見直し確認すべきポイント
  • 郵送の場合のポイント
  • 手渡しの場合のポイント

職務経歴書が作成できたら、提出する前に最終確認をおこないましょう。間違えないように入念にチェックしていても、ちょっとしたミスは見落としがちです。

また、提出する際にもビジネスマナーを守っていないと、マイナスイメージにつながりかねないので注意しましょう。

ここからは、職務経歴書を提出する際に気を付けたい3つのポイントについて解説するので、作成が完了したら必ずチェックしてくださいね。

念入りに見直し確認すべきポイント

手書きで職務経歴書を書いたら、必ず以下のポイントに着目しながら一通り見直しましょう。応募書類は正式な書類なので、ミスがないように注意してください

念入りに見直し確認すべきポイント

  • 記入項目に漏れがないか
  • 誤字・脱字がないか
  • 記載情報に誤りがないか
  • 下書きの消し忘れがないか
  • 汚れやシワがないか

手書きの場合は、パソコンで作成する場合に比べて手書きならではの注意点もチェックしておきましょう。

職務経歴書の見直しポイントについては、こちらの記事でより詳しく解説しているので、不安を払拭しておきたい人はぜひ併せて参考にしてくださいね。

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郵送の場合のポイント

職務経歴書のチェックが終わったら、続いて郵送する作業に入ります。職務経歴書をクリアファイルに挟んで折れや汚れを防止し、宛名を記載した封筒に入れましょう。

郵送する際は、以下の点に注意してください。

郵送の場合のポイント

  • 住所や会社名を正式名で書いているか
  • 企業宛は「御中」個人宛は「様」を使用しているか
  • 添え状を入れたか
  • 封筒の表面左下に「応募書類在中」と記入しているか
  • 切手はまっすぐに貼れているか

また、送る際は郵便料金が不足しないようにしましょう。不足した場合は受取人が不足分を払うか、受け取りを拒否できるか選べますが、どちらにせよ失礼に当たります。

送付方法は普通郵便以外にも、速達や特定記録郵便、レターパックなどで送っても構いませんが、簡易書留は企業側に手間をかけてしまうので使用は控えましょう

手渡しの場合のポイント

応募書類を手渡しする際もクリアファイルや封筒は必要ですが、封筒の宛名は記入しなくても問題ありません。添え状も不要です。なぜなら、手渡しの場合は誰に渡すのかわかりきっているからです。

ただし、「応募書類在中」の文言や、差出人は必ず記載してください。これらの記載がないと、書類がほかの応募者の書類と混ざってしまった場合、その封筒が何なのか、誰からのものなのか開封しなければわからなくなってしまいます。

応募書類を手渡す際は、クリアファイルに入れたまま封筒を下にして、相手が読みやすい方向に向けて両手で渡しましょう

書類選考に自信がない、どうしても落ちてしまうといった人は、下記で書類選考の通過率が上がるコツを解説しているので併せてご覧ください。

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書類選考で落ちる確率は10%~60%と幅広いです。この記事では書類選考で落ちないための基本ポイントと通過率アップのための差別化のコツをキャリアコンサルタントがプロの現場目線で解説します。基本と差別化を押さえて書類選考を通過しましょう。

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書類選考で落ちる6つの理由|通過率が格段に上がる5つの基本を解説

有馬 恵里子

プロフィール

手書きの職務経歴書はあまりないため、おそらく面接官から言及されますし、そこがアピールのチャンスです。たとえば「貴社を強く志望するため手書きで思いをまとめました」のように志望度の高さをしっかり伝えると良いでしょう。

手書きの職務経歴書の書き方をマスターして採用担当者に人柄を伝えよう!

手書きで職務経歴書を作成するのは問題ありませんが、パソコンと比べると手書きならではの書き方や準備があるので、作成する前に必ずそれらをチェックしましょう。

手書きの職務経歴書は目立つので、書式やマナーを守って書かれていれば、それだけで強みになる可能性があります。

この記事を参考に、正しい手書きの職務経歴書の書き方をマスターして、担当者に好印象を残しましょう。

アドバイザーコメント

手書きのリスクはあるが採用担当者の印象には間違いなく残る

職務経歴書は、あなたの第一印象を決める大切な書類です。

「字は人を表す」といわれるように、職務経歴書を手書きにすることで、人柄や個性、そして熱意がより伝わりやすくなります。デジタルが主流の今だからこそ、手書きの姿勢は採用担当者の印象に残るはずです。

ただし、手書きだからこそ、次のポイントには注意が必要です。

①読みやすさ
文字の大きさや行間、ペンの選び方など、採用担当者がストレスなく読めるよう配慮しましょう。構成がわかりやすいことも重要です。

②内容の質
手書きで差別化できても、内容が薄ければ意味がありません。しっかりと経験や強みを整理し、充実した内容を心掛けましょう。

③手書きの理由
面接で「なぜ手書きにしたのか」と質問される場合に備え、納得感のある理由を考えておきましょう。

また、手書きは修正が難しいため、パソコンで下書きしてから清書できると良いですね。

あとは、自信を持って一文字一文字に心を込めて書くだけです。職務経歴書が、あなたの分身となって思いを届けてくれるはずです。あなたの挑戦を心から応援しています!

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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