SPI 非言語「仕事算」の練習問題20問|就活のプロがコツを解説

Webテスト対策の支援実績のある専門家がこの記事を監修しました
西 雄一
西 雄一
キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表
Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、授業の一環としてWebテスト対策も実施。これまで指導した学生の数は300~400人にも及ぶ。

SPIの「仕事算」は多くの就活生が悩む分野です。 全体の仕事量を1と置く考え方がピンとこない、途中で人が増減する応用問題で混乱する、という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、これまで数多くの就活生を支援してきたキャリアコンサルタントの西さんとともにSPIの「仕事算」の解き方について解説していきます。解き方のコツだけでなく、練習方法についてのアドバイスもあるため、これから試験対策を始める人はぜひ参考にしてみてください。

SPIの「仕事算」分野で出題される頻出パターンの練習問題(20問)を紹介しているので、自分の実力を試したい人は挑戦してみましょう。

よりSPIの本番をイメージして対策したい人は、SPI対策模試にも挑戦してみてください。

【コンテンツの制作・チェック・監修体制について】
Webテストコンテンツは、生成AI(人工知能)も活用しながら社内の編集部メンバーが作成したオリジナルの問題となります。チェック・監修体制としては、1問につき、Webテストに精通した外部パートナー最低2人のチェック、Webテストを得意領域とするキャリアコンサルタントによる最終チェックと監修をおこなっています。

SPI「仕事算」の概要

  • 問題パターン:作業、タスク整理、プラン作成、プロジェクトレポート、水系(プール/ポンプ/水槽/池)など
  • 1問あたりの時間:1分程度
  • 形式ごとの出題頻度:テストセンター(中)ペーパーテスト(高)Webテスティング(中)
仕事算の解き方をわかりやすく教えてください!

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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仕事算は全体を1として考えることで計算がしやすくなる!

SPIの仕事算は難易度としては基礎レベルです。簡単な問題が多いので、多くの学生の得点源となります。

問題文に「作業」「タスク」「整理」「プラン作成」「プロジェクト」「レポート」「水系(プール/ポンプ/水槽/池)」などが含まれていたら「仕事算」の問題であると認識しましょう。

解く際に意識すべきポイントは「全体を1とし、仕事量を分数に置き換えて計算する」という点です。

時間配分と練習方法ですが、非言語は1問あたり約1分が目安となります。1問45~60秒程度で処理して、難問は最大2分を目安にしましょう。解けない問題は飛ばして先に進み、最後に時間が余れば戻るようにしてください。

時間を測りながら、頻出問題を反復練習することが大切です。計算ミスを最小限に押さえていきましょう。

SPI「仕事算」の練習問題20問|西さんによる解説付き

SPI「仕事算」の練習問題を難易度別に20問用意しました。実際に練習問題で実力を測りながら対策していきましょう。

特に解き方が難しい問題については、西さんからの解説があるため、解き方に迷った場合は参考にしてください。

「仕事算」の問題に初めて挑戦する人は、記事冒頭で解説している「問題を解く前に確認! 仕事算の回答のコツ」を読んでから挑戦してみてくださいね。

問題1(難易度:★☆☆☆☆)

問題

以下の問題を読み、最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
ある資料の作成を、営業部のAさんが1人でおこなうと12日、Bさんが1人でおこなうと24日かかる。 この資料作成をAさんとBさんの2人で協力しておこなうと、何日で完了するか?

選択肢


正解:C
全体の仕事量を1とする。

Aさんは1日あたり1/12の仕事をし、Bさんは1日あたり1/24の仕事をする。
2人で協力すると、1日あたりの仕事量は(1/12)+(1/24)=(2/24)+(1/24)=3/24=1/8となる。

全体の仕事量1を1/8で割ると、1÷(1/8)=8日。

今回の問題では、全体の仕事量を「1」と置き、AさんとBさんの1日あたりの仕事量をそれぞれ計算して足し合わせることで、協力した場合の効率を求めています。Aさんは1/12、Bさんは1/24の仕事量をこなし、合計で1/8となるため、全体を終えるには8日かかるという流れです。

このように「全体=1」「1日あたりの仕事量=1/日数」という考え方を覚えておけば、複数人での協力や交代、給水・排水の問題にも応用できます。

問題2(難易度:★☆☆☆☆)

問題

以下の問題を読み、最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
ある店舗の棚卸し作業を、アルバイトのC君が1人でおこなうと6時間、Dさんが1人でおこなうと18時間かかる。 この作業をC君とDさんの2人で協力しておこなうと、何時間何分で完了するか?

選択肢


正解:C
全体の仕事量を1とする。
C君は1時間あたり1/6の仕事をし、Dさんは1時間あたり1/18の仕事をする。
2人で協力すると、1時間あたりの仕事量は(1/6)+(1/18)=(3/18)+(1/18)=4/18=2/9となる。
全体の仕事量1を2/9で割ると、1÷(2/9)=9/2=4.5時間。0.5時間は0.5×60=30分なので、4時間30分。

今回の問題では、全体の作業量を「1」と置き、C君とDさんの1時間あたりの作業量を計算して足し合わせることで、協力した場合の効率を求めています。

C君は1/6、Dさんは1/18の仕事量をこなし、合計で2/9となるため、全体を終えるには4.5時間、つまり4時間30分で完了するという流れです。

このように「全体=1」「1時間あたりの仕事量=1/作業時間」という基本を押さえておけば、ほかの問題にも応用できます。

問題3(難易度:★☆☆☆☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
ある企業の新しいWebサイトの構築を、エンジニアの佐々木さんが1人でおこなうと10日、同じくエンジニアの田中さんが1人でおこなうと15日かかる。このWebサイト構築を佐々木さんと田中の2人が協力しておこなうと、何日で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。
佐々木さんの1日あたりの仕事量:1/10
田中さんの1日あたりの仕事量:1/15
2人が協力した場合の1日あたりの仕事量:
1/10+1/15=3/30+2/30=5/30=1/6

全体の仕事量1を1/6で割ると、完了日数は1÷1/6=6日。

問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問題を読み、最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
倉庫での商品ピッキング作業を、作業員のEさんが1人でおこなうと20分、Fさんが1人でおこなうと30分かかる。 この作業をEさんとFさんの2人で協力しておこなうと、何分で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。Eさんは1分あたり1/20の仕事をし、Fさんは1分あたり1/30の仕事をする。 2人で協力すると、1分あたりの仕事量は(1/20)+(1/30)=(3/60)+(2/60)=5/60=1/12となる。 全体の仕事量 1を1/12で割ると、1÷(1/12)=12分。

問題5(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問題を読み、各問いに最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
あるシステムのバグ修正作業を、エンジニアのGさんが1人でおこなうと8時間、Hさんが1人でおこなうと12時間かかる。 この作業をGさんとHさんの2人で協力しておこなうと、何時間何分で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。 Gさんは1時間あたり1/8の仕事をし、Hさんは1時間あたり1/12の仕事をする。 2人で協力すると、1時間あたりの仕事量は(1/8)+(1/12)=(3/24)+(2/24)=5/24となる。 全体の仕事量1を5/24で割ると、1÷(5/24)=24/5=4.8時間。 0.8時間は0.8×60=48分なので、4時間48分。

問題6(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
大量の顧客情報のデータ入力を、主任が1人でおこなうと、部下が1人でおこなうよりも2倍の速さで完了できる。この作業を2人で協力しておこなうと4日で完了する。部下が1人でこの作業をおこなうと何日かかるか?

選択肢


正解:D
全体の仕事量を1とする。
部下の1日あたりの仕事量をRとすると、主任の仕事量は2R。
2人で協力すると4日で完了するので、
R+2R=1/4
3R=1/4
R=1/12

部下が1人でかかる日数は、1÷R=1÷(1/12)=12日。

問題7(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
新商品のパンフレットのデザイン制作を、デザイナーの佐藤さんが1人でおこなうと8日、鈴木さんが1人でおこなうと12日かかる。まず、佐藤さんが1人で3日間作業した後、残りの作業を佐藤さんと鈴木さんの2人で協力しておこなった場合、作業開始から完了までにかかった日数は合計何日か?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。
1:佐藤さんが3日間でおこなった仕事量:3×1/8=3/8
2:残りの仕事量:1-3/8=5/8
3:2人が協力した場合の1日あたりの仕事量:1/8+1/12=3/24+2/24=5/24
4:残りの仕事が終わるのにかかる日数:5/8÷5/24=3日
5:合計日数:3日(佐藤)+3日(2人)=6日。

問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問題を読み、各問いに最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
ある製品の組み立て作業を、Iさんが1人でおこなうと30日、Jさんが1人でおこなうと45日かかる。 この作業をIさんとJさんの2人で協力しておこなうと、何日で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。 Iさんは1日あたり1/30の仕事をし、Jさんは1日あたり1/45の仕事をする。2人で協力すると、1日あたりの仕事量は (1/30)+(1/45)=(3/90)+(2/90)=5/90=1/18 となる。 全体の仕事量1を1/18で割ると、1÷(1/18)=18日。

問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問題を読み、各問いに最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
あるWebサイトのデザインとコーディング作業がある。デザイナーのKさんがデザインを1人でおこなうと10日、コーダーのLさんがコーディングを1人でおこなうと15日、アシスタントのMさんがデザインとコーディングを1人でおこなうと(全体の作業として)30日かかる。 この作業を3人で協力しておこなうと、何日で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。 Kさんは1日あたり1/10、Lさんは1日あたり1/15、Mさんは1日あたり1/30の仕事をする。3人で協力すると、1日あたりの仕事量は (1/10)+(1/15)+(1/30)=(3/30)+(2/30)+ (1/30)=6/30=1/5となる。 全体の仕事量1を1/5で割ると、1÷(1/5)=5日。

今回のケースでは、デザイナーKさんが10日、コーダーLさんが15日、アシスタントMさんが30日で全体を終える力を持っています。

全体を「1」と置き、各人の1日あたりの仕事量を計算して合計すると、1/10+1/15+1/30=1/5となり、全体を終えるには5日かかるとわかりますね。

このように「全体=1」「1日あたりの仕事量=1/日数」という基本を押さえ、足し算で協力の効率を求めるのが仕事算の王道です。3人になったとしても、「1日あたりの仕事量」を求めて足すことが基本となります。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
ある顧客向けの重要な資料作成を、課長が1人でおこなうと10時間、平社員が1人でおこなうと15時間かかる。この作業を課長と平社員の2人で協力して2時間おこなった後、急用ができた課長が退席し、残りの作業を平社員が1人でおこなった。資料作成の作業開始から完了までにかかった時間は合計何時間か?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。課長の仕事量:1/10時、平社員の仕事量:1/15時。
1:2人で2時間でおこなった仕事量:2×(1/10+1/15)=2×5/30=1/3
2:残りの仕事量:1-1/3=2/3
3:残りの仕事を平社員が1人でおこなうのにかかる時間:2/3÷1/15=10時間
4:合計時間:2時間(2人)+10時間(平社員)=12時間。

問題11(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
新しい店舗の開店準備として、店内清掃を4人でおこなうと12時間で完了する予定である。まず、4人全員で3時間作業した後、うち1人が別の急務で退席することになった。残りの作業を3人でおこなった場合、清掃開始から完了までにかかった時間は合計何時間か? なお、この4人の作業スピードは全員同じであるとする。

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。4人の1時間あたりの仕事量: 1/12。
1:4人で3時間でおこなった仕事量: 3×1/12= 1/4
2:残りの仕事量: 1-1/4 = 3/4
3:1人あたりの仕事量: 1/12÷4 = 1/48
4:残りの作業をおこなう3人の1時間あたりの仕事量: 3×1/48= 1/16
5:残りの仕事が終わるのにかかる時間: 3/4÷1/16= 12時間
6:合計時間: 3時間(4人) + 12時間(3人) = 15時間。

問題12(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
あるプールの清掃後、給水栓を開けて水を溜めると6時間で満水になり、排水栓を開けて水を抜くと9時間で空になる。現在、水が空の状態から、誤って給水栓と排水栓を同時に開けてしまった場合、プールが満水になるまでに要する時間は何時間か?

選択肢


正解:B
全体の仕事量(プールの容量)を1とする。
給水栓の速度: 1/6、排水栓の速度: -1/9
2つを同時に開けた場合の純粋な給水速度:
1/6 – 1/9 = 3/18 – 2/18 = 1/18

満水になるまでに要する時間: 1 ÷ 1/18 = 18時間。

問題13(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問題を読み、各問いに最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
オフィスの大掃除を、清掃員のNさんが1人でおこなうと8時間、Oさんが1人でおこなうと12時間、Pさんが1人でおこなうと24時間かかる。 この大掃除を3人で協力しておこなうと、何時間で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。Nさんは1時間あたり 1/8、Oさんは1時間あたり 1/12、Pさんは1時間あたり 1/24 の仕事をする。3人で協力すると、1時間あたりの仕事量は (1/8) + (1/12) + (1/24) = (3/24) + (2/24) + (1/24) = 6/24 = 1/4 となる。 全体の仕事量 1 を 1/4 で割ると、1 ÷ (1/4) = 4時間。

問題14(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問題を読み、各問いに最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
あるレポートの翻訳作業を、翻訳家のQさんが1人でおこなうと24日、Rさんが1人でおこなうと36日かかる。 この作業をQさんとRさんの2人で協力しておこなうと、何日で完了するか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。Qさんは1日あたり1/24の仕事をし、Rさんは1日あたり1/36の仕事をする。 2人で協力すると、1日あたりの仕事量は (1/24) + (1/36) = (3/72) + (2/72) = 5/72 となる。 全体の仕事量1を5/72で割ると、1 ÷ (5/72) = 72/5 = 14.4日。

この問題は「仕事算」の典型的な問題です。

分母が24と36のように、数字が大きいので最小公倍数を考えるときにミスをしないように注意しましょう。

最小公倍数を求める考え方は「素因数分解で求める」方法と、単純に「それぞれの倍数を並べて探す方法」の2つです。24や36は一見大きい数ですが、頻出の数字でもあるため、「24と36の最小公倍数は72」と覚えておくと計算が早くなります。

問題15(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
農業用水路の貯水槽を満水にする作業について。第1給水管を使うと30分、第2給水管を使うと60分で満水になる。一方、排水管を使うと満水の状態から40分で空になる。水が空の状態から、3本の管(第1給水管、第2給水管、排水管)を同時に開けた場合、満水になるまでに要する時間は何分か?

選択肢


正解:C
全体の仕事量を1とする。
第1管: 1/30分、第2管: 1/60分、排水管: 1/40分
3本の管を同時に開けた場合の純粋な給水速度:
1/30 + 1/60 – 1/40
= 4/120 + 2/120 – 3/120
= 3/120
= 1/40

満水になるまでに要する時間: 1 ÷ 1/40 = 40分。

問題16(難易度:★★★★★)

問題

以下の問題を読み、最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
イベント会場の設営作業を、Sさんが1人でおこなうと45分、Tさんが1人でおこなうと60分かかる。 この作業をSさんとTさんの2人で協力しておこなうと、何分何秒で完了するか?最も近いものを次から選べ

選択肢


正解:A
全体の仕事量を1とする。
Sさんは1分あたり 1/45 の仕事をし、Tさんは1分あたり 1/60 の仕事をする。
2人で協力すると、1分あたりの仕事量は (1/45) + (1/60) = (4/180) + (3/180) = 7/180 となる。
全体の仕事量 1 を 7/180 で割ると、1 ÷ (7/180) = 180/7 分。
180 ÷ 7 = 25 と余り 5 なので、25と5/7分。
(5/7)分 × 60秒 = 300/7 秒 ≒ 42.857…秒。
これを四捨五入する(またはSPIの慣例に従う)と約43秒。よって25分43秒。

上記の問題では、5/7分をどのように秒に直すのかがポイントです。

まず、分数を秒に直す場合は、分子(ここでは5)に60をかけます。5×60=300を計算してから、分母の7で割りましょう。つまり、300÷7を計算すると5/7分を秒に直すことができるということです。

このように、分数を秒に変換する場合は「60を掛け算する」と覚えておきましょう。

問題17(難易度:★★★★★)

問題

以下の問題を読み、最も適当なものをA~Eの中から1つ選びなさい。
ある工場の3つの生産ラインA、B、Cがそれぞれ単独で一定量の製品を生産するのにかかる時間は、Aが18時間、Bが24時間、Cが36時間である。 この3つの生産ラインをすべて同時に稼働させると、この量の製品を生産するのに何時間かかるか?

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。 Aは1時間あたり 1/18、Bは1時間あたり 1/24、Cは1時間あたり 1/36 の仕事をする。 3ライン同時に稼働すると、1時間あたりの仕事量は (1/18) + (1/24) + (1/36)。 最小公倍数 72 で通分すると、 (4/72) + (3/72) + (2/72) = 9/72 = 1/8 となる。 全体の仕事量 1 を 1/8 で割ると、1 ÷ (1/8) = 8時間。

問題18(難易度:★★★★★)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
ある新しいシステムのプログラム開発を、当初6人のチームで取り掛かり、15日で完了する予定だった。作業開始から5日が経過した時点で、プロジェクトの遅延が判明し、残りの作業を当初の予定よりも6日早い、残り4日で終わらせる必要が生じた。当初の6人に加えて、追加で何人のエンジニアをアサインする必要があるか?(ただし、全員の仕事の能率は同じとする。)

選択肢


正解:B
全体の仕事量を1とする。1人あたりの1日あたりの仕事量をRとする。
1:5日間で終わった仕事量:
6人 × 5日 × R = 30R。
(全仕事量は 6人 × 15日 = 90R なので、進捗は 30/90 = 1/3)

2:残りの仕事量: 1 – 1/3 = 2/3

3:残りの仕事の完了目標日数:
15日(当初) – 5日(経過) – 6日(短縮) = 4日

4:残りの仕事(2/3)を4日で終わらせるために必要な1日あたりの仕事量:
2/3 ÷ 4 = 1/6

5:必要な人数 N:
1人あたりの仕事量 R は 1/90 なので、
N × 1/90 = 1/6
N = 15人。

6:追加で必要な人数:
15人(必要人数) – 6人(既存) = 9人。

問題19(難易度:★★★★★)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
大型ビルの貯水槽を満水にする作業について。この貯水槽は、給水栓1本で水を溜めると40分で満水になり、排水栓1本で水を抜くと60分で空になる。現在、水が空の状態から、まず貯水量の半分になるまで給水栓のみで水を溜めた。その後、何らかの理由で給水栓に加え排水栓も同時に開けて、満水まで水を溜め続けた場合、貯水槽が満水になるまでに要する時間は合計何分か?

選択肢


正解:D
全体の仕事量(貯水槽の容量)を 1とする。
給水栓: 1/40分、排水栓: 1/60分。

1:フェーズ1(半分まで給水栓のみ)
仕事量: 1/2
かかる時間: 1/2 ÷ 1/40 = 20分

2:フェーズ2(残り半分を給水+排水で)
仕事量: 1/2
純粋な給水速度: 1/40 – 1/60 = 3/120 – 2/120 = 1/120
かかる時間: 1/2 ÷ 1/120 = 60分

3:合計時間: 20分 + 60分 = 80分。

問題20(難易度:★★★★★)

問題

以下の問いに答えなさい。割り切れない場合は、問題文の指示にしたがい適切な数値を答えること。
プロジェクトの報告書作成をおこなう。社員Vは7日、社員Wは8日、社員Xは9日かかる。3人で分担して進めた場合、何日目に仕上がるか?

選択肢


正解:B
V:1/7
W:1/8
X:1/9

通分して計算する(分母は 7×8×9 = 504)。
分子は (72 + 63 + 56) = 191
仕事量の和は 191/504

完了までの日数は
504 ÷ 191 ≒ 2.63(日)

2日を過ぎているため、3日目に仕上がる。

よりSPIの本番をイメージして対策したい人は、SPI対策模試にも挑戦してみてください。

SPIの「仕事算」を解くためのポイント

アドバイザーからワンポイントアドバイス考え方とコツをつかんだうえで反復練習を繰り返そう

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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SPIの仕事算を解くための3つのポイント

回答のコツ
「難しい問題は飛ばす」勇気が必要です。「無理そうだな」という問題は後回しにすることで、解ける問題に時間を割くことができます。

解く際の考え方
仕事算を解く時は「全体の仕事量=1」と考えて計算しましょう。

たとえば、ある作業をAさんは3時間、Bさんが4時間で終える場合、Aさんの1時間あたりの作業量は「1」の作業を3時間で割った1/3、Bさんは1/4となります。

2人で協力する際は、この1時間あたりの作業量を足し算するのですが、1/3+1/4といった分数の計算はミスが発生する可能性が高いです。計算するためには分母をそろえる必要があり、最小公倍数を考えなくてはならないため注意しましょう。

そして、2人で作業をする場合にかかる時間を求めるために、全体の仕事量である「1」を、2人の作業時間で割ります。つまり、1÷(1/3+1/4)で約1.71時間と計算でき、時間に直すことで約1時間43分という答えが導き出せるのです。

基本の練習方法
仕事算は1問あたり約1分以内で解く必要があるため、電卓なしでも解けるように練習しておきましょう。

単純な問題が多いので、50〜100問の反復練習をすることがおすすめです。タイマーで60秒設定し、本番を想定しながら練習を積み重ねてください。

間違えた問題は、「なぜ間違えたのか」を検証し、再度やり直しをしましょう。よくあるミスとして、「分母をそろえていない」「小数点以下を適切な時間の単位に変換できていない」などが挙げられるので意識してくださいね。

仕事算以外の練習問題も解いてみよう!

SPIは多くの分野に分かれています。練習問題を繰り返し解いて、苦手を攻略しましょう。

各分野の問題が解けたら、最後にSPI模試に挑戦してみましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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