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PORTキャリア編集部では、2026年卒のアビームコンサルティングのSolution Consultant職の内定者にインタビューを実施し、選考のリアルな様子を聞きました。
「海外駐在を希望するので日系企業を受けた」「スーパープレイヤーであることよりもチームプレーを重視する社風に自身の経験がマッチした」と語る内定者。どのような回答で内定を獲得したのか、その詳細を掘り下げます。
アビームコンサルティング内定を目指す人が、
この記事で閲覧できる「秘」情報
- 内定者のエントリーシート(ES)実回答
- 二次面接と最終面接を再現した「音声」「トークスクリプト全文」

記事内では、キャリアコンサルタントが内定者の評価点や今後の志望者が気を付けたい点を解説しています。自身のES作成や面接に活かせないかを考えながら読み進めてください。
※この記事では、アビームコンサルティングを目指す人に向けて内定者のリアルな体験談や選考情報を掲載しています。情報については可能な限り一次情報ソースにあたりファクトチェックをおこなっていますが、個人の経験をメインとするコンテンツの特性上、この記事の情報をヒントとして活用いただき、確認や最終的な意思決定はご自身にてご判断いただきますようお願いいたします。
3分でわかるアビームコンサルティング
アビームコンサルティングとは
日本発の総合グローバルコンサルティングファーム。総合力を強みとし、企業戦略の立案から、AIやクラウドを活用したDXの推進など、業界問わず多くの企業の変革を横断的かつ一貫して支援する。
1981年設立の等松・トウシュロス コンサルティング株式会社をルーツに持つ。2003年にデロイト トゥシュ トーマツからの脱退を機に、アビームコンサルティング株式会社へ社名を変更する。
「Real Partner」を経営理念の礎に掲げ、現在は世界各地にある32の拠点にて、各地域の価値観を反映した提案を実施している。
| 会社名 | アビームコンサルティング株式会社 |
| 設立年月日 | 1981年(昭和56年)4月1日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 山田 貴博 |
| 本社所在地 | 〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
| 資本金 | 62億円 |
| 拠点数 | 32拠点(2026年2月19日現在) |
| 従業員数 | 8,816名 (2025年4月1日現在 連結) |
| 企業HP | https://www.abeam.com/jp/ja/ |
| 新卒採用HP | https://www.abeam.com/jp/ja/recruit/ |
参考:アビームコンサルティング株式会社HP会社概要
- アビームコンサルティングを志望する学生が持っておきたい視点を教えてください。
過程を語って汎用性をアピールしよう
どのコンサルティング会社も基本的にあらゆる領域のサービスを展開します。コンサル業界を志望するなら、強みや特徴の違いに着目しましょう。
戦略コンサルに強みを持つ企業群や、会計・税務に強い外資系の企業がある一方で、アビームはより現場志向の伴走型である点が特徴です。IT化やDX推進においてもきめ細かなサービスを展開します。
アビームでは、戦略を描くことよりも、戦略を実践につなげる過程を重視しているため、専門性よりは汎用性を伝えるほうがマッチします。成果を上げた複数の具体的な経験や、その過程で発揮した論理的思考力を示して、応用力もアピールしましょう。
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内定者のプロフィール
| 氏名 | T・Aさん(仮名) |
|---|---|
| 卒年 | 名古屋工業大学大学院 2026年卒 |
| 内定企業 | アビームコンサルティング株式会社 |
| 就職企業 | 大手コンサル会社 |
| 受験業界 | コンサル、IT、メーカー |
| 就活の軸 | AI活用、スポーツへの還元 |
| 就活軸の決定経緯 | 学生時代の研究を通して面白いと感じたため。 |
| 保有資格 | TOEIC 730点 |
| 内定時期 | 2024年10月 |

社風マッチよりは、やりたいことを基点にして受験企業を選んでいきました。
アビームコンサルティングの選考スケジュール
アビームコンサルティングの選考では、エントリーシート(ES)の応募タイミングが複数回設けられています。そのため、応募するタイミングによって選考の時期が大きく異なるのが特徴です。
一般的な新卒採用スケジュール(※)
※自社グループ関連サービス就活会議の26卒スケジュールデータをもとに作成
※正確なスケジュールは、アビームコンサルティング公式HP(新卒採用)を参照のこと
Tさんの選考は、2026年卒向けの一般選考のうち最も早いタイミングで進みました。
アビームコンサルティングのES・Webテスト対策
Tさんの実際のESやWebテストでの得点率から、アビームコンサルティングの選考に向けた対策のコツをつかみましょう。
【内定者の実回答あり】本選考ESの質問と回答
内定者のES回答を見る
アビームコンサルティングの本選考ESでは、ガクチカやコースの志望理由が問われます。実際に、2026年卒の本選考ESでは以下のような質問がありました。
2026卒本選考で聞かれた質問例
- あなたがこれまでに成果を残した最も大きな経験を教えてください。
※何を課題ととらえ、それに対してどう行動したか具体的なプロセスも併せて記入してください。
※入学試験を除く、大学入学以降の経験。
(300文字以上500文字以内) - 第1希望のコースで入社後に実現したいことと、それを実現する場として、当社を志望する理由を教えてください。
(200文字以上400文字以内)
一見すると一般的な質問ですが、「課題ととらえたもの」「具体的なプロセス」「実現する場としてなぜアビームなのか」を聞かれている点で、志望者の思考プロセスや企業理解度を見たいという企業の意図がうかがえます。
企業の意図にどう回答していくのが良いのか、Solution Consultant職に応募したTさんの回答を見ていきましょう。
学生時代に力を入れたこと
あなたがこれまでに成果を残した最も大きな経験を教えてください。
Tさんの回答
大きな成果を得た経験はサッカー部での活動です。私は○○(役職)を務め、機械学習を活用した客観的な課題発見により、目標であったリーグ昇格を達成しました。
我々のチームは長年サッカーに携わってきた人のみで構成されており、チームの課題を議論する際、毎回似たような意見や視点になり、新たな改善策が生まれにくいという問題がありました。そこで、チームの課題を客観的に洗い出し、固定観念に縛られない要因を見つけるため、機械学習を活用したデータ解析を提案し、実行しました。
チーム全員で試合映像からデータを取得後、試合状況や選手の能力に関する記述子を作成し、機械学習をおこなうと、得点数には10m走のタイムが大きく影響していることがわかりました。この結果を受け、従来の長距離走を廃止し、瞬発力や筋力を鍛える練習を取り入れました。
この練習内容を継続した結果、1試合平均得点数が前年の約倍である2.3点となり、チームの攻撃力向上に貢献することができました。最終的には、長年果たすことができなかったリーグ昇格を達成することができました。
この経験から、多角的な視点を持つことの重要性と、データに隠れる意味を見出すことの面白さを実感しました。
志望するコースでやりたいこと
志望するコースで入社後に実現したいことと、それを実現する場として、当社を志望する理由を教えてください。
Tさんの回答
本コースにおいて実現したいことは、AIや機械学習を活用して、クライアントに寄り添ったデジタルイノベーションを推進し、ビジネス価値を最大化することです。AIによるデータ分析や高度なアルゴリズムを活用して、データのなかに隠れた意味を見出し、最適なAIソリューションを提供することで、利益の最大化や業務の効率化を実現したいと考えています。
そのうえで、貴社を志望する理由は、AI技術の最前線に立ち、圧倒的な成長ができる環境が整っているためです。最前線の現場で、高度な技術を幅広く習得し、学生時代に培った「他分野横断的な能力」を存分に活かすことで、他分野同士の相乗効果を考察し、最適な解決策を提供したいと考えています。
加えて、クライアントが有する現実のデータをもとに、最適な解決策を提供し、企業の持続的な成長に貢献できるというコンサルタントとしての役割に強く魅力を感じています。
学生時代の研究テーマについて
機械学習や統計学などの知見を用いたデータ分析に関する学生時代の経験、実績(研究、論文、学会等)を記入してください。
Tさんの回答
半導体材料に対し効率的なデータ収集と重要因子解析をおこない、材料開発の加速に貢献しました。
温度センサ用半導体では、製品に応じて特性値を調整する必要がありますが、すべての組成を網羅的に合成するには、膨大なコストがかかります。そこで、機械学習を用いた最適な探索手法を活用することで、データ収集の効率化を図り、従来の網羅的な探索手法に比べ半分のデータ数で最適材料を発見することに成功しました。
しかし、探索結果の解釈が難しいという課題が残りました。そこで、材料の画像データを扱う深層学習モデルを構築し、重要部分を可視化することで、特性を制御する要因を明らかにしました。
以上のように、材料開発に機械学習を活用した「データ解析技術」を取り入れることで、データ収集の効率化と解釈性の向上を実現しました。本研究は学会で発表しており、さらに、材料学と情報学を融合させた研究者向けのハッカソンにも参加した経験があります。

- アビームコンサルティングに提出したESとして、TさんのESの優れた点を教えてください。また、今後同社を志望する人へのアドバイスをお願いします。
アビームらしさの体現が鍵
TさんのESは、アビームの「Real Partner」としての誇りである「現場での共創」と「完遂」を体現しています。
特にサッカー部の事例は、単にAIで分析しただけでなく、思い込みを外し、チームを納得させて練習メニューを変え、昇格という結果まで伴走している点が非常に高く評価されたといえます。
同社は「提言だけで終わるコンサル」を明確に否定しています。データを使って実際に「人の行動を変えた」ことは、まさに”Build Beyond As One”(共に、既存の枠組みを超える)の精神そのものです。戦略や技術だけではなく、「最後は人で勝負する」というアビームらしさを理解した、非常にスマートなESです。
今後アビームを志望する方は、テクニカルな解説に終始せず、その技術をどう現場の力に変え、成果に結びつけたかという「泥臭い変革のストーリー」を盛り込むことを意識しましょう。
ガクチカの構成を知りたい人が参考にしたい記事(クリックして開く)
【内定者に聞く】Webテストの得点率と対策
Tさんの受けたアビームコンサルティングのWebテストは推論ありのSPIでした。

対策については、他社のテストを並行して受けるなかで徐々にコツをつかんでいきました。
適性検査について理解を深めたい人が参考にしたい記事(クリックして開く)
SPIの推論対策
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デザイン思考テスト
例題付き! デザイン思考テストの基本から対策方法までを徹底解説
アビームコンサルティングの面接対策
通常、アビームコンサルティングでは複数回の面接があります。ロジカルさはもちろん、実際の業務を想定し提案できる能力が求められます。
一次面接(GD)
アビームコンサルティングでは実務を想定した面接が実施されます(ケース面接)。一人ひとりに実務を想定したお題(特定店舗の売上向上など)が出され、20分程度の限られた時間で学生は解決策を提案する必要があります。
詳細については伏せられているため、編集部は可能な限りTさんに選考の概要と気を付けたことを聞きました。

実際の選考では、特定の店舗に関する具体的なお題が出されたため、型に沿いつつも、そのお題特有の悩みに対して施策を考えるよう意識しました。
また、プレゼン時の提示資料には紙を使いました。これはスピードを重視するためです。
ビジネスプランを考案する際、矢印や図をパワーポイントで作成すると時間がかかったり、修正が難しかったりします。周囲の方も紙を選択する人が多かったです。
下記の記事では、アビームコンサルティングをはじめとしたコンサル業界でよく問われるケース面接の例題と回答を掲載しています。ケース面接の対策をしたい人はぜひ確認してください。
二次面接
アビームコンサルティングの二次面接は多くの場合「マネージャー」と呼ばれる社員が担当します。質問についてはESに記載した内容の深掘りが中心です。ESと整合性があることはもちろん、論理的に答えることが求められます。
Tさんが受けた二次面接の様子
- 面接官: 30代課長クラス(男性)1名
- 雰囲気: 少し緊張感があった。
- 形式: オンライン
- 時間:40分程度
- 質問内容:ESに記載した内容の深掘り

選考の山場は二次面接だったと感じています。
個人的にはあまり緊張せずに臨むことができましたが、引き締まった雰囲気は持っておくと良いです。
最終面接
アビームコンサルティングの最終面接は、多くの場合、「プリンシパル」と呼ばれるベテラン社員が担当します。質問の数が少ないことも特徴ですが、それはTさんの受けた最終面接においても同様でした。
Tさんが受けた最終面接の様子
- 面接官: 50代部長クラス(男性)1名
- 雰囲気: 非常に和やかで、雑談のような雰囲気で進んだ。
- 形式: オンライン
- 時間:40分程度
- 質問内容:ガクチカと志望理由のみ。

二次面接・最終面接の再現スクリプト【再現音声あり】
面接再現音声スクリプトを見る
ここでは、内定の大きな決め手となったと考えられる二次面接および最終面接でのやり取りを再現します。音声を聞き、Tさんのロジカルかつ落ち着いたトーンを確認してみてください。

二次面接後にもらったフィードバックで、「コミュニケーション能力が高いことがわかりました」と評価をいただいたので、コミュニケーションも重要視されているはずです。

【二次面接・最終面接共通】学生時代に力を入れたこと(00:08~)
ガクチカ(クリックで開く)
私が最も力入れたことは大学時代のサッカー部での経験になります。サッカー部では〇〇(役職)を務め、機械学習を活用することによって今まで、僕ら経験者では気づかなかった勝利への要因を導くことができました。これによって得られた知見を練習に、導入することによって念願の目標であったリーグ昇格を達成することができました。
目標設定の理由(クリックで開く)
これは我々の部活では10年ほど達成できていない目標で、長年の念願の目標であったので、難しいかつ、達成感がある目標というところで設定いたしました。
手法の選択理由(クリックで開く)
チームメイトと話すなかで、プロチームの戦略を真似することや、課題を洗い出して改善につなげるなどの施策があったんですけれども、経験者のミーティングではいつも似たような課題にまとまってしまうことが多くありました。そこで、逆に機械学習やデータ分析を使うことによって、我々が普段気づかないような「勝利への要因」が導き出せるのではないかと考え、この手法を選びました。
手法の具体的内容(クリックで開く)
練習試合や公式戦の試合をビデオで撮影して、手動で一人ひとりのデータを数値化しました。それらのデータを機械学習モデルに入力することで、そのなかで得点に影響する重要な要因を判別し、実際の練習に適用するという流れでこの手法を活用しております。
【二次面接・最終面接共通】アビームの志望理由(03:22~)
日系企業の志望理由(クリックで開く)
日系を選んだ理由は、海外での仕事がしたいと思っていたからです。外資系の実態としては、日本というところで海外のクライアントの方とお仕事する機会も少ないと思われるんですが、実際に御社のような日系企業であれば、海外のクライアントと直接やり取りをして彼らの課題解決に貢献することができるというふうに考えたので、日系企業を志望しております。
アビームの志望理由(クリックで開く)
御社の掲げる「実行までおこなう」というスローガンに共感したためです。コンサルティング企業を調べていくなかでやはりよくある問題としては、実際に解決策の提案までで業務が終わってしまうというところがよくあると存じております。なので御社が掲げるような実際に解決策を提案したうえでその企業がその施策を実施するまでコンサルティングをおこないたいと考えて御社を希望させていただいています。
【二次面接のみ】コンサル職に興味を持ったきっかけ(04:53~)
コンサル職に興味を持った理由(クリックで開く)
自分の適性に合っていると思ったからです。これは自分の経験に基づくものなんですけれども、学生時代にサッカーのパーソナルコーチを進めていた経験がございます。そのなかで、複数の生徒を持たしていただくなかで、生徒の個性が非常にいろいろな特徴または課題を持っていることがあります。具体的には、自己分析ができない子、強みがわからない子であったり、目標までの計画が立てられない子などさまざまな生徒がいました。そのような多様な特徴を持つ生徒に対してベストなアプローチを考えて実現まで生徒と二人三脚で取り組んだ経験がございます。このような経験は、さまざまな問題課題を抱えるクライアントと議論を重ねて最もインパクトのあるアプローチを考えるこのコンサルタント職と非常に似ていると考えて、自分の経験や強みを存分に活かすことができると考えて興味を持ちました。
具体的なアプローチ(クリックで開く)
具体例としてはまず、自分の強み、弱みがわからない子に対しては、撮影した試合の映像を振り返って自分のプレイをまず客観的に見てもらえる機会を設けることで、改善点を彼ら自身に考えてもらえるような機会を設けたことです。また、目標達成のための計画が立てられない子に対しては、最終目標が遠すぎることが原因だと考えたので、中間目標を少しずつ設定して一つずつゲームでクリアしてもらうというように、練習をしてもらいました。
個性の把握方法(クリックで開く)
彼らの技術的な面に関してはトレーニングのなかで把握して、性格的な面に関しては、練習中であったり、私は試合中にも顔を出したんですけど、試合中の態度や表情であったり、さらに親御さんとコミュニケーションを取りながら普段のプライベートの性格まで理解しようと心掛けました。
【二次面接のみ】研究内容の深掘り(07:35~)
研究を選んだ理由(クリックで開く)
実際にこちらの研究は共同研究企業との共同研究というふうになってるんですけれども、企業から「人手不足のなか、どうにか半導体材料の物性予測を効率化できないか」という相談を受け、私が機械学習を用いた手法を提案し、実行に移したという経緯です。
研究で大変だったこと(クリックで開く)
前例のない機械学習モデルを扱う必要があったため、実際にそのモデルを導入するときには1から自分で勉強し、研究室や共同研究先へ説明して実装するまでをすべて一人でおこなわなければならなかった点が非常に大変だったと思います。
研究で使用しているモデルについて(クリックで開く)
これに関しては実際に画像解析という技術を使って、CNNという具体的なモデルを使っております。実際には、半導体の材料の表面の画像を取得してこの画像解析のモデルにかけることで、粒子と粒子の重なりやつながりから物性を予測するというモデルを使用しております。実際にはウェブページからよく一般的に使われているようなモデルを、我々の研究室なりに改良して、実際に共同研究先に届けております。
【二次面接のみ】今後やりたいこと(09:49~)
今後のキャリアビジョン(クリックで開く)
自分の強みを活かして多学的な考察のなかでAIという観点から今まで、共同研究者であったり、研究室のなかのクライアントを解決してきたという経験があるので、その能力を活かして、今後はよりスポーツ分野、今まで学生時代におこなってきたスポーツ分野に携わりたいと思っております。これは、自分が約15年間サッカーに熱中してきたという経緯があって、スポーツ界の盛り上がりに貢献したいと思っております。現状のスポーツ界を考えると勝利へのコミットも非常に重要だと思うんですが、もう少し観客やサポーターを巻き込んでよりビジネス的な観点からお金を生むこともできると思っているので、その分野で活躍したいなというふうに思っております。

この回答に対しては、特に共感を得てもらった印象があります。
補足:Tさんがした逆質問
- グローバルに活躍したいと考えているが、実際にグローバルに活躍している人はどれくらいいるか
- 将来的にスポーツの分野に関わりたいと考えているが、スポーツに関わるとすると実際にどのような業務があるか、教えていただける範囲で教えてほしい
- Tさんの面接での良い点を教えてください。また、今後の志望者はどのような点に気をつければ良いですか?
理由に対する納得感が高評価につながった
実行したことに対する理由の明確さが評価につながっていると考えられます。Tさんのすべての回答に対して「納得できる」と感じた人は多いはずです。
特に、「コンサルへ興味を持った理由」の回答では、それぞれの悩みに対する異なるアプローチを丁寧に解説している点に注目してください。これはAIサービスにおける「アビームの特長」の一つである、「解くべき社会課題の特定」につながるものです。答えを教えるだけでなく、本質的な課題を解決する方法を特定し、さらに実行まで移す点が評価につながったと考えられます。
アビームの選考では納得感を持ってもらうことがポイントになるため、今後面接に臨む人は「行動と理由をセット」にすることを意識しましょう。
志望動機をブラッシュアップしたい人が参考にしたい記事(クリックして開く)
社風の盛り込み方
「社風の志望動機」は注意が必要! 例文付きで受かるコツを伝授
企業理念の盛り込み方
例文9選|志望動機で企業理念への共感を伝えて唸らせる4ステップ
内定者が考える「勝因」
アビームコンサルティングの選考においてはロジカルシンキングとコミュニケーション能力が見られていたとTさんは分析します。Tさんの「勝因」を、インタビュー中のTさんの発言とともに振り返ります。
①ロジカルシンキングの徹底
アビームコンサルティングの選考では、一貫して「なぜその選択・行動をしたのか」という論理性が厳しくチェックされます。Tさんはすべての回答に矛盾が生じないよう準備を徹底しました。

二次面接の後にいただいたフィードバックからは、コミュニケーション能力を重視していることも感じました。
②専門性とビジネス感覚の両立
ビジネスに対する意識を持っていることそのものがコンサルタントへの適性を示します。また、専門的な知識ををかみ砕いて伝える姿勢も、専門知識を持ちながら多くの領域にかかわる業務内容とマッチします。

また、ESは自身の専門分野を知らない人事の方も見るものなので、専門用語をそぎ落としつついかに魅力を伝えるか工夫しました。
③チームプレイとの相性
外資系ファームと比較して、日系のアビームコンサルティングにはチームプレイを重視する傾向があります。チームでの経験を盛り込んだガクチカと社風の相性も勝因の一つだと考えられます。

- 今後アビームコンサルティングを志望する人が参考にしたい、Tさんの勝因を分析してください。
企業の価値観と業界の課題への理解を示す
面接官から繰り返し、「なぜそうしたか? 」「具体的に何をしたか? 」と聞かれていることに対し、実際の行動と成果までしっかり回答できていることが、「Real Partner」という価値観に合致しています。
エピソードのなかでも、「手動で一人ひとりのデータを数値化」という部分や、アドバイスした生徒の特長を具体的に挙げるなど、「Real」を体現している点が勝因の1つと考えられます。
また、もう一つの勝因として、「Real Partner」という独自の価値観の裏にある業界の課題を言語化できていることが挙げられます。
面接中の「実際に解決策の提案までで業務が終わってしまうところがよくあると存じております。」という一言からは、業界の課題と他社とアビームの大きな差別化ポイントを理解していることがうかがえます。Tさんの企業研究、業界研究の理解度を感じられる、良いインパクトのある一言です。

執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi






