Q
就活のSPIはどんなテストですか?
志望企業の筆記試験にSPIが採用されているので、これから対策をしようと考えています。ただ、正直SPIとほかのWEBテストの違いがわかっていません……。
数あるWEBテストの中でも、SPIはどのようなテストなのでしょうか? テストの内容や問題形式、受検方法などを教えていただきたいです。
また、SPI対策はいつまでにどのような準備をしておくと良いでしょうか? ご回答いただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
SPIは能力や性格・特性を測る「適性検査」の一種
「SPIと他のWEBテストとの違い」とのことですが、まず厳密にいうと「SPI=WEBテスト」ではありません。SPIというのは「適性検査」といわれる試験です。適性検査とは就職希望者の能力や性格、特性などを測定する試験のことです。
さまざまな「適性検査」がありますが、SPIは現在日本で導入している企業が最も多い適性検査です。そしてSPIにはいくつかの受検方法があります。企業が指定する試験会場に行ってマークシートに記入するペーパーテスティングや、PCを使ってオンライン上で受検するWEBテスト方式です。
WEBテストにも企業が指定する会場のPCを使うパターン(テストセンター)、自宅のPCを使うパターン、志望企業のPCを使うパターンがあります。
大学3年生の秋~冬から対策しておくのがおすすめ
SPI以外にも適性検査がありますが、それぞれSPI同様ペーパーテスト形式とWEBテストを併用していたり、どちらかだけだったりとさまざまです。
対策については、3年生の秋〜冬頃から始めておくと安心です。まずは、問題集を1冊買って3回繰り返し解くことからやってみてください。
SPIは知識・能力・性格が企業とマッチしているかを測るテスト
Webテストは、SPIを受けるための受検方法であり、自宅、テストセンター、企業などインターネット環境が整った場所で、パソコンにより受けるための手法です。
SPIは、自宅でおこなうWebテスト、テストセンターのほか、実施している企業は少ないですが、ペーパーテストでもおこなわれます。SPIなどの適性検査は、企業が求める人材にマッチングしているかを確かめるための検査であり、知識、能力、性格などを客観的なデータとして測定します。
SPIは、リクルートが提供している適性検査の一つであり、性格検査と能力検査で構成されています。適性検査には、SPIだけでなく、日本エス・エイチ・エル社の玉手箱、CAB、GABなどの適性検査もあります。
テストセンターの場合1年以内なら結果を使い回せる
SPIは企業からメールが届いたら、企業の指示により自宅でWebによる性格検査を受けて、テストセンターなどで試験を受けるのが一般的です。テストセンターの結果は、1年以内であれば他の企業でも使い回しができますが、オプション科目が異なる場合は受け直しになります。
SPIの対策に必要な時間は60時間と言われているので、遅くても大学3年生の冬休みから始めると良いでしょう。SPIは制限時間が設けられているため、問題集などの対策本を使い何度も問題を解いて慣れることがポイントです。
SPIの全貌について詳しく知りたい人は、こちらの記事でSPI3のすべてを解説しているので、併せてチェックしてください。
以下の記事では、SPIの効率的な勉強方法を解説しています。これからSPI対策を始める人は、まずこちらの記事を参考にしてくださいね。
以下の記事では、SPIの英語の攻略方法を解説しています。英語が苦手な人は、こちらを参考にしながら早めに対策を進めましょう。
SPIで一番難しいとされる非言語は、事前の対策が不可欠です。以下の記事ではSPIの非言語の対策を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
SPIは、短時間でたくさんの問題を解かなければいけません。以下の記事でSPIの時間切れを防ぐための対策を解説しているので、必ず目を通しておきましょう。
こちらのQ&Aでは、SPIの時間が足りないと感じる人への悩みにキャリアアドバイザーが回答しています。参考にしてくださいね。
時間がない人におすすめ!
WEBテスト対策問題集&模試が受け取れます
志望度が高い企業にWEBテストで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。
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ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。