
公務員「教養試験」は、一般知能と一般知識の分野で構成され、マークシート方式の択一問題と1,000〜2,500字の記述問題が出題される試験です。
この記事では、公務員経験のある木原さんとともに公務員「教養試験」の解き方を解説します。どのような問題が出題されるか知りたい人や、幅広い出題範囲をどこまで対策すべきか悩んでいる人は、まず効率的な学習の進め方を理解することから始めましょう。
記事の後半では、練習問題35問を用意しています。一通り解いて、教養試験で求められる対応力を総合的に鍛えていきましょう。
試験対策前に確認! 公務員の「教養試験」解答のコツ
公務員の「教養試験」の概要
- 問題パターン:一般知能(数的処理、文章理解)、一般知識(人文科学、自然科学、社会科学、時事)
- 1問あたりの時間
国家一般職・専門職:約3分
地方上級:約2分半
市役所試験:約1〜2分 - 出題頻度:テストセンター(SPIとの併用の場合のみ)ペーパーテスト(高:マークシート形式が多い)Webテスティング(なし)
- 教養試験を解くコツを教えてください!
パターンごとの解法が身に付くまで問題と向き合うことが必須!
教養試験の数的処理・判断推理は中学~高校入試レベルが中心のため、高度な数学の知識は不要です。出題比率は教養試験全体の約4割を占める最重要分野だと考えてください。
解き方の基本は「問題のパターンを見抜いて解法を当てはめる」こと。旅人算・割合・確率など頻出パターンを繰り返し練習し、解法を体に染み込ませることが重要です。
応用編としては「逆算する」「具体的な数字を当てはめる」「図や表で整理する」という3つのアプローチを使い分けることで初見の問題にも対応できるようになります。
本番では解けない問題に固執せず、確実に得点できる問題を優先する時間配分の意識も重要です。
押さえておこう! 公務員「教養試験」の概要
公務員「教養試験」には教養択一、教養記述、専門択一、専門記述の4種類があります。教養試験は択一形式が出やすいですが、職種によっては論文や作文などの教養記述も出題されます。
合格のボーダーラインは正式に公表されていませんが、一般的に6〜7割程度といわれていることを覚えておきましょう。
公務員「教養試験」の対策を進める際の優先順位として、①数的処理、②文章理解、③時事、④時事以外の一般知識の順に取り組むのがおすすめです。
また、以下の表を参考に、志望する職種の傾向とボリューム感を把握しておきましょう。
| 教養試験(択一)の出題数 | |
|---|---|
| 国家一般職 | 30問(数的処理14問、文章理解10問、一般知識6問) |
| 国税専門官 | 30問(数的処理14問、文章理解10問、一般知識6問) |
| 裁判所事務官一般職 | 30問(数的処理と文章理解:計24問、一般知識6問) |
| 東京特別区 | 40問(数的処理と文章理解:計28問、一般知識12問) |
| 東京都1B | 40問(数的処理16問、文章理解8問、一般知識16問) |
| 地方上級(全国型) | 50問(数的処理16問、文章理解9問、一般知識25問) |
公務員「教養試験」の練習問題35問|木原さんによる解き方の解説付き!
ここからは、公務員「教養試験」の練習問題を木原さんによる解説付きで35問紹介します。一般知能から20問、一般知識から15問の合計35問用意しているので、教養試験で出題される幅広い問題を体系的に対策できます。
公務員試験の対策をこれから始める人や、出題範囲をどこまで対策すべきか迷っている人は、「問題を解く前に確認! 公務員「教養試験」の対策のコツ」で各分野の出題傾向や優先順位を理解してから練習問題に進みましょう。
問題1(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の各問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
長さ100m、秒速20mの列車Pと、長さ140m、秒速10mの列車Qがある。この2つの列車が、ある同じ長さの鉄橋を渡る際、「列車全体が鉄橋に隠れている時間」がどちらも同じであった。このとき、鉄橋の長さは何mか。
選択肢
正解:C
鉄橋の長さを x mとする。鉄橋に隠れている時間が等しいので、x-100/20=x-140/10となる。よって、x=180と求められる。
「列車全体が鉄橋に隠れている時間」とは、列車の先頭が鉄橋の終端に達するまでの時間から、列車の最後尾が鉄橋の始端を通過するまでの時間を差し引いた区間のことです。
すなわち列車が鉄橋の長さから列車自身の長さを引いた距離を走る時間を指しています。
なお、鉄橋の長さは列車の長さより長くなければ隠れる区間が生じないため、x>140であることも忘れずに確認しましょう。
問題2(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
A、B、Cの3人が合わせて48枚のカードを持っている。まずAが、BとCに対し、そのとき2人が持っている枚数と同じ枚数のカードをそれぞれに渡した。次にBが、AとCに対し、そのとき2人が持っている枚数と同じ枚数のカードをそれぞれに渡した。その結果、3人のカードの枚数はすべて等しくなった。最初にAが持っていたカードは何枚か。
選択肢
正解:D
最後に3人の枚数が等しくなったとき、各自の枚数は48/3=16枚である。この一歩手前、Bが渡す前の状態を考える。AとCはBから枚数を倍に増やしてもらった結果16枚になったため、渡される前は8枚ずつ持っていたことになる。このときBは16+8+8=32枚持っている。さらにその前、Aが渡す前の最初の状態を考えると、BとCはAから増やしてもらう前は32/2=16枚、8/2=4枚を持っていた。したがって、はじめにAが持っていたのは48-(16+4)=28枚となる。
この種の問題は「逆算」が最大のコツです。
最終状態から一手順ずつ遡ることで、複雑な連立方程式を立てずに解くことができます。
「相手に今持っている枚数と同じ枚数を渡す=相手の枚数を2倍にする」という操作の意味をつかむことができれば、逆算は「2倍になった結果÷2=渡される前の枚数」とシンプルに処理できるのです。
最終状態→B操作前→A操作前の順に遡って考えましょう。
問題3(難易度:★★☆☆☆)

問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
次の図のような5枚の型紙のうち、4枚の型紙を隙間なく、かつ、重ねることなく並べて正方形を作るとき、使わない型紙はどれか。ただし、型紙は回転させても良いが、裏返さないものとする。
選択肢
正解:D
5枚のパーツのマス目をそれぞれ数えると、以下のようになる。
[ 1 ]:4マス
[ 2 ]:4マス
[ 3 ]:3マス
[ 4 ]:4マス
[ 5 ]:5マス
合計:20マス(4+4+3+4+5)
4枚のパーツを組み合わせてできる正方形は、縦横のマス数が同じになるため、全体のマス数は何かの二乗(平方数)になる。
用意された合計20マスのうち4枚を使って作れる正方形は、16マス(4×4)のみ(25マスはパーツが足りず作れない)。
合計を16マスにするためには、5枚の合計20マスから「4マスのパーツ」を1つ除外する必要がある。
この時点で、3マスの「3」と5マスの「5」は必ず使用することが確定し、除外する候補は、4マスの「1」「2」「4」のいずれかに絞られる。
必ず使う「5」(コの字型)と「3」(V字型)を基準に、4×4の枠内への配置を検討していく。
コの字型のくぼみとV字型をうまく組み合わせると、【完成図の配置例】のように枠の左下をきれいに埋めることができる。
残りの空白部分を確認すると、右端に1列(1×4)の隙間と、左上にL字型の隙間が残る。
ここに「1」(直線型)と「2」(L字型)がぴったり当てはまるため、隙間なく4×4の正方形が完成する。
【完成図の配置例】
※数字は各型紙の番号を表している。たとえば、2番のパーツであれば、以下のように表示する。
2 2 2
2
2 2 2 1
2 3 3 1
5 3 5 1
5 5 5 1
このように正方形を作ることができるため、不要な(使わない)パーツは「4」(T字型)となる。したがって、正解はD。
問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題
上記の表は、輸送機関別貨物輸送量の推移を示したものである(単位:100万トンキロ)。表中の年度はすべて令和を指すものとする。この表から確実にいえるものとして、最も妥当なものはどれか。
令和3年度から令和7年度にかけての輸送量の推移にもとづき、以下の選択肢から正しいものを選びなさい。
選択肢
正解:E
選択肢Eを検討する。4年間の合計増加量は、222,000-221,450=550である。平均は550÷4=137.5となり、200を下回るため正しい。
他の選択肢について、Aは内航の減少量2,800が自動車の増加量1,650を上回る。Bは鉄道の増加率が約2.2%に対し、航空が約2.7%で最大。Cは鉄道の減少率が約8.1%、航空が約5.9%であり、鉄道のほうが大きい。Dは令和4年度に10倍を下回るため誤りである。
選択肢Bについては、各区分の令和4年度対前年度増加率を概算すると、自動車は約0.7%、鉄道は約2.2%、内航はマイナス、航空は約2.7%となり、航空が最大です。
Dでは内航÷鉄道が10倍を超えるか確認しましょう。令和4年度は182,400÷20,550≒8.9倍となり10倍を下回るため誤りです。ほかの年度は令和3年度が約9.2倍、令和5年度が約9.3倍といずれも10倍未満であり、「各年度とも10倍を上回る」とするDは明確に誤りといえます。
問題5(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の文の主旨として、最も妥当なのはどれか。
ひとはさまざまの理由から学びを志すであろう。ある者は立身のために、他の者は好奇心のために、さらに他の者は不安を払拭するために、またある一人は自己の可能性を試すために、というように。人生がさまざまであるように、学びもさまざまである。しかしながら、どのような理由から学びをはじめるにしても、すべての学びには学びとしての共通の感情がある。一日の講義に出る者にも、一生を研究に捧げる者にも、学びには相似た感懐がある。あたかも、人生はさまざまであるにしても、短い一生の者にも、長い一生の者にも、すべての人生には人生としての共通の感情があるように。
学びをはじめることは既知の思考習慣を脱けることであり、平生の固定的な関係から逃れることである。学びの喜びはかように更新されることの喜びである。ことさら更新を求めてする学びでなくても、学びにおいては誰も何らか更新された気持ちになるものである。ある者は実に昨日までの自分から脱出する目的をもってさえ学びを志すのである。ことさら脱出を欲してする学びでなくても、学びにおいては誰も何らか脱出に類する気持ちになるものである。学びの対象としてひとの好んで選ぶものが多くの場合未知の世界であり、人間の英知であっても根源的な、普遍的な真理であるというのも、これに関係すると考えることができるであろう。学びにおける、かような更新ないし脱出の感情にはつねにある他の感情がともなっている。すなわち学びはすべての人に多かれ少なかれ新生の感情を抱かせるのである。更新も新生であり、脱出も新生である。そこに学びの感動がある。
選択肢
正解:E
本文の前半では学びの多様性と共通性を説き、後半では具体的な共通感情として「更新」や「脱出」を挙げている。しかし、最終的にはそれらを包括する概念として「新生の感情」こそがすべての人に共通してともなうものであると結論付けている。選択肢AからDも本文の内容には触れているが、文章全体の結論である「新生の感情と学びの感動」を過不足なくまとめたEが、主旨として最も妥当である。
選択肢Cは、「既知の習慣や固定的な関係からの脱却」という部分は本文と合致するが、「最大の目的である」という断定が誤りです。
本文は「ことさら更新を求めてする学びでなくても」と述べており、更新・脱出はあくまで学びにともなう感情であって目的ではありません。
このように本文の一部を正確に引用しつつ、結論部分をすり替える選択肢は現代文の典型的な引っかけパターンであるため注意が必要です。
問題6(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の英文の内容と一致するものとして、最も妥当なのはどれか。
Jack was walking through a forest when he found a golden ring on the ground. He first thought it must belong to the king who lived in the nearby castle, because it looked very expensive. However, the ring was actually lost by a young girl who played in the forest every day. Jack did not go to the castle. Instead, he decided to wait under a big tree until someone came to look for it. After two hours, the girl returned, and Jack gave the ring back to her.
選択肢
正解:D
本文第3文において、指輪をなくしたのは毎日森で遊んでいた少女であることが述べられている。また、最後の一文で、2時間後に戻ってきた彼女にジャックが指輪を返したという記述があるため、選択肢Dが最も妥当である。選択肢Aは「金」を「銀」としている点が誤りであり、BとCはジャックの推測や行動が本文の事実と異なっている。Eについては、ジャックが指輪を盗もうとしたという記述は一切ない。
問題7(難易度:★★☆☆☆)
問題
ヒトの恒常性は、内分泌系と自律神経系が連携して維持されている。これに関する次の文中の空所ア~ウに当てはまる語句の組合せとして、最も妥当なのはどれか。
・血糖濃度が上がると、B細胞からインスリンが分泌され、細胞におけるグルコースの消費が( ア )。
・血糖濃度が下がると( イ )の働きによって、副腎髄質からのアドレナリンの分泌が促進される。
・血糖濃度が( ウ )と、すい臓のランゲルハンス島A細胞からグルカゴンが分泌され、グリコーゲンの分解が促進される。
選択肢
正解:D
空欄アについて、血糖濃度が上昇した際に放出されるインスリンには、細胞における糖の消費や取り込みを促す作用がある。したがって、空欄アには「促進される」が入る。
空欄イについて、低血糖の刺激を受けて副腎髄質からアドレナリンを放出させるのは、交感神経の働きによる。
空欄ウについて、ランゲルハンス島A細胞からグルカゴンが分泌され、血糖濃度を上昇させる反応がおこなわれるのは血糖が下がったときである。よって、正解はDとなる。
問題8(難易度:★★★☆☆)
問題
次の各問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
あるトンネルを全長160mの列車Aが時速72kmで通過し、同じトンネルを全長240mの列車Bが時速54kmで通過した。列車の最後尾がトンネルに入ってから、列車の先頭がトンネルの出口に到達するまでの時間は、列車Aと列車Bで同じであった。このとき、このトンネルの長さはいくらか。
選択肢
正解:B
まず速度の単位を秒速に変換する。
列車Aは72,000m/3,600秒=秒速20m、列車Bは54,000m/3,600秒=秒速15mとなる。
トンネルの長さを x mとすると、移動距離は「x-列車の全長」である。時間が等しいことから、(x-160)/20=(x-240)/15という式ができる。
これを解くと、3(x-160)=4(x-240)となり、3x-480=4x-960、すなわちx=480となる。したがって、トンネルの長さは480mである。
問題9(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
合計48個の碁石をA、B、Cの3人で分けて持っている。この3人の間で、以下のルールで3回、やり取りをした。
1. まず、AがBとCに対して「2人がその時に持っている数と同じ数」の碁石をそれぞれに分け与える。
2. 次に、BがAとCに対して「2人がその時に持っている数と同じ数」の碁石をそれぞれに分け与える。
3. 最後に、CがAとBに対して「2人がその時に持っている数と同じ数」の碁石をそれぞれに分け与える。
その結果、3人の持っている碁石の数は16個ずつで、同じになった。
このとき、1番最初にBが持っていた碁石は何個だったか。
選択肢
正解:C
最初から順に考えようとすると「最初の持ち数」がわからないため、式が立てられない。しかし、「最後に全員が同じ16枚になった」という確かな事実から時間を巻き戻していくと、パズルのように答えが明らかになる。
ポイントは、「相手と同じ数だけ分ける」というルールを逆から見ることである。相手に分けた結果、相手の石が2倍になったのだから、時間を戻せば「相手の石を半分に減らし、減らした分を自分に戻す」という操作になる。
1.最後のやり取り(Cが分ける前)を復元する
結果として全員が16個ずつ持っている。この直前、CがAとBに碁石を分けた。AとBはCから碁石をもらって16個になったので、もらう前は半分の8個ずつだった。Cは、Aに8個、Bに8個、合計16個を分けたことになる。
つまり、分ける前のCは、自分の16個に分けた16個を足して、32個持っていたことになる。(この時点:A=8、B=8、C=32)
2.2番目のやり取り(Bが分ける前)を復元する
次に、BがAとCに分ける前の状態に戻す。
Aは8個、Cは32個持っているが、これらはBから分けられた後の数である。戻すと半分の、A=4個、C=16個になる。つまりBは、Aに4個、Cに16個、合計20個を分けたことになる。自分の8個に、分けた20個を戻すと、Bは28個持っていたことになる。(この時点:A=4、B=28、C=16)
3.最初(Aが分ける前)の状態を特定する
最後に、1番最初のAの操作を元に戻す。
Bは28個、Cは16個持っている。分ける前は半分の、B=14個、C=8個だった。Aは、Bに14個、Cに8個、合計22個を分けたことになる。
自分の4個に、分けた22個を戻すと、Aは一番最初に26個持っていたことがわかる。(開始時:A=26、B=14、C=8)
結論
以上の逆算から、一番最初にBが持っていた碁石の数は14個と求められる。
問題10(難易度:★★★☆☆)

問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
次の図のような5枚の型紙のうち、4枚の型紙を隙間なく、かつ、重ねることなく並べて正方形を作るとき、使わない型紙はどれか。ただし、型紙は回転させても良いが、裏返さないものとする。
選択肢
正解:E
まず、5枚のパーツのマス目をすべて合計する。
7+6+6+6+6=31マス
正方形を作るためには、マス目の合計が平方数(1, 4, 9, 16, 25……)になる必要がある。パーツの総数が31マスであるため、作ることができる最大の正方形は 25マス(5×5) と確定する。
31マスの中から4枚を選んで25マスにするためには、「ちょうど6マスのパーツ」を1枚除外しなければならない(31-25=6)。したがって、6マスではない「1(7マス)」のパーツは、必ず使うことが論理的に決定する。
除外するパーツの候補は、6マスの「2」「3」「4」「5」のいずれかに絞られる。
必ず使う「1」を基準に5×5の枠内に配置していくと、以下のように組み合わせることでぴったり正方形が完成する。
【正方形の完成図】
※数字は各型紙の番号を表している。たとえば、4番のパーツであれば、以下のように表示する。
4 4 4 4
4
4
完成図の配置例
4 4 4 4 2
4 2 2 2 2
4 3 3 3 2
1 3 3 3 1
1 1 1 1 1
したがって、使わない型紙は「5」となる。
除外候補がパーツ2・3・4・5の4つに絞られた後、消去法として「パーツ1(7マス)を5×5枠内に固定し、残り3枚で18マスを埋められるか」を検証するのが実戦的な解法です。
配置の試行は角や辺から始めると効率よく進められます。
問題11(難易度:★★★☆☆)

問題
次の表は、輸送機関別貨物輸送量の推移を示したものである(単位:100万トンキロ)。表中の年度はすべて令和を指すものとする。この表から確実にいえるものとして、最も妥当なものはどれか。
令和4年度から令和8年度にかけての輸送量の推移にもとづき、以下の選択肢から正しいものを選びなさい。
選択肢
正解:B
選択肢Bを検討する。令和7年度の対前年度増加率は、航空が40÷1,040(約3.8%)、自動車が4,300÷214,300(約2.0%)、鉄道が300÷22,900(約1.3%)である。内航は減少しているため、航空が最大であり、これが正解となる。Aは鉄道の減少量1,300に対し、自動車の増加量3,300の半分である1,650よりも小さいため誤り。Cは鉄道の減少率が約11.6%に対し、航空は約8.3%であり、鉄道のほうが大きい。Dは令和8年度において1.2倍を下回るため誤りである。
選択肢Eについて検証します。
令和5〜8年度の内航の対前年度増加量(減少はマイナス)を計算すると、令和5年度は176,200-178,600=-2,400、令和6年度は179,400-176,200=+3,200、令和7年度は177,100-179,400=-2,300、令和8年度は175,800-177,100=-1,300です。
すると合計は-2,400+3,200-2,300-1,300=-2,800、平均は-2,800÷4=-700となりマイナスであるため、「500を上回る」とするEは明確に誤りだとわかります。
問題12(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文の主旨として、最も妥当なのはどれか。
ひとはさまざまの理由から芸術に触れるであろう。ある者は静寂を求めて、他の者は情熱を求めて、さらに他の者は知的な刺激のために、またある一人は過去の追憶を呼び覚ますために、というように。人生がさまざまであるように、芸術との出会いもさまざまである。しかしながら、どのような理由から作品に向き合うにしても、すべての鑑賞には鑑賞としての共通の感情がある。一編の詩を読む者にも、壮大な交響曲を聴く者にも、そこには相似た感懐がある。あたかも、人生はさまざまであるにしても、短い一生の者にも、長い一生の者にも、すべての人生には人生としての共通の感情があるように。
芸術に触れることは現実の制約を脱けることであり、平生の即物的な利害関係から逃れることである。芸術の喜びはかように浄化されることの喜びである。ことさら浄化を求めてする鑑賞でなくても、芸術においては誰も何らか浄化された気持ちになるものである。ある者は実に現実の世界から脱出する目的をもってさえ芸術を求めるのである。ことさら脱出を欲してする鑑賞でなくても、芸術においては誰も何らか脱出に類する気持ちになるものである。芸術の対象としてひとの好んで選ぶものが多くの場合非日常的な美であり、表現されたものであっても象徴的な、精神的な世界であるというのも、これに関係すると考えることができるであろう。芸術における、かような浄化ないし脱出の感情にはつねにある他の感情がともなっている。すなわち芸術はすべての人に多かれ少なかれ共鳴の感情を抱かせるのである。浄化も共鳴であり、脱出も共鳴である。そこに芸術の感銘がある。
選択肢
正解:E
筆者は、芸術に触れる行為を「現実からの脱出」や「浄化」と定義したうえで、それらに共通してともなうものとして「共鳴の感情」を提示している。文章の構成として、末尾で述べられる「浄化も脱出も共鳴である」という統合的な視点が主旨となる。選択肢Eは、解放や脱出というプロセスを経て「共鳴」へと至る芸術体験の核心を的確にとらえており、全体の主旨として最も適している。
選択肢Cは、「浄化の喜びを味わうことが本質的な価値となっている」という結論部分が誤りの核心です。
前問のCと同じ構造で、本文は「ことさら浄化を求めてする鑑賞でなくても、誰も何らか浄化された気持ちになる」と述べており、浄化はあくまでともなう感情であって鑑賞の目的や本質的価値ではないことが記されています。
本文の一部を正確に使いながら結論をすり替える典型的な引っかけパターンです。
問題13(難易度:★★★☆☆)
問題
次の英文の内容と一致するものとして、最も妥当なのはどれか。
Honeybees play a very important role in our environment. They carry pollen from one flower to another, which helps many kinds of plants grow and produce fruits. Recently, however, their population has been decreasing in many parts of the world. Scientists say that this is caused by several factors, including climate change and the use of chemicals in farming. If honeybees disappear, it will be difficult for us to produce enough food. Therefore, some people are trying to create new gardens to provide safe places for these insects to live.
選択肢
正解:A
本文の第1文から第2文にかけて、ミツバチが花粉を運ぶことで植物の成長を助けていることが明記されており、選択肢Aの内容と一致する。選択肢Bは減少の原因を「天敵」としている点が本文の「気候変動や化学物質」という記述と矛盾する。Cは影響を否定している点で誤りであり、Dも食料生産への悪影響を警告する本文と逆の内容である。Eは「保護」ではなく「駆除」を目的としている点に誤りがある。
問題14(難易度:★★★☆☆)
問題
1920年代から1930年代の世界情勢に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
選択肢
正解:A
A.妥当である。
B.ソ連は5カ年計画による社会主義建設をおこなっていたため、世界恐慌の影響をほとんど受けなかった。
C.ニューディールは、政府が経済に介入する政策であり、従来の自由放任主義を改めるものであった。
D.人民戦線内閣は、共産党や社会党などの左派勢力が、ファシズムに対抗するために結集したものである。
E.イギリスはポンド・ブロックを形成し、域外に対して保護貿易政策に転じたため、自由貿易の原則は失われた。
選択肢Bについて補足します。ソ連が世界恐慌の影響をほとんど受けなかった理由は、計画経済による国家管理のもとで資本主義市場から切り離されていたためです。
5カ年計画により重工業化を推進し、恐慌期にむしろ工業生産を拡大させました。よって、「世界で最も深刻な不況」とするBは事実と正反対であることがわかります。
選択肢Cについては、ニューディール政策はケインズ経済学の考え方と親和性が高く、公共事業による需要創出(TVA=テネシー川流域開発公社など)や労働者保護立法(ワグナー法)が柱です。
「市場に委ねる自由放任主義の強化」とするCは、政府介入を拡大したニューディールの方向性と真逆であり明確な誤りだとわかります。
問題15(難易度:★★★☆☆)
問題
明治時代から大正時代初期にかけての日本の外交に関する記述として、最も妥当なのはどれか。
選択肢
正解:D
A:× 1875年の樺太・千島交換条約では、樺太をロシア領、千島を日本領とした。
B:× 1876年の日朝修好条規は、日本側の領事裁判権を認めさせる一方、朝鮮側の関税自主権を奪った不平等条約であった。
C:× 三国干渉において日本が清に返還したのは、台湾ではなく遼東半島である。
D:○ 1911年、小村寿太郎外相が関税自主権の完全回復を達成し、不平等条約の改正が完了した。
E:× 日英同盟はイギリスとの軍事同盟であり、この同盟の締結によって関税自主権の回復が果たされたわけではない。
選択肢Aの樺太・千島交換条約の内容は逆に覚えやすいため注意が必要です。正しくは、樺太=ロシア領、千島(得撫島以北)=日本領となります。なお択捉島以南はすでに日本領であったため、この条約で新たに日本領となったのは得撫島以北の北千島です。
選択肢Dについては、不平等条約改正の流れを整理すると、領事裁判権(治外法権)の撤廃が1894年に陸奥宗光がイギリスとの間で実現し、関税自主権の完全回復が1911年に小村寿太郎がアメリカとの間で実現しました。二段階に分かれている点と担当した外相の名前を併せて覚えておきましょう。
問題16(難易度:★★★☆☆)
問題
東南アジアの自然環境、宗教、産業に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
選択肢
正解:D
Aについて、東南アジア大陸部は、アルプス・ヒマラヤ造山帯から続く新期造山帯の影響を受けており、険しい山地や山脈が広く分布している。
Bについて、ベトナムはインドに次ぐ世界第2位、タイは第3位の米の輸出国であり(2020年)、輸出量が少ないという記述は誤りである。
Cについて、ASEAN加盟国の総人口は6億人を超えており、インドネシア1国だけでも約2億7,000万人を上回る人口を抱えている。
Dは妥当である。
Eについて、東南アジアの多くの国は工業化を推し進めており、現在では電子機器や輸送機械などの工業製品が輸出の主力となっている国が数多くある。
選択肢Eの補足です。フィリピンやマレーシアはかつてモノカルチャー経済の典型例でしたが、現在は積極的な工業化政策により電子機器・半導体などの工業製品が輸出の主力となっています。
マレーシアは特に半導体産業が発展しており、「モノカルチャーが現在も続く」とするEは現状と大きく乖離しています。
問題17(難易度:★★★☆☆)
問題
江戸時代の儒学や思想に関する記述として、最も妥当なのはどれか。
選択肢
正解:A
A:妥当である。
B:× 山鹿素行が提唱したのは「聖学(古学)」であり、古典の本来の意味を追求する「古義学」を唱えたのは伊藤仁斎である。
C:× 『古事記伝』を執筆したのは国学者の本居宣長である。新井白石は『読史余論』や『西洋紀聞』などを著した。
D:× 「報徳仕法」を提唱したのは二宮尊徳である。石田梅岩は、職分を尽くすことを説く石門心学を広めた。
E:× 安藤昌益は、儒教を「不耕貪食の徒」の学問として激しく批判し、万人が耕作する社会を理想とした。
選択肢Eの解説です。安藤昌益は「自然真営道」において、武士・僧侶・商人など耕作しない者すべてを「不耕貪食」として批判し、身分制度の全否定と万人直耕の平等社会を理想としていました。
よって、幕府体制を「理論的に支えた」とするEは内容が真逆であり、むしろ当時の支配体制への根本的批判として位置付けられる異端の思想でした。
問題18(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに対して、最も妥当なものを選びなさい。
ある素数Pは、自然数m,nを用いてP=m^3-n^3と表すことができる。このとき、Pはnのみを用いて表すこともできるが、その式は次のうちどれか。
選択肢
正解:C
以下により、正解は選択肢Cとなる。
まず、式を因数分解するとP=(m-n)(m^2+mn+n^2) となる。Pは素数であるため、約数は1とその数自身の2つしかない。m, nは自然数であり、Pが正であることからm>nとわかる。2つのカッコを比較すると明らかにm^2+mn+n^2のほうが大きいため、小さいほうのm-nが1となるはずである。これよりm=n+1とわかるため、この関係をm^2+mn+n^2に代入する。
P = (n + 1)^2 + (n + 1)n + n^2 = 3n^2 + 3n + 1
したがって、式は 3n^2 + 3n + 1 となる。
問題19(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文は、ドップラー効果に関する記述であるが、文中の空所A、Bに該当する数値の組み合わせとして、最も妥当なのはどれか。
南北の一直線の線路を速さ20m/sで南から北に向かって走っている特急電車が、線路と並行な道路を速さ15m/sで北から南に向かって走っている乗用車とすれ違った。特急電車の警笛が800Hzの音を出し続けているとき、乗用車の運転手に聞こえる警笛の音の振動数は、すれ違う前はおよそ(A)Hzであり、すれ違った後はおよそ(B)Hzであった。ただし、音の速さを340m/sとする。
選択肢
正解:A
ドップラー効果の公式 f’=f×(V±vo)/(V∓vs) を用いる。
1.空所A:すれ違う前(近づいているとき)
互いに近づいているため、振動数は高くなる。公式に数値を代入すると、fA=800×(340+15)÷(340-20)=887.5 となる。したがって、およそ888Hzである。
2.空所B:すれ違った後(遠ざかっているとき)
互いに遠ざかっているため、振動数は低くなる。fB=800×(340-15)÷(340+20)を計算すると、722.2となる。したがって、およそ722Hzである。
以上より、正解はAとなる。
ドップラー効果の公式で符号を誤りやすいため、以下の考え方で整理しましょう。
観測者(乗用車)基準で考えると、「近づくとき→音を多く受け取る→分子を大きく」「遠ざかるとき→音を少なく受け取る→分子を小さく」となります。
一方で音源(電車)基準では「近づくとき→波が圧縮される→分母を小さく」「遠ざかるとき→波が伸びる→分母を大きく」となります。符号の選び方を「近づく=振動数が増える方向」で統一して覚えると間違いを防げるためおすすめです。
問題20(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに対して、最も妥当なものを選びなさい。
CuSO4の水溶液を、4Aの電流で4,825秒間電気分解したとき、陰極に析出するCuの質量として最も妥当なのはどれか。ただし、ファラデー定数を9.65 * 10^4 C/mol、Cuの原子量を63.5とする。
選択肢
正解:B
流れた電気量を求め、それをファラデー定数で割ることで電子の物質量を算出する。陰極での反応はCu2+ + 2e- → Cuであるため、析出する銅の物質量は電子の物質量の二分の一となる。これに原子量をかけて質量を求める。計算は 4×4,825÷96,500×1/2×63.5 となり、結果は6.35gとなる。電子と銅の比率を間違えると12.7gを選んでしまうため注意が必要である。
電気分解の計算は「電気量→電子の物質量→目的物質の物質量→質量」の4ステップで機械的に処理できます。
最大の注意点はイオンの価数です。Cu²⁺は2価のため電子2molで銅1molが析出します。
価数を見落として電子の物質量をそのまま使うと答えが2倍(12.7g)になる典型的な誤りに陥るため注意が必要です。半反応式を必ず書いてから計算する習慣を付けると価数のミスを防げます。
問題21(難易度:★★★☆☆)
問題
地震の性質に関する次の記述のうち、最も妥当なのはどれか。
選択肢
正解:B
正答はBである。
AはP波とS波の説明が逆である。P波は縦波ですべての媒質を伝わり、S波は横波で固体のみを伝わる。
Bは妥当である。震度階級は0から7までだが、5と6に「強・弱」があるため、合計で10段階となる。
CはP波の方が速度が速いため、遠い地点ほど初期微動継続時間は長くなる。
Dはマグニチュードが1増えるとエネルギーはおよそ32倍になり、2増えるとおよそ1,000倍になるため誤りである。
Eは、マグニチュードは地震そのものの不変の値である。
問題22(難易度:★★★☆☆)
問題
憲法の人権保障の規定が私人間にどのように適用されるかについて、次の2つの見解がある。
A説:私人間にも憲法規定が直接適用される。
B説:民法の一般条項の解釈を通じて、人権の趣旨を間接的に反映させる。
次のうち、B説の根拠となるものの組合せとして、最も妥当なものはどれか。
ア 憲法は、もともと国家権力の濫用を制限することを目的として成立した法である。
イ 社会的な強者である私人が、弱者である個人の自由を侵害する危険が高まっている。
ウ 私的な関係には私的自治の原則が適用され、国家の介入は極力避けるべきである。
エ 人権は全法体系を貫く客観的な価値秩序であり、その効力は全領域に及ぶ。
オ 人権は歴史的に対国家的な権利として形成されてきたという性質を持つ。
選択肢
正解:D
B説は間接適用説である。アは、憲法が国家権力を制限するための法であるという歴史的背景を重視するためB説の根拠となる。
イは、私的人権侵害の現実を直視するためA説の根拠である。
ウは、私的自治を尊重し憲法の直接介入を否定するB説の根拠となる。
エは、人権を全法体系を貫く価値秩序ととらえるためA説の根拠である。
オは、人権を対国家的な権利と把握するためB説の根拠である。妥当な組合せはウとオであり、正答は4である。
問題23(難易度:★★★☆☆)
問題
我が国の地方自治制度に関する次の記述のうち、最も妥当なものはどれか
選択肢
正解:C
正答はC。地方公共団体の事務は自治事務と法定受託事務に区分される。法定受託事務は、本来は国が果たすべき役割を地方公共団体に委託したもので、戸籍事務や生活保護の決定、国政選挙の執行などが該当する。
Aは、首長による議会の解散は、議会から不信任決議を受けたときなどに限定される。
Bは、法律よりも厳しい基準を定める上乗せ条例は有効と認められている。
Dは、条例の制定・改廃請求には50分の1以上の署名が必要であり、議会の議決を要する。
Eは、中核市の人口要件は20万人以上である。
選択肢Dの直接請求の署名要件は請求の種類によって異なります。
条例の制定・改廃および監査請求は50分の1以上、首長・議員の解職(リコール)および議会の解散請求は3分の1以上が必要です。よって、Dは「3分の1以上」としている点と「住民投票で成立」としている点の2箇所が誤りといえます。
選択肢Eの指定都市(政令指定都市)と中核市の要件と権限の大小を整理しましょう。すると、指定都市が人口50万人以上で権限が最も大きく、中核市が人口20万人以上でそれより権限が小さいことがわかります。Eは両者の人口要件と権限の大小が逆になっており、典型的な入れ替え型の誤りです。
問題24(難易度:★★★☆☆)
問題
物価の変動とその経済的影響に関する次の記述のうち、最も妥当なのはどれか。
選択肢
正解:B
正答はBである。インフレ下では貨幣価値が下落するため、現金の保有者や固定額を受け取る債権者は実質的に損をするが、借金の額面が変わらない債務者は実質的な負担が減り有利になる。
Aは誤り。需要過剰によるものはディマンド・プル・インフレ、賃金や原材料費などのコスト上昇によるものはコスト・プッシュ・インフレであり、記述が逆である。
Cは誤り。デフレ期待が高まると、人々は「将来さらに安くなる」と考えて現在の消費を「抑制」する。これにより需要が減り、さらに物価が下がる悪循環をデフレ・スパイラルと呼ぶ。
Dは誤り。買いオペレーションは通貨供給量を増やして金利を下げ、景気を刺激する「緩和策」である。インフレ抑制(引き締め)のためにおこなわれるのは、市場の資金を吸収する「売りオペレーション」である。
Eは誤り。狂乱物価や戦後初のマイナス成長を記録したのは、1980年代ではなく1970年代(1973年の第1次石油危機後)の出来事である。
選択肢Aはディマンド・プルとコスト・プッシュの定義が逆で、選択肢Dは買いオペと売りオペが逆という典型的な引っかけ問題です。
インフレ時は債務者有利・債権者不利という実質価値の変化と併せて確認しておきましょう。
問題25(難易度:★★★☆☆)
問題
国際連合の組織や機能に関する記述として、最も妥当なものはどれか。
選択肢
正解:C
通常予算の分担率は、経済実態を反映して3年ごとに改定される。2019年以降、中国の分担率が日本を上回り2位となった。我が国は現在3位となっている。国際司法裁判所の判決には法的拘束力があること、また、我が国が捕鯨問題を巡り裁判の当事国となった例がある点は重要である。IMFなどの専門機関では出資比率にもとづき票数が決まる加重投票制が採用されており、一国一票制ではない。
選択肢Aについては、国際連盟は経済制裁を規定していたが、「実際に発動された例は一度もなかった」という記述が誤りです。1935年のイタリアによるエチオピア侵攻に対して経済制裁が発動されたが、石油などの主要品目が除外されたため実効性を欠いています。
選択肢Bについては、日本は国際司法裁判所の強制管轄権受諾宣言を1958年におこなっており、「一度もおこなっていない」とする記述は誤りです。また、捕鯨問題(2014年)では日本がICJの被告となり敗訴した事例もあります。
問題26(難易度:★★★★☆)
問題
次の各問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
長さの異なる2つのトンネルがある。全長200mの列車Pが長さLmの第1トンネルを秒速20mで通過した。また、同じ列車Pが長さを1.2倍にした第2トンネルを秒速25mで通過した。どちらの場合も、列車全体がトンネル内に隠れている時間はまったく同じであった。このとき、第1トンネルの長さLはいくらか。
選択肢
正解:C
列車全体が隠れる距離は「トンネルの長さ-列車の全長」となる。第1トンネルで隠れている時間は(L-200)/20、第2トンネルで隠れている時間は(1.2L-200)/25と表せる。
問題文よりこれらが等しいため、(L-200)/20=(1.2L-200)/25という方程式が成り立つ。そして、両辺に100を掛けて分母を払うと、5(L-200)=4(1.2L-200)となり、展開して5L-1,000=4.8L-800となる。
これを整理すると0.2L=200となり、計算するとL=1,000が導き出される。よって、第1トンネルの長さは1,000mとなる。
通過算のポイントは「移動距離の把握」です。「完全通過」ならトンネルと列車の長さの和、「隠れている時間」ならトンネルから列車の長さを引いた値が移動距離になることを覚えておきましょう。
状況を図で描いて確認する習慣を付けると良いですね。複数条件で「時間が等しい」場合は各時間の式を等置するだけで方程式が完成します。速度の単位統一も忘れないようにしましょう。
問題27(難易度:★★★★☆)
問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
A、B、C、Dの4人が、合わせて80枚のコインを持っている。まずAが他の3人に、3人が現在持っている枚数と同じ枚数をそれぞれに渡した。次にBが、他の3人に、3人が現在持っている枚数と同じ枚数をそれぞれに渡した。その結果、A、B、C、Dの持っている枚数はすべて20枚ずつになった。最初にAが持っていたコインは何枚か。
選択肢
正解:C
合計80枚で、最後は全員20枚。Bが渡す前の状態では、A、C、DはBから倍にしてもらう前なので、それぞれ10枚ずつ持っていた。このときBは、20+10+10+10=50枚持っている。次に、さらにその前、Aが全員に渡す前の最初の状態を考える。B、C、DはAから倍にしてもらう前なので、それぞれ50/2=25枚、10/2=5枚、10/2=5枚持っていたことになる。よって、はじめにAが持っていたのは、全体から他の3人の合計を引いて、80-(25+5+5)=45枚となる。
「他の3人全員に現在の枚数と同じ数を渡す」操作を逆から見ると、「3人それぞれの枚数を半分に戻し、減った分を操作した人に返す」と読み取れます。
ただし4人になると操作した人が3人分を一度に返すため、戻す枚数が増える点に注意が必要です。人数が増えても「最終状態から一段階ずつ逆算する」という手順は変わりません。
表を使って各段階のA・B・C・Dの枚数を縦に並べると、ミスを防ぎやすいです。
問題28(難易度:★★★★☆)

問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
上記の図のような5枚の型紙のうち、4枚の型紙を隙間なく、かつ、重ねることなく並べて正方形を作るとき、使わない型紙はどれか。ただし、型紙は回転させても良いが、裏返さないものとする。
選択肢
正解:E
5枚のパーツを構成するマス目の合計は20個(5+4+3+4+4)。4枚のパーツを組み合わせてできる正方形はn×nのマスで構成されるため、20以下の最大の平方数である16(4×4)マスを作ることを目指す。マス目の合計が16になるように4枚を選ぶには、全体の20マスから「4マスのパーツ」を1つ(20-4=16)除外する必要がある。したがって、使わないパーツの候補は、4マスで構成されている2、4、5のいずれかとなる。これにより、パーツ1(5マス)とパーツ3(3マス)は必ず使うことがわかる。
次に、パーツ1、3と、残りの候補から2つを使って4×4マスの正方形を作ることを考える。パーツ1には2×2のブロックが含まれており、これを角に配置すると、別の角にも2×2の空間ができる。その空間を埋めるにはパーツ4の正方形が最適。実際にパーツ1、2、3、4を組み合わせると、以下のようにぴったりと正方形を作ることができる。
【完成図の配置例】
※数字は各型紙の番号を表している。たとえば、4番のパーツであれば、以下のように表示する。
4 4
4 4
1 1 4 4
1 1 4 4
2 1 3 3
2 2 2 3
したがって、使わない型紙は「5」となる。
5枚の合計は31マスです。4枚で作れる正方形は5×5=25マスが候補となります。31-25=6マスのパーツを除外すれば良く、6マスのパーツはパーツ3とパーツ5の2つのみです。
パーツ3を除いた(1・2・4・5)では大型ピース同士が噛み合わず正方形を構成できません。一方でパーツ5を除いた(1・2・3・4)では5×5の正方形が完成します。
よって使わない型紙はパーツ5(E)だとわかります。
問題29(難易度:★★★★☆)

問題
次の表は、輸送機関別貨物輸送量の推移を示したものである(単位:100万トンキロ)。表中の年度はすべて令和を指すものとする。この表から確実にいえるものとして、最も妥当なものはどれか。
令和5年度から令和9年度にかけての輸送量の推移にもとづき、以下の選択肢から正しいものを選びなさい。
選択肢
正解:C
選択肢Cを検討する。令和9年度の対前年度減少率は、鉄道が2,650÷20,250(約13.1%)である。一方、航空は35÷1,225(約2.8%)である。したがって、鉄道の減少率のほうが明らかに大きく、これが正解となる。
Aは自動車の減少量3,270が、内航の減少量1,850の1.5倍である2,775を上回るため誤り。
Bは鉄道の増加率が約8.3%であり、自動車の約7.1%を上回る。
Dは年度により150倍付近の数値があり、確実にいえるとは限らない。
Eは合計増加量が4,530であり、平均は1,132.5となるため、1,500を上回らない。
選択肢Bについては、令和8年度の増加率比較では、自動車・内航・航空がいずれも減少しているため計算不要で即座に候補から外せます。鉄道のみがプラスのため、鉄道が最大と確定できます。このように「増減の方向をまず確認する」という手順で計算量を大幅に減らすことが可能です。
選択肢Dの「すべての年度で150倍超か」を検証する際は、内航÷航空の比率が最小になる年度のみ確認すれば十分です。
内航が最小かつ航空が最大の年度(令和9年度:189,500÷1,190≒159倍)を確認し、それでも150倍を超えていればDは正しいと判断できます。このように全年度を計算する必要はないため、時間を短縮できます。
問題30(難易度:★★★★☆)
問題
次の文の主旨として、最も妥当なのはどれか。
ひとはさまざまの理由から静寂を求めるであろう。ある者は疲弊した精神を休めるために、他の者は深い思索に沈むために、さらに他の者は自己の内面を見つめるために、またある一人は世俗の喧騒を避けるために、というように。人生がさまざまであるように、静寂の在りようもさまざまである。しかしながら、どのような理由から独り静かな場所を選ぶにしても、すべての静寂には静寂としての共通の感情がある。束の間の休息を得る者にも、山中に隠遁して年月を過ごす者にも、静寂には相似た感懐がある。あたかも、人生はさまざまであるにしても、短い一生の者にも、長い一生の者にも、すべての人生には人生としての共通の感情があるように。
静寂に身を置くことは社会的な仮面を脱けることであり、平生の義務的な役割から逃れることである。静寂の嬉しさは、かように透明になることの嬉しさである。ことさら透明さを求めてする静寂でなくても、静寂においては誰も何らか透明になった気持ちになるものである。ある者は実に存在の根源へと脱出する目的をもってさえ静寂を求めるのである。ことさら脱出を欲してする静寂でなくても、静寂においては誰も何らか脱出に類する気持ちになるものである。静寂の場としてひとの好んで選ぶものが多くの場合自然の奥懐であり、人工的な環境であっても無機質な、極限まで削ぎ落とされた空間であるというのも、これに関係すると考えることができるであろう。静寂における、かような透明ないし脱出の感情にはつねにある他の感情がともなっている。すなわち静寂はすべての人に多かれ少なかれ祈りの感情を抱かせるのである。透明も祈りであり、脱出も祈りである。そこに静寂の崇高さがある。
選択肢
正解:E
この文章は、静寂を求める多様な動機から出発し、共通の感情として「社会的な仮面からの脱出」や「自己の透明化」を挙げている。さらに論理を進め、それらすべての感情にともなう究極的な要素として「祈り」を導き出している。主旨を問う問題では、部分的な記述(選択肢A~D)よりも、文章が最終的にどこに到達したかを示すEが正解となる。最後の一文で「透明も祈りであり、脱出も祈りである」と結んでいる点に注目したい。
問題31(難易度:★★★★☆)
問題
次の英文の内容と一致するものとして、最も妥当なのはどれか。
In the past, libraries were primarily seen as quiet places where people could borrow printed books. With the rapid rise of digital technology, however, the role of libraries has shifted significantly. Many modern libraries now offer access to e-books, online databases, and even specialized equipment such as 3D printers. This evolution allows libraries to remain useful in a society where information is easily accessible through smartphones. Despite these technological changes, the fundamental purpose of a library―providing a space for learning and community interaction―remains unchanged.
選択肢
正解:C
本文の第3文において、現代の図書館が提供するサービスの一つとして「3Dプリンターのような専門的な機器」が挙げられており、選択肢Cが妥当である。選択肢Aは過去と現在の役割を混同しており、Bは役割が「大きく変化した(shifted significantly)」という記述に反する。Dは図書館が進化したことを見落としており、Eは最後の一文にある「根本的な目的は不変である」という主張と真っ向から対立している。
選択肢Bについて、本文では「役割が大きく変化した(shifted significantly)」と「根本的な目的は不変(remains unchanged)」の両方を述べています。Bは「昔と変わっていない」と断定しており、変化した側面を無視している点が誤りです。
一方Eは「根本的な目的が失われた」と述べており、不変の側面を無視しています。BとEは互いに本文の片面だけを取り出した対称的な誤りであり、両者を並べて比較すると本文の構造(変化と不変の共存)が明確に理解できます。
問題32(難易度:★★★★☆)
問題
ヨーロッパの芸術の歴史に関する次の記述のうち、最も妥当なのはどれか。
選択肢
正解:A
正解はAである。自然主義は、科学的客観性にもとづき遺伝や環境による人間の宿命を描いた。Bの記述は、ギリシア・ローマを理想とする新古典主義のものである。Cにある幾何学的な解体は、ピカソらのキュビスムを指している。Dの劇的な光や動きを特徴とするものはバロックであり、フラゴナールはロココの画家である。Eの現実をありのままに描く立場は写実主義であり、ボードレールの作品は象徴主義に分類される。
問題33(難易度:★★★★☆)
問題
我が国の近年の少子化対策および人口動態に関する記述として、最も妥当なものはどれか。
選択肢
正解:C
A:×。合計特殊出生率が1966年の「ひのえうま(1.58)」を下回ったのは1989年のことである(1.57ショック)。また、1.58を一時的に上回った年(1984年など)もあり、1976年から一貫して下回り続けているわけではない。なお、2023年の数値(1.20)は過去最低である。
B:×。こども家庭庁は、内閣府の「内部部局」ではなく「外局」として設置された、内閣総理大臣直属の機関である。また、小学校以降の教育課程(カリキュラム)の編成などは引き続き文部科学省が所管しており、業務が一元化されたわけではない。
C:○。2024年10月施行の改正児童手当法によって、所得制限の撤廃や第3子以降の3万円への増額が実現した。
D:×。生産年齢人口(15~64歳)は1995年をピークに減少している。
E:×。14%超は「高齢社会」、21%超は「超高齢社会」といわれる。日本はすでに「超高齢社会」にある。
選択肢Aについては、合計特殊出生率の重要な数値を整理すると、1966年のひのえうまが1.58、2005年が過去最低水準の1.26、その後やや回復したが2023年に1.20と過去最低を更新しました。「一貫して低下」ではなく「大局的に低下しつつも微増の時期もあった」という点が問われやすいです。
選択肢Eについて、高齢化率の段階区分は「7%超→高齢化社会」「14%超→高齢社会」「21%超→超高齢社会」の三段階で覚えましょう。日本は2007年に21%を超え超高齢社会に突入しています。
問題34(難易度:★★★★★)
問題
次の各問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
一定の速さで走る全長120mの列車がある。この列車があるトンネルを通過するとき、列車の最後尾がトンネルに入り始めてから、先頭がトンネルの出口に到達するまでの時間は30秒であった。もし、この列車の速さを秒速5mだけ速くし、列車の全長を60m長いものに替えて同じトンネルを通過させると、列車の最後尾がトンネルに入りきってから、先頭が出口に到達するまでの時間は24秒であった。このとき、元の列車の速さを求めなさい。
選択肢
正解:D
元の速さを秒速vm、トンネルの長さをxmとする。最初の条件より(x-120)/v=30…(1)、次に速さをv+5、全長を180m(120+60)とした条件より(x-180)/(v+5)=24…(2)が成り立つ。(1)よりx=30v+120、(2)よりx=24(v+5)+180となる。これらを等置すると30v+120=24v+120+180となり、整理すると6v=180となる。これを解くとv=30となり、元の列車の速さは秒速30mであることが導き出される。よって正解はD。
問題35(難易度:★★★★★)
問題
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
A、B、Cの3人が、合計112個の飴を持っています。この3人の間で、以下のルールで3回飴をやり取りした。
1. まず、Aが、BとCに対して「2人がその時に持っている数と同じ数」の飴をそれぞれに渡した。
2. 次に、Bが、AとCに対して「2人がその時に持っている数と同じ数」の飴をそれぞれに渡した。
3. 最後に、Cが、AとBに対して「2人がその時に持っている数と同じ数」の飴をそれぞれに渡した。
その結果、Aの個数はBの2倍になり、Bの個数はCの2倍になった。
さて、1番最初にAが持っていた飴は何個だったか。
選択肢
正解:A
1.最後の状態(ゴール)を特定する
条件より、最後の個数の比は「AはBの2倍、BはCの2倍」だ。Cを「1」とすると、Bは「2」、AはBの2倍なので「4」となる。3人の比はA:B:C=4:2:1のため、比の合計は4+2+1=7となる。合計112個を7で割ると、比の「1」あたり16個とわかる。したがって、最後の状態は:A=64個、B=32個、C=16個。
2.時間を巻き戻して逆算する
「相手と同じ数だけ渡す」という操作を逆からみると、「相手の数を半分にし、減った分を自分に戻す」という作業になる。
①Cが渡す前の状態(3回目のやり取りを戻す)
A(64個)とB(32個)を半分に戻すと、A=32個、B=16個だ。Cには、Aに渡した32個とBに渡した16個を戻す。C=16+32+16=64個。(この時点:A=32、B=16、C=64)
②Bが渡す前の状態(2回目のやり取りを戻す)
A(32個)とC(64個)を半分に戻すと、A=16個、C=32個だ。Bには、Aに渡した16個とCに渡した32個を戻す。B=16+16+32=64個。(この時点:A=16、B=64、C=32)
③Aが渡す前の状態(最初のやり取りを戻す)
B(64個)とC(32個)を半分に戻すと、B=32個、C=16個だ。Aには、Bに渡した32個とCに渡した16個を戻す。A=16+32+16=64個。(開始時:A=64、B=32、C=16)
【解答】
1番最初にAが持っていた飴の数は64個。
最終状態が「全員同数」ではなく「比で与えられる」点が応用のポイントです。
まず、比と合計から最終状態の実数を求め、そこから逆算するという二段構えの手順が必要となります。
比→実数の変換を正確に済ませてから逆算に入ることで、あとは同じ手順で機械的に解けるでしょう。「最終状態の特定」と「逆算」を明確に分けて処理する意識を持つと、ミスを防ぎやすいです。
公務員「教養試験」を対策する際のポイント
公務員試験に関するQ&A
公務員試験を大学4年生から対策するのは遅いですか?
公務員試験の集団討論について教えてください。
公務員試験のコンピテンシー面接の答え方がわかりません……。
公務員のSPIはどのれくらいの勉強時間が必要ですか?
公務員の総合適性検査はどのような内容ですか?
公務員試験のSPIでは何割あれば安心ですか?
公務員試験のSPIで、効率的な勉強法はありますか?
公務員試験SCOAの合格ラインはどれくらいですか?
公務員試験に全落ちしてしまいました。今後の就職活動をどのように進めたら良いかわかりません。
公務員の性格検査で落ちることはありますか?
既卒2年目ですが、公務員試験はまだ間に合いますか?
公務員試験はSPIだけの対策でも大丈夫ですか?
就活で公務員試験はいつから勉強すべきですか?
SPIと公務員試験の能力検査の違いは何ですか?
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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木原 渚
プロフィールを見る1問解くのにかけられる時間の目安は以下の通りです。
国家一般職・専門職:120分間で40問を解く必要があるため約3分
地方上級:120分間で50問を解く必要があるため約2分半
市役所試験:60〜90分間で40〜50問を解く必要があるため約1〜2分
得意分野で時間を短縮し、苦手分野に回すという時間配分の戦略が重要です。
出題範囲は広く、数的処理・判断推理・文章理解・社会科学・人文科学・自然科学と多岐にわたります。出題比率の高い数的処理・判断推理で全体の約4割を占めるため、対策を最優先とし、次いで文章理解・社会科学の順で対策しましょう。
人文科学・自然科学は範囲が膨大な割に出題数が少ないため、頻出テーマに絞った学習が効率的です。すべてを完璧にカバーしようとせず、得点源となる分野を確実に押さえる割り切りが必要となります。
一人で対策が難しい場合は予備校での学習がおすすめ!
学習習慣が確立されていて自己管理が得意な人であれば独学でも十分合格可能です。一方、学習計画の立て方がわからない、モチベーションの維持が難しいと感じる人には予備校の活用を推奨します。
とはいえ、最近はオンライン予備校や市販のテキストの質も高く、費用を抑えながら予備校に近い学習環境を整えることも十分可能です。