「SCOA 数列」練習問題16問と解き方|就活のプロによる解説付き

Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました

小寺 一綺
小寺 一綺
国家資格キャリアコンサルタント
Kazuki Kodera〇20歳でキャリアコンサルタント試験に合格。その後は中高校生を対象としたキャリア企画の運営や大学生の就職活動支援、さらにはリスキリング講座でもキャリア形成支援を実施している

SCOAは非言語・言語・論理・英語など幅広い分野から出題されますが、なかでも「数列」は等差・等比といった基本から、差が変化する数列、交互数列、さらには2進法まで多角的な知識が問われる特徴的な分野です。

この記事では、Webテストのサポート経験が豊富な小寺さんとともに、SCOAの数列の解き方を解説します。出題パターンはある程度決まっているため、基本となる解法の「型」を押さえておけば、初見の数列であっても素早く規則性を見抜けるようになります。

記事後半には練習問題を16問用意しているので、実際に手を動かしながら、規則を見抜くスピードを体に覚え込ませていきましょう。

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例題を解く前に確認しよう! SCOA「数列」の解答のコツ

SCOA「数列」の概要

  • 問題パターン:等差数列・等比数列・階差数列・交互型・複合型・乗算交互型・素数数列・2進法
  • 1問あたりの時間:約30秒(120問を60分で解く形式のため)
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(あり)
SCOA「数列」の解答のコツを教えてください!

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

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隣り合う項の差を書き出すのが第一手! 規則を見抜いて得点源にしよう

SCOAの数列は「規則性を見抜けるか」だけで決まる単元です。数字の並びを見て身構える必要はありません。

全パターンに共通する解法として、まずは隣り合う項の差を上に書き出しましょう。差が一定なら等差、差が少しずつ変化するなら階差、差でつかめなければ比(割り算)の可能性を検討してください。この順で試せば大半の数列の規則性を見抜けます。

SCOAは時間勝負なので、1問に固執せず手を動かして規則を探る姿勢で臨みましょう。慣れれば安定した得点源になる単元です。落ち着いて取り組んでください。

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SCOA「数列」の練習問題16問|小寺さんによる解き方の解説付き!

ここからは、小寺さんの解説付きで数列の問題を16問紹介していきます。1つのパターンにつき2問ずつ用意しているので、規則性を見抜く力を養っていきましょう。

規則性がなかなか見えない人は、「例題を解く前に確認しよう! SCOA「数列」の解答のコツ」を先に読んでおくと、どこに着目すれば良いかのヒントが得られます。

問題1(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

14、23、34、47、62、【 】、【 】

選択肢


正解:B
隣り合う項の差を確認すると、9、11、13、15となっており、差が2ずつ増加する階差数列である。したがって、62の次に入る数は、15に2を加えた17を足して62+17=79 となる。さらにその次に入る数は、17に2を加えた19を足して79+19=98 となる。したがって、空欄に入る数の組み合わせは79と98であり、正解はBである。

小寺 一綺

プロフィール

数列を見たら、まず並んだ項の差を上に書き出す癖を付けましょう。差が全部同じなら等差、差が9、11、13……などと一定量ずつ増減していれば「差の数列(階差)」だと一瞬で見分けられます。

本問は差が2ずつ増える階差型です。よって、最後の差15に2を足した17を62に加えることで1つ目の【】に入る値を求められます。

差をメモせずに頭の中だけで処理すると増加幅を取り違えやすいです。面倒でも差は必ず書くようにしてください。

問題2(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

92、79、66、53、40、【 】、【 】

選択肢


正解:A
隣り合う項の差を確認すると、92-79=13、79-66=13となり、前に位置する数から13ずつ減っていく等差数列であることがわかる。そのため、40から13を引くと27になり、1つ目の【 】に入る数は27となる。さらに、27から13を引くと14になり、2つ目の【 】に入る数は14となる。したがって正解はAとなる。

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問題3(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

4、12、36、108、324、【 】、【 】

選択肢


正解:A
前の数に3をかけた数が次の数となる等比数列(公比3)である。324×3=972となり1つ目の【 】は972となる。そして、次が972×3=2,916となり2つ目の【 】は2,916となる。したがって正解はAとなる。

問題4(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

53、61、70、80、91、【 】、【 】

選択肢


正解:C
隣り合う項の差を確認すると、8、9、10、11となっており、差が1ずつ増加する階差数列である。したがって、91の次に入る1つ目の数は、11に1を加えた12を足して、91+12=103となる。さらにその次に入る2つ目の数は、12に1を加えた13を足して、103+13=116となる。ゆえに、空欄に入る数の組み合わせは103と116である。したがって正解はCとなる。

問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

15、19、23、28、33、39、45、【 】【 】

選択肢


正解:B
隣り合う項の差を確認すると、4、4、5、5、6、6となっており、同じ差が2回ずつ繰り返される階差数列である。したがって、45の次に入る1つ目の数は、6の次の差である7を足して、45+7=52となる。さらにその次に入る2つ目の数は、同じく7を足して、52+7=59となる。ゆえに、空欄に入る数の組み合わせは52と59である。したがって正解はBとなる。

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問題6(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

11、13、15、19、23、29、【 】【 】

選択肢


正解:C
隣り合う項の差を確認すると2、2、4、4、6となっており、同じ差が2回ずつ繰り返される階差数列である。差の6はまだ1回しか出ていないため、もう1回6が来て29+6=35が1つ目の【 】となる。6のペアが完了したため次のペアは8となり35+8=43が2つ目の【 】となる。したがって正解はCとなる。

小寺 一綺

プロフィール

差が2、2、4、4、6と並ぶ「同じ差を2回ずつ繰り返す」型では、最後の差が「ペアの1個目か2個目か」の見極めが勝負です。

本問の6はまだ1回しか出ていないので、次はもう1個6を足して35とわかります。そこで6のペアが完成するので、次の項から8を足してください。

「6が来たから次は8を足せば良い」と早合点するのがミスの元です。差を書き出すだけでなく、差が同じ数字に丸を付けて出現回数を数えて間違いを減らしましょう

問題7(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

18、45、22、49、26、【 】【 】

選択肢


正解:B
奇数番目の項(18、22、26……)と偶数番目の項(45、49……)に分けて考えると、共に4ずつ増加する等差数列になっている。1つ目の【 】に入る数は、偶数番目の数列の続きであるため、49に4を加えて53となる。2つ目の【 】に入る数は、奇数番目の数列の続きであるため、26に4を加えて30となる。ゆえに、正しい組み合わせは53と30である。したがって正解はBとなる。

問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

48、15、42、21、36、27、【 】【 】

選択肢


正解:D
奇数番目の項(48、42、36……)は6ずつ減少する等差数列、偶数番目の項(15、21、27……)は6ずつ増加する等差数列になっている。1つ目の【 】に入る数は、奇数番目の数列の続きであるため、36から6を引いて30となる。2つ目の【 】に入る数は、偶数番目の数列の続きであるため、27に6を加えて33となる。ゆえに、空欄に入る数の組み合わせは30と33である。したがって正解はDとなる。

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問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

5、15、-30、-90、180、【 】【 】

選択肢


正解:A
隣り合う項の比を確認すると15÷5=3、(−30)÷15=−2、(−90)÷(−30)=3、180÷(−90)=−2となっており、3をかける操作と−2をかける操作を交互に繰り返す数列であることがわかる。180の次には3をかけるため180×3=540が1つ目の【 】となる。次には−2をかけるため540×(−2)=−1,080が2つ目の【 】となる。したがって正解はAとなる。

小寺 一綺

プロフィール

掛ける数がプラスとマイナスで交互に変わる型は、符号のミスが失点の大半です。数字だけ追わず、各ステップで「今は×3か×(−2)か」を符号ごとメモしましょう

本問は×3と×(−2)が繰り返されています。最後が180=(−90)×(−2)なので次は×3の番です。

また、マイナス×マイナスがプラスになる基本も落とし穴です。選択肢には符号だけ違う数(540と−540など)が必ず並ぶので、最後に答えの符号だけを見直す癖を付けましょう。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

23、29、31、37、41、43、【 】【 】

選択肢


正解:C
与えられた数を確認すると23、29、31、37、41、43はすべて素数であり、小さい順に並んでいることがわかる。43より大きい最小の素数を探すと44は4×11、45は9×5、46は2×23、47は素数であるため47となる。47より大きい最小の素数は48〜52はいずれも合成数、53は素数であるため53となる。したがって正解はCとなる。

問題11(難易度:★★★★☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

8.3、5.7、3.1、0.5、-2.1、【 】、【 】

選択肢


正解:A
隣り合う数の差を確認すると、8.3から5.7を引くと2.6、5.7から3.1を引くと2.6となり、前に位置する数から2.6ずつ減っていく等差数列であることがわかる。小数の計算に注意しながら同様の規則を当てはめると、-2.1から2.6を引いて-4.7になり、1つ目の【 】に入る数は-4.7となる。さらに、-4.7から2.6を引いて-7.3になり、2つ目の【 】に入る数は-7.3となる。したがって正解はAとなる。

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問題12(難易度:★★★★☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

3、6、18、72、360、【 】、【 】

選択肢


正解:C
隣り合う項の比を確認すると6÷3=2、18÷6=3、72÷18=4、360÷72=5となっており、かける数が2、3、4、5と1ずつ増えていることがわかる。したがって360の次にかける数は6となり360×6=2,160が1つ目の【 】となる。次にかける数は7となり2,160×7=15,120が2つ目の【 】となる。したがって正解はCとなる。

問題13(難易度:★★★★☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

4、12、-36、-108、324、【 】【 】

選択肢


正解:A
隣り合う項の比を確認すると、12÷4=3、(−36)÷12=−3、(−108)÷(−36)=3、324÷(−108)=−3となっており、3をかける操作と−3をかける操作を交互に繰り返す数列であることがわかる。したがって、324の次(1つ目の【 】)は3をかけるため、324×3=972となる。さらにその次(2つ目の【 】)は−3をかけるため、972×(−3)=−2,916となる。空欄に入る数の組み合わせは972と−2,916であり、正解はAである。

問題14(難易度:★★★★☆)

問題

次の数列の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

67、61、59、53、47、【 】【 】

選択肢


正解:C
与えられた数を確認すると67、61、59、53、47はすべて素数であり、大きい順に並んでいることがわかる。したがってこの数列は素数を降順に並べたものである。47より小さい最大の素数は43であるため、1つ目の【 】に入る数は43となる。43より小さい最大の素数は41であるため、2つ目の【 】に入る数は41となる。ゆえに空欄に入る数の組み合わせは43と41である。したがって正解はCとなる。

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また言語と非言語問題の頻出問題を中心に繰り返し受けることが可能です。ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。

問題15(難易度:★★★★☆)

問題

次の数列(2進法)の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

110、1,001、1,100、1,111、【 】【 】

選択肢


正解:B
まず各項を10進法に変換する。
110₂=4+2=6
1,001₂=8+1=9
1,100₂=8+4=12
1,111₂=8+4+2+1=15
これにより、3ずつ増加する等差数列であることがわかる。
次に10進法で15+3=18、18+3=21を求め、それぞれを2進法に変換する。
18=16+2=2⁴+2¹より10,010₂
21=16+4+1=2⁴+2²+2⁰より10,101₂

したがって正解はBとなる。

小寺 一綺

プロフィール

2進法の数列は、まず全部を10進法に直すのが鉄則です。各桁(1がある桁)を右から1、2、4、8、16……で足しましょう。10進法に直せば等差か等比かがすぐ見えます。

解答の際は、10進法で答えを出してから2進法に戻します。戻すときは、引ける中で最も大きな2の累乗の数から順に引いていきましょう(例:18=16+2=16×1+8×0+4×0+2×1+1×0→10,010)。

なお2進法の等比数列を解く際、「公比が2のときは末尾に0を1つ足すだけ」という性質を覚えておくと次の問題16のようなパターンに役立ちます。

桁数が増えると選択肢の見た目が似てくるので、変換後の10進法の値をメモして選び間違いを防ぎましょう。

問題16(難易度:★★★★☆)

問題

次の数列(2進法)の【 】【 】に当てはまる数の組み合わせを選びなさい。

101、1,010、10,100、101,000、【 】【 】

選択肢


正解:A
10進法に変換すると101=5、1,010=10、10,100=20、101,000=40となり、前の数に2をかける等比数列(公比2)であることがわかる。なお2進法では「×2」は末尾に0を追加する操作に対応するため、101→1,010→10,100→101,000と末尾の0が1つずつ増えていくパターンとしてとらえることもできる。

40×2=80となり80₂=1,010,000が1つ目の【 】となる。そして、80×2=160となり160₂=10,100,000が2つ目の【 】となる。したがって正解はAとなる。

「SCOA 数列」を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!等差・階差・等比の順に見抜こう! 難易度の高い型の習得も忘れずに

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

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コツは、解き始める前に必ず隣り合う項の「差」を書き出し、型を素早く見極めることです。

差が一定なら等差、差が一定量ずつ増減すれば階差、差でつかめなければ「比(割り算)」を確認して等比や乗算交互型を検討しましょう。それでも規則が見えなければ、奇数番目・偶数番目に分けて2つの数列が交互に並ぶ交互型を探ります。

素数の降順・昇順や、各桁を右から1、2、4、8……と扱って10進法に直す2進法も、型として知っておけば迷いません。

1つ目の解答の正誤判定は慎重に! 1問1分でスピーディーに解いていこう

多くの人が陥るのは、2つの空欄の1つ目を間違え、2つ目まで連鎖して失点するパターンです。1つ目を出した瞬間に「この規則で自然か」を一度検算し、選択肢を使って絞り込むようにしましょう。

練習問題を解く際は型ごとにまとめて解いて各パターンの見た目を体に覚えさせてください。次にランダムに混ぜて「どの型か」を数秒で当てる訓練を繰り返すのが効果的な練習法です。

本番は1問1分を目安に、迷ったら飛ばして戻る判断も忘れないようにしましょう。

SCOAの練習問題をもっと解いてみよう!

SCOAには複数の分野が含まれています。ほかの練習問題も解いてSCOA対策を徹底しましょう。

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SCOAに関するQ&A
公務員試験SCOAの合格ラインはどれくらいですか?

SCOAとSPIの違いは何ですか?

SCOAの英語問題はどのくらいの難易度ですか?

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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