テレビ局の就職はやめとけ? 7つの理由や向いている人の特徴を解説

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  • ジャーナリスト/キャリアコンサルタント

    Kazuyoshi Konishi〇大手メディア政治記者を経て、配偶者の海外転勤に伴いキャリアを一時中断。現在は大学院でキャリア形成を研究する一方、プロの文章力を活かし各メディアで幅広く記事を執筆。

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  • キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

    Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう

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    Nagisa Kihara◯放送・行政・人財開発など多様な職種を経験する中でキャリア支援に興味を持つ。一人ひとりが楽しく働き、豊かに生きられる社会を目指し、現在はカウンセラーや研修講師として活動中

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この記事のまとめ

  • 「テレビ局への就職はやめとけ」といわれるのは労働環境がおもな理由
  • テレビ局に向いている人の特徴は4つ
  • テレビ局に向いていない人でも目指せる類似の仕事を紹介

テレビ局はマスコミ業界のなかでも花形とも言える業界です。常に人気が高く目指す人も多い一方で、「テレビ局への就職はやめとけ」といわれることもしばしばあります。

しかし、他人からやめとけといわれても諦めきれない人も多いでしょう。憧れの世界ですから、自分の目で見て後悔のない判断をしたいですよね。

また、現在テレビ業界を検討している人も「やめとけ」と聞くと不安になったり応募候補から外そうか悩んだりするかもしれません。ただし、本当にやめるべきなのか、最終的には自分の頭で考えて判断しなければ後悔が残ってしまいます。

この記事では、キャリアアドバイザーの小西さん、永田さん、木原さんのアドバイスも交えながら、テレビ局への就職はやめとけといわれる理由について解説するので、メリット・デメリットを比較しつつ自分に合っているか考えてみましょう。

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目次

「テレビ局への就職はやめとけ」といわれるのは労働環境が厳しいから

ほかの業界・業種に比べて、テレビ局の就職は「やめとけ」といわれることは多いかもしれません。それは、テレビ局の労働環境は厳しいといわれることが多いからです。

「厳しい」といってもたとえば上下関係が厳しかったり、ワークライフバランスが取りにくかったりと厳しさにはいろいろな種類があります。ものによっては「それくらいなら耐えられる」と思う人もいるでしょう。

そこで、この記事ではまず、テレビ局への就職はやめとけといわれる7つの理由について解説します。理由について理解して、自分が耐えられるか想像してみましょう。

また、向いている人・いない人の特徴についても説明するので、自分がどちらに多く当てはまるのかチェックして適性があるかどうか判断してくださいね。

後半では、決断する際にチェックしておきたいポイントや、もし適性がなかった際に目指せるマスコミ関係の仕事も紹介するので、無理をせず自分が後悔しない選択をしましょう。

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テレビ局への就職はやめとけといわれる7つの理由

テレビ局への就職はやめとけといわれますが、実際になぜそういわれるようになったのでしょうか。

一般的にテレビ局が「激務」というイメージは強いかもしれませんが、それ以外にもさまざまな理由があります。

ここからは、テレビ局がやめとけといわれる7つの理由を解説するので、テレビ局を目指す前にデメリットについてしっかり理解しておきましょう。

①華やかなイメージと実際のギャップに苦しむから

インターネット・SNSが普及している現在ではテレビを見ない人もいるかもしれませんが、かつてテレビはほとんどの人が見ているほどの人気メディアでした。

今でも、最先端のニュースを放送していたり、ドラマやバラエティ番組で大半の流行を生み出しているのは多くがテレビといっても過言ではありません。

そのため、テレビ業界に対して華やかなイメージを持つ人はまだまだ多いでしょう。

しかし、実態は家にも帰れないような長時間勤務や、地道な番組制作活動など、表になかなか出てこない部分も経験する可能性があります

キラキラした世界に憧れて入った結果、現実とのギャップに苦しみ、辞めていく人がいると考えられます。

そのため、中途半端な覚悟で入るのはやめとけといわれるのです。

テレビ業界は今も激務なのでしょうか?

小西 一禎

プロフィール

働き方改革があっても激務な局が多い

基本的に激務です。一定程度の働き方改革は導入、実践されていますが、勤務体系や勤務時間が読み切れない状態は変わっていません。加えて、職種や仕事内容に関係なく、人材の流出が進んでいます。

かつての人気ぶりは凋落し、人員も減少していることもあり、一人ひとりに求められる分量はかえって増加しています。もっとも、人員が豊富な全国組織のNHKに関しては、働き方改革がかなり浸透しています。

②テレビ離れが深刻で将来性に欠けるから

昨今はSNSや動画配信サービスが台頭してきました。

その影響で若者を中心にテレビ離れが深刻になっていて、業界としては右肩下がりで将来性に欠けるというイメージを持っている人が「やめとけ」というかもしれません。

ただ、業界として衰退しているといっても、テレビ自体がなくなることは考えにくく、悲観するほど将来性が低いというわけではありません

テレビの将来性について予測するのは今後も難しいといえるため、これだけで諦めるのは時期尚早といえます。

永田 修也

プロフィール

あくまで個人的見解ですが、テレビを視聴する高齢層が一定数いる状態で、人気アニメなどテレビでしか放映されないものがあるので、まだテレビ業界での仕事は成り立つといえます。

とはいえ、インターネットメディアが今後どのような位置付けになるかによって大きく変わると思います。

③競合他社や他媒体との競争が激しい業界だから

テレビ局は競合他社との競争が激しく、常に視聴率の奪い合いをしています。また、前述の通り、現在私たちが目にするメディアはテレビ以外にもSNSやインターネット、動画配信サービスなど多様化してきていて、競争相手が増えています。

テレビ局に入社すると、常に数字との戦いです。たとえばディレクターは日々視聴率の取れる番組制作が求められるため、精神的なプレッシャーを感じることもあるかもしれません。

また、技術職もほかの媒体に比べて高いクオリティを求められたり、マルチタスクになることもあるため、プレッシャーを感じるかもしれません。

適度なプレッシャーは仕事のモチベーション向上にもつながりますが、ときにはストレスを感じて体調を崩すリスクもあります

そのため、ストレス耐性の低い人や他人との競争が苦手という人には向いていないといえます。

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④上下関係が厳しいから

テレビ局は体育会系気質なところが多く、上司からの激しい叱責にストレスを感じる人も一定数いて、やめとけという意見につながっています。

しかし、テレビ局に限らず上下関係はどこにでもあるものです。また、上下関係を重んじるのは悪いことばかりではなく、上下関係があるからこそ指揮系統が機能するのであり、責任の管理もしやすくなります

ただし、人によっては叱責が大きな負担になってしまう可能性もあるため、耐えられる自信のない人は目指すべきかどうか慎重に考えましょう。

体育会系気質だからといって、悪いことばかりではありません。不安に感じてしまった人は、以下の記事を参考にして不安を解消してくださいね。

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テレビ局の上下関係は職場や配置によりますが、私が所属していた報道部門では比較的厳しいと感じることが多いかもしれません。

なぜならば報道の現場は緊張感が高く、迅速な対応や正確な判断が求められるため、指示系統を重視する文化が根付いているからです。厳しい言葉が飛ぶこともありますが、それはプロとしての責任感や使命感からくるものでしょう。

⑤激務であることが多いから

テレビ局は残業が多く、激務な傾向にあります。

全日本テレビ番組製作社連盟がテレビ番組関係者に実施した働き方に関するアンケートでは、平均残業時間はプロデューサー(P)が52.85時間、アシスタントプロデューサー(AP)が42.04時間、ディレクター(D)が74.69時間、ADが84.16時間であるとしています。

特にADについては平均残業時間が脳・心臓疾患、精神疾患などの健康障害のリスクが高まるといわれる残業時間の80時間を超えるなど、過酷であることが明らかになっています。

これだけ残業が多いと、プライベートの時間も削らなければならず、ワークライフバランスが取りにくい可能性があります。しかし、多少プライベートを犠牲にしてでも夢であるテレビ局を目指す人は多くいます。

⑥就職難易度が高いから

そもそもテレビ局の就職難易度は非常に高く、キー局と呼ばれる全国規模のテレビ局の倍率は数百倍ともいわれます。

次いで大きな放送規模を誇る準キー局や地域に密着したローカル局も、応募者に対して採用人数が非常に少なく、倍率は100倍を超えるといわれています

徹底的に対策をしている人しか入れないため、「受けても落ちる」という意味でやめとけといわれることがあります。

小西 一禎

プロフィール

私が就活をした1995年、在京キー局の大半は、就職人気ベスト10入りしていました。

その頂点に君臨していたフジテレビ本社には応募資料の配布日に、数百人の学生が並びました。当時は、マスコミ志望でもない学生による「記念受験」などという言葉もあったぐらい、高嶺の花でした。

100倍超の倍率を突破し、キー局に就職を決めた学生は周囲からヒーロー、ヒロイン扱いされたぐらいです。

しかし、受ける前から諦める必要はありません。徹底的に対策して好印象を残せれば、内定のチャンスはあります。

⑦飲み会や接待など昔の風習が残っているから

テレビ局は体育会系で、飲み会や接待など昔の風習が残っているところが多い傾向です。飲み会や接待でうまく立ち回ることが得意な場合は苦にならないかもしれませんが、そうでなければ居心地の悪さを感じてしまう可能性があります。

永田 修也

プロフィール

テレビ局に限らず歴史が長い会社では体育会系な社風が残っているところはあります。スポンサーの接待などもあるため、食事や飲みの席は通常の会社員と比較してみると多いかもしれません。

体育会系で上下関係が厳しいので、ときには飲み会の雰囲気が嫌になるかもしれません。また、仕事で忙しいなかでも接待しなければならないこともあります。

そのため、そういった場が苦手な人は後悔する可能性が高く、やめとけといわれています。

テレビ業界でも、最近は飲み会文化が以前ほど強くない傾向があります。 働き方改革の影響で、プライベートの時間を重視する動きが見られ、業界全体として飲み会の頻度は減少傾向です。

ただし、テレビ業界はチームワークが重要な職場であるため、打ち上げや節目の飲み会など、必要最低限​​の場面では集まることが多くあります。

テレビ局は本当にきついの? キャリアの専門家に聞く最近の実情

テレビ局の傾向として長時間勤務や体育会系の風土があるなどの特徴もありますが、働き方改革の影響を受けて、長時間労働などの大変な部分が見直されている傾向にあります。

そこで、多くの就活生のキャリア形成をサポートするなかで、さまざまな業界を研究してきたキャリアアドバイザーの永田さんに、最近のテレビ業界の実情について質問しました。

実態をより深くとらえて、自身にマッチしそうか考えてみましょう。

アドバイザーコメント

昔よりは働きやすい環境が整いフレキシブルな働き方も可能

テレビ業界への就職は、必ずしもやめとけとは言えないと思います。バラエティやエンタメの要素もある一方で、災害に対してはいち早く報道し状況を知らせるという義務もあるように思うからです。

しかし一方で、インターネットが普及し一人ひとりが自ら正しい情報を選別できるようになった今、テレビから情報を摂取しようとする若者はかなり減少してきているように感じます。

スポンサーからの広告収入が減少しているという話も出ています。どうしても利益至上主義な側面があるので、体力に自信がない人はやめておいた方が良いかもしれません。

法の整備や技術の進歩により改善されている! 不安に思いすぎる必要はない

昔のテレビ局(20年ほど前)では、やはり劣悪な環境だった部分もあるようですね。1カ月に1回家に帰れれば良い方、休みも全然ないなどの話を聞いたことがあります。

LINEもインターネットもないなかでコミュニケーションをしていたことを考えれば、効率化とは程遠い現実があったことでしょう。

しかし、2024年現在では労働環境の見直しがかなり進んで法の整備もされています。労働時間も管理されていて、仕事の内容にもよりますがフレキシブルに働くこともできるので、働き方に対しては不安に感じる必要はないかと思います。

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魅力もたくさんある! テレビ局で働くメリット

ここまでテレビ局のデメリットについて紹介しましたが、人気が衰えないだけあって、多くの魅力もあります。

デメリットばかりに目を向けるのではなく、後悔しない判断ができるようにメリットも確認したうえで目指すべきか決断しましょう。

以下では、テレビ局で働くメリットを5つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

社会の最前線の情報を扱える

テレビ局ではニュースやエンタメ情報など、社会の最新トレンドや事件にかかわる報道の仕事が一般的です。常に社会の動きをとらえ続け、情報を正確かつ迅速に伝える重要な使命があり、働く中で社会貢献できていると強く実感できる可能性があります。

また、情報を入手するのがほかの業界よりも早いため、自分の視野も広がります

特に、ニュース番組や取材などでは直接現場の声を聞いたり肌で体験したりすることも多くあります。社会の最前線に立ち、最新の情報に触れていたいと考える人には合っているといえます。

多種多様な人に向けて発信できるのでやりがいが大きい

テレビを見る視聴者は老若男女、住む地域もさまざまです。インターネットが普及した現在では、海外の視聴者がいるかもしれません。

テレビは、そんな不特定多数の人に向けてコンテンツを発信できます。ニュース、ドキュメンタリーなど、幅広いジャンルでそれぞれに注目を集める仕事はあらゆる人からの反応という手応えが伝わるので非常にやりがいを感じられます

また、視聴者からのお便りやSNSにより反響を確認することもでき、やりがいを感じやすいのも大きな魅力です。

テレビ業界の特に大きなやりがいはなんでしょうか?

かかわった番組が放送されたり視聴者の反響を感じたりするやりがいが大きい

テレビ業界の大きなやりがいは、自分の仕事が多くの人々や社会に影響を与えられる点にあります。

私は地方局の報道部に所属していましたが、特に報道では現場で得た情報を迅速かつ正確に届けることで、視聴者に重要な判断材料を提供でき、時には社会問題を改善するきっかけとなることもあります。

また、制作部ではチーム全体でアイデアを練り上げ、一つの作品を完成させる達成感もあります。

自分の企画したコンテンツが放送された瞬間に得られる充実感や、視聴者からの反響を感じられることが、テレビ業界ならではのやりがいといえるでしょう。

若いうちから高収入が期待できる

テレビ局の職員は一般的に給与水準が高く、若いうちから高収入が期待できます。 特に、キー局と呼ばれる大手放送局では、初任給やボーナスの額が他業界と比べて高く設定されています。

以下は、一部放送局の2023年度の有価証券報告書のデータをもとに、平均年収をまとめたものです。2023年度のテレビ業界の売上高上位5社と、公共放送であるNHKを掲載しています。

フジテレビ866.6万円
日本テレビ1,379.1万円
TBS1,449.5万円
テレビ朝日1,421.1万円
NHK530~660万円
一部放送局の平均年収(2023年度の有価証券報告書より)

このように、キー局では平均年収が1,000万円を超えるところも多く、夢のある職種といえます。

番組制作や放送の現場では激務になることもありますが、その分成果に応じた報酬をもらえる仕組みが整っていて、努力次第で高収入を得ることが可能です

小西 一禎

プロフィール

一方、初任給こそ他業界・業種よりも高水準を維持していますが、その後の伸びしろは以前ほど顕著ではありません。

上の表を見ればわかりますが、在京キー局で最も待遇が良かったフジテレビがこの状況です。今の時代、高収入を目指すのであれば、いくらでもほかの選択肢があります。

給料が高い仕事に就きたい人は、以下の記事で給料が高い仕事トップ100を紹介しているので、併せてチェックしてください。

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あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!

就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。

そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。

まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
・志望業種をまだ決めきれない人
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人

さまざまなスキルや知識が身に付く

テレビ局での仕事は番組制作、技術、営業、広報など多岐にわたるため、幅広い分野に触れる機会があります。

編集技術や映像制作のスキルはもちろんのこと、現場での取材や交渉・コミュニケーション能力といったテレビ業界以外で使えるスキルも身に付きます。さらに制作を通して新しい情報に触れることで、一般教養や知識も磨かれます。

取材の現場では、さまざまな職種や人に焦点を当てるため、普通に生活するうえでは知りえない知識が増えたり、貴重な出会いがあったりするのも魅力です

永田 修也

プロフィール

テレビ局ならではのスキルとしてはやはり「リサーチ力」ではないでしょうか。正確な情報を正しく素早く手に入れるために常にアンテナを張り巡らせておく必要があるため、その点は自然と身に付くかと思います。

企画力や実行力が磨かれる

テレビ局での仕事はアイデアを形にし、それを実現する能力が求められます。番組の企画立案から放送までの全プロセスにかかわることで、企画力や実行力が自然と鍛えられます。

番組制作をするうえで視聴者のニーズを分析し、それに応じた内容を作り上げる経験は、他業界でも応用可能なスキルです

また、限られた時間や予算のなかで効率よく成果を上げるための問題解決能力やチームワークも磨かれます。

番組制作というと、映像編集スキルや機材を扱うスキルなど専門的なものをイメージする人が多いかもしれませんが、テレビ局以外のキャリアを歩む際も役立つものは多く魅力的です。

アドバイザーコメント

交渉力・調整力・提案力・実行力と身に付くスキルは多様でハイレベル

24時間365日休むことなく、視聴率という明確な数字を突き付けられ、はっきりと評価がなされる世界です。言わば常在戦場であるため、刺激に溢れる一方、厳しく冷徹な側面もあります。ゆえに、企画を通すにあたっても、レベルが高いものが求められます。

秒単位、分単位、時間単位、月単位、さらには1クール単位など時系列と時間軸をしっかりと見すえたうえで、企画を構築することになるので、時流やトレンドをつかみながら、先を読み解く力が必要です。

また、どこにピークを持っていくか、落としどころはどこにするか、オープニングの始まり方やエンディングの閉じ方など演出力も問われるでしょう。

相当なプレッシャーの中で他業界にはないスキルを身に付けられる

キャスティング力のほか、他部局やスポンサーとかかわり合ううえで、コミュニケーション能力や交渉力、調整力も必要です。資金を獲得できる腕力も付くでしょう。

これらだけでも相当なスキル力が求められ、自ずと企画を通す力が身に付きます。

企画が通った以上、しっかりしたものに仕上げるという実行力も体得できます。

結果がすぐに打ち出される視聴率という厳しい競争のもと、相当なプレッシャーにさらされている業界は、ほかにほとんど見当たりません。

適性をチェックしよう! テレビ局への就職に向いている人の特徴4選

適性をチェックしよう! テレビ局への就職に向いている人の特徴4選

  • 体力面・精神面に自信がある人
  • エンタメ業界への情熱がある人
  • 最新トレンドに興味がある人
  • ポジティブな人

テレビ局の業界は競争が激しく、長時間労働や厳しい納期管理が求められることが多い一方で、適性を発揮できれば大きな達成感とやりがいを得られる場所でもあります。

多くの人に影響を与えるコンテンツを創り出し、自分のアイディアや努力が形となって世に出る瞬間は、この仕事ならではの喜びです。

以下で解説する適性に当てはまる人は、こうした厳しさを乗り越え、充実感を味わえる可能性が高いといえます。自己分析と比較して、あなたの適性がテレビ局で活かせるか検討してみてくださいね。

①体力面・精神面に自信がある人

テレビ局の職員は決められた放送時間に間に合うように制作・納品をしなければなりません。そのため残業が多く、数日間家に帰れないということもあります。

また、テレビ番組は日中だけでなく深夜や早朝にも放送するので、担当する番組によっては生活が不規則になりがちです

取材現場によっては国内外を飛び回り、慣れない土地で長期間滞在しなければならないこともあります。そのため、過酷な労働環境でも耐えられる体力面・精神面は必須といえます。

自分の体力でやっていけるのか気になる人は、テレビ局を含む激務な仕事について解説している以下の記事がおすすめです。

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激務といわれる業界12選|無理せず自分らしく働ける環境の見つけ方

「激務な仕事は無理」というのが本音の学生は少なくありませんよね。記事では、激務な仕事の特徴や激務といわれる業界11選をキャリアコンサルタントとともに紹介します。激務を避けたい就活生が事前に知っておくべき情報を押さえて、ミスマッチを防ぎましょう。

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激務といわれる業界12選|無理せず自分らしく働ける環境の見つけ方

体力面では、特に報道や制作現場においては長時間労働や不規則な勤務は避けられません。

早朝・深夜の撮影などに耐える体力が必要です。また、機材の運搬や現場での準備作業など、意外と肉体的に負担のかかる業務も多くあります。

精神面では、常に時間との闘いやミスが許されないなど、プレッシャーに耐える力が求められます。影響力が大きい仕事で批判やクレームが届く可能性もあるため、自己管理能力やストレス耐性が重要です。

②エンタメ業界への情熱がある人

テレビ局は体力的・精神的に過酷なため、好きや憧れの気持ちだけではやっていけませんが、それでも番組制作にかける情熱はとても重要です。

どんなに体力・精神力に優れている人でも、テレビ業界にいると「しんどい」と感じる瞬間はあります。そのとき、踏ん張って耐える心の支えになるのは、やはりエンタメ業界への憧れや情熱といった気持ちです。

小西 一禎

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ただ、昔は高収入の裏付けもあり憧れや情熱といった気持ちでモチベーションを保っていられましたが、今は突出して高収入というほどでもありません。

それゆえに、人材流出に歯止めがかかりません。とはいえ、働く大半の人は情熱に加えて、良いニュースやコンテンツを届けたいという極めて強い使命感や職業意識を抱いています。

たとえ体力・精神力に自信がなくても、情熱を持って働いていれば次第にそれらは鍛えられていきます。特に、テレビ局は厳しい反面やりがいも大きいので、うまくはまれば好循環になる可能性も高いです。

逆に、情熱がないとモチベーションが続かず、早期離職につながるかもしれません。

③最新トレンドに興味がある人

テレビ局は常に最新のトレンドを追い続ける必要があります。そのため、最新トレンドに興味がある人や、自分でもトレンドを作ってみたいと思う人には適性があるといえます。

ただし、トレンドを追い続けるのは簡単なことではなく、常にアンテナをはりめぐらせて勉強を欠かさないようにしなければなりません

たとえば、ニュース番組を担当していて政治の最新トレンドを追うのであれば、追っている題材の知識だけでなく、背景や関連した法律、歴史などの知識も必要です。

そうしたトレンドや関連知識を身に付けるためには、自分でも興味を持って積極的に情報を取り入れることが大切です。

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こんな人に「適職診断」はおすすめ!
  • 自分に合う職業がわからない人
  • 入社後のミスマッチを避けたい人
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④ポジティブな人

テレビ局に華やかなイメージを抱いている人は多くいますが、実態は過酷な長時間労働や上下関係も待ち受けています。特に、入社してから数年は雑用に追われることも多々あります。

また、ときには放送事故のようにミスが全国的に放送されることもあるため、失敗できないというプレッシャーにさいなまれるかもしれません。

そんな環境でも精神的に折れずに長く活躍できるのは、ポジティブ思考で物事を考えられる人です。長時間労働や上司からの叱責も「何事も経験」と将来を見すえて努力できれば、高いコンテンツ力を身に付けたり希望のキャリアに届いたりなど大きな結果となって返ってきます。

ポジティブさを強みに持つ人は、テレビ局でぜひアピールしてみましょう。こちらの記事ではポジティブな長所を自己PRする方法を解説しているので、ぜひ参考にして印象に残るものにしてくださいね。

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アドバイザーコメント

テレビ業界の仕事に向いているのはエネルギッシュで積極的な人

テレビ業界に向いている人の特徴として、情熱があり、好奇心旺盛で、心身ともにタフであることが挙げられます。

テレビ業界は多忙で変化が激しい環境であるため、何よりも仕事に対する情熱があることが重要です。

「なぜテレビ業界で働きたいのか」「何をどうしたいのか」という明確な目標を持ち、その実現に向けてエネルギーを注げる人が求められます。また、好奇心旺盛で、新しい情報や技術を積極的に学ぶ姿勢を持つ人は、業界内での成長が早い傾向があります。

就活では具体的なエピソードで説得力を持たせよう

また、日々起こるトラブルや課題を迅速に解決する能力、柔軟性も必要です。この能力は、アルバイトや学生時代の活動で「問題をどう乗り越えたか」を具体的に示すことでアピールできます。

就活でこれらを伝えるために、具体的な経験やエピソードをアピールしましょう!

「未知の状況に飛び込んだ経験」や「トラブルを自分の力で解決した経験」などを用いると、好奇心や柔軟性をアピールできます。

こんな人はやめとけ! テレビ局への就職に向いていない人

こんな人はやめとけ! テレビ局への就職に向いていない人

  • チームで活動するのが苦手な人
  • プライベートを大事にしたい人
  • 深く考えすぎてマイナス思考になってしまう人

テレビ局に憧れがあり、十分に体力や精神力がある人のなかにも向いていない人は一定数います。向いていないままテレビ局に入社してしまうと、後悔するだけでなく早期退職につながりかねません。

一度きりの自分のキャリアなので、できるだけ後悔のないよう慎重に検討しましょう。

以下では、テレビ局の就職に向いていない人の特徴を3つ紹介するので、当てはまっていないか確認してくださいね。

チームで活動するのが苦手な人

テレビ局の番組制作はチームでの行動が基本です。なかでも撮影スタッフはカメラや音声、照明など細かな連携が必要な場面が多くあります。

普通の会社員以上にチームワークが重要となるため、チームで活動するのが苦手な人はきついと感じるかもしれません。たとえば、連携がうまくいかず撮影に時間がかかったり、納期に遅れたりする可能性があります。

自分のペースで居心地よく働きたいという人は、テレビ局のようなチームワーク重視ではなく、個人で動ける仕事の方が向いていると考えられます。

一人で仕事をする方が向いているかもしれないと思う人は、一人でできる仕事の特徴や具体例を解説した以下の記事を参考にしつつ、自己分析と照らし合わせて判断してくださいね。

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プライベートを大事にしたい人

テレビ局の仕事は不定期かつ激務な場合が多い傾向です。職種によっては番組制作の納期が迫ると家に帰れないこともありえます。また、居住地を遠く離れた国内外で長期取材をおこなうこともあります。

そのため、忙しい職種に就職すると友達や家族と予定を合わせて遊んだり、自分の趣味に没頭したりできる時間が減るかもしれません。それでもテレビ局に勤める人のなかには、プライベートを犠牲にしてでも仕事を全うする情熱を持っている人がいるのも事実です。

そのためワークライフバランスを重視したい人には、テレビ局の就職は向かない可能性があります。

プライベートの時間はどれくらいとれるのでしょうか? あまりに少なすぎるのは不安です……。

永田 修也

プロフィール

部署によるが残業も覚悟しておくべき

「毎日17時帰社で土日は完全週休2日」のようにはいかないかもしれせんね。作業は職種によっても変わるとは思いますが、入社したてであればやはり長時間労働で残業などもあることでしょう。これは業界の仕組み上やむをえない気がします。

プライベートの時間ですが、これも人によってバラバラです。ほぼ休みなく働く人もいる一方で、コンスタントに週2日程休めている人もいるようです。労働基準法の問題もありますが、それがテレビ業界でどのように管理されているのかは正直わかりません。

ですが、芸能人をみることができたり、番組制作にかかわることができたりと夢のある仕事だとは思うので、意欲があれば門戸を叩いてみても良いかもしれません。

深く考えすぎてマイナス思考になってしまう人

テレビ局は体育会系で上下関係が厳しいため、ときには厳しく叱責されることもあります。自分のミスについては反省が必要ですが、そこで深く考えすぎてマイナス思考になってしまう人には精神的なストレスが大きく、最悪の場合病気になることもあるかもしれません。

落ち込みすぎることでまた仕事で新たなミスを重ね、叱責につながるという負のループに陥るため危険です。テレビ局の仕事は激務で次から次へと仕事が舞い込んでくるため落ち込んでいる暇はありません

深く考えるのは悪いことではありませんが、スピード感の求められるテレビ局の仕事には向かないといえます。

キャリアコンサルタントに聞いた! テレビ局で長く働ける人はどんな人?

ここまでテレビ局の仕事に向いてる人向いてない人の特徴を解説してきましたが、読んで自信を持った人や逆に「向いていないかも」と不安になった人もいると思います。

ただし、向き不向きはあくまで適性の話であって、満たしていたら必ず活躍できる、そうでなければできないというわけではありません。

ここでは、テレビ局への就活に詳しいキャリアアドバイザーの木原さんに、実際にテレビ局で長く働ける人の特徴についてたずねました。

適性以外にも実際に働く人の特徴も確認して、総合的に判断できるようになってくださいね。

アドバイザーコメント

ポジティブで仕事にかける情熱が強い人に適性あり

私の周りで長くテレビ局で働いている人は、「この仕事が好きだ!」という情熱と何事も楽しもうという気持ちを持っている人が多いように感じます。肉体的にも精神的にもつらいことがあっても、ポジティブにとらえて挑戦を続けられる人はテレビ業界で成長していけるのではないでしょうか。

テレビ局に入社したとしても、必ず希望の部署に配属されるとは限らず、希望の職種に就けても会社員である以上、異動になることもあります。

どうしても報道がやりたくて入社しても営業になったり、私のように制作や広報希望だったのに報道に配置されることもあります。そこで腐ってしまわずに、やりがいを見つけて続けられるかが大切なポイントだと思います。

長く勤務する人は変化を前向きに受け入れられる

実際、アナウンサーだったのに営業に異動し、しばらくしてからまた現場に戻ってくる先輩も複数いて、報道希望だったのに営業一筋で頑張っている同期もいます。その人たちは常に変化を前向きに受け入れ、チャレンジを続けているように感じます。

またテレビ業界はいろんな人とかかわったり、柔軟な対応が求められる場面も多いので、スキルとしては、適応力やコミュニケーション力があると成功しやすいと思います。

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仕事内容についても理解しておこう! キー局と地方局の違い

キー局・準キー局・地方局の違い

テレビ局といっても、実はその規模によって働き方は大きく変わる可能性があります。テレビ局は全国規模で放送されているキー局、全国または一部地域で放送される準キー局、地域に密着した地方局の大きく3つに分類されます。

ここからはそれぞれ規模ごとに業務内容の違いや特徴について解説するので、自分がどこを目指すのか見定めてくださいね。

ただこちらはあくまでも傾向となるので、詳細は各企業の採用ホームページ(HP)などを確認しましょう。

キー局

キー局は、おもに東京に拠点を置き、日本全国に向けた番組制作と配信をおこなう以下の5社のテレビ局のことです。

キー局は自社制作の番組を各地方局に配信する中心的な存在です。全国的に影響力を持つため広告費や視聴率も高い特徴があります。

キー局に勤務すると高い責任感が求められるため、長時間労働や長期にわたる出張も多くなります。 特に、放送直前や大規模企画の準備期間中は激務になることが多い傾向です。

その代わり福利厚生や給与面は恵まれていて、若くして高収入が期待できます。また重要な仕事を任されることも多いため、人材としての成長スピードは早くなります。

準キー局

準キー局は、大阪や名古屋などの大都市圏を拠点に、キー局と連携して番組制作や放送をおこなうテレビ局を指します。

準キー局は、キー局が配信する番組の中継点として機能するだけでなく、逆に自社制作の番組をキー局に提供することもあります。

このように、地元密着型の番組と全国ネット番組の制作をバランスよくおこなうことで、地域と全国の両方で存在感を発揮できるのが強みです。

準キー局は、キー局ほどではありませんが、地方局に比べると全国規模の仕事が多く、視聴者が多いため責任もそれにともなって大きくなります

転勤や出張もありますが、全国規模の転勤の可能性があるキー局に比べると、関西地方圏内に収まることが多くあります。

地方局

地方局は、地方都市や都道府県単位など特定の地域を対象に放送をおこなうテレビ局です。 たとえば、札幌テレビ放送(STV)や福岡放送(FBS)などが該当します。

地方局ではおもにキー局や準キー局から配信される番組を放送するほか、地域密着型のニュースや情報番組を制作しています。

広告費や規模は小さいものの、自治体や地元企業とのコラボレーションも多く、直接地域の人々に貢献している実感が得やすいのが魅力です

働き方についてはキー局準キー局ほど激務ではなく、転勤も少ないため家族や友人とのプライベートな時間も確保しやすいといったメリットがあります。

各テレビ局の特徴や職種について詳しく知りたい人は、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしながら働くイメージを膨らませてみてくださいね。

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永田 修也

プロフィール

地方局で働く人には、その地域を応援したいという思いや地域の人たちが好きと言った気持ちがあるかと思います。

また、地元にいながらテレビ局の仕事がしたいという理由もあるのではないかと思います。

どんなテレビ局なら働きやすい? 応募前にチェックしたい局ごとの特徴

どんなテレビ局なら働きやすい? 応募前にチェックしたい局ごとの特徴

  • 安定志向の人が多い傾向にある公共放送
  • 高収入が狙えるキー局
  • 比較的高収入な地方局
  • じっくり制作に集中できる番組制作会社

同じテレビ局でも、規模によって働き方が若干異なるため「やめとけ」といわれる意味合いや温度感は変わります。

後悔せず働くためにはただテレビ局を目指すのではなく、自分のキャリアプランも考えたうえで最善の選択をしたいですよね。そこでここからは、テレビ局の特徴をより詳しく説明するので、志向に合ったテレビ局はどこなのか確認しましょう。

安定志向の人が多い傾向にある公共放送

公共放送は、営利を目的とせず、公共の福祉のために放送をおこなうテレビ局のことです。日本では、日本放送協会(NHK)が該当します。

各放送局が広告収入で成り立っているのに対し、NHKは受信料という形で財源を確保しています。そのため視聴率やスポンサーを気にすることなく伸び伸びと番組制作に携われるのが魅力で、安定志向の人が多い傾向です

NHKは広告収入に依存しない公共放送として、日本全体に向けた情報や教育を届ける役割を担っています。そのため、使命感や社会貢献を重視し、社会的に意義のあるコンテンツを制作したいという動機を持っている人が多くいます。

また、広告収入に依存しない収益モデルを持つため、業界内では比較的安定した職場と考えられています。公平性、公共性が強く求められるため、ルールや倫理観を重んじる性格の人が多いようです。

平均年収はおよそ600~700万円ほどとキー局にはおよびませんが、課長クラスに昇進すれば年収は1,000万円を超える傾向にあります。

働き方もキー局に比べると緩やかなようですが、朝日新聞デジタルが報じたNHKに東京労働局が行政指導 過去3年に長時間労働による労災2件によると、過去3年間に長時間労働による労災認定が2件あったとして、東京労働局から行政指導を受けています。ただ現在は働き方についても改善されている可能性があります。

「公共放送だから安定しているだろう」というイメージだけで決めてしまうのではなく、勤務実態なども把握したうえで自分に合うか考えてみましょう。

高収入が狙えるキー局

キー局は職種によって忙しいため「やめとけ」といわれやすい一方、年収1,000万円以上の高収入を目指せる業界です。

制作した番組は日本全国で放送され、大きな企画にも携われるので、高収入を目指す人ややりがいを求める人は比較的キー局に応募する傾向があります

小西 一禎

プロフィール

激しい取材競争や視聴率争い、スポンサー取りなどを巡り、首都・東京においてほかのメディアと日々勝負できるのは、刺激も醍醐味もあります。動かせる人員や資金も格段に異なり、それも魅力的です。

ニュースにしても番組制作にしても、キー局が主導しているのが実態です。また、地方に行きたくないという理由で志望する人もいます。

ただし、キー局での勤務は職種によって長時間労働や長期出張など、プライベートを削って仕事に打ち込まなければならない可能性もあるので覚悟が必要です。

比較的高収入な地方局

地方局はキー局ほどではありませんが、テレビ番組の配信や地元スポンサーの影響で経営は安定していて高収入の部類に入ります。また、転勤が少ない、キー局に比べて勤務時間が安定しているなどの理由から、地域に根ざして安定的に働きたい人が目指す傾向です。

「大きなことをやっている」と実感する機会は比較的少ないかもしれませんが、地元企業や団体に取材をおこなうことも多く、また地域の人の反応が直に伝わりやすいという特徴もあって、直接感想やお礼をいわれるのに喜びを感じる人はやりがいを感じやすいといえます

また、地方局では番組制作以外にも営業や広報活動などマルチな業務を担当することが多く、専門スキル以外にもさまざまな能力が身に付きます。

じっくり制作に集中できる番組制作会社

番組制作に注力したい人は、番組制作会社に就職するという方法もあります。番組制作会社は、テレビ局から依頼を受けて番組の企画・制作をおこなう企業です。 テレビ局が「放送側」であるのに対し、制作会社は「番組を作る側」として機能します。

番組制作会社が向いているのは、映像制作やディレクションなど、クリエイティブな分野に特化して働きたい人や、複数のメディアとかかわることで多様なプロジェクトを経験したい人などです

番組制作会社もテレビ局と同様に職種によって忙しい一方、給与や福利厚生などの待遇面は会社によって劣る可能性があります。

ただしさまざまな働き方を実現しやすく、フリーランスで名をあげたり、複数の会社と契約したりすれば高収入を期待できます。

どの規模の局にもまんべんなく応募するのはありですか?

幅広く応募することで合格の可能性が高まるためあり

テレビ局への就職を目指す際、どの規模の局にもまんべんなく応募することは合理的な戦略の一つです。

まんべんなく応募することで選考の幅が広がり、合格の可能性が高められるほか、アナウンサー試験ではキー局や準キー局の選考過程を見て地方局から声がかかるというケースもまれにあります。

テレビ局の規模や特徴によって仕事内容や裁量なども異なるため、それぞれの局が目指す方向性や番組内容に共感していることを明確に示しましょう。

アナウンサーが気になっている人は、次の記事をチェックしてみてください。コメントにもある通り、アナウンサーになるためにはそのための対策が必要かもしれません。

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テレビ局就職を検討する際の最終チェックポイント3選!

テレビ局就職を検討する際の最終チェックポイント3選!

  • 自分のやりたいこととテレビ局の仕事は一致しているか
  • 将来のキャリアパスを明確にイメージできているか
  • 自分のライフスタイルと仕事のバランスを保てるか

テレビ局のメリット・デメリットを比較して、最終的にテレビ局就職を検討するなら、ここで解説する3点の最終チェックポイントも確認しておきましょう。

チェックポイントをすべて満たしているならば、テレビ局に就職しても後悔する可能性は低いといえます。逆に満たさない場合は、就職後のミスマッチにつながる可能性があるため、自分の目標や価値観と照らし合わせて再度考え直してみてくださいね。

①自分のやりたいこととテレビ局の仕事は一致しているか

まずは、自己分析の結果とテレビ局の仕事内容が一致しているかどうかという第一段階の確認です。仕事に適性がなかったり、やりたくない仕事内容だったりする場合は、入社後にミスマッチを引き起こす可能性が非常に高いので注意しましょう

自分のやりたいことと一致するテレビ局の仕事の例

  • 自分のアイデアを多くの人に届けたい:ディレクター、プロデューサー
  • 社会の課題や出来事を発信したい:記者、ニュースキャスター
  • 技術を駆使して映像作品を仕上げたい:技術スタッフ
  • 企業やブランドと連携して成果を出したい:営業・広告プランナー
  • コンテンツの配置や視聴者へのアプローチを考えたい:編成担当
  • デジタルプラットフォームでコンテンツを発信したい:ウェブコンテンツ制作
  • テレビ局の基盤を支えたい:経理、総務、法務

また、テレビ局の制作・放送をする番組には報道、ドラマ、ミックス、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルがあります。

自分がかかわりたい分野や挑戦したいことが明確であれば、その目標を達成できるチャンスやプロジェクトが存在するかも合わせて確認しておきましょう。

②将来のキャリアパスを明確にイメージできているか

テレビ局は若手のうちから責任ある仕事を任される環境ですが、その後のキャリアパスについても考慮が必要です。

具体的なテレビ局でのキャリアパスの例は以下になりますが、自分が理想とする将来像と合っているのか確認してみてください。

テレビ局の職種別キャリアパス例

  • 制作部門:AD→ディレクター→プロデューサー
  • 報道部門:報道記者→デスク→特派員や報道局長
  • 技術部門:技術スタッフ→技術ディレクター→管理職やプロフェッショナル
  • 営業・広告部門:営業担当者→マネージャー→営業部長

また、転職やフリーランスとしての活動を視野に入れる場合にも、テレビ局へ就職することがどのように将来のキャリアにつながるのかイメージしておくと、選ぶべき進路がより明確になります

キャリアパスは何年後くらいまでイメージしておくべきですか?

小西 一禎

プロフィール

短期的・中期的・長期的それぞれのキャリアパスを考えておこう

業界の行く末が明確に見通せなくなっている現状を踏まえると、短期的、中期的、長期的なキャリアパスを想像しておくことがおすすめです。

新卒の人は、50歳ぐらいまで、また数年先のことも考えておいた方が良いです。

新聞社や通信社などの活字メディアと比べると、テレビ局は部門間の人事異動が柔軟です。

巨大メディアのなかで、できるだけ多くの職種経験を積むことは必ずやスキルアップになり、あなた自身がマルチタスクの可能性を秘めます。

とりわけ、誰でも動画撮影や動画編集ができる時代だからこそ、プロの撮影・編集スキルをテレビ局で積めば重宝されますよ。

③自分のライフスタイルと仕事のバランスを保てるか

テレビ局の仕事は不規則な勤務時間や突発的な対応が求められることが多く、ワークライフバランスを保つのが難しい場面もあります。

特に、報道や番組制作の現場では、深夜や休日の勤務が避けられない場合があります。また、担当番組によっては国内外への長期出張が必要になるかもしれません。

テレビ局は福利厚生が充実していることが多く、働きやすい環境を整えている企業も増えています。まずは自分が理想とする生活スタイルに照らしてみて、どの程度の仕事量やプライベートの時間があれば生活しやすいのか考えてみましょう。

また、家庭や趣味との両立を目指すのであれば、事前にその局の働き方や職場環境を公式HPや口コミサイトなどで調べておくこともポイントです。

適性がないと思ったら? テレビ局以外に目指せるマスコミの仕事

適性がないと思ったら? テレビ局以外に目指せるマスコミの仕事

  • インターネットメディア・Webメディア
  • 広告代理店
  • 映像制作会社・プロダクション
  • 広報関連の仕事

この記事を参考にして、自分のテレビ局への適性が低いと感じたら、入社してもミスマッチに苦しむ可能性があります。

それなら、思い切ってテレビ局以外の仕事を目指してみましょう。テレビ局でなくても制作や発信のできる仕事は多くあります。

以下では、テレビ局以外に目指せるマスコミの仕事を4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

インターネットメディア・Webメディア

インターネットの普及により、インターネットメディア・Webメディアがマスコミ業界で台頭してきていて、メディア就職希望者の新たな選択肢となっています。

インターネットメディア・Webメディアはニュースサイト、エンタメ系メディア、専門的な情報を扱うサイトなど、そのジャンルは多岐にわたります。

こうしたメディアではコンテンツの制作や編集、SNSを活用した情報発信、データ解析を通じたマーケティング戦略の立案が主な業務です。

即効性が求められるためスピード感のある働き方が求められますが、自由度が高く、クリエイティブなアイデアを活かせる点が魅力です

広告代理店

広告代理店は、企業の商品や商品サービスを多くの人々に知ってもらうための、キャンペーンを企画・運営する仕事を担当します。

業務内容はテレビやラジオ、インターネット広告のプランニングだけでなく、イベントのプロモーションやSNSを活用した戦略的検討もおこないます。

また、顧客のニーズに応じて最適な広告手法を提案し、制作や配信を総合的におこなうことが重要です。

広告代理店で働くには創造力や分析力が必要で、マーケティングやブランディングに興味がある人は活躍しやすいといえます

広告代理店に興味を持ったら、以下の記事を参考にして仕事内容を確認してみてくださいね。

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映像制作会社・プロダクション

映像制作会社・プロダクションは、映画やドラマ、CM、企業PR動画など、さまざまな映像の制作を担当します。そのため、テレビ局でなくても映像制作に携わりたい人に向いています。

映像制作に当たっては、企画立案から撮影、編集、完成品の納品までの全プロセスにかかわることができるので、総合的な知識が身に付くのが魅力です。

映像制作会社ではテレビ局とは異なり、顧客の多様なニーズに応える柔軟な対応力が必要です。

最近では新しい映像技術やAI(人工知能)を活用した制作にも積極的に取り組む会社が増えていて、クリエイティブな感覚と最新の技術力を養いたい人には理想的なキャリアといえます

自身の柔軟性をアピールして内定につなげたい人は、以下記事を参考にして伝え方を工夫しましょう。

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広報関連の仕事

メディア以外にも、企業の広報関連の仕事もおすすめです。広報のおもな業務内容は、企業や団体のブランドイメージを向上させるための情報発信です。

具体的には、プレスリリースの作成、メディア対応、イベントの企画運営、SNSを活用した情報発信などさまざまな工夫ができるといった面白さがあります。

また、各メディアとの関係構築も重要な役割で、情報を効果的に発信するために具体的なイメージを伝える必要があるので、高いコミュニケーションスキルが求められます。

広報の仕事は、企業のメッセージを形にして広く伝えていくクリエイティブな一面と、ブランドを守るための危機管理能力が必要な一面の両方を持ち合わせています。

言葉やアイデアで影響力を発揮したい人に適性があるので、自己分析と比較してみてくださいね

自己分析をする際は以下の記事を参考に多角的に自己分析して、自分の適性について詳しく把握しておきましょう。

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永田 修也

プロフィール

まず番組を見てもらうためにおこなう仕事が、全て広報だといえると思います。

自身が志望する会社の特色がどんなものなのか? スポーツが強いのかバラエティが強いのか? その辺りを踏まえて何系の会社の広報かを決めると良いかと思います。

テレビ局への就職はやめとけといわれる理由を理解して後悔しない選択をしよう

テレビ局への就職はやめとけといわれるのには、長時間労働や体育会系の風土など、過酷な労働環境に原因があります。

一方で、それでも目指す人が後を絶たないほど、テレビ業界はやりがいも大きく魅力的です。

ただし、テレビ番組へのあこがれや情熱は必要な要素ですが、それだけではミスマッチを引き起こす可能性が高いので注意しましょう。

この記事を参考にしながら、自分の適性やキャリアパスも踏まえて向いているかどうか確認して、後悔のない選択ができるようになってくださいね。

アドバイザーコメント

やめとけといわれる理由を普遍的なものと捉えられるなら目指そう

この記事冒頭に掲げられた「やめとけといわれる7つの理由」について、大きく2つに分けると、時代を超えて変わらないものと、(①③④⑤⑥)と、近年の状況を踏まえたもの(②⑦)になるでしょう。

時代を超えて変わらないもの
①華やかなイメージと実際のギャップに苦しむから
③競合他社や他媒体との競争が激しい業界だから
④上下関係が厳しいから
⑤激務であることが多いから
⑥就職難易度が高いから

近年の状況を踏まえたもの
②テレビ離れが深刻で将来性に欠けるから
⑦飲み会や接待など昔の風習が残っているから

「②テレビ離れが深刻で将来性に欠けるから」については、残念ながらその通りです。局アナがフリーになるのではなく、一般企業に転職するような時代です。

有能な番組制作者はWOWOWNetflixに好待遇で引き抜かれています。日テレ系の地方局4社は経営統合する運びとなり、生き残りを模索しています。

「⑦飲み会や接待など昔の風習が残っているから」については、時代にマッチしていないというのは間違いありません。先行き不安を感じる人、昔の風習を嫌う人は、やめておいた方が無難でしょう。

変わらない部分は前向きに受け入れる覚悟が必要

一方、「時代を超えて変わらないもの」については、この先も変わらないであろう内容ばかりです。

これらは嫌う人もいれば、好むとまでは言えませんが乗り越えられる、何とか乗り越えようとする人もいます。こうした実情をネガティブではなく、普遍的なものとしてとらえられる人は、テレビ局で働くことに対し、かけがえのない魅力を抱くことができます。

安易に使う言葉ではありませんが、テレビ局の影響力は今でも計り知れないぐらい大きいものです。テレビ局を目指す次代のあなたたちには、現実と理想の狭間でもがきながらも、良いコンテンツを打ち出してもらいたいと強く思います。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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