「ホワイト企業」を見極める4つの問いかけ|キャリコンサルタント渡部さんが伝授

キャリアコンサルタント渡部さんが伝授! あなたなりのホワイト企業を見つける4つの質問

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和 ワタナベ・トシカズ

プロフィール

会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績 >プロフィールページを見る

  • ・合同会社渡部俊和事務所代表
  • ・保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:16029675)
  • ・SNS: Facebook

この記事で得られること

  • どんな人に読んでほしい?
    ①ホワイト企業の見分け方を知りたい人
    ②ブラック企業への入社を避けたい人
    ③就活を始めたばかりの人
  • このオピニオン記事で得られること
    ①自分なりのホワイト企業を見分ける「4つの質問」
    ②あなたが満足できる企業の選び方

本コンテンツは、PORTキャリアに参画するアドバイザーによるオピニオンコンテンツです。アドバイザー自身の一次的な実体験や、これまでの具体的な支援実績に基づいた「その人にしか語れない」独自の知見をお届けします。

※ 記事内で紹介する事例は、関係者のプライバシー保護とキャリアコンサルタントとしての守秘義務の観点から、個人が特定されないよう細心の注意を払って編集・構成しています。

インタビュー:團祥太郎(PORTキャリア編集部)/執筆:望月晨生(同)

「ホワイト企業だと思って入社したのに、実際はブラックだった」。新卒1年目の人から、毎年こんな声を聞きます。そんな人に対して私はこう返しています。

「もしかして、ホワイト企業の一覧や条件を鵜呑みにして就職先を決めなかった? 」。

誰にでも当てはまるリストを参考にして企業選びをしてしまっては、大切な新卒カードを捨てたも同然です。

こんな風に後悔しないためにはどうすれば良いのか。答えは簡単、ホワイト企業を見分ける「4つの質問」をあなた自身に問いかけるだけです。

この質問は、スタートアップから東証プライム(当時は一部)上場を経験し、一般的にブラックとされる環境に身を置いたことがある私だからこそ導けた内容です。

5年後のあなたが満足して仕事ができているか、それは今のあなたの「企業を見極める力」にかかっています。私が伝える「4つの質問」を自分に問いかけ、納得いく未来をつかみましょう。

一覧やランキングでホワイト企業かは判断できない

「ホワイト企業にはどんな企業があるのか知りたい」。そんなときに役立つのが「ホワイト企業一覧」です。

もちろん、これは参考にはなりますが、鵜呑みにしすぎると後悔してしまうことがあります。なぜなら、「ホワイト企業の基準は人によるから」です。

「ホワイト企業一覧」を鵜呑みにした就活生が陥りがちな罠

  • 本当に良い企業を見落としてしまう可能性がある
  • 自分に合うかが判断しきれず、入社後の後悔につながる可能性がある

たとえば、ホワイト企業を見極める指標の一つとされがちな「残業時間」。「早いうちに成長したい」人は月100時間の残業も許容できるでしょう。一方で、「ワークライフバランスを大切にしたい」人は、月20時間の残業も多く感じてしまうかもしれません。

ここから言えるのは「結局ホワイト企業かどうかを決めるのはあなた次第」ということ。きちんと企業の中身を見たうえで「あなたが考えるホワイト企業」を明確にすることが大切なのです。

それではどうやってあなたなりのホワイト企業像を確立させれば良いのか、その方法をお伝えします。

編集部から一言:参考にしたい!客観的な指標で見るホワイト企業

一概にホワイト企業の一覧やランキングは悪いというわけではなく、客観的な指標・基準に基づいた信頼できるものでもあります。重要なのは鵜呑みにしすぎないこと。そのため、企業探しや補助的な情報として活用するのがおすすめです。おもなランキング・一覧は2つ。経済産業省が推進している「健康経営優良法人認定制度」という取り組みの一つ「ホワイト500」と呼ばれる企業の上位500社をホワイト企業とするというもの。ほかにも「人を大切にする経営学会」が提唱する「日本で一番大切にしたい会社」の考えに当てはまる企業も一般的にホワイト企業といわれます。

あなたなりのホワイト企業を見分けるには「4つの質問」を問いかけて!

「それでは自分なりのホワイト企業をどう見つけるべきなのか」。疑問に思う人は以下の4つの質問を自分自身に問いかけてみてください。

これらの質問を通して、あなたの「入社の基準」が明確になり、納得いく企業選びができるようになります

実際に私が支援した学生のなかに、「将来的な子育て、親の介護のことを考え、その企業で長く働けるか」を重視した人がいました。この学生も、4つの質問を問いかけることで、社員に対する手厚いサポート体制がある企業に納得感を持って入社を決められたのです。

このように、この4つの質問は、あなたの軸や大切にしたいことの実現につながります。ここから4つの質問について、具体的に見ていきましょう。

インタビューに答える渡部さん
笑顔でインタビューに応じてくださった渡部さん。高校から大学院まで、のべ160校での就職支援セミナーや授業を展開し、受講者は累計3万人を超える

ホワイト企業を見分ける質問①その企業は情報公開に積極的か?

ホワイト企業を見分ける質問の1つ目は「その企業は情報公開に積極的か?」です。これは、「企業側の姿勢」を確認するための問いかけであると思っています。

「リアリスティック ジョブ プレビュー(RJP)」という言葉がありまして、採用活動において、「たとえ企業にとってマイナスな情報でもきちんと開示する」という考えが存在するんですね。

こういうふうに、悪い情報もオープンにしてくれるほうが、私は「良い企業」なのではと思っています。

企業が情報公開をするのは「ミスマッチを防ぎたい」から

なぜ私が悪い情報も開示してくれる企業を「良い」と思うのか。そのような企業は、「学生とのミスマッチを防ぎたい」という意思が見えているからです。

たとえば残業時間ひとつをとっても企業の考え方は変わるもの。企業の都合によって長い残業が発生しており、社員を顧みない姿勢であれば、残業時間に関する情報は隠されるはずです。

一方、「個人に成長意思があれば、それに伴った残業はいとわない」ととらえていれば、残業時間も「開示すべき情報」になるはず。学生が残業時間について質問をした際には、残業に対する企業側の考えを提示することができますよね。

情報の公開は「単なるデータの提示」というわけではありません。このような形で、学生との認識のすり合わせにつなげられるのです。

見るべき情報公開のポイントは「ハード面」と「ソフト面」

何を持って「情報公開に積極的」と言えば良いか。それは、企業が「ハード面」「ソフト面」の両方を提示しているかです。ハード、ソフトと言われても想像しづらいでしょう。具体的には、以下のようなものを指します。

「ハード面」と「ソフト面」

ハード面:定量的に見られる指標
例:管理職の人数、退職率、残業時間 など

ソフト面:企業が持っている「意識」
例:経営理念、行動指針、存在意義、社風、会社の雰囲気、社会貢献 など 

ハード面ももちろん大事なのですが、私がより大事にしたいのはソフト面のほうです。

たとえば、あなたが興味を持った企業が、残業が80時間あるとしましょう。しかし企業が「うちの企業は残業がとても多い。でもその点を良くしていきたいと思っています」という考えがあれば、あなたも納得することができるはず。

このように、たとえ企業にとってマイナスなハード面があってもそれを受け入れ、ソフト面を提示できるか。そして企業が抱えるハード面とソフト面のバランスがあなたの考えと一致した時、その企業はあなたにとって「ホワイト企業」と定義できるでしょう

ホワイト企業を見分ける質問②その企業で「理想のキャリア」を実現できるか?

ホワイト企業を見分ける質問の2つ目は「その企業で理想のキャリアを実現できるか?」です。先ほどの「その企業は情報公開に積極的か?」に反して、これは「あなた自身の姿勢」を再確認するための問いかけと言って良いでしょう。

給与、福利厚生など、仕事の条件はさまざまですよね。しかし、条件は時代によって変わるものです。ここを気にしてばかりいて、あなたの5年後が想像できるでしょうか。

長い間仕事をする、キャリアを積むと考えたときに、条件よりも「自己成長」のほうが大事になってくるのではと思っています。

働く姿が想像できると「成長実感」や「将来への期待」を判断できる

「理想のキャリア」を実現できるか? を問うのは、簡単に言うと「あなたがその企業で働く姿を想像できますか?」ということ。

働く姿が想像できるとなぜ良いか。それは、「その企業で成長実感や、将来への期待感を持って働ける」と未来の予測ができるからです

もしその企業で働く姿が想像できれば、「その後こういうことができるかも!」という成長プランが見え、将来への希望も湧いてくることでしょう。一方、ただひたすら目の前の仕事をするだけ、という姿しか想像できなければ、将来への不透明さから不安を感じてしまい、「ホワイト企業なのか?」という疑問が生まれてしまうはずです。

企業で働く姿を想像できる・できない場合のゴール

私は長い人生を考えたときに、一番の保険になるのは「自分のスキル」だと思っています。これは、バブル崩壊を身をもって経験したからこそ感じたこと。終身雇用の時代から一気にそれが崩れたときに、「目の前の状況がいつ変わるかわからない」「スキルがあればそのスキルを活かして別で働ける」。こう感じたのです。

だからこそ「成長実感や将来への期待を持って働き、スキルを構築できそうか」、という個人戦略を立てられるかを想像してみてください。

働くイメージをより強く付けたい人はこちら
働くとは? 社会人のリアルな声から働く意味を考えよう
「なんのために働くのか」キャリアの専門家が解説! 向き合う方法も

仕事のイメージを付けるには「なりたい姿」と「できるようになりたいこと」を想像しよう

とは言っても、いきなり働く姿を想像するのは難しいでしょう。そんな時は「5年後になりたい自分になれていそうか」という、比較的近い将来像を固めるのをおすすめします。そのうえで、企業ホームページ(HP)を確認したり、面接を重ねてみたりしてください。

そうしたら5年後に「30・40代のキャリアはどうしたい?」とまた立ち止まって自分に問いかけてみましょう。このような形で、目の前の状況を振り返り、将来像を修正していく。こうすればその時々の「なりたい姿」と向き合えるはずです。

渡部さん流! あなたの「なりたい姿」を明確にする方法

  • 説明会や選考から、「この人と働きたい」と思える社員を見つける
  • インターンに参加してその企業で働くイメージを付ける

それでも「将来やりたいことなんでわからないよ」という人もいるはず。そんな人は、「できるようになりたいこと」を考えてみると良いと思います。「やりたいけどできない」。このような環境はつらいもので、どこかで挫折が来てしまうかもしれません。

だったら「できるようになりたいな」という展望から入っていく。営業ができるようになりたい、自分で物件の売買をできるようになりたい。そしていずれ「こうなりたい」という理想の姿が見つかれば良いのです。

編集部から一言:5年後になりたい姿を明確にするヒント

5年後にどうなりたいかを明確にするには、以下のような行動を起こしてみましょう。

  • 若手社員インタビューを見る
  • 転職や部署異動の経験談を見る
  • OB・OG訪問で担当社員の経歴を聞く
  • 企業説明会で職種ごとの昇進モデルやジョブローテーションの有無を聞く

実例を見たり聞いたりできると、「こういうことが実現できるんだ」と、参考にしやすくなるでしょう。あなたの理想のキャリアに近い人や、「こうなりたい!」という姿を見つけてみてください。

ホワイト企業を見分ける質問③その企業は今後も成長を続けていけそうか?

ホワイト企業を見分ける要素の3つ目は「企業に将来性があるか」です。

これはホワイト企業を見分ける要素のなかでも基盤にあるものだと思っています。2~3年後に企業がどうなっているかなんてわからないもの。しかし、ここが崩れてしまっては、後々語る「将来の展望」も固めづらくなるのです。

パッと確認できるのは「財務諸表」

そもそも経営状況が良くなければ、「ホワイト」とは言えないと思います。だからこそ私が就職をしたときは、財務諸表を見て入る会社を決めました。

財務諸表とは

企業の経営状況や、財務にまつわる情報をまとめた書類のことであり、企業の資産や収益、利益額などを確認することができる。

おもな書類には「財務三表」と呼ばれる下記の3つが存在する。
貸借対照表:企業の負債や純資産の状態を表す
損益計算書:企業の売上、費用、利益を表す
キャッシュ・フロー計算書:金銭の流入、流出の流れを表す

そのなかでも借金の有無や自己資本、流動比率などを確認していました。金銭的な余裕があればできることの幅も広がるため、そこから、「新人教育に投資できる資金があるか」みたいな点が確認できると思います。要は「企業に十分なお金があるか、それが自由に使える状態なのか」を見てほしいということです

編集部から一言:ホワイトかを確認するためにほかにも参考にできる情報

渡部さんが活用した情報以外にも、経営状況を確認できるものがあります。たとえば、企業が3~5年先を見据えて策定する具体的な経営計画である「中期経営計画」。目標達成への道筋や、今後注力したい事業などの、企業の展望が明らかになっています。ほかにも、業界地図などで業界の将来性を確認するのも良いでしょう。注意したいのが、数値を見た際に「現状が赤字経営だから将来性が無い」と決めつけてしまうこと。事業の初期段階に投資をし、長い目で見て黒字経営にしていく、という考えの企業も存在します。これらの情報を総合的に見て、状況を判断するようにしましょう。

編集部から一言:借金の有無や自己資本の確認方法

借金を確認するには「貸借対照表」の「負債の部」、自己資本を確認するには「貸借対照表」の「純資産の部」を確認してみましょう。「純資産」は「返済義務のない資産」のことを指すため、財務基盤が安定しており、借金の返済に追われるリスクが低いと判断できます。つまり、金銭面で安定した余裕がある企業ほど、目先の利益に左右されず、新人育成や研修といった長期的な人材投資をおこなう体力があると推測できるのです。

「ホワイト」「ブラック」などの持続性は流動的

いくら「ホワイト」だと言っても、数年の間で業績が落ちたり、収益性が保てなくなったりと、どうなっているかはわからないもの。

これは反対のことも言えます。だいぶ前の話ですが、合同説明会の講師をした際にとある学生から「経営の危ない企業を紹介してほしい」と言われたことがありました。

学生としては、社長の近くで学んでノウハウを得てから早いうちに自分の会社を持ちたいとのことでしたが、普通は経営の危ない会社なんて誰も行きたくないでしょう。でもその学生には「経営の危ない会社」がベストな環境だったのです。

たとえ今ブラックな会社だとしても「自分が環境を変えてやるぞ」くらいの気持ちで将来性を見出し、あなたなりのホワイト企業を見つけてほしいものです

渡部さん
ホワイトやブラックなんて、今だけのもの。「自分が企業を変える」という強い当事者意識を持ってほしいと渡部さんは言う

「経営者に将来を見通す力があるか」も将来性を判断する指標になる

現在はさまざまな変化が起こりうる時代です。だからこそ、2~3年後に企業がどうなっているかが予測不可能なのはある意味当然のこと。

しかしここで「2~3年後どうなっているかはわかりません」で片づけてしまうのは、人を雇う責任を放棄してしまっているなと、私は感じます。「もしや人材を使い捨てするのでは」。そんな危うさまで感じてしまいますね。

経営は、数年後の見通しを立てたうえでおこなうものです。強い言葉になってしまいますが、見通しも立てられない経営者は、企業を経営する資格がないなと感じてしまいます。

経営者に将来を見通す力があるかどうかも、企業の将来性を判断する重要な指標になってくるでしょう。

ホワイト企業を見分ける質問④経営層はあなたに真剣に向き合ってくれたか?

ホワイト企業を見分ける質問の4つ目は「経営層はあなたに真剣に向き合ってくれたか?」です。

突然ですが、あなたが企業を「良い」と判断するのはどんな時ですか?

基準は人によると思いますが、「社員の雰囲気が良かった」という理由で判断する人も多いでしょう。そこで注意したいのが、「人事担当者だけを見て判断していないか」という点です。

人事担当者は愛想の良い人が多い傾向にあります。そのため、雰囲気を良く感じるのがある意味当然のこと。私が見てほしいと思っているのは、「経営層や幹部クラスの人があなたにどう接するか」なのです。

編集部から一言:経営層から向き合う姿勢を感じられなかったら?

すべての企業の経営層や幹部クラスの人が、あなたの言葉に丁寧に耳を傾けてくれるとは限りません。そのような場合は「ダメだ」と決めつけるのではなく、採用HPや経営層の人の書籍などから、向き合う姿勢が感じられる言葉が無いか探してみてください。

企業の覚悟を量るべき。良い企業はあなたを「育て上げる意思」がある

なぜ「経営層が」あなたに向き合ってくれるかを見るべきなのか。経営層のような決裁権限のある人は、経営層の都合でものを言ったり、社員に対して聞く耳を持っていなかったりすることがあります。

しかし、経営層が「ちゃんと話を聞いてくれて、あなたの意見を汲み取ってくれる」という姿勢があれば、普段どのように社員に向き合っているのかも伝わるはず。だって「面接の時だけ外面を良くする」というのはなかなか難しいことだと思いますから。

「話を聞いてくれる」というのは、「不安をなくそうとしてくれている」ととらえると良いでしょう。就職にあたり、何かしらの不安を抱えているはず。だからこそ正直に不安を打ち明けてみてください。

ここであなたに向き合い、配慮ができる経営層は、「その人を雇う」ことに対する責任感が表れているとも言えるのではないでしょうか。「あなたを仲間として受け入れる。うちの企業で育てる」。そんな強い意思を感じるはずです。

「この会社で経験を積んで成長していけるか」を聞いてみよう

企業の覚悟を感じ取るにはどうすべきか。

「私はこの会社で経験を積んで成長していけるのでしょうか」

この質問をするだけです。ここで「それはあなた次第だよ」と答えてしまう企業は、あんまり社員のことを考えていないのかな~、なんて思ってしまいます。

ここで「こういう育成プランがあります」「こういうことを経験させてあげたい」とかえってくれば、社員の視点に立っていると言えるのではないでしょうか。

このように社員のことを考え、寄り添ってくれる。こんな企業は、ホワイトと言えると思います。

編集部から一言:ケースによって質問の言葉は変えよう

「私はこの会社で経験を積んで成長していけるのでしょうか」という聞き方では、いくら経営層が寛容な姿勢を示してくれていても、場合によっては「他責思考だ」と感じられてしまうかもしれません。これまでの面接の空気や社員の雰囲気を汲み取って、ケースに応じて聞き方は調整したほうが良いでしょう。「私は将来御社で〇〇を成し遂げたいです。この会社で希望するように成長できますか」。と、自分の思いを交えるのをおすすめします。

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4つの質問から自分なりの「ホワイト企業」を見つけよう

「ホワイト企業ってどんな企業なの」。

これはあなた自身が基準を定め、決めていくものです。いきなり「給料が良い企業」「ワークライフバランスが取れる企業」と決めるのではなく、この記事で挙げた4つの質問から、じっくりと「あなたが考えるホワイト企業」を固めていく必要があります

あなたなりの軸を持って、納得して「ホワイト企業像」を確立できれば、きっと満足いく企業に出会うことができ、後悔のない未来が待っているはずです。

編集後記●「なんとなくホワイト企業に入りたい」。就活生のころの私はこういう思いが強かったと思います。しかし、ホワイト企業とは何なのかと言われれば、給与や福利厚生のことしか頭になかったのも事実です。「ホワイト企業を見分けるには、狭い範疇の話でなく、もっと将来を見据えたうえで確固たる自分軸を持つことが必要なんだよ」と、当時の私に伝えたら、今とはまったく違った世界を見ていたのかもしれません。 (望月)

自分なりのホワイト企業を見つけたい人に贈るQ&A集!

この記事を踏まえ、「自分なりのホワイト企業像を見つけたい」と切に願うようになった人も多いでしょう。以下に実際の学生、転職者や、当社で求職者支援をするなかで寄せられた相談をもとに専門家から回答を募ったQAコンテンツを掲載しています。

よくありがちな悩みにも、キャリアのプロが解説しています。この内容を、あなたなりのホワイト企業を見つけるヒントにしてみてください。

就職の軸を見つけたい人向け
仕事選びの軸はどう決めれば良いのでしょうか?

「なりたい姿」を見つけたい人向け
「どんな社会人になりたいですか?」という質問にはどう答えれば良いでしょうか?
「5年後はどんな社会人になりたいですか」という質問はどう答えるのが正解ですか?
ESで「どんな社会人になりたいか」という質問はどう書けば良いでしょうか?
面接で「どんな大人になりたいか」聞かれたらどう答えるのが好印象ですか?

将来の自分を想像できない人向け
大学生です。将来が不安で悩んでしまいます……。
5年後10年後の自分がうまく想像できません……。
将来の夢が決まらない大学生です。
就活面接で「将来やりたいこと」がなくても大丈夫ですか?
面接で将来のビジョンがないときはどうすれば良いのでしょうか?

多くの学生が抱えがちなホワイト企業に関する悩みを知りたい人向け
超ホワイト企業で働きたいです。
文系でも安心して働けるホワイト業界はありますか?
年間休日125日ってホワイト企業ですか?
固定残業が45時間の企業はホワイトですか?
みなし残業がある企業で、ホワイト企業はありますか?
年間休日数でホワイト企業と判断していいのでしょうか?
固定残業代は何時間までならホワイト企業といえますか?
化学メーカーにホワイト企業が多いと言われる理由はなんですか?
番組制作会社にホワイト企業ってあるんですか?
ジュエリー業界のホワイト企業はどのように見分ければ良いですか?
年間休日は何日以上あるとホワイト企業ですか?
インフラ業界のホワイト企業の特徴には何がありますか?
ディスプレイ業界のホワイト企業はどこですか?

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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