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SPI英語の「整序問題」は、バラバラになった英文を正しい順序に並べ替える問題です。文章の流れを汲み取る読解力はもちろん、文法への高い理解度も問われます。
この記事では、3,000人を超える学生への支援経験を持つ山田さんとともにSPI英語の「整序問題」の解き方について解説していきます。問題を解くうえで大きなヒントとなる熟語一覧も紹介しているので、知らない熟語がないか併せて確認してみてください。
記事の後半には練習問題を5問用意しています。「整序問題」に苦手意識のある人はぜひ最後まで解いてみて、解答するコツをつかみましょう。
よりSPIの本番をイメージして対策したい人は、SPI対策模試にも挑戦してみてください。
SPI「整序問題」の概要
- 問題パターン:バラバラの英文を正しく並び替える問題
- 1問あたりの時間:30秒~40秒程度
- 形式ごとの出題頻度:テストセンター(高)ペーパーテスト(高)Webテスティング(出題されない)
- 整序問題を解くときのコツをわかりやすく教えてください!
1問30秒程度で解く必要があるためとにかくスピード感を意識しよう
SPIの英語・整序問題は確実に数問は出題される単元と考えてください。
難易度は高校1年生レベルですが、1問にかけられる時間はわずか30~40秒程度です。その意味ではプレッシャーとの戦いで、いかに集中力を切らさないように問題と向き合えるかが勝負となります。
商社などを始めとする「英語が業務に必要な企業」において重視される項目です。もし、そのような企業を志望する場合はしっかり中学・高校の教科書を復習し、問題集を活用して対策しておきましょう。
覚えておきたい! 頻出の熟語一覧
SPIで頻出の熟語表現を一覧で紹介します。整序問題は特定の熟語を知っているだけで簡単に解ける場合も多いため、ここで紹介した熟語はすべて覚えておくようにしましょう。
ビジネスにおいてよく用いられる熟語
| 熟語 | 意味 |
|---|---|
| account for | (割合を)占める、~を説明する |
| deal with | ~を扱う、対処する |
| depend on/upon | ~次第である、~に頼る |
| consist of | ~から成る、構成されている |
| result in | ~という結果になる |
| lead to | ~につながる、~を引き起こす |
| focus on | ~に焦点を合わせる、集中する |
| take part in/participate in | ~に参加する |
| prevent A from -ing | Aが~するのを妨げる |
| provide A with B | AにBを提供する |
| make use of | ~を利用する |
| run out of | ~を使い果たす |
| put up with | ~を我慢する |
| come up with | ~を思いつく |
| give up | ~を諦める |
| turn down | ~を断る |
時間・計画・進行に関する熟語
| 熟語 | 意味 |
|---|---|
| look forward to | ~を楽しみに待つ |
| carry out | ~を実行する |
| figure out | ~を理解する、解決する |
| turn out | ~という結果になる、判明する |
| call off | ~を中止する |
| put off | ~を延期する |
| in charge of | ~を担当して、管理して |
| in advance | 前もって、あらかじめ |
| so far | 今までのところ |
| on schedule | 予定通りに |
| ahead of schedule | 予定より早く |
| behind schedule | 予定より遅れて |
| as soon as possible | できるだけ早く |
| by the end of | ~の終わりまでに |
接続詞・前置詞的な役割を持つ熟語
| 熟語 | 意味 |
|---|---|
| due to | ~のために、~が原因で |
| thanks to | ~のおかげで |
| in spite of | ~にもかかわらず |
| instead of | ~の代わりに |
| regardless of | ~に関係なく |
| in terms of | ~の点では、~に関して |
| as well as | ~と同様に、~だけでなく |
| according to | ~によると、~にしたがって |
SPI 英語「整序問題」練習問題5問|山田さんによる解き方の解説付き!
ここからは、SPI 英語 「整序問題」の練習問題を専門家の解説付きで5問紹介します。演習の中で新たな語彙や文法の知識が身に付くことも多いので、ぜひ最後まで解いてみてくださいね。
また「整序問題」に初めて取り組む人は、「問題を解く前に確認! 整序問題の解答のコツ」を読み、ポイントを確認してから解くようにしましょう。
問題1(難易度:★★☆☆☆)
問題
以下の語群を並び替えて(1)~(5)に当てはめ、意味の通る文章にしたとき、(2),(4)に当てはまる組み合わせを答えよ。
The new strategy (1) (2) (3) (4) (5).
語群: ア:to イ:seemed ウ:effective エ:us オ:very
選択肢
正解:C
主語The new strategyのあとには動詞が必要で、語群の中で動詞として使えるのはseemedだけである。
seemは「〜のように見える」という意味を持ち、後ろに補語(形容詞)を続けるのが基本の形。
語群には形容詞effectiveと、その強調語である副詞veryが含まれているため、
very+effectiveの順で「とても効果的に見えた」という語句が続く。
最後に「〜にとって」を表す前置詞句to usを置くことで文が自然につながる。
完成文は
The new strategy seemed very effective to us.
語順は、(1)イ (2)オ (3)ウ (4)ア (5)エ となるため、正解はC。
問題2(難易度:★★★☆☆)
問題
以下の語群を並び替えて(1)~(5)に当てはめ、意味の通る文章にしたとき、(2),(4)に当てはまる組み合わせを答えよ。
We are (1) (2) (3) (4) (5) you.
語群: ア:from イ:looking ウ:hearing エ:forward オ:to
選択肢
正解:A
ビジネスメールなどで頻出する「~を楽しみに待つ」という定型表現を問う問題である。We areのあとに続く自然な形は、現在進行形のlooking forward to ~である。
ここでのtoは不定詞ではなく前置詞なので、後ろには動詞の原形ではなく動名詞(hearing)が続く。
さらに、「あなたから連絡をもらうこと」を表すhearing from youまでつなげる。
完成文は
We are looking forward to hearing from you.
語順は、(1)イ (2)エ (3)オ (4)ウ (5)ア となるため、正解はAである。
「looking forward to ~ing(~することを楽しみにしている)」という言い回しが頭にインプットされているかが、この問題のカギになります。
示された語群を目にした瞬間、「looking forward to hearing」と単語を結び付けられれば、それだけで4つの語順が確定し、答えが導けます。
整序問題は慣用句をできる限り多くマスターすることが大切だとよくわかる問題ですね。
問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
以下の語群を並び替えて(1)~(5)に当てはめ、意味の通る文章にしたとき、(2),(4)に当てはまる組み合わせを答えよ。
The news (1) (2) (3) (4) (5).
語群: ア:surprised イ:that ウ:everyone エ:succeeded オ:he
選択肢
正解:A
主語The newsに続く要素として、単に動詞surprisedを置くと「そのニュースは驚かせた」となるが、残りの語群(that,he,succeeded)がつながらなくなる。ここでは、接続詞のthatを用いた同格節を作り、ニュースの内容を説明する構造にするのが適切である。
「彼が成功したというニュース」とするため、The news that he succeededを主語の塊とする。この全体が主語となり、その後に動詞surprised、目的語everyoneと続く。
完成文は
The news that he succeeded surprised everyone.
語順は、(1)イ (2)オ (3)エ (4)ア (5)ウ となるため、正解はAである。
直感的に「The news」の次には動詞(surprised)を入れたくなりますが、残りの語群で文章を作ると「The news surprised everyone that he succeeded.」のようになってしまい、不自然です。
「関係代名詞(that)を使い、大きな名詞を作る」という発想をできるかがカギを握る問題です。
問題4(難易度:★★★★☆)
問題
以下の語群を並び替えて(1)~(5)に当てはめ、意味の通る文章にしたとき、(2),(4)に当てはまる組み合わせを答えよ。
Little (1) (2) (3) (4) (5) him.
語群: ア:I イ:of ウ:seeing エ:dream オ:did
選択肢
正解:B
否定語Littleが文頭にあるため、後ろの文は倒置形になることを見抜く必要がある。
一般動詞の文なので、助動詞didを前に出してLittle did I 〜となる。
dreamは「〜を夢にも思わない」の意味の場合dream of+名詞(動名詞)と表現する。よってdream of seeing himという形になる。
完成文は
Little did I dream of seeing him.
語順は、(1)オ (2)ア (3)エ (4)イ (5)ウ となるため、正解はBである。
問題5(難易度:★★★★★)
問題
以下の語群を並び替えて(1)~(5)に当てはめ、意味の通る文章にしたとき、(2),(4)に当てはまる組み合わせを答えよ。
(1) (2) (3) (4) (5), I will support you.
語群: ア:happen イ:what ウ:may エ:No オ:matter
選択肢
正解:A
譲歩を表す副詞節を作る構文の問題である。「たとえ何が起きようとも」という意味にするため、No matter what~の形を用いる。
この後に続く動詞部分には、推量を表す助動詞mayをともなう形が形式ばった表現として用いられることがあるため、what may happenという語順になる。whatが主語の役割を果たし、may happenが動詞部分となる。
完成文は
No matter what may happen, I will support you.
語順は、(1)エ (2)オ (3)イ (4)ウ (5)ア となるため、正解はAである。
英語独特の言い回しである「No matter what may happen(何が起ころうとも)」が頭に浮かぶかどうかが勝負です。
この熟語に触れたことがなければ、正解はほぼ不可能でしょう。
この言い回しは少し硬いので、「No matter what happens」「Whatever comes(happens)」なども併せて覚えておきましょう。
SPI 英語「整序問題」を対策する際のポイント
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SPIの英語に関するQ&A
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整序問題以外の練習問題も解いてみよう!
SPIは多くの分野に分かれています。練習問題を繰り返し解いて、苦手を攻略しましょう。
各分野の問題が解けたら、最後にSPI模試に挑戦してみましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





アドバイザーのリアル・アドバイス!問題文を見た瞬間、文法と熟語が浮かび上がるのが理想
国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
山田 圭佑
プロフィールを見るSPIで出題される整序問題は、難易度は高校1年生レベル程度ですが、短時間で多くの問題を処理する必要があります。
問題文と選択肢の単語を見た瞬間に、文法の形と文章内で使用されている熟語などが瞬時に頭に浮かぶようにすることで時短を目指しましょう。
基本の英文法の形と頻出の熟語・慣用句を押さえておこう
整序問題では、基本となる英語文法の形(SVO、SVOCなど)をマスターしておくことで、選択肢の絞り込みがしやすくなります。
また、単語力というよりは頻出の「熟語」「慣用句」をなるべく多くインプットしておくと、得点力が大幅にアップするでしょう。