「面接ではどこまで見られているのだろう?」とマナーに自信を持てない人もいるのではないでしょうか。PORTキャリアでは、国家資格キャリアコンサルタントや採用面接官経験者約100人にアンケート調査を実施。「意外に見られているマナー」を解説します。
| 【面接に関する調査】 ・調査方法:アンケート調査 ・調査日:2026年1月13日~1月25日 ・調査元:PORTキャリア編集部 ・調査対象者:PORTキャリアのキャリアアドバイザー95人 |
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気になる7つの面接マナーにプロ100人が回答
気になる7つのマナー
気になるものの明るみに出ていない面接のマナーについて、国家資格キャリアコンサルタントなどの専門家約100人に聞きました。
意外な部分まで見られることがわかるので、ぜひ参考にしてください。
①面接以外の振る舞いは評価に影響する?

面接以外の、入室前の待ち時間、到着時、すれ違った時の挨拶などの振る舞いが評価に影響するのかをキャリアコンサルタント約100人に聞いたところ、「大半の企業で影響する」もしくは「影響する企業がある」と答えたのが85.2%となり、影響する可能性が高いことがわかりました。
人事・採用コンサル経験のある谷所さんが伝えるリアル
企業は、控え室や受付、移動時の態度も見ています。
控え室では私語など周囲への配慮がない様子であれば、評価に影響することがあります。また待ち時間中の姿勢や表情、他の応募者や社員への接し方から、人柄や社会性を判断しています。
②面接会場へのベストな到着時間は?

アンケートによると、15分前が36.6%、10分前が40.9%と多い結果となりました。早すぎると企業側の負担になり、時間に余裕がないと慌てることになるので、10~15分前に到着するのがちょうどよいと考えられます。
受付自体は5分前がおすすめ
会場には早めに到着しておいて、実際に受付をするのは5分前がおすすめです。
電車の遅延への備えや、身だしなみチェックのため、到着自体は少し早めにしておきましょう。
③面接中にメモを取るのはあり?

面接中のメモについては、ありが43%、なしが29%となりました。一方、あり派、なし派もそれぞれ条件付きのケースが多く、「原則、避けるか最小限にすべきだが、事前に許可を取り、また適切なシチュエーションであれば好印象になる可能性が高い」という見解が共通していました。
メモがOKなケース
メモを取るときの注意点
④面接中にマスクは外すべき?

「面接にマスクをつけたまま臨んで問題ないか」という質問には、38.7%の就活のプロが「外すべき」と回答しました。
その他として「条件つきならつけていても良い」との回答が多く、具体的には体調不良時や、感染症などマスクをつけることが推奨されるときはつけていても良いという意見が多くありました。
マスク着用が問題ない場合の条件
⑤体調不良での面接辞退はその後の評価に影響する?

体調不良などでやむを得ず面接を辞退することもあると思いますが、その際に評価に影響するかどうかは、「大半の企業で影響する」「影響する企業がある」が50.6%、「ほとんど影響しない」「影響しない」が36.6%と、やや「影響する」派が多い結果となりました。
受ける企業がどちらのパターンでも問題ないよう、欠席する場合は、誠意を持って対応しましょう。
対応時の態度が重要
ほとんど影響しませんが、連絡が遅いなど、対応が悪いと評価を下げる可能性があります。
体調不良という事実をきちんと伝えれば対応してもらえることがほとんどです。
⑥面接後のお礼メールは合否に影響する?

面接後の、面接官へのお礼メールが合否に影響するかについては、「ほとんど影響しない」「影響しない」が60.6%と、しない派がやや多い結果となりました。
お礼メールが評価に影響する・しない企業の特徴
評価に影響する可能性のある企業は以下3つです。
①中小企業やオーナー企業
→人柄や関係性を重視する傾向があります。
②ベンチャー企業(特に初期フェーズ)
→熱意を重視する傾向があるため、お礼メールは好印象です。
③現場管理職が一次面談を担当した場合
→自分の部下・後輩として見たときに、好印象につながりやすいです。
歴史がある中小企業、役員の年齢層が高い企業などは影響する可能性があります。
ただし、大企業・外資系企業はほとんど影響しません。
⑦企業へのメールはテンプレ通りで問題ない?

「企業へのお礼などのメールの文面はテンプレ通りで問題ないのか」の質問に対しては、「テンプレ通りで問題ない」派が57.8%とやや多い結果になりました。
評価に大きく影響しないものの、テンプレ+一言があると印象に残りやすくなるようです。
採用経験のある高橋さんからのリアルアドバイス
基本テンプレでOKですが、コメントや感想を入れるスペースを含めておき、面接中の話で印象に残ったことや入社意欲を1文程度入れると印象が良いです。
面接マナーの本質は配慮と誠意!
今回の調査で明らかになったのは、面接マナーの本質は形式ではなく、配慮や誠意だということです。
受付の時間、メモの取り方、お礼メールの有無など、就活では迷うことも多いですが、形式にとらわれるあまり逆効果になってしまってはもったいありません。
マナーは減点を防ぐためのルールではなく、人柄や熱意を正しく伝えるためのコミュニケーションツールです。今回のプロ100人のリアルな本音を一つの基準にして、当日は目の前の面接官に誠実に対応することを意識して臨みましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi




