就活生の悩みとしてありがちなのが、志望動機の書き方に迷ってしまうケース。特に社会貢献度の高さや安定性から人気の高いガス会社では、「どんな志望動機を書けば評価されるのかな」と他の就活生に負けない志望動機に悩む人も多いのではないでしょうか。
「社会貢献がしたいから」などのありきたりな志望動機では、人事担当者の目を惹くことはできません。企業や自分についてしっかりと分析し、一歩踏み込んだ志望動機とすることが差別化の秘訣です。
この記事では、レベルの高い志望動機とするために、まずはガス会社の基礎知識や向いている人の特徴を解説します。それをふまえて、志望動機の構成を5ステップで解説。ガス会社への知識をもとに実際に志望動機を組み立ててみましょう。
さらに職種別の志望動機例文も紹介します。キャリアアドバイザーの早川さん、渡部さん、柴田さんのアドバイスを参考にしながら、周りと差がつく志望動機を作成していきましょう。
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ガス会社の基礎知識
一口にガス会社と言っても取り扱っている商材には種類がありますし、その仕事内容もさまざま。種類や仕事内容を知っておかなければ、説得力のある志望動機も書けません。
まずはガス会社への理解を深めることから始めましょう。そのうえで、志望する企業を絞り込めると良いですね。
| 産業用 | 主に製造業で、原料の加工や食品の保存など 幅広い用途で使われる |
| 電力量 | 原子力に代わり火力発電による 電力供給が盛んになりつつある |
| 家庭用 | 家庭ごとにガスを引き、 手軽に使いやすくなっている |
| 産業ガス | 製造業等で幅広く使用。(例:酸素=鉄鋼溶解、窒素=食品冷凍) ※種類:石炭、窒素、酸素、水素、天然ガスなど |
| 天然ガス | 自然界の炭化ガスで、ほぼ全量を輸入に依存 用途の約7割が火力発電(電力)、約3割が都市ガス(家庭) |
| 都市ガス | 天然ガス等を混合した人工ガス。ガス管で供給 人口密集地向け。プロパンより安価だが、エリアが限定される |
| プロパンガス | 液化石油ガス(石油由来)。おもに都市ガス未整備エリアで利用 都市ガスより爆発・燃焼の危険性が比較的高い |
| 営業 | 家庭用(個人)と業務用(法人)へのガス機器や利用方法の提案。 インフラ業のためガツガツせず、安全・環境面重視の丁寧なスタイル。 |
| 調達 | 海外の産出国から天然ガスを輸入。 自由化に伴い、安価で安定的なガスの調達が重要視されている。 |
| 生産管理 | 不純物除去や液化など、利用可能なガスを製造する業務。 プラント施設の設計も担う。(※理系指定の募集が多い) |
| 供給 | 24時間365日の安定供給を支えるインフラの要。 ガス導管や関連施設の建設・維持・運用。(※理系指定の募集が多い) |
| 事務系 | 料金管理、総務、経営企画など会社全体を支えるバックオフィス。 業務内容は他業界の一般的な事務職とほぼ同じ。 |
アドバイザーコメント
ガス会社のトレンドを押さえつつリアルな部分も目を向けよう
ガス会社に就職を考える際には、業界を取り巻く最新のトレンドを押さえる必要があります。
とくに近年はSDGsに対する企業の取り組みが注目されており、環境分野に大きな影響を与えるガス会社の仕事は重要な責務を担っています。そのため各ガス会社の取り組み内容についても充分理解しておく必要があります。
一方で、こうした公共インフラの企業を受ける場合、志望動機や自己PRがついついスケールの大きな話になりがちです。
それも大切なことですが、同時にガス会社の社員が日頃どんな業務をおこなっているのか、現実的な部分も理解したうえでアピールしてください。
業界や企業へのリサーチは入社後のミスマッチを防ぐためにも重要
ちなみに「公共インフラ系の企業は安定している」というイメージで志望する、いわゆる安定志向の就活生も多いと思います。
しかし最近は価格競争にさらされているため、入社してみたら思ったよりもプレッシャーを感じたという人も多くいます。
業界全体の動向や将来性についても細かくリサーチしておくことで、こうした入社後のギャップを減らすことができます。大手インフラ企業は有名な会社が多いですが、油断せず細かくリサーチをしましょう。
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ガス会社の志望動機の書き方
ここまでガス会社の仕事内容や業界における立ち位置などを知り、志望動機に盛り込みたいことが見えてきたのではないでしょうか。
ここからは、志望動機では何をどのように伝えていくべきか、志望動機の構成方法を説明していきます。各フェーズごとに自分の伝えたいことを書き出しながら、一緒に志望動機を構成していきましょう。
①志望理由を端的にまとめる
まずはガス会社を志望した理由を簡単に述べましょう。ガス会社のどこに魅力を感じているのかを書けると良いですね。
ガス会社の大きなやりがいは「人の役に立っている」という実感を強く感じられること。
自分の仕事が多くの人の役に立っていることが肌で感じられることが魅力であり、働くうえでのモチベーションになる人もいます。
ここの部分では、志望理由は単純に「ガスエネルギーに興味があったから」という理由でもかまいません。
ただし、このあとのフェーズで、どんなきっかけがあってガスに興味を持つようになったかを詳しく伝えることを心掛けましょう。
②なぜガス会社なのかを整理する
ガス会社では「インフラ業界の中でなぜガス会社を選んだのか」ということはよくチェックされます。インフラ業界には人の役に立てる会社が多くあるため「社会貢献がしたい」だけでは説得力のある志望理由にはなりません。
なぜ「ガス会社で」社会貢献がしたいのかを強く伝えることが重要です。インフラ業界の中で、電気や水道、通信などの業界を実際に挙げ、違いを説明したうえでガス会社が良いと伝えると説得力が上がりますよ。
- インフラ業界全般を受けているので、ガス会社ならではの志望理由がなかなか思い浮かびません。考え方のコツを教えてください。
「ガス会社」を多角的に見て特徴を掴もう
エネルギーやインフラ業界全体から考えるならば、「ガス」そのものでは違いが出ないため「ガス会社」に焦点を当てて考えてみましょう。
「社会貢献ができる」と漠然とした見方では他のインフラ企業と違いはありませんが、「誰のために、何のために役立つ事業をおこなっているか」と考えれば差別化のポイントが見えてきます。
また、前述したように電気や水を扱ったり、再生エネルギーに取り組むガス会社もあります。そうした会社は「インフラ」というよりも「ライフライン」に携わると考えることもできますね。
「社会貢献」はどの仕事にも当てはまるため、伝え方に注意が必要です。こちらの記事では志望動機で社会貢献を打ち出すコツを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
③志望先である必要性を整理する
ガス会社にもさまざまな会社がありますから、志望動機では「その企業が良い」という理由を強く伝えることが欠かせません。
事前に企業研究をおこない、「その企業を魅力的に感じるのはなぜか」「その企業じゃないとだめな理由」を明確にしておきましょう。
企業独自の志望動機を見つけるためには、その企業で働く「人」に注目してみましょう。人を見ることで個々の会社のカラーが見えてきますよ。
会社説明会やOB・OG訪問を活用するのも良いですし、就活サイトや採用HPに登場する先輩社員をチェックするのもおすすめです。
④入社後にどう貢献するかで締める
その企業に入社後にどのようなことをしていきたいかアピールしましょう。たとえば先ほどの自由化と関連させ今後顧客を増やすために提案したいことや、社会貢献とかけ合わせて顧客とどのようにかかわっていきたいかを述べても良いですね。
入社後にやりたいことを考えるにあたっては、自分の興味・関心について知ることが大切です。
企業研究の過程で収集した、今後の事業構想や現在抱えている課題などの情報のうち、興味・関心があるものをピックアップしましょう。それに対して自分の特性や学んできたことをどう活かせるか紐づけながら伝えるのがコツです。
「入社後にやりたいこと」は面接で質問されやすいです。答え方に悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてみてください。回答で押さえるべきコツをまとめています。
志望動機の締めくくりで他の学生と差別化をしたい人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ガス会社の志望動機例文
ガス会社の志望動機例文
これまで説明した構成方法を踏まえて、志望動機の例文を見ていきましょう。例文は職種で分類しているので、自分の志望する職種と照らし合わせて参考にしてみてくださいね。
志望動機の答え方がわからず悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてみてください。ガス会社に限らない志望動機の例文を紹介しています。
例文①営業職:家庭
例文
私は社会に貢献できる仕事をしたいと考えたためにガス会社を志望しております。幼い頃から自宅で料理をすることが多く、家庭用のガスに触れる機会が多かったために、ガスに関連した職に就き幼い子でも安全にガスを使えるような環境を推進したいと考えていたために志望いたしました。
数あるガス会社の中でも御社はガスの提案だけでなく家庭にやさしいガス機器の販売もおこなっているところが魅力だと考えており、家庭にやさしいという点で自分の志望理由とマッチしていると感じております。入社後はさまざまな人と協力できる協調性を活かし、御社のガスや魅力を広めていくことに尽力したいと考えております。
家庭用の営業職を希望する理由と企業の魅力をしっかりと掛け合わせており、その企業ならではの理由につながっていますね。ガスだけでなくその企業がおこなっている取り組みについても触れられており、企業理解が深まっていることも伝わります。
実体験を例に出して、「安全」「家庭」といった事業課題と顧客層のつながりにも触れているところがリアリティがあって良いですね。
例文②営業職:法人(国内)
例文
私は、自分が育ったこの地域に価値を与え貢献できる仕事がしたいと考えており、もっとも役立てるのがインフラ業界であると考えております。その中で、台風でガスや電気などのインフラが止まった際に、ガスのありがたみを感じたことからガス会社でさまざまな人の役に立ちたいと考えるようになりました。
御社は地域で最大のガス会社として多くの人から絶大な信頼を寄せられております。私もその御社の一員として責任と誇りを持って働くことで、社会貢献が果たせるのではないかと考えております。
学生時代のアルバイトの経験を通じて、仕事に対する責任感を培ってきました。自分の仕事と会社の名前を背負うことに責任を持ちながら、地域で最大の御社のブランドを守りさらに高めていくために尽力したいです。
地域に貢献したいという気持ちとその企業を選んだ理由がしっかり結び付けられておりわかりやすいです。そのうえで、アルバイトの経験をどのように活かせるのかがより詳しく述べられるとより良いでしょう。
業界に対する志望度と、「地域で最大」という志望理由がしっかり押さえられています。とはいえブランド志向と捉えられてはいけないので、できれば会社規模以外にもその会社を選ぶ理由を用意しておきましょう。
例③営業職:法人(海外)
例文
私は日本のインフラ技術は非常に高水準であると考えております。そのためインフラ業界に携わりたいと考えており、その中でも御社はそのガスのノウハウを活用して海外のインフラ事業にも参入している点が魅力だと感じたために志望いたしました。
大学では英語にかかわるゼミで多くの人とコミュニケーションを取り協調してきました。ゼミで培われたこの英語力もコミュニケーションスキルも御社の業務において活かせると考えております。入社後は御社の強みや魅力を、日本を飛び越えてさまざまな国へ提供していきたいと考えております。
インフラ業界を志望した理由から、その企業を志望した理由の流れがスムーズでわかりやすいですね。向いている理由もサークルの経験に紐づかれておりさらに説得力が上げられています。
応募する企業の技術や事業展開などをよく調べて志望したことがアピールできています。あとは自分のコミュニケーションスキルをその企業のどのような業務で、どう活かしたいのかを具体的に述べられていると、より採用担当者に響きます。
例文④調達
例文
私は、人々の生活において身近な存在であるガスをより多くの人に使ってもらいたいと考えています。大学進学に伴って上京し、一人暮らしを始めたのですが、使用ガスがとあるプロパンガスで、金額の高さに驚かされました。ガスは生活必需品であるがゆえに、より多くの人がガスをさらに使いやすい社会にしたいと考えています。
そのうえでプロパンガスを取り扱っている中で比較的安価に提供している点や、使いやすさを第一に考えている点に惹かれたために御社を志望いたしました。ガスの金額を決めるのは調達の部分が大きくかかわります。自らが調達部門に携わることで、より御社のガスを使いやすくし多くの人に使ってもらえるよう努力します。
過去の経験をもとにガス会社を選んでいるのに加えて、その中でも調達の仕事を選んだ理由が明確でわかりやすいですね。その企業を志望した理由とも結び付けられており、非常に良い志望動機になっています。
体験を通じて顧客視点と問題意識が感じられるところが良いですね。ただ、企業によりますが、調達部門は新人がすぐ活躍できる場ではないので、中期的な目標として表現するとより良いでしょう。
例文⑤生産管理
例文
私はお客様へ価値を提供し、人々の役に立つ仕事に就きたいと考えております。その中で、ガスという生活に欠かせないものを取り扱っているという点と、そのほかにもさまざまなエネルギー事業をおこない人々に多くの価値をもたらしている点に魅力を感じ御社を志望しております。
大学では工学系を専攻しており、ガスに関する知見も微量ですがあります。そのうえで、自分の知識を活かしダイレクトに価値を生み出す生産部門に携わりたいと考えております。そしてその後も積極的にさまざまな事業に携わることで、多角的にお客様価値を高めていきたいです。
人々に価値を提供したいという感情と、ガス会社の中でも生産を選ぶ理由が論理的でわかりやすいです。またその企業の魅力である事業展開の広さにも触れたうえで、さまざまな事業に携わりたいと述べていることから、向上心の高さや意欲も読み取れますね。
前半の部分はガス以外の公共インフラにも言える表現のため、もう少しガス業界ならではの志望理由があると良いですね。工学系専攻であることはメリットなので、あえて「微量」と謙遜をする必要はありませんよ。
例文⑥供給
例文
私はガスの供給を通じて社会に貢献したいと考えています。東日本大震災で、私の家も被害を受け、ガスの供給停止に非常に苦しみました。電気や水道ももちろん大切ですが、ガスが止まることで料理や風呂などさまざまな影響が出たことが一番印象的で、その経験を通じてガスの安定した供給に携わりたいと考えるようになりました。
その中でも御社は、供給率が安定していることに加えて何かお客様にトラブルがあったときのフォローが非常に手厚いことが魅力だと感じたために志望しております。
学生時代はコールセンターのバイトを通して、仲間と連携することの大切さを学びました。この協調性を活かして。御社ではお客様に安心して使い続けてもらえるよう、周囲と協力しながら安定した供給に尽力していきたい所存です。
過去の経験がガス会社とその企業の志望理由のどちらにもしっかりと紐づいており、非常に良い志望動機になっていますね。入社後も意欲的に働いている様子が目に浮かびます。
「ガスの安定供給に携わりたい」という内容となっていますが、どのような形で社会貢献したいのかまで明記すると良いですよ。また、活かしたいと考える「協調性」はガス会社でどう役立つのか、具体的に示しましょう。
例文⑦事務
例文
私は学生時代に事務のアルバイトをしており、その経験から人の役に立てる仕事に就きたいと考えておりました。その中でインフラ業界こそもっとも人の役に立てる事業だと感じており、これまでの自分の経験からインフラ業界の中でももっともガスが身近な存在だったため、ガス業界を志望いたしました。
業界研究を重ねる中で、御社は環境汚染に対する意識がほかの企業よりも非常に強いと感じ、真の意味で人の役に立っていると感じたために御社を志望いたしました。
アルバイトで培った事務のスキルを活かすのはもちろんですが、さまざまな場面で社員の皆様のお役に立てるよう、今後はガスにかかわる資格を取りたいと考えております。皆様が気持ちよく働ける環境づくりに努めてまいります。
「人の役に立つ」という軸がぶれていないところに好印象が持てますね。インフラ業界を選ぶ理由がよくわかります。そのうえで、ガスを身近に感じた理由について詳しく述べられるとさらに説得力が付きますよ。
企業が力を入れている部分に共感する形で志望動機を表現している点、事務スキルがあり即戦力としての期待を感じさせる点が良いですね。事務職ながらガスの資格への関心も表現されており、好印象です。
その他にも面接の質問対策がしたい学生は以下の記事を参考にしてください。回答例や答え方をまとめています。
ガス会社に向いている人
ガス会社に向いている人
ガス会社と聞くと、技術が求められるのではと考える人もいるかもしれません。もちろんガス会社では技術が求められる仕事も多くありますが、そのほかにも必要とされるスキルがいくつかあります。
ここでは、ガス会社に向いている人はどのような人か紹介していきます。自分が持っているスキルがあれば、そのスキルを志望動機でアピールしましょう。
公共性が高い仕事がしたいと考えている
ガスは公共のものであり、家庭はもちろん工場や飲食店などさまざまな箇所で絶えず使われています。そのため供給が止まるだけでも多くの人に多大な影響を及ぼします。
社会を支えていることを身をもって感じられる仕事であるため「誰かのためになる仕事がしたい」という人には非常に向いている仕事です。
チャレンジ精神がある
2017年から都市ガスが自由化になったことで、各社の競争が激しくなっています。顧客に自社を選んでもらうためには他社との差別化が必須です。
そのため、今後は今まで踏み込んだことない領域や今まで自社でおこなっていないようなことに積極的に足を踏み入れるチャレンジ精神が重要になってきます。
脱炭素社会を目指す現代において、ガス品質の向上や新しいエネルギー資源への対応など、ガス会社にはさまざまな変革が求められています。
そのため、これからガス会社を志望する人には既存のインフラを維持するだけでなく、新しいエネルギービジネスを切り拓くチャレンジ精神が必要なのです。
責任感がある
ガスは生活するうえで欠かせないライフラインの一つです。ひとたびガスの供給が止まってしまえば、多くの人に影響が出てしまいます。
多くの人の生活を背負っていることを認識し、自分の行動一つひとつに対ししっかり責任を持って仕事をおこなえる強い責任感のある人は向いていると言えるでしょう。
責任感のアピール方は注意が必要です。以下の記事では責任感をアピールするときの注意点と採用担当に響く例文をまとめています。
協調性がある
先ほどガス会社の主な仕事内容をお伝えしましたが、ガスが生まれて人々の手元に届くまでに非常に多くの工程や人がかかわることが理解できたのではないでしょうか。
さまざまな人とバトンをつなぎ合って成り立つ仕事であるため、周囲との協力は非常に重要です。報連相をしっかりおこなえる協調性が必要になります。
協調性を伝えるためには、気配りのアピールも有効です。詳しいアピール方法はこちらの記事を参考にしてください。
アドバイザーコメント
3つの要素をもとに自分のアピールポイントを考えてみよう
まずガス会社の選考で強みを伝えるために考えるべき要素は3つあります。
①ガス会社は今でも事故が時折起きており、法規制も非常に多い業界であるため、安全性(保安)や公共性が仕事上も重要になること。
②自由化と資源価格の高騰を背景に業界全体が変化の途上にあり、新規事業や新しいビジネスモデルが求められていること。
③企業によっては調達という観点から、グローバルな調整が必要な仕事もあるということ。
堅実さとチャレンジ精神を兼ね備えた人材が求められている
基本的にガス会社の選考初期では、まず定型業務を計画通りしっかりこなせることが強みになります。書類や許認可に関する仕事も多く、生活に直結しているサービスでもあるため、堅実で安心感を感じられる人材が評価される傾向にあります。
次に、行動指向で答えの無いことにチャレンジできる人材も求められます。プロパンガスの将来性は環境、安全性、コストなどいろいろな要因で疑問視されており、家庭用を主力とする企業は再編の段階にあります。
また、ガス業界はエネルギー政策や国際情勢など大きな動きに左右される要素もあり、視野を広く持てることも長期的に見れば強みになるでしょう。
ガス会社の志望動機でよくある質問に回答
ガス会社を志望するうえで、最新の業界トレンドは何か、資格は取っておいたほうが良いのかなど、気になるポイントがありますよね。
そこでここからは、ガス会社の志望動機作成においてよくある質問について解説していきます。ぜひチェックしておきましょう。
知っておくべき業界ニュースは?
「自由化」で企業の差別化が進む
プロパンガスは従来から、そして都市ガスは2017年に資源エネルギー庁によってガスの小売り全面自由化がスタートしました。
これまで都市ガスは各地の都市ガス会社がそれぞれの地域で独占供給をおこなっていましたが、自由化により各家庭がガス会社を選べるようになったことに加え、さまざまな企業がガスの販売に参入するようになっています。
消費者に自社を選んでもらうために、各会社はそれぞれさまざまな施策をおこなっています。各企業が差別化を進めているため、企業ごとの特徴は比較的見えやすいといえるでしょう。
「自由化による施策は何か」という視点で企業を見ると、その企業ならではの魅力がわかりやすくなりますよ。
取得しておくべき資格はありますか?
ガス会社に就職する際、資格が必要になることは基本ありません
ただし、技術職などにおいては今後資格が必要になることも。そのため、入社後にやりたいこととして資格の取得について述べても良いですね。成長意欲のアピールにもつながります。
このときに気を付けたいのが、ガスの種類によって取るべき資格が変わるということ。
たとえば都市ガス会社なら「ガス主任技術者」、プロパンガス会社なら「液化石油ガス設備士」など、求められる資格は企業によって異なります。志望する企業で必要な資格はどれか事前に調べたうえで話すようにしましょう。
ガス会社で役立つ資格
- ガス主任技術者…都市ガスの会社では必須
- 管工事施工管理技士…ガス管配管設備工事に必要・液化石油ガス設備士…プロパンガス会社では必須
- 高圧ガス製造保安責任者…ガス会社全般で役立つ
- 第二種電気工事士…給湯器などの取り付けをおこなう際に必要
就活で有利になるために資格を取りたいと考えている人はこちらの記事を参考にしてみてください。業界別にあった資格をまとめています。
ガス会社の志望動機の書き方を参考に説得力のある内容に仕上げよう
ガス会社の志望動機で「社会貢献がしたい」だけでは強く説得力を与えることは難しいです。もちろん社会貢献をしたいという思いは大切ですが、そのうえでガス会社・その企業を選んだ理由を明確に伝えることが欠かせません。
まずはインフラの中でもガス会社がどういった立ち位置にいて、どういった社会貢献をしているのかを自分でしっかり理解しておくこと。そのうえでガス会社の中でもその企業に入りたいというアピールができると、説得力のある志望動機ができますよ。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi













3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/留学カウンセラー
Shun Hayakawa〇大手就活メディアの営業を経て、現在は留学支援をおこなうアナザーストーリーの代表取締役を務める。キャリアコンサルタントとして学生の強みの発見から選考対策など幅広く支援
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう
プロフィール詳細