Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました
TG-WEBの「数列」は従来型の計数でのみ出題され、新型では出題されない分野です。とはいえ、従来型を受検する人にとっては対策が欠かせない単元となります。慣れていないと規則性に気付けず、空欄を埋められないまま時間を失ってしまうことも少なくありません。
この記事では、Webテストの専門家である小寺さんとともに、TG-WEBの数列の攻略法を解説します。等差・等比・階差といった基本パターンを押さえておけば、初見の問題でも素早く規則性を見抜けるようになります。
記事後半には練習問題を6問収録しています。実際に手を動かしながら、隣り合う数の差や比を確認する感覚を身に付けていきましょう。
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例題を解く前に確認しよう! TG-WEB「数列」の解答のコツ
TG-WEB「数列」の概要
- 問題パターン:等差数列・等比数列・階差数列など
- 1問あたりの時間:1〜2分程度が目安
- テスト形式:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(あり)
- TG-WEB「数列」の解答のコツを教えてください!
必ず隣り合う数の差を書き出すことから始めよう!
TG-WEBの数列は、規則さえ見抜ければ答えが必ず1つに定まるため、得点源にしやすい単元です。制限時間は、計数1問あたり約2分が目安ですが、全問正解を狙う必要はありません。
固定化したい最初の一手は「隣り合う数の差を全部書き出す」ことです。これを基礎として手を動かせば、迷わずスタートできます。差が一定なら等差、そうでなければ比や差の変化を疑う、と順番に切り替えて考えましょう。
パズルのように見えても、数字を書き込みながら進めれば規則は見えてきます。焦らず、確実に取れる型でTG-WEBの数列を攻略しましょう。
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TG-WEB「数列」の基本的な考え方
数列の問題は、まず隣り合う数同士の関係(差なのか、比なのか)を確認することから始めます。下記の代表的な3つのパターンを押さえておきましょう。
TG-WEB「数列」の練習問題6問|小寺さんによる解き方の解説付き!
ここからは、等差数列・等比数列・階差数列の練習問題を各2問ずつ、計6問掲載しています。先ほど「基本的な考え方」で紹介した3つの見分け方を思い出しながら、隣り合う数の差や比を実際に書き出して解き進めていきましょう。
規則性を把握するのが苦手な人は、先に「例題を解く前に確認しよう! TG-WEB「数列」の解答のコツ」を読んでおくと、着眼点をつかみやすくなります。
問題1(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の数列の空欄( )に当てはまる最も適切な数はどれか。
数列 1.2、2.5、3.8、5.1、6.4、( )
選択肢
正解:D
隣り合う数の差を計算すると、2.5-1.2=1.3、3.8-2.5=1.3、5.1-3.8=1.3、6.4-5.1=1.3となり、すべて1.3で一定である。したがって、この数列は隣り合う数の差が1.3の等差数列であることがわかる。空欄に当てはまる数を求めるには、5番目の数である6.4に1.3を加えれば良い。すると、6.4+1.3=7.7となるため、正解はDである。
問題2(難易度:★★★☆☆)
問題
次の数列の空欄( )に当てはまる最も適切な数はどれか。
数列 3、12、48、192、( )
選択肢
正解:C
隣り合う数の差を確認すると9、36、144と一定でないため等差数列ではない。次に隣り合う数の比を確認すると12÷3=4、48÷12=4、192÷48=4となり、すべて4で一定である。このことからこの数列は公比が4の等比数列であることがわかる。したがって、空欄に当てはまる数は192に4をかけた768となるため、正解はCである。
問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
次の数列の空欄( )に当てはまる最も適切な数はどれか。
数列 16、24、36、54、81、( )
選択肢
正解:C
隣り合う数の差を確認すると8、12、18、27と一定でないため等差数列ではない。次に隣り合う数の比を確認すると24÷16=1.5、36÷24=1.5、54÷36=1.5、81÷54=1.5となり、すべて1.5で一定である。このことからこの数列は公比が1.5の等比数列であることがわかる。したがって、空欄に当てはまる数は81に1.5をかけた121.5となるため、正解はCである。
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問題4(難易度:★★★☆☆)
問題
次の数列の空欄( )に当てはまる最も適切な数はどれか。
数列 10、14、21、31、44、( )
選択肢
正解:C
隣り合う数の差を計算すると14-10=4、21-14=7、31-21=10、44-31=13となる。この差の数列4、7、10、13は3ずつ増える等差数列になっている。この規則にもとづくと次の差は13+3=16となる。したがって、空欄に当てはまる数は44+16=60となるため、正解はCである。
問題5(難易度:★★★★☆)
問題
次の数列の空欄( )に当てはまる最も適切な数はどれか。
数列 -25、102、-13、87、-1、72、11、57、( )
選択肢
正解:B
この数列は、1つおきに異なる規則を持つ2つの等差数列が組み合わさったものである。奇数番目の項を抜き出すと、-25、-13、-1、11 となり、これは12ずつ増加する等差数列である。一方、偶数番目の項を抜き出すと、102、87、72、57 となり、これは15ずつ減少する等差数列である。空欄は9番目、すなわち奇数番目の項にあたるため、7番目の数である11に12を加えた23が当てはまる。したがって、正解はBである。
符号がプラスとマイナスで行き来する数列は、「1本の規則」であるという思い込みから離れて、1つ飛ばしで数字を拾いましょう。
この問題のように隣同士の差がバラバラで法則性が見えないときこそ、奇数番目・偶数番目に分けて書き出すと一気に解決の糸口が見えてきます。分けた瞬間に片方は増加、片方は減少ときれいに並ぶことが多いです。
また、「空欄が何番目か」の数え間違いには注意しましょう。ここは9番目=奇数側なので、直前の8番目(偶数側57)に釣られて−15と計算しないことが大切です。
番号に丸を振ってから数字を拾うとミスが激減します。
問題6(難易度:★★★★☆)
問題
次の数列の空欄( )に当てはまる最も適切な数はどれか。
数列 150、126、106、90、78、( )
選択肢
正解:D
隣り合う数の差を計算すると126-150=-24、106-126=-20、90-106=-16、78-90=-12となる。差の数列-24、-20、-16、-12は、減少の幅が24、20、16、12と4ずつ縮まっており、差の数列自体が4ずつ増加する等差数列になっている。この規則にもとづくと次の差は-12+4=-8となる。したがって空欄に当てはまる数は78+(-8)=70となるため、正解はDである。
減り続ける数列は「マイナスの階差」で処理するのがコツです。ただし、多くの人が符号で混乱します。
差は−24→−20→−16→−12です。数字だけ見ると小さくなっていますが、マイナスの符号込み(数値)で考えれば「+4ずつ増えている(=減り幅が緩む)」状態です。
誤答の選択肢である「A:62」は同じ−12を続けた場合、「E:72」は差の変化を+2と誤読した人向けの罠だといえます。
減少する数列では実際の数の増減と符号の増減を分けて考えましょう。差の欄に符号ごと書き出すのが安全策です。
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「TG-WEB 数列」を対策する際のポイント
数列以外の練習問題も解いてみよう!
TG-WEBではほかにも数多くの分野が出題されます。従来型の練習問題もあるため、全体の対策がしたい人はぜひ解いてみてください。
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執筆・編集 PORTキャリア編集部
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アドバイザーのリアル・アドバイス!3組以上の数値比較が鉄則! 三段構えの型ですべての数列に備えよう
国家資格キャリアコンサルタント
小寺 一綺
プロフィールを見る回答のコツは、解法を決まった順番で試すことです。
まず、隣り合う数の差を書き出し、差がすべて同じなら等差数列とわかります。そして、差が一定でなければ隣同士の比を確かめ、比が同じなら等比数列と判断できます。
差も比も一定でなければ、差の数列自体が規則的に増減していないか(階差数列)を見ましょう。この三段構えを型として持てば、混乱せず処理できます。
やりがちな失敗は、最初の2つの数だけで規則を決めてしまうことです。時間に追われても焦らず、必ず3組以上の差や比を確かめてから結論を出しましょう。
複雑な数列は交互型を疑おう! 最初の20秒の判断がカギ
またTG-WEBでは、2つの数列が交互に組み合わさる交互数列や小数・分数を含むものが狙われる傾向にあります。これらの場合、数字が大きく上下したら奇数番目・偶数番目に分けて見るのが有効です。
対策としては、各問題パターンを10問ずつ、規則を見抜くまでの時間を計りながら繰り返し解きましょう。
本番は1問約2分が目安です。20秒考えても糸口が見えない問題は潔く飛ばし、取れる問題で確実に得点する意識を持ちましょう。