Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました

TG-WEBの出題範囲は計数・言語・英語など多岐にわたりますが、なかでも「展開図問題」は正八面体や立方体など立体の種類で見分け方が異なり、頭の中でイメージできず時間を消費してしまいやすい分野です。
この記事では、Webテストのサポート経験が豊富な瀧本さんとともに、TG-WEBの展開図問題の攻略法を解説します。立体ごとの基本情報と法則さえ押さえれば、初見の展開図にも落ち着いて対応できるようになります。
後半の練習問題10問を実際に解きながら、頭の中で展開図を組み立てる感覚をつかんでいきましょう。
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例題を解く前に確認しよう! TG-WEB「展開図」の解答のコツ
TG-WEB「展開図」の概要
- 問題パターン:展開図の正誤判定型・重なる辺/頂点特定型・辺の数/面の数の計算型
- 1問あたりの時間:約1分程度
- 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(なし)Webテスティング(あり)
- TG-WEB「展開図」の解答のコツを教えてください!
基準となる面を決めることで混乱を防ごう
TG-WEBの展開図は、非言語分野でも対策の有無で差が付きやすい単元です。おもに、立方体を組み立てたときの向かい合う面や隣り合う面、記号や模様の向きを判断する問題が出題されます。
解答する際は、面を頭の中で同時に動かそうとしないように心掛けましょう。まずは、基準となる面を1つ決め、そこに接する面を1枚ずつ折り上げて考えると、位置関係を整理しやすくなります。
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正八面体の展開図11パターン
TG-WEBの展開図問題において、正八面体は特に頻出のテーマです。本番で瞬時に解答できるよう、全11パターンある正八面体の展開図をあらかじめ頭に入れておきましょう。

TG-WEB「展開図」の練習問題10問|瀧本さんによる解き方の解説付き!
ここからは、TG-WEBの展開図問題を瀧本さんの解説付きで10問紹介していきます。
立体ごとに「面の数」「辺の数」「1つの頂点に集まる面の数」という基本情報が異なるため、問題を解きながら立体ごとの数値を整理しておくと、以降の問題にも応用しやすくなります。
頭の中で組み立てるイメージが湧きにくい人は、あらかじめ「例題を解く前に確認しよう! TG-WEB「展開図」の解答のコツ」に目を通しておくと、解き方のポイントを整理した状態でスムーズに取り組めます。
問題1(難易度:★★☆☆☆)

問題
次の問いに答えなさい。
「1」〜「6」の面を持つ立方体の展開図において、上図のように縦方向に「3」「1」「2」「4」の順で面が並び、「1」の左右にそれぞれ「5」と「6」が配置されている。「3」の面と平行になる(向かい合う)面はどれか。
選択肢
正解:B
展開図上で一直線上に並ぶ面は、1つ置き(1つ飛ばし)の位置にある面同士が組み立てた際に互いに向かい合う(平行になる)関係となる。縦方向に並ぶ「3」「1」「2」「4」の列に着目すると、「3」から1つ置いた位置にある「2」と、「1」から1つ置いた位置にある「4」がそれぞれ平行な面となる。したがって、「3」の面と平行になる面は「2」である。
図の縦一列に並んだ「3」「1」「2」「4」に注目しましょう。
立方体の展開図では、一直線上に4つの面が並んでいるとき、隣り合う面は組み立てると必ず隣の面になり、1つ飛ばしの位置にある面同士が向かい合います。
したがって、「3」と向かい合う面を探すときは、すぐ下でつながっている「1」ではなく、「1」につながる面を確認してください。
同じ考え方で「1」と「4」も向かい合う組になり、列に入っていない「5」と「6」は左右で向かい合う組になります。
展開図を平面のまま見るのではなく、「1」を底面として固定して展開図を組み立てるのがコツです。
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問題2(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
正十二面体の頂点の数は全部でいくつか。
選択肢
正解:C
正十二面体は12個の正五角形からできている。1つの面である正五角形の頂点の数は5個で、1つの頂点は必ず3つの面で共有される。したがって、頂点の総数は「1つの面の頂点の数×面の数÷1つの頂点に集まる面の数」で求められる。よって、5×12÷3=20個となる。
この問題では、正十二面体を「12個の正五角形でできた立体」として思い出すことが出発点になります。各面の頂点をそのまま合計すると同じ頂点を複数回数えてしまうため、重なりを取り除きましょう。
正十二面体では、1つの頂点に3つの面が集まるため、「面の数」「1面あたりの頂点数」「1頂点に集まる面の数」の関係で整理すると考えやすくなります。
形を丸暗記するより、重複を割り算で除く発想が大切です。
問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
正二十面体の頂点の数は全部でいくつか。
選択肢
正解:A
正二十面体は、すべての面が合同な正三角形で構成され、1つの頂点に5つの面が集まる構造である。面の数は20あり、1つの面には3つの頂点が存在するため、頂点の延べ数は3×20=60となる。1つの頂点は5つの面で共有されているため、頂点の総数は60÷5=12個と導かれる。
まずは、正二十面体が20個の正三角形で構成されていることを押さえてください。
頂点の数を考えるときは、20面それぞれの三角形に3つずつ頂点があると考えると延べ数は出せますが、実際は複数の三角形が同じ頂点を共有しています。
正二十面体では1つの頂点に5枚の正三角形が集まるため、その重なりを考慮して頂点の数を数え上げましょう。
展開図でも立体でも、見えている数をそのまま足さず、立体を構成する図形が共有する部分を意識することが重要です。
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問題4(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
正十二面体の辺の数は全部でいくつか。
選択肢
正解:C
正十二面体は12個の正五角形からできている。1つの面の辺の数は5本で、1本の辺は常に2つの面で共有されている。したがって、重複を防ぐために「1つの面の辺の数×面の数÷2」という計算式を用いる。数値を入れて計算すると、5×12÷2=30となるため、辺の数は全部で30本である。
正十二面体の面が正五角形であることを使って、辺の延べ数から考えて整理しましょう。
正五角形1枚には辺が5本あります。それが12面あるので、重複を考慮しない辺の数は60本です。
立体の1本の辺は必ず2つの面に共有されているため、60本を2で割れば立体の辺の数を求められます。
辺の数は「1面の辺数×面数」をそのまま答えにしないことを覚えておきましょう。
問題5(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
正二十面体の辺の数は全部でいくつか。
選択肢
正解:C
正二十面体は20個の正三角形からできている。1つの面の辺の数は3本で、1本の辺は2つの面で共有されている。したがって、重複を防ぐために「1つの面の辺の数×面の数÷2」という計算式を用いる。数値を入れて計算すると、3×20÷2=30となるため、辺の数は全部で30本である。
正二十面体が正三角形20枚からなることをもとに、辺の数を重複なく数えていきましょう。
正三角形1枚には3本の辺があるので、20面では60本の辺が生まれます。ただし、組み立てた立体では1本の辺を2枚の三角形が共有しているため、2で割る手順が欠かせません。
展開図の問題では、面ごとに見える辺と、立体としての実際の辺を区別することが大切です。共有される辺を半分に調整する意識を持っておきましょう。
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問題6(難易度:★★★☆☆)

問題
次の問いに答えなさい。
正四面体の展開図として組み立てることができる形状はどれか。
選択肢
正解:B
正四面体は四つの正三角形で構成される立体である。図bのように、中央の正三角形の3つの辺それぞれに正三角形を配置すると、全体で大きな正三角形となり、これを折りたたむと正四面体を組み立てることができる。したがって、正解はBとなる。
図aは正三角形が3つしかなく、面の数が足りないため正四面体にはならない。図dは正三角形が5つあり、面の数が多すぎるため不適切である。
図cは正三角形が4つで枚数は合っているが、4枚が中心の1点で頂点同士接しているだけで、辺同士がつながっていない。展開図は面と面が辺で連結されている必要があるため、図cは折り曲げても立体にならない。
展開図の問題では、面の枚数だけでなく、面同士が辺でつながっているかどうかもあわせて確認することが大切である。
まずは、正四面体が「同じ大きさの正三角形4枚でできる立体」であることを基準にしてください。
最初に確認すべきなのは、三角形の枚数が4枚そろっているかどうかです。枚数が3枚のaや5枚のdはこの時点で除外できます。
次に確認したいのが、面と面が辺でつながっているかどうかです。展開図は折り曲げて立体にするため、頂点の1点だけで接していても、辺を共有していなければ組み立てられません。
枚数と辺のつながりの両方を満たしたbについて、中央の三角形を基準にして残り3枚がその周囲から折り上がる様子を想像すると、正四面体になるかどうかを判断しやすくなります。
面の枚数、辺のつながり方、折った後に立体が無理なく閉じるかを順に確かめることが大切です。
問題7(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
立方体の展開図に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
正解:B
立方体(正六面体)の展開図は、6つの正方形が連なる配置パターンによって、重複しない形で全部で11種類存在することが知られている。正八面体の展開図も同じく11種類であるが、立方体は6つの正方形のみで構成されるため、正三角形やそのほかの多角形が含まれることはない。したがって、正解はBとなる。
この問題では、立方体の展開図に関する基本知識を正確に覚えているかが問われています。
立方体は6つの正方形で構成されるため、展開図も正方形だけで作られます。また、組み立てたときに別の正多面体になることはありません。
ここでは、展開図の種類数に関する有名な知識と、立方体の面の形を混同しないことが大切です。
正八面体の展開図の種類数もよく問われますが、面の形や立体名まで含めて整理して選択肢を吟味しましょう。
問題8(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
正二十面体を組み立てる際、1つの頂点には何枚の面(正三角形)が集まるか。
選択肢
正解:C
正二十面体はすべての面が合同な正三角形で構成されており、1つの頂点には5枚の正三角形が集まる構造をしている(正四面体は3枚、正八面体は4枚が集まる)。展開図上で複数の頂点が組み立て後に1点に重なるかどうかを判定するときは、その頂点に集まる面の数が5枚になっているかを確認するのが基本となる。したがって、正解はCである。
この問題では、正二十面体の頂点に何枚の正三角形が集まるかを知っているかが鍵です。
正四面体、正八面体、正二十面体はいずれも正三角形でできていますが、1つの頂点に集まる面の枚数が違います。
展開図を組み立てられるかどうかを判定するときも、集まりすぎると面が重なり、少なすぎると閉じません。
正二十面体は多数の三角形が密に集まる立体です。1つの頂点に集まる面の数を意識して覚えておくと、展開図を見分ける際にも応用しやすくなります。
問題9(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
正八面体の辺の数と頂点の数の組み合わせとして正しいものはどれか。
選択肢
正解:A
正八面体は8つの正三角形からできている。辺の数は「1つの面の辺の数×面の数÷2」より3×8÷2=12本となる。また、正八面体は1つの頂点に4枚の面が集まるため、頂点の延べ数(3×8=24)を4で割ると24÷4=6個となる。したがって、辺12本、頂点6個の組み合わせが正しい。
この問題では、正八面体が8枚の正三角形でできていることを出発点にします。
辺の数は、各三角形の3本の辺を全部数えたあと、1本の辺を2つの面が共有しているため÷2をすると考えましょう。
頂点の数は、各面の頂点を延べで数え、1つの頂点に何枚の面が集まるかで割ると整理できます。
面の数が8だから頂点も8と決めつけるのは避けましょう。辺と頂点はそれぞれ別の共有関係をもとに数えるという意識が必要です。
本番で焦らないために!
まずは気軽にWEBテスト模試を試そう
書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。
「WEBテスト模試」なら、スマホやパソコンで簡単に、実際のテストを想定した模試を受けることができます。
また言語と非言語問題の頻出問題を中心に繰り返し受けることが可能です。ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。
問題10(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
ある正多面体は、すべての面が正五角形でできており、辺の数は30本である。この正多面体の面の数はいくつか。
選択肢
正解:C
ある正多面体において、「1つの面の辺の数×面の数÷2=辺の数」という関係が成り立つ。問題文より、すべての面が正五角形であるため1つの面の辺の数5本、全体の辺の数は30本である。公式に数値を代入すると、5×面の数÷2=30となり、5×面の数=60より、面の数は12と導き出せる。これは正十二面体に該当するため、正解はCとなる。
この問題では、面が正五角形で、辺の数が30本という条件から、面の数を逆算する考え方が求められます。
正五角形1枚には辺が5本ありますが、立体になったときには1本の辺が2つの面に共有されます。そのため、面を数える際は「1面の辺数×面数÷2=全体の辺数」という関係を使いましょう。
いきなり正多面体の名前を当てようとするのではなく、問題文にある辺の本数と面の形から式を立てる解法が確実です。条件を公式に戻して考えるようにしましょう。
TG-WEB「展開図」を対策する際のポイント
展開図以外の練習問題を解いてみよう!
TG-WEBでは、図形問題に限らずさまざまな分野から幅広く出題されます。以下の練習問題を活用し、各分野の対策を進めていきましょう。
そのほかの練習問題
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執筆・編集 PORTキャリア編集部
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アドバイザーのリアル・アドバイス!苦手な人は実際に展開図を組み立ててみよう
キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
瀧本博史
プロフィールを見るTG-WEBの展開図は出題数こそ多くないものの、立体感覚に慣れている人とそうでない人で差が付きやすい単元です。
有効な対策は、紙の展開図を実際に切って組み立て、面の動きを目で確認した後に、同じ形を頭の中で再現する練習を繰り返すことです。
また、向かい合う面は接することがなく、1つの頂点に集まるのは3面だけという基本も覚えておきましょう。
全体ではなく面同士の関係を丁寧に追う練習が効果的
就活生がやりがちな失敗は、模様の向きを平面のまま見てしまうことや、1問に時間をかけすぎることです。選択肢から矛盾を探し、1分程度で見通しが立たなければ飛ばしてください。
苦手な人は、まず向かい合う面だけを見つける問題から始めてください。立体全体を想像しなくても、面同士の関係を1つずつ追えば解けます。慣れるほど負担は小さくなるはずです。