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- 面接の入退室の基本のマナーを知りたい
└個人面接の入室方法
個人面接の退室方法
集団面接の入退室方法
オンライン面接での入退室方法 - 動画でサクッと確認したい
└【動画】入室方法
【動画】退室方法 - 面接の入退室方法のおさらいをしたい
面接に臨む際に意外と盲点になるのが入退室です。マナーに自信がない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、キャリアコンサルタント5人と、マナー講師の樋口さんと一緒に、面接の入室・退室のマナーや面接官がチェックしているポイントを解説していきます。
記事内では、動画や写真でOK・NG例を紹介しているので、マナーを知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
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面接の入室マナー【動画と画像で解説】
まずは入室のOK・NG動画から確認しよう!
動画の目次(クリックで再生)
【入室のOK例】
【入室のNG例】
入室の流れは5つのステップに分解でき、一つひとつを見るとまったく難しくはありません。
まずは上の入室のOK・NG例の動画を見て、一連の流れを大まかにつかんでみてください。
基本的に、「発言は自分から・行動は指示されてから」と考えると覚えやすいです。
アドバイザーのリアル・アドバイス!多少のミスは何の問題もない!
入退室時、一般的なマナーと少し違った行動をしてしまっても、それで著しく評価が下がるようなことは、決してありませんので安心してください。
マナーは、相手への敬意を表現するツール。面接官が見ているのは、「緊張しながらも、相手を敬い、礼を尽くそうとしているか」という姿勢なのです。
雰囲気が暗いとマイナス印象になる恐れも! 明るさを意識しよう
一方で、入室は第一印象にかかわることも、意識しておきましょう。注意すべきは「無表情・姿勢が悪い・声が小さい」の三拍子です。
マナー以前の問題ですが「暗い雰囲気の人だな」というマイナスイメージになります。
面接での緊張を和らげる方法について、キャリアコンサルタントが解説しています。
就活の面接で緊張しない方法は何かありますか?
①3回ノック
面接室への入室時、いきなりドアを開けて入室するのはマナー違反なので、必ず3回ノックしましょう。
ノックの回数にもマナーがあり、面接時は3回が基本となります。手をグーにして第二関節で「トン・トン・トン」というリズムでドアを叩きましょう。
ノックの回数の意味
- 2回:空室の確認(おもにトイレなどで使用)
- 3回:入室の確認(日本ではこちらが主流)
- 4回:ビジネスシーンでの主流(世界的なマナー)
ノック2回はトイレ? 3回が正解な理由とは
面接では3回ノックが基本です。3回は「入室確認」の意味があり、2回はトイレ入室などの確認ノックとされるため実は不適切です。
一方で、ノックせず入室するのは無遠慮な印象を与えてしまいます。面接官によりますがこのようなマナーを入室時から見られているという意識は必要でしょう。
②入室
入室時は、ノックをしてすぐにドアを開けないようにしましょう。
面接官から「どうぞ」という掛け声があるので、掛け声があったらドアの外で「失礼いたします」と挨拶をしてから入室してください。
入室の際のポイント
- ドアは全開にせず、身体が入る程度の幅で止める
- ドアが開いているときは部屋の前で「失礼いたします」と言ってから入室する
第一印象を左右する! 声の出し方で見られる点
「失礼いたします!」と明るい元気な声で挨拶するのが大切です。
動作の美しさはそこまで見られませんが、「第一声の明るさ」は場の空気を決めるため、重要な評価ポイントとしてチェックされています。
一方で、ボソボソ声や無言だと「自信がなさそう」「配慮不足・指示の理解に不安」と受け取られるでしょう。
面接でうまく挨拶ができなかったという人もいるでしょう。以下のQ&Aでは、面接官が抱く印象について解説しているので参考にしてみてください。
面接の最初の挨拶がうまくできなかった場合、印象が悪くなりますか?
③面接官に挨拶
入室したら、両手でドアノブを持ち、音を立てないようにゆっくりとドアを閉めましょう。
このときに、後ろ手でドアを持って閉めるのはマナー違反です。必ずドアのほうを向いて閉めてください。
ドアを閉め終えたら、面接官のほうを向いて「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶してからお辞儀をしましょう。
入室直後のポイント
- ドアのほうを向いて閉める(面接官に完全に背中を向けるのはNG)
- お辞儀の角度は30°を意識する(手は足に沿ってまっすぐ伸ばす)
- 胸を張って背筋を伸ばし、両足に均等に重心をかけて立つ
- 「ですー」とだらだら話すのは×
「ですっ」とはっきりした話し方が◎
視線で心をつかむ! 振る舞いのポイント
しっかりと面接官のほうを向いて挨拶するのは敬意の表れになります。
行動一つひとつに、心遣いがあることが、信頼につながるのです。
一方で、指示があるまでぼんやり立っているのは、ぞんざいな印象を与えてしまいます。
面接での最初の挨拶は緊張しますよね。何を伝えるべきなのか迷う人もいるでしょう。そんな人は、下記の記事を参考にしてみてください。
面接の最初の挨拶の伝え方! 受付・控室・本番の3シーン別に解説
④椅子の横でお辞儀

お辞儀を終えたら椅子の横まで移動します。椅子に座る前に「失礼いたします」と再度挨拶とお辞儀をしましょう。
面接官から「座っていただいて結構です」のように着席を促されるので、そのタイミングで椅子に座ってください。
挨拶のポイント
- 椅子の左右どちらに立つか迷ったらドアに近いほうに立てばOK(企業の指示が第一優先)
- 挨拶→お辞儀の順番
座る動作で差を付ける! 「一礼」の極意
椅子に座る前に一礼するのは、面接官への敬意と場をわきまえる姿勢を示します。丁寧な身のこなしができるか、こういったポイントを面接官は見ているのです。
一方、挨拶なく座ると礼儀や配慮に欠ける印象を与え、評価を下げる要因になりかねないでしょう。
面接時に椅子の左右どちらに立って挨拶すべきかという疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。
面接での立ち位置は椅子の左右どちらが正解ですか?
⑤カバンとコートを置いて着席
椅子に座る前にまずはカバンを置きましょう。
面接官からカバンの置き場所を指定されたら、その指示にしたがってカバンを置いてください。特に指示がない場合は、カバンは椅子の横に置きます。
カバンを置いた後、椅子を持ち上げて少し引き、着席しましょう。
着席時のポイント
- カバンは利き手側に置く
- コートはカバンの上に畳んで置く
- 背中と背もたれの間に拳一つ分の間を空けて浅めに座る
→女性:手は左手を右手に重ねて太ももの上、足は揃える
→男性:手は握って太ももの上、足の幅は肩幅程度に開く - 椅子は引きずらずに少し持ち上げて引く
コートの脱ぎ方で原点される場合も!
コートは屋外で着用するものであり、塵やほこり、ときには雨にさらされているため、相手の空間を汚さないという配慮が求められます。
自分の足元に置くことで、配慮を示せます。一方で、椅子の背に置く行為は、無礼と受け取られるでしょう。
プロのアドバイザーならこうアドバイス!信頼感のない振る舞いは一発アウト
面接官が合否判定で見ている入退室のポイントについて、3つの視点から説明します。
①即不合格につながる行動
「無断で入室する」、「挨拶がない」、「録音/撮影を無許可でおこなう」、「挨拶をしない」、「暴言を吐く」、「度重なる指示無視」、「明らかな酒気帯び/強い不衛生」などです。安全・信頼にかかわるものは一発退場もあります。
②そこまで重視されていない行動
「ドアの開閉の手順」、「会釈の角度」、「椅子の左右どちらに立ったか」、「荷物が倒れてしまった」などです。
緊張による行動は誤差の範囲内として扱われ、謝罪して直せばまったく問題ありません。
③好印象につながる行動
「表情」と「メリハリ」です。入室時、笑顔でハキハキと挨拶できるだけで、その後の面接の空気が明るくなります。
面接のマナーに関して不安な人は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
対面面接のマナー|入退室の流れからミスのリカバリーまで解説
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
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面接で入室する前に確認! 身の回りのチェックリスト
面接前は誰でも緊張し、いつもしないミスもしがちです。
ここでは、お守り代わりに、入室前に使えるチェックリストを用意しました。
鏡の前で一つひとつ確認して、チェックできたらもう大丈夫です。自信を持って臨みましょう。
身の回りのチェックリスト
- 髪型の乱れがないか
- ネクタイが曲がっていないか
- 靴の汚れがないか
- 服にしわがないか
- ジャケットのボタンを閉めたか
- メイクのよれがないか
- スマホの電源を切ったか
- コートは裏返しにして手に持ったか
- カバンのチャックは閉めたか
- 折り畳み傘・マフラー・手袋などはカバンにしまったか
面接時の服装に迷う人も多いでしょう。下記の記事では面接時の服装について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
面接の服装に迷う就活生必見! 基本マナーから私服対策まで完全網羅
気遣いを示す! コートの正しい持ち姿
コートは裏地を表にして畳みましょう。これは、コートについたちりやほこりを、訪問先に持ち込まないという配慮を示しています。
畳んだら、二つ折りにして、腕にかけます。その際、ビジネスバッグやトートバッグは、身体の側面に沿わせて持ちましょう。
面接の退室マナー【動画と画像で解説】
まずは退室のOK・NG動画から確認しよう!
動画の目次(クリックで再生)
【退室のOK例】
【退室のNG例】
「終わりよければすべてよし」という言葉があるように、退出する最後の瞬間まで決して気を抜いてはいけません。
また、面接中に何か失敗しても、最後の動作が丁寧だと挽回できる可能性もあるのです。
退室の動作はわずか3ステップです。しっかり覚えて、「良い面接だった」と思ってもらえるようにしましょう。
①座ったままお礼

面接が終わった後、いきなり椅子から立ち上がり退室するのはマナー違反です。
すべての質問を終え、面接官から「それでは以上で面接は終了となります」というように終了の合図があったら、椅子に座ったまま「お忙しいなか、ありがとうございました」とお礼を伝えましょう。
お礼を伝える際のポイント
- 椅子に座ったまま感謝の気持ちを伝える
- お礼+お辞儀をセットでおこなう
好印象を狙え! 合否を左右する一礼とは
面接終了後は、立ち上がる前に座ったまま一礼することで、感謝と敬意を丁寧に伝えられます。面接の区切りの礼儀として大切にしたほうが良いでしょう。
一方、礼をせず立ち上がると、締めくくりが雑な印象となり、評価を損ねる可能性があります。
- お礼の際になにか一言付け加えても良いのでしょうか?
面接を通じて得たポジティブな気持ちは積極的に伝えよう
たとえば「お話を伺い、より貴社で活躍したいという意欲が増しました。本日はお忙しいなかお時間をいただき、ありがとうございました」など、面談を通して感じたプラスの気持ちがあれば、お礼に添える形で伝えると良いでしょう。
確かに面接にはマナーがありますが、必ずしもその通りにしか行動してはいけないということではありません。難しく考えすぎないようにしましょう。
②立ち上がって再度お礼

椅子から立ち上がった後にも改めてお礼を伝えることが大切です。いくつかポイントがあるため、確認しておきましょう。
立ち上がった際のポイント
- 椅子は引きずらず手で持って移動させて立つスペースを作る
- 椅子の前ではなく横に移動してからお礼を伝える
└お辞儀の角度は30°を意識 - 最後に椅子は元の位置に戻す
本性を見抜かれる! 椅子の戻し方も評価対象
立ち上がった後、椅子を出しっぱなしにするのはマイナスな印象になります。
お辞儀の深さなどはそこまで重視されていませんが「椅子を元の位置に戻す配慮」があるかは見られるでしょう。
重視度としては小〜中程度ですが、去り際の美しさは、仕事の丁寧さに直結すると考えておくと良いですね。
③退室

お礼を伝えたらカバンを持ってドアの前まで移動してください。ドアから出る前も、必ず面接官に挨拶をしてから退室しましょう。
ドアの前まで移動したら、必ず面接官のほうに体を向けて「失礼いたします」と伝え、しっかりお辞儀をしてお礼をしてください。
退室時のポイント
- 両手でドアノブを持ち音が出ないように静かにドアを閉める
- ドアノブはドアが開く方向と逆の手で持つことで身体がねじれることを防ぐ
合格を決断させる! 誠実さで記憶に残ろう
退出時、ドアの前で一礼できるかどうかは「最後まで礼節を尽くそうとする姿勢」や「終わりまで気を抜かない誠実さ」が表れます。
一礼もないまま退室する様子は、終わった途端に気持ちが切れる二面性や、無礼な印象が余韻として残り、全体の評価を下げるでしょう。
見送ってくれる場合は別れ際に再度挨拶
面接終了後、面接官が一緒に部屋を出てエレベーターや玄関まで見送ってくれる場合もあります。
その場合は、案内してくれる人の後ろを歩き、その人の後について進んでください。
見送りがある場合の挨拶の方法
- エレベーターで面接官と別れる場合
└閉じるボタンを押しながら「ありがとうございます」とお礼+お辞儀
完全にドアが閉まるまでお辞儀を続ける - 玄関などで面接官と別れる場合
ドアの前で面接官のほうを向いて「ありがとうございます」とお礼+お辞儀
- 面接官が見送ってくれる際は、面接官とどういった会話をすれば良いでしょうか?
ビジネスパーソンとして穏やかに会話を楽しもう
過度に緊張する必要はありません。自然体で簡単な会話を交わすのが良いでしょう。以下のような会話が適しています。
①面接のお礼
「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
②会社についての質問
「オフィスの雰囲気がとても素敵ですね」など、会社やオフィスに関する軽い感想や質問をするのもおすすめです。
③日常会話
「今日は良い天気ですね」「最寄りの駅からオフィスまでの道がとても分かりやすかったです」といった世間話はお互い答えやすいですよね。
面接の内容をくり返す必要はありません。無理に話題を作ろうとせず、自然な流れで会話を楽しむことを心掛けてみてくださいね。
アドバイザーのリアル・アドバイス!面接室の外での態度に要注意! 評価が逆転することも
退室は「建物を出るまでが面接」です。面接官のリアルな視点をお伝えします。
①即不合格につながる行動
「ドアを閉めた瞬間の豹変」です。閉めた直後に大きなため息をついたり、舌打ちをしたり、すぐにスマホをいじるなど。これらは意外と中の面接官に聞こえていますし、案内係などから報告が上がると著しい低評価に転じる可能性があります。
②そこまで重視されていない行動
「ドアノブを回すのに手間取る」、「お辞儀のタイミングが少しずれる」などの動作の不器用さは、内容評価を左右するほどではありません。
③好印象につながる行動
「エレベーターが閉まるまでの振る舞い」です。見送りがある場合、お礼を伝え、扉が完全に閉まるまで深くお辞儀を続けている姿を見ると、「礼儀正しい人だ」、「安心して顧客の前に出せる」といった評価になります。
面接の退室時に注意すべきポイントについて、下記の記事でキャリアコンサルタントが解説しています。
就活面接の退室で注意すべきことは何ですか?
面接の入退室だけでなく、前後の流れも把握しておくことが大切です。下記の記事では面接の一連の流れについて、詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。
面接が迫っている人は、頻出質問の回答例だけでも予習しておこう!
面接でどんな質問がされるか、そして答えられるか不安ですよね。ただ、企業によって何を質問されるか分からない人も多いはず。
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これができると高評価! 意識するべき3つのポイント
意識するべき3つのポイント
ここまで入室・退室の基本的な流れを紹介してきました。「基本の流れは完璧!」という人もいるでしょう。
ここからは、入退室で高評価を狙える3つのポイントを紹介していきます。どれもすぐに取り入れられるものばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね。
①入室前から笑顔を作る
入室後に面接官と目が合ってから笑顔を作るのではなく、ドアを開く前から笑顔を作っておくようにしましょう。
多くの学生が緊張から表情が硬いまま入室してしまうため、明るい笑顔を作ることで最初のつかみはバッチリです。
②メリハリのあるお辞儀
面接の入退室では、何度もお辞儀をする場面があります。その際に、やりがちなのが、「ながら礼」です。
お辞儀をしながら挨拶をしてしまうと、声が聞き取りづらかったり、相手の目を見る時間が減ってしまったりするので、面接官に残念な印象を抱かれてしまいます。
お辞儀をする際は、「挨拶」と「お辞儀」の2つをしっかりとわけておこなうようにしましょう。
お辞儀のポイント
- 相手の目を見ながら挨拶→お辞儀の流れが基本
③ドアが閉まるまで目線をまっすぐに
面接が終わった安心感から気が緩み、退室が雑になってしまう人も少なくありません。しかし、面接官は退室が完了するまで、あなたを評価をしています。
ドアが閉まり切るまで、体と顔を面接官に向けるように意識しましょう。そうすることで、最後まで相手と向き合う誠実な姿勢を伝えることができます。
アドバイザーのリアル・アドバイス!対面面接では待ち時間も評価対象! 気を抜かないように注意
対面面接では、待合室やロビーでの姿も、見られている可能性があります。スマートフォンに夢中になったり、だらけた姿勢で座ったりせず、落ち着いた態度を保ちましょう。
身だしなみは細部まで気を配り、姿勢・歩き方・お辞儀といった立ち居振る舞いも注意してください。
最終面接だけ対面の場合も! 敬意と自信を持って臨もう
また、最終面接だけ対面でおこなうという企業も多いです。そういった企業には「あなたがどんな人なのか、実際に会って確信を持ちたい」という心理があります。過度に緊張せず、自分に自信を持ち、堂々とふるまえると良いですね。
あなたの人間性は、面接を通して「雰囲気」に表れます。敬意や真摯な姿勢から生まれるポジティブな雰囲気が、「一緒に働きたい」という最終的な意思決定を後押ししてくれます。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
「面接に自信がない」「今のままで選考通過できるか不安」そんな就活生は自分の面接力を知ることからはじめましょう!
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・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人
イレギュラーケース:先に入室してから面接官を待つ場合の流れ
先に入室する場合の対応例を動画で確認!
ここまで面接室の入室・退室の一連の流れを解説してきました。
続いて、応用編として自分が先に面接室に入り、面接官を待つ場合の一連の流れやマナーについて解説します。
まずは、上記の動画で一連の流れを理解してから読み進めていきましょう。
イレギュラーケースは稀! 柔軟に対応しよう
一般的に、面接官が待っている部屋に自分が入室する場合がほとんどですが、企業や面接形式によっては自分が先に入室して面接官を待つ場合もあります。
割合は何とも言えませんが、体感では7対3くらいの比率でしょうか。いずれにせよ前者が多い印象です。
①部屋に案内されたらお礼を伝える
部屋まで案内してもらったら、案内してくれた人にお礼を伝えましょう。
面接官から良い印象を持ってもらえたとしても、ほかの社員からの印象が悪ければ「裏表がある人だ」と見抜かれるのです。
案内をしてくれる人や社内ですれ違った人に対しても礼節を持って接するよう意識してください。
②椅子には座らず待つ
部屋に到着して特に指示がなければ、椅子に座らずに立って待つのが無難です。
「お掛けになってお待ちください」と言われたら着席するようにしましょう。その際、席の指定がなければ、下座となるドアに最も近い席を選んでください。
待ち時間が長いとついスマートフォンを触りたくなりますが、マナー違反に当たるので我慢しましょう。
最終確認は建物の外で!境界線を把握しておこう
面接室に入ったら、カバンから履歴書などを出すことは基本的に避けましょう。
どうしても見たい場合は、面接官が入ってきたら即座にカバンにしまえるようにしておくと安心ですね。
③面接官が入室したらお辞儀をして挨拶する
面接官が入室したら「本日はよろしくお願いします。〇〇と申します」と挨拶をしましょう。
その後、面接官から「どうぞお掛けください」と着席を促されるので、面接官からの合図があったら椅子に座りましょう。
面接官が入室する際のポイント
- 即座に反応できるように椅子を引いて浅めに腰かけておく
名刺を渡されたら両手で受け取り机に置く
面接官が入室したタイミングで、名刺を渡してもらえることもあります。
面接官が名刺を出すそぶりを見せたら、こちらから面接官のもとに近づき、名刺を受け取りましょう。
名刺を受け取る際のポイント
- 必ず両手で受け取る
- 受け取った名刺は机の上に置く
└面接官が複数人の場合は相手が座っている位置と対応させる
面接官より先に入室する場合のマナーについて、下記の記事でキャリアコンサルタントが回答しています。
就活面接で、先に入室する場合のマナーについて教えていただきたいです。
プロのアドバイザーならこうアドバイス!面接はイレギュラーケースも多い! 臨機応変な対応が必要
面接官として多くの場面に立ち会ってきましたが、必ずしも「教科書通り」の入室対応だけという場面とは限りません。
たとえば、すでにドアが開いている、面接官が立って迎えているなど、基本の型がそのまま使えないケースもあります。
こうしたケースで重要なのは、型を守ること自体ではなく、「相手や状況をどうとらえ、どう振る舞うか」という姿勢です。
対応に困ったら配慮を示せばOK! 慌てないようにしよう
迷った場合は、軽く会釈をする、面接官の動きを待つ、「失礼します」と一言添えるなど、相手への配慮を言動で示すことが大変有効です。
面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!
自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?
「面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。
39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
- もうすぐ初めての面接がある人
- 自信のあった面接に落ちてしまった人
- 面接への不安を和らげたい人
集団・オンライン面接の入室・退室の流れ
集団・オンライン面接の入室・退室の流れ
ここまで解説してきたのは、面接を1人で受ける場合の入室・退室の方法でした。
しかし、場合によっては集団、あるいはオンラインで面接が実施される場合もあります。こうした場合、マナーや入室・退室の流れが少し変わってきます。
それでは集団面接、オンライン面接の場合にはどうすれば良いのでしょうか。それぞれの場合について解説します。
集団面接の場合
集団面接の場合は、入室する順番で動きが異なります。
先頭で入室する場合は、1人で受ける面接時と同様の動きで問題ありません。一方、2番目以降ですでにドアが開いている場合は、入り口で一度挨拶をしてから入室しましょう。
退室の際は面接官のほうを向き、お礼とお辞儀をしてから退室してください。
集団面接のポイント
- 後ろの人のためにドアを押さえる気遣いが大切
- 席は奥から順に詰めて座る
- 集団面接でも面接官は1人ずつ細かくチェックしているのでしょうか?
一人ひとり見ている! 個別面接と同じ姿勢で臨もう
面接官が学生のマナーをどれほど重視しているかは企業や面接官によって異なる部分ではあるものの、きちんと一人ひとりを確認していますよ。
よって、集団だから見られていないと気を抜くと、後悔することになるかもしれません。集団面接のときも個別面接のときも、同じ気持ちで面接に挑みましょう。
たとえば、入退室で後ろの人のためにドアを押さえる際は、足ではなく手で押さえるようにしてください。こういった場面で素が出てしまう人もたまにいます。注意しましょう。
企業によっては集団面接を導入している場合があります。気になる人は下記の記事を参考にしてみてください。
集団面接の流れを完全攻略|入室前から退室まで手順を丁寧に解説!
オンライン面接の場合
オンライン面接の場合、入室と退室に加えて、周りの環境や背景にも注意を払いましょう。特に以下は準備による差が出やすいため、事前に確認が必須です。
オンライン面接で事前に確認すべきこと
- 必ず周りに誰もいない静かな環境にする
- カフェなどは周りの話し声や雑音が入ってしまうので避ける
- スムーズな会話ができる速度か確認する
- 何度も聞き返すような電波環境はNG
- スピーカーとマイクに問題がないか確認する
- 無地の壁があれば壁を背景にし、生活感が出ないようにする
- バーチャル背景でビジネスシーンにふさわしいものを選ぶのもあり
- アカウント名はフルネームにすると面接官にもわかりやすい
- ニックネームやキャラクター名などのプライベートの名前は避ける
オンライン面接のポイント
- 5分前には入室
- 画面は入室時からオンの状態にしておく
- 退室時は画面に向けて頭を下げた状態で退室ボタンを押す
オンライン面接は、通常の面接と意識することが異なります。下記の記事も併せてチェックしておきましょう。
【記事】
Web面接を成功に導く3つの準備|トラブル対処法や当日の流れも
【Q&A】
Web面接の最初の挨拶では何を意識するべきですか?
オンライン面接で家がうるさい場合どうすれば良いでしょうか。
画面越しに熱意を届ける! 視線と表情のコツ
オンライン面接では、対面面接とはまた違った注意点があります。
まず額と耳を出したヘアスタイルにして、表情をはっきり見せましょう。
そして視線は、カメラを見るようにすれば、アイコンタクトが取れている状態に映ります。
面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう
不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。
そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。
簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。
- 近く面接本番を控えている人
- 自分の面接の改善点を知りたい人
- 過去の面接で力を発揮しきれなかった人
プロが回答! 入退室に関するよくある疑問をQ&Aで解決
入退室に関するよくある疑問
ここからは、面接の入退室に悩む学生の疑問にキャリアアドバイザーが回答します。あなたの悩みに近いものを参考にして、疑問を解決していきましょう。
①入退室のマナーに厳しい業界や業種の特徴は?
A:金融・インフラ・ホテル業界などが該当します。
対面マナーに厳しめなのは「金融」、「官公庁・インフラ」、「ホテル・航空」、「ハイエンド小売」、「伝統的なメーカー」です。
これらは「信用」や「品格」を商品としているため、マナーの欠如が致命的になります。
逆にITやクリエイティブ、スタートアップ系は比較的緩やかですが、“清潔感・礼節・指示理解”といった基本の礼儀はどこでも必須だと覚えておきましょう。
②エレベーターまでお出迎えがある場合の対応方法は?
A:自分の名前を名乗りお礼を伝えるようにしましょう。
社員がエレベーターまで来たら、まずは丁寧な挨拶の言葉を述べます。
「○○大学の□□と申します。本日はよろしくお願いいたします」とはっきり発音することがポイントです。
エレベーター内では社員の方の斜め後ろに立ち、昇降中の会話はしません。
乗り降りの際、誘導してもらったら「ありがとうございます」と感謝を伝えましょう。
③面接官が複数人いる場合の視線は?
A:話している面接官を中心に全員と目を合わせることが大切です。
面接官が複数いる場合は、質問している面接官を中心に視線を向けつつ、要所要所でほかの面接官にも目配りをしましょう。
一人だけを見続けず、全体への配慮を意識すると良いですね。
視線とはコミュニケーションにおいて非常に大切で、気持ちや志の強さを伝えることもできます。
④カジュアル面接ではどの程度マナーを守るべき?
A:あくまで選考の場だととらえて誠実な対応が必須です。
勘違いしてはいけないのが、「カジュアル=馴れ馴れしくて良い」ではありません。
言葉遣いや時間厳守、敬語、入退室のマナーは崩さず、砕け過ぎない服装と言葉選びをおこない、節度ある態度で臨むことが、「TPOをわきまえたビジネス感覚」の証明になります。
⑤入退室の練習方法は?
A:面接本番と同じように通しで練習するのが効果的でしょう。
自宅や学校で、実際の面接を想定して練習してみましょう。
ドアの開閉、入退室、椅子への着席など、通しで練習します。
面接官役の椅子を置くと、自然な視線合わせの練習にもなり、本番の緊張感が和らぎますよ。
最後におさらい! 入退室のチェックポイント
ここまで面接における入退室の基本の流れやマナー、イレギュラーな場合の対応方法などを紹介してきました。一連の流れが理解できた人も多いのではないでしょうか。
頭で理解できたら、後は練習あるのみです。そこで、本番に向けて完璧な動きを身に付けたい人のために、この記事で解説してきたポイントを総復習できるチェックリストを用意しました。今すぐ活用できるので、ぜひ、役立ててくださいね。
面接の入退室のチェックポイント(会員登録なし・無料)
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面接の入退室のマナーが理解できた人は、次は自身の「面接力」を確認してみてください。クイズに回答していくだけで、あなたの面接力を点数化してくれます。
今の実力や足りない点を把握して、効率的に準備を進めていきましょう!
面接の入室・退室のマナーを身に付けて好印象で内定に近づこう!
この記事では、面接の入室・退室の流れやマナー、面接官がチェックするポイントなどを解説してきました。
面接の入室の一連の流れとマナーを押さえておき、その通りにできると面接官に与える第一印象はバッチリです。
それに加えて、面接官がチェックしているポイントを知り、その部分も意識できるとさらに面接官からの印象は良くなり内定獲得に近づきます。
面接の入室は第一印象を大きく左右します。面接の退室も面接官に与えるインパクトが大きいです。内定獲得のために、入室・退室を自然にできるまで何度も練習しましょう。
アドバイザーのリアル・アドバイス!面接の入退室で大切なのは事前の準備と誠実な対応
足の運びや挨拶の順序などがこの記事で伝えたものと多少違ってしまっても、慌てずに落ち着いて対処すれば問題ありません。
イメージトレーニングと当日の笑顔で好印象を獲得しよう
そして何より、入退室のポイントは、笑顔です。
入室のタイミングで目を合わせて笑顔で挨拶をし、そして退室間際に最後に目を合わせてもう一度笑顔を見せることができれば、「感じの良い学生だった」という余韻が残ります。
迎える本番では背筋を伸ばし、視線と声をまっすぐ届けることを意識してくださいね。応援しています。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Yoshiko Kato〇人材会社で約15年間、18,000人以上のキャリア相談を受けてきた。独立後は企業や大学、個人と契約し、キャリア構築の支援をおこなう。キャリアコンサルタント歴は20年以上
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
プロフィール詳細マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表
Chikako Higuchi〇元資生堂ビューティーコンサルタント。現在は全国の企業・自治体でマナーとコミュニケーションの研修を実施。月間約1000人の新入社員に、社会人に必要なビジネスマナーを伝授
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Takashi Minagawa〇450名規模の介護事業を経営し、人材育成とコーチングに携わる。社外でも月に平均10〜20本の1on1を実施。クライアントに寄り添う支援がモットー
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
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