例文13選! 中途面接の自己紹介を作る5つのステップや作成時のコツも

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  • キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

    Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう

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  • キャリアコンサルタント

    Kazuhiro Yamaji〇会社員として長年勤務した後キャリアコンサルタントとして開業。企業の採用・高校生向けセミナー講師・転職支援・リスキリング補助など多岐にわたる分野でキャリア支援にたずさわる

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  • キャリアコンサルタント/公認心理師

    Ikuko Yoshino〇就職支援歴18年。若者就労支援NPOに勤務の後、独立。現在は行政の就職支援施設にて、学生/既卒/フリーター/ニート/ひきこもり/女性などを対象に相談やセミナー講師を担当

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この記事のまとめ

  • 就活のプロが中途面接の自己紹介のコツをアドバイス
  • 中途面接の自己紹介は新卒との違いを理解することが大切
  • 職種別の自己紹介の例文を確認して実際に作成する際に役立てよう

中途採用の面接でも、自己紹介は自分の第一印象を決める重要なポイントです。自己紹介を粗末におこなうと、採用担当者からの印象が悪くなり、その後にある質疑応答に影響が出る可能性があります。

さらに、中途面接の自己紹介は新卒のときとは伝えるべき内容が異なるため、その点を理解したうえで内容を考える必要があるのです。

この記事では、中途面接で話す自己紹介を作成する5つのステップをキャリアコンサルタントの吉野さん、瀧本さん、山路さんと一緒に解説します。採用担当者からの第一印象が良くなるよう、どのような内容が適切なのかを理解しましょう。

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目次

中途面接の自己紹介は有用な人材だと思わせる第一歩! 

中途面接は、採用担当者に自分を紹介する初めての場面です。自己紹介がうまくできれば、企業に有用な人材だと思ってもらえる確率が高まり、その後の選考がスムーズに進む可能性があるのです。

しかし、どのような内容の自己紹介にすれば、企業に自分の印象が良い形で残るのか、悩む人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事の前半では、中途面接と新卒の自己紹介の異なる部分や採用担当者が中途面接で自己紹介を聞く理由を解説します。中途採用面接の基本的な部分を理解して、どのような自己紹介の内容にすれば良いのかを考えましょう。

そしてその後で、中途面接の自己紹介を作成する5つのステップや自己紹介の例文を解説します。記事を最後まで読めば、中途面接で採用担当者に良い印象を残せる自己紹介が作成できます。

中途面接に限らず就活の面接で行う自己紹介についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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就活の自己紹介では、自己紹介の簡潔さや入社意欲の高さなどがチェックされています。1分程度で自分の熱意や経験を伝えられれば、以降の面接を有利に進められるでしょう。この記事では就活の自己紹介で面接官が見ている部分や、アピールポイント別、業界別の自己紹介例文を紹介します。キャリアコンサルタントの見解も交えながらわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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転職支援のプロが解説! 中途の自己紹介でたった一つアドバイスするとしたら?

中途採用面接の自己紹介で、「何を話せば良いのかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか。自己紹介はあなたの第一印象を左右するからこそ、失敗したくないという人は多いはずです。

そこでこの章では、キャリアコンサルタントの山路さんに、中途の自己紹介でたった一つアドバイスするとしたらどのようなことを伝えるかを聞きました。山路さんのアドバイスを参考にして、自信を持って突破できるよう自己紹介の内容を考えましょう。

アドバイザーコメント

前職を退職したことを単なるネガティブな経験にしない

働き方が多様化した現代において、理由を問わず転職は多くの人のキャリア形成の当然の選択肢となりました。

しかしながら、一つの会社で長く勤めることを絶対的な良しとする考えはまだまだ根強いものがあります。

そのため、転職を目指す方の中には理由を問わず「前職を辞めた」という経験をネガティブなものとしてとらえている人も少なくありません。

それが自己紹介に限らず、面接の受け答えの際の自信のなさやうしろめたさなどという形で現れ、面接官に伝わってしまい、思うような結果につながらないという人もいます。

退職した事実は変えられないからこそポジティブな気持ちでアピールしよう

退職した事実は変えられませんが、それまで勤めたという事実も、そこで得た経験や知識といったものも存在するのです。

そこをしっかり整理して、そのうえで今回の転職で叶えたいことをしっかり定め、「新たなキャリアを築く・再スタートを切る。その為にこの会社を選んだ。」というポジティブな気持ちで自身をしっかりとアピールしていきましょう。

新卒と異なる点! 中途面接の自己紹介では前職で得た実績やスキルを伝えるべし

中途面接の自己紹介では、新卒のときとは異なり、前職で得た実績やスキルを伝えることで企業にとって有用な人材であると判断してもらいやすくなります。

新卒の自己紹介では、実績や経験がないため、自身のポテンシャルを評価してもらえるようなことを伝えるのがほとんどです。しかし、中途面接の自己紹介で新卒と同じようにポテンシャルの部分だけを伝えてしまえば、これまでの社会人生活で得たスキルや経験をアピールできずに終わってしまいます

だからこそ、自分が前職でどのような仕事をして、企業に貢献してきたのかを伝えることで、採用担当者に興味を持ってもらえる確率が高まるのです。

瀧本博史

プロフィール

中途面接で新卒と同じような自己紹介をすると、採用担当者は「経験や成長が不足しているのではないか」と感じ、企業への適応力や専門性に疑問を抱く可能性があります。

中途採用では、過去の実績やスキルを具体的に示し、即戦力としての価値を伝えることが重要です。

採用担当者の意図を理解しよう! 中途面接で自己紹介が聞かれる理由

中途面接で自己紹介が聞かれる理由

  • 応募者の経歴を大まかに把握したい
  • 仕事に役立つコミュニケーション力を持っているか確認したい
  • 志望度の確認をしたい

自己紹介は第一印象を左右する要素だからこそ、的外れな内容にならないことが重要です。中途面接での自己紹介を考える前に、企業側がなぜ自己紹介を求めるのかを理解しておくと、話すべき内容を考えやすくなります。

ここからは、中途面接で自己紹介を聞かれる理由を解説します。企業の意図を理解したうえで、適切な自己紹介の内容を考えましょう。

応募者の経歴を大まかに把握したい

中途面接を始めるタイミングで自己紹介を伝えることで、候補者の経歴が大まかに理解でき、履歴書や職務経歴書の内容と照らし合わせやすくなります。

履歴書や職務経歴書で簡単には理解していても、候補者の前職の業界が違えば業務内容がわからない場合も多いです。だからこそ、採用担当者は、候補者本人の言葉から、履歴書からはわからなかった部分を理解できるよう、自己紹介を求めています

また、採用担当者は面接前に履歴書や職務経歴書に目を通してしますが、一日に何人も対応することもあり、その場合はすべての人の情報を把握することが難しくなります。そこで、志望者に自己紹介を求めることで、改めてその志望者の情報を把握しているのです。

さらに、候補者の口から前職の話を聞くことで、文章とは異なる印象を持つ可能性もあります。だからこそ、候補者自身の言葉で経歴を話してもらい、面接を開始する企業が多いです。

仕事に役立つコミュニケーション力を持っているか確認したい

企業は組織で動いていくため、社員同士で協力できるコミュニケーション能力は欠かせません。採用担当者は候補者へ自己紹介を求めることで、質問に適切に答えるコミュニケーション能力を有しているか確認しています。

企業によっては、自己紹介の指示を出すときに1分間や3分間と時間を指定するケースもあります。これは、候補者が指示通りに対応できるか見ている場合があります。指示通りに従うことで、入社後も上司や先輩からの指示に応えられると判断される可能性があるのです

このことから、自己紹介から企業の指示に従う能力は見られているといえます。

志望度の確認をしたい

中途面接の自己紹介で伝える内容は、前職での実績や仕事内容だけでなく、入社への熱意も伝えることが多いです。選考の開始段階で候補者の熱意がわかれば、その後の選考で確認すべきことが明確になります

たとえば、「前職は営業職でしたが、大学時代に取得した簿記の資格を活かしたいと思い、御社の経理職を志望いたしました」と伝えることで、前職でできなかったことを次の企業でおこないたいという気持ちが伝わる可能性が高まります。

中途採用は企業によっては面接の回数が少ない傾向にあり、短い時間のなかで志望者のなかから採用する人材を見極めなければいけません。だからこそ、自己紹介からも志望度を理解したいと考えている可能性があります。

山路 和博

プロフィール

面接の自己紹介は、単なる挨拶ではありません。前職での経験や今回のお仕事で活かしたいスキル・特技、熱意などに関するキーワードを盛り込み、面接官の興味を引き寄せ、質問につなげていきましょう。

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順序に沿って作成! 中途面接の自己紹介を作成する5つのステップ

中途面接の自己紹介を作成する5つのステップ

中途面接の自己紹介の作成に悩む場合は、自己紹介の内容を細分化して作成しましょう。項目ごとに伝えたい内容を整理することで、採用担当者の印象に残る自己紹介を作成しやすくなります。

ここでは、中途面接の自己紹介を作成する5つのステップを解説します。自分が伝えたい内容を整理して、理解しやすい自己紹介作成を目指しましょう。

ステップ①挨拶

採用担当者から自己紹介を求められたら、まずは面接の時間を割いてもらった点にお礼を伝えましょう。人事担当者は一人を選考に呼ぶにも多くの時間をかけているため、短くてもお礼を述べることで、自身のビジネスマナーや誠意を伝えられます

挨拶の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。

挨拶の内容は、長々と話す必要はありません。採用担当者が知りたい事柄はこの後のステップで解説する内容のため、挨拶が長いと伝えたいことを理解してもらえなくなる可能性があります。

簡単に挨拶を終えたら、一呼吸おいて次の話へ進みましょう。

吉野 郁子

プロフィール

面接は芸能オーディションではないので、噛んだり言い直したりしても全く問題ありません。緊張しやすいと感じる人は、事前に準備と練習を重ねることで自信がつきます。面接官は敵ではない、と意識し、落ち着いて臨みましょう。

面接の挨拶は、上手に伝えることで採用担当者に良い印象を持たれる可能性が高まります。こちらの記事では面接の挨拶をおこなうときのコツを解説しているため、併せてチェックしましょう。

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ステップ②氏名・経歴

挨拶が終わったら、一呼吸おいてから自分の名前や前職での経歴を簡単に伝えましょう。詳しい内容は経歴の後に続くため、無理に長くする必要はありません。

氏名・経歴の例文

私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間販売職として百貨店での接客対応の経験を積んできました。

経歴を伝えるときは、具体的に企業名と職種を伝えることで候補者がどのような仕事を任せられてきたのかがイメージしやすくなります

特に、事務職や営業職のように、業務内容が細分化されるものは「事務職としてデータ入力」、「営業職としてITサービスの販売」など、担当していた業務を伝えることで採用担当者が理解しやすくなります。

ステップ③実績・スキル

自分が前職でおこなった業務を述べた後は、その企業で実際に挙げた成果や実績を伝えることで、企業に自分の有用性をアピールしやすくなります。

実績や成果を伝えるときは、具体的な数字を盛り込んだ内容にすると、同じ業務を経験したことがない採用担当者にも仕事のイメージがつきやすくなります

実績・スキルの例文

前職では顧客との信頼関係構築に尽力し、以前購入した商品に合わせたコーディネートを提案することで、月間ノルマが100万円だった月に150万円を達成した経歴があります。

実績やスキルを伝えるときは、できる限り志望企業でも役立つエピソードも併せて伝えましょう。志望先でも再現性が高いと考えられ、好評価になる可能性があります。

前職で目立った実績や成果がありません……。中途面接の自己紹介では何を伝えれば良いのでしょうか。

山路 和博

プロフィール

売上以外にもアピールできる実績は存在する

ここでいう実績や成果というのは必ずしも「売上を上げた」のような派手なものである必要はありません。

それらはあくまで過去の会社のものであり、面接官からすると「自社でも同じような成果が出せるかは別の話」、「単なる自慢話」ととらえられる可能性もあるのです。

むしろ、「仕事の際に心がけていたこと」のように、あなたの人間性や仕事へのスタンス等に関する話の方が、再現性が高く、職場が変わっても活躍している姿をイメージさせることができ、面接官に強い印象を残すことができます。

もちろん、先述のように売上等の実績をアピールするにしても、このプロセスを加えることで、より回答としての説得力を持たせることができるのです。

ステップ④入社への意欲

実績・スキルを紹介したら、前職で培った実績やスキルを活かして、入社後にどのように活躍していきたいかという意欲を伝えましょう。ここは志望度の高さに直結し、採用担当者も重視する部分であるため、入念に考える必要があります。

入社への意欲

御社ではこの経験を活かし、御社のアパレル部門での営業成績を高めていきたいと考えております。

具体的には、企業の理解度が伝わるよう、複数の事業をおこなっている企業では具体的に何がしたいのかを述べましょう。その結果、企業研究や業界研究の深さをアピールでき、採用担当者に志望度の高さが伝わる可能性が高まります。

自己紹介の内容を具体的にするためには、企業研究や業界研究が欠かせません。こちらの記事では企業研究や業界研究のやり方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。

企業研究
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!

業界研究
業界研究のやり方|業界全体を捉えたうえで気になる業界を研究しよう

ステップ⑤結びの言葉

自己紹介の最後には、結びの言葉として「本日はよろしくお願いいたします」と伝えましょう。一言結びの言葉を添えるだけでも、礼儀正しさが伝わり、社会人に必要なビジネスマナーを有していることが理解してもらえます

一方で、自己紹介で結びの言葉を伝えないと、採用担当者は候補者の自己紹介が終わったのかが判断できず、次の選考内容に進みにくくなります。中途面接は短い時間のなかで自分をアピールする必要があるからこそ、細かい部分でマイナスの印象になることは避けたほうが安心です。

さらに、結びの言葉を伝えるときに座ったまま一礼をおこない、顔を上げたときは自信を持った笑顔を向けられれば明るい印象を持たれる可能性が高まります。

面接が迫っている人は、頻出質問の回答例だけでも予習しておこう!

面接でどんな質問がされるか、そして答えられるか不安ですよね。ただ、企業によって何を質問されるか分からない人も多いはず。

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志望職種別! 中途面接の自己紹介例文

中途面接の自己紹介の内容は、志望職種に合わせて自分に実績をアピールすることが大切です。しかし、自分の志望職種にはどのようなアピールが効果的なのかがわからなければ、採用担当者の印象に残る自己紹介の作成は難しくなります。

この章では、中途採用の自己紹介例文を志望職種別に解説します。志望職種に近いものを探して、ぜひ参考にしてください。

営業の例文

営業職の自己紹介を考えるときは、前職で顧客と信頼関係を築いた経験や、チームで協力して営業につなげた経験がないかを考えましょう

営業の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間営業職としてオフィス機器の営業経験を積んできました。

前職では顧客に自社の製品が必要かを判断するために、ヒアリングを重視して業務に当たっていました。さらに、ヒアリングした内容をもとにプレゼン資料を作成した結果、大口の契約が決まり、営業成績一位を達成しました。

入社後はこの経験を活かし、御社の通信事業で複数あるサービスから顧客に適したプランを提案し、契約につなげていきたいと思っております。本日はよろしくお願いいたします。

瀧本博史

プロフィール

上記の例文の良い点は、礼儀正しく簡潔な自己紹介から始まり、過去の実績を具体的な数値とともに示していることです。また、前職の経験と志望企業の業務を結びつけ、志望動機が明確になっている点も評価できます。

一方で、自己紹介に個性を加えるとより魅力が増し、営業成績の成果として売上向上などの影響を補足するとさらに説得力が高まります。

営業職を目指す場合は、自分に向いているのか確認しておくと入社後の後悔を防ぐことができます。こちらの記事では営業職に向いていない人を解説しているため、当てはまっていないかチェックしておきましょう。

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営業向いていないと十分な検討をせずに決めつけることは危険です。まずは営業職の理解を深めましょう。この記事では営業に向いていない傾向のある人の特徴16選や、おすすめの道をキャリアコンサルタントが解説します。

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プログラマーの例文

プログラマーを目指す場合の自己紹介は、前職で培ったスキルや、コツコツと仕事ができる点をアピールしましょう

プログラマーの例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間事務職としてデータ入力や書類作成を担当してきました。

前職では営業の方から回される資料をExcelに入力することが多く、ミスが起きないよう自分なりのチェック方法を作っていました。前職では繁忙期は勤務時間中パソコンの前を離れない経験をしたため、集中力には自信があります。

プログラマーは未経験ですが、入社後は一早く戦力になれるよう尽力していきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

プログラマーを未経験から目指す場合は、具体的な仕事内容まで理解を深めておきましょう。下記の記事ではプログラマーの仕事内容を解説しているため、目を通しておくことがおすすめです。

システムエンジニアの例文

システムエンジニア(SE)を目指す場合は、技術だけでなく顧客対応をおこなった経験をアピールすることで、企業で活躍できるイメージを持たれる可能性が高まります

SEの例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間営業職としてITサービスの販売をおこなっていました。

前職では顧客へのヒアリングを徹底し、適したサービスの提案をおこなった結果、営業成績1位の実績を残しています。入社後はこの経験を活かし、顧客のニーズに合った設計・開発ができるよう尽力したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

SEに関連するエピソードが前職ではないのですが、どのように中途面接の自己紹介を考えたら良いでしょうか。

吉野 郁子

プロフィール

自己紹介では詳細は伝え切らず簡単な志望動機を話そう

「未経験ですが、SEに挑戦したい理由は○○です。」と、志望動機をごく簡潔に伝えましょう。自己紹介は1分程度が目安です。対話の始まり部分なので、詳細な説明は、その後の質疑応答で伝えればOKです。

無理にすべてを詰め込む必要はありません。また、凝った自己紹介を丸暗記すると、緊張で言葉を忘れてしまうこともあります。内容を作り込みすぎず、明るい表情や態度など、非言語の部分を意識することが大切です。

SEに興味があるものの「きつい」という意見を聞いて不安に思う人もいるのではないでしょうか。こちらの記事ではSEはやめとけと言われる理由を解説しているため、一読して不安をなくしておきましょう。

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きついと言われるシステムエンジニアですが、やりがいがある、将来性があるなどのメリットも多く、注目を集めています。今回はそんなシステムエンジニアがきついと言われる理由や向いている人の特徴を具体的に解説します。キャリアコンサルタントの多角的な意見も交えながら紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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事務の例文

中途採用で事務職を目指す場合は、ほかのスタッフと協力して業務を進められる点をアピールすることもおすすめです。事務職は他部署と連携することも多いため、チームで行動した経験があると、採用担当者の印象に残る可能性が高まります

事務の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間販売職を経験していました。

前職ではほかのスタッフが接客しやすくなるよう、提案の終わった商品の片付けや、お連れ様の話し相手をすることで、店舗売り上げが目標の110%を達成した実績があります。

入社後もこの経験を活かし、ほかの社員の方が働きやすいよう常に自分が何をするべきなのかを考えて業務に当たりたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

事務職は人気のある職業のため、自己紹介だけでなく志望動機の作成にも意識を向けましょう。こちらの記事では事務職の志望動機の書き方を解説しているため、ぜひチェックしてみてください。

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事務職の志望動機は、強みやスキルとのマッチ度を伝えることが大切です。さまざまな事務職があるので、それぞれに合ったものを伝えましょう。この記事では、キャリアコンサルタントと、事務職の仕事内容を徹底的に解説。そのうえで、事務職に合う強みの見つけ方やアピール方法を、例文を交えて説明します。

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経理の例文

経理は経験者が求められやすい職種のため、未経験で目指す場合は必要な資格やスキルを有していることをアピールしましょう

経理の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間営業事務をおこなっていました。

前職では営業の方が契約してきた内容を迅速かつ正確にデータに残し、契約書面を作成することをおこなってきました。

経理の仕事は未経験ですが、取得した簿記2級の知識や前職で培った正確かつ迅速な入力能力を活かし、入社後は一早くお役に立てるよう尽力したいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

経理の仕事に興味がありますが、資格も何もありません。中途採用の自己紹介で熱意を伝えるだけでは選考突破は難しいでしょうか?経理になりたいと思ったら、まずは何からするべきですか?

瀧本博史

プロフィール

まずは短期間でできる資格を取得して本気度を示そう

経理の仕事に興味があるものの、資格がない場合でも、中途採用での選考突破は可能です。

ただし、熱意だけでなく、具体的な行動を示すことが重要になります。まずは、簿記3級の取得を目指しましょう。

これは短期間で学べるうえ、経理の基礎知識があることを証明できます。

同時に、現在の業務で数字を扱う経験を積んだり、経理に関連する業務を手伝ったりすることで、実務的な適性をアピールできます。

また、自己紹介では「なぜ経理を志望するのか」、「どのような努力をしているのか」を具体的に伝え、意欲の裏付けを示すことが大切です。

企業は即戦力を求めるため、Excelスキルの習得や会計ソフトの操作に慣れておくと、より評価されやすくなります。

経理を未経験で目指す場合は、戦略的に転職活動を進めていく必要があります。こちらの記事は新卒向けの記事ですが、未経験から経理を目指すコツを解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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新卒で経理職を目指すなら2つの戦略で勝負|必要な資格も解説

学生の中には経理の仕事を志望する人も多いでしょう。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒に、会社のお金を管理する経理の具体的な仕事内容や経理職に必要なスキルなどについて解説します。経理職に新卒で就くために具体的なビジョンを描きましょう。

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接客の例文

接客業を目指す場合の中途面接の自己紹介は、顧客とかかわった経験を伝えましょう。顧客対応をした経験があることが伝われば、採用担当者に即戦力と思われる可能性が高まります

接客の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で販売職として顧客対応をおこなっていました。

前職はショッピングセンターでの販売を任せられており、週末は多くの顧客の方が来店されるため、スピーディーな対応を求められました。週末は顧客の方をお待たせしないために、試着室の順番待ちには番号札のお渡しや一度の試着枚数への制限を提案しました。

その結果、週末の試着室の回転が早くなり、売り上げ金額が10%向上しました。

入社後はこの経験を活かし、顧客の方に迅速な対応をすることで機会損失をなくすように尽力したいと考えております。。本日はよろしくお願いいたします。

接客業を志す場合は、何をアピールするべきなのかを理解したうえで志望動機を作成しましょう。下記の記事では接客業の志望動機を書く方法を解説しているため、合わせて参考にしてください。

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接客業の志望動機を書くなら5つのコツをマスターするのがおすすめです。この記事では、効果的な接客業の志望動機の書き方をキャリアコンサルタントと解説します。業界別の例文5選も紹介するので、参考にして選考を突破しましょう。

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マーケティングの例文

中途採用でマーケティング業界を目指す場合は、分析力や提案力を活かした経験をアピールしましょう。分析力や提案力は商品やサービスを訴求する際に役立ち、未経験でも入社後に活躍できるイメージを持たれる可能性が高まるからです

ほかにも、社外の人とコミュニケーションをとっていた経験があれば、アピールポイントになります。

マーケティングの例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間営業職として勤めていました。

営業の契約が決まった後はなぜ契約につながったのかを分析し、顧客の傾向をつかむことで、翌月の営業成績を前月から120%にするという実績を残せました。

入社後もこの経験を活かし、御社のコスメ部門で顧客に合わせたマーケティング戦略を企画していきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

マーケティング職を目指す場合は、自己紹介だけでなく志望動機の内容まで作り込みましょう。こちらの記事ではマーケティング職の志望動機を作る方法を解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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マーケティング職の志望動機で差をつける! アピール別の例文や注意点も

マーケティング職の志望動機を書くには、自身の強みと企業に求められる能力を理解する必要があります。本記事では、マーケティング職の志望動機の書き方をキャリアコンサルタントとともに解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

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企画の例文

企画職の中途面接を突破するためには、前職で自身の提案が採用された経験をアピールすることで、企業に企画力を伝えることができます

企画の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間接客業をおこなっていました。

前職ではランチ後のアイドルタイムを減らすために、ランチの時間帯の後にアフタヌーンティータイムを設け、限定メニューを提案しました。その結果、1日を通して集客ができるようになり、月の売り上げを30%アップすることに成功しました。

入社後もこの経験を活かし、御社の飲食部門で顧客の来店を促せるような企画の提案をおこないたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

山路 和博

プロフィール

企画職では、分析力、発想力、コミュニケーション能力、成功するまで改善を続ける粘り強さ等、求められるものは多岐に渡ります。自身がどの部分に強みがあるのかを分析し、その点もエピソードのなかに盛り込みましょう。

企画職を未経験で目指す場合は、自分に適性があるのかを判断しましょう。こちらの記事は新卒向けの記事ですが、企画職の仕事内容や適性について解説しているため、併せてチェックしておくと選考に役立ちます。

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新しく商品やサービスを企画する「企画職」。人気のある職種ですが、新卒で配属するのは難しいと言われています。しかし、新卒でも企画職として働く方法があります。この記事では企画職の概要や新卒が配属されるための方法などを解説します。

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面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!

自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?

面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。

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こんな人に「面接力診断」はおすすめ
  • もうすぐ初めての面接がある人
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状況別! 中途面接でよくある場面の自己紹介例文

中途面接でよくある場面の自己紹介例文

  • 未経験の仕事に転職する場合の例文
  • 同業界の仕事に転職する場合の例文
  • 転職回数が多い場合の例文
  • 空白期間が長い場合の例文

一言で中途面接といっても、人によって未経験の職種を目指す場合や、同業他社を目指す場合など状況はさまざまです。状況に合わせた自己紹介を作成することで、採用担当者に自分がその企業を目指す理由を理解してもらいやすくなります。

ここからは、中途面接でよくある場面の自己紹介例文を4つのパターンに分けて解説します。自分が当てはまる状況に合わせた内容を参考にして、より採用担当者の印象に残る自己紹介を作成しましょう。

未経験の仕事に転職する場合の例文

未経験の仕事に転職するときの自己紹介は、前職の仕事で役立つ部分はないかを考えましょう。さらに、中途面接の場面では、未経験でも意欲があることを伝えると、採用担当者に熱意が伝わりやすくなります

未経験の仕事に転職する場合の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間ホールスタッフを担当しました。

前職では顧客に食事を提供するだけでなく、満足いく食事の時間を過ごして欲しかったため、レジ対応や呼び込みのときも会話を意識して行動していました。その結果、私を覚えてくださって再来店した顧客の方が複数名おり、リピーター獲得につながりました。

アパレル業界は未経験ですが、この経験を活かし入社後は顧客の方が私を目的に来店してくださるような販売員になりたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

吉野 郁子

プロフィール

面接官が知りたいのは、前職と志望職がどのようにつながるのかです。「前職で培った○○を活かしたいです。」と、簡潔に伝えましょう。

詳しい説明や具体的なエピソードは、その後の質疑応答で聞かれることが多いので、焦らず落ち着いて答えましょう。

同業界の仕事に転職する場合の例文

同業界の仕事に転職するときは、前職の実績や成果をそのまま活かせる可能性があるため、積極的にアピールしましょう

同業界の仕事に転職する場合の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間MRとしてクリニックへの営業をおこなっていました。

前職では、新薬の有効性を医師の方へ納得していただくためにわかりやすい資料作成や、製薬部署の人と密なミーティングをおこないました。医師の方より質問されたときにすぐ答えられるよう準備を重ね、結果として担当地域が契約数1位を達成しました。

入社後もこの経験を活かし、自社の薬品をより多くの医師に使用してもらえるよう、尽力していきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

転職回数が多い場合の例文

社会人になってから複数の企業を経験している場合は、自己紹介で簡単にどのような会社で何をしていたのかを話しましょう。その際は、前向きな理由で転職したことを伝えれば、目的を持って転職活動をしていることが採用担当者に伝わります

転職回数が多い場合の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間百貨店での販売職を担当しておりました。その後に顧客の方へ数字を介さずにホスピタリティーを提供したいと考え、医療法人社団〇〇へ転職し、医療事務として勤めておりました。

前職では、保険制度への理解を深め、顧客の方が疑問を覚えたときにすぐ返答できるようにしたところ、相談しやすいとおっしゃってくださり再来院してくださる方がいました。

前職は御社と異なり生活保護への対応がなかったため、入社後は自治体制度への理解も深め、より幅広い知識で顧客の方をサポートしていきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

転職回数が多く自己紹介で言いにくいです。割愛しても許されるのでしょうか?

山路 和博

プロフィール

内容を割愛しても問題ないが最低限のポイントを絞って伝える必要がある

面接の自己紹介も質問の一つですので、長すぎる回答は悪い印象につながります。

そのため、転職回数が多い場合、内容を割愛すること自体は問題ありません。ただし、単に割愛するだけでは、言葉足らずで面接官に不親切な印象を持たれてしまうこともあります。

詳細な仕事内容や退職理由等の説明は不要ですが、「今回応募している職種と関連性の高い会社だけでも説明する」、「これまでのどんな軸で仕事を選んで来たか」など、最低限のポイントを絞って、整理して伝えましょう。

こうすることで逆に面接官の興味を引きつけたり、「まとめて説明する力のある人」としてアピールになることもあります。

空白期間が長い場合の例文

履歴書に空白期間がある場合の中途面接の自己紹介は、空白期間の間に何をしていたのかを述べることで、採用担当者が候補者の経歴を理解しやすくなります。

空白期間を資格取得や介護など採用担当者が納得できる理由で過ごしていたと伝われば、入社後すぐに辞める不安が少なくなり、選考突破できる可能性が高まります

空白期間が長い場合の例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇〇〇と申します。〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で半年ほど飲食店へアルコール類の営業職として勤めておりました。

しかし、人の生活に密接にかかわる仕事がしたいと思い、宅建の資格取得を志しました。始めのうちは勤めながらの受験を考えていましたが、在職しながらは難しいと感じ、退職して本格的に資格勉強をした結果、最初の試験で合格できました。

入社後は宅建の資格取得で得た知識を活かし、御社の不動産事業で顧客の方へ物件の提案をおこなっていきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

瀧本博史

プロフィール

履歴書の空白期間については、最後の学歴・職歴欄の下に簡潔に理由やエピソードを記載するのが望ましいです。

自己紹介の際には、「この期間は自己研鑽に充て、○○のスキルを習得しました」「家族の事情で一時的に活動を控えていましたが、その間に○○について学び、現在は就職に向けて準備を進めています」など、前向きな姿勢を示す表現を心がけましょう。

無職期間があると、企業から悪いイメージをもたれるのではと不安になる人もいるのではないでしょうか。無職期間は伝え方次第でマイナスのイメージにならない可能性があります。下記の記事では無職期間をどのように工夫するかを解説しているため、目を通しておきましょう。

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面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう

不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。

そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。

簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
  • 近く面接本番を控えている人
  • 自分の面接の改善点を知りたい人
  • 過去の面接で力を発揮しきれなかった人

採用担当者の指示別! 中途面接の自己紹介例文

中途面接の自己紹介の構成

中途面接の自己紹介例文

  • 「簡単に自己紹介をしてください」と言われたときの例文
  • 「自己紹介と自己PRをしてください」と言われたときの例文
  • 「自己紹介と志望動機を教えてください」と言われたときの例文

中途採用の面接では、採用担当者によって自己紹介の指示が異なる可能性が考えられます。複数の指示に合わせた内容を事前に作成しておくことで、面接当日に焦る可能性を減らせるのです。

ここでは、中途面接の自己紹介例文を、採用担当者の指示別で3パターン解説します。事前に内容を考えておき、当日指示されたときはすぐに答えられるよう準備しましょう。

「簡単に自己紹介をしてください」と言われたときの例文

「簡単に自己紹介をしてください」と言われたときは、ここまでで解説した自己紹介の流れで問題ありません。ただし、エピソードは長くなりすぎないように注意しましょう

「簡単に自己紹介をしてください」と言われたときの例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間ほど保険営業をおこなっておりました。

前職では顧客の方に信頼していただけるよう他社の保険商品に関しても勉強をし、どちらが向いているのかを比較して提案することで信頼関係を築く努力をしておりました。

入社後はこの経験を活かし、顧客との信頼関係を構築して営業活動をおこなっていきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

「自己紹介と自己PRをしてください」と言われたときの例文

「自己紹介と自己PRをしてください」と言われたときは、基本的な自己紹介のなかに自己PRを組み合わせつつ、長くなりすぎないように注意が必要です

「自己紹介と自己PRをしてください」と言われたときの例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で1年間ほど百貨店での販売業をおこなっておりました。

前職では顧客の名前と顔を覚えるために、顧客カードを率先してお渡しし、信頼関係を構築しました。その結果、私を信頼してくださった方が一回のお買い物で30万円を購入してくださり、月のトップの売り上げを達成できました。

私は、顧客に必要なものを見極めるためのヒアリング力に自信があります。余計なものを勧めない接客をしたからこそ、信頼関係を築けたと感じております。

入社後はこの経験を活かし、顧客の方に信頼していただけ、契約につなげられる営業になりたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

中途面接の自己紹介に、自己PRを加えると内容が長くなりすぎてしまいます。うまくまとめるコツを教えてください。

吉野 郁子

プロフィール

自己紹介ではすべてを盛り込む必要はなく簡潔に伝えることを意識しよう

ストーリー仕立てにせず、「一番の自己PRポイントは○○です」と、結論をシンプルに伝えましょう。また、挨拶も簡潔にまとめてOKです。

たとえば、「(氏名)と申します。前職は○○をしていました。御社で活かせる自己PRポイントは○○です。本日はよろしくお願いします」といった感じです。

自己紹介の後も質問や対話が続くため、すべてを自己紹介に詰め込む必要はありません。ポイントを絞り、簡潔に伝えましょう。

「自己紹介と志望動機を教えてください」と言われたときの例文

中途面接で「自己紹介と志望動機を教えてください」と言われたときは、他社ではなく志望企業でないとかなえらない将来像を伝えましょう。ただし、内容は長くなりすぎないよう簡潔に伝えることが大切です。

「自己紹介と志望動機を教えてください」と言われたときの例文

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇大学を卒業後、医療法人社団〇〇で1年間ほど医療事務業務をおこなっていました。

前職ではおもに受付や会計を任されており、領収書や処方箋に記載された点数や薬剤に誤りがないか迅速にチェックできる技術を磨きました。さらに、在職中に独学でレセプト点数に関する資格を取得し、医療事務の業務を網羅的に対応できるようにいたしました。

御社はレセプト専門のスタッフを雇用していると伺い、ここであれば今までの知識や経験を活かしつつ取得した資格にまつわる業務ができると感じ志望いたしました。本日はよろしくお願いいたします。

山路 和博

プロフィール

焦って自己紹介も志望動機も全てを盛り込む必要はありません。それぞれの最低限のポイントや最も伝えたいポイントだけを伝え、「面接官に興味を持たせ、深掘りの質問を引き出す」くらいの感覚で応えることを心がけましょう。

内容を良くするために! 中途面接の自己紹介を作成するコツ

中途面接の自己紹介の内容を考えていると、どのようなエピソードを選ぶべきか、採用担当者にわかりやすい内容になっているのかと悩む人もいるのではないでしょうか。特に、未経験の仕事へ入社する場合は、前職の業務がわかりやすく伝わるよう意識することが大切です。

この章では、中途面接の自己紹介を作成するコツを解説します。自分の魅力が採用担当者に伝わるように、内容をブラッシュアップしましょう。

前職の経験から志望職種に役立つエピソードを選ぶ

中途面接の自己紹介を考えるときは、前職のエピソードのなかでも志望職種に役立つものを選ぶことで、未経験の仕事でも活躍できるイメージを持たれやすくなります。

たとえば、前職が営業職の人が接客業を目指すのであれば、顧客とかかわった経験をアピールしましょう。顧客に接した経験をアピールすることで、接客業に就いてからも顧客とコミュニケーションを取れると想像してもらえる可能性があるのです。

ほかにも、事務職の人がSEを目指す場合はパソコンスキルを伝えることで、業務に必要な基本的な能力があると判断される確率が高まります。

このように、異業種であっても志望職種に合わせたエピソードを見つけることで、未経験からのキャリアチェンジがかないやすくなります。志望職種に役立つスキルがわからないときは、求人票や企業のコーポレートサイトから、企業が求める人物像を調べましょう。

内容を盛り込みすぎないように意識する

中途面接で採用担当者の印象に残りたいと前のめりになってしまう人は少なくありません。しかし、自己紹介で話す内容を長くしすぎると、採用担当者にかえってマイナスの印象を持たれる可能性があります

自己紹介はあくまで候補者の経歴を大まかに把握したり、コミュニケーション能力を見るために聞かれています。自己紹介を聞かれている状況で、長々と実績や成果を伝えてしまえば、「自己紹介の意味を理解していないのではないか」とコミュニケーション能力を疑われる可能性があるのです。

採用担当者から良い評価を得るために多くの実績を伝えたい場合は、志望動機や自己PRで改めて話しましょう。伝えるべき内容を整理することも、自分の魅力を採用担当者に理解してもらうためには大切なことの一つです。

瀧本博史

プロフィール

自己紹介では、自分の価値観や成長過程を示すエピソードを選ぶと効果的です。

たとえば、課題解決に向けて主体的に行動した経験や、チームでの貢献を通じて学んだことなどが好印象を持たれる可能性が高まります。

企業が求める人物像と重なる内容を意識し、簡潔かつ具体的に伝えましょう。

ポジティブな印象になる内容にする

中途面接の自己紹介で話すエピソードは、ポジティブな印象になる内容を選ぶと、採用担当者から前向きな人材であると判断される可能性が高まります。

たとえば、未経験の職種を目指す場合でも「未経験ですが一早く力になれるよう努力します」と「未経験なので不安が強いですががんばります」では、印象が異なる人も多いと思います。

同じ内容を伝えているつもりでも、言い方次第で言葉が与える印象は大きく変わってしまうのです。自分がネガティブな言い回しをしていないか不安な場合は、友人や家族などほかの人に聞いてもらい、判断をあおぎましょう。

専門用語を使いすぎないようにする

今まで経験した業界以外への就職を目指す場合は、前職で使用していた専門用語をなるべく使わないように意識しましょう。自分にとって一般的だった言葉でも、業界が変われば認知されていない言葉である可能性があるからです

せっかく実績や成果を伝えても、専門用語を使用していては採用担当者に伝わらない可能性があります。そうなれば、自分の実績や成果を適切に評価してもらえず、選考突破できないかもしれません。

場合によっては、相手の立場が理解できていないと思われ、マイナスの印象を持たれる可能性もあることも覚えておきましょう。

専門用語を使用して自己紹介を作成したい場合は、別の言葉に言い換えられないか考えましょう。誰にでもわかる言葉に変えることができれば、異業種に転職した場合でも、自分の実績を自信持って伝えられます。

1分程度になるようにまとめる

中途面接の自己紹介の内容は、指示がなければ1分程度でまとめましょう。長々と話しても、採用担当者には話の要点が理解できず、かえって印象が薄くなってしまうのです。

原稿を作成するときは、1分間に話せる目安である約300文字を基準にしましょう。一度300文字で原稿を書き、実際に話してみることで内容を増やすべきか、減らすべきかを判断できます

ただし、練習で話すときは面接当日を想定して普段よりゆっくりはっきりと話す意識を持ちましょう。面接当日は緊張して早口になることが多いため、ゆっくり話す意識を持つことで、適切な長さとなる可能性が高まるからです。

なお、練習時は録音して聞き返してみることで、聞きにくい部分がないか探せ、内容をよりわかりやすくできます。

自己紹介は1分で印象付けられるかが決まるため、内容のまとめ方に注意しましょう。こちらの記事では1分に自己紹介の内容をまとめる方法を解説しているため、目を通しておくと安心です。

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自己紹介は1分で印象付けられるかが鍵! まとめ方や例文を徹底解説

自己紹介は1分程度が基本。1分で伝える基礎構成を理解し、5ステップで自己紹介を作成しましょう。自己紹介を1分間でまとめる秘訣や注意点についてキャリアコンサルタントが解説します。話題別で例文も紹介するので、参考にしてください。

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パターンをいくつか考えておく

中途面接へ向けて自己紹介の内容を考えていても、当日に採用担当者から異なる指示が出る可能性があります。当日に内容を変更することは焦りにつながるため、事前にいくつかパターンを用意しておくことで、焦らずに対処できます

可能性があるパターンは、以下の3つです。

自己紹介のパターン

  • 簡単に自己紹介をしてください
  • 自己紹介と自己PRをしてください
  • 自己紹介と志望動機を教えてください

ほかの指示だった場合でも、焦らずに用意してきた回答をアレンジできないかを考えましょう。

急な指示でも落ち着いて対応できるとアピールできれば、臨機応変さを理解してもらえる確率が高まります。自己紹介で内容以外の部分にも魅力的に思われ、選考突破できる確率が高まるのです。

吉野 郁子

プロフィール

「【名前】と申します。」

① 御社を志望した理由は…
② 前職では…
③ 御社で活かせる私の強みは…

「よろしくお願いいたします。」

名前+「よろしく」に加えて、①〜③のどれかを伝えられれば、自己紹介として十分です。
①~③をそれぞれ用意しておきましょう。

面接当日はここを意識! 中途面接の自己紹介のポイント

中途面接の自己紹介のポイント

  • 第一印象を良くするために話し方や身だしなみを意識する
  • 緊張で忘れても対応できるよう内容を丸暗記せずに臨む
  • 面接の空気に慣れるまではゆっくりめに話す

中途面接の自己紹介で優れた内容を用意しても、当日の印象が良くなければ、選考突破は難しくなります。自己紹介だけでは安心せず、採用担当者が何を見ているか、落ち着いて対応するためには何が必要かを考えておきましょう。

ここからは、中途面接の自己紹介を話すときのポイントを解説します。自己紹介として話す内容以外の部分にも気を配り、選考突破を目指しましょう。

第一印象を良くするために話し方や身だしなみを意識する

中途面接の自己紹介は、企業に自分をアピールする第一歩です。内容が優れていても、第一印象が良くなければ、採用担当者が興味を持って聞いてくれない可能性が高まります

だからこそ、入室時の身だしなみや、自己紹介の話し方には意識しましょう。

身だしなみは、スーツのシワや髪の毛に寝癖がないかを確認しておくと安心です。さらに、暑い日であればメイク崩れや汗にも注意しましょう。

また、中途面接では話し方の面も大切です。すでに社会人経験がある人を採用するため、言葉遣いは新卒のときよりも厳しく見られる可能性があるからです。

見た目や話し方が内容の足を引っ張らないよう、自信を持って面接に臨める準備をしましょう。

緊張で忘れても対応できるよう内容を丸暗記せずに臨む

新卒時代に面接の経験があるからこそ、中途面接では落ち着いて対応できると考える人もいるのではないでしょうか。しかし、当日になると中途面接でも新卒のときのように緊張する可能性があります。

緊張してしまえば、考えてきた自己紹介の内容を忘れてしまう可能性があります。特に内容を丸暗記していると、忘れてしまったことで何から話して良いかがわからなくなることもあるかもしれません

そこで、自己紹介の内容は丸暗記せず、要所を覚えておくようにすると、忘れたときにも単語を思い出して話せる確率が高まるのです。どうしても思い出せないときは、採用担当者に「申し訳ございません。緊張で内容が飛んでしまいました」と伝えれば、いかなる状況でも落ち着いて話せることが伝わり、大きなマイナスにはならない可能性があります。

面接の空気に慣れるまではゆっくりめに話す

中途面接でも、会場の空気に慣れるまでは緊張してしまい、早口になる可能性があります。だからこそ、意識的にゆっくり話すことで、結果的にちょうど良い速度になっている可能性があるのです。

特に自己紹介は、中途面接のなかでも最初に話す内容であるため、緊張しやすい項目です。早口すぎれば採用担当者に自分の伝えたいことを理解してもらえず、評価が低くなる可能性があります

自分の話す速度が早いかがわからないときは、面接練習の姿を録画して、実際にスピードを確認しましょう。そのうえで、意識的にゆっくり話してみる姿も録画することで比べることができ、どの程度のスピードで話せば良いのか判断しやすくなります。

これまで受けた中途面接でも緊張でどうしても早口になってしまいました。ゆっくり話すコツを教えてください。

瀧本博史

プロフィール

面接では初めに深呼吸を意識しよう

話し始める前に軽く息を吸い、落ち着いてから話し出すことでリズムを整えられます。また、意識的に「一文を短く区切る」ことも有効です。

長い文章を一気に話そうとすると焦りが生じやすいため、適度に区切りながら話すことで自然な速度を保てます。さらに、「相手の反応を見ながら話す」ことも大切です。

相手がうなずいたり、メモを取るタイミングで一呼吸置くことで、ペースを調整できます。

普段から音読の練習をし、録音して自分の話し方を確認するのもおすすめです。話す速さを意識しながら実践を重ねることで、落ち着いた話し方が身につきます。

中途面接の自己紹介作成で悩む人におすすめのQ&Aも併せてチェック!

中途面接の自己紹介で意識するべきポイントを理解できたものの、当日がうまくいくか不安に思う人もいるのではないでしょうか。緊張で話すべき内容を忘れてしまったり、一方で質問内容をすべて覚えられない人もいるかと思います。

そこでこの章では、PORTキャリアに寄せられたQ&Aから中途面接の自己紹介で悩む人へおすすめの内容を4つ紹介します。面接で焦らずに対応できるよう、キャリアコンサルタントの意見を参考に、対処法を理解しましょう。

中途面接の自己紹介は企業の意図を理解して適切な内容を考えよう!

中途面接の自己紹介は、企業に自分を理解してもらう第一歩です。だからこそ、企業がなぜ自己紹介を聞くのか理解し、それに合わせた内容を伝えることで、有用な人材であるとアピールでき、好印象で面接をスタートできます。

そのためにも、中途面接の自己紹介は志望企業に親和性のある内容を意識してエピソードを選びましょう。志望企業に再現性のある実績や成果を伝えられれば、採用担当者の印象に残りやすくなり、選考突破できる確率が高まります。

アドバイザーコメント

自己紹介の注目ポイントは書類と嘘や齟齬がないかどうか

不安に思うことがたくさんあるかもしれませんが、自己紹介で不採用になることはありません。自己紹介で求められる経歴・志望動機・自己PRは、すべて応募書類に書かれていて、面接官も事前に目を通しているはずです。

自己紹介の内容で注目されるのは、「書類と嘘や齟齬がないか」の確認程度です。わかりやすく話せなかったからといって落ちることはないので安心してください。

自己紹介は会話の口火を切る役割であり、その後に質問や対話が続きます。絶対に伝えたいことは、応募書類にしっかり書いておきましょう。口頭で長々と説明するより、書類を通じて伝えたほうが効果的です。

話す内容はもちろん表情や話し方などの非言語も意識して自己紹介をしよう

また、自己紹介では話す内容よりも、非言語の印象が大切です。落ち着いた態度や前向きな姿勢は好印象を持たれます。自信を持った態度で臨むために、やはり必要なのは、準備と練習をしておくことです。本記事を参考に、「自己紹介の準備」をしっかりおこないましょう。

とはいえ、当日話すことを忘れてしまったら、「名前+よろしくお願いします!」を元気よく言いましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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