この記事のまとめ
- 「面接で泣く=不採用」という訳ではないため泣いても諦める必要はない
- 面接で泣いた後にうまく立て直せれば評価につながる可能性がある
- 心構えを整えて面接対策を徹底すれば面接中に泣くことを防げる
就活をするなかで面接中に泣いてしまった経験がある人や、緊張や不安が強く面接に対する恐怖心を持っている人もいるのではないでしょうか。
面接で泣いてしまうこと自体は悪いことではないものの、泣いてしまう要因を明確にすることで泣くことを防げたり気持ちを強く持って面接に臨めたりします。
本記事では、キャリアコンサルタントの谷所さん、村谷さん、平井さんのアドバイスを交えつつ、面接で泣いてしまう人に多い理由や泣いてしまったときの対処法について紹介しています。
元採用担当者として、多くの応募者と対峙してきた経験も持つ谷所さんには、面接で泣いてしまった人に対する企業サイドの印象についても聞いてみたため、気になる人は要チェックです。
さらに、面接で泣いてしまった後に避けるべき行動や、泣かないための対策方法も紹介しているので、面接を成功に導けるようにぜひ参考にしてみてくださいね。
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面接で泣いてしまっても大丈夫! その後の対応で挽回しよう
面接では多方面から刺激や影響を受けるため、自分に自信が持てなかったり緊張感に耐えられなかったりすることで泣いてしまう人がいます。面接で泣いてしまったとしても必ず不採用になる訳ではなく、その後の行動や対応次第で選考に通過することも十分にあり得ます。
しかし、面接で泣いてしまった後の正しい行動や対応について理解していないと、面接官からの印象が悪くなりネガティブな評価を受けてしまう恐れがあるため注意しましょう。
記事ではまず、面接で泣く人に多い理由や、企業から見た応募者の評価について紹介しています。自分が面接で泣いてしまう理由を整理し、企業からの評価を把握しつつ今後の対策について考えましょう。
そのうえで、面接で泣いてしまった後に取るべき行動や、避けるべき行動について紹介しています。泣いてしまうこと自体は悪いことではないため、自分を否定せずに泣いてしまった後におこなうべき対処法を身に付けておきましょう。
記事の後半では、面接で泣かないための心構えや対策方法について紹介しています。事前準備を徹底することで自分に自信がついて面接に対する恐怖心を和らげられるため、前向きに本番に臨めるように実践しましょう。
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面接で泣いたら落ちる? 企業から見た応募者の評価
面接で泣いたら落ちる? 企業から見た応募者の評価
- 基本的に合否には影響しない
- 立て直せなければマイナスなイメージを持たれる
面接で泣いてしまった場合、「選考に何か悪い影響があるのでは?」と心配になってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、ただ心配したり「もうダメだ」と諦めたりしてしまうのは良くありません。
面接において面接官がどのようなことに注目しているのかを知り、泣いてしまった後の対応や面接に臨む姿勢の重要性を理解して選考に臨むことが大切です。
下記では、面接で泣いてしまった応募者に対する面接官の評価について紹介しています。それぞれの内容を把握することで、本番で泣いてしまった後に適切な対応ができるようになるため、ぜひ参考にしてください。
基本的に合否には影響しない
面接官のとらえ方はさまざまであるものの、面接で泣いたからといって合否が決まる訳ではありません。面接官は応募者の泣いてしまった事実だけでなく、その人の人間性や強み、自社への関心の高さなど総合的な観点で合否を判断するためです。
泣いてしまった理由によっては企業への思い入れの強さを評価してくれたり、困難な状況下でも前向きに努力できる人だという印象を持ってもらえたりします。
ただし、ストレス耐性を重視する傾向にある営業職や販売職などの採用面接の場合、泣いてしまったことでマイナスな評価につながることもあります。
そのため、万が一面接で泣いてしまったら、まずは落ち着いて対応することが大切です。泣いてしまっても諦める必要はないため、その後の適切な行動や対応についてしっかりと把握しておきましょう。
泣いてしまった後の行動については「まずは落ち着こう! 面接で泣いたときに取るべき行動」で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
ストレス耐性を重視する傾向にある企業の面接で泣いてしまった場合は、ストレス耐性が低いと判断され、「会社で働くとなった場合、仕事にならないのでは」ととらえられかねません。
ストレス耐性は多くの業界・職種で重要視されていますが、特に顧客対応が多い接客業や営業職では、その傾向がより強いでしょう。
立て直せなければマイナスなイメージを持たれる
面接中に泣くことは直接合否に影響はしないものの、その後立て直せなければマイナスなイメージを持たれるため注意しましょう。面接官は泣いてしまった応募者に対して、いかに気持ちを切り替えて立ち振る舞えるのかを冷静に見ています。
もし、泣いてしまった後にネガティブな感情を引きずったまま面接に臨めば、「仕事で問題にぶつかったときに挫折してしまうのではないか」と判断されてしまいかねません。
入社後に実際の現場で働くと、想定外のトラブルに巻き込まれるケースもあるため、面接官としても想定外の事態への対応力は重要な採用基準の一つとなるのです。
面接で泣いてしまった経験がある人や泣いてしまいそうな人は、深呼吸をするなど自分なりの気持ちを落ち着かせる方法を見つけておきましょう。
プロに聞いてみた! 面接官から見た面接で泣いてしまった応募者の印象は?
ここまで、面接で泣いてしまう人に多い理由や、泣いてしまった応募者に対する面接官の評価について紹介してきました。面接で泣いてしまう理由には周囲からの影響によりプレッシャーを感じたり、過去のトラウマを思い出すことで感情が高まったりするなど人によってさまざまです。
面接で泣いたとしても基本的には合否に影響しないものの、その後の対応次第でマイナスな評価につながることもあるため、素早く気持ちを切り替えることが大切です。
ここでは、過去に採用担当者として面接に立ち会ってきた経験のあるキャリアコンサルタントの谷所さんから、面接中に泣いてしまった応募者への印象やその後の行動による印象の変化などについて、実際に採用活動をするなかで感じたことを踏まえて解説してもらいます。
この内容から泣いてしまった後の対応の重要性を再確認して、適切に心構えを整えて面接に臨みましょう。
アドバイザーのリアル・アドバイス!すぐに気持ちを切り替えられる人にはポジティブな印象を抱きやすい
谷所 健一郎
プロフィールを見る面接官は、面接中に涙を流すことよりも、その後の対応を重視します。応募者が感情を切り替えられずにその後の面接で引きずってしまう場合、ストレス耐性が低いと考え、ネガティブな印象を持つことがあるのです。このような状況が職場でも発生する可能性があると考え、採用が難しいと判断したこともあります。
一方で、泣いてもポジティブな印象を持つケースは、すぐに気持ちを切り替えて面接に臨むことができる応募者です。特に入社意欲が高く感情が高ぶって泣いてしまう場合は、真剣に面接に取り組んでいる証拠であり、気持ちを切り替えられれば、感情豊かで素直な一面が評価できます。
泣いた理由を自分の言葉で説明して最後まで諦めず面接に臨もう
逆境を乗り越えた経験があれば、職場でもその能力を発揮できると考えます。ただし、入社意欲が高く感情的になり泣いてしまう応募者の中には、憧れだけで入社しすぐに辞めてしまうことがあるため、仕事の良い面だけでなく、厳しさについてもきちんと説明するようにしていました。
面接中に涙を流してしまった場合は、泣いたことを後悔するのではなく、その理由を説明し、謝罪したうえで気持ちを切り替えて面接に臨むことが大切です。
思考を整理しよう! 面接で泣く人に多い6つの理由
思考を整理しよう! 面接で泣く人に多い6つの理由
面接では多方面からの影響により自分の感情が動かされるため、本番で泣いてしまう人もいます。
面接で泣いた経験がある人は、自分がどのような理由で泣いてしまうのか把握することで面接対策を見つめ直せるため、まずは泣いてしまう原因を明確にしましょう。
下記では、面接で泣いてしまう人に多い6つの理由について紹介しています。それぞれの内容を把握することで、自分が泣いてしまう理由を理解できて面接に対する恐怖心を和らげられるため、ぜひ参考にしてください。
①入社意欲が強くアピール時に感極まってしまったから
人はうれしい・悲しいといった明確な感情以外にも、気持ちが動かされて泣いてしまうことがあります。そのため、入社意欲が強い人ほどアピールのときに感極まってしまい、面接中に涙がこぼれてしまう場合もあるのです。
たとえば、昔から憧れていた企業の書類審査に通過した場合、面接会場に行けることだけでも感極まって泣いてしまう人もいるかもしれません。
その場合は、緊張や不安による感情の動きではないため、比較的簡単に気持ちの切り替えが可能です。
もし、企業への思い入れが強くアピールのときに泣いてしまった場合は、謝罪を先に述べてからそのときの素直な気持ちと涙の理由を伝えると良いでしょう。
入社意欲の高さをしっかり伝えられれば、面接官に企業への関心が高い応募者として印象付けられる可能性もあります。
②緊張感から自然に涙が出てしまったから
緊張やプレッシャーに弱い人は、面接時に極度の緊張から話しているうちに涙が出てしまうことがあります。ほかの就活生の態度や面接会場の雰囲気に圧倒され、緊張が増して面接に対する恐怖心が強まり泣いてしまうのです。
緊張感やプレッシャーに弱い人に多い特徴として、以下のようなことが挙げられます。
緊張やプレッシャーに弱い人の特徴
- 本番に弱い
- 環境の変化に敏感
- 思いがけない話題を振られると動揺する
- 想定外の状況にはパニックになりやすい
また、普段あまり緊張しない人でも、面接のような重要な場面では極度に緊張してしまうのは当然です。緊張することは悪いことではないため、今感じている緊張を受け入れて前向きに面接へ臨みましょう。
緊張やプレッシャーに弱くて泣いてしまう人は「うまく話さなくてはならない」と思い込んでいませんか?
完璧を目指さず、「7割できていれば十分! 」という気持ちで、面接に挑んでみましょう。そのほうがリラックスして、あなたらしさを伝えられますよ。
面接官の問いかけに対する回答で、自分の緊張を和らげることもできます。次の記事では、面接官の「緊張してますか?」という質問にどのように回答するべきか、キャリアコンサルタントの知見を交えてアドバイスしています。
③面接官の態度や発言が高圧的だったから
面接で泣いてしまう人のなかには、面接官の態度や発言が高圧的で心が傷付いて涙が出てしまうこともあります。
企業によっては、応募者の即応力やストレス耐性を見極めるために、意図的に厳しい質問を投げかける圧迫面接をおこなうこともあるのです。
面接内容は面接官によって異なるものの、質問の意図が明確ではなくプレッシャーを与えるような内容を聞かれることもあります。ただでさえ緊張や不安を感じる状況下で、不安をあおるような質問が続けば落ち着いて対応するのは困難です。
このような圧迫面接では、質問にうまく答えられないことで自信をなくし、面接中に泣いてしまう人は多い傾向にあります。
しかし、複数の面接を経験することで予想外の状況に落ち着いて対応できる力が身に付くため、面接官の対応によるストレスを深く抱え込まないことが大切です。
面接官から高圧的な質問をされたとき、どのように対処するべきか悩む人も多いのではないでしょうか。記事では、圧迫面接での対処法についてキャリアコンサルタントの知見を交えてアドバイスしています。
④質問に上手く回答できずに不安や焦りが強まったから
面接対策を徹底していても、本番で練習通りにいくとは限りません。予想外の質問をされた際にうまく回答できず、面接が進むにつれて不安や焦りが強まることで泣いてしまう人もいます。
入社意欲が強い企業の面接ほど、「失敗できない」という思いから焦ってしまうことが多いです。また、実際に面接官を目の当たりにして極度の緊張により、頭が真っ白になって用意していた回答を忘れてしまうことも考えられます。
些細な失敗が続くと「挽回しなければ」という思いが強くなり、うまく回答できない悔しさから涙が出てしまうのです。この場合は、事前準備を徹底して面接に臨んだ人や就活のモチベーションが高い人に多く、面接に誠実に向き合った証ともいえます。
面接の話し方が合否を左右することもあります。予想外の質問をされたときにも、話し方のコツさえ掴んでいれば即座に頭の中で伝えたいことが整理できて、説得力のある回答ができますよ。記事では、面接の突破率を高めるための話し方のコツを紹介しています。
⑤他者と比較して悲観的になってしまったから
集団面接の場合、ほかの就活生の受け答えを見て自分の状況と比較し、悲観的になって涙を流してしまうこともあります。比較することで自分が劣っているように感じ、不安や焦りなどでネガティブな感情に支配されてしまうからです。
たとえば、受け答えがスムーズな人や優秀な経歴や実績を持っている人、面接官と会話が弾んでいる人などを見ると、自分よりも優れていると感じてしまいがちです。
他者と比較することで、「自分もしっかり回答しなければ」といった思いから焦りを感じ、涙が溢れてしまうことも考えられます。
他者と比較してしまう人は、自分に自信がない人や自己肯定感が低い人に多い傾向にあります。しかし、就活ではいかに自分の強みや魅力を伝えられるかが重要なため、ほかの就活生を気にするのではなく、自分を信じて面接に臨むことが大切です。
他者と比較してしまう人は、「競争相手」ではなく「参考になる存在」ととらえると良いですよ。ほかの候補者の良い点を見つけつつ、自分には自分の強みがあることを伝えてください。
面接のたびに他者から学び続ければ、就職時には一回りも二回りも成長していることでしょう。
他人と比較してはいけないと思っていても、集団面接であれば比較せざるを得ない場合もあります。記事では、集団面接での振る舞い方やとらえ方について、キャリアコンサルとの知見を交えてアドバイスしています。
⑥過去のつらい経験やトラウマを思い出したから
面接では応募者の価値観や性格を探るため、挫折経験やつらかった経験を質問されることがあります。そのため、過去のつらい経験やトラウマを思い出し、泣いてしまう人もいるのです。
過去のつらい経験やトラウマは、志望動機や自己PRの裏付けとなる詳細なエピソードになり、面接官に説得力のあるアピールとして役立てられます。しかし、話している途中で過去のトラウマを思い出して感情が高ぶってしまい、涙が出てしまうことも考えられます。
過去のつらい経験やトラウマに関するエピソードを話すときは、困難な状況下でどのように乗り越えたのかを詳細に伝えることがおすすめです。
たとえ話している途中で泣いてしまっても、問題に対して前向きに取り組める人だという印象を持ってもらいやすくなりますよ。
過去のトラウマについて語る際には、事実を客観的に伝えることが重要です。具体的なエピソードに焦点を当てるのではなく、トラウマをどのように克服したかに重点を置くことで、内容がポジティブになり、感情的になることを避けられます。
過去のつらい経験を話すことで涙が出てしまう人は、過去のエピソードの正しい伝え方を確認しましょう。記事では、「人生で一番つらかったこと」の質問に対する答え方や、伝えるポイントを紹介しています。
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まずは落ち着こう! 面接で泣いたときに取るべき行動
まずは落ち着こう! 面接で泣いたときに取るべき行動
面接中に泣いてしまったら、その後の行動次第であなたの評価が決まります。正しい行動や対応について理解していないと、「常識がない人」「落ち着きがない人」といった印象を持たれ、ネガティブな評価へとつながる恐れがあるため注意しましょう。
下記では、面接で泣いたときに取るべき行動について順番に紹介しています。それぞれの内容を押さえておけば、実際に泣いてしまっても慌てることなくスムーズに立て直せるため、ぜひ参考にしてください。
①謝罪する
面接中に泣いてしまったら、まずは面接官に対して謝罪をしましょう。応募者が突然泣き出したら面接官も困惑してしまい、その後のコミュニケーションに支障をきたしてしまいます。
また、黙って泣き続けるのは失礼に当たるため、涙が止まらない状態ならなおさら面接官への配慮として謝ることが大切です。
謝罪の際は、「すみません、涙が出てしまいましたので少しお時間をいただけますか?」のように謝罪とともに中断の断りを入れると良いでしょう。
泣いてしまった後は頭が真っ白になり、その後の受け答えがスムーズに進まない可能性があります。面接を中断することで気持ちを落ち着かせられ、立て直しに専念できるため泣いてしまった後の対処法として覚えておきましょう。
②泣いてしまった理由を素直に伝える
人によっては泣いてしまった理由を伝えるのは「恥ずかしい」「情けない」と感じるかもしれません。しかし、面接官に誤解を与えないためにも、泣いてしまった理由を正直に伝えることが大切です。
泣いてしまった理由を伝えるときは、以下のように丁寧な言葉で簡潔に話しましょう。
面接で泣いてしまった理由の伝え方の例
- 申し訳ございません。ずっと前から御社への入社を夢見ていたため、熱意が高ぶってしまい冷静さを欠いた発言となってしまいました。
- 大変失礼いたしました。当時のことを思い出し、感情的になってしまいました。
- 気持ちを適切に言葉にできず、感情的になってしまいました。このような態度をお見せしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
素直な気持ちを誠意を持って話せば、誠実さが伝わって良い印象を持ってもらえる可能性があります。
面接官に好印象を持たれる理由としては、「強い熱意」「真摯な姿勢」「価値観や経験に深く向き合っていること」が挙げられます。
過去にガクチカを話していて当時を思い出してしまい、涙した人がいました。泣いてしまいましたが、しっかりと気持ちを整理して伝えたことでリカバリができ、熱意と評価されたことがあります。
③ハンカチなどで見なりを整える
面接を再開する前にハンカチなどで涙を拭き、見なりを素早く整えましょう。涙で顔が濡れていたり髪が乱れていたりすると、面接官が気になってしまい話に集中できない可能性があります。
カバンからハンカチを取り出す際は、「すみません、涙を拭かせていただきます」と断りを入れたうえで、素早く取り出して涙を拭きましょう。
慌ててカバンの中を探るようなことがないように、ハンカチは見つけやすいスペースにしまっておくことがおすすめです。
見た目を整えることで、自然と気持ちが切り替わって立て直しがスムーズにできることもあります。なお、泣いた後はなるべく早く立て直す必要があるものの、面接官への配慮として必ず見なりを整えてから面接を再開させることが大切です。
- メイク崩れなどを確認するために、鏡を見ても大丈夫でしょうか……?
面接官に了承を得たうえで鏡を使用してメイクを直そう
メイクが崩れた状態では、面接官が気になってしまい、面接に集中できなくなることがあります。そのため、「申し訳ありませんが、少しメイクを直してもよろしいでしょうか? 」と面接官に確認をしたうえで、鏡を見て迅速に修正することは可能です。
ただし、無断で鏡を使用すると、「ビジネスマナーが欠如している」「面接中に集中していない」と見なされる恐れがあります。
面接中であることを考慮し、涙や鼻水を軽く拭き、メイクを少し整える程度にとどめ、待たせないように心掛けましょう。
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④気持ちを切り替えて再開する
見なりを整えたら一度深呼吸して、気持ちを落ち着かせてから面接を再開しましょう。失敗をくよくよ考えても事態が好転する訳ではないため、「終わったこと」と割り切って気持ちを切り替えることが大切です。
気持ちの切り替えがうまくできないことで、自分をアピールしきれずに面接が終了してしまう恐れがあります。面接時間は限られているため、残りの時間で挽回するという気持ちを持って後半の面接に臨みましょう。
その後の受け答えで前向きな姿勢を見せたり説得力のあるアピールができたりすれば、泣いてしまった印象からポジティブな印象へ変えられる可能性もあります。
また、面接を再開する前は「大変失礼いたしました。落ち着きましたので、再開をお願いいたします」と再度謝罪の言葉を伝え、再開を申し出ましょう。
注意しよう! 面接で泣いたときに避けるべきNG行動
注意しよう! 面接で泣いたときに避けるべきNG行動
- 長時間泣き続ける
- 不採用になると思い面接の途中で諦める
面接で泣いてしまっても基本的に合否に影響はしないものの、その後の行動や対応によっては不採用になることもあります。
このような行動を知らなければ、あなたに対する面接官の印象が悪くなり選考通過がきわめて難しくなるため注意しましょう。
下記では、面接で泣いたときに避けるべき行動を紹介しています。それぞれの内容を把握しておけば、たとえ泣いてしまっても評価を下げることを防いで残り時間を有効活用できるため、ぜひ参考にしてください。
長時間泣き続ける
泣いてしまったことで気が動転し、余計に涙が出てしまうこともあります。しかし、長時間泣き続けることで、面接官から見たあなたの印象がどんどん悪くなるため、できるだけ早く泣き止むことが大切です。
長時間泣き続けてしまうと、感情のコントロールができない人だと評価されてしまいます。入社後は周囲の人に気を遣わせてしまったり、取引先へ失礼な態度を取ってしまったりするなど、一緒に働くうえで問題が生じると判断されてしまいかねません。
さらに、泣き続けることで自分をアピールする時間も減り、ネガティブな印象のまま面接を終えることになってしまいます。たとえ泣いてしまっても、選考に進むための強い意志を持ってできるだけ早く泣き止むように努めましょう。
- 長時間泣いてしまう人に対して、面接官からどのような印象を持たれるのでしょうか?
ストレス耐性への不安感で円滑な業務ができるのか懸念される
長時間泣いてしまうと、面接官からは「感情のコントロールが難しい人」「ストレス耐性に不安がある人」ととらえられる可能性が高いです。仕事では思い通りにいかないことや厳しい場面に直面することも多いため、企業は「困難な状況でも冷静に対応できるか」を重視します。
長時間泣き続けてしまうと、「業務上のプレッシャーに弱いのでは? 」「職場でのトラブル時に落ち着いて対処できるだろうか? 」といった懸念を持たれることがあるのです。
もし感情が高ぶってしまった場合は、「申し訳ございません、少し落ち着く時間をいただけますか? 」と一呼吸置き、気持ちを整理してから再開するのが良いでしょう。
不採用になると思い面接の途中で諦める
面接で泣いてしまったときに、不採用になると思って投げやりになってしまうのはやめましょう。面接で泣いてしまっても、その後の行動や対応で評価を得られれば選考に通過する可能性は十分にあります。
泣いてしまった後に適切に行動できて、しっかりと気持ちを切り替えれば「不測の事態にも逃げずに自分で対応できる人だ」と評価される可能性があります。
一方、泣いてしまったことで面接の途中で諦めてしまうと、受け答えの姿勢や面接中の態度から面接官に気持ちが伝わり、不快感を与えてしまいかねません。
採用活動は企業の将来を担う人材を見つけるための重要な場面であるため、面接官としても応募者一人ひとりの面接は重要な時間です。選考通過を狙うのはもちろん、面接官に対するマナーの観点からも最後まで誠意を持って面接に臨みましょう。
面接を途中で諦めてしまった応募者に対して、困難な状況に対応できない性格だと判断することがありますし、入社への意欲が高くないと考えることもあります。表情に覇気がなく、簡潔で投げやりな回答をしないように注意しましょう。
マインドを整えよう! 面接で泣かないための心構え
マインドを整えよう! 面接で泣かないための心構え
- 失敗しても次があると考える
- 相性の合わない企業もあると認識する
- ほかの候補者と比較しない
- 小さな失敗を必要以上に気にしない
面接で泣かないためには、あらかじめ本番に臨む心構えを整えておくことが重要です。面接に対する気持ちを改めることで、「失敗しても大丈夫」と考えられて前向きな姿勢で本番に臨めます。それにより、就活の視野が広がって自分のキャリアの可能性を高めることも可能になりますよ。
下記では、面接で泣かないための心構えについて紹介しています。それぞれの内容を押さえておくことで、面接で泣くことを防げたり面接に対する恐怖心を和らげたりするため、ぜひ参考にしてください。
失敗しても次があると考える
極度の緊張やプレッシャーに耐えきれずに泣いてしまう人は、「絶対に失敗できない」といった気持ちが強いのだと考えられます。面接は失敗がない方が良い一方で、過度に考えすぎてしまうと負荷がかかり余計に緊張が増してしまうため、失敗しても次があると考えることがおすすめです。
就活では失敗が付きもので、失敗をしない人の方が少ないといえます。そのため、「失敗しても大丈夫」という思いで面接に臨んだ方が、気持ちが楽になってリラックスできるため、本来の力を発揮して本番をうまく乗り越えられる可能性があります。
もし、面接で失敗したら面接終了後に振り返って、同じ失敗を繰り返さないように反省点を洗い出して回答内容を考え直しましょう。失敗から軌道修正することで次の面接を成功に導けるため、失敗を恐れずに本番に臨むことが大切です。
面接ノートを作ることで、面接後の振り返りができて自分を客観的に分析できますよ。記事では、面接ノートに書くべき内容や面接ノートを作るメリットについて紹介しています。
相性の合わない企業もあると認識する
面接の前には相性の合わない企業も存在すると認識することで、気持ちが楽になって失敗への恐怖心が和らぐ可能性があります。どれほど優秀な人でも、採用担当者が「自社との相性が悪い」と判断すれば不採用になることもあるのです。
そのため、不採用は「企業との相性が合わなかった」という意味であり、自分を否定されることではありません。
面接はお互いを知る機会としてとらえておけば、本番で失敗をしても悲観的にならずに最後までやりとげられると考えられます。
相性の良い企業を見つけるためには、1回の面接で見つけられる人もいれば複数社の面接に参加して見つけられる人もいます。人によって相性の合う企業は異なり、見つかるタイミングも違うため1つの企業に固執せずに幅広い視野を持って就活をおこないましょう。
就活はお見合いと同じだと考えてみましょう。相性の良い企業が見つかるまで、次々に挑戦するのがおすすめです。すべてが希望通りの会社はなかなか無いので、「ここ、ちょっといいかも! 」と思ったら迷わずアタックしてみましょう!
面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!
自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?
「面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。
39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
- もうすぐ初めての面接がある人
- 自信のあった面接に落ちてしまった人
- 面接への不安を和らげたい人
ほかの候補者と比較しない
就活では周りの候補者よりも、自分が劣っていると感じて悲観的になる人も多いのではないでしょうか。しかし、就活において他人との比較は不要であり、自分と向き合ってどのように企業へ自分をアピールできるかを考えることが重要です。
もし、集団面接でほかの候補者がどれほど素晴らしい回答をしていても、評価の内容は面接官にしかわかりません。自分に自信がないあまり、ほかの候補者が優れていると思い込んでしまっている可能性もあります。
そのため、「あの人には敵わない」と悲観的になるのではなく、今の自分ができることに集中することが面接を成功させるポイントです。
自分の実力が足らないと感じたら、面接が終了した後に反省点を洗い出して、志望動機や自己PRをブラッシュアップさせて次の面接に臨みましょう。
小さな失敗を必要以上に気にしない
面接ではどのような人でも緊張から失敗をしてしまうことはよくあります。しかし、小さな失敗は必要以上に気にせず、「終わったこと」ととらえて気持ちを切り替えることが大切です。
小さな失敗とは緊張のあまり面接官の目を見て話せなかったことや、志望動機などの内容を練習通りに伝えられなかったことなどが挙げられます。一つひとつの失敗を気にしていると気持ちが焦ってしまい、さらに失敗を繰り返すなど悪循環に陥ってしまいます。
それこそが面接で泣いてしまう要因の一つとなるため、起きてしまった失敗は気にせず残りの時間で自分をアピールすることに専念しましょう。失敗は次に活かす材料になり、決してマイナスなことではないと考えることが重要です。
仕事でも失敗はあります。大事なのは速やかに解決して、立て直すことです。
面接官も小さなミスを気にしていません。失敗を引きずらずに前向きに切り替えられる力が評価されます。完璧であることよりも、現実を認めて自分らしく対処する姿勢が大切です。
事前準備をしっかりしよう! 面接で泣かないための4つの対策
事前準備をしっかりしよう! 面接で泣かないための4つの対策
- 面接練習を何度も繰り返す
- 頻出質問の回答を用意しておく
- 就活イベントに参加して多くの人と交流する
- 適度に気分転換してメンタルを整える
面接で泣かないためには、気持ちの面以外でも本番で役立つ知識を身に付け、練習を繰り返すなど実践的な対策を徹底しておくことも大切です。対策をしていないと不安ばかりがつのってしまい、面接に自信が持てずに本番で泣いてしまうことになります。
下記では、面接で泣かないための4つの対策について紹介しています。それぞれの内容を把握しておくことで、面接に自信を持てて前向きな気持ちで本番に臨めるため、ぜひ参考にしてください。
①面接練習を何度も繰り返す
面接の回答に詰まって泣いてしまうのを防ぐためには、本番を想定しながら面接練習を何度も繰り返すことが大切です。単に頭の中でシミュレーションするのではなく、対面での面接練習を繰り返すことで質問に対する的確な回答ができるようになります。
面接練習では家族や友人などに面接官役をしてもらって、あらゆるパターンの質問を投げかけてもらうと良いでしょう。想定外の質問に慣れておくことで、本番で慌てることなく落ち着いて対応できる力が身に付けられます。
また、質問への受け答え方を振り返る方法として、面接練習を録画して自分の話し方や回答内容を確認するのもおすすめです。
質問に対して的確に答えられているのかを客観的にとらえられ、改善点も見つかりやすくなるため面接スキルの向上に役立ちます。
模擬面接は、親しい人以外とやるのがおすすめです。本番に近い緊張感を経験することで、「感情が高ぶっても大丈夫だ」と自分で感じられるようになります。
キャリアセンターや就活サークル、就職支援会社、そして私たちキャリアコンサルタントにお願いするのも◎です!
対面面接の練習をする前に、面接での基本的なマナーを身に付けましょう。記事では、対面面接での事前準備から会場退出までの基本的なマナーを詳しく紹介しています。
本番前の面接練習は必要不可欠であるものの、誤ったやり方で練習していると逆効果になる恐れがあります。記事では、面接官にマイナスな印象を持たれてしまいやすい面接の特徴や、苦手を克服できる面接練習の方法について紹介しています。
②頻出質問の回答を用意しておく
質問の内容は企業によって異なるものの、どの面接でも良く聞かれる質問はいくつか存在します。頻出質問の回答を用意しておくことで、答えられない回答を減らして自分の強みや長所を効果的にアピールできます。
面接では以下のような質問をされることが多く、企業の求める人物像と自分の強みや特徴が合致するような回答を用意しましょう。
面接での頻出質問の例
- 志望動機
- 自分の強みや弱み
- 入社後の展望
- 学生時代に頑張ったこと
- 挫折した経験
頻出問題の回答を考える際は、面接官に深掘りされることを想定しながら根拠となる理由やエピソードも併せて用意しておくことが重要です。また回答内容も、丸暗記するのではなく、自分なりの言葉で伝えられるようにすることで、想定外の質問や少し違った角度からの質問にも慌てずに対応できるようになります。
面接では応募者の強みや弱みを聞く企業が多く存在するため、面接前に次の記事も併せて読んでみてください。記事では、企業が長所や短所を聞く目的や、長所・短所の答え方について紹介しています。
面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう
不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。
そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。
簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。
- 近く面接本番を控えている人
- 自分の面接の改善点を知りたい人
- 過去の面接で力を発揮しきれなかった人
③就活イベントに参加して多くの人と交流する
面接に自信がない人は、就活イベントに参加して多くの人と交流すると良いでしょう。就活イベントに参加することで、自分と同じ悩みを持った就活生の意見を聞けたり、セミナー講師から就活に関する的確なアドバイスをもらえたりします。
数ある就活イベントのなかでも、面接対策セミナーでは面接での基本的なマナーや回答方法をレクチャーしてもらえ、面接に対して苦手意識がある人こそ参加がおすすめです。
また、模擬面接の実施により個人面接・集団面接・圧迫面接など複数のケースを想定して練習できるため、より実践に近い面接対策が可能です。
就活イベントは大学やキャリア支援センター、地方自治体などが主催していて、以下のような手段で開催情報を取得できます。
就活イベントの見つけ方
- 就活情報サイト
- ハローワーク
- 大学のキャリアセンター
- 就活エージェント
面接で役立つ有益な情報を知れるのはもちろん、多くの人とかかわることで就活へのモチベーションも上がるため、面接に前向きに取り組めるようになりますよ。
就活イベントの面接対策セミナーに参加することで、面接に関するマナーや回答の要点を学ぶことができ、面接に対する理解が深まり不安を軽減することが可能です。
さらに、模擬面接を通じて実践的な受け答えのトレーニングをおこなうことで、苦手意識を克服する助けとなります。
④適度に気分転換してメンタルを整える
面接で泣いてしまうのは、それだけ真摯に就活に取り組んでいる証です。そのため、就活中では適度に気分転換して、緊張状態から定期的に自分を解放してあげることも重要なポイントとして覚えておきましょう。
ただひたすら頑張るだけでは自分を追い込んでしまい、「これほど頑張っているのだから失敗は許されない」といった気持ちが芽生えやすくなります。一方、心に余裕ができることで、「失敗しても大丈夫」「落ちたとしても次がある」と面接に臨む心構えが整えられるのです。
以下の例を参考にして、自分なりの気分転換の方法を見つけて定期的にリフレッシュする時間を作りましょう。
代表的な気分転換の方法の例
- 家族や友人と会話する
- きれいな景色を見に行く
- 美味しいものを食べる
- 本を読んだり映画を見たりする
- 運動をして体を動かす
プロが答える! 面接にまつわるQ&Aで悩みや不安を解消しよう
面接で泣いてしまう人は極度の緊張や不安に耐えられなかったり、面接に慣れていないため思い通りの受け答えができなかったりすることが原因だと考えられます。
しかし、どれほど対策を徹底しても人前で話すことが苦手な人にとって、面接への苦手意識を克服するのは容易ではありません。
下記ではPORTキャリアに寄せられた面接の悩みに関する3つのQ&Aを紹介しています。自分と近い悩みがある場合は、プロのアドバイスをもとに悩み解消へとつなげてください。
面接で泣かないように十分に対策して選考に臨もう
面接ではあらゆる刺激や影響により泣いてしまう就活生もいるため、「自分だけがうまくできていない」と考える必要はありません。面接で泣いたからといって不採用になる訳ではなく、その後の行動や対応次第では選考に通過する可能性も十分にあります。
泣いてしまった後は沈黙するのではなく、謝罪を述べた後に泣いてしまった理由を素直に説明しましょう。また、面接官への配慮を忘れず丁寧な言葉で謝罪や泣いた理由を述べることと、素早く気持ちを切り替えて面接を再開することが大切です。
面接で泣かないためには、面接に臨む心構えを整えて面接対策を徹底しましょう。事前準備をしておくことで、緊張や不安に対するマインドを変えられ、面接の知識やスキルが身に付いて自信につながります。
面接で泣いてしまう自分を否定せずに、自分なりの解決策を見出して選考通過のために実践してみましょう。
アドバイザーからあなたにエール面接で泣くのは悪いことではない! 落ち着いて本番に臨める対策を
村谷 洋子
プロフィールを見る面接で泣いてしまうことは、必ずしも悪いことではありません。泣いたからといって不採用が決まるわけではないので、必要以上に不安に感じなくても大丈夫です。
ただし、泣いてしまった理由が「メンタル不調」や「ストレス耐性の低さ」だと判断されると、入社後の働き方に不安を持たれる場合があります。だからこそ、事前の準備や練習を通じて、本番でも自分の感情をコントロールできるようになっておくことが大切です。
企業は今後の成長に期待している! 泣いてしまった後の行動に集中しよう
感情を表現できることは、決してマイナスなことではありません。ビジネスの場で求められるのは「どんな状況でも冷静に行動できること」ですが、それは「感情を抑え込むこと」ではなく、「感情をうまく扱える力」を持つことです。
面接は、いまのあなたを評価する場であると同時に、「これからどう成長するのか」を企業が期待している場でもあります。
泣いてしまったとしても、自分を責めず、次の行動に集中していきましょう。事前準備を重ね、自信を持って面接に臨めば、きっと「あなたらしい言葉」で思いを伝えられるはずです。応援しています!
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/むらや社労士事務所代表
Yoko Muraya〇上場企業を含む民間企業での人事・採用経験約20年。就職支援や転職相談に従事し多くの求職者を支え、セミナー講師も務める。社労士の専門知識を活かし温かい雰囲気で各人に寄り添う
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Atsuko Hirai〇ITメーカーで25年間人材育成に携わり、述べ1,000人と面談を実施。退職後は職業訓練校、就労支援施設などの勤務を経て、現在はフリーで就職・キャリア相談、研修講師などを務める
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