この記事を訪問した理由は?(リンクを押して飛ぶ)
面接で自己PRを3分と指定され、そんなに話す内容がないと感じている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、3分の自己PRを3つのセクションに分け、それぞれの時間配分と伝えるべきことを解説します。例文も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
【完全無料】
大学3年生(28卒)におすすめ!
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール
1位:自己PR作成ツール
自己PRが思いつかない人は、ツールを活用して自己PRを完成させよう
2位:志望動機作成ツール
5つの質問に答えるだけで、受かる志望動機を自動で作成します
3位:WEBテスト対策模試
模試で実力チェック!WEBテストの頻出問題をこれ1つで効率的に対策できます
4位:面接回答集60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました
5位:逆質問例100選
面接官から「志望度が高い」と思われる逆質問例を厳選しています
【併せて活用したい!】
スキマ時間3分でできる就活診断ツール
①適職診断
たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります
②面接力診断
39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう
3分の自己PRで話す内容と時間配分
3分の自己PRで話す内容と時間配分
3分の自己PRは、1分や30秒とは組み立て方が変わります。時間が長い分、エピソードをどこまで掘り下げるかで内容の濃さが決まります。
ここでは、3つのパートごとに何を話すかを解説します。原稿ができたら声に出して時間を測り、配分とずれていないか確認しましょう。
4つの質問に答えるだけで自己PRが作成できます
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!
①20秒:強みを一言で伝える
最初の20秒では強みを一言で示しましょう。1分や30秒の自己PRより時間があるため、強みが発揮される条件とこれから話す場面まで添えられます。
20秒に入れること
- 強みを表す一言
- 強みが発揮される場面や条件
- これから話すエピソードの場面
「私の強みは継続力です。大学のボート部での3年間の練習でそれを実感しました」のように場面を先に示すと、面接官はこのあと続く話をどの経験の話として聞けばよいかがわかります。
書き出しの言葉が思い浮かばない人は、強み別のパターンをまとめたこちらの記事が役立ちますよ。
プロが選ぶ「自己PRの書き出し」の最適解とは? 強み別の例文付き
②2分:エピソードを1つ深く話す
3分の自己PRで最も長いのがこのエピソードのパートです。2分あるため、行動の理由や過程まで踏み込んで話せます。
2分で話す5つの要素
- 取り組んだ動機
- ぶつかった壁
- どう考え、何を試したか
- 周囲の反応や変化
- 結果と学んだこと
「なぜ取り組んだのか」「なぜその方法を選んだのか」を組み込みましょう。判断の理由まで話すと、自分なりの考え方、すなわち独自の魅力が伝わります。
5つの要素のうち、時間をかけるのは「どう考え、何を試したか」です。うまくいかなかった試行も入れましょう。試して外した経験があるほど、行動の理由に説得力が出ます。
取り組む動機をきちんと語ったり、壁にぶつかった部分での対応や乗り超えた部分について深掘りすることを意識しましょう。
チームで動いたことであっても、自分を主語にして伝えることを意識しましょう。
③30秒:入社後の貢献を具体的に伝える
最後の30秒で強みを入社後にどう活かすかを伝えましょう。2分かけたエピソードが志望先の仕事とどうつながるかを示すパートです。
30秒に入れること
- 強みを活かせる具体的な業務
- どのように貢献したいか
- 貢献のためにこれから身に付けたいこと
「貴社でも強みを活かしたいです」で終わると、どの企業にも言える締めになってしまいます。志望する職種の業務に触れ、どの場面で発揮するかまで言い切りましょう。
「既存の取引先を訪問する際に」「複数の部署が関係する案件で」のように、業務の単位まで下ろす形です。
あわせて、そのために身に付けたいことを一言添えます。入社後に何を学ぶ必要があるかまで見えている状態が伝わります。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます

自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?ツールで実際に文章を作成してみてからブラッシュアップする方が効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。
「自己PR作成ツール」 を使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
強み別! 3分の自己PR例文12選
ここからは強み別に3分の自己PR例文を12本紹介します。
注目してほしいのは、エピソードのなかで動機と壁の乗り越え方に触れている部分です。自分の強みに近い例文を選び、エピソードを自分の経験に置き換えて使ってください。
なお、12本のなかに自分の強みがない場合は、強みの種類を広く扱ったこちらの記事から探してみてください。
強み別の自己PR例文17選|63の言い換えも活用して選考突破
例文①継続力
例文①継続力
私の強みは、成果が出ない時期でも続けられる継続力です。大学のボート部で3年間続けた朝練習で、その力を実感しました。
ボート部に入ったのは、高校まで運動経験がなく、一度何かを最後までやり切りたいと考えたためです。入部当初の2,000mのタイムは8分30秒で、部内では最下位でした。
最初の半年は先輩と同じ練習量をこなすことだけを目標にしていました。しかし、タイムは10秒も縮まりませんでした。そこで、練習量ではなく漕ぎ方に原因があるのではないかと考え、毎回の練習を動画で撮って見返すことにしました。
見返すと、疲れてくる後半に上半身が先に動き、力が水に伝わっていないことがわかりました。改善するために、朝5時から30分間、陸上の練習器具で上半身と脚の動く順番を確認する時間を設けました。この練習は、記録が伸びない時期も含めて1年以上続けました。
半年を過ぎた頃、同じ練習をしていた同期が2人加わりました。動画を撮り合って互いに指摘するようになり、練習の精度が上がりました。2年目の後半からタイムが縮み始め、3年目には7分50秒まで短縮し、対抗戦のメンバーに選ばれました。
この経験から、成果が見えない期間に何を記録し、何を確認するかで結果が変わることを学びました。
入社後も、成果が出るまでに時間がかかる仕事に取り組みたいと考えています。貴社の〇〇のように、顧客との関係を積み上げる仕事では、短期間で結果が出ないこともあると伺いました。日々の記録を残し、変化を確認しながら改善を重ねることで、成果につなげたいです。
✔例文の評価ポイント
①「タイムは10秒も縮まりませんでした」と成果が出なかった期間を具体的に示しており、継続力の裏付けになっている点
②「毎回の練習を動画で撮って見返す」と続けるための方法まで語られ、入社後も同じ行動を取れると想像できる点
テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
例文②課題解決力
例文②課題解決力
私の強みは原因を切り分けて手を打つ課題解決力です。ドラッグストアのアルバイトで、食品の廃棄ロスを減らした経験があります。
担当していた売り場では消費期限の近い食品の廃棄が月4万円分ほど出ていました。店長も気にしていましたが、対策は値引きシールを貼る時間を早めることだけで廃棄額は変わっていませんでした。
まず、廃棄された商品を1カ月分記録しました。すると、廃棄の7割が特定の3商品に集中していることがわかりました。売れ行きに対して発注数が多いという仮説を立てましたが、発注の記録を確認すると数は例年と同じでした。
そこで、時間帯ごとの売れ方を見ると、3商品はいずれも夕方に売れる商品でその時間に在庫が棚の奥に残っていました。原因は発注数ではなく、陳列と補充のタイミングだと判断しました。
夕方の補充時に期限の近い商品を前に出すルールを作り、担当者が変わっても伝わるよう手順を紙にまとめました。当初は「手間が増える」という反対もありましたが、記録した廃棄額の内訳を見せて必要性を説明し、了解を得ました。
3カ月後、廃棄額は月1万5,000円まで減り、このルールは他の売り場にも広がりました。
この経験から、対策を打つ前に原因を分けて確かめることの大切さを学びました。
入社後も問題が起きた際には原因を切り分けたうえで、仕組みとして解決する形を探したいと考えています。〇〇の業務でも、まず記録を残して原因を特定することから始めたいです。
✔例文の評価ポイント
①「発注の記録を確認すると、数は例年と同じでした」と外れた仮説まで語られ、検証の過程が伝わる点
②「手間が増える」という反対に記録を見せて説明した対応があり、周囲を動かす力まで示されている点
例文③行動力
例文③行動力
私の強みは必要だと思ったことをすぐ形にする行動力です。大学構内の放置自転車の問題に対し、学生団体を立ち上げた経験があります。
きっかけは駐輪場が満車で自分の自転車を置けない日が続いたことです。数えてみると、駐輪場の3割近くがタイヤの空気が抜けた自転車で占められていました。
最初は大学の事務室に相談しました。しかし、所有者の確認に時間がかかるため対応が難しいという回答でした。それなら学生側で所有者を特定できないかと考え、同じように不便を感じていた友人3人に声をかけ、団体を作りました。
まず、放置されていると思われる自転車に「〇月〇日までにご連絡ください」と書いた札を付ける活動を始めました。大学の許可を取るまでに2週間かかり、札の書式も3回書き直しました。札を付けた180台のうち、1カ月で90台の所有者から連絡がありました。
連絡がなかった自転車は事務室に一覧で報告し、正式な手続きで撤去してもらえました。活動を続けるうちに参加者は12人に増え、現在は新入生向けに駐輪ルールを説明する役割も担っています。
この経験から、断られた理由を確かめれば別の入り口が見つかることを学びました。
入社後も現場で気付いた課題に対して自分から動きたいと考えています。〇〇の業務では決まった手順の外に改善の余地があると伺いました。まず動いて確かめ、提案につなげたいです。
✔例文の評価ポイント
①「大学の許可を取るまでに2週間かかり、札の書式も3回書き直しました」と手続きの苦労まで書かれ、行動の実態が伝わる点
②事務室に断られた後に方法を変えており、勢いだけの行動力ではないことが示されている点
自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?
簡単な質問に答えていくだけでChatGPTが自動で魅力的な自己PRを作成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
例文④リーダーシップ
例文④リーダーシップ
私の強みはメンバーの役割を整えて成果につなげるリーダーシップです。8人のロボットコンテストのチームでリーダーを務めた経験があります。
前年のチームは地区予選で敗退しており、原因は当日の動作が安定しないことにありました。私はその年に代表となり、まず全員に前年の課題を聞き取りました。
出てきたのは機構、制御、資材の担当がそれぞれ独立して作業しており、完成間際に部品が合わないことが判明するという問題でした。全体の進行を見る人がいなかったのです。
そこで、週1回、3つの担当が集まって現物を見せ合う場を設けました。当初は「作業時間が減る」という声もありましたが、前年の失敗が同じ原因で起きていることを説明し、まず1カ月試すことで合意しました。
進めるうちに、制御の担当が求める重量と機構の設計が合わないことが早い段階でわかり、設計を変更できました。本番の2カ月前には試走ができる状態になり、動作の安定性を高める時間を確保できました。
その年は地区大会で3位に入り、全国大会に進みました。チームからはこの集まる場を来年も続けたいという声が出ました。
この経験から、リーダーの役割は指示を出すことではなく、情報が行き渡る形を作ることだと学びました。
入社後も関係者の状況を把握したうえで、全体が動きやすい形を整えたいと考えています。〇〇のように複数の部署がかかわる業務で、この力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「まず1カ月試すことで合意しました」と反対意見への向き合い方が具体的で、押し通すリーダーではないことが伝わる点
②「リーダーの役割は指示を出すことではなく」と役割の捉え方まで語られ、考え方の深さが示されている点
例文⑤協調性
例文⑤協調性
私の強みは立場の違う人の間に入って連携を作る協調性です。介護施設のボランティアで、職員と学生の橋渡しをした経験があります。
大学の紹介で始めた活動で学生15人が交替で施設に入っていました。参加して3カ月ほど経った頃、職員から学生への指示が減り、学生が待っている時間が長くなっていることに気付きました。
職員に理由を聞くと、学生によってできることが違うため、何を頼めるか判断できないという答えでした。一方で学生側は頼まれないので何をすべきかわからないと感じていました。双方が相手を気遣って動けなくなっている状態でした。
そこで、学生一人ひとりにこれまで経験した作業と任せてもらえたら取り組みたい作業を書いてもらいました。それを一覧にして職員の休憩室に貼り、初めて参加する学生には名札に経験回数を書くようにしました。
職員からは頼む相手が判断しやすくなったという声が返ってきました。学生側も次に何を覚えるかが見えるようになりました。半年後には待ち時間がほとんどなくなり、参加を続ける学生も増えました。
この経験から連携が止まる原因は意欲ではなく、互いの情報が見えていないことにあると学びました。
入社後も部署の間で認識をそろえる役割を担いたいと考えています。〇〇のように社内の複数部門とやり取りする業務で、この力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「双方が相手を気遣って動けなくなっている状態」と両者の事情を把握しており、一方に寄らない姿勢が伝わる点
②「名札に経験回数を書く」という小さな工夫まで語られ、実際に手を動かしたことが伝わる点
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「自己PRがうまく書けない」「どんな強みをアピールすればいいかわからない」…そんな悩みを抱えている方には「AI自己PR作成ツール」がおすすめです。
AIがあなたの経験やスキルに基づいて魅力的な自己PRを自動で生成し、短時間で書き上げるサポートをします。
短時間で、分かりやすく自分をアピールできる自己PRを完成させましょう。
例文⑥責任感
例文⑥責任感
私の強みは任された範囲を最後まで守り切る責任感です。大学図書館のスタッフとして、貸出システムの入れ替えに対応した経験があります。
学生スタッフ6人のうち、私は窓口の対応手順をまとめる担当でした。新しいシステムへの切り替えは春休み中でしたが、利用者への案内は新学期から始まります。
切り替え後に実際に操作してみると、事前の説明資料にない画面が複数あることがわかりました。職員も把握していない部分があり、そのままでは窓口で答えられない状態でした。
私は、想定される操作を一通り試し、つまずいた箇所を21件記録しました。そのうえで、職員に確認が必要な項目とスタッフ間で共有すれば足りる項目に分けました。確認には2週間かかりましたが、新学期が始まる前に手順書を配布できました。
新学期には予想していなかった質問も出ました。その都度手順書に追記し、週末にスタッフ全員へ共有しました。1カ月後には追記が止まり、手順書は翌年も引き継がれています。
この経験から、担当した範囲は想定外のことが起きた後まで含めて自分の責任だと考えるようになりました。
入社後も任された業務については状況が変わった後まで見届けたいと考えています。〇〇の業務では運用が始まってからの調整も重要だと伺いました。最後まで見届ける姿勢で取り組みたいです。
✔例文の評価ポイント
①「つまずいた箇所を21件記録しました」と作業量が数字で示され、責任感が行動として表れている点
②「手順書は翌年も引き継がれています」と担当した後の影響まで書かれ、成果が続いていることが伝わる点
例文⑦計画性
例文⑦計画性
私の強みは先に手順を決めて遅れを防ぐ計画性です。卒業論文と教育実習を同じ時期に進めた経験があります。
私は教員免許の取得を目指していたため、4年の9月に3週間の教育実習がありました。卒業論文の提出は1月で通常であれば秋に調査を進める時期です。実習中は論文に手を付けられないと見込まれました。
そこで、4月の時点で提出日から逆算した表を作りました。調査は8月までに終える、実習前に分析まで進める、10月から執筆に入るという3つの区切りを決めました。
計画どおりに進まない箇所も出ました。調査の協力先が1件断られ、7月の予定が2週間遅れたのです。そのときは分析の手法を先に決めておく作業を前倒しし、データが集まってすぐ着手できる状態にしました。
実習中は論文を進められませんでしたが、8月までに分析を終えていたため、10月から執筆に集中できました。提出は締め切りの1週間前に完了し、指導教員からの修正にも余裕を持って対応できました。
この経験から、計画は守るために作るのではなく、遅れが出たときに何を入れ替えるか判断するために作るものだと学びました。
入社後も締め切りから逆算して段取りを組みたいと考えています。〇〇のように複数の案件を並行して進める業務で、遅れが出た際の調整も含めて対応したいです。
✔例文の評価ポイント
①「協力先が1件断られ、7月の予定が2週間遅れた」と計画が崩れた場面まで書かれ、実際の運用が伝わる点
②「計画は守るために作るのではなく」と計画性の捉え方が語られ、表を作っただけではないことが示されている点
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「自己PRで伝えたいことはあるのに、言葉にできない」そんな悩みがある方には「自己PR作成ツール」が強い味方になってくれます。
表現に悩んでいても、AIがあなたの考えを汲み取り、わかりやすく効果的なPR文にまとめてくれます。
ぜひ効率的に自己PRを仕上げ、選考の準備を整えましょう。
例文⑧傾聴力
例文⑧傾聴力
私の強みは相手が話しやすい状況を作る傾聴力です。新入生サポーターとして、履修相談を担当した経験があります。
2年次から2年間、学部の新入生の相談役を務め、あわせて50人ほどの相談を受けました。始めた当初は聞かれた質問に答えることだけを意識していました。
しかし、相談後に履修を変更する学生が多く、面談の意味がないのではないかと感じていました。話を思い返すと私が答え終わった後に学生が黙る場面が多くありました。本当に聞きたいことを言えていなかったのだと考えました。
そこで進め方を変えました。最初の5分は質問に答えず、どんな大学生活を送りたいかを聞くことにしました。あわせて、相手が言葉に詰まったときはこちらから言い換えずに待つようにしました。
すると、単位の取り方ではなく、アルバイトとの両立や友人ができるかという不安が本題だと気付く場面が増えました。時間割の組み方もその前提から一緒に考えるようになりました。
2年目には相談後に履修を変更する学生が目に見えて減り、翌年も相談に来る学生が出ました。
この経験から、相手の質問がそのまま本題ではないことを学びました。
入社後も顧客や社内の相手の話を正確に受け取ってから提案したいと考えています。〇〇のように相手の要望を形にする業務でこの力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「私が答え終わった後に学生が黙る場面が多く」と自分の課題に気付いた過程が具体的な点
②「言葉に詰まったときは、こちらから言い換えずに待つ」と傾聴の方法が行動レベルで示されている点
例文⑨分析力
例文⑨分析力
私の強みは数字から傾向を読み取って打ち手を決める分析力です。個人経営のパン屋のアルバイトで、廃棄と売り切れを同時に減らした経験があります。
働き始めた頃、夕方に売り切れる商品と閉店まで残る商品がはっきり分かれていました。店主は経験で焼く数を決めており、記録は残していませんでした。
私は1カ月間、商品ごとに焼いた数と売れた時間を記録しました。集計すると平日の夕方には調理パンが売り切れ、菓子パンが残るという傾向が見えました。
さらに時間帯で分けると、夕方の来店客は仕事帰りの人が中心で、食事になる商品を選んでいることがわかりました。
そこで、平日の午後に焼く数を調理パンを増やし菓子パンを減らす配分に変える提案をしました。店主は当初、菓子パンの売上が落ちることを心配していました。そのため、まず2週間だけ試し、記録を見て判断するという形にしました。
2週間後、調理パンの売り切れが減り、菓子パンの廃棄も減った結果、1日の売上は平均で1割上がりました。その後は曜日ごとの配分も記録するようになり、現在も続いています。
この経験から、感覚で決まっていた判断も記録を取れば検証できることを学びました。
入社後もデータをもとに施策を判断し、効果を検証しながら進めたいと考えています。〇〇の業務でこの力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「時間帯で分けると、夕方の来店客は仕事帰りの人が中心」と分析の手順が段階的に示されている点
②「まず2週間だけ試し、記録を見て判断する」と提案の通し方まで語られ、分析を実行に結び付けている点
例文⑩柔軟性
例文⑩柔軟性
私の強みは相手に合わせて進め方を変えられる柔軟性です。保育園でのボランティアで年齢の違う子どもたちに対応した経験があります。
週に1度、3歳から5歳のクラスに入っていました。最初はどのクラスでも同じ絵本の読み聞かせをしていました。しかし、5歳児は途中で飽き、3歳児は内容が理解できず動き回ってしまいました。
保育士に相談すると、同じ活動でも進め方を変える必要があると教わりました。そこで、クラスごとに準備を分けました。3歳児には絵を見せる時間を長く取り、声のトーンを変える。5歳児には途中で問いかけを入れ、次の展開を予想させる形にしました。
それでもうまくいかない日がありました。眠そうな子が多い日に問いかけを入れても反応がなく、途中で内容を切り上げて手遊びに変えたこともあります。その日の様子を記録し、次の準備では複数の進め方を用意しておくようにしました。
半年後には担当したクラスで最後まで集中して聞いてもらえるようになり、保育士から新しい活動の担当も任されました。
この経験から、相手に合わせるとは事前に複数の選択肢を用意しておくことだと学びました。
入社後も相手の状況に応じて説明や進め方を変えたいと考えています。〇〇のように顧客ごとに要望が異なる業務でこの力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「途中で内容を切り上げて手遊びに変えた」とその場での対応が具体的で、柔軟性が行動として表れている点
②「事前に複数の選択肢を用意しておくこと」と学びが言い換えられ、抽象的な結論になっていない点
例文⑪巻き込み力
例文⑪巻き込み力
私の強みは同じ目的を持つ仲間を集める巻き込み力です。地域の清掃活動に学生30人の参加を集めた経験があります。
私が住む地域では月1回の清掃活動が続いていましたが、参加者は高齢の方が中心で、年々人数が減っていました。自治会の方から相談を受け、学生の参加を増やすことに取り組みました。
最初は大学の掲示板に募集を貼りましたが、集まったのは2人でした。理由を友人に聞くと、朝が早い、知らない人ばかりで不安、続けられるか自信がないという声が挙がりました。
そこで3つの点を変えました。開始時刻を1時間遅らせること、友人同士で申し込める形にすること、1回だけの参加でも良いと明記することです。あわせて、活動後に自治会の方が用意してくださる軽食の場を地域の話を聞く時間として案内しました。
次の回には8人が参加し、参加した学生が自分の友人を誘う流れが生まれました。半年後には1回あたり30人が集まるようになり、自治会と大学のサークルで連絡先を共有する仕組みもできました。
この経験から、人が動かないのは意欲がないからではなく、参加のハードルが残っているからだと学びました。
入社後も周囲に目的を共有しながら、一人では届かない成果を出したいと考えています。〇〇のように社外の関係者と進める業務でこの力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「集まったのは2人でした」と失敗から書き始めており、改善の過程が伝わる点
②「参加のハードルが残っているから」と原因を言語化しており、次の場面でも同じ判断ができると想像できる点
例文⑫探究心
例文⑫探究心
私の強みは納得できるまで調べ続ける探究心です。ゼミで古文書を読むためにくずし字を独学した経験があります。
3年次のゼミで江戸時代の村の記録を扱うことになりました。しかし、原本は現在の字体と大きく異なり、授業で配られた解説書だけでは1行も読めませんでした。
最初は読めない文字を1つずつ辞典で引いていましたが、1日で進むのは数行でした。効率が悪いと感じ、同じ文書に繰り返し出てくる文字から覚える方法に変えました。頻出する30字を書き出し、自分用の一覧を作りました。
それでも読めない箇所が残りました。文脈から推測しても意味が通らず、指導教員に確認したところ、当時その村で使われていた独自の言い回しだとわかりました。そこから、同じ地域の別の文書を4点取り寄せ、同じ表現が使われている箇所を探しました。
半年で担当した10ページを読み切りました。作った一覧はゼミの後輩にも共有され、現在も使われています。
この経験から、わからない部分を放置せず、調べ方そのものを変えることの大切さを学びました。
入社後も原因や背景がわかるまで調べる姿勢で取り組みたいと考えています。〇〇のように専門的な知識が必要な業務でこの力を活かしたいです。
✔例文の評価ポイント
①「同じ文書に繰り返し出てくる文字から覚える方法に変えました」と調べ方を変えた判断が示されている点
②「同じ地域の別の文書を4点取り寄せ」と手間をかけた行動が具体的で、探究心の強さが表れている点
アドバイザーのリアル・アドバイス!2分のエピソードトークを作る構成で考えよう
1分程度の短い自己紹介では、基本情報とあなたの人物像がメインになると思いますが、3分だとそれに加えて経験や行動、その理由などを盛り込むことができます。
つまり、2分くらいで自分の最も伝えたい魅力、強みなどについてのエピソードトークを作るという構成になると思います。
最近の例では、社会学部の学生がフィールドワークの経験を話してくれた例があります。研究や実践の内容は結論部分で簡潔にまとめ、活動の過程で知り合った社会人とのやりとりについての印象的な出来事を1つだけ具体的に差し込んでまとめていました。
抽象的な話のなかにピンポイントでエピソードを差し込もう
それは社会人と学生の認識のギャップに関する面白い体験と言うようなものでしたが、全体的な話を抽象的に話すよりも、その中にピンポイントにエピソードを入れたことで、話し手のイメージがくっきりと伝わった印象がありました。
もちろん自己PRだけで合格したわけではないと思いますが、結果的にその学生は対人関係能力、行動力、物怖じしないメンタルなどを面接官から高く評価されていたと思います。
自己PRが3分に届かないときの対処法
自己PRが3分に届かないときの対処法
3分に届かないときは、今あるエピソードを掘り下げて出てきた追加情報を足すのがおすすめです。そうすれば、同じ経験のままでも時間は埋まります。
ここでは、3分に届かないときの対処法を4つ紹介します。
①課題の背景とアクション事例を厚くする
最初に足すのは、「課題の背景」と「実際に取った行動の中身」です。
短い自己PRでは「〜に取り組みました」と一言で済ませていた部分に判断の理由を加えます。
足せる内容
- なぜその活動に取り組んだのか
- 課題がなぜ起きていたのか
- 試した方法と、選ばなかった方法
たとえば「アルバイト先で発注を見直しました」であれば、「はじめは陳列を変えましたが効果がなく、記録を見返して発注そのものに原因があると考えました。そのため~」に変わります。これだけで20秒前後は伸びます。
②周囲の反応や変化を足す
次に足すのは自分の行動に対する周囲の反応です。1人で完結した話より、人が動いた話のほうが場面が想像できます。
足せる内容
- 提案したときの相手の反応
- 反対された場合のやり取り
- 取り組み後に周囲が変えた行動
反対された経験があれば、そこは優先して入れてください。どう説明して相手の了解を得たかは、入社後に周囲を巻き込んで進める場面の判断材料になるためです。
反対の理由と、それにどう答えたかをセットで話しましょう。
③入社後の貢献を業務単位まで具体化する
3つ目は最後の30秒を具体化する方法です。「貢献したい」で終わっていた部分を、志望企業の業務の単位まで言い換えます。
具体化の手順
- 志望する職種の業務を採用サイトで調べる
- そのなかで強みが使える場面を1つ選ぶ
- その場面で何をするかを一文にする
「営業として貢献したい」ではなく「既存の取引先を訪問する際に、記録をもとに次の提案につなげたい」と言えば、30秒を使い切れます。
あわせて、これから身に付けたいことを一言添えると自然に秒数を伸ばすことが可能です。
もっと長い時間を指定された場合の膨らませ方は、こちらの記事も参考になりますよ。
業界別の例文5選!5分の自己紹介で無駄なく膨らませるコツ
④大きく下回らなければ無理に埋めない
①〜③を試しても3分に届かない場合、無理に埋める必要はありません。中身のない言葉で時間を満たすほうが評価は下がる可能性が高まります。
埋めないほうが良い場合
- 同じ内容を言い換えて繰り返している
- 抽象的な表現ばかりが増えている
- 話すたびに内容が変わってしまう
2分半程度まで話せていれば、面接官が短いと感じることは少ないものです。時間より1つのエピソードが最後まで筋道立っているかを優先しましょう。
2分を大きく下回る場合は、掘り下げる材料がまだ残っています。①に戻り、動機と試した方法を確認してください。
- 1分の自己PRは作れたのですが、3分となると話すことがなくなってしまいます
1分の自己PRで活動の内容や役割、結果を話していたとしたら、3分の自己PRでは、1番しんどかった瞬間や、何を感じたのかなどを膨らませましょう。
また、これらの経験を通して、今の自分にどうつながっているのか。
自己PRから、志望動機に繋げるために、「経験を活かして、今後こういう仕事がしたい。」ということを伝えていくと1つのエピソードを3分の自己PRに広げていくことができますよ。
3分の自己PRでやりがちなNGパターン
3分の自己PRでやりがちなNGパターン
3分という時間は埋めることを目的にすると失敗する可能性が高まります。時間内に収まっていても、中身が薄ければ評価にはつながりません。
ここでは、3分の自己PRでやりがちな3つの失敗パターンを解説します。
引き延ばしただけで薄い内容
1分の原稿に説明を付け足して3分にすると内容の密度が下がります。抽象的な言葉が増えるだけで、伝わる情報は変わりません。
自己PRの内容が薄くなっているサイン
- 「とても」「非常に」など強調の言葉が増えている
- 学んだことの説明が繰り返されている
- 具体的な場面が1つしか出てこない
「粘り強く取り組みました」を長く言い換えても情報は増えませんが、「3回書き直しました」を足せば情報が1つ増えます。面接官が深掘りの材料にするのも、後者のような具体的な事実です。
判断に迷う場合は、足した部分を削って意味が変わるかを確認します。変わらなければ、その部分は削って構いません。
同じ話を言い換えて繰り返す
時間が余ると、すでに話した内容を別の言葉で繰り返してしまいがちです。しかし、この行為は面接官には話が進んでいないように聞こえてしまいます。
繰り返しが起きやすい箇所
- 冒頭の強みと最後のまとめ
- 成果の説明と学びの説明
- エピソードの結論部分
冒頭で示した強みを最後にもう一度言い直す必要はありません。締めでは、入社後にどう活かすかという新しい情報を入れましょう。
自己紹介や志望動機を混ぜ込む
時間を埋めるために、自己紹介や志望動機の内容を入れるのは避けましょう。聞かれていない内容が入ると、何を伝えたいのかが曖昧になってしまうためです。
自己PRと混ざりやすい内容
- 大学名や学部の詳しい説明
- 業界を志望する理由
- 企業を選んだ理由
入社後の貢献は自己PRに含めて構いませんが30秒にとどめます。自己紹介との線引きは、こちらの記事で確認しておきましょう。
自己紹介と自己PRの違いは? わかりやすい例文つきで解説!
自己PRを3分間を話し切るための練習方法
自己PRを3分間を話し切るための練習方法
本番で時間が足りなくなる、あるいは早く終わってしまうのは練習で防げます。ここでは、3分を話し切るための3つの練習方法を紹介します。
時間を測りながら音読する
最初におこなうのは、時間を測りながら声に出して読むことです。頭のなかで読むより、実際に話すほうが時間はかかります。
時間を測るときの進め方
- 原稿を見ながら1回読んで全体の時間を確認する
- パートごとの時間を記録する
- 配分とずれている箇所を特定する
時間を測るときは、全体の時間だけでなくパートごとの時間も記録しましょう。全体が3分に収まっていても、エピソードが1分半で入社後の話が1分といった配分になっていることがあるためです。
暗記ではなくキーワードで覚えて話す
原稿を一字一句覚えると、3分の途中で言葉が飛んだときに立て直せません。流れを示すキーワードだけを覚えます。
覚えておくべきキーワード
- 強みを表す一言
- 動機、壁、試したこと、結果の4つの節目
- 入社後の貢献で挙げる業務
「動機→壁→試したこと→結果」の順番が頭に入っていれば、言葉は当日のもので構いません。3分は長いため、暗記に頼るほど負担が大きくなってしまいます。
他者に聞いてもらって調整箇所を決める
最後に人に聞いてもらいます。3分は聞き手の集中が切れやすい長さのため、自分では気付けない箇所が出てきます。
他者に聞いてもらうときに確認すること
- どの部分で話が長いと感じたか
- 内容が伝わらなかった箇所はどこか
- 強みが何だったか一言で答えられるか
他者に聞いてもらったら、聞き終えた相手に「私の強みは何でしたか」と一言で答えてもらいましょう。ここで答えられなければ、エピソードが強みの裏付けとして届いていません。
相手は就活生同士でなくても構いません。その分野を知らない相手のほうが、専門用語や説明不足に気付いてもらえます。
相手が見つからない場合は、録音して自分で聞き返す方法もあります。手順を解説したこちらの記事を活用してください。
一人でできる面接練習の方法5選【模擬面接の動画付き】
【就活QA】3分の自己PRの疑問を解消しよう
ここでは、時間指定のある自己PRについて、実際に就活生から寄せられた質問に、就活のプロが回答したQ&Aを紹介します。自分の状況に近いものから読み、本番の準備に活かしてみてください。
3分の自己PRの時間配分例を参考に長くとも意欲が伝わる内容に仕上げよう!
3分の自己PRは、20秒・2分・30秒の配分を決めてから作ると組み立てやすくなります。全体の3分の2をエピソードに使い、動機や壁の乗り越え方まで踏み込むのが短い自己PRとの違いです。
一方で、時間を埋めることが目的になると、言い換えの繰り返しや志望動機の混入につながります。付け足すのは説明ではなく、まだ話していない事実です。
まずは今の原稿を声に出して読み、パートごとに何秒かかっているかを記録してみましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi






アドバイザーのリアル・アドバイス!3分は「取捨選択する力」も見られている
キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士
木原 渚
プロフィールを見る30秒や1分であれば、強みや結論を端的に伝える力が中心になりますが、3分となると、そこに「なぜそう言えるのか」という具体的なエピソードや、自分なりの考え方まで盛り込むことができます。
そのため企業は、自己理解の深さ、話を組み立てる構成力、相手にわかりやすく伝える力などを見ていると考えられます。
また、3分という時間をどう使うかにも、その人らしさが表れます。準備が不十分だと話が途中で尽きたり、反対に情報を詰め込みすぎて何を伝えたいのかわからなくなったりします。
つまり、「何を話すか」だけでなく、多くの経験の中から何を選び、どのような順番で伝えるかという取捨選択する力も問われます。
伝えたい強みを1つ決めてから流れに沿って組み立てよう
さらに、エピソードの中で「なぜそう考えたのか」「どのように工夫したのか」を伝えることで、その人の価値観や仕事への向き合い方も見えてきます。
大切なのは、自分が最も伝えたい強みを一つ決め、それを裏付けるエピソードを具体的に伝えることです。
「結論(私の強み)→具体的な経験→考えたこと・工夫したこと→成果や学び→入社後どう活かすか」という流れで組み立てると、まとまりやすくなります。