この記事のまとめ
- 転職活動で筆記試験が実施される4つの意図を理解しよう
- 就職支援のプロが筆記試験の出題傾向や対策法についてアドバイス
- 5つの事前準備で転職における筆記試験の対策をしよう
- WEBテストパーフェクト問題集
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転職時の採用試験では、職務経歴書や面接ばかりに目がいき、筆記試験の対策をおろそかにしてしまっている人も多いかもしれません。しかし、転職時の筆記試験には明確な企業の意図が存在し、試験結果も採用を左右する重要な判断材料なのです。
当たり前ですが、転職希望者は新卒よりも求められる知識・スキルは高くなり、即戦力となることを期待されています。それにともない試験の内容やレベルは新卒時とは異なるものになっていて、それに合わせた対策が必要になってくるのです。
この記事ではキャリアアドバイザーの杉原さん、隈本さん、西さんのアドバイスを交えつつ、転職時の筆記試験の種類や出題傾向や対策のためのやるべき事前準備について解説していきます。例題も紹介するので、どのような試験が実施されるのかイメージしながら、筆記試験を乗り越えるための参考にしてくださいね。
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新卒だけじゃない! 転職時にも筆記試験は実施されている
転職時の採用試験では、面接だけではなく筆記試験も実施する企業があります。dodaがおこなった調査によると、51%の企業が転職・中途採用試験に筆記試験を取り入れています。しかし、「どのような内容の試験なのか」「新卒の採用試験とは違うのか」など対策に困っている人も多いでしょう。
転職時の採用試験では面接が重視される傾向にはあるものの、筆記試験の点数や内容によっては不採用となってしまうケースもあり、筆記試験の対策もしっかりとおこなう必要があります。
この記事では転職時の筆記試験を突破するために、新卒時の筆記試験との違いから対策法、試験前に準備しておくべきことや出題傾向を例題付きで解説します。転職を検討している人は、筆記試験が実施されても選考を突破できるようぜひ参考にしてください。
転職では即戦力となる優秀な人材を必要としていますが、履歴書・職務経歴書と面接だけではその人の能力を測り知ることはできません。
また、採用の根拠として思考能力を客観的に知りたい場合に筆記試験は有効なので、思考力が求められる職種を目指す際は対策しておきましょう。
そもそも筆記試験以前に転職活動がうまくいかず悩んでいるという人には、こちらの記事がおすすめです。転職が決まらない人の共通点や問題別に対策法を解説しています。
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何を見られている? 企業が筆記試験を実施する4つの意図
何を見られている? 企業が筆記試験を実施する4つの意図
- 面接ではわからない基礎能力を判断するため
- 社風や職種に合っているかを判断するため
- 入社後の配属部署などを決める判断材料とするため
- 採用活動を効率化するため
企業が転職時に実施する筆記試験は、試験内容が企業によって異なるように意図するところもさまざまです。
単純に、試験の点数にボーダーラインを設け合否を判断する場合から、自社の理念や求める人物像とマッチしているかを測ったり、入社後のキャリアの参考にする場合もあります。ここでは、筆記試験を実施する意図を以下の4つのパターンに分け、順番に解説します。
①面接ではわからない基礎能力を判断するため
面接だけで応募者の基礎能力を測ることは非常に困難であるのに加え、基本的に面接は応募者の人柄や意欲などを会話を通して判断するためにおこなわれます。
そのため、合否の判断基準として重要な基礎能力を筆記試験で測定する企業も多くあります。基礎能力は文章力や読解力、数的処理能力などの基礎学力・知識を測るのが一般的ですが、企業によっては業務に必要な知識を有しているかを見られる場合もあるでしょう。
基礎学力・知識に関する試験は専門知識が必要なく、試験の種類もSPIや玉手箱がほとんどであることから対策は比較的簡単です。あくまで基礎能力を測る目的でおこなわれますが、点数があまりにも低いと「採用試験に対する準備不足で熱意がない」とマイナスの印象を持たれてしまうという側面があることも理解しておきましょう。
②社風や職種に合っているかを判断するため
企業は入社後のミスマッチを防ぐため、自社の社風に合っているのかなどを判断するために、性格適性検査の筆記試験を実施することもあります。
性格適性検査では、応募者の特性や性格・行動の特徴をはじめ、ストレス耐性や積極性などさまざまな点が測定されます。面接を通してもこれらは測定されますが、面接だけですべてを判断することは困難なため、転職時の採用試験でも多くの企業で性格適性検査が実施されているのです。
性格適性検査は単独でおこなわれるケースもありますが、多くの企業では基礎能力試験と併せて実施されます。能力面と性格面の両方から、入社後に活躍できそうか、社風や業務内容、労働環境に適合しているかを判断されていると覚えておきましょう。
性格適性検査で虚偽の解答をすると、本来の性格や適性と異なる職務に配属され、業務が苦痛になって早期離職につながる恐れがあります。
また入社後に虚偽が発覚すると、職場での信頼を損ない、その後のキャリアパスに悪影響を与えてしまうことになりかねないので、素直に答えるようにしましょう。
③入社後の配属部署などを決める判断材料とするため
適材適所といわれるように、パフォーマンスを最も発揮できる部署、職務内容は個人によって異なります。社員の成果は企業の業績に当然直結するため、企業は筆記試験を実施し、人員配置の最適化を図ろうとするのです。
適性検査は新卒時の採用試験でも頻繁におこなわれますが、転職者は即戦力として活躍することを期待されることが多く、適所へ配属される重要性はより高いものになります。
さらに、転職者の場合は管理職ポストでの採用をおこなう企業もあり、その場合には適性検査を通してリーダーシップ、マネジメント力なども測定されています。募集職種による違いも視野に入れながら、対策を進めるようにしましょう。
配属部署の選定のためだけでなく、離職防止のためにも活用されています。希望する会社や職種とどの程度マッチしているのかを判断するために使われているのです。
適性検査のうち、特に「性格検査」では働くうえでの適性が見られていると考えてください。
④採用活動を効率化するため
企業は採用活動にかける時間・人員を削減するために筆記試験を実施する場合があります。最もわかりやすい例が、応募者の絞り込みの基準に筆記試験の点数を利用するものです。筆記試験に合格ラインを設定し、ラインを越えた応募者にのみ次の選考ステップを実施するのです。
そうして応募者を絞り込むことで、面接など次の選考時に必要な時間・人員は削減しようとしています。特に応募者が多い企業では、応募者全員に面接を実施すると莫大な時間と人員がかかってしまうため、筆記試験での絞り込みがおこなわれる可能性が高くなります。
もう一つ、客観的な判断材料になるという点で筆記試験は採用活動の効率化に一役買っているといえます。
面接での評価は担当者によって差が生じてしまうことが当然考えられますが、採用の判断に迷ったときに筆記試験の結果も加味することで、最終的な判断を効率的におこなうことができるのです。
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新卒採用の筆記試験とは何が違う? キャリアのプロが解説
企業がさまざまな目的から転職時にも筆記試験を実施することは理解できたと思いますが、新卒採用の筆記試験と同じ内容の試験を想定している人も多いのではないでしょうか。
新卒者と転職者では、企業が重要視している項目や求めるレベルが異なるため、新卒採用時と試験内容を変えている企業も多いといえます。
ここでは、キャリアコンサルタントの隈本さんに、新卒採用時と転職採用時で実施される筆記試験の違いについて聞いていきます。
アドバイザーコメント
隈本 稔
プロフィールを見る転職時の筆記試験では既にある能力の高さや専門性が重視される
新卒採用と転職採用の筆記試験の内容で一番の違いは、求められるスキルや経験に対する評価基準です。
新卒採用では、将来の成長性や基本的な能力を重視するため、一般常識や基礎的な学力、適性検査を中心に実施します。
企業は新卒者に対して、入社後に成長できるポテンシャルをチェックするため、論理的思考力やコミュニケーション能力、チームワークの素養があるかどうかを筆記試験を通じて評価しようとしているのです。
社会人として過去にどんな成果を上げてきたのかを示すことが大切
一方、転職採用では、既に持っている専門知識や業務経験が重視されます。筆記試験でも業界や職種に特化した知識やスキルを問われることが多く、場合によってはSPIなどの一般知識以外に、業務に直結する実務的な問題を出題する試験も実施されるケースもあります。
企業は転職者に対して即戦力になれることを期待しているため、筆記試験を通じて専門的なスキルの深さや、実務での問題解決能力が求められるのです。加えて、前職での成果や具体的な経験も、試験後の面接での重要な判断材料になります。
つまり、新卒採用では「成長の可能性」、転職採用では「即戦力」が求められているため、それぞれの筆記試験の内容も異なるのです。
筆記試験で落ちることはある? 重要度を実施のタイミング別に解説
筆記試験で落ちることはある? 重要度を実施のタイミング別に解説
- 一次選考での実施
- 面接と同時に実施
- 最終選考での実施
転職の採用試験では、一般的には面接結果が重要視される傾向にありますが、実際に筆記試験の結果で不採用となってしまうケースもあります。
企業によってどの選考ステップで筆記試験を実施するかは異なり、実施されるタイミングで企業の意図や結果の重要度が異なることを理解しましょう。
ここでは、一次選考・面接と同時・最終選考の3つのタイミング別に企業の意図や重要度を解説します。
筆記試験の適性検査で落ちる理由について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。新卒向けの記事ですが、適性検査で落ちてしまう確率や原因について詳しく解説しています。
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一次選考での実施
一次選考での筆記試験は、筆記試験に合格基準を設定し応募者を絞り込む目的で実施されることが多いといえます。おもに、基礎能力・一般常識試験を実施し、絞り込みの判断基準に筆記試験の結果を用いるのです。
つまり、設定された基準点を上回らなければ次の選考に進めないため、重要度はかなり高いといえるでしょう。
このケースは応募者が多い企業によくみられ、面接の選考に進む応募者を限定するためにおこなわれます。しっかりとした対策が必要になるため、事前に試験内容の情報が得られるかを確認しましょう。
- 転職時の筆記試験の点数で絞り込みがおこなわれる場合、ボーダーとなる点数は何点くらいを想定すれば良いでしょうか?
一般的に4~5割、人気企業ではそれ以上の点数が必要になる
最も広く活用されているSPI3という適性検査でいえば、およそ4~5割だと考えてください。もちろん企業によってボーダーラインは変わります。
人気のある企業で転職の難易度が高い企業ほど、ボーダーは上がり、8~9割というところもあるようです。皆さんが知っていそうな大手メディア系や商社、金融などは比較的高めになります。
SPIの場合、「言語」と「非言語」の2種類のテストになりますが、勉強していれば5割は越えられるはずなので、しっかり対策をしておきましょう。
SPI対策のために例題を見たいという人は、以下の記事がおすすめです。新卒向けの記事ですが、さまざまな分野の例題を載せているので参考にしてみてください。
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面接と同時に実施
面接と同時に筆記試験が実施される場合は、面接の評価と併せて判断材料とされることが多いです。
面接の点数と筆記試験の点数を合算して評価する場合や、面接の評価が同じ応募者がいたときに筆記試験の結果が良いほうを選択するなどさまざまなパターンが考えられます。
筆記試験の結果より面接の評価が重要視される傾向にあるため、一次選考時に実施される場合よりも重要度は低いといえるでしょう。
しかし、筆記試験の結果が評価にどれほど影響するかを測ることは難しく、結果次第では採用を見送られることもあるため、対策は不可欠となります。
最終選考での実施
最終選考で筆記試験が実施される場合は、応募者の性格・行動の傾向を測定する目的でおこなわれることがほとんどです。このケースでは基礎能力や一般常識の試験ではなく、性格適性検査が実施されることが多いでしょう。
企業は試験を通して、応募者の性格・行動傾向が社風や労働環境とマッチしているかを測定します。入社後のミスマッチを防ぎ、定着し活躍してもらうために応募者と会社の相性は重要になるからです。
適性がどれほど重要視されるかは企業によって大きく異なるため、重要度の判断は難しいですが、一次選考・面接と同じタイミングで実施される試験と比較すると重要度は低いといえるでしょう。
最終選考で筆記試験がおこなわれるかどうかの割合は何ともいえませんが、あるとしたら念のためということでしょう。
私がかかわるIT業界は、筆記試験を重視する傾向があります。ITのように仕事に高度な知識が要求されるので一定の知力が必要なので、このような業界を受ける場合は準備しておきましょう。
転職時の筆記試験はおもに6タイプ! プロが出題傾向と対策を例題付きで徹底解説
転職時に実施される筆記試験は、上記のおもな6タイプに分類されます。企業によって実施される試験内容は異なりますが、どのタイプも実施されることが多いものなので、すべて理解しておきましょう。
ここでは、タイプごとに実際に使用されることが多い試験の種類や出題傾向をキャリアコンサルタントとともに解説します。例題や対策も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
①一般常識試験
一般常識試験で出題傾向が高い内容は、中学・高校レベルの国語・数学・理科・社会・英語や、時事・文化やビジネスマナーなどと広範囲に及びます。内容や問題数は企業が独自に設定することが多いため、過去問などが手に入る場合は必ず何度も解いて慣れておきましょう。
知識を問うタイプの試験なため、頻出問題集などを使用し出題傾向や解き方を学習しておくなど事前の対策が不可欠となります。
時事問題に関しては、日頃からニュースや新聞をチェックしておくと良いでしょう。特に志望する業界に関する出来事は注意深く確認しておいてください。企業によっては業界に関する深い知識や関心があるかを見ていることもあります。
各出題内容のおもな頻出問題は下記の通りです。
一般常識試験の出題例
- 国語:漢字・敬語・ことわざ・読解・要約
- 数学:確率・割引・損益算・旅人算・濃度・組合せ・命題・鶴亀算・数量・平面図形
- 理科:生物・科学・物理
- 社会:政治・経済・地理
- 英語:単語、熟語・文法
- 時事:国内外の情勢・円安、円高・環境問題
- 文化:美術・音楽・世界遺産・宗教
一般常識試験は、社会人としての基礎力や、業界に関連する知識の確認を目的に試験を実施していて、金融業界や不動産業界、保険業界など、幅広い知識やビジネスマナーが求められる業界で導入される傾向が多いです。
一般常識試験のなかでも、特に数学は出題傾向や解き方の練習が必要になってきます。こちらの記事で対策・攻略法を詳しく解説しています。
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②能力検査
能力試験には、多くの場合リクルートマネジメントソリューションズが独自に開発した適性検査のSPI3が用いられます。SPI3は2023年9月時点で15,500社が利用していて、最も採用企業が多く、比較的難易度が低い点が特徴です。
SPI3の能力検査では、以下の出題科目があります。
言語 | 言葉の意味や話の要旨をとらえる力を測定 |
非言語 | 数的処理・論理的思考力を測定 |
英語 | 英語力を測定 |
構造把握力 | 物事の背景にある共通性・関係性を構造的に把握する力を測定 |
ほとんどの企業が言語問題・非言語問題の2つの出題科目を通して、仕事をするうえで必要な基礎的な知力を測定します。英語・構造把握力問題は一部の企業で出題されることもありますが、数としては多くありません。
有効な対策法は、問題集やアプリでの学習が挙げられます。出題傾向や解き方のパターンを覚えておき、短時間で問題を解けるようにしておきましょう。
それでは具体的に問題のイメージをつかむため、4つの主題科目別にどのような問題が出題されているのか見ていきましょう。
SPIの言語問題
例題
下線部のことばの意味を考え、意味が最もよく合致するものを1つ選びなさい。
音を消すこと
A.雑音
B.音響
C.消音
D.発音
E.録音
答え:C
SPIの言語問題についてより力を入れて対策したい人は、以下の記事も併せて確認しておきましょう。
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SPIの非言語問題
例題
次の文を読んで各問いに答えなさい。
ある書店で、Aさんは500円の文庫本を3冊と400円の雑誌を2冊、Bさんは700円の文庫本1冊と500円の雑誌3冊を購入しました。
問題①:Aさんが購入した文庫本はBさんが購入した文庫本より何冊多かったか。
A.1冊
B.2冊
C.3冊
D.4冊
問題②:Aさんが文庫本の代金として書店に支払った金額はいくらか。
A.400円
B.500円
C.700円
D.1100円
E.1200円
F.1500円
G.1800円
H.2200円
I.AからHのいずれでもない
問題③:Bさんが書店に支払った代金は総額いくらか。
A.700円
B.1500円
C.1200円
D.1400円
E.1600円
F.1800円
G.2000円
H.2200円
I.2400円
J.AからIのいずれでもない
答え
問題①:B
問題②:F
問題③:H
SPIの非言語問題は公式などの復習をすることで、点数を上げやすい問題と言われています。以下の記事も参考に対策を進めましょう。
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SPIの英語問題
例題
最初に示された語と近い意味を持つ語を選択肢から選びなさい。
begin
A finish
B start
C stop
D continue
答え:B
SPIの英語問題も、非言語と同様に単語の復習などが重要になります。こちらの記事で対策方法を解説しているので確認しておいてくださいね。
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SPIの構造的把握力の問題
例題
つぎのア~エのうち、問題の構造が似ているものの組み合わせを、A~Fのなかから1つ選びなさい。
ア.ある企業の売上の7割は製品Aの販売によるもので、そのうちの4割がオンライン販売によるものである。オンライン販売は売上全体の何割か。
イ.学生のAとBはルームシェアをしていて、家賃を4:3の割合で分担して支払っ ている。Aが支払っている家賃の割合は全体の何%か。
ウ.ある図書館で、1階は100冊、2階は50冊の書籍がある。1階の書籍の数は2階の書籍の数の何倍か。
エ.小学校の1年生と6年生に朝食を食べているか調査したところ、90%が「食べている」と回答し、そのうちの60%が1年生だった。朝食を食べている6年生は全体の何%か。
A.アとイ
B.アとウ
C.アとエ
D.イとウ
E.イとエ
F.ウとエ
答え:C.アとエ
SPI3以外にも導入実績が高いWebテストに玉手箱がありますが、これも自宅やテストセンターで受検が可能で、言語・計数・英語が出題される能力テストと性格テストの2つの形式があるWebテストです。
しかしSPI3とは異なり、問題数が多く解答時間が短いため、より難易度が高いといわれています。
SPI3の全般知識をおさらいしたい人は、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。構造的把握力の例題も紹介しています。
SPI3とは
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③性格適正検査
性格適性検査では、ストレス耐性や積極性、協調性や思考・行動パターンから企業や職種との相性などさまざまな応募者の特性が測定されます。
性格適性検査とは、短文の設問に対して「あてはまる」「あてはまらない」などの選択肢から近いものを選択し回答していく形式です。短時間で多くの設問が出てくるため、一問に対して考える時間はあまりなく直観的に回答をしていかなければなりません。
試験としては、SPI3や玉手箱の性格検査、CUBIC、クレペリンテストが用いられることが多いです。クレペリンテストは心理テストの一種で、一桁の簡単な足し算を繰り返すもので、処理能力や行動の傾向を測定するものです。
性格適性検査では、嘘の回答をして自分を良く見せようとしてはいけません。同じような内容の質問が組み込まれていて、嘘の回答は気付かれてしまいマイナスの評価になってしまうこともあるのため、考えすぎず素直に回答するようにしましょう。
- 性格適性検査って何か事前に準備しておくべきことはあるのでしょうか?
性格検査は回答の矛盾を防ぐためにも事前準備が重要
性格適性検査は、能力検査と違って「対策が不要」と考える人がいますが、事前準備は重要です。
まず性格検査の目的は、応募者の性格や適性が企業の求める人物像に合致しているかを判断することであるため、自己分析が成功のカギを握ります。
自分の強みや弱み、価値観を把握し、それが職務にどう関連するかを理解しておくと、自然体で回答しやすくなるのです。
また、性格適性検査は一貫性を重視していて、嘘をついていないか確認する「ライスケール」という質問があり、矛盾しないように答えることが求められます。無理に良く見せようとせず、素直に回答して企業とのミスマッチを防ぎましょう。
性格適性検査の特徴や対策法について以下の記事で詳しく解説しています。落ちる可能性なども解説しているので参考にしてくださいね。
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④専門知識試験
金融やIT業界、開発職などの専門的な知識・スキルが必要な職種では、専門知識を問う試験がおこなわれることがあります。
わかりやすい例でいうと、IT業界の技術職であればプログラミングスキル、研究職であれば科学や物理の業務に関連する専門的な知識の試験が実施されるでしょう。
企業は、専門知識試験の結果をもとに応募者が入社後に即戦力として活躍できるかどうかを判断します。基本的な知識・スキルが問われるのか、高度なものが問われるかは企業によってさまざまです。同じ業界へ転職を検討している人も、業務上で必要な知識・スキルを再度確認し試験に挑みましょう。
入社前なので、完璧な知識は必要ありません。ただし、基礎的なことがわかっていることが大前提です。
IT業界なら、その企業の事業内容、たとえばバックエンド・フロントエンド、WEB、ネットワーク、DBなどをしっかりと確認しておきましょう。
⑤小論文試験
小論文試験を通して測定される能力は、文章作成能力や論理的思考力、一般教養など多岐にわたります。実施している企業はそう多くはありませんが、出版やマスコミ関連の企業、企画・編集などのクリエイティブ職で実施される傾向にあります。
出題されるテーマは企業によって異なりますが、入社後の抱負や一般・業界のニュースに対する意見などは出題傾向が高いテーマとして挙げられます。
小論文試験の対策は、まず論文を書く練習からはじめましょう。普段文章を書かない人が、いきなり論文を書くことは簡単ではありません。論文作成の構成から学習し、想定されるテーマで実際に論文を書いて練習しましょう。
また、論文のテーマによっては業界の専門的な知識が必要になる場合もあるため、業界に関する知識を深めておくことも重要な対策となります。
小論文試験は、コンサルティング業界や金融業界など、論理的思考力や表現力が求められる業界や、管理職や専門職を採用する企業で導入される傾向があります。
企業は応募者の課題解決力やコミュニケーション能力を評価するために活用しています。
小論文の書き方がわからない人には、こちらの記事がおすすめです。基本的なステップと差をつけるテクニックについて例文付きで詳しく解説しています。
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⑥企業独自の試験
転職の筆記試験では、まれに企業独自の問題が出されることがあります。出題内容は企業が独自に決めているので、過去問などがなければ予測は困難です。
しかし、出題傾向が高い企業独自の試験内容として、業界に関する問題や企業の情報に関する問題が挙げられます。企業の代表者の氏名や企業理念、売上高などの企業に関する知識を問うことで、どれほど企業について調べているかを見られるのです
企業独自の試験が実施されている可能性が高い場合は、業界研究だけではなく会社概要の細かな部分まで目を通し、しっかりと企業研究をおこないましょう。
企業独自の筆記試験がおこなわれるのは、IT・テクノロジー業界やコンサルティング業界、広告・マーケティング業界が多いようです。
これらは専門的なスキルや、問題解決能力、マーケティング戦略立案能力を評価するために独自の試験問題が作成されていて、一般的な適性検査では測定できないスキルを評価することが目的です。
企業分析を効果的・効率的におこなうためにはこちらの記事を参考にしてください。必須の項目や分析のステップ、情報の収集方法など詳しく解説しています。
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5つの準備で対策! 筆記試験前にやっておくべきことは
6つの筆記試験を紹介しましたが、転職時に実施される筆記試験の種類や内容は企業によってさまざまなため、何を準備しておけば良いか迷ってしまう人も多いでしょう。
筆記試験の結果が採用結果に大きく影響することもある以上、事前の準備で対策をとっておく必要があるということは明らかです。
ここでは、記事で解説した6タイプの筆記試験すべての対策として準備しておくべきことを5つ解説します。筆記試験の対策は時間がかかるものもあるので、早急に準備に取りかかりましょう。
筆記試験があるということは、一定レベルの人材を求めている証です。そのため筆記試験で点数が低い場合、企業が求める人物像とマッチしないと判断されるでしょう。
企業の意向を理解していないだけでなく、準備不足の姿勢が評価に影響するのです。
①新聞やニュースをチェックしておく
時事問題、一般常識試験で出題される内容は、新聞やニュースをチェックしていれば回答できるものがほとんどです。
時事問題は常に新しいものへ問題内容が変化していくので、継続的なチェックが必要になります。日頃、新聞やニュースをチェックしない人も採用試験前は必ずチェックしましょう。
最近ではパソコンやスマートフォンでも新聞、ニュースがチェックできるので、空き時間などを有効活用し、試験対策をおこなうことができます。
また、論文試験がある人は、新聞を見る際には文章がどう書かれているかも注意することが重要です。文章の構成や言葉の使い方などを意識することで、論文を書くときに必要な能力の向上につなげることもできますよ。
こちらの記事は時事問題を面接でどう答えるかをメインに解説していますが、調べ方やまとめ方についても詳しく解説しています。具体的な情報収集におすすめのメディアも紹介しているので、ぜひ時事問題対策の参考にしてくださいね。
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②SPI-Gの出題傾向と解き方を理解する
SPI3適性検査は、能力検査・性格検査どちらの検査においても最も導入されているため、出題傾向や問題の解き方を理解しておくことは、必須の筆記試験対策といえるでしょう。
しかし、SPI3の対策をする際には注意が必要です。SPI3には全部で3種類あり、応募者によって下記のように使い分けられる傾向にあります。
種類 | 対象者 |
---|---|
SPI-G | 第二新卒・中途 |
SPI-U | 新卒 |
SPI-H | 高卒 |
上記の表を見てわかる通り、転職の筆記試験にはおもにSPI-Gが用いられます。SPI3は種類によって問題が少しずつ異なります。
さらに、SPI-Gのみの出題範囲の問題もあるため、参考書や問題集などで対策をおこなう際は、SPI-Gのものを間違えずに選択しましょう。
SPI3の種類が不明な場合、企業の採用ページや過去の選考経験者の情報を確認するのが有効です。
どうしてもわからない場合は、汎用性の高いSPI-Gで対策しておくと良いでしょう。これにより、基本的な能力をカバーできます。
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③書籍やアプリで実際に問題を解く
筆記試験の適性検査は短時間で多くの問題に解答する必要があるため、事前に問題を解いて時間の感覚に慣れておくことは欠かせません。
また、短時間で解答するためには出題傾向や解答のパターンを学習しておくことも重要です。見たことのある問題や知っている問題であれば、落ち着いて解答でき、焦りによるミスの予防にもなるでしょう。
筆記試験で実施されることの多い、SPI3や玉手箱、CUBIC、クレペリンテストなどは多くの問題集や参考書が販売されています。また、インターネットサイトや専用のアプリで問題を解くこともできるので、自分に合う勉強法でどんどん問題を解いてみましょう。
参考書を選ぶ際にまずチェックしてほしいのは「誰が作成・運営しているのか」です。信頼できる作者や企業が作成しているものを選びましょう。
次に、内容が充実しているかどうかです。問題数の多さや解説の詳しさもチェックしましょう。
最後に価格です。無料版でも十分に勉強できますが、やはり有料版のほうが充実しています。
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④業界や職種の知識を深めておく
専門知識や小論文、企業独自の試験が実施される場合は、業界や職種に関する内容について出題されることが多くあります。これらの筆記試験で良い評価を得るためには、業界や職種に関する知識は必須となるでしょう。
特に論文など記述形式の試験が実施されると、付け焼き刃の知識では良い評価を得ることは難しくなります。
転職者は即戦力となることを期待される傾向が高いため、業界や職種に関する高度な知識が求められます。知識力が足りないと判断されれば、採用を見送られてしまうことも十分に考えられるのです。
また、業界や職種に関する問題のほかにも、企業に関する問題が出題されることがあるので企業研究も同時に同時におこなうと良いですよ。
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⑤短文で自分の伝えたいことをまとめる練習をしておく
小論文試験や企業独自の記述形式の試験などでは、短文で自分の伝えたいことをまとめる練習をしておくことで対策できます。
小論文形式の試験では出題されたテーマについて、自分の考えを端的にまとめ、指定された文字数内で記述しなければいけません。試験時間も決まっているので、素早く自分の伝えたいことをまとめないと時間内に論文を書ききることができないでしょう。
端的に自分の伝えたいことをまとめることは、ビジネスシーンにおいても重要な能力となるので筆記試験をきっかけに積極的に練習しましょう。
転職の際も事前対策をおこなって落ち着いて筆記試験を突破しよう!
転職の筆記試験を受験するときは、試験内容や対策がわからず不安に感じてしまう人も多いはずです。しかし、実施される試験の種類や出題傾向をつかめば対策はそれほど難しくはありません。
試験を受ける前に、キャリアコンサルタントのアドバイスを踏まえつつ、記事で紹介した対策のための事前準備を実行していきましょう。もし試験内容が事前に把握できるのであれば、実施される試験に合わせた対策を重点的におこなってみてください。
面接が重要視される傾向にある転職の採用試験ですが、筆記試験で合否が分かれることもあるのが事実です。試験で本来の力が発揮できるよう、事前対策をしっかりとおこない、落ち着いて試験に臨んで内定をつかみ取ってくださいね。
アドバイザーコメント
杉原 美佐子
プロフィールを見る転職時の筆記試験は自分の即戦力度合いを示す重要な選考
転職活動は新卒での就職活動とは大きく異なります。転職者は仕事の経験があり実績があるので、入社後すぐにその実力を発揮して何らかの成果を出すことが要求されるのです。いわゆる「即戦力」ですね。
そのため、筆記試験にも、どの程度活躍するのかを事前に測定する意味が含まれています。活躍は前職の環境によるものなのか、自社でも間違いなく活躍できるのかを検討するための一つの判断材料になるのです。
応募先の業界・企業に求められる能力に応じて対策しよう
また試験対策は、業界・企業によって少々異なります。それは求められる資質が異なるからです。そういった意味では、業界研究、企業研究が重要です。
以前、地方の中小企業の社長から「事務職で会社のキーマンになる人が欲しい」と相談されました。その際私は、応募書類の段階では部活動などチームをまとめた経験のある人を中心に採用を進め、2次選考では今後の会社の展望を作文テーマにするような選考内容はどうかと助言したことがあります。
このように企業として欲しい人材ははっきりしていて、誰でも良いというわけではありません。必要な人材を探すためにこうした選考方式を取るのです。
筆記試験にはいくつか種類がありますが、なぜその試験が課されるのか真意をくみ取って対策しましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士
Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級
Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表
Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、講師として企業で新人や中堅社員に向けてコミュニケーション研修、キャリアコンサルティングをおこなっている
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