アパレル業界では、接客や製造など自身のかかわる業務によって使う用語が異なります。それぞれの用語の意味を理解しておくことで業界の理解度をアピールできたり、業務をスムーズにこなすことができたりするので、ぜひ覚えた状態で面接や仕事に臨みましょう。
この記事では、業界経験のある冨永さんとともにアパレル業界で頻繁に使われる用語を解説します。アパレル業界を志望する人やアパレル業界に入社したての人に向けて実際の現場での活用方法をカテゴリ別に紹介しているので、参考にしてください。
記事の後半では、アパレル業界を目指すうえで押さえておくべき用語を60個紹介します。言葉の意味を理解できるまで何度も目を通しておきましょう。
用語を覚える前に確認! アパレル業界用語の特徴
アパレル業界用語の特徴
- フランス語由来の単語がある(例:オートクチュール、メゾン、プレタポルテ)
- 日本の伝統的な用語が残る(例:いせ、まつり縫い、館)
- 感覚など抽象的なものを言語化した単語がある(例:抜け感、エフォートレス、クワイエットラグジュアリー)
- 場面によってものの呼び方が変わる(例:シャツを販売では「プロパー」、管理では「SKU」、製造では「製品」と呼ぶ、など)
- 隠語を使うことがある(例:休憩やお手洗いを「1番」「2番」などの番号で呼ぶ。店舗によって意味が異なる)
- アパレル業界用語を覚えるコツを教えてください!
実際の店舗に出向くのが1番! 自分の目で見て学びを得よう
アパレル用語には、消費者側の経験からわかる用語と、表からはまったくわからない裏側の用語が存在します。
裏側の用語については、実際に勤務するようになってから理解すれば十分です。ただし、表からわかることは前もって勉強しておきましょう。
たとえば、店舗見学をしてみてください。「商業施設全体を見ること」「店舗に入って接客を受けること」「目的の店舗以外の様子を見ること」など事前にできることは多数あります。
何気なく見ているディスプレイには意図があり、なんとなく足を踏み入れる行動も実はあらかじめ誘導されているものなのです。これはVMDと呼ばれ、視覚で訴求しています。
このように、アパレルやファッション業界を目指すなら、何度も店舗見学をしてみましょう。新たな発見をすることができますよ。事前の学びが鍵です。
本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください
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【カテゴリ別】アパレル業界用語60選|冨永さんの解説付き
ここからは、アパレル業界でよく使われる業界用語60選を、業界経験のある冨永さんとともに解説します。各単語の意味だけでなく、現場での活用方法についても紹介しているので、働く姿を想像しながら覚えていきましょう。
アパレル業界の用語を初めて学ぶ人は、「用語を覚える前に確認! アパレル業界用語の特徴」を確認してから取り組むことがおすすめです。
販売現場や接客で使う用語18選
カスタマー・サティスファクション
解説
顧客満足度のこと。CSと略され、接客や商品、店舗環境を通じて顧客がいかに満足したかを測る指標となる。売上という数値目標とともに、長期的なファンを増やすうえできわめて重要な概念である。一人ひとりに合った提案をおこなうことで、再来店を促し、ブランドへの信頼を高めていく。
用例:「CS向上のための接客ロールプレイングを実施する」「CSアンケートの結果をスタッフ間で共有する」
初歩的な用語で、どの業界においても使われる言葉です。
ただし、企業ごと、業界ごとにその対象は違います。おもに営業や販売部門では重要な指標とされています。
アパレル業界では、この指標がダイレクトに売り上げに直結しています。店舗環境、商品のデザイン、素材、価格などから接客応対のクオリティまで評価の対象です。
また販促物(包装資材、ブランドのショッパー袋など)が評価の一部とされることもあります。
客注(きゃくちゅう)
解説
店頭に在庫がないとき、顧客の求めにもとづき倉庫や他店から個別に商品を取り寄せること。売上に直結する重要な取り組みの一つであり、欠品による機会損失を防ぐために接客の現場で日常的におこなう。売上を確保するうえで欠かせないため、EC在庫を回すこともある。しかし、確保後のキャンセルは店舗の負担になるため、できない旨をあらかじめ伝えることが良い。
用例:「完売した新作について他店から客注で取り寄せる」「客注品の入荷連絡を速やかにおこなう」
レベル感としては中程度で、小売業界、特に販売の現場ではよく使われる言葉です。販売機会の損失を防ぐために、店舗間で工夫されることの一つを指します。
ただし、内々で使うことが多いため、現場の知識がないと理解しづらい言葉です。まずは、漢字の意味を思い浮かべてみるとわかりやすくなります。
キャッシャー
解説
会計業務を担当するスタッフ、またはレジカウンターを指す言葉。単に会計を済ませるだけでなく、包装や配送の手配、ノベルティの受け渡しなどさまざまなサービスをおこなう。
用例:「キャッシャー周りの備品を補充しておく」「混雑時は応援を呼んでキャッシャーを2人体制にする」
支払いに関係する言葉です。レベル感としては中程度で、言葉の語源を考えるとわかりやすいでしょう。
購入する際に案内される場所、あるいは顧客自身が向かう場所を指します。また、その場所で業務を実施している人々を指すこともあります。
接客から購入決定までのシーンをイメージしながら店舗を見て回ると理解が深まりますよ。
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キャリー
解説
シーズン終了後も継続して販売する商品や、次シーズンへ持ち越して展開する商品を指す。トレンドに左右されない定番品や、人気があるため翌期も引き続き展開するものを指す。プロパーで販売され続けることもあるが、売れ行きによってはセール価格になって販売を継続する場合がある。在庫管理のうえでは、常に一定の在庫を持つことで売上の土台をつなげる重要な役割を果たす。
用例:「キャリー品を売り場の下段に移動させる」「キャリー品なのでセール対象外だと説明する」
店頭在庫の鮮度を表す、難易度が高めの言葉です。
ファッション業界の店頭在庫は、トレンドに関係なく着こなせる商品とシーズンのトレンドを押さえた商品の両方で構成されています。
半年に一度のクリアランスセールで売り切るもの、売り切る必要のないものがあるのです。また、売り切れない場合でも、繰り越して販売し続けるケースがあることも覚えておきましょう。
従販(じゅうはん)
解説
従業員割引販売の略称。同じ館で働く従業員すべてと、その従業員家族対象に定価から割引して購入できる福利厚生制度のこと。呼び方は商業施設によって違いがあり、職員販売=職販、社員販売=社販と呼ぶこともある。
用例:「従販で気になっていたブランドの靴を買おう」「従販に両親が来るので、入場券を渡しておく」
死に筋(しにすじ)
解説
売れ行きが芳しくない商品や、在庫が滞留している商品のこと。対義語は「売れ筋」。トレンドから外れたものや、訴求力が弱まったものが該当する。店舗の鮮度を保つためには、これらの商品をいかに早く見極めて、マークダウンや陳列場所の変更をおこなうかが重要な取り組みとなる。放置すると棚の回転率を下げる原因になる。
用例:「死に筋商品を早期にマークダウンして在庫を減らす」「死に筋にならないようディスプレイを工夫する」
棚卸(たなおろし)
解説
定期的に店内の在庫数を確認し、帳簿上の数字と照合する作業のこと。商品の紛失や盗難、入力ミスによる差異(ロス)を把握するためにおこなう。正確な利益計算をおこなううえで欠かせない業務であり、通常は営業終了後や店休日を設けて一斉に取り組む。実数を正確に数えることで、適正な在庫管理と次期の仕入れ計画にもとづく判断を可能にする。
用例:「深夜までかかって全商品の棚卸を完了させた」「棚卸の結果、帳簿との差異が一つも見つからなかった」
DM(でぃーえむ)
解説
ダイレクトメールの略で、特定の顧客に対して郵送やメールで送る案内状のこと。新作の告知やセールの招待、イベントの案内などをおこなう。デジタル化が進んだ現在でも、手書きのメッセージを添えたハガキなどは、ブランドへの愛着を強めるための重要な手段となる。顧客の購買履歴にもとづき、興味がありそうな内容を届けることが求められる。
用例:「セールの案内を載せたDMを顧客様に送付する」「心のこもった手書きのメッセージをDMに添える」
トルソー/ボディ
解説
服を着せて展示するマネキンや胴体模型のこと。ブランドのコンセプトや、その時期に最も推したいコーディネートを視覚的に伝えるために用いる。単なる置物ではなく、ブランドイメージやシーズンテーマを視覚的に表現する重要なディスプレイ要素。店頭の目立つ場所に設置し、通りがかりの客が足を止めるきっかけを意識して製作する。
用例:「トルソーの着せ替えをおこない、新作をアピールする」「トルソーのシルエットが崩れないよう細部まで整える」
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バックヤード
解説
店舗の裏側にある在庫置き場や事務スペースのこと。商品の検品、納品作業、ストック管理などをおこなう現場の心臓部である。接客空間である売り場と対照的に、効率的な作業が求められるため、整理整頓が欠かせない。また、スタッフの控え室としての機能も持つため、オンとオフを切り替える場所でもある。売り場を良い状態に保つための土台となる。
用例:「バックヤードのストック状況を把握して品出しをおこなう」「バックヤードを整理整頓して作業効率を高める」
パッキン
解説
商品を輸送するときに使うダンボール箱や、その梱包作業のこと。「1パッキン、2パッキン」と箱の数を数える単位としても使われる。アパレルの現場では、毎日大量に届くパッキンの開封と検品を効率よくおこなうことが、スムーズな品出しにつなげる鍵となる。中身を傷つけないようカッターの扱いに注意し、常に迅速な対応を心掛ける。
用例:「届いたパッキンを速やかに検品して品出しする」「パッキンの山を崩してバックヤードを片付ける」
レベルの高い用語で、アパレル業界のほか、物流業界でも使う言葉です。
まったく別の意味もあり、異業種で使われる言葉でもあります。前後の文脈や場面に合わせて理解しましょう。
店頭と倉庫の行き来に必要なものであり、取り扱うアイテムによって大きさ・素材に違いがあります。店舗配属になると日常的に使う材料です。
ハンギング
解説
商品をハンガーに掛けて陳列する手法のこと。畳んで置く「陳列」と比べ、服のシルエットや丈感、素材の動きを顧客に伝えやすいという利点がある。ブランドのイメージを印象付けするために、ハンガーの間隔を一定に保つことや、向きを揃えることが求められる。商品を手に取りやすく、また戻しやすいため、セルフセレクションの店舗でも多用される。
用例:「ブラウスをハンギングして素材の柔らかさを伝える」「ハンギングの間隔を揃えて売り場を綺麗に見せる」
品番(ひんばん)
解説
商品を管理するために割り振られた固有の番号のこと。ブランド名、シーズン、アイテムカテゴリ、色、サイズなどの情報が数字やアルファベットで構成されている。在庫の問い合わせや客注のときに、正確な商品を特定するために必ず確認する。
用例:「在庫の問い合わせがあったので品番を確認する」「定番商品の品番を暗記してスムーズに接客する」
B品(びーひん)
解説
縫製ミス、生地のキズ、汚れ、ボタンの欠損などがある不良品のこと。検品時に取り除かれ、正規販売が難しい場合が多いが、アウトレット販売などで活用されることもある。
用例:「検品時に小さな傷を見つけたのでB品として処理する」「B品セールでお買い得な商品を探す」
フェイス
解説
商品陳列時に顧客から見える面や見え方、または商品を陳列したときに見える、服の正面部分やその面積のことを指す。売場づくりでは視認性や訴求力に影響する重要要素。いかに良いフェイスを顧客に見せるかがVMDの基本となる。新作や売れ筋の商品を最も目立つ位置に配置し、色や柄の美しさを際立たせることで、来店客の興味を惹きつける。棚一つひとつの見え方を意識付けして、整えることが求められる。
用例:「棚のフェイスを整えて視覚的な訴求力を高める」「売れ筋商品のフェイスを広げてアピールする」
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プロパー
解説
値引きをおこなわない正規の販売価格、あるいはその価格で販売されている商品のこと。「プロパー期間」は新作が発売されてからセールにかかるまでの期間を指す。ブランドの価値を維持し、高い利益率を確保するうえで、セールに頼らずプロパーでいかに売るかが重要な課題となる。スタッフは商品の価値を正しく伝え、顧客に納得して購入してもらう取り組みが求められる。
用例:「プロパーで売り切るために魅力的なコーディネートを提案する」「セール前なのでプロパー商品の動きが鈍い」
マークダウン
解説
売れ残った商品の販売価格を引き下げること。いわゆるセールや値下げを指す。在庫の回転を速め、次のシーズンの商品を置くスペースを確保するためにおこなう。あらかじめ決められた時期や、消化率にもとづき実施される。しかし、過度なマークダウンはブランドイメージの低下を招く恐れがあるため、タイミングと対象商品の選定には慎重な判断が求められる。
用例:「消化率の低い商品をマークダウンして売り切る」「週明けから一斉にマークダウンをおこなう」
館(やかた)
解説
百貨店やショッピングモール、ファッションビルなど、店舗が入居している商業施設全体のこと。自社の店舗だけでなく、施設側のルールや方針にもとづき営業をおこなう。「館のセール」や「館のポイントアップ」など、施設全体のイベントに合わせて集客を強化する。店長やスタッフは、他店の動向や施設全体の客層を把握することで、自店の立ち位置を明確にすることができる。
用例:「館の営業時間変更に合わせてシフトを調整する」「館全体の抽選会イベントを告知する」
デザインやコーディネートに関する用語12選
エフォートレス
解説
肩の力を抜いた、気取らない自然体なスタイルのこと。「努力(エフォート)を要さない」という意味から、程良いリラックス感と上品さを両立させた着こなしを指す。過度な装飾を避け、着心地の良い素材やゆったりとしたシルエットを取り入れることが特徴。トレンドに左右されすぎず、自分らしさを大切にする現代的な価値観にもとづくファッションとして定着している。
用例:「エフォートレスな装いで大人のリラックススタイルを楽しむ」「ゆったりしたパンツでエフォートレスを表現する」
オーバーサイズ
解説
本来のサイズよりも意図的に大きく作られた服、あるいはそれを着用するスタイルのこと。身体のラインを拾わないゆったりとしたシルエットが特徴で、リラックスした印象やストリート感を与える。単に大きいサイズを着るのとは異なり、計算されたバランスが求められる。コーディネートのどこかにタイトな要素を入れるなど、メリハリを付けることでこなれ感が生まれる。
用例:「オーバーサイズのシャツを羽織りとして活用する」「オーバーサイズでも野暮ったくならないよう工夫する」
クワイエットラグジュアリー
解説
「静かな贅沢」を意味する。一見するとシンプルでありながら、素材の質や仕立ての良さで上品さを表現するスタイルのこと。富裕層を中心に支持され、きわめて洗練された印象付けができる。トレンドを追いかけすぎず、良いものを長く愛用する価値観にもとづく潮流である。
用例:「クワイエットラグジュアリーな装いで大人の余裕を醸し出す」「ロゴに頼らないクワイエットラグジュアリーが注目を集める」
こなれ感
解説
服を着慣れている風に見える、自然で洗練された雰囲気のこと。「頑張っている感」を出さず、あえて着崩したり小物を合わせたりすることで生まれる、余裕のある着こなしを指す。単に服を着るだけでなく、袖を捲る、裾をインするなど、一人ひとりの工夫が求められる。鏡の前でいろいろと試行錯誤し、自分に合ったバランスを見据えて整えることが大切である。
用例:「シャツの襟を少し抜いてこなれ感を演出する」「こなれ感のあるコーディネートを提案する」
スラックス
解説
センタープレスの入った、ドレッシーで綺麗めなパンツのこと。本来は「緩い(スラック)」という意味を持ち、ゆとりのあるズボンを指していた。現在では、ビジネスシーンから休日の上品な装いまで幅広く活用される。素材やシルエットによる変化があるため、体型に合った一つを選ぶことで脚を長く見せることができる。
用例:「センタープレスの効いたスラックスを新調する」「スラックスをスニーカーでカジュアルダウンする」
セットアップ
解説
上下揃いの服、あるいは同素材で作られたアイテムを組み合わせて着るスタイルのこと。スーツよりもカジュアルで、上下別々に販売されているケースも多い。統一感のある着こなしがすぐに完成するため、忙しい朝でも重宝する。また、上下をバラバラに使うことで、コーディネートの幅をさらに広げることができる汎用性の高さが大きな魅力となる。
用例:「リネン素材のセットアップで夏らしくまとめる」「セットアップのジャケットをデニムに合わせる」
テーパード
解説
裾に向かって徐々に細くなっていくシルエットのこと。「次第に細くなる」という意味で、腰周りにはゆとりがあり、足元をすっきりと見せてくれる。体型を選ばず、穿くだけで綺麗なラインが出るため、パンツの定番シルエットとしてきわめて人気がある。上品な印象付けができるため、ビジネスからプライベートまでさまざまなシーンで取り組むことができる。
用例:「テーパードパンツですっきりとした足元を作る」「脚を細く見せるテーパードのラインが美しい」
抜け感(ぬけかん)
解説
コーディネートのどこかを軽くしたり、肌を見せたりして、リラックスした隙を作ること。全身を隙なく固めるのではなく、あえて首元や足首を見せることで、軽やかさや余裕を表現する。こなれ感とともに語られることが多く、柔らかさや洗練された振る舞いを引き出す重要なテクニックであり、絶妙な加減が求められる。
用例:「首元を開けて抜け感のある着こなしを目指す」「足元にサンダルを合わせて抜け感を出す」
ノームコア
解説
「ノーマル(普通)」と「ハードコア(究極)」を掛け合わせた造語で、究極の普通を追求するスタイルのこと。トレンドを追わず、Tシャツやデニムといった普遍的なアイテムをそのまま着こなす価値観を指す。個性を主張しすぎないことが逆に個性となるという考え方にもとづく。派手な装飾を排し、一つのアイテムの質やサイズ感にこだわることで、飾らない自然体な美しさを引き出す。
用例:「シンプルな白Tにデニムでノームコアを体現する」「飾らない美学であるノームコアが流行する」
フェミニン
解説
優雅で優しい雰囲気を持つスタイルのこと。レースやフリル、柔らかな素材、淡いパステルカラーなどを取り入れる特徴がある。「ガーリー」よりも大人っぽく、落ち着いた美しさを見すえた表現になる。身体のラインを美しく見せるシルエットを心掛けることで、上品な印象付けが可能になる。特別なときの装いとしてだけでなく、日常に華やぎを添える。
用例:「フェミニンなブラウスで柔らかい印象を演出する」「花柄のスカートを取り入れてフェミニンに仕上げる」
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モード
解説
最新のファッション、あるいは前衛的でエッジの効いたスタイルのこと。「流行」という意味を持ち、デザイナーの独自の世界観が反映された、独創的なデザインを指すケースが多い。モノトーンを基調としたクールな着こなしや、構築的なシルエットが特徴である。シーズントレンドに関係なく、独創的な世界観を楽しむファンが根付いている。
用例:「オールブラックでモードな雰囲気にまとめる」「モード誌から最新のトレンド情報を収集する」
ワイドパンツ
解説
裾幅が広く、ゆったりとしたシルエットのパンツのこと。脚のラインを隠しつつ、スタイルを良く見せる効果がある。ハイウエストのものを選べば、脚長効果もさらに高まる。素材によって印象が大きく変わり、リネンならリラックスした風に、ウールなら上品になる。一つ持っておくことで、コーディネートのバランスを一層楽しむことができるアイテムである。
用例:「ワイドパンツにタイトなトップスを合わせてメリハリを作る」「落ち感のある素材のワイドパンツでエレガントに装う」
製造や商品知識に関する用語10選
いせ
解説
縫製において、短い距離の布を、長い距離の布に合わせて縮めながら縫い合わせる技法のこと。「いせ込み」ともいわれる。肩先や袖山など、立体感を出したい箇所に施すことで、身体の曲線に合った美しいシルエットが生まれる。平面的な布をいかに立体的な服に仕立てるか、職人の熟練した技術が求められる。既製服でも、この取り組みの精度が着心地の良さを左右する重要なポイントとなる。
用例:「ジャケットの袖山にいせを施して立体感を出す」「いせ込みの技術が肩周りの動きやすさを決定づける」
カットソー
解説
編み生地(ニット素材)を裁断(カット)・縫製(ソー)して作られる衣類の総称。おもにTシャツ、スウェット、パーカーなどのニット生地(編物)を用いたアイテムを指す。伸縮性に富み、着心地が良いため、日常着として最も普及している。編み方や糸の太さによって、薄手から厚手までさまざまな表情がある。手入れが簡単であることも大きな特徴で、幅広い世代で親しまれている。
用例:「夏場の主力商品としてカットソーのラインナップを増やす」「肌触りの良いコットン素材のカットソーを勧める」
吸水速乾(きゅうすいそっかん)
解説
汗などの水分を素早く吸収し、短時間で乾燥させる機能のこと。スポーツウェアや夏用のインナー、ユニフォームなどに多用される。衣服内の蒸れを防ぎ、さらりとした肌触りを保つため、快適な着用感が持続する。ポリエステルなどの合成繊維に特殊な加工を施すことで実現している。機能性素材の進化により、現在ではプロパーのカジュアルウェアでも日常的に取り入れられている。
用例:「吸水速乾機能のあるポロシャツで夏を快適に過ごす」「スポーツシーンに最適な吸水速乾素材のウェアを提案する」
ファッション業界においては、気候変動(特に、温暖化など)の影響は大きな課題とされています。
そのため、気温の変化に合わせた素材や機能性の充実は目覚ましく、「吸水速乾」はその代表格です。
特にメンズファッションにおいては、基本的な機能とされることが多くなってきました。ビジネスファッション、スポーツウェアなどを見ると、機能性が表示されていることに気付くはずです。
ステッチ
解説
裁縫のときにできる縫い目、あるいは装飾的な針目のこと。実用的な接合の役割だけでなく、糸の色や太さを変えることでデザインのアクセントとしても機能する。ジーンズのオレンジ色のステッチや、シャツの襟端の細かなステッチなど、その種類はさまざまである。一針ひと針の美しさが、商品の完成度やブランドのこだわりを顧客に伝える重要な要素となる。
用例:「配色のステッチを効かせてデザインのアクセントにする」「等間隔で並ぶ美しいステッチが高級感を醸し出す」
ストレッチ素材
解説
伸縮性のある生地のこと。ポリウレタンなどの弾性繊維を混紡することで、布地が伸び縮みするようになる。身体の動きを妨げないため、細身のシルエットでも快適な着心地を提供できる。デニムやスラックス、シャツなどさまざまなアイテムに取り入れられており、現代のファッションにおいて欠かせない要素の一つである。着用時のストレスを軽減するため、きわめて実用性が高い。
用例:「ストレッチ素材のデニムなら長時間の外出も疲れにくい」「動きやすさを追求したストレッチ素材のスーツを新調する」
製品染め
解説
縫製が完了した後の服の状態で染めたり洗ったりする手法を指す。あらかじめ染められた生地を使うのとは異なり、縫い目に独特の当たりやシワが生まれ、一点一点異なる豊かな表情が生まれる。こなれ感を出すための重要な手法の一つである。
用例:「製品染めならではの独特な風合いを楽しむ」「製品染めを施して柔らかな肌触りに仕上げる」
バイアス
解説
布目に対して斜め(45度)の方向。布をバイアスに使うことで、本来伸びにくい織物でも伸縮性が生まれ、身体のラインに沿った美しいドレープを出すことができる。スカートやブラウスのシルエットを優雅に見せるために多用される技法である。裁断や縫製には高い技術が求められるため、手間はかかるが、その分、きわめて上質な仕上がりを手に入れることが可能になる。
用例:「バイアスカットを施したスカートが優雅に揺れる」「布をバイアスに使うことで美しい落ち感を実現する」
まつり縫い
解説
表側に縫い目が見えないように、布の端を掬いながら縫い止める技法。おもにパンツやスカートの裾上げ、裏地の接合などに用いられる。手縫いや専用のミシンでおこない、上品で綺麗な仕上がりを目指すときに欠かせない。高級な既製服やオーダーメイドでは、丁寧なまつり縫いが施されていることが良い商品の証ともなる。顧客の体型に合った裾上げをおこなう際、最も多用される。
用例:「スラックスの裾をまつり縫いで丁寧に仕上げる」「表に響かないよう細心の注意を払ってまつり縫いをおこなう」
ライニング
解説
服の裏側に取り付けられる「裏地」のこと。滑りの良い素材を使うことで着脱をスムーズにし、表地の摩擦や型崩れを防ぐ役割を持つ。また、透け防止や保温性を高めるためにも重要な要素となる。表からは見えない部分だが、配色や柄にこだわることで「隠れたお洒落」を演出する。顧客が試着したときに、その機能性と美しさをきちんと伝えることが、購入の決め手になるケースもある。
用例:「鮮やかな色のライニングを施して遊び心を加える」「滑りの良いライニングでジャケットの着心地を高める」
ロックミシン
解説
布の端がほつれないように、縁をかがりながら縫い合わせるミシンのこと。アパレル製品の内側を見ると、ほとんどの端処理がこのロックミシンでおこなわれている。伸縮性のあるニット素材の縫い合わせにも適しており、カットソーの製作には欠かせない。きわめて効率的な作業ができるため、既製服の量産現場では主役となる機械である。丁寧なかがり処理は、製品の耐久性にもつながる。
用例:「ロックミシンをかけて裁断した布の端を処理する」「ロックミシンの目が揃っているか入念にチェックする」
ビジネスや運営に関する用語14選
SKU(えすけーゆー)
解説
「ストック・キーピング・ユニット」の略で、在庫管理をおこなううえでの最小単位。同じ品番でも、色(カラー)やサイズが異なれば、それぞれ別個のSKUとして管理する。たとえば、一つのシャツに3色、4サイズあれば、計12SKUとなる。適正な在庫量を把握し、欠品を防ぐためには、このSKU単位での細かな分析が不可欠である。店舗の売上予測や仕入れ計画の核となる数字である。
用例:「SKUごとの売れ行きを分析して追加発注を検討する」「SKUが多すぎてバックヤードの管理が煩雑になる」
カラーコントロール
解説
売り場や棚における、商品の色の配列を調整すること。顧客の視線をスムーズに誘導し、商品を見やすく、美しく感じさせるためにおこなう。明るい色から暗い色へ、あるいは同系色でまとめるなど、一定のルールにもとづき陳列する。ブランドのシーズンテーマを表現するうえでも重要な役割を持ち、整然としたカラーコントロールは、店舗の信頼感や洗練された印象付けに直結する。
用例:「暖色から寒色へ流れるようなカラーコントロールをおこなう」「カラーコントロールを意識して棚の鮮度を高める」
客単価(きゃくたんか)
解説
一人の顧客が一回の買い物で支払う平均金額。売上を「購買客数」で割ることで算出される。客単価を上げるためには、一つの商品だけでなく、ベルトやアクセサリーなどの関連アイテムを提案する「セット率」の向上が求められる。スタッフの接客力が最も反映される数値であり、いかに顧客のニーズを汲み取ってプラスアルファの提案をおこなうかが、店舗全体の売上アップの鍵となる。
用例:「セット提案を強化して客単価の向上を目指す」「今月はまとめ買いが多く客単価が順調に伸びている」
下代(げだい)
解説
メーカーや卸業者が、小売店に対して商品を販売する際の卸価格のこと。対義語は消費者が購入する「上代」。仕入れ値ともいわれる。この下代と上代の差額が店舗の粗利益となるため、経営のうえできわめて重要な数字である。一般的に「下代は上代の〇パーセント」といった卸率で設定されることが多く、効率的な利益確保のためには、この比率をいかにコントロールするかが問われる。
用例:「下代の設定を交渉して利益率を確保する」「上代と下代のバランスを見据えて仕入れ計画を立てる」
什器(じゅうき)
解説
商品を陳列・展示するために使う、棚、ラック、テーブル、ハンガースタンドなどの備品の総称。単に服を置く器だけではなく、ブランドの世界観を表現するインテリアとしての役割も大きい。店舗のレイアウトに合わせて最適な什器を配置することで、顧客の導線を作り出し、商品を手に取りやすい環境を整える。素材や形状によって店舗の雰囲気がガラリと変わるため、VMDにおける重要な要素である。
用例:「アンティーク調の什器を導入して高級感を演出する」「什器の配置を見直して客導線を改善する」
消化率(しょうかりつ)
解説
入荷した商品のうち、一定期間内にどれだけ売れたかを示す割合のこと。「売上個数÷入荷個数」で算出され、仕入れの適正さや商品の人気度を測る指標となる。消化率が高いほど効率よく在庫が減っていることを意味するが、早すぎると欠品による機会損失を招く。逆に低いときは、マークダウンなどの早期対策が必要になる。適正な在庫管理をおこなううえで、日々確認すべき数値のひとつである。
用例:「新作の消化率が予想以上に高く追加生産を決定する」「セールの消化率を上げて次シーズンのスペースを作る」
上代(じょうだい)
解説
小売店が消費者に販売する価格。いわゆる「定価」や「メーカー希望小売価格」のこと。商品の価値を金額で示したものであり、ブランドのポジショニングを決定付ける。利益を確保しつつ、顧客が納得して購入できる適正な上代設定が求められる。セールやマークダウンをおこなう際は、この上代から何パーセント割り引くかを決定する。店舗運営の核となる基本的な価格指標である。
用例:「このコートの上代を5万円に設定する」「上代の変更作業を丁寧におこないミスを防ぐ」
D2C(でぃーとぅーしー)
解説
「ダイレクト・トゥ・コンシューマー」の略。メーカーが仲介業者を通さず、自社ECサイトなどを通じて顧客に直接商品を販売するビジネスモデルのこと。SNSを活用したファンとの直接的なコミュニケーションを重視する特徴がある。中間マージンを省くことで、高品質なものを比較的手頃な価格で提供できるメリットがある。顧客の声をすぐに商品企画に反映できるため、現代のアパレル業界で急成長している。
用例:「D2Cブランドを立ち上げてファンとの絆を深める」「実店舗を持たないD2Cモデルでコストを削減する」
導線(どうせん)
解説
顧客が店内を歩き回るルートのこと。什器の配置や通路の幅を工夫し、顧客が自然と店の奥まで足を運び、多くの商品を目にするように誘導することを「客導線計画」と呼ぶ。また、スタッフが効率良く動くための「動線」も重要であり、両者のバランスを見据えてレイアウトを決める。いかに滞在時間を延ばし、商品との接点を増やすかが、売上向上のための大切な取り組みとなる。
用例:「メイン通路の導線を確保して店内を回りやすくする」「顧客の導線を分析して人気の高い商品を配置する」
PP(ぴーぴー)
解説
「ポイント・プレゼンテーション」の略。売り場の中で、分類された商品の代表的なスタイルを展示する場所のこと。ラックの端や棚の上部などで、コーディネート例を見せることで、顧客に「この服を着るとどうなるか」を具体的にイメージさせる。VPで惹きつけた客を、実際の購入へつなげる中継地点としてきわめて重要である。商品の魅力を引き出す組み合わせの提案が求められる。
用例:「PPのコーディネートを組み替えて関連販売を促す」「PPが魅力的であれば顧客の滞在時間は長くなる」
VP(ぶいぴー)
解説
「ビジュアル・プレゼンテーション」の略。店の入り口やショーウィンドウなど、最も目立つ場所でおこなう視覚的な演出のこと。ブランドの世界観を最大限に表現し、通行人の足を止めて入店を促す重要な役割を持つ。シーズンテーマにもとづき、最新のアイテムや一押しのスタイルを劇的に見せる。VPの出来栄えが店の第一印象を左右するため、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の核となる取り組みである。
用例:「VPを一新してブランドの新しいテーマを打ち出す」「ウィンドウのVPが顧客の興味を強く惹きつける」
フェイスアウト
解説
商品の正面(フェイス)が顧客に見えるように、ハンガーを横向きに掛けて陳列する手法。袖を見せる「スリーブアウト」に比べ、デザインや色、柄が一目でわかるため、訴求力がきわめて高い。特に推したい新作や目玉商品を際立たせるときに用いる。しかし、多くの面積を占有するため、陳列できる点数は限られる。効率と演出のバランスを取りながら配置することが求められる。
用例:「新作のブラウスをフェイスアウトで強調する」「フェイスアウトの面を整理して商品の魅力を伝える」
ポップアップストア
解説
数日間から数週間程度の期間限定で開設される仮設店舗のこと。新商品の発売、ブランドの認知度向上、あるいは常設店のない地域でのテストマーケティングなどを目的としておこなう。突然現れる(ポップアップ)という意外性や「今しか買えない」という限定感が、顧客の興味を強く惹きつける。SNSでの拡散も期待できるため、現代のプロモーション手法としてきわめて有効な手段となっている。
用例:「都心の広場で3日間限定のポップアップストアを開催する」「ポップアップストアでの反応を見て常設店を検討する」
ラインコントロール
解説
売り場における、商品の陳列ラインの高さや奥行きを整えること。什器の高さがバラバラだったり、商品の端が揃っていなかったりすると、店内が乱雑な印象になるため、水平線や垂直線を意識付けして綺麗に整えることで、視覚的な心地良さを生み出し、商品をより良いものに見せる。ブランドの格を保ち、顧客が落ち着いて商品を選べる環境を作るうえで欠かせない基本的な取り組みである。
用例:「陳列棚のラインコントロールを徹底して美しさを保つ」「什器の高さを揃えるラインコントロールで視認性を高める」
業界の知識や背景に関する用語6選
アーカイブ
解説
過去に発表された作品や資料を、記録として保存・保管したもの。アパレルでは、メゾンブランドの過去の名作や、ヴィンテージとなった希少なアイテムを指すケースが多い。単なる「古着」とは異なり、その時代の文化やデザイナーの思想を伝える重要な資産として価値を持つ。現在のクリエイションの源泉となることも多く、リバイバルブームにより若い世代からも熱い注目を集めている。
用例:「過去のアーカイブを現代風に再解釈してデザインする」「ブランドのアーカイブを一堂に集めた展覧会を開催する」
MD(えむでぃー)
解説
「マーチャンダイジング(商品計画)」、あるいはその業務を担当する「マーチャンダイザー」を指す。市場調査、商品企画、価格設定、仕入れ、在庫管理、販売戦略までを一貫しておこなう司令塔のような役割である。流行をいかに読み取り、適切なタイミングで良いものを店舗に届けるかが問われる。売上と利益に直結するきわめて責任の重いポジションであり、論理的な思考と感性の両方が求められる。
用例:「MDの精度を高めて在庫の過不足を防ぐ」「店舗のスタッフからMDへ顧客の要望をフィードバックする」
オートクチュール
解説
高級仕立服、あるいはそれを製作する店や業界のこと。狭義では、パリの高級衣装店組合(サンディカ)の厳格な基準を満たしたメゾンが、顧客ごとに仕立てる高級注文服。最高級の素材と技術を惜しみなく投入する、ファッションの最高峰である。
用例:「一生に一度はオートクチュールのドレスを身に付けたい」「オートクチュールの技術が既製服の品質を支えている」
サスティナブル
解説
「持続可能な」という意味で、環境保護や社会的な公正に配慮した取り組みのこと。アパレル業界では、環境負荷の少ない素材の使用、リサイクル、公正な労働環境の確保などが重要視されている。大量生産・大量消費の反省に基づき、一つの服を長く大切に着る価値観が広がっている。近年は企業のブランド価値を判断する際の重要な要素として注目されている。
用例:「サスティナブルな素材を使用したエコフレンドリーな商品を展開する」「ブランド全体でサスティナブルな活動に積極的に取り組む」
プレタポルテ
解説
高級な既製服のこと。フランス語で「そのまま着られる」を意味する。オートクチュールが注文服であるのに対し、サイズ展開があり店頭ですぐに購入できる服を指す。パリ・コレクションなどで発表されるブランドの多くがこの形態を取っている。高品質な仕立てとデザインを保ちながら、より多くの人に提供できるようにしたもので、現代の高級ファッション市場の主流を占めていく。
用例:「プレタポルテのコレクションから今季のトレンドを分析する」「最高級のプレタポルテはオートクチュールに匹製する美しさを持つ」
メゾン
解説
フランス語で「家」を意味し、ファッション業界では格式高い高級ブランドや、その工房を構える会社を指す。オートクチュールの伝統を持つ老舗から、現代のトップブランドまで幅広く使われる。単なるメーカーではなく、独自の歴史やデザイナーの哲学が息づく場所というニュアンスが強い。顧客は、そのメゾンが持つ物語や品格に共感し、商品を身に付けることで、特別な喜びや誇りを感じることができる。
用例:「長い歴史を誇るメゾンの伝統と革新を肌で感じる」「名門メゾンが手掛ける最新のクリエイションに期待する」
アパレル業界用語をマスターするときのポイント
アパレル業界に関するQ&A
アパレル企業の面接にネイルをして行っても大丈夫ですか?
アパレルの自己pr作成のコツを教えてください
アパレル就職はやめとけと言われたのですが、本当にやめるべきなのでしょうか?
高卒でアパレルの就職は可能ですか?
アパレル就職の難易度は高いですか?
アパレル業界の面接での「質問はありますか?」への答え方を教えてください。
アパレルの正社員面接ではどんな質問が想定されますか?
アパレル業界は厳しいって本当ですか?
アパレル経験を自己PRでどうアピールすれば良いですか?
新卒でアパレル業界へ就職するのは難しいですか?
アパレルの面接の自己PRではどんなことをアピールすべきですか?
アパレル店員は年を取ったらどうなりますか?
アパレル業界の自己PRでコミュニケーション能力をどうアピールすれば良いですか?
アパレル企業の面接ではどんな逆質問をすれば良いですか?
アパレル店員になるには何をすべきですか?
アパレル店員になるには、どうすれば良いですか?
どうすればアパレルブランドに就職できますか?
アパレルのアルバイト経験を「ガクチカ」として伝える方法は?
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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アドバイザーのリアル・アドバイス!実際に店舗に足を運ぼう! アパレル業界の特徴を体感するのが大切
キャリアコンサルタント/fc-styling代表
冨永 実希
プロフィールを見るアパレル業界用語の特徴の一つは、フランス語由来の言葉が多くあることです。この背景には、近代ファッションが1800年代の西洋の文化の影響を受けていることが挙げられます。
当時は一人ひとりを採寸し、作り上げる「オートクチュール」と呼ばれるおあつらえ服が中心でした。その後「プレタポルテ」と呼ばれる既製服に移行していきました。
ほとんどが既製服の現代でも、スーツに限ってはオーダーや限られた素材の中で選ぶセミオーダーなどが増えています。
アパレル業界特有の言葉の意味を理解! よく使う用語を押さえておこう
また、業界特有の用語が多く、同じことを表す言葉が複数存在するのも特徴です。
たとえば、一般的に「品番(商品番号)」と呼ばれるものは、社内では「SKU(Stock Keeping Unit)」と表現されます。これは、在庫を把握するための最小単位の番号のことです。同じデザインでもサイズ・色によって売れ行きが異なるときに役立ちます。
一つの商品のアイテム番号、季節を表す季別番号、色、サイズを表す記号など、企業によってさまざまな表現があるのも特徴です。
ほかには、定価で販売することを「プロパー」、セール価格にすることを「マークダウン」と呼ぶなどの業界用語も押さえておきましょう。
これらすべてを事前に把握する必要はありません。ただし、商業施設へ頻繁に足を運び、「どのような訴求がおこなわれていて目に留まるか」を観察する経験を積んでおきましょう。
また、購入の有無にかかわらず、店舗に入り実際に接客をしてもらい、帰りのお見送り(クロージング)まで経験しておくと就活の際に役立ちます。