就活に失敗し、人生が終了したと絶望してしまうことがありますよね。「新卒カードをみすみす逃してしまいもうだめだ……」「就活に失敗したから今後に何も希望が持てない」と落ち込み、なかなか立ち直れない人も多いのではないでしょうか。
就活はつらいことや大変なことが多く、失敗してしまう人もたくさんいます。しかし、就活に失敗したからといって人生終了ではありません。また、そもそもまだ失敗したとはいえないかもしれません。まずはこの状況を悲観しすぎず、前を向くことが大切です。
記事では、キャリアアドバイザーの小倉さん、上原さん、鈴木さんと、「就活が失敗、人生が終了した……」と悲しい気持ちになっている皆さんにアドバイスをしていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
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まずは自分を責めないようにしよう
就活に失敗した自分を責めてしまい、なかなか立ち直れない人も多いと思います。「周りの学生は成功させているのに、自分だけダメだな……」などと落ち込んでしまいますよね。
しかし、失敗をせずに就活を終えられる学生はほとんどいません。面接で全然話せなかったり、書類選考がまったく通らなかったり、WEBテストが全然解けなかったりと、何かしらで失敗をする人がほとんどなのです。
そのため、就活に失敗したことで、自分を責める必要はありません。自分の頑張りを一番知っているのは自分自身なので、まずはここまで頑張った自分を褒めてあげてくださいね。
この記事を読んでいる人の中で、面接で「やらかした」という人もいるでしょう。以下のQ&Aで、キャリアコンサルタントが前向きな気持ちになれる考え方をアドバイスしているので、あわせて読んでみてください。
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「就活失敗=人生終了」ではない6つの理由
「就活失敗=人生終了」ではない6つの理由
しかし、就活に失敗したとしても人生終了にはまったくなりません。そこで、ここからは就活に失敗したとしても、人生は終了しないといえる6つの理由を解説していきます。
失意の底に沈んでしまっている学生も多くいると思いますが、ぜひ前を向けるように、ここから解説する内容をチェックしてくださいね。
就活は単に「入社する会社を決める」ための活動です。就活に失敗したと感じるのは、決められた期間の中で、自分に合う会社が見つからなかったと思っているということですよね。
人生での試練の瞬間かもしれませんが、なんとかこの期間を乗り越えて前を向いて進んでいきましょう。多くの人が応援し、あなたを支援する準備ができています。
①志望先だけがベストな選択肢とは限らないから
希望する企業に内定を得られず失望している人も多いと思います。しかし志望する企業が自分にとって本当に良い企業かは、就職してからでないとわかりません。
たとえば、大企業を志望する学生は多いですが、大企業に就職することにもデメリットはあります。具体的には、自分の意に反して転勤や異動を余儀なくさせられたり、反対に異動希望が何年も通らなかったり、年功序列で実力を評価してもらえなかったりということがあるかもしれません。
また、学生のときには自分に向いていそうだと思っていた仕事が、実際にやってみると苦手なことばかりでまったく向いていないということもあります。
企業のホームページ(HP)や説明会で企業の悪い面を伝えられるケースなどほとんどなく、働いてみてからわかるマイナス要素は多くあります。学生のときに志望していた企業が自分にとって良い企業とは限らず、「就活に失敗した」と思ってもそれが人生終了とはいえないのです。
私が前職のときに雇用していた大学生アルバイトが全国チェーンの眼鏡店に就職した時の事です。
入社3か月で「会社の方針が合わないので、今の会社を退職したいんです」と相談され「3か月で会社の何がわかる? 3年働いても合わなかったら転職したら?」とアドバイスしました。今では「天職です」と笑いながら店長として全国を飛び回ってます。
就活中だけでなく、入社間もない時期においても、自分にとって最適な企業かはわからないものです。
②社会人からでもキャリアは変えられるから
たとえ希望しない企業や職種についたとしても、社会人になってからでもキャリアを変更することが可能です。たとえば、企画職を志望していたけれどかなわず、一度異なる職種として入社した人も、何年か働いて成績を上げ、晴れて企画職に異動できた、といったケースもあります。
転職も可能です。第二新卒であれば未経験での転職を受け付けている企業も多くあります。また、新卒よりも中途採用に力を入れている企業もあり、新卒のときには落ちてしまった企業にも、数年後スキルをつけて入社することもできます。
会社で培ったスキルを活かして起業したり、フリーランスになったりすることも可能です。
このように、社会人になってからでもいくらでもキャリアを変えることができるので、新卒でうまくいかなかったからといって悲観する必要はないのです。
働き始めて自分に合う環境ではないとか、ほかの場所で活躍した方が良いと思うようになれば、転職することは可能であり、独立することもできます。将来には、進路を自分自身で切り開いていけるさまざまな可能性があります。
③自分にとっての「成功」は常に変化するから
たとえば、新卒のときには「とにかく高収入を得られる企業に入社できれば成功」と考えていた人も、入社後数年経過して、「収入よりも、やりがいを感じられた方が良いのではないか」と考え、転職する人もいます。
このように、働いているうちに価値観が変わり、自分にとっての「成功」は常に変化していきます。新卒のときに望む働き方と、社会人になって数年経ってから希望する働き方は異なるかもしれません。
今成功を逃したとしても、自分にとっての成功は常に変化するため、思いつめすぎないことが大切です。
④秋採用などで内定が出ることも多いから
6月中旬くらいに、一度多くの企業が採用活動を終結させるため、そこで内定を獲得できないと悲観してしまうことがあるかもしれません。
しかし、秋採用、冬採用など、後期の採用で内定を獲得できるチャンスがあるため、まだまだ諦める必要はありません。
秋採用・冬採用
それぞれ9月〜11月末、12月~3月末の期間におこなわれる採用活動
- 秋採用や冬採用は、良い企業が残っていない気がして調べる気になりません……。
良い企業もさまざまな事情から秋採用などをおこなっている
そう思っているということは、その時期に採用活動をしている企業は、採用に問題がある企業だと一方的に決めつけているということではないでしょうか?
少ない事例になるかもしれませんが、事業拡大が一気に進んでしまって採用を拡大している企業もあります。物事のとらえ方を一点からではなく、多視点から見ることが重要かもしれません。
⑤新卒採用が終わっても就活をする方法があるから
たとえば就職浪人といって、卒業後も就活を続けたり、就職留年といって、留年をして就活を続けたりと、新卒採用が終わってからも就活をする方法はいくらでもあります。
「就職浪人してうまくいくと思えない」と不安を感じる人も多いかもしれませんが、就職浪人をしている理由や、新卒の就活での失敗を改善していることなどをしっかり伝えれば、企業側も理解してくれることが多いです。
また、既卒生向けの就職エージェントなどを利用すると、手厚いフォローを受けることができるため、心強く就活を進めることができます。
就職浪人から就活を成功させる方法を知りたい人は、こちらの記事が参考になりますよ。就活浪人のメリットや面接での回答方法などを詳しく解説しています。
⑥正社員以外の道もメリットがあるから
「正社員以外になるのは怖い」と、正社員以外の道を考えられない人は多いかもしれません。しかし、契約社員やフリーランス、アルバイトなどにもメリットはあります。
たとえば正社員は、決まった時間に就業しなければなりませんが、契約社員やアルバイトとして働くと好きな時間に働くことができるケースもあります。また、正社員が任される仕事は責任が重いものが多く、責任を負担に感じる人にとっては契約社員などの方が精神的に楽に働けるといえます。
また、正社員には副業が禁止されている場合も契約社員などでは可能であったり、仕事を選ぶことができたり、転勤を命じられることがほとんどなかったり……と、メリットは多くあります。
もちろん雇用が安定しない、好待遇が望めない、などのデメリットはありますが、それをふまえたうえで自分にとってメリットとデメリットのどちらが大きいかを考えてみると、今よりも選択肢が広がるかもしれません。
アドバイザーコメント
失敗の原因を改善していけば必ず成功につながる
就職活動についての失敗という基準自体は、人それぞれあると思います。
たとえば第一志望の企業に落ちた、初めて受けた企業で不採用通知をもらいへこんだ、など、人によって失敗と感じるタイミングはさまざまです。
失敗は誰しもあります。大切なのは、課題を改善して次に進むということなのです。
社会人も多くの失敗により成長し続けている
社会人になると、スマートに及第点を取り続けることができる人材はほんの一握りです。ほとんどが失敗を繰り返し、反省し、改善をするというPDCAを繰り返すことで事業や自分の活動をブラッシュアップしています。
皆さんが失敗と思っていることは、自分をより良い方向に向かわせる糧であると捉えると、より強くなり、より良い人生に向かうことができます。就活に失敗したからといって、人生が終了するのではなく、むしろ始まっているといえますね。
こちらのQAでは大卒で契約社員になることについてキャリアアドバイザーが回答しています。ぜひ確認してみてください。
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
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就活に失敗したと感じたときの挽回策

就活に失敗したと感じても、絶望するのはまだ早いということがわかったと思います。
今就活に失敗したと感じていても、反省点を活かして諦めず進めていけば、いつか納得する結果を手に入れられるかもしれません。
ここからは、就活に失敗したと感じている人が挽回できる9つの方法を解説するので、しっかりチェックして臨んでみてください。
- 卒業までどれくらいの期間があれば挽回可能ですか?
いつからであっても決して遅くはない
極論を言えばいつからでも挽回は可能です。卒業してから天職に出会うことだってあるので、焦らないことが大切です。
ただ卒業までに納得できる就活をおこないたいのなら3ヶ月は確保したいですね。冬採用(12月~3月末)をターゲットにして行動計画を立てましょう。本気で3ヶ月間向き合えば、ほとんどの問題は解決します。応援しています。
①就活に失敗した原因を探る
まずは、ここまでなぜうまくいかなかったのか、原因を探ることが大切です。たとえば面接で落ちてしまうことが多いのであれば、面接の攻略法を調べつつ、自分の面接を振り返ることが大切です。
ただ、自分1人で原因を探るには限界がありますよね。そこで、各選考に苦手意識を感じている人のための原因と対策の解説記事を紹介するので、参考にしてください。
書類選考が全然通らないという人は、こちらの記事を参考に、自分の至らなかった部分を発見してみましょう。
面接が苦手という人は、こちらの記事をチェックしてみてください。特にする秘訣をまとめています。
アドバイザーコメント
ありたい姿から逆算して考えてみよう
就活に失敗したと思ってしまうのはなぜでしょうか。どのような姿が実現できていないのでしょうか。ありたい姿をもう一度考えてみましょう。
失敗と思える状況は人によって大きく異なるので、一概には言えません。自分自身で視野を狭めてしまっていたり、こうあるべきだという思い込みにとりつかれてしまっているとも考えられます。
本心では違和感を感じていることから失敗につながっている可能性もある
たとえば、いつも面接で失敗するにしても、どうにも面接の場で自分の真の熱意、その会社に入りたいという自然な熱量があふれて出ていないのかもしれません。自分の真の気持ちとしては、会社の選択に何らかの違和感があることもあるでしょう。
こういった場合だと面接でうまくいかない原因は、会社の選択の仕方に問題があったのかもしれません。一度、自分の心に問いかけてみることです。そして、その結果をキャリアセンターやキャリアコンサルトといったキャリアの専門家に伝えてみましょう。
自分自身では気づけなかった何かにたどり着けると思います。自分自身で視野を狭めていないか一度チェックしてみると良いです。
②自己分析をやり直す
就活に失敗してしまう人は、自己分析が不足していることが多いと解説しました。ただ、自己分析といってもどのような視点でおこなえば良いのかわからない人も多いと思います。
就活における自己分析は、「自分が納得できるキャリアを探すためのもの」と捉えることをおすすめします。その視点を持って、最低限以下について分析しておくと、次第に「自分が活躍できるのはどのようなキャリアか」を考えることができます。
最低限自己分析しておくこと
- 好きなこと・嫌いなこと
- 得意なこと・苦手なこと
- 強み・弱み
- 自分が大切にしている価値観
- 将来なりたい姿
たとえば、「自分の強みは率先してチームを引っ張るリーダーシップだと思うから、若手のうちからチームを引っ張る機会のあるベンチャー企業などが良さそうだな」と、自己分析をしたうえで自分が納得できそうなキャリアを考えてみましょう。
- 就活に失敗したと感じているので、自己分析をするとどんどん自分の短所が見えてつらいです……。
短所から長所を考えるリフレーミングを試してみよう
思考がネガティブモードに入っているとそうなってしまいますよね。そんな時によく効くおすすめの思考法「リフレーミング(言い換え)」をしてみましょう。
そもそも長所と短所は表裏一体で、いわゆる「光と影」みたいなものです。たとえば私の場合だと「凝り性の飽き性で優柔不断、継続性がなく時間にルーズ」は「好奇心旺盛で協調性が高く、流行に敏感でおおらか」と言い換えられます。
あとは家族や友人に「私の長所ってどんなところ?」と聞くのもおすすめです。人から自分がどう映っているのか自己理解が進むいい機会になりますよ。ぜひ試してみてください。
短所から長所を見つける方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。豊富な例も紹介しているので、あなたに合うものが見つかるのではないでしょうか。
③志望先の視野を広げる
これまでの就活では、視野を狭めすぎていた可能性もあります。たとえば、「絶対アパレル業界に行きたい」とアパレル業界しか受けていなかったものの、本来は自分に合っていない業界であったため、落ち続けてしまったということも考えられます。
そこで、これを機にさまざまな業界や企業、職種に視野を広げることをおすすめします。
ただ、どのように広げれば良いのかわからない人もいますよね。そこで、就活のプロであるキャリアセンターや就職エージェントなどに相談することがおすすめです。「自分はファッションに携わる仕事をしたいと考えているのですが、アパレル業界以外にそれが可能なところはありますか?」などと相談してみましょう。
仲の良い友人や先輩、家族などに「私に合っていそうな業界はどこだと思う?」と聞いてみることもおすすめです。
視野を広げたうえで業界を絞るようにするとより良い選択ができます。業界の絞り方はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
アドバイザーコメント
夏採用以降はゼロから就活を再スタートさせることが大切
夏採用や秋採用を受けるときは、就活当初から進めてきた流れを断ち切ってみることをおすすめします。今までの固定概念をいったん捨てて、ゼロからもう一度自己分析から始めて、業界研究、会社研究をしてみることです。
可能な限り視野を広くして、さまざまな業界の合同会社説明会に出席したり、OB・OG訪問に出かけてみたりしてください。多くの社会人と話をすることで、ピンと響く何かを捕まえることができます。
夏採用以降を実施する場合、企業側も必死であるケースも多い
企業側も採用活動はなかなか大変なものです。超有名、超人気企業でない限り、大半の企業がまだまだ採用活動を終了できていないのですが、企業側も採用を継続しているとはなかなか言えません。
そのため夏採用や秋採用というように名前を変えて、採用活動を継続せざるをえない実情があります。夏採用や秋採用というと聞こえはいいですが、採用数に満たなくて困った多くの会社が、採用活動を続けるために見せ方を変えているということもあります。
学生側も企業側もまだまだ巡り合いを期待しているということです。お互いさまなのです。心機一転企業探しを始めてください。
④資格やスキルを取得する
新卒では、ポテンシャル採用とよばれ、「入社後活躍できそうか」という視点で見られることが多く、資格やスキルを重視されることは少ないです。
しかし、資格などがあるからといってマイナスになることはなく、ほかの学生と差別化するポイントにはなりえます。たとえば、業務に関連する資格を取っておけば、「熱意がある」という印象を残すことができます。
資格は、多くの企業でアピールとなるTOEICやTOEFLなどの語学系のものがおすすめです。今後広がることが見込まれるグローバル化において多くの場面で役立つでしょう。
こちらの記事では、就活で有利な資格を解説しています。短期間で取れるものも数多く紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
英語力がある人は、就活でしっかりアピールしましょう。こちらの記事で英語力を用いたアピール方法を解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
⑤就活に関するイベントに積極的に参加する
就活に失敗してしまう人は、そもそも就活のフットワークが重いこともありますよね。しかし、成功をつかむには、行動数を増やすことが大切です。
たとえば、何人もの社員にOB・OG訪問をしたり、企業が開催する説明会やインターンに何度か参加したりと、就活イベントに積極的に参加してみましょう。
そうすることで、得られる情報量が増えるだけでなく、「よく自社のイベントに参加している学生だな」と採用担当者に顔を覚えてもらえるかもしれません。
⑥周囲に相談する
就活に失敗すると、つい抱え込み、1人で進めてしまいがちです。しかし、失敗してつらいときこそ、周囲を頼って、相談しつつ進めていくことが大切です。
周囲に相談することで、自分では気づかなかった客観的な視点を得られたり、「助けてくれる存在がいる」と心の支えができ、気が楽になります。
素を出せる友人や、家族に悩みを相談したり、就活のノウハウをプロであるキャリアアドバイザーなどに相談してみましょう。きっと1人で進めるよりも良い選択をすることができますよ。
就活の相談先は、こちらの記事で14個紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
⑦内定を得やすい業界に挑戦する
まだ一社も内定を獲得できていない人は、内定を得やすい業界に挑戦してみることも1つの手段です。
1社内定を得ることで、「とりあえず行く先はあるんだ」と、精神的に気が楽になります。
人材不足により積極採用をしており、内定を得やすい業界は以下の通りです。まずは1つ安心材料を持つために、挑戦してみましょう。
内定を得やすい傾向にある業界
- 建設業界
- 福祉業界
- 飲食業界
- 宿泊業界
- 運送業界
ただ、内定を目的にまったく関心のない業界に就職すると、入社後につらい思いをすることになるため、たとえ志望度は低くても、少しでも興味のある業界を選ぶことをおすすめします。
「内定がとれない……」と悩んでいる人は、ほかにもこちらの記事で内定をとる方法を詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
⑧新卒以外の方法でキャリア構築をする
たとえ新卒での就活が間に合わなかったり、希望する会社に入れなかったとしても、新卒以外の方法で自分が納得できるキャリアを構築する方法は多くあります。
新卒以外にも多くの選択肢があることを知り、心に余裕を持ちましょう。
納得のいく内定がない場合の4つの選択肢
- 転職を目指す: 一度企業に入社してビジネスマナーや実務スキルを身に付け、第二新卒や中途として希望の企業へ転職を狙う
- 就職留年をする: 留年や休学、卒業延期制度を利用し「新卒」の枠を残して就活をやり直す方法。学費はかかりますが、新卒として有利に進められる
- 既卒として就活をする: 卒業後に「既卒」として就活を続ける方法。応募枠は減るが、既卒に特化した就職エージェントを利用することでカバーできる
- インターンで経験を積む: 長期インターンに参加してビジネススキルを磨き、就活でのアピール材料にしたり、そのまま正社員としての採用を狙う方法
⑨正社員以外の方法で就職する
正社員は安定しており、なんとなく良いイメージがあるかもしれませんが、正社員以外の方法で就職する道もあります。
ただ、正社員と比較して安定性に欠けたりとデメリットもあるため、よく吟味したうえで決定することが大切です。
正社員以外の方法で就職する選択肢
- 非正規社員: シフト制などで柔軟に働ける反面、収入が不安定になりやすく、長期間続けると将来の正社員への転職が難しくなるリスクがある
- フリーランス・起業: 働き方や仕事を自由に選べて大きなやりがいを得られるが、自ら営業活動をして仕事を獲得し、生計を立てる実力と自己責任が伴う
アドバイザーコメント
失敗した人には可能性が広がっている! 躊躇なくさまざまな経験をしてみよう
就活に失敗した人に私がおすすめするのは、「全国を移動しながらさまざまな職種のバイトをする」です。
就活に失敗したことを大きなチャンス(ターニングポイント)として捉えてみましょう。卒業後の数年間でどんな経験をするかが今後の人生に大きな影響を与えます。
今は行動を起こせば瞬時に全国や世界の情報へアクセスできる時代です。たとえば、情報誌に掲載されている求人情報に片っ端から応募してみる。自分の興味がある分野(スポーツ、芸能、音楽etc)に直接問い合わせてみる。
そうすることで、やりたいことやなりたい自分、価値観などが見えてきたり、世の中の仕組みやかかわる人たちの想いを知ることができます。
就活にとどまらない、強固な「人生の軸」を見つけられることも
この経験は唯一無二であり、誰にも真似のできない大きな強みになることでしょう。ひと回りもふた周りも大きくなったあなたは、「就活の軸」にとどまらず「人生の軸」が強固なものになっているに違いありません。このアドバイスを書いている私もワクワクしてきました。
もし今、私が皆さんの立場だったらやってみたいアクションなので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
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「就活失敗した」と感じたときのための心構え
就活に失敗したと感じてもこれだけは押さえたい心構え
就活に失敗したと感じる人は、つい後ろ向きな気持ちになり、どんな行動を起こすことも億劫だという人もいますよね。
そのようなケースでは、最低限ここで解説する心構えだけは覚えておくようにしましょう。そうでなければ、つらい思いをしているあなたが、よりつらくなってしまうかもしれないのです。
ここで説明する考え方を覚えておけば、つらくても少しずつでも前に進めるようになりますよ。
①同じ失敗を繰り返さない
就活で失敗をすることは当たり前だと解説しましたが、大切なのは同じ失敗を繰り返さないことです。失敗を改善できないと、その間ずっとみじめな気持ちになったり、つらい思いをすることになってしまいます。
失敗した原因が何だったのかを突き止め、それを二度と繰り返さないと意識するだけで成長することができますよ。
同じ失敗を繰り返さないためには、起こした失敗と、それに対する対策法について、記録ししておくと効果的です。就活用のノートを作成し、そこにまとめておきましょう。
就活ノートの作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
②周囲と比較しない
就活のゴールは、自分が納得する企業に入社することです。周囲の様子が気になってしまうかもしれませんが、卒業までに、自分が満足して入社を決めることができる企業に出会えれば良いのであり、周囲の状況と比較しないようにしてくださいね。
周囲と比較しない状況をつくるためには、友人と就活の話をしないようにしたり、SNSをログアウトすることをおすすめします。
失敗というほどの状況ではないにもかかわらず、周囲と比較して、必要以上に焦り冷静な判断力を失うともったいないので、「あくまで自分との闘い」と思うことが大切ですよ。
就職活動は一斉にスタートするので、徒競走のように周りが気になるかもしれません。しかしながら就職活動は個々の適性や目標に合う企業に就職することがゴールです。
周りと比較しないで自分のスピードで進めてください。
それでも就活に焦ってしまう……という人は、こちらの記事で対処法を詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
③就活を完全にやめない
就活に失敗したと絶望したときは、つらいですよね。もしどうしてもつらい場合は、少し休んでも問題ありません。1日就活をしない完全な休日を作ったり、1週間程度遠出をしたり、リフレッシュすることも効果的です。
ただ大切なのは、完全に就活をやめないようにすることです。既卒や就職浪人などの道も解説しましたが、それでも普通の新卒よりは内定を得にくくなる企業もあります。後から考えて「あのときもっと行動しておけば良かったな」と後悔してしまうことも考えられます。
適度にリフレッシュし、無理のない範囲で続けていきましょう。
辛いときには、我慢しないで一度立ち止まってください。その辛さを、キャリアアドバイザーなど、専門家に伝えてください。
知らず知らずのうちに、自分の選択肢を狭めて悩んでいるのかもしれません。さまざまな打ち手が見えなくなっているのかもしれません。自分1人で悩みを抱えることだけは避けてください。
それでも、就活をやめたい、もう無理だ、と思う人もいると思います。こちらの記事ではそんな人におすすめの道や考え方を解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
こちらのQ&Aではキャリアコンサルタントが就職浪人について回答しています。併せて参考にしてみてください。
就職留年と就職浪人どちらが有利になるのか知りたい人はこちらのQ&Aを参考にしてみてください。
こちらのQ&Aでは就職浪人するか、希望しない会社でも新卒で入るかについてキャリアコンサルタントが回答しているので参考にしてみてください。
もし就活をしないと決断した場合、こちらの記事も参考にしてみてください。働く場合と働かない場合の歩める道をまとめています。
④1人で進めようとしない
特に避けたいのは、周囲に相談せず、ずっと1人で就活をすることです。友人やキャリアアドバイザーなどと話したり相談したりしつつ進めることで、客観的な判断ができたり、気分転換にもなったりするので、失敗してつらいときこそ1人で進めるのはやめましょう。
また、1人で就活を進めていると、心身の不調にも気づきにくくなってしまいます。就活を進めることも大切ですが、一番重要なのはあなたの体と心が健康であることです。常に「仲間がいる」「サポートを受けられる」という状態にして、就活を乗り切りましょう。
それでもつらい気持ちが拭えない場合は、こちらの記事を参考にしてくださいね。つらさを解消する方法を解説しています。
アドバイザーコメント
就活で失敗したら3つの行動を心掛けよう
ある調査では第一志望に入社できる学生は約3割とのこと。ということは、現在学生が約40万人なので28万人もの学生が一番に希望していた企業に入社できていません。
そう、すべての学生が第一志望に入社できるわけではないのです。「面接でうまくアピールできなかった……」「書類選考が通らない……」就活のプロじゃないんですから失敗するのは当たり前。失敗した人ほど経験値を積めているんだと考えましょう。
とはいえ、すぐにポジティブな気持ちに切り替えるというのも難しい話ですよね。そこで気持ちを切り替えるためのアドバイスを。
1つ目は「今までやってきたこと」「できたこと」を振り返ってみましょう。2つ目はリフレッシュ。少し就活から離れて趣味やスポーツ、元気が出る音楽を聴いたり映画鑑賞もいいですね。
この失敗が正解かもしれない、と発想を転換してみよう
そして3つ目。これがとても重要。「もしこの失敗が正解だったとしたら」「自分の人生にとってプラスに作用するとしたら」と考えてみてください。
たとえば「内定もらえなかったということはそもそも自分に合っていなかったんだ」とかですね。企業は逆境や苦難、失敗をポジティブに捉えることができる人材を求めています。それを身につけるチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。
就活に失敗しても人生終了ではない! 可能性を知り一歩ずつ前に進もう
就活に失敗したと感じ、人生が終了したと絶望してしまっている学生は多いかもしれません。しかし、まったく終了ではなく、さまざまな可能性があることがわかったと思います。
就活はつらいことが多く、思考もどんどんネガティブになり、つい「人生終了だ……」と自分を追いつめてしまうと思います。そんなときこそ意識的に視野を広げ、さまざまな選択肢を鑑み一歩ずつ前に進んでいきましょう。
アドバイザーコメント
就活に失敗しても原因を究明して解決すれば決して失敗にはならない
就活に失敗すると自己肯定感が下がってしまうことは、よくあることです。
人によっては就活に失敗したことが、人生終了だというところまで落ち込んでしまう人がいるかもしれません。しかし、人生終了では決してありません。失敗の原因を冷静に探り、改善していけば必ず光は見えてきます。
さすがに就活で不採用の連絡が来た日は、感情的になり、なかなか冷静になれませんよね。これは社会人の転職活動でも同じです。
そこで、時間が経って、少し冷静になってから、面接でどのような点が悪かったのかを振り返り改善していくことが大切です。次の面接につなげられるよう、頑張ってください。
その日のうちに反省して次につなげることがカギ
また、自分が落ち込みやすい性格である場合は、面接が終わった日に、良かった点と反省点を、その日に書き出しておくと良いです。
これをすることで、悪かった点について明確に気づくことができ、その理由から今回は不採用になったのだと客観視することができます。
ほとんどの学生は複数の志望企業を受けて改善を繰り返し、内定を獲得しています。焦らず、一歩一歩自分のできることを増やしていくことが重要です。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi























3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/銀座コーチングスクール和歌山校代表
Yoshio Ogura〇広告業界で約15年間、人事部にて採用・キャリア相談を1000人以上受けた実績。キャリアプランニングの特別講師も経験。独立後はキャリアコーチングを提供しキャリア相談に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細