この記事のまとめ
- インターンの実施数がもっとも多いのは夏
- 何年生から始めるかは「学年ごとのメリット」を参考にして考えよう
- インターンの開始時期別に参加までのスケジュールを解説
インターンシップに参加すべきとは聞くものの、いつから参加したら良いのかわからず悩みますよね。「インターンがいつから始まるかわからない」「いつから参加すべきなのかわからない」などと疑問に思う人も多いでしょう。
インターンの開始時期を把握していないと、準備不足のまま応募時期を逃してしまったり、参加したかった企業の募集を見逃したりなど、就活が不利になる可能性があります。
だからこそ、インターンがいつ頃から始まるのか知っておくことが大切です。開始時期を把握していれば、余裕をもって準備できるだけでなく、希望の条件に合った企業のインターンにも参加しやすく、自分にとってより良い学びや経験も得られます。
記事では、キャリアアドバイザーの上原さん、鈴木さん、小峰さん、原さん、五十嵐さん、と、インターンの参加時期について解説します。
また、人事としての経験が豊富な原さん、経営者の立場から採用活動にも携わっている五十嵐さんからは、業界や企業別のインターンの開催時期や、参加するのにおすすめの時期について解説してもらいました。これからインターンに参加しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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インターン開始はいつから? 3つのパターンを確認しよう!
インターンの一般的な開催パターンは、夏に始まる「サマー」と秋冬に始まる「オータム」、そしての「短期・長期」の3種類です。
この記事の前半では、一般的なインターンの開始時期や、参加するべきおすすめのタイミングについて解説します。
あらかじめインターンの開催時期を把握しておくことで、スケジュールに余裕が持て、自分がどのタイミングで準備を始めるべきか明確になります。計画的に動くために、まずはインターンの種類や時期について理解しておきましょう。
記事の後半では、インターンの参加時期から逆算して取り組むべきことや、インターンの基礎情報について解説します。
インターンに初めて参加する場合、まずは開催時期を把握することが重要です。参加のためにいつから動くべきか明確にしたうえで、自分に合った参加時期を見極めて納得のいく就活につなげましょう。
こちらの記事では、インターンの特徴、準備内容、おすすめのインターンなど、インターンについて網羅的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
インターンはいつから始まる? 時期別のスケジュールを解説
初めてインターンに参加する人のなかには、インターンがいつ頃から始まるのか、いつから何を準備しておくべきかがわからず、不安に思う人はとても多いです。
その答えを知るには、企業がどのような目的でインターンを実施しているかを理解することが大切です。
ここからは、季節ごとのインターン開催時期とその特徴について詳しく解説していきます。
インターンには時期ごとの特色があり、参加することで得られる経験や情報も変わってきます。自分に合った時期を見極めるために、それぞれの特徴を押さえていきましょう。
インターンの開催時期についてはこちらの記事でも解説しているので、あわせて確認してみてください。
サマーインターン:8~9月
サマーインターンは、就活生の夏休み期間に合わせて開催される参加人数が多く、定番とされるインターンです。
多くの企業がこの時期に実施していて、特に8月は就職白書2024でもインターン開催数のピークとされています。
内容としては、1日から2週間ほどの短期インターンが多く、会社説明や社員座談会、業務体験などを通じて企業理解を深めることが目的です。なかには数週間にわたって実務に近いプロジェクト型ワークを体験できるケースもあります。
このようなインターンを最大限に活かすには、参加前から社会人としての基本姿勢を意識して臨むことが大切です。求められるレベルは企業によって異なりますが、基本的なビジネスマナーとコミュニケーション能力があれば十分対応できる内容が中心です。
ただし、人気企業ではエントリー課題や選考が課されることもあり、事前準備は欠かせません。興味のある企業がある場合は、早めに募集情報を確認して、準備を整えてスムーズに応募できるようにしておきましょう。
オータムインターン:10~12月
オータムインターンは、おもに10月から12月の秋シーズンに開催されるインターンです。
サマーインターンと比較すると開催数はやや落ち着き、より実践的で選考直結型のプログラムが増える傾向にあります。
この時期は、夏にインターンを経験した学生がステップアップとして参加するケースも多く、企業側も学生との関係構築や、採用に向けたアプローチの機会を増やすといった、学生との接点づくりを意識しています。
そのため、サマーインターンと比較すると、より深い業務理解や課題解決力が求められるケースも少なくありません。プログラム内容は、1dayのワークショップ型から、数日間のプロジェクト型、職場同行を伴う業務体験などさまざまです。
就活準備が本格化する前段階のインターンであり、志望企業の業務理解や適性確認を進める良い機会となるはずです。
秋や冬のインターンに参加する予定の人は、こちらの記事もおすすめです。秋のインターンをより有意義な時間にするための方法や、冬のインターンの意義について詳しく解説しています。
あなたに適性がある職業を知って、インターンに活用しよう!
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
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短期・長期インターン:通年
サマーインターンやオータムインターン以外にも、短期・長期インターンは、通年で開催されています。
開催する企業や業界によって内容や期間はさまざまで、数日から1週間程度の短期インターンもあれば、1ヶ月以上にわたって就業体験を積む長期インターンも存在します。
短期インターンでは、業界説明や会社紹介、グループワークなどが中心になりやすく、まず企業を知ることや、インターンがどのようなものか体験する目的で参加する学生が多い傾向です。
一方、長期インターンは、実際の業務に近い環境で働き、責任ある仕事を任されるケースもあるため、ある程度のスキルや主体性が求められます。たとえば、WordやExcelなどの基本的なPCスキルや、報連相(報告・連絡・相談)ができるコミュニケーション能力があれば歓迎するといった企業が多いです。
長期インターンのなかには内定直結を掲げる企業もあり、就職活動の一環として戦略的に参加する学生も増えています。
通年で開催しているインターンでは、授業やアルバイトとの両立を考えながら、どのタイミングで、どのような経験を積みたいかを明確にすることが、インターンを最大限活用するうえで重要なポイントです。
インターンの長さごとの特徴や内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。それぞれのメリットやデメリットについても解説しているため、参加を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
インターン 期間
インターンの期間は3種類! 期間別のメリット・デメリットを解説
短期 インターン
短期インターンのメリットとは? 後悔しない選び方も解説
プロのアドバイザーはこう分析!大手企業と中小企業では開催頻度や時期が異なる場合も!
原 わか奈
プロフィールを見る大学3年生の6月〜8月に実施される夏季インターンと、12月〜2月に実施される冬季インターンの2種類がおもな時期です。
大手企業ではプログラムが確立されており、募集や実施スケジュールが明確なため、募集時期を逃すと参加が難しくなります。一方、中小企業やスタートアップでは随時募集している場合も多く、大学3〜4年生を対象とした有償の長期インターンもあるのです。
インターンの参加が内定に直結するケースも! 早めの行動が大切
企業によっては、夏季インターン参加者が翌年の内定者の大半を占めることもあり、インターンの経験を重視する傾向が強まっています。この背景には、入社時に仕事内容や会社風土を理解したうえで即戦力として働いてほしい、入社後のミスマッチを防ぎ早期離職を防ぎたいといった企業側の意図があるでしょう。
また、就職活動が早期化していることから優秀な学生との接点を早めに作っておきたいといった目的もあります。
インターンは就職活動の戦略を左右する重要な機会のため、志望企業の募集情報は確実にチェックしておきましょう。
メリットも解説! インターンに参加するのにおすすめな時期
インターンに参加する時期によって、得られる学びやメリットは異なってきます。
開催数は夏がピークともいわれる一方で、実は多くの学生がさまざまな時期に参加していて、大学2年生から4年生まで多くのチャンスがあります。
ここからは、それぞれの開催時期の特徴と参加するメリットについて詳しく解説します。
どのタイミングが自分に合っているのか、考えるヒントにしてみてください。
インターンを含めた就活の流れを押さえておかないと、適切なタイミングで動きだすことが難しくなってしまいます。こちらの記事を参考に就活全体の流れを押さえておきましょう。
インターン参加の時期に迷っている人は、こちらの記事もおすすめです。参加のタイミングごとの目的や内容について、キャリアコンサルタントが詳しく解説しています。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
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大学3年生の夏:募集数が多く動き出しに最適

大学3年生の夏は、インターンの実施数がもっとも多く、情報収集から応募まで動き出すには最適な時期です。
就職みらい研究所の2024年卒 就職活動TOPICによると、インターン参加者のピークは8月で、63.1%がこの時期に参加しています。
この時期は企業も積極的にサマーインターンを開催していて、初めてのインターンでも参加しやすい基礎的なプログラムが多く用意されています。
業界研究や自己分析の第一歩としても活用しやすく、参加を通じて自分に合った企業像を掴めるのが大きなメリットです。
さらに、早期選考ルートや内定直結の可能性につながる企業もあるため、サマーインターンを活用すれば本選考でも一歩リードできる可能性が高いといえます。
選択肢が多いうちに行動を起こすことで、今後の就活に向けた軸を固める大きなきっかけになると覚えておきましょう。
サマーインターンに参加すれば、自分が就職したいと考えている企業や業界について、早期から深く知ることができます。
ただ、この時期は短期の、説明会型、ワークショップ・プロジェクト型のインターンが多くなっています。そのためこの時期のインターンは、深い業務理解というよりも、広く浅くさまざまな企業を知りたい人向けといえます。
こちらの記事でサマーインターンについてさらに詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
サマー インターン
サマーインターンは参加すべき? 参加方法から選考対策まで完全網羅
8月のインターンに参加するか迷っている
8月に開催される夏のインターンシップは参加したほうが良いですか?
インターンシップに7月から参加したい
インターンシップに7月から参加するのは遅いでしょうか?
サマーインターンを探したい
サマーインターンの探し方を教えてください。
サマーインターンに行かない場合の影響
夏のインターンに行かないと就活に影響しますか?
- サマーインターンにすべて落ちてしまいました。就活は不利になりますか……?
ほかの方法で目的を達成するなどで十分挽回可能
サマーインターンに応募した目的によるかと思いますが、別の手段で挽回することは十分可能な時期かと思います。
たとえば、いろいろな業界を知りたいという目的であったのなら、その業界の説明会に行ってみるとか、さまざまなナレッジサービスを使ってみるとか、ですね。
また、逆の視点で捉えてみると、すべて落ちたという事実を今振り返って、その要因をしっかりと把握しておくことにより、今後の活動を軌道修正できるかもしれません。
自己PRやガクチカ、志望動機の書き方や表現に何か課題があるのかもしれませんね。自分の言動を振り返るための貴重な機会と捉えて、今後の成長にしっかりつなげましょう。
大学3年生の秋~冬:業界や企業への知識が深まる

大学3年生の秋から冬は、新たにインターンに参加して知識を広げられるだけでなく、サマーインターンで得た経験をもとに、業界や企業への理解をさらに深められる時期でもあります。
2回目以降の参加の場合は、サマーインターンで得た情報を踏まえて新たな企業と比較したり、異なる職種を体験して視野を広げたりすることで、就活の解像度がぐっと上がり、より良い経験となるでしょう。
就職みらい研究所の2024年卒 就職活動TOPICでも、2月のインターン参加率は夏に次いで高く、多くの学生がこの時期も積極的に活動していることがわかります。
この時期のインターンでは、実際の業務に近い内容や応用的なワークに挑戦できるプログラムが増え、企業や職種の具体的な理解が進みます。
そのためには、サマーインターンで得た情報を振り返り、自分がどのような業界に興味を持ち、どのような働き方をしたいのか整理しておくことが重要です。
秋冬インターンで本選考前に企業との接点を増やすと、企業とのかかわりから自分の適性を見つけることができます。、自分に合った業界や職種を見極めるチャンスとして活用してみてください。
多くの企業は、学生が参加しやすい休暇時期にインターンを計画します。秋冬となると選考開始も間近になるので多くの学生が参加しますね。
会社を内側から見ることができ、社員の話を直に聞ける機会です。どんどん活用しましょう。自分と会社の相性を確認してみてくださいね。
2月のインターンシップについては、以下のQ&Aでも解説しているので、あわせて確認してみてください。
大学3年生で秋にインターン参加を予定している人は、こちらの記事もおすすめです。
インターン参加前必須!
性格診断で自分の強みを確認しよう!
インターン前は自分の強み・弱みを把握して、職業適正を知ることが大切です。しっかり自己理解をしないと自分に向いていないインターンに参加することになりかねません。
そんな時は「性格診断」を活用してください簡単な質問に答えるだけで、あなたの性格を分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
大学4年生の春:内定直結のインターンで選考に有利
大学4年生の春は、経団連が定める6月の選考解禁直前にあたるため、採用を意識したインターンが数多く開催されます。この時期のプログラムは、単なる職業体験ではなく、本選考につながる内定直結型のインターンが多いことが特徴です。
インターン中の取り組みや頑張りを本選考の評価に反映する企業もあり、場合によっては面接免除や早期内定といった優遇を受けられることもあります。インターン中の成果が結果に直結しやすいことがメリットだといえるのです。
選考直前期に実施される貴重なインターンに参加することで、企業との関係を深めつつ、ほかの学生よりも早く選考を有利に進められる可能性が高まります。この時期は本番に近い緊張感を持って臨むことが、結果的に内定獲得への近道になると心得ておきましょう。
4年生でまだ内定がなく、インターンに参加しようか迷っている人は、こちらの記事もおすすめです。キャリアコンサルタントが、4年生から参加するインターンの心得について詳しく解説しています。
大学4年生春のインターンは、選考が本格化する前に実際の仕事を経験することで、自身の適性を再確認できるということがあると思います。
自己分析を今一度おこない、インターンで経験したことを踏まえて、今後の活動に活かしていけるといいですね。
大学4年生の秋~冬:実践的なスキルが身に付けられる
大学4年生の秋から冬にかけては、すでに内定を得ている学生が多く、就職に向けた準備期間としてインターンを活用する人も少なくありません。
この時期のインターンでは、内定前のように選考を意識する必要がないため、よりリラックスした状態で実務に集中できます。
特に内定者インターンを実施している企業では、実際のプロジェクトの業務補助など、入社後を見据えた内容に参加できるケースもあり、現場で役立つスキルを身につけやすいことがメリットです。
内定前にこのような環境で学ぶことで、社会人としての実践的なスキルや仕事の進め方を身に付けやすく、入社前の準備ができる点もメリットといえます。
入社前に業務のリアルな業務を経験することで、入社後のミスマッチを防ぐ効果もあり、もし参加したインターンで違和感を覚えた場合は、就活を再開する判断材料にもなります。
この時期のインターンは、実務への理解を深めながら、自信をもって社会人生活をスタートさせたい人にとって、有意義な内容です。
内定後のインターンは、近い将来を見すえた職場体験です。足りないスキルを実感したり、一緒に働く仲間として社員を見たりと、新たな目線で企業に触れることができます。
大学2年生:本選考で差を付けられる
大学2年生は、長期インターンにじっくり取り組める貴重なタイミングです。学業や就活の負担が比較的少ないこの時期にスタートすることで、年単位でのインターン参加が可能になります。
実際、インターンを大学2年生のうちに経験しておくことで、社会で求められる力を早い段階から身に付け、自信を持って就活に臨めるようになります。社会人としての基本が身についていれば、本選考でも「社会人適性の高い学生」として評価される可能性が高いです。
さらに、実務をとおして企業研究や業務理解を深められるため、自分に合った業界や職種を見つけやすいです。こうして得た経験は、本選考でも強みとして活かせます。業務のなかで仕事の進め方を学び、面接時には具体的なエピソードとして話せるように取り組んでみましょう。
ただし、大学生活との両立には注意が必要です。インターンでは貴重な体験ができるとは言え、学業やサークル活動やバイトの時間は減ってしまいますね。
2年生で長期インターンに参加すると、早い時期から業界や会社、自分の考え方に対する視野を狭くしてしまうことにもなりがちなので、注意が必要です。
2年生でインターンに参加するべきかや、参加方法、気を付けることなどは、こちらの記事で解説しているので、チェックしてください。
インターン 2年生
大学2年生もインターン参加が常識? 本選考が有利になるコツを解説
大学2年生がインターンに落ちること
大学2年でインターンに落ちるのは普通ですか?
インターン2年生の春休みにインターンに参加する
大学2年の春休みにインターンに参加すると就活で有利になりますか?
2年生からインターンに参加する
大学2年生からインターンシップに参加するのは早いですか?
ここまでインターンの参加時期を解説しましたが、大学1年からも参加するこができます。以下の記事では参加のメリット、デメリットをまとめているのでぜひ、参考にしてみてください。
次の記事では、全学年ごとのおすすめインターンについて解説しています。インターンに参加したいと思っている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
アドバイザーのリアル・アドバイス!軸が定まっていない学生は2年生で参加できるインターンがおすすめ
五十嵐 篤
プロフィールを見るインターン参加のベストタイミングは、一般的には、大学3年生の前期だと言われていますが、早い企業では2年生の後半から募集している企業もあります。
特に「自分の適性や志望業界がまだ定まっていない」「社会経験が少ない」と感じている学生にとって、この時期は探索と職務や職場環境を肌で感じるフェーズとして非常に有効です。早期に参加することで、業界理解や職種のイメージが具体化し、自己分析や志望動機の精度も高まります。
選考に直結するインターンもあるため早期から動き出すことを検討しよう
外資系企業やコンサルでは、大学3年の夏がインターン実施のピークですが、エントリーは5月~6月です。選考直結型が多いので、早期参加を検討しておくのが良いでしょう。
メーカーは大学3年の冬からインターンが始まるため、エントリーは秋から開始されます。この時期のインターンは職場体験型が多く、業務理解を深めるのにおすすめです。
インターンは「就活準備」ということにとどまらず、自己理解と自分なりの職業観を持つ機会でもあります。今は多様な選択がありますから、短期や1dayインターンから始めるのも一つの選択です。
インターン前にあなたが受けないほうがいい職業を確認してください

・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
インターンに参加するまでのスケジュール

インターンに参加する場合、その時期までただ待つのではなく、それまでに準備をする必要があります。
特に選考があるインターンでは、自己分析や企業研究をしたり、面接での回答を考えたりとやるべきことは多いです。
インターンに参加する時期を決めたら、それまでに計画的に行動しましょう。ここからは、インターンに参加するまでのスケジュールを解説するので、参考にしてください。
なお、インターン参加日やエントリー締切日などは企業HPに掲載されているので、チェックし、逆算して準備しましょう。
就活全体のスケジュールについてはこちらの記事で解説しています。企業別の違いもまとめているので参考にしてみてください。
4か月前以前:インターンに求めることを定める
インターンに参加するためには、まず参加する目的を定めることが大切です。目的を明確にしなければ、参加すべきインターンを見つけにくくなります。また、目的がなくとりあえず参加するインターンでは、学びも少ないです。
自己分析をおこない、今何が不足しており、そこからインターンで何を得るべきか考え、インターンに求めることを定めましょう。
インターンに求めることの例
- 業界・企業理解を深めること
- 自己分析を深めること
- ビジネスに必要なスキルを身に付けること
- 人脈を広げること
自己分析は時間がかかり、また自分の心情や状況は変化するものです。インターンの4か月前以前から余裕を持って取り組んでおくことがおすすめです。
アドバイザーからワンポイントアドバイスインターン参加前にあらゆる点から自己分析をしておこう
小峰 一朗
プロフィールを見るインターンとは、自分自身を社会で検証するための機会とも言えます。
どんな仕事に向いていて、どんな仕事に向いていないのか。何が得意で、どんな能力を伸ばしていきたいのか。一緒に働く人たちから何を求められて、どんな役割を任せられやすいのか。そして、何を一番大切にして働いていきたいのか。
実際の仕事を通してこれらを検証しましょう。そのためには、事前に自己分析をしておく必要があります。
特に、適性や能力、役割、価値観などについて分析しておくと良いですね。適性や価値観などはアセスメントツールを活用したり、能力や役割についてはこれまでの経験を棚卸しして分析していくと良いでしょう。
インターン参加後に自己分析をブラッシュアップし本選考に臨もう
分析した結果は、相談しやすい人にも見せてみて、率直にどう思うかフィードバックをもらいましょう。自分が他者からどう見えるのかも踏まえて、深掘りしていくとより良い自己分析ができると思います。
分析した結果は、どこかにまとめていつでも見直せるようにしましょう。そして、インターンを通してブラッシュアップし、本選考に備えるとより良いと思います。
就活準備で悩んだら就活準備プロンプト集がおすすめ!

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3か月前:インターンを探す
インターンの探し方
- 大学のキャリアセンターやキャリアアドバイザーに相談する
- 知り合いの社会人に聞く
- 就活サイトで調べる
インターンに求めることを定めたら、参加する企業を探しましょう。企業探しも時間がかかるので、3か月くらい前から余裕を持って取り組むことがおすすめです。
とはいえ、インターンをどのように探せば良いのか見当もつかない人も多いのではないでしょうか。
ここからは、インターンの探し方3つを解説するので、取り組みやすそうな方法で探してみましょう。
企業によってはインターンの説明会を実施している場合もあります。以下の記事で解説しているので、まずはインターン説明会に参加してみたいと考えている人は参考にしてみてください。
①大学のキャリアセンターやキャリアアドバイザーに相談する
まずはキャリアセンターや就職エージェントで、就活のプロであるキャリアアドバイザーに相談することが効果的です。インターンに求める目的を踏まえて、それが達成できるインターンがないか聞いてみましょう。
キャリアアドバイザーは、状況を踏まえて、あなたの目的に合うインターンや、有利になるインターンなどを紹介してくれます。
おすすめの就職エージェントは以下です。登録すべきエージェントがわからなければ、ぜひ参考にしてください。
おすすめの就職エージェント
- キャリアパーク! 就職エージェント
年間1,000名以上に面談をおこなうアドバイザーが選考対策を伝授する。最短一週間で内定を取れる面接対策を丁寧におこなう
②知り合いの社会人に聞く
サークルやアルバイトのOB・OGなど、知り合いの社会人に聞いてみるのもおすすめです。学生時代に参加して良かったインターンがないか、自社でインターンを募集していないかなど聞いてみましょう。
また、知り合いの社会人がいなければ、キャリアセンターに行けば、OB・OG訪問を受け付けている人を紹介してもらえます。同じ学部であったり、年次が近かったりと質問しやすそうな人を見つけ、おすすめのインターンを聞いてみると良いです。
実際にインターンに参加したことがある人であれば、インターンの内容や参加する価値などリアルな情報とともに教えてもらうことができます。
③就活サイトで調べる
最も手軽なのは就活サイトでインターンを調べることです。リクナビやマイナビなどでチェックしてみましょう。
多くの企業が掲載されているため、どのインターンに参加すべきか決められないと感じるかもしれませんが、事前に考えた「インターンに求めること」を意識して調べると効率的です。
たとえば「業界・企業理解を深めたい」と感じるのであれば、業界名などで絞って検索すれば良いのです。インターンに求めることを意識して、以下の方法で検索してみましょう。
インターンに求めることに合わせた調べ方
- 業界・職種の理解を深めたい→業界・職種で絞る
- 自己成長したい→身に付けたいスキルやメンターがついているもので絞る
アドバイザーからワンポイントアドバイスインターン参加企業を探すなら企業HPをこまめにチェックしよう
上原 正光
プロフィールを見るインターンへの参加企業を見つけるなら、まず自分が気になる会社をピックアップし、HPをこまめにチェックすることが大切です。
時間があれば、目指す業界内で数社に参加すると、会社の風土の違いや自分との相性がよく見えてきます。
大学の先輩に聞いたり掲示板でチェックしておくことも重要
また、先輩の体験談やおすすめを聞き、その中から選ぶのも良いでしょう。実際に参加してためになった、楽しかったという生の情報は貴重です。
就職情報サイトを検索したり早期エントリーとして登録したり、企業の採用ページに登録したりすることで、情報収集するのももちろん良いですね。
さらに、大学で採用実績があったりつながりが強かったりすると、大学の採用関係の掲示板にインターン情報が貼り出されるので、注意して見ておきましょう。
大学個別に専用のインターンを開催してくれる場合もあります。特にIT業界の中には、自社インターンからでないと採用を出していない企業もあります。情報収集は欠かせません。しかし、タダで同然で雑用しかさせてもらえないといった、ブラックインターンもあるので注意が必要です。
以下の記事では自分に合ったインターンの選び方を解説しているので、併せて参考にしてみましょう。
2か月前:インターンにエントリーする
ある程度参加するインターンに目星がついたら、実際にエントリーしていきましょう。あまりに多くのインターンに応募すると、対策に十分な時間を割けなかったり、対応の抜け漏れが発生したりすることがあるので、インターンに求めることを踏まえ計画的にエントリーしましょう。
インターンへのエントリー数平均は12社
実際、どれくらいのインターンにエントリーすべきでしょうか。就職みらい研究所の就職活動状況調査データ集2024年卒によると、インターンへのエントリー数平均は約12社となっています。
インターンにエントリーするときは、この数を参考にし、周囲と引けをとらず、かつスケジュールを圧迫しすぎずに就活を進めていきましょう。
インターンの申し込みはサイトからするべきなのか、企業のHPからするべきなのか悩みますよね。以下の記事ではインターンの申し込み時期から応募方法まで詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
インターン参加の意思をメールで送る場合は以下の記事を参考にしてみてください。基本的な書き方やマナーについても紹介しています。
インターンの応募時期や準備するタイミングがなかなか決まらないという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。適切な応募のタイミングや、いつから準備するべきか、詳しく解説しています。
インターン いつから 応募
インターンシップはいつから応募できますか?
理系 インターン いつから
理系のインターンはいつから始めるべきですか?
インターン 準備 いつから
インターンシップの準備はいつから始めるべきでしょうか?
長期 インターン いつから
長期インターンはいつから始めるべきですか?
spi 対策 いつから インターン
インターンに向けたSPI対策はいつから始めるべきでしょうか?
1か月前:インターンの選考を受ける
エントリーが完了したら、インターンの選考を受けましょう。選考では、インターンを探す前に考えた、インターンに求めることを踏まえつつ、熱意をアピールすると良いです。たとえば志望動機であれば以下のように書くと良いですね。
インターンの志望動機の例
私はかねてより広告業界に関心があり、理解を深めたいと考え、御社のインターンを志望します。
広告業界に関心を持ったのは、同じく広告業界に勤める兄がきっかけです。「多くの人を自分のアイディアで惹きつけられることや、大きな取引を任せてもらえることにやりがいを感じる」と聞いており、自身も関心を持ちました。
御社のインターンは、「企業理解が深まるインターン」としてキャリアアドバイザーから紹介いただきました。御社のインターンで広告業界で働くことのやりがいや大変さなどを実感し、マッチ度を確認したいと思います。
この志望動機は、インターンを志望するにあたって、明確なビジョンが見えている良い印象を受けます。
特に、志望企業のインターンの特徴をよく調べている点が、高評価を得やすい内容になっています。
インターンへの参加企業数平均は約9社
就職みらい研究所の就職活動状況調査データ集2024年卒によると、インターンへの参加企業数は平均8.93社となっています。実際は就活生側から辞退していたりするケースもありますが、エントリー数平均が12社であったことを踏まえると、数社は落ちるのだと考えられますね。
平均参加企業数を目安に、エントリーの計画を組んでみましょう。
- 実際インターンの倍率はどれくらいですか?
倍率は企業によって大きく異なる
ほぼ全員が参加できる会社から、100倍程度と、企業によってインターンの倍率には大きな幅があります。会社の知名度や人気次第といえるでしょう。
当然募集人数が少ないと倍率はかなり高くなります。特に、人気のベンチャー企業などは、かなり倍率が高くなってしまいます。
有名な企業や大企業の場合高倍率になりやすいので、事前にしっかりとした選考対策が必要となります。
インターンの参加時期に迷う人必見! 悩み別の対処法
インターンの参加時期に迷う人必見! 悩み別の対処法
- すでにタイミングを逃した場合
- 時期的に間に合うものの参加できる余裕がない場合
事情によりインターンに参加できなかったり、参加の目途が立たない人もいると思います。インターンにはメリットが多いと解説しましたが、場合によっては参加要否をしっかり検討する必要があります。
ここからは、インターンの参加時期に迷う人向けに、悩み別の対処法を解説します。状況を悲観しすぎず落ち着いて対策をチェックしましょう。
①すでにタイミングを逃した場合
大学4年生の夏以降、すでにインターンに参加するタイミングを逃してしまった人もいるかもしれません。その場合は、当然インターンに参加するよりも、本選考の対策に集中すべきです。
インターンに参加するメリットは多いですが、インターンに参加せずとも内定をとれる人はたくさんいます。また、学べることが少なかったと感じたり、労働力として酷使されてしまったというネガティブなケースもあります。
インターンの主な目的は業界・企業研究を深めることですが、自分で調べられれば問題ありません。企業HP、就活口コミサイト、SNSなどで検索し、調べましょう。
大学4年生の夏以降は、内定がなかなかとれずに悩んでいる人も多いかもしれません。こちらの記事では、内定がとれない原因と解決策を説明しているので、併せて参考にしてくださいね。
アドバイザーのリアル・アドバイス!タイミングを逃しても参加する目的を考えればほかの手段で補える
小峰 一朗
プロフィールを見るインターンに参加するタイミングを逃してしまった人は、一度落ち着いて、今後の活動をしっかり考えていくことが大切ですね。
インターンに参加できなかったことを嘆いたり、後悔しても、仕方ありません。
そもそも、インターンに参加したかったけど、事情があって参加できなかった場合は、その目的をほかの手段で補っていくことはできますよね。今は、ネットやSNSでさまざまなサービスや機会を得られます。
その目的を補う選択肢をいろいろ探してみたり、経験者に相談してみたりすると良いですね。
自己分析をして就活の軸を持ち、計画→実行→計画のサイクルを回そう
そもそも、インターンに参加する目的があやふやだった場合は、まずは就活の軸を今一度見直してから、その軸に沿った目的を得ることができるように、今後の活動を計画し直すと良いと思います。
活動の方向性を持って、ある程度計画を立てて行動し、得られた経験を振り返りながら、計画を修正しまた行動する、というサイクルをしっかり回していきましょう。自己分析も見直しながら、自分自身を成長させつつ、活動していけるといいですね。
②時期的に間に合うものの参加できる余裕がない場合
時期的には間に合うものの、研究や部活動、サークルなどで、余裕がなくインターンに参加できそうもないという人もいるのではないでしょうか。
その場合、半日~2日など、超短期のインターンに参加することがおすすめです。短期でも得られるものは多くあります。
また、業界や企業について理解を深めたり、社風を感じたり、社員とのコネクションを作れたりと、インターンに参加することで効率的に就活を進められるため、インターンは余裕がない人にこそ有効です。
選考対策などする時間がない人は、選考なしのインターンに参加しても、企業研究や社風のチェックができるのでおすすめです。
あらためて確認! インターンの基本知識
「インターン」と一口にいっても、内容や期間などは企業によって異なると解説してきました。だからこそ、あらためてインターンの基本的な仕組みと種類を押さえておきましょう。
たとえば、初めて行ったインターンが1dayの企業説明会形式だと、「インターンはこういうものなのだ」と思い込んでしまいがちです。その結果、別の企業で5日間の実践型インターンに参加した際に戸惑ってしまうようなケースもあるでしょう
そこで、ここからは、インターンの概要や種類を整理したうえで、2023年度のルール改訂によって変化した最新のインターンの種類について解説します。インターンに関する正しい知識を身に付けることで、自分の目的に合ったものを探しやすくなりますよ。
インターンの基本情報

インターンシップは、学生が企業で就業体験をおこなう制度です。
おもに大学3年生の夏から冬にかけて多く実施され、大手・中小問わず幅広い企業が参加しています。
就職みらい研究所の「インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムの参加状況」によると、インターンに参加した学生の割合は84.7%と、多くの学生が一度は参加していて、一般的な就職活動であることがわかります。
実際の業務体験を通じて職場の雰囲気や仕事の進め方を理解できるほか、ガクチカの題材にもなるなど、多くのメリットがあります。
さらに、インターンの成果が内定直結や選考優遇につながるケースもあり、早期から参加する学生も増えています。
インターンの種類
インターンの定義は、2023年度の厚生労働省によるルール改訂によって大きく変わりました。
2023年以前は、1dayなどの短期イベントも「インターン」として扱われていましたが、改訂後は以下のような種類分類されています。
| 種類 | タイプ① オープンカンパニー | タイプ② キャリア教育 |
| 目的 | 企業アピールや企業に関する情報提供をおこなうため | 応募者に働くことへの意欲を高めてもらうため |
| 開催期間 | 短期間のものが多い | 実施企業やプログラム内容によって異なる |
| 就業体験 | 任意 | 任意 |
2023年以前は短期間のものや就業体験の有無などが問われず、幅広い形式のインターンがありましたが、2023年度以降では、以下のものが正式なインターンとして扱われています。
| 種類 | タイプ③ 汎用的能力・専門活用型 インターン | タイプ④ 高度専門型インターン |
| 目的 | 応募者との接点を増やして採用の評価情報を集めるため | 応募者との接点を増やして採用の評価情報を集めるため |
| 開催期間 | 汎用的能力:5日間以上 専門活用型:2週間以上 | ジョブ型研究インターン: 2カ月以上 |
| 就業体験 | 必須(実施期間の半分以上の日数) | 必須 |
この改訂により、短期イベントやキャリア教育型のプログラムはインターンに含まれなくなりました。
しかし、すべての企業がこの新ルールに完全対応しているわけではありません。

就職白書2024の2025年卒向けキャリア形成支援プログラムの実施内訳によると、タイプ①(オープンカンパニー)を実施している企業は90.1%に対し、正式にインターンとして定義されるタイプ③の実施率は41.6%に留まっています。
このことから、依然として短期間の就活イベント形式が主流であり、学生との接点づくりを目的に開催されているケースも多いといえます。
インターンにいつから参加すべきか迷ったら「目的」から逆算して考えよう!
インターンが本格的に始まる時期は、大学3年生の夏にあたる「サマーインターン」です。この時期から多くの企業がインターンを開催し、学生も一気に動き始めます。
しかし、自分はいつから参加すべきかと悩む人も多いでしょう。
何となくで参加するだけでは、得た知識や経験が定着しにくく、自分の成長につながらなりにくいです。だからこそ、自分が何のためにインターンに参加するのかという目的を明確にしてから、インターンに参加する時期を決めましょう。
実際、業界理解を深めることや、本選考を有利に進めるため、実務経験を積みたいなど、目的によって最適な参加時期は異なります。目的に合わせて計画を立てることで、インターンを最大限に活かすことができるのです。
まずは、自分がインターンで何を得たいのかを明確にして、就活を有利に進めるため土台を整えていきましょう。チャンスを逃さない前向きな姿勢を持ちながら、焦らず計画的に準備することが大切です。
アドバイザーからあなたにエール知見を広げるために本選考前にインターンに参加しよう
鈴木 洵市
プロフィールを見る学生の皆さんは、できる限りインターンへ参加することをおすすめします。参加に迷っているのであれば、短期間でおこなわれているインターンを選んでみると良いかもしれません。
インターンに参加すると、自分の興味がある企業のみならず、多くの企業に触れることができ、企業の知識も広がります。
まずはサマーなどの短期間のインターンに挑戦しよう
インターンは、社会人として足りない部分に直面することができる機会ともなります。社会人になる事前準備のチャンスととらえると良いですね。
大学の休暇期間は、遊びたい、別のことに時間を使いたいと考えるかもしれませんが、せっかくの機会です。まずは短期間のインターンに挑戦し、就職活動に早期に取り組んでみましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi



















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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント / システムエンジニア
Ichiro Komine〇大手電機メーカーでシステムエンジニアとして従事。若者の人生や成長にかかわりたいと思い、キャリアコンサルタントの資格取得。現在はコンサルティングや自己分析支援をおこなっている
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント
Wakana Hara〇1社目の人材サービス業界では、人事として選考や社内面談を担当。現在はキャリアデザインの講演・研修をおこなう傍ら、個人に合わせた転職・キャリアアップの支援にも携わっている
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC
Atsushi Ikarashi〇欧州系日本法人の代表取締役。新卒で日本企業に5年、東南アジア現地法人に12年勤務し、帰国後外資企業に就職。経営者視点でキャリア形成の支援をする。MBA(海外)取得済
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