内定をとれない人の8つの特徴と対策|今からやるべき行動を解説

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • 鈴木 洵市

    Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学…続きを見る

  • 早川 峻

    Shun Hayakawa〇大手就活メディアの営業を経て、…続きを見る

  • 柴田 登子

    Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小…続きを見る

この記事のまとめ

  • 内定がとれない人の特徴は8つある
  • 特徴ごとの対策を押さえれば就活は好転する
  • つらいときのNG行動を知って負のスパイラルを避けよう

周囲が次々と内定を獲得するなか、内定がとれないと自己嫌悪に陥ったり落ち込んだりする就活生も中にはいるでしょう。落ち込んだ気持ちで就活を続けても、なかなかうまくいかない負のスパイラスに陥りがちです。

内定がとれない人にはいくつかの特徴があります。自分が当てはまる特徴を知り、正しく対策すれば、あなたの就活は間違いなく良い方向に進みます。

この記事では、キャリアアドバイザーの鈴木さん、早川さん、柴田さんのアドバイスを交えつつ解説します。内定をとれないと悩んでいる人は、自分はどの特徴にあてはまるか考えながら読み進めてくださいね。

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目次

内定がとれない人には共通点がある

内定をとれない人の特徴は主に8つ。記事ではそれぞれの特徴を詳しく解説します。当てはまる人にはそれぞれの対処法も説明するので、具体的な行動に移してみてください。

内定がとれない多くの人はつらい気持ちを持っているでしょう。負のスパイラルに陥らないための対処法も紹介しているので、併せて読んでみてくださいね。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えていくだけあなたの強み・弱みを分析し、ピッタリの職業を診断できます。

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まずは現状を把握しよう! 最新の就活事情

内定が出ている周りと自分を比べて焦る前に、自分と同じ立場の就活生がどういう状況にあるのか知っておきましょう。

焦って狭まった視野で状況を判断すると、まだあるはずのチャンスを見逃してしまうかもしれません。正しく現状を把握し、今のタイミングに合った就活の進め方を考えていきましょう。

22卒就活の内定率

就職内定率(22卒)

就活が本格化する中で、周りの「内定を取れた」という声を耳にすることも増えてくると思います。具体的にはいつ頃から内定を獲得する就活生が増えるのでしょうか。

リクルートの就職プロセス調査 (2022年卒) 「2021年12月1日時点 内定状況」によると、3月時点での内定率は2割に満たないものの、5月時点で約半数、7月には約8割の就活生が内定を獲得しています

キャリアアドバイザーコメント

焦りは禁物! 内定取得率にとらわれすぎないようにしよう

2020年頃までは企業よりも学生が有利だと言われる「売り手市場」でした。しかし新型コロナウイルス感染症の発生により企業の採用意欲が抑制され、数年間は「買い手市場」になるのではないかと予想されていました。

しかし実際には21卒の就活市場に影響が出た程度で、翌年から再び内定取得率のペースは改善し、むしろ近年で最も早いペースとなりました。

これから国内の景気がさらに回復してくると、ますます企業の採用活動は活発になり、それにともなって内定取得のペースが早くなることも予想されます。これまでよりも早く内定を得る学生や複数の内定を貰う学生も出てくるでしょう。

大切なのは周囲を気にせずじっくり準備をすること

しかし、思うように内定がもらえなかったとしても悲観的になるのはやめましょう。就活で大切なことは準備であり、自己分析と企業研究をじっくりおこなうことに変わりはありません。

景気や社会情勢は変えられませんが、自分自身は変えることが出来ます。焦ってやみくもにエントリーをするのではなく、一つひとつの企業の選考にじっくりと準備して臨むことが内定にもつながりますよ。

早期内定はインターン参加企業が多い

なお、比較的早い段階で内定を持つ学生は、インターンシップ参加企業からの内定を得ているケースが多くあります。

ディスコによるキャリタス就活 2022 学生モニター調査結果(2021年5月発行)によると、5月1日時点で内定を得ている就活生の内定企業の内訳は、6割以上がインターン参加企業となっています

インターン参加者を早い段階で取り込んでおこうと考える企業が、早期選考などで比較的早い内定出しをおこない、早期の内定獲得につながっていると捉えることができますね。

鈴木 洵市

インターンは就活生、企業共に非常に意義があります。一緒に働く前に、お互いが「どのような人物・企業なのか」という点を知ることができるからです。海外ではすでに定着していて、日本も更に拡大していくことと思います。

内定を持っている就活生も就活を継続している

すでに内定はあるものの就活を継続している学生もいます。

リクルートの就職プロセス調査 (2022年卒) 「2021年12月1日時点 内定状況」によると、3月1日時点で内定を持っている学生の約8割、5月1日時点の約5割が就活を継続しています。

内定を持っているのに就活を継続する理由としては、1番内定をとりたい本命の企業の選考が終わっていないからというものがあるでしょう。

本命ではなくとも内定を持っている就活生は、その内定を自信にして精神的余裕を持って今後の就活に臨みます。そうした人たちがライバルになるので、対策を打つ必要があるでしょう。

内定はいつから出始める? 現状把握から始めよう

柴田 登子

本格的に内定が出る6月を過ぎても内定がもらえないと段々心配になってきますよね。しかし内定を出す時期は業種、職種によってさまざまです。

むやみに焦るのではなく、自分の希望する業界はいつごろ内定を出すのか、昨年度実績などから推測したうえで現状を考えてみてください。

そもそも「内定がとれない」という悩みはどれだけ深刻なのでしょうか。偶然周囲に内定者が多いだけの可能性もゼロではありません。

就活における内定スケジュールを解説するので、「内定がとれない」という現状を適切に把握しましょう。

就活解禁前の3月以前の内定持ちは少数派

1年間の就職内定率

リクルートキャリアの就職プロセス調査 (2021年卒)「2021年3月度(卒業時点) 内定状況」によると、21年卒と22年卒の2月1日時点の内定率は1割以下となっています。

早川 峻

3月時点で内定を獲得している就活生の特徴として多いのは、夏の時期からインターンに参加して、すでに企業側から評価を受けているケースです。

また外資系企業は採用活動開始が早いので、これらを受けている人も内定獲得が早い印象です。

情報解禁前でも早期選考などで内定を獲得する就活生がいることは事実ですが、ほとんどの就活生は内定を持っていないと言えるので、この時期に内定が出ていなくても焦る必要はありません

ゴールデンウィークを境に多くの人が内定持ちに

それではいつ頃から内定持ちが増えてくるのでしょうか。一つの目安となる時期はゴールデンウィーク前後と言えるでしょう。年によって若干のバラツキはあるものの、5月1日時点の内定率は半数近くを占めています。

3月の就活解禁後以降、早めに学生を囲い込みたいと考えている企業がゴールデンウィーク休暇に入る前に徐々に内定を出し始めることから、ゴールデンウィークを境に内定持ちの就活生が増えています

この時期が周りにも段々と内定が出始めている時期なので、気持ち的に少し焦りを感じる人も多いのではないでしょうか。

半数近くが内定を獲得していますが、獲得している人との違いはありますか?

柴田 登子

内定獲得の理由はさまざま。むやみに焦らないようにしよう

内定が出る時期は地域や職種、業種によって違います。そのため、周囲の人が内定をもらっているのに自分だけ内定がないというのは、単にあなたが内定出しの遅い業界を受けているからかもしれません。

また、内定は1つ取れると連続して貰える傾向があります。面接の場で緊張しなくなってきた、受け答えが上達してきたなどの影響が考えられます。さらに言えば、面接官との相性が良かった、など運良く内定を得られるケースもあります。

とはいえ内定が出ているのはゴールデンウィーク時点でまだ半数以下なので、焦って面接でアピールできないなんてことがないように、「私はまだまだこれから」と気持ちに余裕を持ちましょう。

本格的な内定出しは6月から7月にかけて

最も多く内定が出始めるのは、一般的なルールとしては就活選考解禁後となる、6月から7月にかけてです。7月時点では全体の約7~8割の就活生が内定を持っている状況になります。

また、企業側も本格的に内定出しをおこなっていく時期なので、この時期に内定をとれていないとかなり焦りを感じてしまうことでしょう。

反対に6月から7月にかけての内定率が上昇することを踏まえると、この時期にゴールを合わせて就活をするとしっかりと世の中の波に乗りやすいです。油断せずに対策を実施するようにしてくださいね。

鈴木 洵市

就職活動の解禁時期は政府がルールを定めており、その就活ルールに沿って、解禁と同時に内定を出す企業が多くあります。特に、優秀な就活生を早く決めておきたいという理由から、解禁になった6月頭に内定を出す企業が多い印象です。

夏・秋採用をおこなっている企業もあるので夏から秋にかけても内定率は上昇

7月には内定率が大きく上昇するので、そこを逃すとかなり焦りを感じてしまう人も多いでしょう。確かに、世の中の大きな流れには乗れていないことを踏まえると焦る気持ちは理解できます。

ただし、一部の企業では夏・秋採用を実施して候補者を追加募集しています。これまでの選考で埋まらなかった枠や内定辞退者の枠を埋めるため、本選考が終わった後に募集がかけられます。

一般的に夏採用は6月から8月にかけて、秋採用は9月から12月にかけておこなわれます。夏頃までに内定がとれていない人は、これらを視野に入れて就活をおこなっても良いかもしれません。夏・秋採用がおこなわれるかどうか、募集状況が更新されるのを見落とさないようにしましょう。

公務員落ちや留学帰国者が多くいるので競争倍率は高くなる

夏・秋採用の頃には就活を続ける人も減っていて、競争倍率も下がるだろうとたかをくくってはいけません。

なぜなら、公務員試験に落ちたためこれから就活を始めるという人や、9月以降に留学から帰ってきて就活するという人など、夏・秋採用にエントリーする優秀なライバルが多くいるからです。

早川 峻

夏・秋採用の難易度を甘く見ないようにしましょう。

公務員から民間企業へ切り替えた学生の中には優秀な人材が多く、また留学から帰国した学生は語学力や海外インターン経験など、国内では得られないスキルや経験を持っており、この中で比べられることになると考えてくださいね。

また、欠員補充の役割を持つ夏・秋採用の募集者数は年によって変わることも多いです。夏・秋採用の時期まで待ってから就活しようと考えていると、数少ない内定を優秀な就活生と争うことになりかねないことは覚えておきましょう。

油断禁物! いつまでも内定がとれない人の8つの特徴

いつまでも内定がとれない人の8つの特徴

  • 自己分析が不足している
  • 業界・企業研究ができていない
  • 競争率が高い人気企業ばかりエントリーしている
  • 選考対策ができていない
  • 落ちた原因を分析しないまま次の選考を受けている
  • そもそもエントリー数が少ない
  • 将来のビジョンが明確でない
  • 応募書類に不備がある

現状を把握し、「まだ焦らなくても大丈夫だな」と思う人もいれば、「今内定を取れていないのは危機的な状況なのか」と気づいた人もいるかもしれません。

たとえ危機的な状況であったとしても、今からでも挽回は十分可能です。まずは内定を取れていないことの原因を探り、原因別にどのような対策をすれば良いのか考えていきましょう。

ここでは、内定が取れない人の特徴を紹介します。自分に該当するものがないか探し、現状の原因を理解していきましょう。

①自己分析が不足している

自己分析は、就活が成功するか否かに大きな影響を与えます。自己分析が不足すると、そもそも自分に合った業界・企業を選ぶことができなかったり、選考中はエントリーシート(ES)や面接の場で自分の強みをアピールしきれなかったりと、つまずく場面が多く出てきてしまうからです。

そのため、やりたいことが不明確な人や将来なりたい姿を持っていない人は自己分析が不足していると言えるでしょう

企業側は、選考の中で就活生の人間性や強みが企業に合うか判断しようとしています。自分の性格や長所がその企業でどう役立てられるのか、説得力を持って話すためには深い自己分析が欠かせません。

何回か自己分析をしたのですが、どれくらいやれば十分なのかわかりません。目安を教えてください。

鈴木 洵市

自分の経験や考え、学びをプレゼンできる状態を目指そう

自己分析は、自分自身を企業でプレゼンテーションできるぐらいのレベルを目指して実施してください。

自分自身の経験を書き出し、なぜそれをおこなおうと思ったか、そしてその行動でどのような学びやスキルを得ることができたかが明確で、それを企業に伝えることができれば、十分自己分析ができていると言えます。

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②業界・企業研究ができていない

自分に合った企業を選ぶには、まずは業界・企業についてよく知ることが大切です。同じ業界の企業でも、注力している製品・サービス内容や社風・雰囲気は異なっているものなので、一社一社の情報を収集し分析して初めて、自分にとってより良い企業を選ぶことができます。

また、ESを書くときや面接を受けるとき、業界・企業についての付け焼き刃の知識で対応していると、うっかり間違ったことを言ってしまったり、その企業が求めていることにそぐわない回答をしてしまうかもしれません。

そのようなことになれば、応募する企業を適当な気持ちで選んだのではないか、実は業界・企業についてわかっていないのではないかと企業側に不信感を持たれてしまいます

柴田 登子

業界・企業研究ができていない人の特徴として、「求める人材像に合っていない」「求める人材像に合っているのかわからない」ということが挙げられます。

就職活動には「相性」が付きまといます。どんなに優秀でスキルがあっても、その会社が求める人物像に近いことがわからなければ「自社の雰囲気に合わない」と採用にはつながりません。

③競争率が高い人気企業ばかりエントリーしている

「人気企業」と称される企業ばかりエントリーしているという人はいませんか。人気ということは応募者も多く、競争倍率も高い企業であるということです。内定がとりにくくなって当然ですね。

人気企業は大企業であることが多いですが、中小企業の中にも知名度は高くなくとも良い企業はたくさんあります。視野を広げて中小企業にも目を向けてみると、自分に合った企業に出会えるかもしれません

自分のやりたいこと、自分の理想の働き方を実現できる企業は「人気企業」「大企業」だけなのか、考え直してみましょう。

鈴木 洵市

人気企業や大企業の特徴として、就職活動の審査が厳しく、選考段階を多く踏んでいるという特徴があります。たとえばSPI試験などを導入し、基準に満たないと面接に参加できないなどです。

自分に合っていない人気企業や大企業を受けると、その分対策に時間がかかってしまうので、まずは自分に合った企業選びをしっかりとおこなうことが大切ですよ。

④選考対策ができていない

企業側に良い印象を与えるESを書くことができる人、面接でうまく自分をアピールできる人はしっかりと選考対策をおこなっています。そのような人と同じ土俵に立って内定を狙おうとする時、選考対策ができていなければ太刀打ちできません。

有効な選考対策をおこない準備を整えて初めて、内定につながる就活をすることができます。就活をする中で「自分はここが弱いな」などと感じたことはありませんか。

苦手を克服するために、まずはESの書き方講座や模擬面接など、これからできる選考対策の情報を集めるところから始めてみてください。

面接で必要な準備や対策はこちらの記事を参考にしましょう。
面接の準備完全版|あなたを最大限に魅せる17の土台作り

面接に苦手意識がある人はこちらの記事を参考に対策するのがおすすめです。
面接の苦手意識を克服する21手|得意にする秘訣は「考え方」にあり

キャリアアドバイザーコメント

選考対策は自己分析と業界・企業研究を紐づけることが大切

選考対策ができていない人は、自己分析と業界・企業研究の両方が不十分という特徴があります。また、この2つをうまくマッチングできていない人も少なくありません。

就職活動には「相性」が伴います。どのような会社にも求められる人物像があり、その要素はさまざまです。

たとえば、既存のルールに沿って伝統を重んじることを大切にしている会社もあれば、新規ビジネスをどんどん提案するようなチャレンジ精神のある人材を重用する会社もあります。前者のような企業で入社してすぐに改善提案を掲げると周囲から浮いてしまうこともありますし、後者の会社では前例を踏襲してばかりいると評価されません。

自分自身と業界・企業のマッチ度を伝えることが選考突破の秘訣

そのため、単に自己分析、業界・企業研究をそれぞれ個別におこなうのではなく、それらの結果から得た自分の特性や傾向、将来の目標のどこが業界・企業の求める人材像と一致しているのか紐づけるようにしましょう。

具体的には、「私は現状に満足せず、常に現状を振り返って改善や改革を追い求めるタイプです。その姿勢は御社の不具合ゼロを求める姿勢と一致していると考えます」などと自己PRや志望動機で伝えられると良いですね。

⑤落ちた原因を分析しないまま次の選考を受けている

失敗を引きずって落ち込むのは良くないですが、落ちた原因を分析せずに次の選考に臨むと、再び同じ失敗をしかねません。落ちた場合は必ず考えられる原因は何なのかはっきりさせて対策を練りましょう

ESを書くのが苦手、面接の場で緊張してしまうなど、原因はさまざまでしょう。その都度分析し、就活に強い自分を作る方策を考えていってください。失敗を次の成功につなげていきましょう。

企業によって選考基準が異なるのに、落ちた原因をどうして分析する必要があるのでしょうか?

早川 峻

最低限の選考基準や質問は共通することが多いため

企業ごとに選考基準は異なる部分が多いですが、挨拶、マナー、身だしなみなど基本的な部分は共通しています。自己PRや学生時代に力を入れたことなど頻出する質問もある程度決まっています。

落ちた原因を分析することで、着実に通過率アップに向けて前進することができますよ。

⑥そもそもエントリー数が少ない

「たくさんの企業にエントリーすると大変だし、本命企業に絞ろう」と、数社程度にしかエントリーしないという人もいるのではないでしょうか。確かに、数多くの企業にエントリーしすぎると、それぞれの企業の選考へ向けて準備も十分にできず、スケジュールも破綻という自体になりかねません。

しかし、始めからわずかなチャンスに賭けていると、落ちたときに替えがききません。また、他の企業について見てこなかったことで視野が狭くなっている可能性もあります。本当に自分に合った業界・企業に出会うためにも、エントリー数を増やしてみると良いでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

余裕のある就活をするには50社程度のエントリーが理想

自分がエントリー数が少ないかどうかわからないという人もいるかもしれません。その場合、逆算して考えてみましょう。まずは、あなたが就職活動を終えた時点で、内定が3~5社くらいもらえている状態を想定してください。そうなると、無理なく業界・企業分析、面接対策を実施できる企業数は50社程度になると思います。

本命だけに絞って内定をもらっているという話は本当にレアなケースなので、必ず逆算して余裕を持った数で応募するようにしましょう。

選考通過率が下がってしまうため多すぎるエントリー数も禁物

反対にエントリー企業数が多すぎると、ESや面接の質が担保できなくなってしまいます。質が低いことは面接で深掘りされた際などに表面化してしまうので、多すぎる数を受けることも禁物です。

就職活動の計画段階で、自分の働きたい業界、その中での会社を50社程度選定し、精神的に余裕のある就職活動をおこなえると良いですね。

⑦将来のビジョンが明確でない

働いてみないとわからないことも多いのに、将来のビジョンを聞かれても……と思う人もいるでしょう。ですが、企業を選ぶときには「志望する企業のこの事業にいつか携わりたい」「この部署で〇〇をやり遂げたい」など、何かしらの目標を持って選んだのではないでしょうか。

その目標を達成するために自分がすること、企業で積みたいキャリアについて考えると、明確な将来のビジョンが見えてきます。

企業側は就活生の持つビジョンが自社に合っているかを意識して選考をおこなっています。曖昧な将来のビジョンでは、「他の企業で同じことを言っているかもしれない」「熱意が足りない」と判断されるかもしれません。

入社後のビジョンの考え方はこちらの記事を参考にしてください。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?

早川 峻

将来のビジョンがありその実現のために働くことができる人は、企業側にとって入社後に高いパフォーマンスが期待できる人材です。

一方でビジョンがなければその学生の活躍イメージを持つことができないため、企業側は内定を出すことをためらってしまいます。

⑧応募書類に不備がある

書類選考で落ちてしまう原因の1つに、応募書類の不備があります。まだ顔を合わせたことのない企業の採用担当者にとって、ESや履歴書といった応募書類は就活生の印象を決める大切な資料です。

応募書類に不備があった場合、不注意な人、礼節を欠いた人などといった印象を持たれてしまっても仕方がありません

どうしてもきれいな字が書けないという人も、気持ちを込めて丁寧に書くことや、誤字脱字・提出書類の漏れがないようにすることを心掛けましょう。複数回チェックして、提出書類を自分の中で完璧な状態にして提出すれば安心ですね。

キャリアアドバイザーコメント

応募書類の不備でありがちな3つのケースに注意しよう

応募書類の不備としてよくあるのが以下の3つです。このような単純なミスで書類選考で落とされてしまうのは非常にもったいないので気を付けましょう。

①基本的な書類作成のルールが守れていない

履歴書を作成するときに守るべき基本的なルールは必ず把握しておきましょう。誤字は修正液や二重線を用いず、必ず一から書き直してください。また日付の記述に和暦と西暦を混在させず、統一させます。そして(株)や元号をH、Rとするなど略語は厳禁です。必ず「株式会社」「平成、令和」とするなど、ルールを守って作成してください。

②学校名や資格名が正しく記載できていない

学校名や資格名も略さず正式名称を書きましょう。特に資格名は必ずウェブサイトなどで確認してください。

③自己PRと志望動機を混同している

自己PRは自分の経験やスキルを相手にわかりやすく説明するものです。一方、志望動機はなぜその会社で働きたいのか、またなぜその職種を希望するのか、それぞれの理由を示すものです。

区別しているつもりでも、つい自己PRでその会社で働きたいという気持ちを述べる、志望動機で自分のやる気をアピールするなど混同するケースはよくあります。しっかり区別して書けているか見直してくださいね。

内定がとれなくてつらいと感じているときの対処法

長く就活をおこなう中で内定がとれない日々が続くと、どうしてもつらいと感じることもあるでしょう。焦るなと言われても、大切な自分の将来がかかっている就活だからこそ不安になるのも当然です。

ここからは、内定がとれなくてつらいと感じているときの対処法を紹介していきます。上手に辛さを乗り越えて、少しでもストレスや緊張から解放された状態で就活に臨めるようになれば、きっと企業側にもあなたの意欲が伝わることでしょう。

万全の態勢で内定を狙って努力できるよう、対処法を参考にしてください。

内定が取れず就活に焦りを感じている人はこちらの記事もおすすめです。
就活は焦る必要まったくなし! 内定にぐっと近づく5つの考え方

就活のやり方を見直してみる

まずは心機一転、今までの就活のやり方を見直して変えてみるのも一つの選択肢です。

面接でよく失敗するというのなら、自分のこれまでの回答内容を振り返り刷新するのもよいでしょう。今まで大手企業を狙っていたのなら、中小企業も視野に入れてみるというやり方もあります。また、既に内定を持っている人のやり方を真似るのも1つの手です。

就活のやり方は人それぞれですが、最初に決めた自分の就活スタイルを貫き通さなければならないということはありません。試行錯誤しながら自分に合ったやり方を見つけて、ステップアップしていってください。

キャリアアドバイザーコメント

まずは企業の選び方を見直してみよう

就活を開始してから立て続けに企業のエントリーを続けていると、知らない間に応募企業に偏りが出ていることがあります。

ますは職種を見直してみましょう。「人と話すことが好き」という理由だけで営業職ばかり応募していたり、「事務職がいい」と言って業種限らずやみくもに事務職ばかり応募している学生がいますが、他の職種もチェックしてみてください。

思いのほか自分に合う仕事が見つけられたり、「この会社なら他の職種でも楽しそうだな」と思えるかもしれません。

企業規模ではなく自分らしく働ける会社を選ぶことが大切

次に企業規模も見直してみてください。就活開始当初はついつい知名度の高い大手企業のエントリーに偏りがちです。

しかし世の中の大半の会社は中小企業であり、大手ではできないユニークな事業を展開している企業もたくさんあります。大手企業には大手なりの困難もあるため、必ずしも就活生全員に合っているとは言えません。

大切なことは「どの企業なら楽しく働きながら自分の力を発揮できるか」です。職種や企業規模の固定観念に縛られること無く、あなたらしく働ける会社がどこなのかを探してみると良いでしょう。

自己分析をやり直してみる

内定がとれない現状を踏まえて自己分析をやり直してみましょう。

今まで強み・弱みと思っていたこと、自分の性格、やりたい仕事について見直すと、就活を始めたばかりの頃から比べて変わっている部分もあるかと思います。就活を通して新たに気づいた自分の一面も出てくるかもしれません。

内定がとれなかった原因を、自己分析のやり直しで発見できる可能性もあります。自分の強みを最大限に生かし、自分の力を信じて就活をおこなうためにも自己分析は有効です。

自分史やモチベーショングラフを使ってみよう

自己分析を深めていくためには、自分史モチベーショングラフの作成がおすすめです。

自分史

自分が経験してきたことを年表のようにまとめたもの

自分史

自分史では好きな教科、趣味や習い事、成功・失敗の体験などを書き出すことで、自分の性格や得意な分野がわかります。

モチベーショングラフ

過去を振り返り、年齢ごとのモチベーションの推移を当時の出来事とともに書いたグラフ

モチベーショングラフ

またモチベーショングラフを作成することで、何が自分のモチベーションの上下に影響し、自分はどういう価値観を持っているのかが明らかになります

キャリアアドバイザーコメント

客観的に自分自身を見つめる方法も試してみよう

他に自己分析のおすすめのやり方は「ライフラインチャート」と「SWOT分析」です。

これらは企業の研修会や社会人の転職活動でも使っている人が多く、客観的に自分を評価し、自分の強み弱みを把握できる、非常に効果的な方法ですよ。

「ライフラインチャート」は、縦軸は充実度、横軸は時間軸で、自分の過去の経験をフリーハンドの線グラフで表し、その時の感情や経験したこと、共通点を探します。これをおこなうことで、あなたの価値基準が見えてきます。

SWOT分析は企業・自分自身ともに有効な分析方法

「SWOT分析」は企業分析でよく使われていますが、自己分析についても有効な手法です。

内部環境として、自分の強み(Strength)、弱み(Weakness)、外部環境として、企業の自分へのメリット(Opportunity)、自分へのデメリット(Threat)を書き出します。就職活動については、外部環境は時間が経つにつれて変化していくので、客観的に自分の就職活動を見直すためには非常に良いツールと言えます。

企業選びの軸を明確にする

「自分が選んだ企業に入りたい」という意欲を高めて就活のつらさを乗り越えるために、企業選びの軸をはっきりと定めることが大切です。

これまであなたがエントリーしてきた業界・企業はどのように選択したでしょうか。何となくで選んでいた人も、始めから絞り込んで選んでいた人も、自分にとっての企業選びの軸を見直してみましょう

やりたい仕事内容、理想のキャリアプラン、自分の力が発揮できそうな分野などから軸を定めていくと、自分に合った企業を選ぶことができて就活のモチベーションも上がっていきますよ。

「can」を軸にした企業選びをおこなう

企業選びの軸を定めていくときには、「can」つまり自分ができること得意なことを基準にして考えていくと良いでしょう。

苦手なことを列挙して消去法で企業を選ぶという消極的な就活をおこなっていくと、その受け身な姿勢が企業側にも伝わって意欲のない就活生と思われてしまいます

また、自分の「can」は選考中によく聞かれる自分の「強み」でもあります。企業とその強みがマッチしていること、今後強みを活かしてやりたいことをぜひアピールしてみてくださいね。

キャリアアドバイザーコメント

新たな「can」を見つけるには客観的な意見を貰おう

強みは自分で自覚することが難しいですよね。おすすめの方法は家族や友人にあなたの強みをたずねてみることです。自分では認識していない強みを発見できるかもしれません。

学校のキャリアセンターにいるキャリアアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。過去のエピソードや自分自身のことを伝えると、それを聞いてキャリアアドバイザーが感じたあなたの強みを教えてもらえるかもしれません。

自分では当然だと思っていることも立派な強みになり得る

自分で強みを探すときは「他人よりも負担やストレスを感じず簡単にできること」をヒントに探してみてください。

たとえば細かい作業に没頭できることや、誰とでも人見知りせずすぐに打ち解けることができるなど、周りの人から「よくそんなことができるね!すごいね」と言われるようなことは、実はあなたの強みだったりするのです。

ちなみによく誤解されますが、強みとは性格や習性など先天的なものです。プログラミングや英語が得意なこと、資格などはあくまでもスキルであり、努力すればみんなができることです。そうではなく、もともと備わっている能力に注目してみてください。

選考対策を練り直す

選考対策を練り直し、就活に強い自分を作っていくのもおすすめです。これまでおこなった選考対策もきっと役に立っていると思いますが、現時点で不足している選考対策を新たに取り入れてみると良いでしょう。

選考プロセスの中で自分が苦手としているポイントがわかっている場合は、その段階に特化したセミナーを受講してみるのも良いですね。プロから教わったコツと自分の直すべきポイントを押さえれば、選考の場で自信を持って振る舞えるはずです。

選考がうまくいっていないのですが、どうやって改善していけばいいのかわかりません。どのような心構えで正しい対策ができますか?

柴田 登子

プロの意見を聞いて客観的な視点を取り入れよう

就職活動に限らず、物事がうまく進まないときはつい自分の良くないところばかりに注目してしまいます。つまり、客観的に自分を顧みることができず、面接で伝える自分自身のことも主観的な視点が多くなってしまう傾向があります。

企業から「必要な人材」だと思われるためには、第三者から見て納得のいくものでなければなりません。選考がうまくいかないときこそ客観的な視点を取り入れられるように、キャリアアドバイザーやキャリアセンターの力を借りてみましょう。

誰かに相談してみる

1人で就活の辛さを抱え込まず、誰かに相談してみるのもおすすめです。学校のキャリアセンターに相談するのももちろん良いと思いますが、志望する業界で働いているOB・OG、就活中の友人、身近な社会人の先輩である両親など、周囲にはたくさんの人がいるはずです

先輩から仕事の話を聞いて、早く自分も一緒に働きたいと就活のモチベーションが上がるかもしれませんし、友人とつらさを共有して励まし合うことがストレス解消につながるかもしれません。

キャリアアドバイザーコメント

誰かのサポートを受けることこそが良い就活につながる

就活は孤独感に陥りやすいイベントと言えます。しかし、就活中はたくさんの人に頼って良いということを覚えておいてください。あなたが信頼でき、あなたが持っていないものをサポートしてくれる人に相談できる環境を作れば、良い就活に結びつきます。

おすすめの相談先は以下の3つです。

①あなたのことを肯定してくれて、ポジティブな意見をくれる人
学校内のキャリアセンターや、キャリアコンサルタント、友人、先輩、先生などが挙げられます。就活では自己肯定感を維持すること、高めることが非常に重要です。

②就活について正しい知識を持っている人
就活アドバイザー、経営者、人事部に勤めている先輩などがあげられます。就活については、一定のルールが存在しています。このルールを正しく理解し使いこなす方法を知っている人のアドバイスは非常に参考になりますよ。

③あなたを俯瞰して見てアドバイスをくれる人
就活アドバイザー、経営者、キャリアコンサルタントなどが挙げられます。就活はどうしても、自分を第三者目線で見れなくなります。あなたを俯瞰して分析しアドバイスをくれる人がいると、安定した就職活動につながりますよ。

就活エージェントを利用する

就活エージェントを利用すると、プロに就活の相談をすることができます。内定がとれない原因を客観的に判断し、今後の就活の進め方を一緒に考えてもらえるので、より具体的なアドバイスを受けることができるでしょう。

就活エージェントでは、就活生一人ひとりに合った企業の紹介をおこない、面接前後のサポートもおこなっています。今はつらい就活でも、プロの支えがあると思えば安心して進めることができそうですね。ぜひ利用して内定を狙ってみてください。

一度、就活から距離を置いてみる

就活のことばかり考えてしまいつらいという場合は、就活から離れる期間を設けてみることも大切です。「でも、その間に他の就活生はどんどん先に進んでしまう」と思う人もいるでしょう。

ですが、苛立ったりふさぎ込んだりした状態で就活をおこなっていても、選考の場で思うように振る舞えず企業に悪い印象を与えてしまうなど、良いことはありません

ゆっくり身体と頭を休めて、スッキリとした気持ちで就活と向き合える日を待ちましょう。リフレッシュすることで新たな視点を得られるかもしれませんよ。

キャリアアドバイザーコメント

勇気を出して就活思考をリセットすることも大切

就職活動中はどうしても就職のことが頭の中を占領し、他のことに考えが及ばなくなりがちです。

そのため、本を読んでも、ニュースを観ても、何をしていても就活モードで物事を捉えてしまいます。そのような状況では他の就活生と似たり寄ったりの発言になり、面接で印象的なコメントができなくなります。それではどんどん内定から遠ざかりますよね。

この状況を打破するために、自分の置かれた環境を一時的に就職活動から切り離し、思考をリセットさせましょう。

一旦就活を離れることで「一味違う就活生」になれる

確かに「他の人は就活をしているのに」と焦るかもしれません。しかしいったんその現場を離れてみれば、他の就活生とは一味違った発想が可能になります。そして同じような受け答えに辟易していた面接官の興味を引くことにもつながります。

とはいえ遊びに行くのは気が引けますよね。そこでおすすめなのがマッサージです。人は緊張すると筋肉が緊張し、全身が固くなります。それを自覚するとさらに緊張は増幅します。そこで筋肉をもみほぐし、血行を良くして和らげることで、リラックスできますよ。是非試してみてください。

就活がつらい状態を放置していると鬱状態になることもあるので危険

就活がつらいと感じるときは「内定がとれない自分はダメだ」などと自分を責めがちです。心配をかけたくないからと周囲の人に相談をせずにつらい状態を放置した結果、鬱状態になってしまったというケースもあり、とても危険です。

特に現在は新型コロナウイルス感染症の影響で人と会う機会が減り、1人でつらい思いと向き合い続ける就活生が増えているかもしれません。ストレスを感じたままでいることがないように注意しましょう。

キャリアアドバイザーコメント

一度休憩するのも就活の大事な選択肢

就職活動で思うようにいかないと、つらく感じたり、自分を責めるようになったり、何もやる気が起きなくなるときもあるかもしれません。そんな時はまずゆっくり休みましょう。

無理に明るく振る舞ったり就職活動を強行する必要はありません。大事をとって休むことは何も恥ずかしいことではないのです。

自分のことをよく理解している家族や友人と話をするだけでも落ち着くことができるかもしれません。つらい気持ちを自分1人で抱え込むことがないようにしてください。心と体が休まると頭の中がクリアになることもありますよ。

鬱の不安がある場合は早めに医師に相談しよう

鬱と診断するのは医師の役割です。診断前から「自分は鬱だ」と思い込むのはやめましょう。また「自分は鬱だろうか?」と周りの人に聞いたとしても正確なことはわかりません。

つらい状態が続く時は早めに医師に相談しましょう。就職活動は人生における大きなイベントかもしれませんが、心や体を痛めつけてまでするようなことではありません。自分自身を大切にしてあげてくださいね。

内定がとれなくて就活がつらいときのNGな行動

内定がとれなくて就活がつらいときのNGな行動

  • 不特定多数の企業を受けまくる
  • 1人就活を続けてしまう
  • 内定を取れた企業に深く考えず承諾する

内定がとれなくて就活がつらいと感じているときには、不安や焦りから良くない行動をとってしまいがちです。学校を卒業してからの人生を決める大切な就活なので、つらい時期でも冷静に状況を判断したいものですね。

以下に3つの代表的なNG行動を示していくので、ぜひ注意して読んでみてください。

不特定多数の企業を受けまくる

どんな企業でもいいから内定がほしいと、やみくもに不特定多数の企業を受けるのはやめましょう。就活は企業と就活生のマッチングです。

手当たり次第に応募した就活生の意欲が弱いことも、内定がただほしいだけという魂胆も、企業側には伝わってしまうものです。業界・企業研究をしっかりおこない、本当に自分が望んでエントリーした企業の選考に全力で臨めるよう備えましょう

鈴木 洵市

不特定多数の企業を受けまくるデメリットとしては、就活生本人が次の企業への心の切替がうまくできずに、心が疲弊してしまうことです。

その結果十分な対策ができず、不特定多数の企業から不合格の通知を受け、ますます辛い気持ちになってしまうでしょう。

1人就活を続けてしまう

就活のつらさを抱えたまま、誰にも相談せずに1人きりで就活を続けることも危険です。

自己分析、企業選び、選考対策、実際の選考と就活中にやることは多岐に渡りますが、これらを全て自分の価値基準での判断でおこなっていると、いつの間にか視野が狭くなっているということもあります。

就活エージェントを利用してプロに相談し、客観的な意見をもらいながら就活をすることで、この問題を解決するのも良いでしょう。また、一人で悩み続けていると心身の不調にも気づきにくくなってしまいます。

柴田 登子

自分の考えを声に出して誰かに話せば、迷いが消えたり、意思決定ができたりするものです。また、その考えを自分の耳で聞くことで、別の感覚器を通るので新たな気づきを得られます。

そのため、就活には一人で向かわず、誰かと話しながら進めていきましょう。

内定をとれた企業に深く考えず承諾する

つらい就活の中で内定がとれたとき「ずっとほしかった内定がようやくとれた!」と承諾を急いでしまうのは避けましょう。一度立ち止まることも大切です。

焦って承諾する前に、冷静になって考えてみてください。承諾を保留にしたいと思った場合は、企業にきちんと理由を話すことで待ってもらえることもあります。内定がとれた企業について自分がどう思っているのか、落ち着いて向き合いましょう。

内定が出たからといって自分にマッチしない企業に入ってしまっては入社後に離職リスクが高まることになります。大切な将来がかかっている就活なので、勢いで内定を承諾することは避け、後悔のないようにしてくださいね。

内定承諾の判断方法はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしましょう。
内定承諾に迷う人が持つべき判断基準|NGな考え方も解説

内定をもらいましたが、本当に承諾してもいいか迷っています。最後に意思決定するには何を決め手にすればいいでしょうか?

鈴木 洵市

企業比較の表を作成して定量的に判断しよう

内定の意思決定について迷ってしまう場合には、企業を比較できる表を作ってみると良いですよ。

企業を判断する軸を何個か定めておき、「それぞれ〇点を満たせば合格」などと設定しておくと良いでしょう。定量的に判断することで、「自分にマッチした企業である」と納得感を持って承諾できます。

内定がとれないときは理由を把握して正しく行動しよう!

内定がなかなかとれないからと言って、それは決して負け組ではありません。焦らず内定がとれない理由を分析し、効果的な対策をするよう心掛けてください。

また、就活がつらいと感じているときにも、これまで紹介してきたようにさまざまな対処法があります。ぜひこの記事を参考にして、納得のいく内定を目指して頑張ってくださいね。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は大手人材サービス企業で、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援・女性活躍推進事業に従事。NPOでの勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。