この記事のまとめ
- 就活をやめたい理由はさまざま存在する
- 就活をやめることも選択肢だがリスクを理解することが大切
- 発想と行動を転換することで「就活をやめたい」は脱却できる
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この記事を読んでいる人に
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面接やグループワークなど、これまでの学生生活では経験してこなかったようなことを求められる就活。アルバイトくらいしか働いたことがない中で、やりたいことや志望動機なんて聞かれてもうまく答えられないものです。
思ったよりもうまく進められないことから、「就活をやめたい」と感じる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、キャリアアドバイザーの上原さん、冨岡さん、岩﨑さんのアドバイスを交えつつ、「就活をやめたい」と感じた時の対処法や早く就活を終わらせる方法について解説していきます。
「就活をやめたい……」と感じたら、ネガティブな発想をポジティブに転換していこう!
うまく進められない就活に対して、「やめたい……」「逃げ出したい……」といったようにネガティブに感じてしまうこともありますよね。そんなネガティブな発想も少し工夫をこらせば、ポジティブに転換していけるものです。
この記事では、まず「就活をやめたい」と感じる要因について解説していきます。該当するものがないかチェックしてみましょう。次に就活を実際にやめる場合の選択肢やリスクなどについて解説していきます。
そのうえで、やめたいと感じる就活をポジティブに転換させていく発想や行動の具体例を解説していきます。就活をやめようと考えている人は、一度立ち止まってぜひ実践してみてください。
また、最後に就活を早く終わらせる方法について解説していきます。ぜひ参考にして、就活を成功に導いていきましょう。
就活をやめたい、何もしたくないと感じる人は、こちらの記事でそんな状態からの脱却法を解説しているのでぜひ参考にしてください。
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そもそもなぜ「就活をやめたい」と感じてしまうのか
就活をやめたいと感じてしまう理由
- ESや面接で落ち続けるから
- 面接が怖いと感じてしまうから
- 自分のやりたいことがわからないから
- 周りの友達が内定を取っているから
- 授業やバイトとの両立ができていないから
- 社会人になることが不安だから
就活をやめたいと感じること自体は当たり前です。慣れていないことやストレスに感じることをし続けることは辛いですよね。
就活をやめたくなってしまう理由はさまざま存在しますが、「就活をやめたい」というネガティブな思考は、見方や発想を変えるだけでポジティブに変換していくことができます。
就活をやめたいと感じてしまう理由について、いくつか解説していくので、まずは原因を押さえていきましょう。
①ESや面接で落ち続けるから
自分の中で自信を持って作成したエントリーシート(ES)やある程度対策をした面接で落ちると、自分を否定されたような感覚になり、落ち込んでしまいますよね。ましてや何社も落ち続けてしまったり、志望度が高い企業であれば、就活をやめたいと感じるのも無理はありません。
ですが、企業側も無作為に学生にお祈りメールを送っているわけでありません。企業側は「自社に合うか」という基準で判断しています。そのため、縁があれば選考は進みますし、努力や過去の経験ではどうしようもできない運も選考通過においては作用します。
したがって、入社してから「なんか違う」と感じることを未然に防げていると考えましょう。
選考で落ち続けてしまう人は、ESをコピペで使いまわすのではなく、企業ごとに内容を変えたり、面接も振り返りをきちんとおこなって、改善を繰り返しましょう。
また、新たな会社を受ける際には、過去の結果は関係ありません。入社する会社が1社決まれば十分です。悲観的にならず、振り返りをしっかりとおこなって、常に新しい気持ちで臨んでいきましょう。
すでにエントリーした企業全てに落ちてしまった人は、以下の記事も参考にしましょう。今からでも挽回する方法を解説しています。
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②面接が怖いと感じてしまうから
「面接で失敗したらどうしよう」「変なことを言っていると思われたらどうしよう」なんて考えてしまうと面接が怖いと感じてしまいますよね。
また、面接が進むにつれて管理職や役員、社長など責任のある立場の人と接する機会が増えていきます。そんな中で過度に緊張して、何も話せなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。
また、緊張しやすい性格だったり、人見知りの人も面接を怖いと感じてしまうかもしれませんね。
初めてのこと、慣れないことに対してはどうしても緊張してしまいますよね。
選考の場であることは理解しているものの、どのように振る舞い答えればいいのかわからないと不安が先行してしまうので、模擬面接などの面接練習を通して、場慣れしておきましょう。
面接が怖いと感じるのは当たり前です。ですが、ほとんどの恐怖心は意識で変えていくことができます。次の記事では、面接で感じる恐怖心への対処法について解説していきます。参考にしてみてください。
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③自分のやりたいことがわからないから
面接などで頻繁に聞かれる「入社後にやりたいことは何ですか?」という質問ですが、多くの就活生がこの質問に悩まされています。
これまで学生をしてきた皆さんにとって、就活になって突然入社後にやりたいことを聞かれても困ってしまいますよね。明確に見つかっているほうが珍しいです。
選考が進む過程でやりたいことが明確になってくる場合もありますが、やりたいことが見つからないままだと「一旦就活をやめた方がいいのではないか」「入社しても別にやりたいことではないからすぐにやめてしまうのではないか」と感じてしまいます。
また、やりたいことが見つからないことで就活のモチベーションが上がらず、周りが内定をもらっていても、自分だけ内定がないといった状況もありますよね。
やりたいことがないのは当たり前です。入社後に任された仕事に真剣に取り組むことが新入社員には必要なことなので、思い悩まなくて大丈夫ですよ。
「やりたいこと」が面接で聞かれる意図としては、「配属の目安にする」「やる気を見ている」などが考えられます。意図を組んだうえで答えていきましょう。
④周りの友達が内定を取っているから
就活をともに進めてきた友達が内定を取り始めていく中で、自分だけ内定がないという状態は辛いですよね。
「自分は周りよりも劣っているのではないか」「友達は内定をもらって遊んでいるけど、自分だけ……」といった発想になってしまうかもしれません。
ですが、就活は内定までのスピードを競うものではありません。また、就活の終了タイミングは人それぞれです。落ち込むことなく、自分の道を信じて取り組んでいきましょう。
周りの人と比べてしまう心理は競争心や焦りから起こるものです。自分がやりたいこと、未来につながること、この状況を変えるためには何をすれば良いのかを考えて、思いついたことを行動に移してください。
自分自身に集中することで他のことを考える時間はなくなります。
内定が取れない時は、何かしらの要因が存在します。次の記事では、内定が取れない人の特徴を踏まえて、対処法やNG行動について解説しています。内定が取れず悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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⑤授業やバイトとの両立ができていないから
単位の関係で大学を休めなかったり、生活費や学費を自分でまかなっている人はバイトのシフトを減らせないなど、就活との両立が難しい人もいるかと思います。
時間を捻出しても日々の疲れから、就活に身が入らないこともありますよね。気負いしてしまい、心身が疲弊してしまっては本末転倒なので、就活をやめたいと感じてしまうのも無理はないでしょう。
大学の授業・研究、アルバイト、就活の3つを両立している皆さんは、自分でも気が付かないうちに就職後に役立つ力を身につけています。
忙しいからこそ、段取りや効率を考えて行動していたり、チームワークを大切にしているなど、今の苦労は将来的に役立つので自信を持ってくださいね。
⑥社会人になることが不安だから
面接などを通して、「難しい仕事を自分はできるのだろうか」や「同期よりも実力が劣っていたらどうしよう」といった社会人になることへの不安を抱いてしまうものです。
また、就活ではこれまで気にしてこなかったようなマナーや責任感が求められます。これらは社会人でも同様に求められるものです。
普段、意識してこなかったものだからこそ、面接が進んでいく中で「社会人」になることに対して漠然とした不安を抱くのも無理はないでしょう。
アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見る就活で不安を感じるのは当然のこと
社会人になることに不安な気持ちを感じるのは当然の事です。新しい環境で頑張ろうとしている現れで、自然な感情といえます。
社会人として活躍する先輩たちも最初は、新人から一歩踏み出していきました。よくわからないことばかりなので、失敗することに不安を感じてしまっているのかもしれません。
新人は失敗して当然だからこそ、失敗から学んでいける
新人は失敗して当然ですし、新人だから許されることは多いものです。わからないことは、どんどん自ら質問すればいいだけです。
どんなことでも質問できるのは、新人の特権と言えます。自分から進んで質問するようにしてください。不安を解消するためには、あれこれ考えるのではなく、まずは動いてみることです。
失敗してはいけないと思い込まずに、新人は失敗から学んでいけるので、不安に思いすぎずに前を向いて歩んでいきましょう。先輩たちは優しく接してくれますよ。
社会人になることが不安で、「就職をしたくない」と感じてしまう人も多いのではないでしょうか。次の記事では、就職する場合としない場合のメリット・デメリットややるべきこと、前向きに捉えるためのコツを解説しています。参考にしてみてくださいね。
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就活にストレスを感じ、「就職したくない」と思う人もいると思います。就活のストレスを解消すると、前向きに臨むことができるかもしれません。ストレス解消法はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
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就活は初めての経験や正解がないなど不安に感じる要素が多くあります。以下の記事では不安に感じた際の対処法をまとめているので参考にしてみてください。
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こちらのQ&Aでは就活ノイローゼについてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
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就活が全てではない! 就活以外の選択肢を考えてみよう
就活以外の選択肢
- 進学
- 起業・フリーランス
- 就職留年
- フリーター
新卒一括採用や卒業後にすぐに会社に就職するという考えは日本特有の文化です。就活は人生を左右する重要な節目ではありますが、大学を卒業したら必ずしも就職しなければいけない訳ではありません。
では、具体的にどのような選択肢があるのでしょうか。就職以外の選択肢について解説していくので参考にしてみてください。
進学
大学のうちに就活をしない選択肢の中で多いのが大学院進学です。自分の研究をさらに突き詰めていきたい人や自己実現のために必要なことを学びたいという人にはおすすめです。
また、理系の大学院であれば、研究室の教授からの推薦で人気企業に進める場合もありますが、確実に推薦がもらえる訳ではありません。通常の選考でも院卒というだけで特別扱いされる訳ではないので注意が必要です。
加えて、大学院生の就活は大学院1年生の秋頃から就職活動が始まるため、入学して半年程度で就職活動を始める必要があります。そのため、両立が大卒以上に大変です。
大学院進学は学費もかかるため、家族など周囲の人と相談して決めましょう。
所属している大学よりレベルの高い大学院に入学し、最終学歴にできることも1つのメリットです。研究に特化した環境も用意されているので、研究の幅や深さを広げることができます。
起業・フリーランス
「人の下で働くのが嫌だ」「自分が実現したいことは会社に入ることでは実現できない」といった人におすすめなのが、大学卒業後に起業したり、フリーランスとして活動していくことです。
起業やフリーランスは自由な働き方ができたり、人間関係のストレスなどは軽減されます。
一方で、社会人としてのスキルやマナーなどを自分で習得していく必要があります。また、プログラミングやデザインなど、何かしらのスキルがないとそもそも仕事がないため、第三者の資金援助がない場合は、収入も不安定になってしまいます。
- 営業経験やスキルはないのですが、起業したいです。失敗しても改めて就活をすればいいのではないかと考えています。その場合のリスクなどはありますか?
新卒採用と時とは違い、条件が厳しくなる
書類審査の時点で、卒業後に起業したのちに就活、という経歴にいい印象を持たれない可能性があります。新卒採用の時とは条件が厳しくなってくるという認識を持っておく必要があります。
一方で、ベンチャー系の企業など挑戦する姿勢を評価してくれる会社もあります。その際はどんな思いで起業したのか、失敗からどんなことを学び、今自分はどんなことをやりたいのか意思を明確に伝えられるようにしましょう。
「就職が嫌だから起業した」というマイナスな理由では、挽回が難しくなることは念頭に置いてくださいね。
就職留年
就職留年とは
新卒就活に再チャレンジするためにあえて大学を留年して卒業しない方法
休学したり、あえて単位を落としたりする就職留年も選択の1つです。これにより新卒採用枠で就活をおこなえたり、一度落ちた企業に再チャレンジすることができます。
また、情報や経験が豊富なこともあり、前回の就活よりも有利に選考を進められます。一方で、留年や休学する場合はその分の学費が必要となるので、大学院進学同様に家族の理解が必要ですね。
就職留年をすると、再度新たな学生と競争することになります。
一度不合格になった企業にはデータが残っているので、再受験は不利に働く可能性があります。ですが、新たな業界や今まで気づかなかった企業を受験することは、新たなチャンスにつながりますよ。
就職留年と就活浪人どちらが就活に有利になるのか知りたい人はこちらのQ&Aを参考にしてみてください。
フリーター
大学を卒業して、やりたいことを見つけられるまでフリーターとして生きることも選択肢の1つです。
フリーターは非正規での雇用となるので、職場を変えやすかったり、時間の融通が効きやすかったりと融通が効きます。そのため、就職に向けて興味のあることをおこなうことができます。
一方で、フリーターから正社員になることは新卒で就活をするよりも成功率が低く、生涯賃金や月々の給与などの給与面でも周りの同級生と差がついてしまいます。また、雇用が安定しているわけではないので、契約更新がなされなかったり、シフトに入れないなど、収入も安定しないというデメリットも押さえておきましょう。
大学時代のアルバイトとは違う職種で働くことは、仕事を通して視野が広がり、やりたいことにつながることがあります。
今までの経験からやりたいことが見つかっていないのならば、思い切って違う環境で仕事をしてみるのも1つの方法です。
就活をやめることで起こり得るリスク
就職以外にも選択肢は多数あります。自分がやりたいことが見つかるのであれば、就職以外の道に進むことは将来的に皆さんにとってプラスになるでしょう。
一方で、リスクも存在します。新卒一括採用が当たり前となっているからこそ、リスクをしっかりと押さえて、自分の進路を決めていく必要があるのです。
具体的なリスクについて解説していくので、メリット・デメリットをしっかりと押さえて、選択してくださいね。
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既卒扱いになるので応募できる企業が限られる
大学を卒業して、起業やフリーランス、フリーター、就職留年を選択した後に改めて就職を選択した場合、新卒採用には参加できず、既卒採用(未経験での中途採用)での応募となる場合があります。
既卒採用とは
新卒で就職をせず、そのまま卒業した人を対象とした採用。正社員経験がない人や正社員経験が1年未満の人、フリーランスなどで企業に属したことがない人が対象。
既卒採用の場合、全ての企業が募集している訳ではありません。既卒で募集している企業は限られているため、新卒での就活と比較すると選択肢は少なく、いきたいと考えている会社や既卒として挑戦しようと考えている会社は、そもそも募集をおこなっていない可能性があります。
既卒の定義はこちらの記事で詳しく解説しているので、既卒就活をイメージできていない人は参考にしてください。
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アドバイザーコメント
富岡 順子
プロフィールを見る「就活に失敗した」という理由は既卒採用での就活が難しくなる
企業は、就活と仕事を重ねて見ています。
仕事には達成しなければいけない目標やタスクがあり、そこには納期や締め切りが決まっています。どのようにしたら期限内に目標が達成できるか個人、チームでスケジュールを立て、PDCAを回しながら遂行していきます。
就活を振り返ることが大事
就活も内定を取るという目標に対して、PDCAを回していくことになります。うまくいかないのであれば、どうしてうまくいかないのかという要因分析が必要になります。
「書類審査が通過できない」「面接で不合格になってしまう」という結果に対して、「自己分析ができていないから」「面接での受け答えがわかりにくいものになっているから」と掘り下げ、見つけた点を一つひとつ改善していきましょう。
自分のうまくいかない点を克服し、次の試験に臨むと手応えが得られたり、また違った課題が見つかったりと、一歩一歩ステップアップしていくことができます。
就活に失敗した要因を克服せずに既卒採用を受けにくる学生は、仕事を任せたとしても自分で課題や改善点を見つけようとせず、成果を出せないまま時間だけをかけるのではないかという懸念を持たれかねません。
新卒枠で応募しても落ちてしまう可能性が高い
大学卒業後から就活を実施する場合でも、企業によっては新卒採用に参加できる場合があります。
ですが、企業側からブランク期間に対して懸念を持たれてしまう可能性があります。既卒採用と同様に、ネガティブな理由は敬遠されてしまいます。
また、就活ではグループワークなどを実施しますが、周りは大学生なので自分の状況に対して引け目に感じてしまう場合があります。
以前よりも既卒によくないイメージをもった企業は減ってきています。
ですが、「なぜ既卒として就活をしているのか」を説明できないとどの選考も難しいので、答えられるような準備は必要です。
情報収集が大変になる
大学を卒業した後に就活をおこなう場合、大学院進学を除いて、大学のキャリアセンターを利用できません。
加えて、大学の友達やクラスメイトなどで就活をやっている人はほとんどいないので、情報が入りにくくなります。
新卒時の就活経験を活かすことができるというメリットはあるものの、ビハインドがあるということを理解して、自分なりに情報収集していく必要があるのです。
新卒の就活では、ツールやサービスも多く、情報は得やすいですが、既卒採用に特化したツールやサービスが少ないため、情報収集が新卒と比較して、難しいといったこともあります。
「就活をやめる」場合の判断は慎重におこなうべき
解説してきたように「就活をやめる」ことはリスクがあります。それでも自分のやりたいことや目標の実現のために、就活をやめる場合は慎重におこないましょう。
チャンスが多い新卒枠での就活を勢いでやめてしまい、後々後悔するのは避けたいですよね。そうならないためにも、「就活をやめる」場合の判断で注意するべき点について解説するので、検討している人は参考にしてみてくださいね。
最終的にプラスになる選択肢かを考える
「新卒で落ちた会社に再チャレンジしたいから」「大学院で知識をつけて高度な職種にチャレンジする」などの理由は将来的にプラスになり得る選択肢です。
一方で、「あまり真面目に就活せず、内定がない」「就活がつらいので自由度が高いフリーターやフリーランスになりたい」といった理由では、将来的にプラスに作用するとは想像しにくいですね。
就活をやめる場合には、それが自分にとってプラスになる選択かどうかを考えていきましょう。考える観点としては、次の内容が該当します。
プラスの選択肢となる考え方の例
- 自分のやりたいことに紐づいた資格やスキルを習得したいから
- 自分が就職したい職業は〇〇という資格が必要だから
- 〇〇の研究をしたいから
- 公務員になりたいから
- 第一志望の会社でしかできないことがあるが、選考で落ちてしまったから
アドバイザーコメント
岩﨑 千夏
プロフィールを見るまずは逃げずに自分と向き合ってみよう
「就職活動を頑張ってきたけどどこにも内定がもらえないから辞める」といった消極的な考えはよくありません。つらいのはわかります。体力的にも金銭的にもメンタルもしんどくなることがあります。
辛いから逃げるという姿勢でいると、これから社会人になるこのタイミングで逃げ癖がついてしまうかもしれません。就活よりも、社会に出てからのほうが圧倒的に辛いことは多いので、この時期は冷静に、自分と向き合うチャンスだと思うくらいが良いです。
卒業まで諦めなければ道は開けてくる
また、秋採用や通年採用の会社も多くあるので、卒業まで諦めないことです。興味のある会社だけでも調べるなどして、自分に選択肢を残しておくのも良いでしょう。
そうしているうちに、環境や気持ちも変わって、もっとやりたいことが出てきたり、別の道が開けてくるかもしれません。内定が出ないからといって焦りすぎないことも大切です。迷ったときは、社会人の話を聞いてみるのもひとつです。
多くの社会人は挫折経験や失敗経験があるので、気づきにつながることもありますよ。
自分1人で決めてしまうのは危険
就活は将来を左右する重要なタイミングです。就職をやめる場合、勢いで決めてしまいがちですが、自分だけで決めてしまわずに周りの客観的な意見を持って判断していくほうが納得を持って進められます。
また、「就活をやめたい」という悩みは一人で抱え込んでも解決するものではありません。
まずは両親など、身近な大人に相談してみることがおすすめです。社会人の先輩として、皆さんの性格や特徴を踏まえて、アドバイスをしてくれると思います。
特に、大学院進学や就職留年の場合、学費が発生します。その学費を支払うのが家族の場合は自分一人で決められることではありませんよね。そこも踏まえて、誰かに相談して決めてから、判断するようにしましょう。
大学のキャリアセンターや就活エージェントのキャリアコンサルタント・キャリアアドバイザーに相談しても良いですね。
- 両親には叱られてしまいそうなのですが、どのように話すのが良いでしょうか?
就活がうまくいかなかった理由を正直に話す
就活がうまくいかなかった理由を正直に話し、反省すべき点は反省していることを素直に話しましょう。
「努力不足だった」「こだわり過ぎていた」といった反省点や、自分の納得する働き方を実現したいという前向きで熱意のある理由をきちんと説明することが大切です。
また、就活の失敗で「本当にやりたいことがわかった」「キャリアプランが明確になった」と前向きに捉えていることを加えても良いですね。
「就活やめたい」の脱却方法①「発想」を転換しよう
ここまで解説した内容をふまえて就活を続行する場合、まずは「就活をやめたい」という気持ちから脱却し、前向きに就活と向き合えるようになることが重要です。
悩みから解放されるために、「発想」の転換をしてみましょう。いくつか解説していくのでぜひ実践してみてくださいね。
39点以下は危険!就活の弱点を克服するために今すぐ診断しよう
就活では気をつけるべきことが多いです。いざという時に「その対策はしていなかった…」と後悔したくないですよね。
後悔せずに就活を終えたい人は、今すぐ「就活力診断」で診断しましょう。たった30秒であなたの弱点を判定し、これからするべき就活対策がわかるようになります。
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就活や選考の捉え方を変える
就活を進めていく中で「就活が目的」になってしまっている人がいます。就活は目的ではなく、社会人になるための手段です。将来的に歩んでいきたいキャリアがあったり、経済的に就職する必要があったり、など自己実現の手段として就活があります。
就活が目的になってしまうと「失敗してはいけない」「内定を取らないとまずい」といった発想になってしまうので、捉え方を変えて考えてみることも大事です。捉え方について、いくつか解説していくので参考にしてみてくださいね。
就活は企業だけではなく学生も選ぶ立場にある
就活では学生が選考に応募し、企業側から合否の連絡を受けることになります。そのため、立場的には学生側が弱いと感じてしまうかもしれません。
たくさんいる学生の中から企業が学生を選ぶのと同様に、学生も数ある企業の中から選んでいく側面が存在します。企業も学生から選ばれる立場なのです。
自分が弱い立場と考えるのではなく、学生である皆さんが企業を見極める場として就活をしていきましょう。学生にも企業を選ぶ権利はあるというわけです。
日本国憲法(第22条)では、全ての人が基本的人権の一つとして「職業選択の自由」を保証されています。
雇用主にも「採用の自由」は認められていますが、応募者の基本的人権を侵すことは認められてはいません。学生の皆さんにも選択する権利があるのです。
内定はゴールではない
「就活で有名企業の内定をもらう」「内定を複数社からもらう」といったように内定を得ることがゴールになってしまっている人がいます。
ですが、内定がゴールになってしまっていると、選考に通過したか否かで一喜一憂してしまいます。
確かに有名企業から内定をもらえたり、複数社の内定を持っていることは「就活で努力をした」とも受け取れますが、内定はゴールではなく社会人へのスタートラインです。むしろ、スタート前の準備運動が終わったくらいです。
自分が何のために就活をしているのかを改めて考えてみましょう。
アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見る入社は社会人のスタートラインに立ったに過ぎない
就活を進めることで、多大な労力を費やしてきました。希望の企業から内定をもらうことを目標として、頑張ってきたので、達成したときの喜びはひとしおのものでしょう。
ですが、内定を得た途端に脱力感を感じ、燃え尽き症候群に陥ってしまうかもしれません。考えれば当然のことですが、入社することは社会人のスタートラインに立ったに過ぎません。これからの社会人生活で活躍し、充実した日々を過ごすことを目指して、頑張っていけるかが大事なのです。
自分自身がどうありたいか考える
社会人が、学生時代と一番違うことは、自分自身の道を自分で切り開いていく楽しさがあるということです。学生時代には、決められたカリキュラムに沿って歩み、良い点を取ることが良いとされてきました。
社会人になると状況は大きく変わります。学生時代の試験と異なり、「自分は何がしたいのか」「どうありたいのか考えること」に正解は一切ありません。
ありたい姿を想像して、実現する道を歩んでいくことになります。自分の歩み方次第で将来はいくらでも変えることができます。自分の夢や目標を目指して、着実に一歩一歩を進んでいく楽しさを味わってください。
就活は幅広く企業を見れる貴重な機会
会社に入社すると、業界によっては取引先が同じ業界になったり、逆に同じ業界の人は競合になるため、話をしづらいといったことがあるでしょう。
一方で、就活は「金融業界の説明会に参加したから、IT業界の説明会に参加できない」といったことはありません。また、企業も説明会やインターンなど、新卒を採用するために莫大なお金と時間をかけています。したがって、自分の興味がある領域や興味がある内容に対して、制限を問わず話を聞くことができるのは就活のメリットです。
- 幅広く業界をみた結果、どれも選べないという状態になってしまいました。どのようにして絞っていけば良いでしょうか?
2通りの選び方から考えてみよう
業界を絞って活動できる人もいれば、いろいろな話を聞いてみたいと考える人もいます。どれも選べない時の対処法方法は「興味のない業界を消去法で考えてみる方法」と「職種から考えてみる方法」の2つがあります。
たとえば、興味のない業界が不動産と食品業界だったなら、業界地図などを参考に、不動産と食品業界にかかわりのある業界や企業の話をまんべんなく聞いてみると良いです。
「職種から考えてみる方法」は、営業職を軸として業界問わず見ていく方法です。営業は新規開拓もあればルート営業、法人営業など、さまざまです。見ていく中で絞っていくのもおすすめで すよ。
理想の将来像を描く
就活は、自分が将来どんな人生を歩んでいきたいかをしっかりと考えることができます。
プライベートでどんな生活を送りたいのか、社会人としてどんな仕事をしてみたいのか、「普通は〜」「一般的には〜」という固定概念にとらわれず、自由に考えてみましょう。
目指すべき姿や目標があることで、モチベーションを維持することができたり、やるべきことが明確になり、思考が前向きになっていきます。
誰もが幸せになるために生きていて、仕事はその人の人生の一部です。
将来、お金がたくさんあれば幸せな人、感謝されたい人、自分なりの幸せの意味合いから考えてみるのも手ですよ。
就活終了後にやりたいことを考える
企業研究や業界研究、面接練習など、就活期間中は選考の対策で忙しいですよね。また、大学の授業やアルバイトなどがあり、友達と遊んだり、趣味の時間を作ることもままならないという人もいるかと思います。
そんな人は就活が終わってからやりたいことを考えてみましょう。友達と遊ぶ、旅行に出かけるなどさまざまあるかと思います。内定が取れたら、行ってみたかったお店に行ったり、欲しいものを買うなどでも良いでしょう。
何かしら自分に対して、ご褒美となるものを決めておくのがおすすめですよ。
入社までの期間は、学生最後の貴重な時間です。学生のうちにしかできないことをやってみると良いでしょう。やってみたかったアルバイトにトライするのもおすすめです。
他人と比較するのを辞める
就活を進めていく中で陥りがちなのが、他人との比較です。友達は自分よりも内定が多いとか、友達は自分よりも選考が進んでいるといった比較は、気持ちがネガティブに作用するだけなので、意味がありません。
就活は競争ではなく、自分の人生を決めるための手段です。
ですが、比較でも良い比較も存在します。たとえば、「友達はWebテスト対策をしているのに自分はまったくやっていないからやらなきゃ」「友達は面接対策をしているけど自分はあんまりできていないからもっと頑張ろう」といったものです。
このように違う目標に向かって切磋琢磨していく仲間と考えて「比較」していきましょう。
- 性格的に人からの評価を気にしてしまい、他人と比較してしまいます。どのように気持ちを変換していけば良いでしょうか?
自分のために使う時間を増やす
生活に支障が出ない範囲で、SNSの情報をシャットダウンすることです。必要以上の情報は人と比べてしまう要因を生みだします。人のことをシャットダウンし、自分だけのことを考える時間を増やしていきましょう。
自分のことを一生懸命考えていると、他人にかまっている時間はなくなります。「自分がやりたいこと」「未来につながること」を考えて行動しましょう。どうせやらなければならないのなら、楽しくやってみることです。
大学のキャリアセンターに相談してみることもおすすめです。自分のために使う時間が増えると状況は変わります。現状を変えるために何をすれば良いのかを考えて、思いついたことを思い切って実行してください。
「就活やめたい」の脱却方法②「行動」を変えてみよう
「発想を変えてみたけど、いまいちピンとこない……」「一瞬は変わるけど、またネガティブに戻ってしまう……」という人は行動も変えていきましょう。
人間の行動は習慣化されているので、発想だけではなく、行動自体も変えていく必要があります。就活をやめたいという気持ちを脱却していくために、具体的に行動するべきことについて解説していきます。
自己分析を見直してやりたいことを明確にする
自分のやりたいことや向いていることが見つからない人は、自己分析をしてみましょう。
自己分析をすることで自分の強みや弱みを理解することができ、面接での回答内容にブレがなくなったり、仕事とのミスマッチを防ぐことができます。
自己分析の方法はいくつか存在しますが、自分史を作ってみることがおすすめです。
自分史の作り方
- 表を作って、小学校・中学校・高校といった形で過去の経験を書き出す
- 洗い出した過去の経験を喜怒哀楽でわける
自分史を作成することで、自分が何に喜びを感じたり、怒りを感じるのか可視化することができます。喜びに該当するものが自分の好きなこと、怒りや悲しみを感じることが苦手なこと、楽しさを感じたり、楽にできていたことが自分の得意なことです。
自分史の作成を通して、好きなことや得意なことからやりたいことを見つけていくことができますよ。
アドバイザーコメント
富岡 順子
プロフィールを見るモチベーショングラフの作成もおすすめ
自分史を作成したら、モチベーショングラフも一緒に作成してみてください。モチベーショングラフとは縦軸をモチベーションの高低、横軸を時間でとり、自分史で振り返った事柄や感情を元に今までのモチベーションを見える化するグラフのことです。
自分史では好きなことや得意なことに着目してやりたいことを見つけましたが、モチベーショングラフで注目して欲しいのは谷の出来事です。挫折や、マイナス体験を元に自分には何ができるのか考えていきます。
挫折経験からやりたいことが見つかる
マイナスからプラスに転じた出来事は転機とみなせます。そこから挫折や、失敗を乗り越えてきたことが理解できます。その経験から自分がどんなことを感じたか、今一度振り返ってみてください。
私は高校生の頃勉強についていけなくなり、思いきり挫折を味わったことがあります。しかし、その経験があったからこそ、勉強がわからない生徒の気持ちがわかるので授業を工夫したり、生徒に寄り添える先生になりたいと思うようになりました。
どうしても得意なこと、好きなことに目がいってしまいますが、実はマイナスとして経験した出来事から、自分の強みや世の中の問題点を見つけることができます。自分ごととして捉えられるからこそ、その問題を解決してみてはいかがでしょうか。
やりたいことや理想の将来像は漠然としてしまうものです。次の記事では、「やりたいこと」の見つけ方や伝え方について解説しているので、やりたいことや理想の将来像が見えていない人は参考にしてみてください。
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選考での改善点を見い出す
就活における選考は大きく「書類」と「面接」の2種類に分けられます。選考がなかなか通過しない人は、それぞれどちらの選考で苦戦しているのかを振り返ってみましょう。
それぞれの場合について、押さえておくべきポイントを解説していくので参考にしてみてくださいね。
書類で落ちてしまう場合
企業によって提出する書類は異なりますが、書類選考で提出を求められるものは、ESや履歴書が一般的です。
まずはESや履歴書で以下のポイントが問題なくできているか確認してみましょう。
書類で注意するべき点
- 内容の抜け漏れがない
- 求める人物像や入社後の職種などを押さえられている
- 志望動機は企業に沿ったものを作成できている
- 誰が読んでもわかりやすい書き方で記載できている
- 自分の長所・短所や強みなどに一貫性がある
これらを守れていないと「選考に通過しない書類」を提出し続けていることになります。上記の注意点を押さえて、「受かる書類」を作成していきましょう。
手書きで作成する場合は、字を丁寧に書きましょう。上手でなくても丁寧に書かれた書類は、読み手に熱意を伝えることができます。
同じように証明写真も自動撮影機で済まさずに、プロのカメラマンに撮ってもらった方が本気度を伝えることができます。
どちらも印象の残り方が全然違うので、効果的ですよ。
次の記事では、書類選考で落ちてしまう人向けに書類選考でみられるポイントや押さえておきたい点・差別化できる部分を解説しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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面接で落ちてしまう場合
面接では「マナーが守れているか」と「受け答えは適切か」の大きく2つの要素を押さえておく必要があります。
マナーで主に押さえておきたいポイントは次の通りです。
マナーで押さえておきたいポイント
- 敬語など、正しい言葉遣いをする
- 髪を切るなど清潔感のある身だしなみになっている
- Web面接の場合、通信や周囲の環境は整っている
就活でのマナーは企業も重視しているポイントの1つです。マナーを守れていないとどんなに優秀な受け答えでも悪印象を与えてしまい、選考に落ちてしまうといったことは十分にあり得ます。しっかりとマナーを押さえて臨んでいきましょう。
面接マナーは重要視されていますが、具体的にどのような点に注意すれば良いかわからない人もいるかと思います。この記事では、Web、個人、集団と形式を問わず面接マナーについて解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
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受け答えでの注意点
- 提出した書類と一貫性のある受け答えができている
- 質問に対して、端的にわかりやすく回答できている
- 企業の求める人物像に沿った回答ができている
面接での質問に対して、しっかりと答えられているかどうかは大前提として、企業の求める人物像に回答が沿っているかどうかも重要です。回答に対して、答えられるようにしっかりと準備しておきましょう。
面接の受け答えでは、自分らしく、ということが最も大切だと思います。
合格できるESが売られていたり、絶対に逆質問をしなければならないという謎ルールがあるようですが、関係ありません。
用意してきた回答ではなく、自分を理解してもらいたいという気持ちで話すことが重要です。
面接での質問は幅広く、事前に質問内容を想定するとしても1人では限界があるかと思います。次の記事では、面接の質問150選や回答例文を交えて、回答方法や答えられない時の対処法について解説しています。参考にしてみてください。
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面接はある程度質問を想定することができます。特に一次面接の場合はどの企業も基本的な質問内容は同じです。次の記事では一次面接で押さえておきたいポイントについて解説しているので参考にしてみてくださいね。
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自分の好きなことや趣味の時間を作る
就活のことだけを毎日考え続けるのは大変ですよね。確かに就活は入念な準備や対策をおこなう必要がありますが、「就活をやめたい」と感じてしまう人は自分の好きなことや趣味の時間を作っていきましょう。
たとえば、観たいと思っていた映画を観に行ったり、好きなアーティストのライブに行ったりなどです。
気持ちが落ち込んだ状態での面接は、採用担当者や面接官に良い印象を与えづらいものです。1日30分、1週間のなかで1日など、就活に影響が出ない程度自分の好きなことや趣味の時間でリフレッシュし、気分転換していきましょう。
自分が落ち着ける、お気に入りスポットを探してみるのもいいですね。
公園のベンチに座ってぼけっとする。お気に入りのカフェでぼけっとする。ホッとする時を感じることができるものです。そんな場所があると、社会人になっても気持ちを落ち着かせることができますよ。
家族や友達に相談する
人間は人に話を聞いてもらうだけでマイナスの感情から解放されると言われています。これは、カタルシス効果と呼ばれています。
カタルシス効果
不安や不満、イライラや悲しみなどネガティブな感情を口に出すと苦痛が緩和され、安心感を得られる現象を指す心理学用語
面接などの選考に参加するのは自分自身なので、どうしても個人でどうにかしないといけないと考えてしまいますが、そんなことはありません。
就活で行き詰っている部分やうまくいかない部分を家族や友人に相談してみましょう。カタルシス効果により、自分自身の悩みや不安が和らぐはずです。
また、家族の場合、社会人の先輩としてアドバイスをくれるかもしれないですし、友人の場合は激励してくれるかもしれません。
一時的に就活をやめてみる
就活をやめることはリスクと解説しましたが、食欲がない、眠れないなど体調面にも影響がある場合や、つらい気持ちがずっと続くといった状態の人は、一時的に就活をやめることも選択肢です。
「就活をやめたい」と思いながら選考に参加しても良いパフォーマンスは出せず、選考も通りづらいでしょう。
辛い状態で就活を続けて精神を壊してしまう前に、まずはメンタルを回復させることを優先しましょう。
アドバイザーコメント
岩﨑 千夏
プロフィールを見る他人と比較できない環境を作ることも大事
就職活動は、人によって千差万別です。すぐに内定が出て終わる人もいれば、卒業が迫っているのにと焦ってしまう人もいます。そんな中でよくあるのが、人と自分を比べてしまうことです。自分は自分、と言い聞かせていても友人が内定をもらったと聞けば、心中穏やかでいられない人もいると思います。
今は情報が非常に多く入り、欲しくない情報まで入ってきてしまう時代です。SNSはしばらくアプリを消す、ゼミに行く回数を減らして刺激を受けないようにするなど自分なりの対策をしていきましょう。
自分にできることを見極めて無理をしない
就職活動をいったん休憩する場合も、エントリーした企業から連絡が来たりスカウトが来たりする可能性はあるので、ナビのマイページを確認するようにしておくと良いでしょう。
企業訪問は難しいが情報収集はできるといった場合もあるので、どのレベルまではできそうかを見極めて、無理はしないようにしましょう。
いくら内定をもらっても、最後に絞り込めるのは1社だけなので、運命の1社にまだ出会えていないだけ、という気楽な気持ちを持っておくと良いですよ。
とにかく早く終わらせたい…… 就活を早く終わらせる5つの方法
就活を早く終わらせる5つの方法
- 就活エージェントを利用する
- OB・OG訪問を実施する
- 逆求人サイトに登録してスカウトをもらう
- 選考直結型のイベントに参加する
- 早期選考枠に参加する
内定がない状態では焦ってしまいますよね。面接や書類など、就活を見直してみてもすぐに内定が出るわけではないので、さらに不安に陥ってしまうでしょう。
最近では、さまざまな就活サービスやイベントが存在するので、これらを活用することで就活を早く終わらせることができます。いくつか解説していくので就活を早く終わらせるためにも参考にしてみてください。
就活への疲れから、就活をやめたい、早く終わらせたいと感じる人もいるかもしれません。その場合、まずは以下の記事を参考に疲れを軽減させましょう。
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就活に疲れた人への休息の手引き|絶対にやってはいけないことも解説
就活に疲れたときは休憩をはさみながら自分のペースで対策を進めましょう。この記事では就活に疲れたときのメンタルケアの方法や就活との向き合い方、就活を効率化する方法などをキャリアコンサルタントが解説します。
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①就活エージェントを利用する
就活エージェントとは
就活生一人ひとりにアドバイザーが付き、プロの視点から就職活動を包括的に支援してくれるサービス。
就活エージェントでは希望にあった企業の紹介をおこなっています。また、内定をもらうために必要な面接や書類の対策をおこなってくれるため、1人で進めるよりも効率よく内定に到達することができます。
加えて、就活エージェントは就活のプロなので、悩んでいることや不安に感じていることなど、「就活をやめたい」という気持ちに対して、話を聞いてくれたり、アドバイスをくれるでしょう。
おすすめの就活エージェントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめの就活エージェント
就活エージェントの人も良かれと思って、いろいろと情報をくれたり、アドバイスをしてきてくれます。
しかし、就活を進めるのは就活生本人なので自分にとって苦しいペースだなと思うときは、遠慮せずはっきりとその思いを伝えましょう。
場合によっては担当者を変えてもらうことも大切です。
②OB・OG訪問を実施する
自分の大学のOB・OGは同じ大学で境遇が似ていることもあり、他の人にはわかってもらえないような悩みや不安を相談しやすく、先輩としてのアドバイスをもらうことができます。
また、最近では大学や学部に関係なくOB・OG訪問ができるアプリなども主流です。自分の悩みに対して、検索する機能があったり、企業によってはそのまま採用につなげてもらえる場合もあるので、就活を早く終わらせることもできます。
次を参考に活用してみてくださいね。
おすすめのOB・OG訪問向けアプリ
採用担当では聞きにくいような「実際の社員の姿」を見ることができるのも大きいですよね。
採用担当者は自社アピールに長けていますから、そうではない部署の人からみた時の会社について、理解を深めることができます。
いざOB・OG訪問をはじめたくても、はじめ方がわからないという人は多くいるかと思います。次の記事では、OB・OG訪問の探し方や準備、質問例などを解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅
OB・OG訪問は社員のリアルな声を聞ける貴重な機会です。万全の準備をして最大限に活用しましょう。この記事ではOB・OG訪問の準備方法やマナーなどについてキャリアコンサルタントが解説します。OB・OG訪問を実施し、就活を成功させましょう。
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③逆求人サイトに登録してスカウトをもらう
就活サービスの中には、プロフィールや自己PRなどを登録したら企業からスカウトが届く、逆求人サイトも存在します。
また、逆求人サイト内には、自己分析ツールなどもあるため、自分の強みや弱みが見つけられていない人にとっては、自己分析にも役立てることができます。
さまざまな業界が登録しているため、自分が今まで検討していなかった業界からスカウトが届く場合があり、新しい気づきや発見があるかもしれませんよ。
おすすめの逆求人サイト
逆求人サイトは、自分の自己PRに対して興味を持ってくれた企業から声がかかるので、自分から応募していくタイプの就活よりも時間や労力を省くことができます。
面接も面接官が興味を持ってくれている状態からスタートするので、気持ちも楽に臨むことができますね。
④選考直結型のイベントに参加する
選考直結型イベントとは
複数社の企業が参加する、説明会と選考がセットになった就活イベント
選考直結型イベントでは、一次選考やESが免除になったりする場合があります。そのため、他の学生よりも有利に就活を進めることができますよ。
また、選考としてグループワークを実施しますが、イベントによってはグループワークのフィードバックなどをもらえます。グループワークが苦手な人は練習する場として活用するのもおすすめです。
おすすめのグループワークイベント
選考直結型イベントでは、スピード感をもって選考が進んでいくことと、担当者に覚えてもらいやすいこともメリットとして挙げられます。
書類では伝わらない「その人らしさ」も出すことができるでしょう。
⑤早期選考枠に参加する
通常、面接は大学4年の6月以降から実施しますが、企業によっては大学3年の3月以前に面接など選考を受けることができる早期選考枠を用意しています。
早期選考枠の参加条件は企業によりますが、早期選考枠がある企業では、インターン参加者やOB・OG訪問を実施した学生向けに特別選考枠を設けています。そのため、まずはインターンへの参加やOB・OG訪問をしっかりとおこなうと良いでしょう。
時期によってはインターンを終了してしまっている場合があるので、志望企業はインターンを実施しているか確認してみましょう。
どうしてもつらい場合は就活をやめるのも1つの手
就活では、何十社というエントリーに対して、全て落ちることも珍しくありません。そして、何十社も落ち続けるのは、精神的にも削がれてしまうものです。
ここまで「就活をやめたい」という気持ちの脱却方法を解説してきましたが、それでもどうしても就活をつらいと感じる人もいるかもしれません。
せっかくの新卒就活の機会を活用するに越したことはありませんが、精神的につらいようであれば就活をやめてしまうのも手です。「就活うつ」という言葉もあります。就活をやめた時のリスクもありますが、無理して続けて精神的な負担を受けすぎると、かえって良くない事態にもなりかねません。
アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見る精神的につらい時はリラックスできることをしよう
一人で考え込んでいると気分が落ち込むものです。ぜひ大学のキャリアセンターで相談にのってもらいましょう。
また、睡眠は必要です。10時間を目処に寝てみましょう。そしてできれば早く起きて、ちょっと熱めのお風呂に入ってみてください。朝から気分が穏やかになります。
宝塚の舞台を見に行くのもおすすめですよ。意外と一人で来ている人はいるもので、女性に限らず男性も来ています。夢見心地の世界に浸ることができるので、気分がリセットされます。
今の自分ができることを探してアクションを起こしてみよう
また、今できることにフォーカスしてみてください。できないことをやろうとすると、なかなかうまくいきませんし、しんどくもなります。 今の自分ができることで、自分がやりたいことや自分の未来につながることを選択して行動してみましょう。
できることをやってみると意外とやることが多く、時間が過ぎてしまいます。余計なことを考える暇がなくなりますよ。
こちらの記事では就活うつについて詳しく解説しています。対処法なども紹介しているのであわせて参考にしてみてください。
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就活うつは素早い対処が肝心! 相談先やならないための予防法を解説
「就活うつかもしれない」と感じたら早めに対処することが大切です。キャリアアドバイザーとともに、就活うつのサインを見抜く方法や取るべき行動を解説。また、これから就活が本格化する学生に向けて、就活うつにならないための予防法も解説します。
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就活はいいことばかりではありません、プレッシャーなどからつらいと感じてしまいますよね。次の記事では、就活をつらいと感じている人向けに、就活をつらいと感じる原因や対処法、前向きに行動していく方法について解説しています。参考にしてみてください。
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就活がつらい人必見! 心が軽くなる対処法を原因別に解説
就活がつらいときは、まずその気持ちを受け入れましょう。そして、就活がつらいと感じる原因に向き合い、正しく対処することが大切です。この記事ではポジティブになれる行動などをキャリアコンサルタントと解説します。
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「就活をやめたい……」と感じたら負の感情をポジティブに転換して、次の一歩を踏み出そう!
就活には苦労が伴いますよね。楽しかった大学生活と比較して、急に現実を見たり、社会から必要ないと言われているような感覚になってしまうかもしれません。
そんな時は思いつめないで、まずは負の感情をポジティブに転換してみましょう。
就活はあくまで手段です。人生を左右するものではありますが、ここでダメだからといってこれまでの人生すべてが台無しになるわけではありません。この記事で解説したことを参考に負の感情から脱却して、次の一歩を踏み出してくれることを切に願っています。
アドバイザーコメント
岩﨑 千夏
プロフィールを見る就活は自分のペースで進めていこう!
私も学生時代は周囲と比べたりプレッシャーを感じていたこともありましたが、比べるのは人ではなく自分自身です。
うまくいかないことがあるのは当たり前ですし、周囲でうまくいっている(ように見える)人が羨ましいのも自然なことです。周囲の人がうまくいっているように見えるのは、そう見せているだけで、見せ方が上手なのです。
人にどう見られているかをわかっているうえでの見せ方上手な人です。なので、気にしないようにするのが一番ですよ。
就活は全てではないからこそ、前向きに取り組んでいくことが大事
また、就活は数ある中の人生の選択のうちの一つであり、大きな岐路ですが、これで人生のすべてが決まるわけではないことも頭に入れておいてほしいです。
たとえ、第一希望の企業からお祈りメールが来ても、それで人生がアンハッピーになることはありません。どんな状況でも前を向いて、何を学ぶかで幸福度が決まると思います。悲観しすぎず、大きな気持ちで就活をしていきましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/HR&Sパートナーズ代表
Chinatsu Iwasaki〇大学理系学部卒業、大手インフラ企業の人事として勤務。開業後、企業の採用コンサルティングや就職支援などをおこなう。現場感と対話を大切にしている
プロフィール詳細