この記事のまとめ
- 珠算検定を履歴書に書くときは何をアピールするか明確にしよう
- 就活のプロが珠算検定を履歴書に書く学生に期待する能力とは
- 珠算検定を履歴書に書くと評価されやすい業界を解説
珠算検定は、そろばんを使った計算や暗算のスキルを示せる資格です。皆さんのなかには自分の持つ珠算検定の資格を履歴書でどのようにアピールすれば良いのか、悩む人もいるのではないでしょうか。
珠算検定を履歴書に書くか悩んだときは、3級以上を取得している場合がおすすめです。さらに、珠算検定を取得している場合は履歴書の資格欄に記載するだけでなく、アピールポイントを明確に伝える意識を持ちましょう。
この記事では、珠算検定を履歴書に書くときにおすすめの級数や、履歴書での書き方をキャリアコンサルタントの野村さん、古田さん、高尾さんと一緒に解説します。自分が持っている資格をアピールする方法を理解して、就職活動に役立てましょう。
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珠算検定を履歴書に書くときはアピールポイントを明確にしよう
珠算検定は計算力や数値への理解力を示せる資格であるため、履歴書に記載してアピールしたいと考える人は多いはずです。しかし、履歴書での資格記載の正しいルールを知らなかったり、珠算検定から何をアピールしたいのかを明確にできなかったりすれば、評価にはつながりません。
この記事の前半では、履歴書に記載できる珠算検定の級数や書き方のルールについて解説します。自分が持っている珠算検定の級がアピールできるのかを判断し、正しい書き方で資格欄に記載しましょう。
そしてその後で、珠算検定を履歴書に書くことでアピールできるスキルや珠算検定が評価されやすい業界・職種を解説します。珠算検定のどのようなポイントがどんな業界・職種でアピールできるのかを知り、履歴書の資格欄以外でもアピールして、自身の評価を底上げしましょう。
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履歴書に書く前に! 珠算検定の基礎知識
皆さんにとって、珠算検定は馴染み深い資格かもしれませんが、採用担当者によってはどのような資格か詳しく知らない可能性があります。面接で採用担当者に聞かれてもきちんと説明できるよう、まずは珠算検定についての基本情報を押さえておきましょう。
この章では、珠算検定の基礎知識を解説します。持っている資格をただ履歴書に書くのではなく、どのような資格なのか理解して、何を伝えたいのかまで考えましょう。
珠算検定はそろばんを使った計算能力を測る検定
周知のとおり、珠算検定は、そろばんを使った計算能力を測るための検定で、資格を取得していると計算能力や暗算能力を持っているとアピールできます。試験では見取り算やかけ算、割り算などが出題され、実際にそろばんを利用しながら問題を解いていきます。
現在では電卓やExcelの式などを利用して計算する企業が多いため、実際にそろばんを利用して業務をおこなう企業は多くありません。
しかしそろばんを学ぶことで培った計算力や暗算能力は、計算が多い経理の仕事や建設業界など、さまざまな業界や職種で役立てられるため、資格を取得している場合はアピールしておいて損はないのです。
取得したタイミングが幼少期であっても、資格の有効期限はないため、就職活動でも問題なく記載ができます。
珠算は迅速かつ正確な計算能力を示すものであり、多くの職種で役立ちます。
また、集中力や忍耐力、論理的な思考力や問題解決能力があることのアピールにもつながるため、職種によっては高い評価につながる可能性があるのです。
また、ほかにも就職活動に役立つ資格がないか気になる人は、下記の記事で解説しているため、持っているものがないか、今からでも取得が間に合うのか考えましょう。
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珠算検定の運営団体はおもに3つに分かれる
一言で珠算検定といっても、運営団体はおもに3つに分かれているため、履歴書に記載するときは自分が取得している検定の団体はどこなのか確認しておきましょう。
履歴書に資格を書くときは正式名称で書くことが鉄則です。珠算検定は運営団体ごとに資格の名称が異なるため、誤った内容を記載して虚偽の報告をしてしまわないよう注意してください。
また、珠算検定で有名な運営団体は上記の3つですが、ほかにもそろばん教室が独自の検定を実施している可能性もあるため、資格証明書や表彰状などで正式名称を確認しておくと安心です。
珠算検定で履歴書に書くなら3級以上がおすすめ
珠算検定を履歴書に書くときは3級以上にしておくと、企業で役立つ計算能力や暗算能力のアピールにつながります。
3級より下の級の記載が禁止されているわけではないものの、採用担当者によっては、「低い級数で挫折したのだろうか」ととらえられる可能性も否定できません。せっかく自分の能力をアピールしようとしたにもかかわらず、かえってマイナスの印象になっては損をしてしまいます。
もちろん、3級より上の2級や1級などを取得している場合は、より高い計算能力・暗算能力をアピールできるため、積極的に記載しましょう。また、珠算検定によっては準3級が存在する場合もありますが、3級より下の扱いになるため、記載は避けると安心です。
- 珠算検定の準3級を持っているのですが、3級以上でなければ履歴書への記載は避けたほうが良いのですか?
3級以下の級は志望動機や自己PRでアピールしよう
準3級は3級より下の扱いとなるため、記載することで逆に評価が下がるリスクがあります。ただし、経理職を目指している場合、珠算検定で得たスキルを別の項目でアピールする方法もあります。
たとえば、自己PR欄に「珠算検定準3級取得を通じて培った計算力や忍耐力を活かし、経理業務に貢献したい」と記載することで、資格自体ではなくスキルや意欲の強調が可能です。
また、3級以上の取得を目指している場合は「受検予定」として記載することで向上心をアピールするのも良い方法です。
資格欄を書くときの基本! 珠算検定をアピールするときの履歴書の書き方
珠算検定をアピールするときの履歴書の書き方
- 取得した珠算検定の正式名称を書く
- 取得した珠算検定を古い順番に書く
- 勉強中で取得前の場合は「受検予定」と書いておく
履歴書は企業に提出する公的な書類であるため、珠算検定をアピールする際に正しい書き方を押さえられていなければ、採用担当者に「履歴書の書き方がなっていない」ととらえられ、ビジネスマナーを疑われてしまいます。
そこでここからは、履歴書に珠算検定を書くときの適切な書き方について解説します。資格の書き方は珠算検定に限らないため、この機会に身に付けて、今後の履歴書作成に役立てましょう。
取得した珠算検定の正式名称を書く
珠算検定は、運営団体によって異なる正式名称があります。履歴書に珠算検定を書くときは、自分が試験を受けた運営団体に合わせた正式名称を記載しましょう。
珠算検定の運営団体はおもに3つに分かれるで解説した運営団体の正式名称は以下のとおりです。
運営団体ごとの珠算検定の正式名称
- 公益社団法人 全国珠算教育連盟:全珠連 珠算検定
- 一般社団法人 日本珠算連盟:日珠連 珠算能力検定
- 公益社団法人 全国珠算学校連盟:全国珠算技能検定試験
上記以外の珠算検定を取得している場合も、資格を証明する認定証に正式名称が記載されているため、認定証にある通りの検定名を記載してください。
また、企業によっては認定証の提出を求められる場合もあるため、認定証を家のどこかにしまっている人はいつでも確認できる状態にしておくのがおすすめです。
珠算教室独自の検定は公式資格ではないため、履歴書への記載は慎重に検討しましょう。記載する場合は「○○珠算教室独自検定」と明示し、非公式であることを示します。
また、自己PR欄で珠算を通じて得た計算力や集中力を具体的に伝えれば、信頼性が高まり有効なアピールとなるはずです。
取得した珠算検定を古い順番に書く
過去に珠算検定を複数に分けて受検した場合、資格の取得年月日が級によって異なります。3級以上の複数の珠算検定を異なるタイミングで受検している場合は、取得したタイミングが古いほうから順番に記載しましょう。
年 | 月 | 免許・資格 |
2021 | 2 | 日珠連 珠算能力検定 3級合格 |
2022 | 2 | 日珠連 珠算能力検定 2級合格 |
珠算検定を取得する間にほかの免許や資格を取得している場合は、間に別の資格が入っても問題ありません。
年 | 月 | 免許・資格 |
2021 | 2 | 日珠連 珠算能力検定 3級合格 |
2021 | 10 | 普通自動車第1種運転免許 取得 |
2022 | 2 | 日珠連 珠算能力検定 2級合格 |
取得した資格が多くて書ききれない場合は、一番高い級の珠算検定のみ残し、ほかの資格を記載しましょう。
勉強中で取得前の場合は「受検予定」と書いておく
まだ珠算検定を勉強中で、資格が取得できていない人は取得予定の資格の右側に「受検予定」と記載しておくことで、資格取得に向けて努力していることを伝えることができます。自分の能力を高めるために勉強しているという情報は、採用担当者から見ても向上心を感じるポイントです。
就職活動に向けて珠算検定の資格取得を考えている人は、まだ3級を持っていないからといって諦めず、アピールにつなげましょう。
年 | 月 | 免許・資格 |
2025 | 2 | 日珠連 珠算能力検定 3級 受検予定 |
履歴書に資格欄で好印象を残すためには、書き方のルールを理解しておきましょう。こちらの記事では履歴書の資格欄を書くコツを解説しているため、併せてチェックしてください。
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高評価につなげよう! 珠算検定を履歴書でアピールするときのコツ
せっかく履歴書に珠算検定を記載するのであれば、採用担当者の印象に残るアピールのコツを理解しておきましょう。珠算検定などのような保有資格は、資格欄だけに書くのではなく、志望動機や自己PR欄でもアピールすることで、履歴書の内容にも一貫性が増し、さらに自分の魅力を伝えられます。
ここでは、珠算検定を履歴書でアピールするコツを解説します。珠算検定を採用担当者に最大限にアピールするために、必要な知識を身に付けておきましょう。
珠算検定で得た強みを活かせる仕事を想定して貢献意欲を示す
企業に勤めてからそろばんを使用して業務にあたる機会は少ないため、珠算検定をアピールするときは資格取得で得た強みを仕事に活かす方法を考えておきましょう。
たとえば、珠算検定を取得するにあたって高い集中力を身に付けられているとしたら、それは効率的に仕事を進めるために役立つ能力といえるため、珠算検定によって培った強みととらえることができるのです。
ほかにも、資格取得に向けて努力したことや、計算をおこなう際の思考力などは、仕事のさまざまな場面で活かせます。自身の目指す職種に合わせた活かし方を考えて履歴書で伝えることができれば、あなたの持つ珠算検定の資格を高く評価してもらえるかもしれません。
- 珠算検定を通して計算力以外にどんな強みが得られたのかピンときません……。
持続力や継続力などのスキルが身に付いている
たとえば、集中力を保つための持続力や、資格を取得するための努力を継続する力があります。また、複雑な計算問題を解くことで、問題解決能力もアップするでしょう。
さらに珠算では、迅速で正確な回答を求められるため、論理的思考力も強化されます。
ほかにも、幼少期に取得した場合は、友人と遊ぶ誘惑と戦いながら、検定に向けた準備を進め、計画を立てて取り組んだことでしょう。目標設定や時間管理能力も身に付いたはずです。
こうした経験は、仕事で役立つものもたくさんあるため思い出してみましょう。
段位だけではなく資格取得によって学んだことも伝える
珠算検定を履歴書に書くときは、段位をアピールするだけでなく、資格取得をするときに何を学んだのか記載すると内容に具体性が増します。
履歴書の資格欄には保有している資格の名前や級数だけを簡潔に記載すべき場所であるため、珠算検定の取得によって得た学びは、志望動機や自己PRの項目でアピールしましょう。
皆さんは珠算検定の取得を目指すに当たって、勉強のスケジュールを立て、試験日に間に合わせるように何度も計算練習を重ねてきたはずです。珠算検定を取得するためにスケジュール管理をおこなった計画力や、勉強を続けてきた精神力は、企業に勤めてからも仕事のあらゆる場面で活かせます。
そのため、履歴書で珠算検定の段位だけでなく取得までに培ってきたスキルや自己成長まで併せて伝えることができれば、採用担当者に評価される可能性が高いといえるのです。
さらに、資格を取得するときに自分がどのような努力をしたかを伝えることで、採用担当者に「ただ珠算検定を持っている」だけでなく、「珠算検定を取得するために努力をした」という評価につながります。同じ珠算検定を持っている人でも、エピソードがあるだけで、印象の残り方が大きく変わるのです。
珠算検定をアピールした学生では、「暗算力を活かして店舗の在庫管理を効率化した」という具体的なエピソードが印象に残っています。
採用担当者にとっては、具体的な成果やエピソードを数値で表現して、「業務効率化やミスの削減」へ期待度が高まりました。
珠算検定を履歴書の志望動機や自己PRでアピールするなら、それぞれの書き方も理解しておきましょう。こちらの記事では志望動機の書き方と自己PRの書き方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
志望動機
志望動機の作り方大全|就職支援のプロが好印象を残すコツを解説
自己PR
例文20選|自己PRが簡単に書けるテンプレートで就活準備を効率化
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採用担当者に能力を示そう! 珠算検定で企業にアピールできるスキル
珠算検定で企業にアピールできるスキル
皆さんのなかには、珠算検定を持っているものの、この資格が就活においてどんな強みになり得るのかわからない、という人もいるかもしれません。
珠算検定を持っていることで、どのようなことを企業にアピールできるのかを知り、自分が目指す業界や職種に合ったスキルをアピールすることで、「珠算検定から仕事に活かせる能力を養えている」と採用担当者から評価してもらえます。
この章では、珠算検定で企業にアピールできるスキルを5つ解説します。自分が採用担当者に持たれたい印象に合わせて、内容を考えましょう。
瞬発的な集中力
珠算検定では、時間内に出題された問題を計算するために、瞬発的な集中力が求められます。さらに、珠算の問題はテキストに書いてあるだけでなく、読み上げられた内容を聞き取りながら計算する必要があるのです。
特に、級数が上がるにつれて出題される問題の桁数も増えていくため、より瞬時に集中し、スピーディーに計算することが求められます。
珠算検定を持つ皆さんは、問題が読み上げられている間、常に集中力が必要となる状況で何度も計算を重ねてきたはずです。そのため皆さんは、こうしたそろばん計算の過程で瞬時に集中する力を培えている可能性が高いといえます。
集中力は、作業の効率を高めたり、ミスなく業務を遂行したりするためには必要不可欠なスキルです。
そのため、履歴書の珠算検定のアピールでこうした集中力を発揮できることを示せれば、「常に集中して真面目に業務に取り組んでくれそうだ」「集中して取り組む姿勢によって職場全体の士気も高めてくれそう」などと企業側から評価してもらうことにつながります。
就職活動で集中力をアピールする場合は、効果的な伝え方も併せて理解しておきましょう。下記の記事では集中力を就活で伝える方法を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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集中力があることを自己PRするためには、きをつけなければならないポイントがあります。工夫せずに伝えるとマイナスな印象になりかねないので注意しましょう。記事ではキャリアコンサルタントと集中力の自己PR法を解説します。
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指示を素早く理解する能力
珠算検定の試験では、試験官が読み上げる問題を理解して、珠を正しく移動していく必要があります。そのため、珠算検定を取得している人には、相手の指示を瞬時に理解して、行動できる力が備わっている可能性があるのです。
仕事では、先輩や上司から指示やアドバイスをもらいながら進めていくことも多々あります。そのときに、指示された内容がきちんと理解できないと、仕事でミスをしたり、なかなか仕事が終わらなかったりしてしまうかもしれません。
指示を素早く理解して行動に移す能力は、企業の業務を円滑に進めるうえでとても重要な資質です。だからこそ、履歴書の珠算検定のアピールでこの能力を示すことで、仕事に関する飲み込みの早さや理解力の高さなどを採用担当者にアピールできます。
数値理解力
仕事では、計測したデータをもとに広告の運用方法を考えたり、前年から売上が下がっている原因を考えたりとさまざまなシーンで数値が利用されます。そのため、仕事における数値の意味が理解できないと、企業が成長するためのアイデアを出せなくなり、活躍が難しくなるのです。
仕事上で使用する数字の桁数は多いこともあるため、計算式を見たときに求めるべき式が思い浮かばないと、答えを出すときに時間がかかってしまいます。そうなると、業務にかかる時間は多くなり、仕事が円滑に進まなくなるのです。
パッと見たときや聞いた瞬間に計算を進める必要がある珠算を続けていると、数字を理解するスピードが高まり、計算するべき事柄が明確になるため、業務スピードを高めることにつながります。
- 履歴書の自己PR欄で数値理解力をアピールする際、スキルをわかりやすく証明するにはどうすれば良いですか?
具体的なエピソードや実績を交えて説明しよう
たとえば、「珠算検定3級を取得し、正確かつ迅速な計算力を身に付けました。このスキルを活かし、前職では経理業務の効率化とミス削減に貢献し、ミスを30%削減しました。」といった具体例を挙げると説得力が増します。
また、資格を通じて得られた数値理解力や集中力、問題解決能力が実務にどう役立つかを具体的に示すことで、採用担当者に強みを伝えることができます。
珠算検定で培った数値理解力が単なる知識ではなく、実務に直結する強力な武器であることを効果的にアピールしましょう。
このように、自己PRでは単に資格を持っている点を述べるのではなく、その資格を活用して実際にどのような成果を上げたかを具体的に示すことがポイントです。
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作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
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目的を達成するための忍耐力
珠算検定は小学生でも取得が可能な資格ですが、決して楽に取れる資格ではありません。そのため、珠算検定で3級以上の高い級を履歴書に記載すると、資格取得のために継続的に努力を続けてきた忍耐力を伝えられます。
珠算検定はそろばんという計算器具を使っておこなうため、計算の数字の桁も大きく、級が高くなるほど一度に計算する数字の数も増えて難易度が高まるのです。そのため、高い級数の珠算検定を取得するためには、たくさん計算をおこなって反復練習をしなければいけません。
珠算検定を取得する過程において皆さんは、少しずつ困難なことに立ち向かえる忍耐力を少しずつ身に付けているといえます。
仕事ではトラブルが起きても原因を見つけ、解決方法を考えていく必要があるため、つらいときにも諦めない忍耐力は重要です。忍耐力を採用担当者にアピールするときは、困難を乗り越えるためにどのように努力したかを伝えると、状況が想像しやすくなり評価を得やすくなります。
忍耐力を就職活動で伝えるときは、アピールのコツを理解しておくと採用担当者の印象に残る確率が高まります。こちらの記事では忍耐力のアピール方法を解説しているため、併せてチェックしておきましょう。
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自己PRで「忍耐力がある」はOK? 例文17選を職種・経験別に解説
忍耐力の自己PRは、入社後の活躍イメージを連想させることで有効なアピールとなります。この記事では、キャリアコンサルタントと共に忍耐力の自己PRの効果を最大化する方法を解説。エピソードや職種別で例文も紹介します。
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経理や会計関係のスキル
経理や会計関係の仕事は業務で数字を避けることは難しいため、珠算検定で身に付けた数字への理解力の高さがあれば、働き始めてからも活躍できる可能性が高まります。
経理や会計関係の仕事は、業務をしている時間のほとんどに数字が関係するため、数字に苦手意識がある人では務まりません。
一方で、珠算検定を取得している人は数字を前にしても集中力を維持できる可能性が高く、さらに計算能力を有している傾向があります。そのため、経理や会計関係の仕事で採用すると、活躍してくれるイメージが持ちやすいのです。
目指す職種が経理や会計関係の人で、まだ珠算検定の3級以上を取得していない場合は就職活動が本格化する前に取得しておくと、就活の際に有効なアピールの一つになり得ます。
資格欄は資格のみを記入するため、アピールしたいことがある場合は、特技欄や自己PR欄に記入しましょう。
実績がある場合は、「月間○件以上の複雑な計算業務を処理」といった、数字で表現すると伝わりやすくなります。
就活のプロが解説! 企業が珠算検定を持っている学生に期待する能力とは
履歴書で珠算検定をアピールするときは、採用担当者が学生にどのような能力を期待しているか理解しておくと、志望動機や自己PRとも絡めて自分の魅力を伝えやすくなります。
そのために、この章ではキャリアコンサルタントの野村さんに採用担当者が珠算検定を持っている学生に期待する能力を解説してもらいます。アピールするべき部分を理解して、珠算検定で就職活動を有利に進めましょう。
アドバイザーコメント
野村 芳克
プロフィールを見る業界によって珠算検定を持っている学生に期待する能力は異なる
珠算検定を持つ学生に対して、企業が期待する能力は以下の点が挙げられます。
まず、金融業界では正確さや迅速な計算力が求められます。珠算検定で身に付けた暗算力や数値感覚は、大量のデータや金額を扱う場面での即応力として高く評価されるのです。
次に、建設業界では資材の計算や工程管理など、数値を扱う業務が多いため、数値理解力や集中力が求められます。珠算検定を通じて養われた細かい部分への注意力や正確さは、業務の精度を高めるうえで役立ちます。
さらに、教育業界では、珠算を教えるスキルやその効果を説明する力が重要です。自身の経験を活かして、珠算検定で学んだことを他者にわかりやすく伝える指導力が期待されます。
また、珠算を使ったトレーニングが教育現場でどのように役立つかを具体的に示せると、大きなアピールポイントになります。
珠算検定で得られる能力を活かせる場は多い
珠算検定は単なる計算能力の証明だけでなく、忍耐力や計画性、問題解決能力などの汎用的なスキルも示しています。
これらのスキルは業界を問わず重宝されるため、目指す業界に合わせて具体的なエピソードや成果を交えたアピールを心掛けましょう。
ESに悩んでいる就活生は
大手内定者の「ES回答例100選」を活用しよう!
・内定者のESを参考にしたい
・大手志望で就活準備をしている
スキルはここで役立つ! 珠算検定が評価されやすい業界・職種
皆さんのなかには、どのような業界や職種で珠算検定が特に評価されやすいのか気になる人もいるかもしれません。
珠算検定の資格そのものや、資格取得の過程で培ったスキルが活かしやすい業界・職種を知っておくことで、珠算検定を履歴書に書くべきかどうかの判断基準になることに加え、よりその業界・職種の仕事内容に合ったアピールにつなげることができます。
そこでここからは、珠算検定が評価されやすい業界・職種を解説します。自分の目指す業界や職種と異なる場合でも、何が魅力なのかを理解して、親和性がないか考えましょう。
金融業界
金融業界は、銀行や証券会社などが含まれており、業務を進めるにあたって常に数字が関係してくる職業です。そのため、履歴書で珠算検定の取得をアピールすることで、数字への強さがアピールでき、採用担当者の目にとどまる可能性が高まります。
たとえば、金融業界の営業職を目指している場合は、個人に向けて資産運用の提案をしたり適した保険商材を勧めたりします。そのためには、顧客の資産内容に合わせて計算をすることが欠かせません。
採用担当者から見ると、珠算検定を取得している学生は桁数の多い計算でも素早く対応できるととらえられるため、大きな金額を扱うことの多い金融業界では強みになるのです。
金融業界を目指す場合は、トレンドを理解しておきましょう。こちらの記事では金融業界のトレンドや選考対策を解説しているため、併せて参考にしてください。
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金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖
金融業界は、さまざまな特徴があります。選考を受けるなら、多角的に理解することが大切です。この記事では金融業界の動向や業種、職種、金融業界独自の選考対策などについて、キャリアコンサルタントと解説します。
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また、金融業界で有利になる資格をほかに知りたい人は、下記のQ&Aコンテンツでも解説しています。
建設業界
建設業界では、設計図を作成するときや必要な資材を用意するときなど、数字を使う場面が数多くあります。そのため珠算検定を取得している学生は、採用担当者から見て計算が早く、数字に強い人材として評価してもらえる可能性があるのです。
建設業界では、事務的な場面以外の現場でも数字が多く関係してきます。たとえば、一人あたりに一日どの程度施工できるかを判断する歩掛かりや、資材の強度や単体での重さなどはすべて数値化されています。
これらの数字を理解して業務を進めなければ、安全性を担保できないだけでなく、現場を作業する職人の人とのやりとりもうまくいかない可能性があるのです。
ほかにも、建設業は作るものの規模の大きさから、費用面でも大きな数字が出てくることが多いです。直接職人とかかわる仕事以外でも、成約につなげる営業の仕事でも、数字への強さは役立ちます。
建設業界を志す場合は、業界が抱える課題を理解したうえで志望動機を作成しましょう。下記の記事では建設業界の志望動機作成方法や課題を解説しているため、目を通しておきましょう。
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教育業界
珠算検定を持っており人に教えることが好きな人であれば、珠算塾に勤めることも可能です。一般企業へ就職する場合、珠算を利用して働く機会は多くありません。しかし、教育業界であれば、慣れ親しんだ珠算を、後の世代に残す手助けができます。
珠算検定を取得している人であれば、珠算での計算が早くなるためのコツを理解しており、初めて珠算に挑戦する人にも教えやすくなります。自分の好きな珠算を、ほかの人に伝えるのはやりがいのある仕事となるのです。
採用担当者から見ても、講師側が珠算検定を取得していれば、生徒へ教えるときも即戦力になるイメージを持たれやすい傾向があります。珠算関係の仕事に就きたい人は、履歴書で所持している資格を明記し、採用担当者へアピールしましょう。
- 珠算塾や教育業界では珠算検定を持っている人も多そうなのでアピールがかぶりそうで不安です……。
自分の持つ実績や成果を背景から示して差別化しよう
教育業界で珠算検定を差別化してアピールするには、単に資格を持っていることを述べるだけでなく、具体的な実績や成果を自分なりの行動とともに伝えましょう。
たとえば、「珠算を活用して生徒の計算力を〇%向上させました」といった具体例を挙げます。
また、珠算検定を活かした独自の指導方法や工夫点を紹介し、「ゲーム形式で楽しく学べる環境を提供しました」という感じで自分なりに取り組んだことを示すことで、ほかの候補者との差別化が図れます。
さらに、珠算以外のスキルや資格と組み合わせて総合的な強みをアピールし、自己PR欄では忍耐力や問題解決能力などのソフトスキルを具体的なエピソードとともに伝えましょう。
採用担当者に多面的な魅力を効果的に伝えることができれば、ほかの候補者と差別化できます。
教育業界への就職を目指す場合は、採用担当者にアピールするべきポイントを理解しておきましょう。こちらの記事では教育業界の志望動機を作成するコツを解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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教育業界の志望動機は、業界のトレンドを意識して書くと採用担当者に業界への理解が伝わります。この記事では、教育業界の志望動機の書き方や注意点をキャリアコンサルタントと解説します。教育業界への理解を深めて、志望動機作成へ役立ててください。
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事務職
数字を扱う事務職というと、経理が思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。しかし実際には一般事務や営業事務、医療事務などさまざまな事務職でも数字を扱ったり計算をおこなう業務は多いです。
たとえば、決算書や契約書などの作成や金額算出など、事務職において数字は切っても切り離せないものです。そのため、事務職の履歴書で珠算検定を記載することで、採用担当者へ書類に書かれた数字の意味を理解できる能力をアピールすることができます。
また、事務職の仕事は長時間パソコンに向かっていることも多く、集中力が求められます。珠算検定で鍛えた集中力をアピールすれば、採用担当者の印象に残る確率が高まるのです。
事務職は人気の高い職業のため、目指す場合は他者との差別化を意識しなければいけません。こちらの記事ではそれぞれの事務職の特徴や志望動機の書き方を解説しているため、一緒にチェックしておきましょう。
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営業事務の魅力とは? 対策必須の4つの準備で選考を勝ち抜こう
経理・会計
珠算検定が役立つ仕事として、経理・会計関係が思い浮かぶ人も多いはずです。経理・会計関係の仕事は業務上で数字や計算を必要とする場面が多いため、珠算検定を取得している場合は、積極的にアピールしましょう。
経理や会計関係では、企業の売上や経費を管理するために日々帳簿をつけるほか、税金の管理や、決算書の作成などもおこないます。そのため、素早く計算する能力だけでなく桁の大きな数字を扱うことも少なくないのです。
経理・会計関係の仕事を志望している人が履歴書で数字への強さや計算力をアピールすれば、採用担当者にとっても魅力的に映る可能性が高まります。履歴書に記載するときは志望動機や自己PRに資格取得までの具体的なエピソードを記載すると、ほかの学生とかぶらずに自分なりのアピールができます。
- 経理の仕事を目指す場合、珠算検定と併せて履歴書でアピールしておくと良い資格や検定はありますか?
自分のキャリビジョンに合わせた資格取得がおすすめ
珠算検定に加え、経理職を目指す際は日商簿記検定が有効です。特に、簿記3級は経理の基礎知識として役立ち、2級以上で即戦力として評価されやすくなります。
また、Microsoft Office Specialist(MOS)資格もアピールに有効です。経理の仕事ではExcelの使用頻度が高く、MOS Excelはデータ管理や分析スキルの証明となります。
さらに、税務に関心がある場合、税理士試験科目合格やファイナンシャル・プランナーの資格も取得を検討しましょう。
これらの資格は数字への強さや業務理解を示すうえで効果的なため、自身のキャリアビジョンにもとづき、取得資格の関連性を履歴書で具体的に伝えることが重要です。
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珠算検定を履歴書に書く際は仕事との関連性を示して選考を突破しよう
珠算検定を履歴書に書くか悩んだ場合は、資格を取得することでアピールできる能力が仕事に活かせるかで考えましょう。たとえば、金融業界や建築業界など、数字への強さが求められる職業は数多くあるため、自分の目指す業界が含まれるか考えることがおすすめです。
また、資格取得に向けておこなった忍耐力やスケジュール管理能力をアピールする方法もあります。
珠算検定は人によっては小学生で取得している資格ですが、決して簡単に取れる資格ではありません。だからこそ、採用担当者に効果的にアピールして、選考突破を目指しましょう。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見る珠算検定に関係する実績や成果をエピソードに交えることが成功の秘訣
珠算検定に合格したことを履歴書でアピールする際は、これまでの実績や成果を、経験談を交えて記入しましょう。検定を通じて得たスキルを、今後の仕事にどう活かすかを具体的に伝えることが重要です。
まず、「珠算検定1級合格後、学内のコンテストで〇位入賞しました」、「アルバイトのレジ業務で珠算のスキルを活かして迅速な対応をしました」など、これまでの実績や経験談を伝えます。
そのうえで、「迅速かつ正確な計算能力を、プロジェクトや課題の効率的な処理に活かしたいです」、「珠算検定の勉強で培ったデータ分析や問題解決能力で、貴社での業務に貢献したいと考えています」といった、今後の活かし方を記入しましょう。
また、スキルをイメージしやすくするためにも、数字にできる情報は数字で伝えることがおすすめです。
入社後の自分を見据えてアピール内容を考えよう
入社後の活かし方は、企業研究をしっかりおこない、実務にどのように関連させられるかを具体的に記入することで、評価につながりやすくなります。
珠算検定に限ったことではありませんが、自分をどう売り込むか、腕の見せ所といえるでしょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
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