「SPI鶴亀算」の練習問題16問と解き方のコツ! 就活の専門家がわかりやすく解説

Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました

楳内 有希子
楳内 有希子
キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表
Yukiko Umenai〇アナウンサーとしてのノウハウを活かし、総合人材会社で研修や社員教育を担当。人材の活躍やキャリア形成支援にも注力し、大学ではキャリア講義やカウンセリング、就職支援を担っている

SPIの鶴亀算では、単純な鶴と亀の数を求める問題だけでなく、金額の差や速さ、平均などの応用問題も頻出します。このようにさまざまな問題パターンがあるため、「どの解法が一番早いのかわからない」と不安な人もいるでしょう。

この記事では、Webテスト支援経験が豊富なキャリアコンサルタントの楳内さんとともに、鶴亀算の基本的な考え方と、素早く解くためのコツを解説します。鶴亀算は「すべてをどちらか一方だと仮定し、そこから生じる差を調整する」という考え方さえ身に付ければ、問題の設定が変わっても解き方に迷うことはありません。

後半には基本問題から応用問題まで、鶴亀算の練習問題を16問収録しています。数量の置き方や式の立て方を確認して、応用問題にも対応できる力を身に付けていきましょう。

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例題を解く前に確認しよう! 「SPI鶴亀算」の解答のコツ

鶴亀算の概要

  • 問題パターン:単純な鶴亀算・差から求める・速さや平均に置き換わった応用パターンなど
  • 1問あたりの時間:約45〜60秒
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(あり)
SPIの鶴亀算を解くコツを教えてください!

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

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基本の解法パターンは1つ! 2種類の数量を文字で表そう

鶴亀算は、中学校で学ぶ一次方程式や連立方程式を使って解ける問題です。計算自体は難しくないものの「何を未知数にするか」「条件をどう式に置き換えるか」で差がつきます。

SPIでは、鶴と亀の脚だけでなく、商品の個数と代金、硬貨の枚数、正解数と得点、移動時間と距離などに置き換えて出題されます。頻出分野の一つとして、優先的に基本パターンを押さえましょう。

どんな問題であっても解法の基本は、2種類の数量を文字で表し、「合計の式」と「金額や得点などの式」を立てて解く方法です。

慣れてきたら、すべてが一方の種類だったらと仮定し、実際との差を1個あたりの差で割る方法も使いましょう。短時間で解きやすく、制限時間の厳しいWebテストで有効です。

ただし、割引、おつり、倍数関係、減点、平均などの条件がある場合は、先に整理してから式を立てるようにしましょう。

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「SPIの鶴亀算」練習問題16問|楳内さんによる解き方の解説付き!

ここからは、基本の鶴亀算から、金額の差・速さ・平均を絡めた応用問題まで、計16問を楳内さんの解説とともに紹介します。問題文の設定は毎回変わりますが、基本の考え方はどの問題にも共通しているので、その軸をぶらさずに1問ずつ確認していきましょう。

先に「例題を解く前に確認しよう!SPI鶴亀算の解答のコツ」に目を通しておくと、なぜ最初にその数量を仮定するのか、式の立て方の意図がつかみやすくなります。

問題1(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1本120円の赤ペンと1本150円の黒ペンを合わせて25本購入し、代金を3,500円以内に収めたい。黒ペンをできるだけ多く購入するとき、黒ペンは何本購入できるか。

選択肢


正解:D
購入する黒ペンの本数をb本とする。すると、赤ペンの本数は25-b本と表すことができる。問題文の条件から代金に関する不等式を立てると、120(25-b)+150b≦3,500となる。この式を展開して整理すると、30b≦500となり、両辺を30で割るとb≦16.66……という結果が得られる。bは買い物の個数であるため整数でなければならない。よって、bの最大値は16本となる。したがって、購入できる黒ペンの最大本数は16本であると求められる。

楳内 有希子

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「3500円以内」は、3500円と同額でも良いため、不等号は「<」ではなく「≦」を使うのがポイントです。

また、計算結果が16.66……となっても、四捨五入して17本としてはいけません。17本購入すると、赤ペン8本との合計代金は150×17+120×8=3,510円となり、予算を超えてしまうからです。

最大値を問われた場合は、端数を切り捨てた整数が実際に条件を満たすか確認しましょう。

問題2(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

100円硬貨と500円硬貨が合わせて30枚ある。金額の合計が8,600円であるとき、500円硬貨は何枚あるか求めよ。

選択肢


正解:D
100円硬貨の枚数をa枚、500円硬貨の枚数をb枚とおく。すると、a+b=30……①、100a+500b=8,600……②という方程式が立てられる。②の両辺を100で割るとa+5b=86……③となる。③-①より、4b=56となるため、b=56÷4=14(枚)と求められる。したがって、500円硬貨は14枚あることがわかる。

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問題3(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

ある駐車場に、4輪の自動車と2輪のバイクが合わせて35台停まっている。これらの車両のタイヤの数を合計すると116本であるとき、バイクは何台停まっているか。

選択肢


正解:B
35台すべてが自動車だと仮定して問題を解く。そのときのタイヤの本数は、4×35=140本となる。これは本来の数より24本多い。自動車を1台、バイクに変えるとタイヤが4-2=2本減る。よって、24本減らせば良いため、24÷2=12台をバイクに変えれば良いことがわかる。したがって、バイクは12台停まっている。

問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1個120円の缶コーヒーと1個160円のプレミアムコーヒーを合わせて25個買ったところ、合計金額は3,480円になった。このとき、缶コーヒーは何個買ったか求めよ。

選択肢


正解:C
缶コーヒーをa個、プレミアムコーヒーをb個買ったとする。すると、a+b=25……①、120a+160b=3,480……②という連立方程式が立てられる。次に、②の両辺を40で割ると3a+4b=87……③となる。最後に①を4倍した4a+4b=100……④から③を引くと、a=13(個)となる。したがって、缶コーヒーは13個買ったことがわかる。

問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

ある美術館の入館料は、大人が1人1,200円、学生が1人700円である。ただし、大人が10人以上の団体の場合は、大人全員の入館料が1割引きとなる。あるグループが大人と学生を合わせて50人入館させたところ、大人に団体割引が適用され、入館料の合計は42,600円になった。このとき、このグループの大人の人数は何人か求めよ。

選択肢


正解:C
大人の人数をx人、学生の人数をy人とする。大人料金は1割引きとなるため、1,200×(1-0.1)=1,080円である。人数と入館料の合計から、次の2つの連立方程式が立てられる。
x+y=50……①
1,080x+700y=42,600……②
そして、①を700倍して700x+700y=35,000……③とする。②-③より、380x=7,600となる。これを解くとx=20[人]となる。したがって、大人の人数は20人である。

楳内 有希子

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この問題では、連立方程式を立てる前に割引後の料金を求めることが重要です。1,200円のまま計算するのは誤答につながります。

また、「1割引き」は料金が10%になるのではなく、元の料金の90%を支払うという意味です。

なお、求めた大人の人数は20人であり、「大人が10人以上」という割引条件も満たしています。このように最後に条件へ戻って確認すると、より確実な解答が可能です。

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問題6(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1個100円の商品A、1個150円の商品B、1個250円の商品Cを購入したところ、代金の合計は1,300円になった。商品Aと商品Cの購入個数が同じであるとき、商品Bは何個購入したか。

選択肢


正解:D
商品Aの個数をaとおく。すると、商品Cの個数もaとなる。また、商品Bの個数をbとおく。すると、100a+150b+250a=1,300より350a+150b=1,300となる。そして、両辺を50で割ると7a+3b=26となる。
ここで、aもbもともに商品の個数であり、必ず自然数(1、2、3……)となることに注目する。まず、a=1のとき、3b=19となりbは自然数にならないので不適であるとわかる。次に、a=2のとき、3b=12となりb=4となることがわかる。そして、a=3のとき、3b=5よりbは自然数にならないので不適である。最後に、a=4以上になると3bが負の数になってしまう。bは必ず自然数でなければならないのでこれ以上は確認する必要がない。よって答えは4個となる。

楳内 有希子

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この問題は、式を立てただけでは未知数が2つ残るため、通常の連立方程式のように解けません。そこで、「商品の個数は整数である」という条件を利用します。

aの値を代入するときは、代金が1,300円を超えない範囲だけを調べましょう。むやみに多くの数を試す必要はありません。

SPIでは、このように個数・人数・枚数などが整数になることを利用して候補を絞る問題も頻出です。

問題7(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

ある30人の団体で、音楽のコンサートに行く。このコンサートのチケット代は、S席が6,000円で、A席はその半額となる。チケット代の総額が144,000円であるとき、S席の人数は何人か。

選択肢


正解:F
A席1人あたりのチケット代は6,000÷2=3,000円である。団体全員がA席のチケットを購入したと仮定すると、総額は3,000×30=90,000円となる。これは本来の総額より144,000-90,000=54,000円少ない。そこで、A席を1人分、S席に変えると6,000-3,000=3,000円増えることがわかる。最終的には54,000円増やせば良いため、54,000÷3,000=18人をS席に変えれば良い。したがって、S席の人数は18人である。

問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1個250円のシュークリームと1個150円のプリンを合計35個買った。代金として6,000円支払ったところ、おつりが250円であった。このとき、プリンは何個買ったか。

選択肢


正解:F
まず、いくらかかったかを計算する。すると、6,000-250=5,750円と求められる。35個すべてシュークリームを買ったと仮定したときの合計金額は、250×35=8,750円である。これは、実際の金額より3,000円(8,750-5,750)高い。シュークリームを1つ、プリンに変えると250-150=100円安くなる。3,000円安くすれば良いため、3,000÷100=30個をプリンに変えれば良い。したがって、プリンは30個買ったことがわかる。

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問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1個200円のチョコレートと1個120円のクッキーと1個80円のキャンディーを購入した。キャンディーは、クッキーの2倍の個数を購入し、すべてのお菓子の総額は3,720円、個数は25個となった。このとき、クッキーの個数はいくつか。

選択肢


正解:C
クッキーの個数をaとすると、キャンディーの個数は2a、チョコレートの個数は25-a-2aと表せる。金額について方程式を立てると、200×(25-a-2a)+120×a+80×2a=3,720となる。これを展開して整理すると、5,000-320a=3,720となり、320a=1,280からa=4(個)となる。したがって、求めるクッキーの個数は4個となる。

楳内 有希子

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3種類ある問題でも、キャンディーとクッキーの個数に「2倍」という関係があるため、未知数を1つにまとめられます

引っかかりやすいのは、チョコレートの個数を25-2aとする誤りです。全体から引くのはクッキーa個とキャンディー2a個の両方なので、25-3aとなります。

式を立てた後は、求めた個数が正であり、合計25個になることも確認するようにしましょう。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1個150円のリンゴと1個220円のナシを合わせて30個買ったところ、リンゴの代金が、ナシの代金より800円高くなった。ナシは何個買ったか。

選択肢


正解:B
30個すべてリンゴを買ったと仮定すると、リンゴだけの代金とナシだけの代金の差は、150×30-220×0=4,500円となる。これは、実際の差より4,500-800=3,700円多い。リンゴを1つ減らし、ナシを1つ増やすと、150+220=370円差が縮まる。3,700円分の差を縮めれば良いため、3,700÷370=10個をナシに変えれば良い。したがって、ナシは10個買ったことがわかる。

楳内 有希子

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この問題では、単価の差である220-150=70円を使わない点に注意します。

求めているのは合計金額ではなく、「リンゴの代金とナシの代金の差」です。リンゴを1個減らすと差が150円縮まり、同時にナシを1個増やすとさらに220円縮まるため、合計370円変化します。

何の差がどのように変わるかを意識することが重要です。

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問題11(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

自転車の速さが分速240m、歩くときの速さが分速70mの人が、3450m離れた目的地までちょうど25分で行くためには、自転車に何分間乗れば良いか。

選択肢


正解:C
25分すべて歩いたと仮定すると、進む距離は70×25=1,750mとなる。実際の距離より3,450-1,750=1,700m少ない。歩く時間を1分減らして自転車に乗る時間を1分増やすと、240-70=170m多く進むことができる。あと1,700m多く進めば良いため、1,700÷170=10分間を自転車に乗る時間に変えれば良い。したがって、自転車に乗らなければならない時間は10分である。

楳内 有希子

プロフィール

自転車で進む240mをそのまま不足距離1,700mで割るのは誤りです。

自転車に1分乗るたびに総時間が1分増えるのではなく、もともと歩く予定だった1分を自転車に置き換えています。そのため、1分あたりに増える距離は240mではなく、240-70=170mです。

確認すると、自転車10分、徒歩15分で、240×10+70×15=3,450mとなります。

問題12(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

大人と学生のグループ20人が映画館に入った。1人あたりの入場料は大人が1,600円、学生はその半額で、合計は22,400円になった。このとき、学生の人数を求めよ。

選択肢


正解:D
学生の入場料は1,600円の半額なので1,600÷2=800円であることがわかる。大人の人数をa人、学生の人数をb人とすると、問題文からa+b=20……①、1,600a+800b=22,400……②という連立方程式を立てることができる。②-①×800より、800a=22,400-20×800=6,400となるので、a=6,400÷800=8が求まる。よって、b=20-8=12(人)となる。したがって、学生の人数は12人である。

問題13(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

あるクイズ大会で、1問正解すると15点もらえ、不正解だと8点引かれるルールがある。クイズに20問答えて合計得点が185点になったとき、不正解だったのは何問か求めよ。

選択肢


正解:D
不正解だった問題の数をa問とする。すると、正解した問題の数は(20-a)問と表せる。問題文の条件から方程式を立てると、(20-a)×15-8a=185となる。これを展開して整理すると、300-15a-8a=185となり、23a=115となる。これを解くとa=5となる。したがって、不正解だったのは5問である。

楳内 有希子

プロフィール

この問題で特に注意したいのは、不正解の得点が「8点」ではなく「マイナス8点」であることです。

全問正解なら300点ですが、正解1問を不正解1問に置き換えると、得られるはずだった15点がなくなり、さらに8点引かれるため、1問不正解になるたびに合計得点は1問につき23点下がります

この考え方を使えば、300-185=115、115÷23=5と短時間で解くこともできますよ。

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また本番形式になっているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。

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問題14(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

160円のメロンパンと210円のカレーパンを合わせて40個買い、8,000円を出したところお釣りは300円だった。このとき、メロンパンは何個買ったか求めよ。

選択肢


正解:D
8,000円を出してお釣りが300円ということは、代金の合計は8,000-300=7,700円だったことがわかる。メロンパンをa個、カレーパンをb個買ったとすると、a+b=40……①、160a+210b=7,700……②という方程式を立てることができる。②-①×160より、50b=7,700-40×160=1,300となるため、b=1,300÷50=26となる。よって、a=40-26=14(個)と求められる。

問題15(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

1個120円のドーナツと1個180円のマフィンを合わせて30個購入した。5,000円を出したところ440円のお釣りがあった。このとき、ドーナツは何個購入したか。

選択肢


正解:D
5,000円を出してお釣りが440円だったので、代金は5,000-440=4,560円だったことがわかる。購入したドーナツの数をa個、マフィンの数をb個とすると、a+b=30……①、120a+180b=4,560……②という連立方程式が立てられる。①を180倍した180a+180b=5,400……③から②を引くと、60a=840となるので、a=840÷60=14(個)となる。したがって、ドーナツは14個購入したことがわかる。

問題16(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を解き、正しいものを1つ選べ。

ある洋菓子店でクッキーを1個作るのに必要な材料費は、上半期は60円だったが、下半期は原材料の高騰のため85円に上がってしまった。1年間でこのクッキーを合わせて4,000個作ったところ、1個あたりの材料費の平均は71円となった。このとき、上半期はこのクッキーを何個作ったか求めよ。

選択肢


正解:E
上半期にクッキーをa個作ったとすると、下半期は(4,000-a)個作ったことになる。すると、60a+85(4,000-a)=71×4,000という方程式が立てられる。これを整理すると、-25a+340,000=284,000となる。25a=56,000となるので、a=56,000÷25=2,240(個)となる。したがって、上半期に作ったクッキーの個数は2,240個である。

楳内 有希子

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60円と85円を単純平均すると72.5円ですが、実際の平均は71円なので、上半期のほうが多く作られたと判断できます

平均を求めるときは、2つの単価を足して2で割るのではなく、「材料費の総額÷総個数」で考えましょう。

また、求めた2,240個が正しいか確認する式は以下です。
{2,240×60+(4,000-2,240)×85}÷4,000=71

「SPIの鶴亀算」を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!解法は連立方程式が基本! 慣れたら差で解く仮定法も活用しよう

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鶴亀算を解くコツは、問題の見た目ではなく、「2種類の数量」「全体の数」「もう1つの合計」という共通構造を見抜くことです。まずは、商品の個数と代金、車両の台数とタイヤ数、硬貨の枚数と合計金額など、基本的な問題を繰り返し解きましょう

連立方程式で確実に解けるようになった後、「すべてを一方の種類と仮定し、実際との差を1個あたりの差で割る」という方法を練習すると、解答時間を短縮できます。

対策時間は、方程式に抵抗がない人なら1~2時間、苦手な人でも3~5時間程度を目安にしましょう。一度に長時間取り組むより、基本問題を5~10問解き、翌日に間違えた問題を解き直す方法が効果的です。

繰り返しの演習で手順を身に付けよう! 検算がケアレスミスを防ぐ

重点的に練習したいのは、割引やおつりの計算を含む問題、正解と不正解で得点差が生じる問題、速さや平均に置き換えられた問題、3種類の数量や倍数関係を含む問題です。

苦手意識が強い人は、まず「求める数量をxとおく」「残りを全体-xで表す」「条件に合わせて式を立てる」という手順を身に付けてください。速く解こうとして仮定法を無理に使う必要はありません。

間違いが多いのは、「1割引き」を元の料金の1割と考える、減点なのに足してしまう、「以内」で等号を含めない、個数を四捨五入する、代金差の問題で単価差だけを見る、といったケースです。最後に答えを元の条件へ代入し、合計数と合計金額が一致するか確認することでミスを防ぎましょう。

SPIの鶴亀算以外の練習問題も解いてみよう!

SPIは多くの分野に分かれています。練習問題を繰り返し解いて、苦手を攻略しましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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