この記事のまとめ
- 長所として「明るい」だけを伝えるのは低評価の可能性を高める
- 自分の明るさをより魅力的に表現できる5つの例文を紹介
- 5ステップの自己分析法で自分の明るさをより具体的に把握できる
「長所・短所」は、ほとんどの企業で投げかけられる代表的な質問です。
エントリーシート(ES)や面接対策を始めた学生のほとんどが、ここで今まで向き合ってこなかった自分の特徴と向き合います。
そのなかで「自分は明るいとよく言われる」「明るいことをそのまま長所として伝えてもいいのかな?」と悩む学生も多くいると思います。
この記事では明るいことを長所として伝える際の注意点や、よりあなたの明るさを魅力的に伝える方法をキャリアコンサルタントの今住さん、増田さん、富岡さんとともに解説します。
「明るい」という長所をアピールする際に参考にすると高く評価される例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
明るいことはアピールになるが深掘りして伝える必要がある
明るいという性格を長所としてアピールすることは採用担当者に評価される可能性があります。しかし、具体化せずに「明るいことが長所」とだけ伝えると、自己分析が不十分な学生と評価されることもあるのです。
そこで重要なのが、自分の明るさを深掘りして、どのような明るさなのかを具体的に伝えることです。
記事前半では、あなたの明るさを効果的にアピールするための方法を、例文を用いてに解説します。例文を参考に自身の長所をアピールする文章を作れば、高評価をもらえる可能性が高まります。
後半では自分がどのような明るさを持ち合わせているかチェックする方法や、具体的な伝え方のポイントを解説します。最後まで読んで自分の明るさを採用担当者に最大限魅力的に伝える方法を理解し、実際にES作成・面接対策に取り掛かりましょう。
企業側が「明るい」が長所の人材を採用したい理由
企業側が「明るい」が長所の人材を採用したい理由
- 周囲にポジティブな影響を与えられるから
- 社外の人との関係構築がスムーズに進みやすいから
- 困難なことにも前向きな姿勢で取り組めるから
明るいという長所が就活で高く評価されることにはいくつかの理由があります。まずは企業側が明るい人材を採用したいと考えている理由をチェックして、採用担当者に効果的に自分の明るさをアピールできる状態にしておきましょう。
採用担当者がなぜ明るい人材を高く評価するのか知っておかなければ、自分の明るさを採用担当者に効果的にアピールできません。
以下の解説を読んで、明るいことで入社後にどう役立てるのかを明確にしましょう。
①周囲にポジティブな影響を与えられるから
明るい人材が評価されるのは、仕事場や社内を前向きな雰囲気にしてくれるためです。仕事場の雰囲気が明るくなれば周囲もポジティブな気持ちで仕事に臨めるため、全体の仕事効率が高まります。
また、明るい人は場の雰囲気を和ませられるだけでなく、チームを鼓舞したり互いに協力しやすい雰囲気を作ったりしてチーム全体の士気を高められる場合が多いです。
加えて、明るい人がいれば、チームや部署の雰囲気が慢性的に悪くなる心配も少なくなります。明るい人はコミュニケーション能力が比較的高い傾向にあるため、チーム内の関わり合いが活発になって良い人間関係が構築されやすくなるためです。
このように、明るい人は社内のポジティブかつ前向きな雰囲気の醸成を通じて会社の発展に貢献できるからこそ、就活で高く評価される可能性が高いのです。
②社外の人との関係構築がスムーズに進みやすいから
明るい人がいると、社内のコミュニケーションだけでなく取引先との関係構築がスムーズに進みやすくなります。ビジネスは人間関係で成り立っていて、取引先との関係構築は企業の利益や発展に直結するため、明るい人は高く評価されやすいのです。
ただし、明るいからといって必ず評価が高くなるわけではありません。社外の人とうまく関係構築できそうだと判断してもらうには、明るさに加えて傾聴力や論理的に情報を伝える能力もあわせてアピールする必要がある点には留意しておきましょう。
傾聴力をアピールする際のコツは、以下の記事にまとめています。記事を参考に、採用担当者に好印象を残せるアピール方法をマスターしてください。
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面接ではアイコンタクトや、うなずきなど相手の話を聞く態度が備わっている人は信頼感が高まります。
ESでは学校の友人だけでなく外のコミュニティの人たちと関わりながら活動してきたことがわかると社外の人ともうまく関係構築できそうだなと期待が高まります。
③困難なことにも前向きな姿勢で取り組めるから
明るい性格の人は困難な状況に直面しても、自身で試行錯誤を重ねて突破口を見つけられる可能性が高いと判断されます。
ビジネスの現場では、しばしば困難に思える状況や自分だけでは乗り越えられないように感じられるシーンに直面することがあります。その際、明るさによって生み出される精神的なタフさ必要とされる能力であるため、採用担当者は採用したいと思うのです。
あなたがこれまでに困難な状況でも明るさを発揮して乗り越えた経験をうまくアピールできれば、採用担当者から「この学生なら入社後も諦めずにチャレンジし続けてくれるかもしれない」と評価されるかもしれません。
社会では困難なことが多く発生するからこそ、明るさのアピールが企業にとって魅力的なアピールにつながるのです。
採用経験者が解説! 長所「明るい」だけではアピールが難しい?
明るいことは、それ自体が企業から高く評価される長所です。ただし、伝え方によっては明るいことが低評価につながる可能性もあります。
ここからは採用経験のあるキャリアコンサルタントの増田さんに、明るいという長所だけで効果的なアピールにつながるのかを聞きました。
明るいという長所を最大限魅力的に伝える具体的な方法も合わせて解説するので、ぜひ長所・短所をアピールする文章の作成前にチェックしておいてください。
アドバイザーコメント
増田 綾子
プロフィールを見る「明るい」だけでは具体的な明るさが伝わり切らない
「明るいところが長所」というだけでは、少し大雑把すぎますね。あなたのその明るさが、どんなところに活かせるのか、しっかり言語化することが必要です。
たとえば「難問にぶつかったとしても、明るく前向きに取り組むことができる」「初対面の人にも積極的に声をかけ、コミュニケーションを取る努力をする」など、仕事の場で生かせるような切り口を考えてみましょう。
明るさをアピールする際は裏付けとなるエピソードが必須
そのアピールには、裏付けとなる具体的なエピソードを必ず添えるようにしましょう。採用担当者はそういったエピソードを聞くことによって、自分の中であなたがどんな人なのかをイメージするのです。
そういった深堀りが足りない場合、採用側は「ほかにアピールできることがなかったのかも」「とりあえず『明るい』性格であると言っておけばいいと、簡単に考えているのではないか?」など、自己分析が手抜きだと感じてしまうでしょう。
『明るい』という長所は、基本的に姿勢が前向きで、人間関係の構築が上手な人も多いため、企業にとっては欲しい人材と言えます。
自分がどんなところに強みを出せるのか、しっかり深堀りし、面接や志望動機などでアピールしていきましょう。
長所「明るい」を魅力的に伝える例文5選!
長所「明るい」を魅力的に伝える例文5選!
明るいという長所をアピールする際、ただ「明るい」とそれ単体で伝えるのは、企業にとって必要な人材と判断されない可能性が高いです。そこで重要になるのが、効果的に伝わる工夫を施したうえで伝えることです。
加えて、「明るい」の内容をより具体的にすることで、あなたの魅力が一層伝わりやすくなります。
ここからは明るいという長所をより魅力的に伝える例文を、具体的な明るさ別に紹介します。それぞれの明るさの特徴も紹介するので、自分の明るさに近いものがどれか考えながらチェックしてみてください。
①どんな状況でも悲観的にならず努力を続けられる
どんな状況でも建設的な努力を続けられる明るさは、明るさのなかでも特に企業から高く評価される傾向があります。
ビジネスの場では困難に思える状況に陥るのは日常茶飯事です。だからこそ、困難な状況で諦めるのではなく、さまざまな手法や改善策を検討する努力を続けられる明るさの持ち主は企業にとって必要とされる人材となり得るのです。
悲観的になることなく、前向きに試行錯誤を続けられる明るさをアピールしたい場合、以下のような長所の書き方を実践してみましょう。
困難な状況でも努力し続けられる人におすすめのアピール方法
- 悲観的になることなく努力できることを結論ファーストで伝える
- 前向きに努力を続けた具体的なエピソードを説明して結論を補強する
- 悲観的にならずに努力できる力で企業にどのように貢献するかを明示する
この構成を頭に入れたうえで、以下の例文をチェックしてみましょう。
努力できることをアピールしたい場合、以下2つの記事もあわせてチェックしてみてください。努力できる長所を効果的にアピールできる自己PRの方法を、詳しく解説しています。
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「どんな状況でも悲観的にならず努力を続けられる」を伝える例文
「どんな状況でも悲観的にならず努力を続けられる」を伝える例文
私の長所は、どんな状況でも前向きに努力できることです。困難に思える状況でも悲観的になることなく、最善の結果に向けて試行錯誤できます。
この長所は、ほとんど英語を話せないまま留学に臨んだ際に発揮されました。
私は大学3年時に1年間の留学した際、諸事情により、出発までまったく英語の勉強ができませんでした。
その結果、現地では寮の説明をまったく理解できないほどのレベルからのスタートとなりました。
誰ともコミュニケーションを取れず初日は寮で涙を飲みましたが、2日目に「もがいてみないと状況は変わらない」と決意しました。
授業後に毎日夜中の3時まで英語を勉強したり、持ってきていたけん玉や着物を通じてコミュニケーションをとったりして、少しずつ友人を増やしていきました。
結果、10ヶ月目には世界各国の友人ができ、英語でジョークが言えるレベルの英語力も磨かれていました。
このように、困難に思える環境でも努力できる明るさを活かし、御社の事業のなかでも難易度の高い海外事業の拡大に貢献します。
評価する大きなポイントは自己理解が深められている点です。自身の準備不足によって抱えてしまった問題を周囲とのコミュニケーションによって克服していく姿勢はとても評価できます。
自身の失敗をしっかり認識し、改善していけるスキルに期待が深まります。
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②誰とでもうまくコミュニケーションを取れる
「明るい」の一般的なイメージに近いのが、誰とでもコミュニケーションを取れる社交性の高さです。明るく社交的でコミュニケーションが得意な人は、社内外の人とポジティブな関係を築けると高く評価される可能性が高まります。
社交性の高さやコミュニケーション能力の高さをアピールしたい人は、以下をもとに長所のアピール文を作成しましょう。
誰とでもうまく関係を築ける人におすすめのアピール方法
- 自分の社交性の高さを結論ファーストで簡潔に伝える
- 自分の社交性の高さを活かした経験とその結果を説明して主張に説得力を持たせる
- 自分の社交性の高さが企業にもたらせる価値を具体的に伝える
この構成を頭に入れたうえで、以下の例文をチェックしてみましょう。
「誰とでもうまくコミュニケーションを取れる」を伝える例文
「誰とでもうまくコミュニケーションを取れる」を伝える例文
私の長所は誰とでもうまくコミュニケーションを取れる社交性の高さです。相手をしっかり観察して適切な距離感を把握し、良好な関係をすぐに構築できます。
先日は、集う大学の研究発表後の祝賀会でこの強みを生かし、多くの研究者とつながりを築けました。
祝賀会には私の所属する研究室の教授だけでなく、機械工学における日本最先端の研究をされている研究者や、自社で製造業務をおこなっている企業の代表など、さまざまな立場の方が出席されていました。
そこで私は、自身の研究の話題だけでなく趣味や特技の話を通じて親睦を深めたり、自身の機械工学におけるキャリアの展望を相談したりしました。
実際、企業の代表などから「改めて別の機会にもっと話さないか」とお誘いをいただいたり、他大学の研究者から「次の研究、一緒に取り組まないか」と言っていただいたりしました。
その際は、失礼がないか見守っていた私の直属の教授からも「どんな立場の人とも適度な距離感で打ち解けられているね」とお褒めいただきました。
この社交性の高さを活かして、御社の魅力をより多くの人に知っていただける新規営業の開拓で活躍していきます。
社交性が高い人は、話の持っていき方が上手だったり、相手の話を興味を持って聞くことができたりします。
上手に会話を広げることができたエピソードや、いつもどんな姿勢で、人の話を聞くようにしているかなどに触れると、より性格の良さが伝わるでしょう。
コミュニケーション能力をアピールしたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。12の例文を紹介したうえで効果的な自己PR方法を解説しています。
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こちらのQ&Aでは「人見知りしない」をアピールする方法をキャリアコンサルタントが回答しているのであわせて参考にしてみてください。
③新しいことにも前向きな気持ちで挑戦できる
新しいことに取り組む際、積極的に挑戦できる明るさは、企業から高く評価されます。なぜならビジネスにおいては、挑戦し続け、失敗から学び、成功に繋げられる人材が企業の成長に必要と考えられているためです。
挑戦した分だけ失敗の数も増えますが、同時に成功の数も増えます。逆に挑戦しなければ失敗は減りますが、成功も減るでしょう。
そのため、採用担当者は失敗が多くても積極的に挑戦し、より多くの成功を呼び込める人材を求めていて、前向きに挑戦し続けられる明るさは重宝されるのです。
挑戦し続ける能力をアピールしたい人は、以下をもとに長所のアピール文を作成しましょう。
前向きにチャレンジし続けられる人におすすめのアピール方法
- 自分が前向きにに挑戦し続けられることを簡潔に伝える
- 挑戦を繰り返して成功をつかみ取った経験を伝えて主張を補強する
- 挑戦の過程でどのような工夫をしたのか伝える
- 自分の「挑戦力」が企業にどのようなメリットをもたらすか伝えて締める
この構成を頭に入れたうえで、以下の例文をチェックしてみましょう。
「新しいことにも前向きな気持ちで挑戦できる」を伝える例文
「新しいことにも前向きな気持ちで挑戦できる」を伝える例文
私の一番の長所は、新しいことにも臆することなく挑戦できることです。たとえ未経験の領域でも挑戦できることを前向きに考え、積極的に取り組んできました。
実際、私は中学時代に野球部、高校時代にはサッカー部、大学時代にはラグビー部と、幼少期からの経験が重要と言われるスポーツにも積極的に挑戦しました。
野球部ではレギュラーを獲得できなかったものの、サッカー部では攻撃の要として活躍しました。ラグビー部では持ち前のスピードを活かし、相手陣営に切り込む左センターというポジションにつきました。
高校、大学では最後の大会でもレギュラーとして出場し、それぞれ県大会で上位入賞に貢献しました。
また毎回新しいことに挑戦するときは、好奇心のままに取り組むのではなく、具体的な自己反省を心掛けています。
結果、さまざまな領域での知見が増えて、どのようなジャンルでもすぐに慣れて自分なりの価値を発揮できるスキルが身につきました。
新しいことにも前向きに挑戦できることと、身につけた順応性の高さを活かして、将来的には御社の新規事業創造に積極的に貢献していきます。
失敗を恐れずに新しいことに挑戦すると成長することができます。
コンフォートゾーンと呼ばれる自分にとって心地よいゾーンを一歩抜け出し、少し負荷のかかるストレッチゾーンにチャレンジすることによって例文のように新たなスキルや知見を獲得することができます。
自分の世界が広がると何をするにもアイデアの引き出しが増え想像力も育むことが可能です。仕事でもどんどん成長していきそうな点が評価されます。
④苦境・逆境でもチームを鼓舞できる
苦しい状況でも視野を広く持ち、目標達成に向けてチーム全体を鼓舞できる明るさは、企業から重宝される稀有な能力です。
どんな事業でも、思ったような成果が上がらない苦しい局面が存在します。そのなかで、苦しい状況で自分だけではなくチーム全体を鼓舞できる人材がいると、チームの士気が高く保たれやすく、事業の成功確率が高まるのです。
だからこそ、企業は苦しい状況でもその明るさでチームを鼓舞できる人材を高く評価します。
苦しい状況でもチームを支えられる明るさをアピールしたい人は、以下をもとに長所のアピール文を作成しましょう。
苦しい状況でも周りを鼓舞できる人におすすめのアピール方法
- 自分が苦境・逆境でも視野を広く持ってチームを鼓舞できることを簡潔に伝える
- 自分の明るさが逆境を覆したエピソードを結果と共に説明する
- 過去の経験を活かして志望先でも逆境に立ち向かってでチームや部署を鼓舞できることを伝える
この構成を頭に入れたうえで、以下の例文をチェックしてみましょう。
「苦境・逆境でもチームを鼓舞できる」を伝える例文
「苦境・逆境でもチームを鼓舞できる」を伝える例文
私の長所は困難な状況でも組織全体を鼓舞できることです。苦しい状況でも組織全体に目を向け、必要な声掛け・サポートを通じて全体の士気を高められます。
この長所は、高校時代にサッカー部のキャプテンとして奔走していた時期に特に強く発揮されました。
高校時代のチームはモチベーションの浮き沈みが激しく、格下のチームに負けることもしばしばありました。
ただ、皆が集中して試合に望んでいる時は圧倒的な実力を誇っており、その年の県大会優勝チームに圧勝したこともあるほどでした。
モチベーションの浮き沈みと結果の相関に気づいた自分は、自分がキャプテンに就任してからチームのモチベーション管理に尽力しはじめます。
チームが傾きかけているときにはチーム全体での目標を再確認したり、親御さんに応援動画を撮影してもらい、自分で編集してメンバーに見せたりなどを通じて、チームを鼓舞し続けました。
結果、チームは安定して実力を発揮できるようになり、最後の大会では県大会で優勝を果たしました。
自分の長所であるチームを活性化させられる明るさやリーダーシップを活かし、御社の人事部で社内の活性化を積極的にリードしていきます。
問題点を捉えて改善させていくのではなく、自分たちの強みに目を向けてそれを全体で共有して伸ばそうとするところが良いと思います。
協力支援関係者など、周囲の支援を得ながらチーム全体で一丸となれていることも高い評価が得られるでしょう。
チームを鼓舞できる・引っ張れる能力を持ち合わせている人は、以下の記事も参考にしてください。自分の魅力を異なる方向から伝える方法も理解しておけば、企業に合わせて使い分けられます。
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⑤そのとき必要なものを察知して場を和ませられる
状況ごとに求められている役割を察知して、場を和ませられる明るさを持つ人は、組織に欠かせない貴重な人材です。ほとんどの事業では組織で業務に取り掛かるため、チームの人間関係や雰囲気を良好に保てる人材は就活で高く評価される可能性があります。
この能力は明るさとしてだけでなく、観察力の高さや状況判断力の高さとしてもアピールできます。長所をアピールする文章を考える際、観察力や状況判断力などの能力も併せてアピールするのがおすすめです。
状況を的確に判断し、場を和ませられる明るさをアピールしたい人は、以下をもとに長所のアピール文を作成しましょう。
状況に応じて場を和ませるのが得意な人におすすめのアピール方法
- 状況に応じた明るさを発揮できることを結論ファーストで伝える
- 自身が状況に合わせて明るさを発揮したことを具体的なエピソードとともに伝える
- 自分の明るさが企業にどのようなメリットをもたらすか伝えて締める
この構成を頭に入れたうえで、以下の例文をチェックしてみましょう。
「そのとき必要なものを察知して場を和ませられる」を伝える例文
「そのとき必要なものを察知して場を和ませられる」を伝える例文
私の長所は、その時々で必要とされている役割や立ち回りを察知して場を和ませられる点です。暗い雰囲気や悪い流れを瞬時に察知して、持ち前の明るさで空気を変えられます。
私の長所は、議論や交渉といった複数名の利害関係が絡む場面でよく発揮されます。
特に大学のサークルで私が経理を務めていた際は、大学の活動費支給の話し合いで「希望予算の確保」と「学生部との良好な関係の確立」の両方を実現するのに役立ちました。
その話し合いでは、活動費の配分を増やしてもらうのが私たちの目的でした。ただ、無理に要求を押し付けて学生部との関係が悪化すると、今後の予算が減る懸念もあったのです。
話し合いは難航しました。雰囲気が悪くなってきたとき、私はそれを察知して、2ヵ月後に開催される文化祭の計画に話題を変えることを提案します。
その後、文化祭で私のサークルがやりたいことやその活動が文化祭の活性化にもたらすメリットなどを語り、自分の熱意を学生部に伝えました。
その結果、私の熱意や予算アップが文化祭の活性化に本当に必要なことが伝わり、配分の見直しを検討してもらえることになったのです。
このように、無駄な対立や雰囲気の悪化を避けるために必要な要素を察知して、自らの明るさでそれを解決できるのが私の強みです。
この状況判断能力や明るさを活かして、御社でも取引先とのより強固な関係構築などに尽力する所存です。
上記の例では、双方の関係性が悪くならないよう自分が間に入って、別の角度からアプローチしたことで成功した例ですね。
そのときに必要な要素を察知し、臨機応変な対応ができることは強みと言えますが、エピソードが独りよがりに映らないよう、周りの反応がどうだったかを必ず入れておきましょう。
具体的な長所を見極める! 自分の明るさの種類を見極める自己分析法
具体的な長所を見極める! 自分の明るさの種類を見極める自己分析法
ここまで、明るいという長所を具体化する重要性や、それぞれの明るさを魅力的に伝える具体的な方法を解説しました。ただし、具体的な方法がわかっていても、自分の明るさを正確に理解できていなければ、そもそもアピールする内容を考えることができません。
ここからは、自分の長所がどの種類の明るさなのかを正確に把握するための自己分析法を解説します。早まって自分の明るさを誤認しないよう、以下のステップを参考に自分の明るさを把握してみてください。
①過去の経験から自分が「明るい」と感じたシーンを洗い出す
最初のステップは、自分の明るさが活きた具体的な場面を可能な限り思い出して書き出すことです。大学時代だけでなく、高校時代や中学時代のシーンも洗い出してみましょう。
より長いスパンで自分の明るさが発揮されたエピソードをチェックしてみることで、一貫した自分の長所をとらえやすくなります。
逆に、自分らしい明るさが発揮されたシーンが少ない場合、志望先で必要とされる能力との共通点や相違点の分析が難しくなるため、本当に自分らしい明るさをとらえづらくなります。
そのため、できる限り多くのシーンを洗い出し、一貫している自分の明るさを見つけてみましょう。
なお、分析を進めやすいように、それぞれのシーンについて「いつ」「どこで」「何が起きて」「どう行動したか」「その結果どうなったか」を具体的に書き出すことです。
- 周囲から明るいと言われることが多いですが、具体的なエピソードが思い浮かびません。どうすれば自分の明るさが発揮されたエピソードを洗い出せますか?
身近な人に聞いて具体的なエピソードを思い返そう
具体的なエピソードが思い浮かばない場合は、まずは身近な人に聞いてみると良いでしょう。
どんな場面で自分が明るく立ち振る舞っているか。家族、特に両親からは思いもよらなかったエピソードを聞き出すことが出来るかもしれません。友人にも聞いてみましょう。
そこで得られた情報をもとにして、その時の場面を振り返り書き出してみましょう。書き出してみることでより一層その時の場面がリアルに蘇ってくると思います。
テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
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(リーダーシップが強みの場合)
②明るさが際立ったシーンを「なぜ?」で深掘りする
次に書き出したエピソードに対して「なぜ?」という問いを投げかけて深掘りし、自分がどんな明るさをどんな理由で発揮したのかを明確にしましょう。このように深掘りをすることには、以下の2つの目的があります。
各シーンを深掘りする目的
- 自分がどのような場面でどんな明るさを発揮することが多いのか把握するため
- どのような価値観・考え方にもとづいて明るさを発揮しているのか理解するため
明るさの種類だけでなく自分の価値観や考え方も併せてチェックしておけば、長所のアピールにより説得力を持たせられます。
深掘りの例は、以下のとおりです。
エピソードを深掘りする方法
部活の最後の大会で負けそうな状況でも諦めず、最後まで的確な指示出しで逆転勝利に貢献した
↓(なぜそのように行動した?)
みんなが苦しい時に前を向ける人がいれば、状況は改善するから
↓(なぜそのように思う?)
チームで何かに取り組む場合は、「士気」や「気持ち」が結果を大きく左右するから
このような深掘りによって、自分が苦しい状況でも諦めない明るさを発揮しやすい場面と、その根底にある価値観が明らかになりました。
自己理解も同時に深められる点も、この手法のメリットです。
③各シーンの深掘り内容を整理して共通点を見つける
各シーンの分析で自分の明るさの本質をそれぞれとらえられたら、次は深掘りした内容から共通点を見出し、自分の明るさの特徴を明確にしましょう。複数のエピソードを比較することで、自分の明るさの実態をつかめます。
各シーンの深掘り内容を比較する際は、時系列順で整理して、明るさや価値観の変化も同時にとらえるのがおすすめです。時系列順で比較することで、成長に伴って変わった部分と変わらない部分を明確にできます。
変わらない価値観は自分の根底にある価値観や考え方です。長所をアピールする文章を作成する際にあわせて伝えられるよう、メモしておきましょう。
逆に変わった部分があるなら、価値観が変わるきっかけとなったエピソードや出来事がないか考えてみてください。
変わった部分と変わらない部分を明確にできれば、就活に取り掛かる現在の自分をより正確に理解できます。
- 以前から変わった価値観を見つけたのですが、自分の中でもなぜ変わったのかがわかりません。
価値観が変わったタイミングで起きた出来事を振り返ろう
「以前はこういうことが大切だと思っていたが、今はこちらの方が大事だと思う」という場面かと思いますが、変わったタイミングを振り返り、自分にどんなことが起こっていたかを考えてみましょう。
単純に年齢を重ねただけでなく、環境の変化や、周りの人からの影響を受けた覚えはありませんか。
自身の成長につれて、ものの見方が変わったり、視野が広がったということも考えられます。
④自分の「明るい」を言語化する
自分の明るさを発揮できたエピソードとその深掘りを整理できたら、自分の明るさをより具体的な言葉で表現してみましょう。前述の通り、自分の明るさを具体的に言語化することで、関連するエピソードを交えた説得力のあるアピールが可能になります。
前述の例文でも紹介しましたが、たとえば以下のように言語化することが可能です。
自分の「明るい」を言語化した例
- どんな状況でも悲観的にならず努力を続けられる
- 誰とでもうまくコミュニケーションを取れる
- 新しいことにも前向きな気持ちで挑戦できる
- 苦境・逆境でもチームを鼓舞できる
- そのとき必要なものを察知して場を和ませられる
そして、自分の明るさを具体的に言語化できたら、その明るさが最も強く発揮されたシーンを一つだけ選びましょう。すでに深掘りしているエピソードのなかから選ぶと、一から探すよりも効率良く長所をアピールする文章を作成できます。
基本は一つのエピソードに絞って話すほうが要点を絞って話やすくなります。
ただ、ESの指定文字数が多い場合や、長めの面接で深掘りが予想される場合は、追加でもう一つエピソードを選んでおくと安心です。
⑤他己分析で客観的な自分の明るさを把握する
忘れてはならないのが、最後に他己分析を交えて自分の明るさを客観的にチェックすることです。他己分析を取り入れなければ、自分の思い込みで本来とは異なる明るさをアピールしてしまう恐れがあります。
他己分析をし、周囲から見た自分の明るさを自分の感覚と擦り合わせることで、自分では気づかなかった自分の明るさに気づくかもしれません。
他己分析をおこなう際は、以下の手順で有用な情報を集めましょう。
分析方法 | 詳細 |
---|---|
①尋ねる相手の選出 | 家族や普段から一緒に活動している友人など、自分をよく知る人物を3〜5名選出する。少なすぎると偏った意見になるため注意。 |
②質問項目の準備 | 自分の具体的な明るさ・そう感じる理由・具体的なエピソードなどを網羅的に質問する。回答の幅が狭まらないよう、誘導的な質問にならないように注意。 |
③回答の整理 | 回答を整理して、共通点と相違点をまとめる。 |
④自己分析との擦り合わせ | 周りから見た自分の明るさと自己分析の内容が一致しているかチェックする。 |
他己分析と自己分析の内容が一致した場合、自分の明るさを的確にとらえられている可能性が高いです。
一方で、異なっている場合は認識のズレが発生しているといえます。他己分析に則ってステップ①から再度自己分析をおこなってみましょう。
年代や所属が違う人を複数人選べると良いですね。学生に分析をしてもらうと学生の価値観が大きく出てくると思います。
それも大切なのですが、仕事は様々な立場の人と関わり進めていきます。学生以外の価値観で分析してもらうことで今まで気づかなかった角度から自己分析をおこなうことができるでしょう。
詳しい自己分析法や自分の価値観を明確にする方法は、以下の記事でも解説しています。事前にチェックして、選考に役立ててください。
自己分析
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
大切にしている価値観
「大切にしている価値観」の6つの型と回答方法を解説|12例文付き
説得力が増す! 長所「明るい」の伝え方の構成
説得力が増す! 長所「明るい」の伝え方の構成
- 結論ファーストで自分の明るさをわかりやすく示す
- 「どのような明るさか」詳細を伝えて結論を補強する
- 明るさが際立った具体的なエピソードで結論に説得力を与える
- 自分の明るさが企業に与えられる具体的な価値を伝えて締める
ここまでの内容を理解できていれば、自分の明るさを正確にとらえ、それを企業に魅力的にアピールするイメージがついているはずです。ここからは、長所をアピールする文章を実際に作成していきましょう。
自分の明るさを魅力的に伝えるには、相手に伝わりやすい構成を理解し、それに則って文章を作成することが不可欠です。骨組みや土台がしっかりしていなければ、十分な強度の建物を建てられないのと同じです。
以下で解説する、長所である明るさを伝える際に説得力が増す構成をチェックして、実際の文章作成に活かしてみてください。
①結論ファーストで自分の明るさをわかりやすく示す
自分の長所をアピールする際、まずは自分の明るさの特徴を簡潔に伝えましょう。結論ファーストで伝えたいことを簡潔に言い切ると、相手に要点が伝わりやすいです。
一方で、結論が最初に明確になっていなければ、相手にとって「結局何が言いたいんだろう?」と伝えたいことが理解しづらく、論理的説明力がないと判断される可能性が高まってしまいます。
聞き手にストレスを感じられることを避けるためにも、自分の明るさを伝える際は、以下のように簡潔に言い切りましょう。
伝えたい明るさ | 伝え方 |
---|---|
新しいことにも前向きな気持ちで挑戦できる | 私の強みは常に前向きな姿勢を崩さず、未知のことにも積極的に挑戦できる点です。 |
社交性が高い | 私の強みは社交性の高さで、立場の異なる相手ともすぐに良好な関係を構築できます。 |
苦しい状況でも周りを鼓舞できる | 苦しい状況でも周りを鼓舞して、チームの士気を高めながら困難を打開できるのが自分の強みです。 |
伝えたい内容が相手に届くよう、自分の明るさの本質を一文で明確に示しましょう。
②「どのような明るさか」詳細を伝えて結論を補強する
結論のすぐ後には、自分の明るさの詳細を伝えて相手の理解を促しましょう。結論を伝えたうえで具体的な明るさの詳細を伝えることで、相手が自分の明るさを正確に理解しやすくなります。
たとえば以下2つを比べてみましょう。結論の補強が正しい理解にどれほど重要か理解できるのではないでしょうか。
結論のみを伝えた場合
「私の強みは社交性の高さです。」
結論に加えて結論の補強をした場合
「私の強みは社交性の高さです。初めて会う人とも適切な距離感を保ち、良好な関係を構築できます。」
結論のみを伝えると、採用担当者から「とにかく話しかけるといったコミュニケーションの取り方をする人なのではないか」と思われる可能性があります。
一方、結論を補強しておけば、自分が相手を観察したうえでうまく関係を築けることを理解してもらえる可能性が高まります。
このように自分の明るさの特徴を具体的に説明することで、結論を補強して適切に自分の強みをアピール可能です。
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③明るさが際立った具体的なエピソードで結論に説得力を与える
自分の明るさを相手に伝えるだけでは、相手に響く効果的なアピールにはなりません。採用担当者に自身の性格を深く理解してもらうためにも、自分の明るさが際立った具体的なエピソードを伝え、主張に説得力を持たせましょう。
なお、明るさをアピールする際は、エピソードの選び方と伝え方に注意が必要です。自分の価値観や考え方が反映されていない薄いエピソードは避け、行動理由や目的、状況まで詳しく説明できるエピソードを選びましょう。
説得力のあるエピソードに仕上げるためには、以下の3点を意識することが大切です。
相手に響くエピソードに仕上げるためのポイント
- 前提条件や自分、周囲の状況などを最初に説明する
- 行動理由や目的、思考の過程などを具体的に伝える
- 自分の行動によって生み出された価値を数値や結果で明示する
具体的かつ簡潔な説明を心掛けることで、相手を引き込む魅力的なエピソードに仕上がります。
- エピソードを具体的に説明しようとすると、どうしても簡潔にまとめられません。何かコツはありますか?
自分の体験を映像化するような形でまとめるのがおすすめ
エピソードというのは、応募者の語りを、採用側が自分の経験に反映させてイメージするものです。
言ってみればショートフィルムを見せるようなものなので、自分の体験を映像化するような感じでまとめてみましょう。
手順としては、明るいという長所を活かして、こんなことができるという項目を拾い出し、そのなかでも一番伝えたいことを先に決めます。
それを説明するのに裏付けとなるエピソードを、思いつくままたくさん考えてみましょう。
そのなかから、一番伝えたいことに直結するエピソードを厳選し、ストーリー性を考えて文章化すると良いでしょう。
④自分の明るさが企業に与えられる具体的な価値を伝えて締める
長所を説明する際にはただアピールするだけでなく、自分の明るい性格が企業にもたらす具体的な価値を明確に示しましょう。なぜなら、具体的な価値を伝えることで、採用担当者に「我が社にはこの人材が必要だ」と思ってもらいやすくなるためです。
企業が人材を採用する目的は、おもに不足している人材の補填と、組織・事業の活性化です。
就活では自分がそのどちらかに該当することをアピールして、企業の発展に必要な人材だと思ってもらう必要があります。
なお、企業に提供できる価値を伝えるには、その企業の抱える悩みや事業内容を詳しく把握しておく必要があります。自分の明るさを企業の価値として具体的にアピールする際は、事前に入念に企業を分析しておきましょう。
このように、明るさの説明だけでなく提供できる価値も併せて伝え、企業にとっての自分の必要性を効果的にアピールしてください。
自身を過小評価して「価値提供できない」と感じてしまう人は、特に学生生活のを振り返ってみましょう。
どんなことに興味を持って取り組んだか、何を大切にしてきたか、強みと弱みを理解し、特に弱みを克服するためにどんなことを意識したかを丁寧に書き出してみるのがおすすめです。
自分の提供できる価値が見えてくるでしょう。
自己PRの文章を作成する際は、以下の記事も参考にしてみて下さい。以下で構成作成の方法や例文をチェックしておけば、就活で自分の魅力を最大限伝えられる自己PRが完成します。
自己prの構成
自己PRの構成作成ガイド|PREP・STAR法を使う作成法を伝授
自己pr簡単に
例文20選|自己PRが簡単に書けるテンプレートで就活準備を効率化
就活の自己PR
例文12選|就活必勝の自己PRの作り方をキャリアのプロが解説
企業分析のやり方
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
状況別で解説! ES・面接で長所「明るい」を伝える際の注意点
ここまでの内容を理解して明るさをアピールすれば、採用担当者からあなたの長所が適切に評価されやすい文章が作成可能です。ただし、実はここまでの内容に沿って長所をアピールしても、低い評価を受けてしまう文章があります。
ここからはES作成・面接での受け答えに分けて、明るさを伝える際に注意すべきポイントを解説します。
入念な対策が無駄にならないよう、事前にチェックして適切な評価を受けられる状態にしておきましょう。
ESで長所「明るい」をアピールするとき
ESで長所「明るい」をアピールするとき
- 簡潔さと具体性を意識する
- 採用担当者が懸念するポイントにも先回りして答える
- 企業で求められている明るさに近い要素を伝える
ESは面接とは異なり文章だけでの説明になるため、ESでは口頭で補足する機会はないため、意図したことが伝わる工夫の不足は落選に直結する点には留意しておきましょう。
相手が誤解なく読むことができ、かつスムーズに理解できるように明るさをアピールする必要があります。
ただし、面接とは違い、ES作成には好きなだけ時間をかけられます。そのため、注意すべきポイントを理解してチェックを徹底すれば、対策しやすいのも特徴です。
ESで明るいという長所をアピールする際は、事前に以下をチェックして入念に対策しておきましょう。最後までチェックしたうえでES作成に取り組めば、あなたの明るさを効果的に伝えられるESが完成します。
①簡潔さと具体性を意識する
評価されるESは、必ず簡潔さと具体性を持ち合わせています。要点を絞った明確な情報提供と、相手が詳しく状況を把握できる具体的な情景描写の両方が揃って初めて、採用担当者から好印象を持たれることができるのです。
また、ESには文字数制限がある以上、要点を絞らなければ伝えたいことを伝えきれません。そのため具体的に記述しながらも、簡潔な言葉・表現での説明が欠かせないのです。
簡潔かつ具体的なESに仕上げるためのポイントは以下の3つです。
簡潔かつ具体的なESに仕上げるためのポイント
- 情報を詰め込まず、一つの文章で伝える情報を一つだけに絞る
- 「良い・悪い」などの曖昧な言葉を避けて、情報を明確に伝える
- 数字や結果を活用して、一目で内容を理解できるように書く
数字や結果を効果的に利用して、具体的かつ無駄のないESに仕上げましょう。
②採用担当者が懸念するポイントにも先回りして答える
ESでは面接のようにその場での補足説明ができません。情報の不十分さから採用担当者が疑問を抱くことを防ぐためにも、先回りして相手の疑問に答える工夫をしておきましょう。
先手を打って疑問点に答えておかないと、せっかくの長所アピールが逆効果になる可能性があります。長所をアピールする文章が完成したら、読み手の気持ちになって再度自分の文章をチェックして、疑問を抱かれそうなポイントに先回りして答える文章を入れておきましょう。
特に明るいという長所をアピールする際は、「責任感がないのではないか」「楽観的すぎるのではないか」といった疑問を抱かれがちです。
明るいことがマイナス評価につながらないよう、責任感を発揮したエピソードや、計画的に行動したエピソードなどを加えて、懸念されそうな点には事前に対策しておきましょう。
一度文章を作成した後は、ほかの人に読んでもらって、実際に疑問点がないかチェックしてもらうのもおすすめです。
- 採用担当者から懸念される点まで入れようとすると、文字数が多くなってしまいます。
伝えたいことと先回りして伝えておいたほうがいいことはどちらを優先すべきでしょうか? 伝えたいことを優先して文章を作成し文字数を調整しよう
優先すべきは伝えたいことです。伝えたいことがない文章は何を言いたいのかわからないものとなってしまいます。
核となるメッセージをしっかりと入れた上でわかりやすい構成を考えていきましょう。
一番良いのは記事で紹介されているように第三者に聞いてもらうことです。
自分では伝えたつもりになっていても、客観的に見てもらうとなかなかわかりづらかったり、誤解されたりすることがあります。
限られた文字数のなかで、自分が本当に伝えたいことを伝えるために言い回しを変えたり、言葉を厳選したりしていきましょう。
③企業で求められている明るさに近い要素を伝える
就活では企業を入念に分析して、企業側に求められる明るさをアピールすることが重要です。
企業がどのように事業を進めているのか、どのような人材を求めているかを調べ上げ、そこに適合する自分の明るさをアピールすることで、高く評価される可能性が高まります。
また、業界や職種によって求められる明るさの要素が大きく異なる点にも留意しておきましょう。企業の発展に貢献しない明るさを訴求しても、高評価にはつながりません。的外れな明るさのアピールは、マイナスの評価につながる可能性が高いです。
ただし、企業が求めているからといって自分にはない嘘の明るさをアピールするのは避けましょう。就活の嘘は見抜かれやすいうえ、発覚すると大きなマイナス評価につながります。
企業や職種とのミスマッチにもつながるため、正直な価値観をもとに就活を進めましょう。
具体的なESの書き方や疑問は、以下で解消しましょう。就活生が抱えるよくある悩みに沿って、具体的に解説しています。
エントリーシートの書き方
エントリーシートの書き方完全版! 提出前の最終チェック項目も紹介
エントリーシートの疑問解消
就活の基本! エントリーシートの疑問を徹底解説|書き方・例文付き
面接で長所「明るい」をアピールするとき
面接で長所「明るい」をアピールするとき
- 質問まで想定したうえで長所を伝える
- 面接中の仕草や振る舞いでも明るさをアピールする
- ESで書いた内容と一貫させる
ESと比較した面接の特徴は、文章だけでなく話し方やアドリブでの内容変更など柔軟に自分の長所をアピールできる点です。
たとえば明るさを面接でアピールしたい場合、自分の明るさが伝わる話し方をしたり、自分の明るさが伝わるエピソードを中心に話を展開したりといった工夫で、効果的に自分の長所を伝えられます。
一方、面接はESと違ってリアルタイムでの相手とのコミュニケーションが発生するため、相手が求めている情報を論理的に伝える工夫が欠かせません。
ここからは、相手に効果的に明るさをアピールできるさまざまな手法や、相手に自分の明るさをわかりやすく伝えて納得してもらう方法を解説します。
面接後に自分の明るさを伝えきれずに後悔しないよう、必ず最後まで内容をチェックしておいてください。
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①質問まで想定したうえで長所を伝える
自分の明るさを面接でアピールする際は、想定される質問への回答まで事前に準備しておきましょう。なぜなら質問の受け答えによって、採用担当者はあなたの明るさが本当か、どこまで正確に自分のことを理解できているかを判断するためです。
面接官は長所について質問した以上、ほとんどのケースで長所を掘り下げる質問を投げかけます。そのなかで、準備不足のまま面接に臨むと具体的なエピソードや数値実績をうまく説明できず、採用担当者の印象に残りづらくなるのです。
事前に想定される質問とそれに対する大まかな回答をまとめ、模擬面接などで繰り返しておきましょう。繰り返し練習しておけば、本番で投げかけられる質問にも自分の言葉で答えられます。
ただし、想定質問への回答を丸暗記するはおすすめしません。丸暗記しただけでは棒読みのような回答になりやすいため、その場にあわせて話を組み立てられる状態にしておきましょう。
準備した項目の、①はAかBのエピソードを使う、②はCかD、というように、対にして考え、練習しておきます。
自分のことなので、用意したことと言葉は違っても説明はできるはずです。面接の練習は複数の人にお願いし、いろんな角度からの質問に慣れておくと良いでしょう。
②面接中の仕草や振る舞いでも明るさをアピールする
面接では、言葉以上に表情やしぐさなどの非言語コミュニケーションが重要な役割を担っています。明るさをアピールする際は、仕草や振る舞いも含めて総合的に自分の長所を伝えましょう。
実際、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによると、人間がコミュニケーションを取る際、表情やジェスチャーが情報伝達の55%を占めていると言われています。
メラビアンの法則
人と人のコミュニケーションにおいて情報伝達に占める割合は、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%であるという心理学上の法則。
つまり、どれだけ自分の明るさを論理的に説明したとしても、仕草や振る舞いがその内容に合っていなければ相手は納得しない可能性が高いのです。
面接で明るさをアピールする際は、最低でも以下の3つを意識しましょう。
明るさをアピールする際に心掛けるべき振る舞い
- 適度な笑顔とアイコンタクト
- 聞き取りやすい声の大きさ
- はきはきとした話し方
上記に加え、自分の明るさに合致するような仕草や振る舞いを心掛けることで、より効果的に自分の明るさを相手にアピールできます。
③ESで書いた内容と一貫させる
面接では、自分がESで書いた内容と矛盾が生まれないように話すことが大切です。なぜなら基本的に面接はESの内容をもとにおこなわれていて、採用担当者はその内容との整合性をチェックしながら就活生を評価するためです。
ESの内容と面接での受け答えに矛盾があると、「ESで嘘をついたのではないか」と疑われ、大きなマイナス評価を受ける可能性があります。
基本的に正直にESを書き、面接でも嘘をつかなければ矛盾が起きることはありません。ただし、以下のような点では予期せぬ矛盾が生まれやすいため事前に入念な確認が必要です。
事前に入念なチェックが必要なポイント
- 割合や順位、データなどの数値が絡む内容
- 希望するキャリアなどの未来に関する確定的でない部分
数値の違いは、たとえわずかでも採用担当者に疑念を抱かせる原因になるため入念にチェックしておきましょう。
また、未来に関する部分も、ESを提出した時と面接時で考え方が変わっている可能性があります。事前にESを書いた際の自分の考え方をチェックしておき、考えが変わった理由や出来事まであわせて説明できる状態にしておくのがおすすめです。
結果や継続年数などの客観的な指標である数字が少しでもずれていると、「書かれているのは自分のことじゃないのかな」と気になります。
ほかにも、変わることのない過去の経験や事実が紙面と違うと疑問を抱かれてしまいます。想いに関しては変化の理由が説明できれば納得することができます。
面接に関する記事は以下にまとめています。自分が抱えている疑問や不安に合う記事をチェックして、就活をスムーズに進めましょう。
面接の流れ
直前でも間に合う! 面接の流れを頻出質問6例文付きで徹底解説
集団面接の流れ
集団面接の流れを完全攻略|入室前から退室まで手順を丁寧に解説!
面接のマナー
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
対面面接のマナー
対面面接のマナー|入退室の流れからミスのリカバリーまで解説
面接の質問
面接の質問150選! 回答例から答え方まで質問対策を完全網羅
面接の逆質問
最終面接の逆質問30選! 内定をつかむ必須準備と差別化のコツを解説
解決策とセットで印象アップ! 長所「明るい」と併せて伝えられる短所
解決策とセットで印象アップ! 長所「明るい」と併せて伝えられる短所
- 楽観的すぎる
- 自分一人の判断で物事を進めてしまう
- 自己反省を疎かにしてしまうことがある
ここまで、明るいという長所を効果的にアピールする方法を具体的に紹介してきました。ここまでの内容を理解していれば、自分の明るさをES・面接でより魅力的に伝えられる可能性が高いです。
ただし、ES・面接では、長所だけでなく短所もあわせて質問されることが一般的です。短所ではアピールできないと勘違いする就活生も多いですが、実は短所も貴重なアピールポイントといえます。
ここからは、長所とあわせて伝えることでさらに評価を高められる短所の伝え方を解説します。貴重なチャンスを無駄にしないよう、ES作成・面接対策に取り掛かる前にチェックしておきましょう。
①楽観的すぎる
明るいという長所を挙げた際に懸念される代表的な短所が、楽観的すぎることです。「楽観的すぎるのではないか」という疑念を払拭できなければ、せっかくのあなたの明るさが適切に評価されません。
楽観的
物事がうまく進むと考えて心配しない様子。
「楽観的すぎる」という場合、うまくいくと決めつけて、想定される事態に十分備えないズボラな様子を指す。
楽観的すぎることを短所として併せて伝える際は、自分の楽観的な側面を理解して、適切な対策を講じていることをアピールする必要があります。
具体的には以下のように短所を伝えて、「楽観的すぎるのではないか」という採用担当者の疑念を払拭しましょう。
楽観的すぎる短所の効果的な伝え方
- 物事を楽観的に考え、リスクの検討が不十分になることがある点を認める
- 自分が楽観的に考えがちなタイミングやポイントを明示して、深く自己理解できていることを示す
- 実際に対策して失敗を防げたエピソードを具体的に伝える
②自分一人の判断で物事を進めてしまう
前向きに努力し続けられる人にありがちなのが「周りが見えなくなる」という短所です。どんな状況でも前向きに試行錯誤できる人は、落ち込んだり悩んだりして足を止めてしまう人を見落としがちになります。
周囲を気にせず自分一人で物事を判断しがちになる人は、採用時に「チームに不和をもたらさないか」と懸念される可能性が高いのです。
独りよがりな考え方になりがちと自覚がある人は、以下のように短所を伝えて良い印象を残しましょう。
独りよがりになりがちな短所の効果的な伝え方
- 独りよがりな考え方になり、後に周りとの調整が必要になりがちと伝える
- 具体的な改善策を明示して、自分が短所をカバーできている点を明示する
- 改善策を用いて周囲とともに成果をあげた経験を具体的に示す
面接の場合は、相手への傾聴や双方向的なコミュニケーションもあわせて意識して、短所を改善できたことを証明しましょう。
③自己反省を疎かにしてしまうことがある
明るいという長所を持つ人は前向きに物事を考えられる場合が多く、過去の振り返りや自己反省が疎かになる傾向があります。
ビジネスでは結果の分析や改善点の抽出、その活用が欠かせないため、自己反省ができないことは大きなネガティブ要素ととらえられる可能性があるのです。
そのため、明るさを長所としてアピールする際は、自分が過去を省みて未来に活かせることを示す必要があります。
自己反省が疎かになりがちな人は、以下のように短所を伝えることでポジティブな評価につなげられます。
自己反省が疎かになりがちな短所の効果的な伝え方
- 前向きな性格ゆえに次の行動に移るのが早く、十分な自己反省ができていないと伝える
- 意識したポイントや取り入れた習慣など、実際の改善案を明示する
- 改善案を取り入れたことによる成果や変化を具体的に説明する
面接官に「これなら入社してもしっかり自己反省をしながら業務に当たってくれそうだな」と思ってもらえるように、変化をしっかり伝えるのがポイントです。
長所と短所は表裏一体です。どちらにも置き換えて表現できることを理解しておきましょう。
心配性は問題点に気づきやすい、優柔不断は慎重に判断できる、頑固はブレない軸などが考えられます。
自分の短所を伝える際は、以下を事前にチェックしておきましょう。事前に対策を徹底して、短所に関する受け答えでもしっかり自分の魅力をアピールしましょう。
弱み
就活で使える弱み100選! 短所を悪印象なくプラスに見せる秘策
面接での長所と短所
例文10選! 面接の長所と短所の回答方法と企業に刺さる伝え方を解説
採用経験者が解説! 実際に魅力的だと感じた長所「明るい」の伝え方
採用側の視点で魅力的に感じた伝え方やその理由を事前にチェックしておけば、その知識を活かしてより魅力的なアピールにつなげられます。
そこで、採用経験のあるキャリアコンサルタントの富岡さんに魅力的と感じたアピールの実例と、その理由を聞きました。
最後までチェックして、より魅力的なアピール文の作成に役立ててください。
アドバイザーコメント
富岡 順子
プロフィールを見る態度と話す内容によって魅力的かどうかが左右される
魅力的だと感じた伝え方について「態度」と「話の内容」の2つに分けて説明します。
ハキハキと大きな声で、かつ笑顔で受け答えすると印象が良くなる
ハキハキとした受け答えが必須です。入室する際の挨拶や、自分の名前を大きな声ではっきりと伝えられると第一印象がよくなります。
声が小さいとその時点で大人しい印象を与えてしまうので腹式呼吸でお腹から声を出せるようにしておきましょう。
笑顔、相槌やアイコンタクトといった表情も大切です。人の顔は真顔が一番怖いと言われています。口角が上がっているだけで聞き手に安心感を与えることができるので鏡や動画撮影をして自分の表情を確認しておけると良いですね。
背筋の伸びた姿勢も明るさや堂々とした落ち着きを伝えられます。猫背の人は胸を張って立つ、座る練習をしてみてください。
伝えたいことが伝わりやすい内容は聞き手に魅了されやすい
伝えたいメッセージがわかりやすい話は人を魅了します。特に魅力的に感じるのはただただ説明をするのではなく、面接官に問いかけたり、セリフなどを使い相手を引き込んでいく伝え方です。
聞き手も一緒になって追体験できるような時間を作り出せるように頑張ってください。
長所「明るい」による企業側のメリットを伝えて選考突破を目指そう
この記事では、明るいという長所をより魅力的に伝える方法や、自分の明るさをより具体的に把握する方法などを解説しました。
自分の明るさをより具体的にとらえ、相手が求める人材に合致した明るさをアピールすれば、自社に必要な存在として高く評価される可能性が高まります。
なお、ES・面接それぞれで意識すべきポイントは異なります。記事をチェックしながら入念に対策し、本番で自分の長所である明るさを最大限伝えましょう。
アドバイザーコメント
今住 誉文
プロフィールを見る明るいことは周りに良い影響を与えられるため会社側からの評価も高くなる
まわりから明るく見られることは、組織社会のなかで最も評価され、さらに言えば世間から最も必要とされていることかもしれません。
もし、自分に明るいという要素がありそうなら、最大限掘り下げてその根拠をしっかり表現できるようにしましょう。自分の明るさが良く分からなくてうまく表現できない場合は、周囲の人にしっかり聞いてみましょう。
そういった作業によって、実際に自己肯定感が高まり自分に自信が湧いてくると思います。
自分の強みが周囲を明るくしていると言う具体的な自己理解が深まれば表情もにこやかに笑みが生まれます。性別に限らず微笑みはとても大切です。
特に面接の場面では緊張しつつも、明るい考え方をしっかり身に付けていれば微笑みとなって必ず相手に伝わります。
明るいことによる武器を活かして面接で高評価を獲得しよう
そして明るいという最大の武器は、自分にとって不都合な出来事さえもプラスに捉えることが出来るようになるでしょう。
就活面接でのプラス評価が得られることはもとより、その後の仕事生活そのものが明るさによって充実するでしょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/宅地建物取引士
Yoshifumi Imazumi 〇若年から中高年の就職支援をおこなう傍らハローワークでの年間約500件ものキャリア面談を実施。行政機関を中心とした講師活動など幅広いキャリア支援に取り組んでいる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアデザインオフィスあかつき代表
Ayako Masuda〇団体職員や子育てを経験後、行政のワーク・ライフ・バランス推進部署で勤務。現在は若者サポートステーションでキャリア支援をするほか、女性や企業向けのキャリア関連講座の講師も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう
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