この記事のまとめ
- 効果的な対策を立てるために転職が怖い理由を明確にすることが重要
- 転職が怖くて決断を後回しにすると後悔する可能性が高い
- 転職の怖さは5ステップで段階的に解消できる
- 既卒適職診断
たった3分であなたの受けない方がいい職業がわかる!
この記事を読んでいる人におすすめ
「転職をしたい」という意志はあるものの、怖くて踏み出せない人も多いですよね。転職して仕事が変われば生活も大きく変化します。今の仕事を続けるのと、転職するのでは数十年後の生活もまったく違うものになっているかもしれません。
自分の人生を大きく変えるかもしれない選択をすることに怖さを感じたり、ためらうのは当たり前です。転職を諦めてしまえば怖さを感じることもなくなりますが、怖くても諦められずに悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
この記事ではキャリアアドバイザーの永田さん、鈴木さん、若林さんのコメントを交えつつ、転職の怖さを感じる理由や対処法を徹底解説します。転職が怖くて決心できずにいる人はぜひ参考にしてくださいね。
次の記事では、仕事が怖いと感じる原因と対処法について紹介しています。こちらもあわせて読んでみて、自信の持てる転職活動にしてくださいね。
仕事が怖い原因7選! 即効性がある対処法とNG行動も解説
転職が怖いと感じるのは当たり前! 理由に応じて対策しよう
転職によって、生活や将来は大きく変わる可能性があります。悪い方に変わってしまうことも考えられるので、転職するのが怖いと感じるのは当たり前です。怖いと思う理由を深く掘り下げてみると、一人ひとり異なる悩みや不安を抱えています。それぞれに合った対策をすると恐怖心を克服できますよ。
記事ではまず転職が怖いと感じる理由を徹底的に分析しています。誰が怖いのか、何が怖いのか、自分に問いかけながら不安や悩みを自覚することから始めましょう。記事後半では、怖くても転職したい人に向けて転職活動の怖さを解消する方法を解説します。
「転職したい」という気持ちがあるのならば、怖いと思う理由を整理し、怖さをなるべく軽減させたうえで転職活動を進めましょう。
転職というのは新しいチャレンジの連続なので、既存の慣れた環境からすると身体的にも精神的にもかなり負荷がかかってくることでしょう。
キャリアや年齢にかかわらず大多数の人が不安や恐怖を感じる場面なので「自分が人と違うのでは」と感じる必要はまったくありません。
まずは転職が怖いと感じる理由を明らかにしよう
転職を怖いと思いつつも、何がどう怖いのか、明確に自覚できている人は少ないようです。
たとえば「転職に失敗するかもしれなくて怖い」という人がいます。この場合、恐れている「転職に失敗する事態」というのは、どのような状況を指すのでしょうか。内定を獲得できない、転職先が自分に合っていなかったなど、いくつかの事態が考えられます。
「内定を獲得する」「自分に合った仕事を選ぶ」、これらにはそれぞれに応じた対策があります。怖さを感じている状況や相手を明らかにすると、適切な対処法が見つけやすくなりますよ。
転職で怖さを感じている対象は大きく2つに分けられます。自分が転職したことで、周囲の人の反応や行動が自分にとって望ましくないものになること。転職活動を進める中で望んでいない事態に陥ること。この2つの観点から、転職が怖い理由を明らかにしていきましょう。
誰が怖い? 転職で怖いと感じる相手
誰が怖い? 転職で怖いと感じる相手
- 現職の人
- 応募企業の採用担当者や面接官
- 転職先の人
これまでの人生でどんな場面で怖いという感情を抱いたか振り返ってみると、自分の思い通りに操れない事象に対し恐怖心を抱いた人もいるでしょう。
相手の言動や心情は、こちらでコントロールすることができません。そのため、嫌われたり、冷たい態度を取られるなどのつらい事態が起こるかもしれないという不安から、人に対して怖いと感じるケースがあります。
そのうえ転職では、自分だけでなく周囲にも大きな影響を与えることになります。その影響を受ける人たちに対して怖さを感じている人は多いです。特に、人間関係を重視する人や他人の言動に影響されやすい人は、怖さを感じる大きな要因になっているかもしれません。
ここからは転職で怖いと感じている相手ごとに、どのような事態を怖がっているのか一つひとつ解説していくので、心当たりがないか確認していきましょう。
現職の人
現職の人に対して怖さを感じる理由
- 転職活動がバレるかもしれない
- 仕事を快く引き継いでくれないかもしれない
- 退職を申し出たら咎められるかもしれない
転職活動を始めるにあたって、現職の人に罪悪感や申し訳なさを感じている人もいるのではないでしょうか。転職することで、現職の人たちに影響が出ることは間違いありません。
「せっかく仕事を教えてもらったのに……」「自分が辞めたらその分ほかの人の仕事が増える……」というように引け目を感じている状態だと、現職の人たちの反応を必要以上に気にしてしまう傾向があります。
特に、転職活動を進めた場合、以下の3つの場面が起こることを恐れて、転職そのものが怖くなっている可能性があります。
転職活動がバレるかもしれない
転職活動をしていることが現職の人にバレること自体怖いと思う人もいますよね。現職の人にバレれば、仕事に不満があるから転職を希望しているのだろうと思われたり、今の仕事に対してやる気がないと決めつけられてしまうかもしれません。
すると仕事がしづらくなったり、居心地の悪さを感じるようになる人が多いでしょう。本心では「できればもっと希望に合った会社で働きたい」と考えている人も、このようなリスクがあるために転職活動のスタートを切れずにいるケースがあります。
- 転職活動をしていることがバレた場合はどのように対応すれば良いのでしょうか。
うっかりミスに注意! バレたときは前向きな理由を伝えよう
転職活動をしているのがバレてしまうケースのほとんどは、自分のうっかりミスが原因です。
たとえば、飲みに行ったときについ同僚に話してしまい噂になってしまった、面接先や転職エージェントとの通話を聞かれてしまったなどのケースがあります。
バレてしまっても会社を解雇されることはありませんが、やはり居心地が悪いですよね。しかし、直接上司に転職について質問されたなら、誤魔化すとますます心証が悪くなってしまいます。
「決して今の会社に不満はない」「上司を含めた職場環境にも満足している」など会社に対してネガティブな感情はないこと、そしてキャリアアップしたいなどの前向きな理由を伝えると良いですよ。
仕事を快く引き継いでくれないかもしれない
転職が決まったら、自分が担当していた仕事の引き継ぎをしなければなりません。そもそも誰に任せて良いのかわからなかったり、スムーズに引き継げるかどうか不安に思う人もいますよね。職場の人が常に忙しそうだと、相手の負担を増やしてしまうのが申し訳ないと思う人もいるでしょう。
意を決して頼んでも、断られたり迷惑そうにされてしまうかもしれないと思うと、怖くて転職ができないという人もいます。
退職を申し出たら咎められるかもしれない
退職を伝えたときの上司の反応が予想できないのも怖いと思う理由ではないでしょうか。特に普段から部下に対して厳しい上司だと、転職することを非難されたり、冷たい態度を取られる可能性も考えられます。
咎められること自体を耐え難いと考える人は多く、また、もし引き留められたときにその場でうまく対処できる自信がないという人もいます。
次の記事では、もし引き留められた場合の対処法について解説しています。自分のキャリアのために、退職手続きの手順をしっかりと理解してみてくださいね。
会社を辞めさせてくれないのは違法? 退職を成立させる手順を解説
応募企業の採用担当者や面接官
応募企業の採用担当者や面接官に怖さを感じる理由
- 書類や面接でどんな評価をされるかわからない
- 面接で問い詰められるかもしれない
- 立て続けにお見送りにされるかもしれない
就活のときに書類選考や面接を経験しているとはいえ、それで慣れたという人は少ないでしょう。志望企業の採用担当者や面接官の判断によって将来が変わるともいえるので、自分にとっての影響力は多大なものですよね。
応募企業の採用担当者や面接官が怖い具体的な理由には、主に以下の3つが挙げられます。
書類や面接でどんな評価をされるかわからない
書類や面接で自分の能力や経歴を評価されることが怖いという人もいますよね。特に自分に自信がない人は、自分の能力の低さやスキル不足な点が人に知られると思い、選考を受けること自体が怖いという人もいるのではないでしょうか。
面接で問い詰められるかもしれない
面接はリアルタイムでおこなわれるため、相手が発する言葉や表情もダイレクトに伝わってきて緊張感を感じやすいです。また、質問事項に対して自分のペースでじっくり考える時間がなく、スムーズに回答することが求められます。
そのうえ、面接官から想定していなかった質問を矢継ぎ早にされたり、自分の回答をさらに深く掘り下げて質問を重ねられることもあります。自分の回答を批判されたり、回答の矛盾を指摘されるなど、面接官に厳しい対応をされるのが怖いという人も多くいます。
高圧的な態度で接してくる面接官は多くはいませんが、出会うこともあるかもしれません。新卒向けの記事ですが、圧迫面接を切り抜けるコツは参考になるので、ぜひチェックしてください。
圧迫面接とは? どんな圧力も切り抜ける予防・対処法18選を解説
立て続けにお見送りにされるかもしれない
転職活動を頑張っても、立て続けにお見送りされることもあります。採用可否を決めるのは応募企業の採用担当者や面接官ですが、不合格になるとそれらの人たちにとって自分は求めている人材ではなかったのだ、とショックを受ける人もいるでしょう。
一社程度であれば縁がなかったと割り切れても、連日お見送りの通知が届いたり、選考突破はできずに一次面接落ちが続くと、段々と自信を失ってしまいがちです。このような事態を恐れて、転職に踏み切れない人もいます。
就活の時は、大学などで就活のサポートがあり、模擬面接である程度の対策もできます。しかし転職の面接は、練習する機会も少なく、どんなことを聞かれるのか不安に思う人も。
新卒時と大きく違うのは、ほぼ確実にこれまでのキャリアについての質問があるので、答えられるように整理しておきましょう。
既卒就活で適職診断からはじめるのがおすすめ!
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
転職先の人
転職先の人が怖い理由
- 仕事をしっかりと教えてもらえるのかわからない
- 配属先で浮いてしまうかもしれない
- 高圧的な人や理不尽な態度を取る人がいるかもしれない
内定が獲得できて転職が決まると、転職先で新たな人間関係がスタートします。新しいコミュニティに入るのを不安に感じる人も多いですよね。まだ話したことも会ったこともない転職先の人に、漠然と怖さを感じる人は少なくないでしょう。
転職先の人が怖い具体的な理由には、主に以下の3つが挙げられます。
仕事をしっかりと教えてもらえるのかわからない
会社が変われば、仕事上のルール、進め方が異なります。前職とは異なる業種、職種へ転職した場合は、仕事内容もまったく異なるため覚えなければならないこともたくさんあります。新しい会社での仕事を覚えて遂行するためには、転職先の人たちから仕事の進め方やルールを教えてもらわなければなりません。
大抵の会社は研修期間を設けて、教育担当の社員が仕事を教えてくれたり、サポートしてくれます。しかし、教育をせずにすぐに現場に出されて成果を求められることも絶対にないとは言い切れません。教育担当の人が丁寧に教えてくれないこともあるかもしれません。
そのような最悪のケースが起こることが怖くて、転職へのハードルが高くなってしまう人もいます。
配属先で浮いてしまうかもしれない
新卒で入社したときは、複数人の同期が一緒だったという人も多いですよね。初対面の人同士で一からコミュニケーションを取り合って、不安や悩みを共有できるような関係になれたのではないでしょうか。
中途で入社する場合、同期がいるケースはあまり多くありません。新卒のような一斉入社とはならないため、いたとしても歳が離れていたり部署が異なるなど、すぐに仲良くなるのは難しいケースが多いです。
配属先の部署やグループはすでに人間関係が完成されています。それぞれに仲が良い人や気が合う人たちがいる中で、自分がどこまで受け入れてもらえるのか不安に思う人が大半です。不安や悩みを気軽に共有できるような同僚ができるか、配属先の人間関係になじめるか、不安で怖くなるのも無理はありません。
高圧的な人や理不尽な態度を取る人がいるかもしれない
配属先の上司が面接を担当していたり、入社前に一部のメンバーとは顔合わせができたりする場合もありますが、ほとんどの社員とは入社後が初対面になります。一緒に働く人たちがどんな人なのかは、仕事を始めなければわかりません。
残念ながら社会には、親切な人や常識的な人ばかりではなく、高圧的に接してくる人や理不尽な態度を平気で取る人もいます。もしかすると転職先の社員にそのような人がいて、仕事のやりづらさやストレスにつながるかもしれません。
人間関係や会社の雰囲気は外から確かめるには限界があるため、入社前に働きやすい環境だと断定することはできず、不安を感じることになりがちです。
やはり上司や先輩といった自分の指導者に当たる人とのかかわりを気にする求職者は多くいます。ここの関係性が不安定だと、継続して勤めることが難しくなってしまったり悩みの種となるパターンは非常に多いですね。
何が怖い? 転職で怖いと感じる状況
何が怖い? 転職で怖いと感じる状況
- 選考がうまくいくかわからない
- 転職して成功する保証がない
「今より自分に合った会社で働きたい」「もっとワークライフバランスがとれる働き方がしたい」というような希望を持って転職活動を始めても、その希望が叶うどころか、最悪の場合真逆の事態になってしまうことも考えられます。
ここまで挙げてきた「転職で怖いと感じる相手」は努力しても変えられないことも少なくありませんが、ここから解説する転職で怖いと感じる状況は、対策次第で回避できる可能性は高いです。どんな事態になるのが怖いのか、転職のどんな状況を避けたいのか、一つひとつ明らかにしていきましょう。
選考がうまくいくかわからない
選考がうまくいくかわからなくて怖いと感じる理由
- 転職活動の進め方がわからない
- 面接でうまく答えられる自信がない
- 一向に内定を獲得できないかもしれない
言うまでもないことですが、転職をするには現職以外の企業から内定を獲得することが前提です。とはいえ、内定を獲得するのは簡単なことではありません。志望企業の選考ともなれば絶対に突破したいという気持ちはあるものの、うまくいくかはわからないため、怖くなるのも当然です。
選考に対する不安や怖さを感じる具体的な理由は、以下の3つが挙げられます。
転職活動の進め方がわからない
そもそも内定を獲得するには、何から始めれば良いのかわからないという人もいますよね。転職が初めてなら、流れややるべきことがわからないのも当然です。わからないことが多いと不安も大きくなります。
転職活動を始めてみても自分が適切に進められているのか自信が持てず、怖さが拭えない状態が続く人もいるでしょう。新卒の就職活動とは違い、学内での就活に関するセミナーや一緒に就活をする友人もいないので、情報も入手しづらく、不明点が解消できずに転職に踏み切れない人も少なくありません。
面接でうまく答えられる自信がない
就活で面接を経験しても慣れたという人は少ないでしょう。ほとんどの人は、転職活動で面接を受けるときは、スムーズに的確な回答ができるのか不安に思います。リアルタイムで面接官と対峙すると、緊張して自分の言動をコントロールできなくなってしまう人もいます。
面接に対して苦手意識が強い人は多く、面接を受けること自体が怖さの理由になっているケースもあるのです。
一向に内定を獲得できないかもしれない
複数の企業の選考を受けても、どの企業からも内定を獲得できない状況に陥る可能性もあります。そうなると転職したくてもしようがありません。もし、現職を退職する日程がすでに決まっていたり、退職した後に転職活動を始めたのであれば、内定を獲得しない限り収入が得られません。
生活が維持できないリスクもあるので、内定を獲得できない事態が怖いと思う人は多くいます。
実際に転職を考えている第二新卒の中で自分自身のスキルや経験を客観的に評価できていない人は、転職後の職場で自分が通用するのか確証が持てずに、不安や悩みを抱えてしまいます。
転職して成功する保証がない
転職して成功する保証がなくて怖いと感じる理由
- 一向に内定を獲得できないかもしれない
- 新しい仕事が本当に自分に向いてるのか断定できない
- 今の仕事を辞めたことを後悔するかもしれない
- 転職によって本当に労働環境が改善されるかわからない
- 転職を繰り返すことになるかもしれない
転職活動は成功するケースもあれば、失敗するケースもあります。成否がわかるタイミングは状況によってさまざまですが、後悔したときには簡単に引き返すことができなくなっている場合もあるのです。
転職が必ず成功するのであれば、もっと多くの人が転職していますが、転職を決める時点では成功する保証がないため、ためらう人は多いです。
具体的な理由としては、以下の4つが挙げられます。
新しい仕事が本当に自分に向いてるのか断定できない
現職の仕事が自分には合っていないと感じて転職を検討し始めた人も多いですよね。ただ、現職に入社する前はこの仕事が自分に合っていないと予想できていた人は少ないのではないでしょうか。
そのため、どんなに転職先の仕事に魅力を感じていても、入社する前に自分に合っているかどうかは断定しきれません。実際に仕事をしてからミスマッチを感じる事態を恐れている人もいるのです。
今の仕事を辞めたことを後悔するかもしれない
別の仕事を始めてみると、前職の良さや恵まれていた点に気づけることもあります。前の仕事を魅力的に感じるようになって戻りたいと思っても、退職届が受理された後だと戻れる保証はありません。
辞めなければ良かったと後悔してももう遅い。このような状況になりたくないと強く思う人はいますよね。後悔するかもしれない可能性があるうちは、転職を怖いと思わずにはいられないでしょう。
転職によって本当に労働環境が改善されるかわからない
サービス残業を強いられる、賃金が低いなど、労働環境の問題点から転職を検討し始めた人もいますよね。表向きは残業が少ないと謳っていたり、前職より高額な固定給を提示されても、本当にサービス残業を強いられることがないのか、年収はいくらもらえるのか、入社して働いてみなければ実態はわからない場合が多いです。
転職しても、前職と同じように労働環境に対して不安を抱えるようになるのは嫌ですよね。しかし、そうなるかもしれないと思い、前向きな気持ちで転職を進められない人もいます。
次の記事では、激務といわれる業界について解説しています。こちらもあわせて読んで、転職をするときの参考にしてみてくださいね。
激務といわれる業界12選|無理せず自分らしく働ける環境の見つけ方
転職を繰り返すことになるかもしれない
日本企業では、転職回数が多い人に対してマイナスな印象を抱くケースが多く見られます。初めての転職を検討している人も、転職回数はなるべく少なくしたい人が多いのではないでしょうか。
しかし、一度転職を経験すると、転職に対するハードルが低くなる人も多くいます。転職のハードルが低くなってしまうと、仕事で困難なことから逃げる手段として転職を繰り返してしまうことも。そうすると、自分で自分の市場価値を落としてしまうことになりかねません。
このような事態になることを恐れ、最初の転職は特に慎重になる人が多いのです。
アドバイザーコメント
若林 宏美
プロフィールを見る人間関係を不安に思う求職者は多い
転職者が最も不安だと感じる割合が多いのは、「新しい職場の人間関係」ではないでしょうか。
前述されている通り、すでにある人間関係に入っていくのが怖い、どんな人が上司になるのか不安など、人間関係に関する悩みは尽きないものです。しかし、今は多くの会社で転職者が歓迎されているので、ほとんどの会社は慣れるまでのサポートを親身におこなってくれるはず。
これまでのキャリアはもちろんですが、一般的なビジネスマナーなどを備えているため、即戦力としての活躍が期待できるからです。
会社側も受け入れ体制を整えていることが多い
私が知る複数の会社でも、新卒ではなく転職者をメインに採用している会社はたくさんあるので、人間関係についてはあまり気負わなくても良いでしょう。そして、活躍が期待されているからといって、最初から無理をしすぎるのも禁物ですよ。
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転職が怖いなら現職を続けるのも一つの選択肢
今の職場を退職したとしても、転職は、世間から絶対にするべきこととして義務付けられているわけではありません。現職で、自立するのに十分な収入が得られているなら、転職は必ずしもしなければならないわけではないのです。
ここまで転職が怖いと感じる理由として挙げてきた通り、転職が成功する保証はなく、回避したい事態に陥ってしまうことも考えられます。転職をしなければ、このようなリスクを背負うことはありません。
また、今は現職に対して不満を抱いていても、続けるうちに解消されたり、やりがいを感じられるようになる可能性もあります。今の仕事を続けるのも一つの選択肢ですよ。
後悔するかもしれないなら! 怖くても今転職した方が良い3つの理由
後悔するかもしれないなら! 怖くても今転職した方が良い3つの理由
- 転職市場では若い方が有利だから
- 転職は対策次第で成功させられる可能性が十分にあるから
- 転職が成功すれば理想のキャリアを歩めるから
転職にはさまざまなリスクがあるため、怖いと思うのは当然です。しかし、リスクを背負いたくないからといって、転職を諦めると後悔することもあります。
ここでは怖くても転職した方が良い理由を解説します。本当に自分が転職するべきかどうか判断するうえで、必ず参考にしてくださいね。
①転職市場では若い方が有利だから
中途採用を実施している企業は、若い人材を求めている場合が多いです。20代の人材と30代の人材では、20代の方がこの先社会人として働く期間が長いため、より長期的な活躍が期待できます。
人材の採用にも教育にもコストがかかるため、1年でも長く自社で働ける人材を求める企業が多いのです。よって、転職するのであれば先延ばしせず、若いうちにした方がスムーズに選考を進められ、幅広い選択肢の中から転職先を選べる傾向にあります。
企業が若手の人材に期待しているのは、新しい発想や失敗を恐れずにチャレンジすることです。そして、自社に定着して、長期的に活躍していくことです。そのため、企業は、経験不足でも若手人材を雇用したいと考えるのです。
②転職は対策次第で成功させられる可能性が十分にあるから
転職活動をしている時点では成功は保証されていません。しかし、転職は運に任せるしかないというわけではありません。対策次第で成功させる可能性を高めることができます。
対策は決して難しいことや手がかかることばかりでなく、知っておくだけで役に立つことや、わずかな時間で面接通過の確率を高められる練習方法などもあります。実際にしっかり対策したことによって、転職活動を成功させた人たちは多数いますよ。
転職活動を成功させる方法はこちらの記事で解説しています。転職するべきかどうか見極める方法も解説しているので参考にしてくださいね。
第二新卒の転職必勝法|納得のいくキャリアを見つける3つのコツ
③転職が成功すれば理想のキャリアを歩めるから
「販売職ではなく営業をしたい」「20代のうちからもっと裁量のある仕事がしたい」など、叶えたいことがあるからこそ、転職を希望している人が多いはずです。転職に成功するということは、このような希望が叶うということです。
転職によって、目の前の生活だけでなく将来も大きく変わる可能性があると述べました。今の仕事のままでは理想とするキャリアを歩めそうにないという人も、転職によって理想を実現させられる可能性があるのです。
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見る転職するかどうかは他人の意見や物差しで決めるものではない
まず、転職において「すべきではない」という意見は非常に難しいところですね。というのも、転職に限らず人生を大きく左右するような「転機」は人から得た情報や意見に左右されて決めるようなものではないと思うからです。
そのため、他者が口を出せるものではなく、本人が他人の発言を鵜呑みにして判断することも違うと思っています。それを理解したうえで耳を傾けてほしいのですが、転職が怖いと感じるのは人間関係もそうですが「新しい環境」へ身を置くことが要因として考えられます。
転職に対する前向きさがどの程度あるのか
そうした時に、それが恐怖や不安にもなり得たり、逆にモチベーションに感じる人もいることでしょう。
どうしても前者の気持ちで、何をしても不安や恐怖が拭いきれずに日常生活に支障が出てしまう場合(眠れない、涙が出るなど)は転職という選択は時期尚早なのかもしれません。
他方で、転職に関する事柄を考えた時にドキドキワクワクしたり、気持ちが高揚する場合には、未来に希望を感じて前向きな状態であるといえるので、一歩踏み出してみるのが良いでしょう。
いずれにしても、他者の意見や情報に惑わされず、まずは自分の内面に焦点を当てて、自分がどうしたいと感じているのか直感的に探ってみることをおすすめします。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活では、限られた選択肢の中から自分に合った仕事を見つけることが重要です。しかし、本当に自分に合った仕事とは何か、見つけるのは簡単ではありませんよね?
そこでおすすめなのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの個性や強みに最適な仕事、そして、あなたが就活でアピールできるポイントが分かります。
自分に合った仕事を見つけ、自信を持って就活を進めるためにも、 ぜひ就活を始める前に「適職診断」を試してみてください。
怖さが拭えないのなら現職と両立しながら転職活動を始めてみよう
「失敗すれば後がない」という状況では、転職の怖さを軽減させることは難しいです。その点現職を続けながら転職活動を始めれば、転職先が決まらなくても仕事を失うことはありません。今の仕事と転職活動を両立することで、心理的に余裕を持つことができますよ。
怖いからといって何もせずに足踏みしていると、現職にも集中できず、時間を無駄にしてしまうことになります。本当に転職するかどうかは、内定を獲得した後でも決められます。
まずは、今の仕事に励む傍ら、求人を探したり、面接対策をするなど簡単にできることから始めてみましょう。
私の肌感になりますが、現職を続けながら転職活動をする人の割合が圧倒的に多い印象を受けます。
理由を聞いてみると、「経済的な不安がないから」という答えが多く、経済的な面が安定していると、多少時間がかかっても納得がいくまで転職先を探せるというメリットがあります。
怖さを払拭するために守るべき転職活動の4つの鉄則
怖さを払拭するために守るべき転職活動の4つの鉄則
- 考えを整理しないまま退職しない
- 選考対策を徹底しておこなう
- わからないことがある状態で決断しない
- 決断を先延ばしにするときは期限を設ける
怖いと感じながら転職活動をしていると、焦りや不安から冷静な判断ができなくなってしまうことも。怖さを払拭する方法についてはこの後解説しますが、その前に誤った判断をしてしまったり後悔するような行動をとらないために、転職活動を進めるうえで守るべき4つの鉄則を解説します。
①考えを整理しないまま退職しない
現職と両立しながら転職活動を進めることをおすすめしましたが、選考対策に集中するために退職後に転職活動をするのも一つの方法です。退職後に進めた方が、対策の時間が取れたり、面接の日程を調整しやすいなどのメリットがあります。
ただ、退職すると当然給料は発生しなくなり、収入は途絶えてしまいます。早く就職先を決めなければ、経済的に追い込まれてしまう人もいるでしょう。そのような状況では、冷静に判断することができず、自分に合っていない仕事や希望に合わない労働条件でも受け入れてしまいやすいです。
仕事をしながら、転職活動をするうえで譲れない条件や転職で叶えたいことを明確にして、本当に今退職すべきかどうか慎重に判断するようにしてください。
今後のキャリアをしっかり考えずに退職してしまった場合、また同じ問題点や過ちを繰り返すことになりかねません。
仕事の内容、給与、人間関係。それぞれ何に問題を感じて転職しようとしているのかしっかり自己分析してから会社選びをしないと後々自分が困る確率が高いです。
仕事がうまくいかないから転職を考えてる人は、一度次の記事を読んでみてください。次の記事では、仕事がうまくいかないときの対策について解説しています。一度落ち着いて考えたら転職をしなくても良い結果にたどり着くかもしれませんよ。
仕事がうまくいかないあなたに|状況別の対策と心を休めるコツを解説
②選考対策を徹底しておこなう
選考対策には、自己分析、業界・企業研究、面接練習などがあります。選考対策を徹底しておこなうことで、自信を付けられたり、不明点を解消することができるなど怖さを解消させることにつながります。
転職活動を進めるなら、プライベートの時間を削って選考対策をおこなう必要があります。手を抜いてしまったり、不十分な対策しかしなければ、内定が一向に獲得できなかったり、自分に合っていない仕事に就いてしまったりする可能性が高くなります。
転職活動を怖いと思うのであれば、選考対策は徹底しておこないましょう。
③わからないことがある状態で決断しない
転職活動では、内定が出された企業の中から入社する企業を一社決めることが最終的なゴールです。複数の企業から内定を出されている状況で承諾する企業を選ぶケースや、最初に内定を出された企業に決めるケースもあります。
いずれにせよ、わからないことがある状態で決断するのは避けましょう。たとえば雇用形態を例に挙げると、中途では契約社員として入社するケースもよくありますが、契約期間、正社員登用の条件や実現性は企業によってさまざまです。担当者に直接聞かなければ解消できない不明点も多くあります。
最終面接の場や電話で内定を言い渡されその場で意思確認をされると、つい前向きな返答をしてしまう人が多いですが、一度内定を承諾すると簡単に辞退することはできません。不明点を整理して、すべてクリアにしたうえで最終判断をするようにしましょう。
④決断を先延ばしにするときは期限を設ける
エントリーする企業を決めるときや内定を承諾するかどうか決めるときなど、すぐには判断しきれないときもあります。焦って決断を急がずに時間をとることは大切ですが、その場で決断しないのであれば、いつまでに決めるのか期限を設けるようにしましょう。
期日を設けずに先延ばしにすると、同じようなことで悩み続けて非効率になりやすいです。たとえば、現職の仕事が立て込んでいるため、今すぐにはエントリーしないのであれば、いつエントリーするのか決めてその計画通りに進めていくことが重要です。
転職活動の怖さは5ステップで段階的に解消しよう
転職活動は段階的に進めていく必要があり、各段階に応じて怖さを感じる理由や原因は変化していきます。ここからは、各段階ごとに怖さを解消していく方法を解説します。
転職活動は最後まで成否を判断することはできないため、完全に怖さを払拭することは難しいです。しかし、5ステップで段階的に対策を立てることで、徐々に怖さは解消されていきますよ。
ステップ①転職活動への漠然とした怖さを解消! 転職の実態をつかむ方法
ステップ①転職活動への漠然とした怖さを解消! 転職の実態をつかむ方法
- 転職エージェントに相談して流れを把握する
- 転職フェアや合同説明会に参加する
- 転職経験者や転職活動の最中の人に実態を聞く
転職が初めての人や周囲に転職経験者がいない人は、転職に関して何が怖いのかも整理できないくらい、不明なことや不安なことをたくさん抱えていると思います。まずは、漠然とした怖さを解消するために、転職活動の実態をつかむことから始めましょう。
①転職エージェントに相談して流れを把握する
転職エージェントは、求職者の転職活動をトータルでサポートするサービスです。求職者一人ひとりに担当者がつき、求人を紹介したり、選考対策についてアドバイスをします。
転職エージェントに相談すれば、やるべき対策や知っておくべき情報を教えられるので、転職未経験者でも効率的な転職活動ができます。転職活動は就職活動とは異なり、一緒に取り組める友人や気軽に相談できるキャリアセンターもないため、正確な情報が入手しづらいです。
その点、転職エージェントは不明点や不安なことを相談できる存在にもなるため、転職に対する怖さを解消しながら安心して選考を進められるようになります。
②転職フェアや合同説明会に参加する
転職希望者向けのイベントは全国各地で開催されています。新卒のときに合同説明会に参加した人も多いですよね。イベントの形式はほぼ同じで、会場内に各企業の出展ブースが設置され、採用担当者や先輩社員と直接話ができます。
一度転職フェアや合同説明会に参加すると、どのような企業が中途採用をおこなっているのか、どのような求職者たちがいるのかなどがわかり、漠然とした怖さは解消されやすいですよ。
転職フェアや合同説明会に参加するメリット
- 転職を始めて間もない人も多数参加する
- 企業の社員とのつながりができる
- 少人数でおこなうため初歩的なことでも質問しやすい
- キャリア形成や面接対策などをテーマにしたセミナーを受けられることもある
まずは、転職希望者が大勢集まるイベントに参加して、雰囲気をつかむのがおすすめですよ。
転職フェアや合同説明会に参加する前に、転職する目的を明確にしましょう。転職したい業界や企業を事前に調べてリスト化しておくことで、転職に対する情報を効率的に収集することができます。
③転職経験者や転職活動の最中の人に実態を聞く
転職活動をしたことがある人なら、進め方ややるべき対策は把握できているはずです。求人検索に使ったサイトやエントリーした企業の数、面接で聞かれる内容など、経験者からリアルな情報を得ることで、転職活動のイメージもより具体的になります。
イメージが具体的になると何が怖いのかも具体的になって、対策が立てやすくなります。
ただ、経験者のアドバイスは一つの参考にはなるものの、自分にとっても最適なケースとは言い切れないため、全てを鵜呑みにしないように注意しましょう。
ステップ②転職先選びの怖さを解消! 入社後後悔しない企業選びの方法
転職を本格的に始めるとなると、求人情報を調べるところから始まります。転職サイトなどを利用しながら、中途採用をおこなっている企業の情報を入手してエントリーしたい企業をピックアップしていきます。
この企業選びは、転職が成功するかどうかを決める重要なフェーズです。さまざまな求人情報を見ていると、情報量の多さに困惑してしまう人もいるでしょう。自分が希望する条件を整理しないまま適当にエントリーしてしまうと、後悔することになりかねません。
ここでは、転職先選びの怖さを解消して、入社後後悔しない自分に合った企業を見つける方法を解説します。
転職活動の軸を明確にする
何を重視するか、どんな条件で応募する企業を決めるか、など軸を明確にして転職活動を進めましょう。
軸を明確にするには、自己分析が必要です。自分の過去の言動や思考から、仕事をするうえで重要な価値観、活かしたい強みなどを明らかにしましょう。
軸を決めるうえで重要な要素となるのは以下の3つです。
転職活動の軸を決めるうえで重要な要素
- 活かしたい強み
- 転職理由
- 企業選びの軸
自己分析することで、自分の強みや弱み、自分の描くキャリアデザインなどが明確になります。キャリアに対して自分がどう考えているのか、将来的にどうなりたいのかを把握しておくと、転職先を選ぶ時の失敗が少なくなります。
活かしたい強み
自己分析を通して、自分の活かしたい強みを明らかにしましょう。現職での経験も踏まえて、周りに利益をもたらせたことや、成果を出せたときに発揮された能力やスキルが自分の強みとなります。
複数挙げられたら、その中でもさらにレベルアップしたいものや、特に仕事で活かしたいものをピックアップしていきましょう。その強みが発揮できるかどうかを基準としてエントリーする企業を見ていくと、満足感や充実感を感じながら働ける会社が見つかりやすくなります。
自分の強みを知りたい人は、こちらの新卒向けの記事の強み一覧で探してみましょう。しっくりくる強みが見つかれば、中途採用の選考でもアピールとして使えますよ。
強み一覧付き|自分の強みが必ず見つかる方法9選とアピール方法
転職理由
転職理由は面接で必ずと言って良いほど聞かれますが、面接対策のためだけでなく、転職活動を納得感を持ちながら進めるためにも重要な要素となります。
転職理由というと退職する理由、つまり現職の問題点を中心に考えてネガティブになりがちですが、「転職で叶えたいこと」として考えると、ポジティブな内容になります。そしてその「叶えたいこと」が、現職では実現不可能な内容だと転職する理由が明確になります。
意欲的に転職活動を進めるためにも、自分自身が心から納得できる転職理由をまとめておくことが大切ですよ。
転職で叶えたいことの例
- 自分に合う職種で働きたい
- 今よりもっと裁量のある仕事がしたい
- 年収が低いので賞与が年2回ある企業がいい
- 地元にUターンして働きたい
進学や就職で一度都市圏に出た後で、故郷に戻って働くことをUターン就職といいます。こちらは新卒向けの記事ですが、Uターン就職を検討している人は知っておくべき情報ばかりなのでぜひ確認してくださいね。
Uターン就職とは? 勤務地で後悔しないための就活の進め方
こちらのQ&Aでは、勤務地に関するお悩みにキャリアアドバイザーが回答しているのでぜひ参考にしてください。
転職理由の考え方はこちらの記事で詳しく解説しています。面接官が納得できる転職理由の例文も多数紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
転職理由の10例文|面接官を納得させて好印象をつかむ伝え方を解説
企業選びの軸
企業を選ぶうえで最終的な決め手とする条件を明らかにしましょう。たとえば、活かしたい強みが「提案力」であれば、「提案力を活かせる」が転職先に外せない一つの条件になります。
活かしたい強み以外にも、給与や休日日数などの待遇面を重視する人や、会社の経営状況や展望が気になる人もいますよね。これから働く企業を選ぶうえで、「これは譲れない」と思う条件が企業選びの軸となります。
軸は複数あって問題ありませんが、絶対にブレてはいけない軸を2~3つまで定めておくと良いです。複数挙げると視点を変えて企業に対して向き合うことができ、入社後「思っていたのと違った」と後悔するリスクを減らせますよ。
軸を決めるには自己分析をして、過去の自分の言動や思考から、価値観や強み、特性を明らかにする必要があります。こちらは新卒向けの記事ですが、自己分析のやり方がわかるのでぜひ参考にしてください。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
マインドマップやシートを使ったやり方もおすすめです。自分に合った方法を実践してください。
マインドマップ
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
自己分析シート
簡単15分! 自己分析シートのフォーマット6選
こちらは新卒向けの記事ですが、企業選びの軸の決め方を多数例示しており、既卒や第二新卒の人にとっても参考になりますよ。
意欲が伝わる「企業選びの軸」の回答例50選|見つけ方も解説
ステップ③選考での怖さを解消! 自信を持って選考に臨む方法
ステップ③選考での怖さを解消! 自信を持って選考に臨む方法
- 書類作成や面接の基本的なマナーをおさらいする
- 現職での仕事ぶりをポジティブに伝えられるようにする
- 企業研究を入念におこなって志望企業の解像度を高める
- 企業と自分は対等であることを意識する
求人にエントリーすると、いよいよ選考が始まります。転職が怖い理由でも選考に関するものが多かったように、自分の経歴や能力を評価されることや、面接を受けることに対する不安は大きいですよね。
ただ、怖いと感じている様子が表れすぎると、選考では不利になってしまうことも。ここで解説する自信を持って選考に臨む方法を習得しましょう。
①書類作成や面接の基本的なマナーをおさらいする
就活で履歴書を作成したり、面接に臨んだ経験がある人が多いですよね。しかし数年前のこととなると、細かいマナーまでは覚えていないのではないでしょうか。まずは基本的なマナーをおさらいしましょう。
特に面接では、マナー違反は即不合格になってしまうことも。面接会場についたら5〜10分前に受付を済ませる、控え室ではスマホは触らない、入室するときはドアを3回ノックするなど、基本的なマナーは必ず押さえたうえで面接に臨みましょう。
マナーをおさらいしたうえで選考に臨めると、緊張が和らいで自信を持って選考に臨めるようになりますよ。
マナーをおさらいしたい人は、こちらの記事で新卒向けに就活マナーを解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
こちらは新卒向けの記事ですが、書類の受け渡しのマナーや基本的な項目の書き方は共通しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説
- 書類や面接で評価されること自体が怖いです。対処法はありますか。
自分の盲点をなくして面接に臨もう
どうしても転職活動となると先方が評価することは避けられないので、その点は諦めるしかなさそうです。しかし、その評価されることに対して自分の考えを変えることで気持ちを少し和らげることなら可能だと思います。
たとえば、あらかじめ自分の経歴を見返してみて自分の欠点となる場所や指摘されそうな箇所を自分なりに考えて書き出しておきます。先方が指摘するよりも先に認識してしまおうという試みです。
評価されることが怖いというのは「自分が気づかなかった欠点を指摘されるのがいやだ」という気持ちが含まれているので、先に自分でわかってしまっていれば怖くなくなります。
もしくは、仲の良い友人や家族に思い切って聞いてみることでも評価されることへの練習にもなると思います。
②現職での仕事ぶりをポジティブに伝えられるようにする
面接では現職でのエピソードを掘り下げて聞かれるケースが多いです。どんなことを答えれば良いのかわからない人もいますよね。労働環境への不満から転職を検討し始めた人も多いためネガティブな内容になりがちです。
しかし、過酷な環境だったとしても自分の成長につながるようなエピソードや学びになったことはあるはずです。また、前職で力を入れて取り組んだことや工夫したことなども整理しておくと、面接での効果的なアピールにつながります。
「仕事を効率的に進めるためにタスクの管理を工夫した」「チームに貢献できるように雑用にも懸命に取り組んだ」など、些細なエピソードでも良いので、取り組んだ理由やきっかけまで掘り下げて説明できるように用意しておきましょう。
事前に現職での仕事ぶりをポジティブに伝えられるようにしておくことで、自信にもつながりますよ。
③企業研究を入念におこなって志望企業の解像度を高める
面接が怖いと感じるのは、相手のことがよくわからないからという原因も挙げられます。面接官が、よく知っている友人や家族であれば、そこまで緊張もしないですよね。つまり、相手のことをよく理解しておけば、怖さも少しずつ解消されるはずです。
転職で相手のことをよく理解する方法は企業研究です。企業研究を通して、企業の事業内容、商品やサービス、求めている人材などを明らかにして解像度を高めましょう。初対面だとしても、背景や実態をよく知っている相手であれば、ひるむことなく堂々とコミュニケーションをとれますよ。
企業の解像度を高めて、面接官に対する怖さを和らげましょう。
たとえば、野球で言えばピッチャーがどんな球を投げてくるのかわかっていなければ、来た球に対してバットを振りおそらく三振してしまうでしょう。
しかし、球種は何を持っていてどのコースを責めてくるというのがわかっていればさほど怖くありません。そのため、怖さを打ち消すために「相手を知る」ということは重要ですね。
企業研究で集められた情報はノートに書き留めましょう。こちらは新卒向けの記事ですが、ノートのレイアウトや必須項目は参考になりますよ。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
- どのような用意をして面接に臨めば良いですか。
相手企業について入念に調べたうえで逆質問を用意しよう
転職候補企業の事業内容や、その企業が求職者に求める人物像に関する逆質問を用意しておきましょう。逆質問をすることで企業に対する興味や熱意がある人材だと感じてもらうことができます。
また、転職候補先ではどのようなスキルが求められるかなどの逆質問も好印象を持たれやすいです。企業に入社して貢献できる人材になりたいという前向きさが伝えられます。
こちらの記事では、「質問はありますか」と面接官から聞かれたときの回答方法を解説しています。新卒向けの記事ですが、例文を読めばイメージも湧きやすいのでぜひ参考にしてくださいね。
面接で「質問はありますか」と聞かれたら? 回答例66選を大公開
④企業と自分は対等であることを意識する
選考は自分の価値を評価される場だと捉えがちです。そして、面接に落とされると、自分は応募企業にとって価値がないと判断されたようで落ち込んでしまう人が多くいます。
しかし、選考は一方的に企業から評価される場ではなく、自分も企業を評価する場であることを意識しましょう。企業が良い会社なのか、自分に合っているのか、面接官の雰囲気や採用担当者との会話の内容から判断するのです。
企業と求職者の間に上下関係はなく、お互いに対等であることを意識して、必要以上に緊張することなく選考に臨みましょう。
ステップ④現職の人への怖さを解消! スムーズに退職の準備を進める方法
ステップ④現職の人への怖さを解消! スムーズに退職の準備を進める方法
- 転職先が決まったらすぐに直属の上司に申し出る
- 仕事を引き継いでもらう人にはあらかじめ伝えておく
- 手紙やプレゼントで感謝の気持ちを表す
内定を獲得できて、転職先が決まれば退職の手続きを進めなければなりません。現職の人から咎められたり、責められることを想像して怖くなる人もいますよね。ここでは、なるべくスムーズに退職の準備を進める方法を解説します。
①転職先が決まったらすぐに直属の上司に申し出る
志望企業から内定の連絡を受けて承諾すると決めたら、なるべくすぐに退職する旨を申し出ましょう。先延ばしにするほど切り出しづらくなるので、承諾した翌出勤日の出社後、なるべくすぐに「相談したいことがある」といって、直属の上司のアポを取るようにしましょう。
就業規則は会社ごとに異なりますが、退職日の1〜3カ月前に伝えるように決めている企業が多いです。民法では、退職日の2週間前までに申し出るように規定されています。退職することによってほかの人の負担を増やしてしまうことにはなりますが、就業規則に則った行動をしている場合、後ろめたさを感じる必要はありません。
現職の人にとっても、退職するのであれば早めに伝えられた方が、業務の調整や引継ぎがしやすいためメリットは多いです。
退職の意思を上司に伝える前にほかの同僚などに漏れないように注意しましょう。退職は、残っている社員の業務に影響を及ぼすことがあるため、上司との計画が必要だからです。
②仕事を引き継いでもらう人にはあらかじめ伝えておく
上司以外の職場の人には、タイミングを見て自分から伝えるか、退職の手続きを進めるために必要な社員には上司から伝えることになります。仕事の引継ぎは、上司から指示を受けるか、自分で進めなければならない場合があります。
引き継ぐことになりそうなメンバーには、転職することと仕事を引き継いでもらう可能性があることを伝えるようにしましょう。あらかじめ伝えておくと、本格的に退職準備を進めるときもお願いしやすくなります。
③手紙やプレゼントで感謝の気持ちを表す
最終出勤日までに部署のメンバーには菓子折りなどプレゼントを用意しておくと、現職の人にも誠意が伝わりやすくなります。特にお世話になった指導社員や上司には、手紙で感謝の気持ちを表すのもおすすめです。
ステップ⑤入社直前の怖さを解消! 不明点をなるべくなくして入社を決める方法
ステップ⑤入社直前の怖さを解消! 不明点をなるべくなくして入社を決める方法
- 労働条件通知書によく目を通す
- 些細なことでも不明点は面談で相談する
転職先が決まっても、「なじめるかな」「転職を後悔しないかな」と不安な気持ちは拭えないですよね。特に不明点や不安なことを残したままだと、入社日が近づくにつれて怖さも大きくなってしまいます。
最後に、入社直前の怖さを解消して入社を決める方法を解説します。
①労働条件通知書によく目を通す
内定が出されると、内定通知書や労働条件通知書が送付されてきます。雇用形態や給与、勤務地などの労働条件が記載された書類です。まずはこの書類によく目を通して、不明点や疑問点を整理しておきましょう。
可能であれば、家族などの身近な人にも目を通してもらい、違和感のある点やわかりづらい点がないか確認してもらうと良いです。
②些細なことでも不明点は面談で相談する
あらかじめ労働条件通知書や内定通知書の不明点を整理しておいて、担当者と話をする機会でまとめて質問するようにしましょう。
入社前に採用担当者や配属先の社員との面談を設定するケースが多いです。その機会を有効に使うために、些細なことでも不明点はまとめておいて、入社前に解消するようにしましょう。
入社前に確認しておきたいことの例
- 契約期間
- 雇用形態
- 仕事の内容
- 始業時刻と終業時刻
- 転勤の有無
- 残業代の有無
- 有給休暇の日数や付与されるまでの期間
- 入社日の持ち物や服装
- 入社するまでの期間にやっておくべきこと
内定通知書が届いていない場合はこちらのQ&Aを参考にしてみてください。
特別休暇の有無も確認しておくと良いでしょう。無給なのか有給なのか、一般的な慶事休暇はもちろんですが、最近はリフレッシュ休暇やボランティア休暇などさまざまな種類があるので、取得率も含めてチェックしてみましょう。
- 転職先の企業になじむには、どのような努力をすれば良いのでしょうか。
謙虚にひたむきに仕事に取り組もう
転職先の企業になじむための方法は人それぞれあると思うのですが、私が転職した際によく意識していたのは、とにかく腰を低くするということです。
どれだけ自分に知識や経験があったとしても、その職場では新人で、先輩はたくさんいます。
そういった中で信頼してもらえるためにどうすればいいかと考えると、やはり教えてもらったことをひたむきに真面目に取り組むという姿勢が大事なように思います。
愚直に日々を過ごしていると、声をかけてもらえるようになったり新しい仕事を任せてもらえたりと次第に人間関係や仕事の幅にも広がりが出てくるので、まずはそのような意識で取り組むと良いのではないでしょうか。
それでも転職が怖い人は? 時間をかけておこなう対処法
それでも転職が怖い人は? 時間をかけておこなう対処法
- 資格を取得したりスキルアップして自信を付ける
- 幅広い業界や企業を研究して本当にやりたいことを見つける
- 現職で成果を出してから転職する
転職の怖さを解消する方法がわかっても、転職が怖くてなかなか踏み出せないという人もいますよね。
時間をかければより確実に不安を解消できる方法があります。
今すぐに転職する必要はない人や、なるべく怖さを解消したうえで転職したい人は、ここで解説する対処法をぜひ実践してくださいね。
- 1年後までには転職したいです。今から始めた方が良いことなどがあれば教えてください。
リカレント教育に取り組もう
1年後なら、まだ時間がありますね。まずは、自分が同業他社に行きたいのか、まったく別の業種の仕事がしたいのかなど、どんな仕事をしたいのかを考えてみましょう。
考えがまとまったら、転職活動で有利になる資格の取得や勉強、つまりリカレント教育に取り組んでみませんか。
社会人の学び直しともいわれるリカレント教育は、仕事と教育を繰り返すことで、自分自身の成長を促すことができるので、転職活動を含めたキャリア形成に一役買うと思います。
こちらは新卒向けの記事ですが、キャリア形成の進め方を詳しく解説しています。自分のキャリアと向き合いたい人はぜひ参考にしてください。
キャリア形成とは? 4ステップでこの時代を生き抜く方法を考えよう
①資格を取得したりスキルアップして自信を付ける
資格は自分の知識や能力の証明になります。証明できるものがあった方が、自信を持てる人が多いですよね。また、中途採用の募集要項では「Photoshopの利用経験必須」「TOEIC600点以上の方歓迎」のように、特定のスキルを持っている人を優先的に採用するケースがあります。
志望企業でどのようなスキルが求められているのかを知り、それに応じたスキルを身に付けられれば、企業にふさわしいスキルがあるという自信を持って転職活動が進められるようになりますよ。
今、自分が自信を持っているスキルの中でも特に伸ばしたいものや、将来やりたい仕事に活かせそうな資格などを探してみましょう。資格試験は年に数回しか実施されないものも多くあります。まずは気になっている資格の公式ページを確認し、受検する日にちを決め、その日に間に合うように対策を始めましょう。
こちらは新卒向けの記事ですが、就職に役立つ資格を多数紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
取りやすい資格25選|取得から就活でのアピールの仕方まで解説
②幅広い業界や企業を研究して本当にやりたいことを見つける
「自分に合った仕事がわからない」という人は、そもそも知っている仕事の数が限定的なのかもしれません。世の中には数多くの仕事があるため、必ず自分の強みを活かせたり楽しく取り組める仕事は存在します。
ただ、数が多いだけに一つひとつ確認していくのには時間がかかります。東洋経済新報社が提供する業界地図や会社四季報を熟読して知識を増やしたり、さまざまな企業の説明会やセミナーに参加するなど根気強く企業・業界研究をおこない、本当にやりたいことを見つけましょう。
「そもそも自分のやりたいことがわからない」というのが本音の人も少なくないでしょう。こちらの記事をぜひチェックしてくださいね。
やりたいことがわからない人必見! 隠れた本心を見つける思考・行動
自分が何の仕事をしたいのかわからない……と悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。仕事探しのコツやキャリアに関する考えをまとめています。
仕事で何がしたいかわからない人必見|未来を切り拓く1stステップ
③現職で成果を出してから転職する
現職で成果を出せたり、活躍できれば、自信にもなり、選考でのアピール材料も増えます。現職をやりきったといえる成果がない人は「いつまでに成果を出す」と決めて、その成果を出したうえで転職活動を進めると良いでしょう。
成果が目に見えてわかりづらい職種の場合、先輩や上司の仕事を見て、今の自分ではできない仕事を探してみましょう。「これはできるようになりたい」といえるものがあれば、それを目標とし、達成するまでは現職の仕事に集中します。
自分の中で「今の仕事に思い残すことはない」といえるほど頑張りきれれば、堂々と転職を志せるようになります。選考の自己PRなどでも、現職での働きぶりや成果を題材にしてアピールすれば、志望企業の担当者は「自社でも成果を出してくれそう」と活躍をイメージしやすくなりますよ。
転職の怖さは完全には払拭できない! 乗り越えて理想のキャリアをつかもう
転職の怖さを解消する方法を解説してきましたが、どんなに手を尽くしても成功が保証されることはないので、怖さを完全に払拭できることはありません。ただ転職は博打ではないので、できる対策を尽くせば成功の可能性を引き上げることができます。
怖さを感じながらも、できる対策を尽くして、理想のキャリアをつかみましょう。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見るまずは怖いという感情を客観的に見つめよう
転職をしたくても怖くて踏み出せない人は、その怖いという感情がどこから来ているものなのかを客観的に捉えてみてください。
客観的に自分自身を捉えるということは、転職において、自分がどのようなキャリアを築いていきたいのか、どのような仕事が自分に合っているのかを冷静に分析して理想と現状のギャップを理解することになります。
キャリアの専門家と自己理解を深めるのがおすすめ
この行為は自己理解といわれていますが、自己理解については自分一人でおこなうより、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントに相談しながら進めていく方が効果が期待できます。
自己理解により、自分のスキルや強み、将来のキャリアビジョンを整理して、そこから転職先を選択することで非常にバランスの取れた転職活動になります。
自分の中から来る転職したいという感情に向き合って、どのような選択をするか。自分の状況を分析し決断をする。このことで、皆さんが良い一歩を踏み出せればと願っています。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事
Hiromi Wakabayashi〇女性や学生向けのキャリア講座、行政主催の就職フェアでのキャリア相談に従事。また、ライター経歴を活かし、各種サイトでキャリアについて考えている人に向けた記事を監修
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