【無料】SPIの練習問題75問|就活のプロによる解説付き

Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました
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瀧本 博史
キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2,000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は60,000件超。そのなかでWebテストの支援をおこなった人数は延べ5,000名以上。Webテスト関連の講師経験もあり。30年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう プロフィール詳細・記事一覧 >

SPIは、就職活動における適性検査の一つで、言語・非言語・英語など幅広いジャンルから出題されます。各単元によって問われる能力が異なるため、苦手分野を把握したうえで効率よく対策を進めることが重要です。

この記事では、Webテストの指導経験がある瀧本さん監修のもと、SPIの攻略法をわかりやすくお伝えします。

記事の後半では、SPIの全分野を網羅できる練習問題75問を用意しています。SPIの対策が不十分だと感じている人は、ぜひ最後まで取り組んでみましょう。

【コンテンツの制作・チェック・監修体制について】
Webテストコンテンツは、生成AI(人工知能)も活用しながら社内の編集部メンバーが作成したオリジナルの問題となります。チェック・監修体制としては、1問につき、Webテストに精通した外部パートナー最低1人のチェック、Webテストを得意領域とするキャリアコンサルタントによる最終チェックと監修をおこなっています。

目次

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問題を解く前に確認! 「SPI」の解答のコツ

非言語

  • 問題パターン:割合・速度算・推論・損益算・集合・表の読み取りなど
  • 1問あたりの時間:1〜2分程度
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(あり)

言語

  • 問題パターン:二語関係・語句の意味・語句の用法・文章整序・空欄補充・長文読解など
  • 1問あたりの時間:30秒〜2分程度
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(あり)

英語

  • 問題パターン:同意語・反意語・英英辞典・空欄補充・長文読解など
  • 1問あたりの時間:30秒〜2分程度
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(あり)Webテスティング(なし)

構造把握

  • 問題パターン:文の構造による2グループへの分類
  • 1問あたりの時間:1〜2分程度
  • 出題頻度:テストセンター(あり)ペーパーテスト(なし)Webテスティング(なし)
SPIの練習問題を解く際のコツを教えてください!

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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練習から解答スピードを意識! 問題の意図を素早く読み取る力を身に付けよう

SPIの練習問題では、単元ごとの知識を確認するだけでなく、本番で求められる解答スピードや時間配分を身に付けましょう。多くの受験者は正解することばかりに意識が向きますが、SPIでは限られた時間内で安定して得点する力が求められます

言語問題では設問の意図を素早くつかみ、非言語問題では計算や推論に入る前に条件を整理することが重要です。条件が複数ある推論問題や割合・確率などの文章題では、問題文の読み違いや条件の見落としに注意しましょう。

また、1問に時間をかけすぎず、解法がすぐに浮かばない問題は後回しにする判断も必要です。

SPIは難問を解ける力よりも、標準問題を素早く正確に処理する力が評価される試験です。練習問題に取り組む際は、正答率だけでなく解答時間にも目を向けましょう。

スマホ1つで完結! 今すぐSPI模試を受けよう

SPI対策は効率的に進めることが大切です。自分の「苦手」を正しく把握して、一つずつ「得意」に変えていくことが点数をUPさせる近道となります。

自分のレベルがまだわかっていない人は、「SPI対策模試」を受けることから始めましょう。時間制限付きの本番に近い形で模試を受けることができるため、着実に力を付けていくことができます。

最大限に活かしてSPIを突破しましょう。

SPIの練習問題75問|瀧本さんによる解き方の解説付き!

ここからは、SPIの練習問題を瀧本さんの解説付きで75問紹介します。解いた問題数がそのまま得点力に反映されやすいため、演習を重ねていきましょう。

初めてSPIに取り組む人は、まず「問題を解く前に確認! SPIの解答のコツ」に目を通してから挑戦すると、より効果的に理解を深められます。

問題1(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

ある企業の営業一課と営業二課が今月の契約獲得数を競っている。15日終了した時点で、二課が一課よりも3件多く契約を獲得していた。月末までの状況について、P、Q、Rの3人がそれぞれ以下のように話した。

P:一課は16日以降に6件の契約を獲得した。
Q:今月の最終的な契約獲得数は一課のほうが多かった。
R:一課は16日以降に4件以上の契約を獲得した。

全員が本当のことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


正解:B
Pが正しいとしても、二課が16日以降に4件以上の契約を獲得している場合、一課の最終獲得数は二課以下となるため、Qは必ずしも正しくない。
Qが正しいとき、一課は15日時点の3件の差を逆転して二課より多く獲得したことになるため、二課の後半の獲得数が0件だとしても、一課は16日以降に4件以上の獲得が必要であり、Rは必ず正しい。
Rが正しいとしても、一課が16日以降にちょうど6件の契約を獲得したとは限らないため、Pは必ずしも正しくない。
したがって、正解は「Qが正しければRは必ず正しい(選択肢B)」となる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、15日時点で二課が一課より3件多いという差を基準にして、16日以降の一課の獲得数がどの程度なら逆転できるかを考えるのがポイントです。

P・Q・Rの発言はどれも似ていますが、条件の強さが違います。特に「6件獲得した」と「4件以上獲得した」は、片方が成り立つともう片方も成り立つ場合がありますが、逆は必ずしも言えるわけではありません。

推論問題では、発言の真偽を決めつけず、ある発言が正しいと仮定したときに別の発言が必ず導けるかを確認するのが有効です。

問題2(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

テニスのシングルス大会で、J、K、L、Mの4人の選手が総当たり戦をおこなった。引き分けはないものとする。勝敗について以下のことがわかっている。

Ⅰ:Kが負けた相手はJだけである。
Ⅱ:JはMに負けた。

必ず正しいといえる推論はどれか。AからEで一つ選びなさい。

ア:Jの成績が1勝2敗であるとき、Mの成績も1勝2敗である。
イ:Lが一度も勝てなかったとき、Jの成績は2勝1敗である。
ウ:Mの成績が1勝2敗であるとき、Jの成績は2勝1敗である。

選択肢


正解:B
条件から、KはJに負け、LとMに勝った。また、JはMに負けた。
ア:Jが1勝2敗のとき、JはKに勝ちLに負けたことになる。このときMはJに勝ったが、Kに負けており、Lとの勝敗は不明なため、1勝2敗とは限らない。
イ:Lが全敗のとき、LはJ、K、Mに負けたことになる。JはKとLに勝ち、Mに負けたことになるため、2勝1敗となり必ず正しい。
ウ:Mが1勝2敗のとき、MはJに勝ちKに負けたので、Lに負けたことになる。このときJとLの勝敗は不明なため、Jが2勝1敗とは限らない。
したがって正解はイだけ(選択肢B)。

瀧本博史

プロフィール

まずは、Kが負けた相手はJだけであるという条件から、Kの対戦結果を先に固定しましょう。

さらにJはMに負けているため、J・K・Mの間の勝敗がかなり見えてきます。そして、残るLとの対戦結果が、各推論を判断するうえで重要です。

ア・イ・ウは、ある選手の成績を仮定したときに別の選手の成績が必ず決まるかを問うています。未確定の試合が残っている場合は、断定できない可能性があるため、表で勝敗を埋めながら確認しましょう

問題3(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

あるオンラインショップで、A、B、Cの3人のスタッフが1日におこなった梱包作業の件数は、合わせて112件であった。どの作業も重複はないものとして、次のことがわかっている。

Ⅰ:3人とも1件単位で作業をおこなった。
Ⅱ:AとBのおこなった作業件数は同じであった。
Ⅲ:Cのおこなった作業件数は、Aよりも7件多かった。

このとき、Cのおこなった作業件数は何件か。正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


正解:D
Ⅱ、Ⅲの情報から、Aがおこなった作業件数をxとおくと、Bの件数もx、Cの件数はx+7と表すことができる。さらにⅠの情報より3人の作業件数の総和が112件であるため、x+x+x+7=112という方程式を立てることができる。これを整理すると3x=105となり、x=35がわかる。求めるのはCのおこなった作業件数であるため、35+7=42となり、42件が正解となる。

問題4(難易度:★★★☆☆)

問題

次の条件をもとに、問いに答えよ。

W、X、Y、Zの4人の学生で毎年恒例のスピーチコンテストがおこなわれた。
順位に関して次のことがわかっている。なお、同じ順位の学生はいない。

ⅠWは昨年より順位が3つ上だった。
ⅡXは今年と昨年で順位が変わらなかった。
ⅢYは今年3位であった。

今年の順位を左が上位(1位)として並べたとき、正しいものを選べ。

選択肢


正解:A
条件Ⅰより、Wは順位が3つ上がったため、昨年は4位、今年は1位であることがわかる。また条件Ⅲより、Yは今年3位であるため、今年の暫定的な順位はW(1位)、〇(2位)、Y(3位)、〇(4位)となる。
条件Ⅱより、Xは今年と昨年で順位が変わらない。今年のXの候補は2位か4位であるが、仮にXが4位だとすると、昨年のW(4位)と重複するため不可となる。一方、Xが2位であれば、昨年も2位となり矛盾しないため、Xの順位は2位に確定する。
そして、残る4位には自動的にZが入るため、今年の最終的な順位はW、X、Y、Z(1位W、2位X、3位Y、4位Z)となる。

問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

あるホテルでは、宿泊の際のプランとして客室タイプと朝食をそれぞれ選択肢の中から選べる。客室タイプは、シングル、ツイン、デラックス、スイートである。

下の表は、ある月の宿泊客300人の選択状況を示したもののうち、客室タイプが「ツイン」の宿泊客の内訳を示したものである。

客室タイプ:ツイン

食事タイプ人数
和食15人
洋食13人
ビュッフェ――
なし20人

ツインを選んだ人のうち20%が朝食にビュッフェを選んだということがわかった。その人数を求めよ。

選択肢


正解:B
ツインを選んだ総数をx人とすると、そのうちの20%が朝食にビュッフェを選んだので、ビュッフェを選んだ人数は0.2x人と表せる。表の数値から、15+13+0.2x+20=xという方程式が成り立つ。これを整理すると48+0.2x=xとなり、両辺から0.2xを引くと0.8x=48、x=60となる。したがって、ツインを選び朝食にビュッフェを選んだ人数は、60×0.2=12人となる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、ツインを選んだ人数を文字でおいて考えましょう。

表にある和食、洋食、朝食なしの人数に、ビュッフェを選んだ人数を加えたものがツイン全体になります。

ビュッフェはツイン全体の20%なので、全体をそのまま使うのではなく「全体の一部」として式に入れるようにしましょう。

このように、割合の問題では、何を100%と見るかを先に決めることが大切です。表の空欄を埋める感覚で、既知の人数と割合の人数を足し合わせましょう。

問題6(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

あるコールセンターでは、全オペレーターの65%が女性で、その数は117人である。このとき、全オペレーターの15%を占める外国籍のオペレーターは何人か。

選択肢


正解:C
まず、全オペレーターの人数を求める。全オペレーターの65%が117人なので、全体=117÷0.65=180人となる。よって、外国籍のオペレーターの人数は180×0.15=27人と求められる。
別解として、女性は全体の65%で117人、外国籍は全体の15%であることから、外国籍の人数=117×(15÷65)=117×3/13=27人と直接計算することもできる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、117人が全体ではなく、全オペレーターの65%にあたる人数だと正確に読み取ることが大切です。

まず全体人数を求め、その後で外国籍のオペレーターが全体の15%であることを使いましょう。初心者が間違えやすいのは、117人にそのまま15%をかけてしまうことです。

ここでは、女性の人数と外国籍の人数はどちらも全体を基準にした割合なので、一旦全体に戻してから必要な割合を取り出すようにしましょう。基準となる母数をそろえる意識が役立ちます。

問題7(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

あるコワーキングスペースの月間利用者数は昨年より18%増加し、今年は708人であった。昨年のコワーキングスペースの月間利用者数を求めよ。ただし、必要に応じて、小数点第1位以下を四捨五入すること。

選択肢


正解:B
コワーキングスペースの今年の月間利用者数は、昨年より18%増加しているため、昨年の118%、すなわち1.18倍にあたることがわかる。したがって、昨年の月間利用者数を求めるには、今年の利用者数である708人を1.18で割れば良い。すると、708/1.18=600となり昨年の月間利用者数は600人であると求められる。

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問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

あるアパレルショップで1日の来店客の購入状況を調査した。すると、ショップを訪れた人は2,000人で、総購入点数は960点だった。また、1点以上商品を購入した人の平均購入点数は1.6点だった。この日にショップを訪れた人の中で、1点も商品を購入しなかった人は何%だったか求めよ。ただし必要なときは、最後に小数点第1位以下を四捨五入すること。

選択肢


正解:D
商品を1点以上購入した人の人数は、1点以上購入した人の平均購入点数が1.6点だったことから、960÷1.6=600人である。したがって、この日にショップを訪れた人の中で、1点も商品を購入しなかった人は、2,000-600=1,400人である。この割合は、1,400÷2,000=0.7より70%である。

問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

AとBが勝敗をかけてゲームをする。ルールは、ルーレットを回し、出た数の小さいほうが負けというものである。このルーレットは1から10までの10個の整数が出て、それぞれの数字が出る確率はすべて等しいものとする。また、同じ数が出たときは引き分けということにする。

このとき、Aが5以下を出してBに勝つ確率を求めよ。

選択肢


正解:B
ルーレットの目の出方は10×10=100通りあり、これが確率の分母となる。 Aが5以下の目を出してBに勝つのは、AもBも1から5の数の中から選ぶとして、A>Bが成り立つ数の組み合わせを考えれば良い。1から5の5つの数から異なる2つの数を選び、大きい方をA、小さい方をBに割り当てれば必ず A>B が成り立つため、その組み合わせは5C2=10通りとなる。
したがって、求める確率は 10/100=1/10となる。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

バニラ、ショコラ、ピスタチオ、イチゴのマカロンが4個ずつ、合計16個入った箱がある。この箱の中から、同時にAとBがマカロンを取り出す。1個ずつ取り出すものとする。2人のうち少なくとも1人がバニラを取り出す確率を求めよ。

選択肢


正解:D
2人ともバニラを引かない確率を全体から引けば良い。バニラ以外のマカロンは12個あるため、1人目がバニラ以外を引く確率は12/16であり、2人目もバニラ以外を引く確率は11/15となる。したがって、2人ともバニラを引かない確率は、12/16×11/15=11/20である。これを全体である1から引くと、1-11/20=9/20となる。よって、少なくとも1人がバニラを取り出す確率は9/20である。

瀧本博史

プロフィール

「少なくとも1人がバニラ」という表現をそのまま数えようとすると、Aだけ、Bだけ、2人ともという場合分けが必要になり、少し手間がかかります。

こういうときは、反対に「2人ともバニラを取らない」場合(余事象)を考えましょう。同時に取り出すので、1人目が取った後は箱の中の個数が1個減る点も覚えておいてください。

確率の問題では、直接数えるより余事象を使うほうが楽な場面があります。「少なくとも」という言葉を見たら余事象から考える選択肢を持つことが重要です。

問題11(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

ある箱に赤いボールペンと青いボールペンが6:4の割合で入っている。赤いボールペンの20%、青いボールペンの10%にロゴが印字されている。この中から1本ずつボールペンを取り出して、再び箱に戻すことを繰り返す。この条件において、2回ボールペンを取り出したとき、少なくとも1つロゴが印字されている赤いボールペンが出る確率を求めよ。答えは百分率で表し、必要に応じて小数点以下を四捨五入すること。

選択肢


正解:C
余事象である「2回取り出して、1度もロゴが印字されている赤いボールペンが出ない確率」を1から引けば良い。ロゴが印字されている赤いボールペンが出る確率は、(赤いボールペンを引く確率)×(そのロゴ印字確率)=6/10×2/10=12/100=0.12である。したがって、1回の試行でロゴ付き赤ボールペンが出ない確率は1-0.12=0.88となる。よって、2回とも出ない確率は0.88×0.88=0.7744となり、少なくとも1回出る確率は1-0.7744=0.2256となる。これを百分率(%)に直し、最後に小数点以下を四捨五入すると23%と求められる。

問題12(難易度:★★★☆☆)

問題

次の条件をもとに、問いに答えよ。

P、Q、Rの3人が居酒屋で食事をした。P、Q、Rはそれぞれ2,600円、3,500円、4,900円のコースを食べた。Pは五千円札しか持っておらず、Qは一万円札しか持っていなかった。その場はテーブル会計だったためとりあえずPが五千円札、Qが一万円札を出して支払ってお釣りはQがもらった。Rは後でPに(ア)円、Qに(イ)円払えば良い。

(ア)と(イ)の組み合わせとして適切なものを選べ。

選択肢


正解:B
まず、Pは2,600円の食事を食べたのに5,000円を払っているから、あとで2,400円をもらう必要がある。したがって(ア)は2,400円。
また、3人の食事の合計金額は2,600+3,500+4,900=11,000円である。 PとQで合わせて15,000円(5,000円 + 10,000円)を支払ったことから、お店からもらったお釣りは 4,000円となる。このお釣り(4,000円)を受け取ったQは、実質的に10,000-4,000=6,000円を支払った計算になる。
しかし、Q自身の食事代は3,500円であるため、過払い分は6,000-3,500=2,500円となり、あとで2,500円をもらう必要がある。したがって(イ)は2,500円。
なお、(ア)の2,400円と(イ)の2,500円を合計した金額は4,900円になり、財布を出していないRの食事代と確かに一致する。

問題13(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

A、B、Cの3人が10,000円ずつお金を出し合って共用の加湿器を購入した。お釣りを受け取ったAは、負担を同額にするためにBとCに1,200円ずつ渡した。加湿器はいくらだったか。正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


正解:D
3人それぞれが10,000円を出資しているため、購入後に受け取るお釣りを3等分することで負担を均等にすることができる。AはBとCそれぞれに1,200円を渡しているため、AからBとCへの支払い合計は1,200×2=2,400円である。これはお釣りの2/3にあたるため、お釣りの合計は1,200×3=3,600円となる。したがって、加湿器の価格は3人の出資合計30,000円からお釣りを引いた30,000-3,600=26,400円である。

問題14(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

A、B、Cの3人が均等にお金を出し合って友人に結婚祝いの品をおくることにした。Aは2,500円、Bは4,500円をCに渡し、買いに行かせた。Cが5,100円の結婚祝いの品を買ってお釣りをもらったとき、後で全員の貸し借りがなくなるように精算するには、CはAとBにそれぞれいくら払えば良いか。

選択肢


正解:B
結婚祝いの品は5,100円だから、全員が5,100÷3=1,700円ずつ負担すれば良い。CはAから2,500円、Bから4,500円を預かっており、品物の代金5,100円を支払った後のお釣りは(2,500+4,500)-5,100=1,900円である。Aの負担は1,700円のため、Cは預かった2,500円との差額2,500-1,700=800円をAに返す。Bの負担も1,700円のため、Cは預かった4,500円との差額4,500-1,700=2,800円をBに返す。800+2,800=3,600円を返すが、手元のお釣りは1,900円であるため、Cは手元のお釣り1,900円に自分の負担分1,700円を加えて、Aに800円、Bに2,800円を返す形となる。したがってCはAに800円、Bに2,800円支払う必要がある。

問題15(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

ある店舗の棚卸し作業をすべて終わらせるのに、Aは8日間、Bは12日間かかる。この作業をAとBの2人でおこなう場合、すべて終わらせるまでに何日かかるか。正しいものを1つ選びなさい。

選択肢


正解:B
作業しなければいけない全部の量を1と考える。するとA、Bそれぞれの1日あたりの作業量は、Aが1/8、Bが1/12となる。2人で一緒に作業をおこなう場合、1日の作業量は1/8+1/12=3/24+2/24=5/24となる。したがって作業が終わるのは1÷(5/24)=24/5=4.8日後であり、4日目では作業が完了しないため、すべて終わらせるまでに5日かかる。

瀧本博史

プロフィール

このような問題では、作業全体を「1」とおいて、AとBが1日にどれだけ進められるかを考えるのが基本です。

Aは8日で終わるので1日あたり1/8、Bは12日で終わるので1日あたり1/12の作業量として表せます。2人で作業する場合は、その1日分の作業量を足し合わせましょう。

最後に、全体の作業量をその合計で割れば、必要な日数が見えてきます。小数が出た場合は、作業が完全に終わる日数を問われている点に注意して、日付を切り上げて答えましょう。

問題16(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

あるアパレルショップの在庫確認は、AとBの2人でおこなうと4時間かかる。あるとき、A1人で1時間作業し、B1人で残りの確認をした。このときBは確認に10時間かかった。
この確認作業をA1人だけでおこなう場合、どのくらい時間がかかるか?

選択肢


正解:B
全体の作業量を1とし、A、Bそれぞれの1時間あたりの作業量をa、bとする。
AとBの2人でおこなうと4時間かかることから、4a+4b=1となる。また、Aが1時間、Bが10時間作業すれば終わることから、1a+10b=1となる。
2つ目の式を両辺4倍して4a+40b=4とし、1つ目の式を引くと、36b=3よりb=1/12となる。これを代入すると、4a+4/12=1より4a=2/3 となり、a=1/6 がわかる。
したがって、Aが1人だけで確認をおこなうと6時間かかると求められる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、AとBそれぞれの1時間あたりの作業量を文字でおいて、2つの条件から式を作るのがポイントです。

「2人で作業すると4時間かかる」という条件と、「Aが1時間、Bが10時間作業して終わる」という条件は、全体の作業量を1と見れば同様のものとして扱えます。

連立の形にすると、まずBの作業量が見えてきて、その後でAの作業量も求められます。

分担計算は「速さ」に置き換えて解くようにしましょう。

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ぜひこの問題集を活用して、WEBテストを突破してください。

問題17(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

資料の翻訳とスライド作成の業務がある。Aは翻訳、スライド作成をおこなうのにそれぞれ2時間、4時間かかる。Bは3時間、3時間かかる。Aはスライド作成の業務を1時間おこなったが、時間がかかりそうだったので残りをBにやってもらうことにした。その代わりにAはBの担当する翻訳の業務を引き受けることにした。

BがAの残したスライド作成を終えるのは、AがBの担当する翻訳を終える時間の何分後か。正しいものを1つ選びなさい。

選択肢


正解:C
スライド作成の業務量を1と考える。Aは4時間かかるスライド作成を1時間だけおこなったので4分の3が残っている。Bはスライド作成を1終えるのに3時間かかるから、4分の3をおこなうのには4分の9時間かかる。これは2時間15分、すなわち135分である。一方で、AはBの担当する翻訳をおこなうのに2時間かかる。これは120分である。以上より、Bがやり終えるのはAがやり終える15分後となる。

問題18(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

ある営業員が、往路は30km/時の速さで甲社から乙社まで自動車で移動し、乙社で1.5時間商談をした。復路は50km/時の速さで乙社から甲社まで自動車で移動した。すると商談時間も含めて往復に全部で3.1時間かかった。往復の移動平均時速を求めよ。ただし、商談時間は含めない。また、必要に応じて、最後の結果の小数点第3位以下を四捨五入すること。

選択肢


正解:C
甲社と乙社との間の距離をxとおくと、行きにかかった時間はx/30、帰りにかかった時間はx/50である。往復の移動時間は商談時間を差し引くと、3.1-1.5=1.6時間である。したがって、x/30+x/50=1.6が成り立つ。これを解くとx=30kmである。したがって、往復の平均時速は、30×2÷1.6=37.5より37.5km/時となる。別解として、2÷(1/30+1/50)=37.5と求めることもできる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、往復全体の3.1時間の中に商談時間1.5時間が含まれているため、まず移動だけに使った時間を取り出す必要があります。

平均時速を求めるときは、行きと帰りの速さを単純に平均してはいけません。甲社と乙社の距離を文字でおき、行きは距離を30で割った時間、帰りは距離を50で割った時間として、移動時間の合計に合わせます。

距離がわかったら、往復の総距離を移動時間で割りましょう。平均速度は常に「総距離÷総時間」で見ることが重要です。

問題19(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えなさい。

1周2.4kmのランニングコースがある。AとBはコースの同じ地点にいて、2人の速度はAは時速10.0km、Bは時速6.0kmで常に一定とする。ここでコースを同時に反対方向に走り出した。再び出会うまでにかかる時間は何分か求めよ。ただし、必要なときは、最後に小数点第3位以下を四捨五入すること。

選択肢


正解:A
AとBの速度の合計は、10.0+6.0=16.0km/時である。したがって、2人が再び出会うまでにかかる時間は、2.4÷16.0=0.15時間となる。1時間は60分であるため、時間を分に換算すると、0.15×60=9分となる。よって、出会うまでにかかる時間は9分だと求められる。

問題20(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

A町とB町は32kmはなれている。A町を自動車Pが10時に出発し、AとBのちょうど中間地点でB町を10時12分に出発した自動車Qとすれ違った。各自動車の速度は常に一定という条件のもとで、自動車Pが40km/時で走行するとき、自動車Qの時速は何km/時であるか求めよ。

選択肢


正解:E
Qが出発する10時12分の時点で、PはA町から40×(12/60)=8.0km進んでいる。AとBの中間地点はA町から16.0kmのため、PはQが出発してから16.0-8.0=8.0km進んだところでQと出会う。同じ時間の間に、QはB町から16.0km進む必要がある。Pが8.0kmを進む時間は8.0÷40=1/5時間であるため、Qもこの1/5時間で16.0km進む。したがってQの速度は16.0÷(1/5)=80km/時となる。

問題21(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問いに答えよ。

ある学校の生徒500人に調査をおこなったところ、ピアノを習っている人が250人、水泳を習っている人が180人、習字を習っている人が130人いた。

ピアノも水泳も習っている人が70人いて、かつ、習字だけ習っている人が40人いたとすると、ピアノ、水泳、習字いずれも習っていない人は何人か。

選択肢


正解:D
500人から、習い事をしている人の合計を引けば求まる。色のついた部分は、「ピアノを習っている人」+「水泳を習っている人」+「習字だけ習っている人」-「ピアノも水泳も習っている人」となる。式に表すと、250+180+40-70=400人となる。したがって、求めるべき人数は、500-400=100人である。習字全体の人数である130人ではなく、習字だけの40人を用いるところがポイントとなる。

瀧本博史

プロフィール

習字については「習字だけ」の人数が与えられている点に着目しましょう。

ピアノと水泳はそれぞれ全体の人数が示され、重なっている人もいるため、そのまま足すと二重に数えてしまいます。ピアノの人数と水泳の人数を足し、両方習っている人数を引きましょう。

さらに、そこに習字だけの人数を加えると、少なくとも何かを習っている人数が整理できます。

最後に全体500人から引けば、その数値がどれも習っていない人の数です。重複している人の扱いを誤らないようにしましょう

問題22(難易度:★★★☆☆)

問題

次の集合に関する問題を読み、条件にもとづいて最も適切なものを選べ。

全社員80人のうち、先月ボランティア活動に参加した人は45人、参加しなかった人は35人だった。また、今月ボランティア活動に参加した人は52人、参加しなかった人は28人だった。

先月も今月もボランティア活動に参加しなかった人は、最大で何人か。

選択肢


正解:C
両月とも参加しなかった人数が最大になるのは、先月参加しなかった35人と今月参加しなかった28人の重複が最大のときである。重複の最大は人数の少ないほうである28人(今月不参加の全員が先月も不参加)となる。ただし、これが実際に成立するか確認する必要がある。両月とも不参加の人数を最大にするには、今月不参加の28人全員が先月も不参加だったと考えれば良い。先月不参加は35人いるため、この設定は可能であるとわかる。したがって、先月も今月もボランティアに参加しなかった人は最大で28人である。

問題23(難易度:★★★☆☆)

プログラミングスキルとデザインスキルの評価表

問題

表は、あるプロジェクトチーム30人のプログラミングスキルとデザインスキルの習熟度について、5段階評価で集計した結果である。各スキルが3以上の評価を得た人数を読み取り、条件にもとづいて回答せよ。

プログラミングスキルが3以上の人が、デザインスキルでも3以上の評価を得ている確率はどのくらいか。ただし、プログラミングスキルが3以上の人は合計で15人とする。

選択肢


正解:C
プログラミングスキルが3以上の15人について、デザインスキルも3以上の人数を集計する。表のプログラミング評価3・4・5の行の中でデザイン評価3・4・5の列に該当する人数を合計すると3+2+1+1+1+0+1+0+0=9人となる(表の各行・列の詳細は問題の表を参照)。よって、確率は9÷15=0.60となる。

解説画像

瀧本博史

プロフィール

確率の分母が全体の30人ではなく、「プログラミングスキルが3以上の人」に該当する15人である点を最初に押さえましょう。その15人の中から、さらにデザインスキルも3以上の人を表で拾っていきます。

この「表の読み取り」の問題では、条件に合う行と列を間違えないように、プログラミング評価3・4・5とデザイン評価3・4・5が交わる部分だけを合計することが大切です。最後に、その人数を15で割れば条件付きの確率になります。

どの集団での割合を問われているかを把握して適切な数値を導きましょう。

問題24(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を読み、仕事の完了時間に関する条件を整理して最も適切なものを選べ。

2人のスタッフAとBが、それぞれ専門とするレポート作成とデータ集計の業務をおこなう。レポート作成にAは4時間、Bは6時間かかる。データ集計にAは3時間、Bは2時間かかる。

Aはレポート作成を1時間おこなったところで、残りの業務をBに引き継ぐことにした。その代わり、AはBが担当するデータ集計をすべておこなうことになった。

Bがレポート作成を終えるのは、Aがデータ集計を終える時間の何分後か。

選択肢


正解:E
レポート作成量を1とする。Aは4時間で全体を終えるため1時間で1/4を完了し、残り3/4をBに引き継ぐ。Bは6時間で全体を終えるため3/4を終えるには6×(3/4)=4.5時間かかる。
次にデータ集計量を1とする。AはBの担当するデータ集計を3時間で終える。引き継ぎの時点を基準にすると、Bがレポートを終えるのは4.5時間後、Aがデータ集計を終えるのは3時間後となる。差は4.5-3=1.5時間=90分である。
したがってBがレポート作成を終えるのはAがデータ集計を終える90分後である。

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問題25(難易度:★★★☆☆)

問題

次の数列において、( )に当てはまる数字として最も適切なものを選べ。

数列{20、5、10、15、15、25、10、35、( )、……}がある。( )に当てはまる数字はいくつか。

選択肢


正解:A
この数列は奇数番目の項からなる数列A{20、15、10、( )、……}と、偶数番目の項からなる数列B{5、10、15、25、35、……}を交互に組み合わせたものである。数列Aは前の項から5を引く等差数列(20→15→10→5)であるため、( )には5が入る。なお数列Bは差が{5・5・10・10…}のパターンだが、本問の答えは数列Aの規則のみで確定する。

瀧本博史

プロフィール

交互に違う流れが混ざっているような数列では、数列全体を一列で見続けるより、奇数番目と偶数番目に分けて考えましょう

空欄が何番目にあるかを確認し、その位置に対応する側の規則だけを使えば当てはまる数を判断できます。

複雑に見える数列ほど、分けて見る姿勢が大切です。

問題26(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の文章を読み、あとの問いに答えなさい。

2015年から2023年までのB国の新車販売台数の推移を観察すると、2015年には500万台、2019年には520万台、2023年には530万台となっている。対4年前の販売台数増加率は、2019年には4.0%であったが、2023年には1.9%となった。今後は増加率がマイナスとなり、販売台数は減少していく見込みである。
また、環境への配慮も注目されている。新車販売におけるEV(電気自動車)の比率は、2015年には1.5%であったが、2019年には8.0%となり、2023年には25.0%となった。

文中で述べられている内容と一致するものは、次のア、イ、ウのうちどれか。

ア 2015年から2023年にかけて、B国の新車販売台数は毎年少しずつ増加している
イ 2023年の4年前に対する販売台数増加率は、2019年の増加率より少ない
ウ 2023年のEV以外の新車販売台数は2015年のそれより少ない

選択肢


正解:E
ア 2015年から2023年にかけて、B国の新車販売台数は毎年少しずつ増加している→一致しない。
本文から、2015年より2019年、2019年より2023年のほうが販売台数は多いとわかるが、「毎年」増加しているかどうかは判断できない。
イ 2023年の4年前に対する販売台数増加率は、2019年の増加率より少ない→一致する。
本文の記述から、増加率は4.0%から1.9%へと減少していることがわかる。
ウ 2023年のEV以外の新車販売台数は2015年のそれより少ない→一致する。
全体の販売台数は、500万台(2015年)から530万台(2023年)……①
EV以外の比率は、98.5%(2015年)から75.0%(2023年)……②
①と②を比較すると、全体の増加率よりもEV以外の減少率がはるかに高いため、計算しなくても販売台数が減っていることはわかる。

瀧本博史

プロフィール

本文に書かれている期間の情報から言えることと言えないことをしっかり区別しましょう。

2015年、2019年、2023年の数値は示されていますが、その間の毎年の動きまではわかりません。一方で、増加率が下がっているかどうかは、本文中の数値をそのまま比較すれば判断できます。

そして、EV以外の販売台数については、全体台数にEV以外の割合を掛けて比べるようにしましょう。

文章の言い切りが強い選択肢ほど、本文から本当にそこまで言えるかを丁寧に確認することが重要です。

問題27(難易度:★★★☆☆)

問題

次の単語と最も意味が近い語を、AからEまでの中から1つ選びなさい。

substantial

選択肢


正解:B
substantial:かなりの、重大な
A permanent:永続的な
B significant:かなりの、重大な
C provisional:暫定的な
D artificial:人工的な
E trivial:ささいな(対義語)

substantialとsignificantは、ともに「数量や重要性が無視できないほど大きい」という意味を持つ。したがって、正解はBとなる。

問題28(難易度:★★★☆☆)

問題

次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から1つ選びなさい。

import

選択肢


正解:A
import:輸入する
A export:輸出する(対義語)
B report:報告する
C support:支持する
D transport:輸送する
E distort:歪める

importは「外部から内側へ持ち込む、輸入する」という意味を持つ動詞である。これに対して、接頭辞のim-(内へ)をex-(外へ)に変えたexportは「内側から外部へ送り出す、輸出する」という意味になり、最も明確な反対の意味を表す。したがって、正解はAとなる。ほかの選択肢はすべて「-port」という同じ語幹を持つが、意味はまったく異なるため注意が必要である。

問題29(難易度:★★★☆☆)

問題

文中の()に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

彼は最新の技術に遅れずについていった。
He kept()of the latest technology.

選択肢


正解:B
日本語の「遅れずについていった」に合わせるため、空欄には適切な副詞を入れる必要がある。
A ahead:前方に
B abreast:並んで(keep abreast ofで「――に遅れずについていく」)
C away:離れて
D around:あちこちに
E along:沿って

「keep abreast of ――」で「――に遅れずについていく、――の最新の情報を知っておく」という重要表現になるため、空欄にabreastを入れることで意味が成立する。したがって、正解はBとなる。

Aのaheadは「stay ahead of(――より先を行く・優位に立つ)」という表現を連想させるため混同しやすいが、keep ahead ofは一般的な熟語表現ではなくkeep abreast ofとは別の表現である。

問題30(難易度:★★★☆☆)

問題

次の説明を読んで、各問いに答えなさい。

In 1994, a botanist discovered a rare tree named the Wollemi Pine in a deep canyon in Australia. The tree’s bark looked like bubbling chocolate, the result of an ancient evolutionary trait that had long been thought extinct. The botanist collected seeds from the small grove to propagate them in a secure facility, and a global conservation project was born.

Twelve years after the discovery, the first propagated seedlings were sold to the public in the United States, where the Wollemi Pine, originally known only from fossil records, is now highly prized. All Wollemi Pines do not grow successfully in domestic gardens, and those that do require specific soil conditions, which must be maintained carefully. When young trees are exposed to harsh frost, they often suffer from severe damage. For this reason, a controlled greenhouse environment, although costly, is necessary for the initial growth of the seedlings.

Which of the following is true of the Wollemi Pine?

選択肢


正解:C
本文第1文に「In 1994, a botanist discovered a rare tree named the Wollemi Pine in a deep canyon in Australia.」とある。オーストラリアのキャニオンで植物学者によって発見されたことが明示されているため、Cが正しい。

Aはオーストラリアで発見されたため間違い。Bは発見から12年後にアメリカで販売されたのは種(seeds)ではなく増殖させた苗木(seedlings)であり、1994年に即座に販売されたという記述も誤りであるため間違い。Dは特定の土壌条件が必要とあるため間違い。Eは厳しい霜にさらされるとひどい損傷を受けると記述されているため間違いである。

問題31(難易度:★★★☆☆)

問題

次のアからオまでの会話を、Xに対するYの応じ方の論理的な関係性によって、P(2つ)とQ(3つ)の2グループに分けるとする。同系統の別の魅力を提案しているものをQ、正反対の性質を持つものを提案しているものをPとするとき、Pに分類される組み合わせとして最も適切なものを、AからJまでの中から1つ選びなさい。

ア. X「私はAホテルの客室が好き。窓から綺麗な夜景が見えるから。」
Y「じゃあ、窓から美しい海が見えるホテルではだめかしら。」

イ. X「私はBホテルに泊まってみたい。駅から徒歩3分と非常に近いから。」
Y「じゃあ、駅から車で1時間かかるような山奥のホテルではだめかしら。」

ウ. X「私はCホテルが一番良いと思う。大浴場に源泉かけ流しの温泉があるから。」
Y「じゃあ、本格的なサウナ施設があるホテルではだめかしら。」

エ. X「私はDホテルを予約したよ。昨年新築されたばかりで、とても綺麗だから。」
Y「じゃあ、歴史を感じる老舗の旅館ではだめかしら。」

オ. X「私はEホテルをよく利用する。最上階に高級なフレンチレストランがあるから。」
Y「じゃア、地下に有名な和食の割烹が入っているホテルではだめかしら。」

このとき、Pに分類されるものはどれとどれか。

選択肢


正解:F
アからオまでの会話は、Xが提示した魅力に対して、Yが「同系統の別の魅力を提案している場合」と、「正反対の性質を持つものを提案している場合」の2つに分類できる。
ア(夜景に対して海)、ウ(温泉に対してサウナ)、オ(フレンチに対して和食)の3つは、いずれも同系統の魅力や価値を代替案として提案しているため、グループQに分類される。
これに対して、イ(駅から非常に近いに対して駅から車で1時間かかる山奥)、エ(新築に対して老舗)の2つは、条件が正反対となる性質のものを提案しているため、グループPに分類される。
したがって、Pに分類される組み合わせはイとエになり、正解はFとなる。

問題32(難易度:★★★☆☆)

問題

次のアからオまでを「文の構造」によってAグループ(2つ)とBグループ(3つ)に分類するとき、Aグループ(後半が前半を根拠にした話し手の推測・見込みになっているものとする)に分類される組み合わせとして最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

ア. 大型台風が上陸したため、多くの交通機関が終日運転を見合わせた。
イ. これほど不景気が長く続いているのだから、中小企業の倒産件数が増えるはずだ。
ウ. 日中によく活動したため、夜はいつもより早く眠りについた。
エ. 連日厳しい寒さが続いているから、まもなく水道管が凍結する頃だ。
オ. 長期にわたる研究開発が成功したため、革新的な新製品が誕生した。

選択肢


正解:C
アからオまでの文は、いずれも前半で「原因や根拠」を示しているが、後半に続く内容の性質によって2つのグループに分類できる。
ア、ウ、オの3つの文は、前半の事象によって「実際に起きた客観的な結果や事実」が後半に続いているため、Bグループを形成する。
これに対して、イ(増えるはずだ)は、前半の根拠から導き出される話し手の「主観的な推測や見込み」が後半に続く構造であるため、Aグループとなる。エ(まもなく水道管が凍結する頃だ)の「頃だ」も話し手の見込み・予測を表す表現であるため、客観的事実ではなくAグループ(主観的推測)に分類される。
したがって、Aグループに分類される組み合わせはイとエになり、正解はCとなる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、前半の理由や原因に対して、後半が実際に起きた結果なのか、話し手の推測なのかを分けるのがポイントです。

「運転を見合わせた」「眠りについた」「新製品が誕生した」のような文は、すでに起きた事実として述べられています。

一方、「増えるはずだ」「凍結する頃だ」のような表現は、根拠から導いた見込みや予測です。

構造把握では文末表現に注目すると分類しやすくなります。原因と結果、根拠と推測を区別することが大切です。

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問題33(難易度:★★★☆☆)

問題

次のアからエまでのうち、問題の構造が似ているものの組み合わせを、AからFまでの中から1つ選びなさい。

ア. ある農園で収穫されたリンゴの7割がA級品で、そのうちの4割が海外へ輸出される。海外へ輸出されるリンゴは収穫された全体の何割か。

イ. 同僚のVとWは4:3の労働時間に応じて報酬を分けている。Wの取り分は報酬全体の何%か。

ウ. タイル張りの壁を作るのに、職人は3m四方、見習いは2m四方の面積を担当した。職人の担当面積は見習いの担当面積の何倍か。

エ. ある会社の全社員にリモートワークの実施状況を尋ねたところ、6割が「定期的におこなっている」と答え、男性社員がその55%を占めた。リモートワークを定期的におこなっている女性社員は全社員の何%か。

選択肢


正解:C
アとエは「全体の中でAに分類される割合」と「Aの中でさらにBに分類される割合」が示され、「特定の部分が全体に占める割合」を求める構造が共通している。
アは(全体のA級品の割合)×(A級品の中の輸出の割合)で全体の割合を求める。エも同様に、(全体の定期実施の割合)×(定期実施の中の女性の割合。100%-55%=45%)で全体の割合を求める構造である。したがって、正解はCとなる。

問題34(難易度:★★★☆☆)

問題

次のアからオまでを「文の構造」によってAグループ(2つ)とBグループ(3つ)に分類するとき、Aグループに分類される組み合わせとして最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

ア. 深夜から激しい豪雨が続いたため、近隣の河川が氾濫した。
イ. 独自の新しい技術開発に成功したため、特許を取得した。
ウ. 日が短くなって肌寒くなってきたから、まもなく紅葉が見頃になるはずだ。
エ. 世界的な半導体不足の影響によって、新車の減産を余儀なくされた。
オ. 予選から圧倒的な強さを見せてきたのだから、今回の大会は彼が優勝するに違いない。

選択肢


正解:D
すべての文が前半で事象の「原因や根拠」を述べているが、後半に続く内容の論理構造によって2つのグループに分類できる。
ア、イ、エの3つの文は、前半の原因に対して「実際に起きた客観的な結果や事実」が後半に続いているため、Bグループを形成する。
これに対して、オ(優勝するに違いない)は、前半の根拠から導き出される話し手の「主観的な推測や予測」が後半に続く構造であるため、Aグループを形成する。ウ(まもなく紅葉が見頃になるはずだ)は話し手の推測・見込みを表す表現であるためAグループに分類される。
したがって、Aグループに分類される組み合わせはウとオになり、正解はDとなる。

問題35(難易度:★★★☆☆)

問題

次のアからエまでのうち、問題の構造が似ているものの組み合わせとして最も適切なものを、AからFまでの中から1つ選びなさい。

ア. 定価2,500円のシャツを2割引で販売したところ、300円の利益があった。このシャツの仕入れ値はいくらか。

イ. ある高級革靴の定価は、仕入れ値20,000円の4割増しである。この革靴を定価で販売したとき、利益はいくらか。

ウ. スマートフォンを定価の3割引きで販売したところ、その売値は42,000円になった。このスマートフォンの定価はいくらか。

エ. あるビジネスバッグに仕入れ値の3割の利益を見込んで、1個7,800円の売値をつけた。このビジネスバッグの仕入れ値はいくらか。

選択肢


正解:C
アとエは「売値に関する情報から、元の仕入れ値を逆算して求める」という構造が共通している。アは定価の2割引から売値を求め(2,500×0.8=2,000円)、そこから利益を引いて仕入れ値を逆算する(2,000-300=1,700円)。エは仕入れ値を基準に利益を乗せた金額が売値として提示されているため、売値から仕入れ値を逆算する(7,800÷1.3=6,000円)。
一方、イは仕入れ値から売値や利益額を順に計算する構造である。ウは売値から元の定価を逆算する構造だが、仕入れ値ではなく定価を求める。したがって、構造が似ている組み合わせはアとエとなり、正解はCとなる。

問題36(難易度:★★★☆☆)

問題

次のアからエまでのうち、問題の構造が似ているものの組み合わせとして最も適切なものを、AからFまでの中から1つ選びなさい。

ア. あるサッカーチームのA選手はB選手より年間得点数が12点多く、2人の年間得点数を足すと36点である。このときA選手の年間得点数は何点か。

イ. 1冊90円のノート3冊と、1本何円かのボールペンを4本購入したところ、合計金額は750円であった。このときボールペンは1本何円か。

ウ. ある洋菓子店で、昨日と今日でクッキーが合計420個売れた。しかし、今日の販売個数は昨日に比べると60個少なかった。昨日の販売個数は何個か。

エ. 会議室の中に椅子が全部で120脚ある。そのうちパイプ椅子は75脚である。このとき背もたれのない丸椅子は何脚あるか。

選択肢


正解:B
アとウは「2つの量の合計」と「2つの量の差」が与えられ、そこから一方の量を求める和差算の構造が共通している。アは得点数の合計が36点、差が12点であり、A選手の得点数をxとすると、x+(x-12)=36となり、x=24点と求められる。ウは販売個数の合計が420個、差が60個であり、昨日の販売個数をxとすると、x+(x-60)=420となり、x=240個と求められる。
一方、イは合計金額と一方の数量・単価からもう一方の単価を計算する構造である。エは全体から一方の数量を引くだけの単純な構造である。したがって、構造が似ている組み合わせはアとウになり、正解はBとなる。

問題37(難易度:★★★☆☆)

問題

次の問題を読み、条件にもとづいて最も適切なものを選べ。

ノートパソコンを分割払いで購入する。購入時に販売価格の25%を頭金として支払い、残額を10回に分けて均等に支払うこととした。

このとき、分割払いの1回分の支払額は、ノートパソコンの販売価格の何%か。

選択肢


正解:B
販売価格を1とする。頭金で25%を支払うため残額は0.75となる。これを10回均等に支払うため1回分は0.75÷10=0.075となる。最後にパーセントに直すと7.5%と求められる。

問題38(難易度:★★★★☆)

問題

集合に関する条件から、未知の人数を求める方程式を立てて解答しなさい。

ある社内イベントで、全社員80人に参加希望のアンケートをおこなった。A企画に参加したいと答えた社員は42人で、B企画に参加したいと答えた社員は36人であった。A企画もB企画も参加したくないと答えた社員の人数は、A企画とB企画の両方に参加したいと答えた社員の人数の2倍より1人多かった。A企画とB企画の両方に参加したいと答えた社員は何人か。

選択肢


正解:D
両方の企画に参加したい人数をx人とおく。A企画、B企画のいずれかに参加したい人数は42+36-x=78-x人である。参加したくない人数は80-(78-x)=x+2人となる。条件より、この人数は両方に参加したい人数の2倍より1人多いので、x+2=2x+1という方程式が成り立つ。これを解くとx=11となる。

問題39(難易度:★★★★☆)

問題

各物質に含まれる原子の個数比と、各原子の相対的な重さを用いて、分子全体の質量に占める各元素の合計質量を比較し、最も重い元素を特定しなさい。

化合物A、B、Cは窒素(N)、水素(H)、酸素(O)の3種類の原子でできている。各化合物1分子あたりの原子の個数は以下の表の通りである。化合物Bの分子において、構成する元素のうち合計の重さが最も重い元素はどれか。ただし、Hの重さを1、Nの重さを14、Oの重さを16とする。

化合物窒素(N)水素(H)酸素(O)
化合物A243
化合物B283
化合物C131

選択肢


正解:C
化合物Bにおいて、各原子の重さと個数比をかけ合わせた値を比較する。
N:14 × 2 = 28
H:1 × 8 = 8
O:16 × 3 = 48
各元素の合計重さを比較すると、Oが48で最も大きくなる。したがって、化合物Bの分子において最も重い元素はOである。

問題40(難易度:★★★★☆)

問題

営業社員25人の先月と今月の営業件数分布を示す表をもとに、先月よりも今月の営業件数が増加していることが確定する最小の人数を求めなさい。

社員25人の営業件数分布を以下の表に示す。先月と今月の件数を比較したとき、先月よりも今月の営業件数が増えた人は少なくとも何人いるか。

区分(人)今月の営業件数
0〜9件10〜19件20〜29件30〜39件40〜49件
先月の営業件数0〜9件20100
10〜19件03320
20〜29件20013
30〜39件01204
40〜49件10000

選択肢


正解:C
先月より今月の件数が増えた人が確定するのは、表の対角線よりも右上の領域に属する人である。すなわち、先月の区分よりも今月の区分が右側にある場合である。具体的には以下の人数を合計する。
・先月0-9:今月20-29(1人)
・先月10-19:今月20-29(3人)、今月30-39(2人)
・先月20-29:今月30-39(1人)、今月40-49(3人)
・先月30-39:今月40-49(4人)
合計すると1+3+2+1+3+4=14人となる。

解説画像

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問題41(難易度:★★★★☆)

問題

次の表は、ある家電量販店における3店舗(A店、B店、C店)の年間売上と、そのうち特定カテゴリの売上が占める割合を示したものである。表を読み、条件にもとづいて最も適切なものを選べ。

表1は店舗ごとの年間総売上(単位:百万円)であり、表2はそれぞれの店舗における「デジタル家電」の売上が、年間総売上に占める割合(単位:パーセント)である。デジタル家電の売上額が最も高い店舗はどこか。

表1:年間総売上(単位:百万円)

店舗年間総売上
A店240
B店310
C店275

表2:デジタル家電の売上割合(単位:%)

店舗デジタル家電の割合
A店35
B店28
C店32

選択肢


正解:C
各店舗のデジタル家電売上額は、総売上に割合を掛けることで求められる。
A店:240 × 0.35 = 84百万円
B店:310 × 0.28 = 86.8百万円
C店:275 × 0.32 = 88百万円
計算すると、A店は84、B店は86.8、C店は88となる。したがって、デジタル家電の売上額が最も高いのはC店である。単純な総売上の高さや、割合の高さだけで判断せず、確実に各値を計算することが正解を導くための鍵となる。

瀧本博史

プロフィール

総売上が高い店舗や割合が高い店舗をそのまま選ばず、各店舗のデジタル家電の売上額を実際に計算して解きましょう。

デジタル家電の売上額は、年間総売上にその割合を掛けることで求められます。

割合が高くても総売上が低ければ金額は小さくなる可能性があります。逆に総売上が高くても、割合が低ければ1番とは限りません。

表が2つある問題では、片方だけを見て判断しないことが重要です。金額に直して同じ基準で比較するようにしましょう。

問題42(難易度:★★★★☆)

問題

硬貨の合計金額と枚数に関する条件から、各硬貨の枚数を算出しなさい。

10円、50円、100円、500円の4種類の硬貨を使って、合計金額が900円になるように支払った。使用した硬貨の枚数は合計で15枚であり、どの硬貨も必ず少なくとも1つは使用したものとする。このとき、50円玉は何枚使用したか。

選択肢


正解:B
10円玉をa枚、50円玉をb枚、100円玉をc枚、500円玉をd枚とする。硬貨の枚数は合計15枚なので、a+b+c+d=15となる。また、合計金額は900円なので、10a+50b+100c+500d=900となる。この金額の式を10で割ると、a+5b+10c+50d=90である。ここから枚数の式a+b+c+d=15を引くと、4b+9c+49d=75となる。どの硬貨も少なくとも1枚は使うため、dは1以上である。d=1とすると、4b+9c=26となる。この式を満たす正の整数の組み合わせは、b=2、c=2である。このとき、a=15-2-2-1=10となり、10円玉10枚、50円玉2枚、100円玉2枚、500円玉1枚で、枚数は15枚、金額は900円となる。したがって、50円玉は2枚である。

問題43(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章を読み、条件にもとづいて最も適切なものを選べ。

あるイベントで記念品セットを作ることになった。400円、600円、800円、1,000円の商品があり、合計で5,000円になるように詰め合わせる。ただし、すべての商品を少なくとも1つずつは必ず詰めるものとする。

400円の商品を2つ詰めるとき、このセットに含まれる商品の個数は最大で何個か。

選択肢


正解:C
まず全種類1個ずつと指定の400円をもう1個(400×2+600+800+1000=3,200円・5個)を確保する。残りの金額は5,000-3,200=1,800円で、個数を最大にするには最安の400円を使いたい。400円で1,800円を割ると4個で1,600円・余り200円となり割り切れない。次に400円3個+600円1個=1,800円(4個)とすると合計5+4=9個で5,000円ぴったりとなる。したがって最大9個が正解である。

問題44(難易度:★★★★☆)

問題

商品原価、利益率、割引率の関係から、定価の設定と最終的な利益額にもとづき、原価を求めなさい。

ある家電製品に、原価の5割の利益を見込んだ定価を設定した。セール期間中にこの商品を定価の3割引で売ったところ、利益が100円となった。この家電製品の原価はいくらか。

選択肢


正解:B
原価をx円とする。定価は原価の1.5倍なので定価=1.5x円。定価から3割引の売値は1.5x×0.7=1.05x円。利益=売値-原価より1.05x-x=0.05x=100が成り立つ。これを解くとx=100÷0.05=2,000となる。したがって原価は2,000円である。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、原価を基準にして定価を求め、その定価から割引後の売値を出すという順番を崩さないことが重要です。

まずは、「原価の5割の利益を見込む」について、定価が原価に対してどれだけの倍率になるかを考えましょう。

さらに、「定価の3割引で売る」ということから、売値は定価の7割であると判断できます。最後に、売値から原価を引いた利益が100円という関係を式にしましょう。

利益率と割引率は基準が違います。まとめて足し引きせず、段階を分けて処理することが解きやすさにつながります。

問題45(難易度:★★★★☆)

問題

次の問いに答えよ。

高級腕時計Aと腕時計Bをそれぞれ5本ずつ仕入れたところ、合計で1,140,000円であった。いずれも原価の2割の利益が出るように値段を設定しすべて売り切ったところ、腕時計Aの5本の合計利益は、腕時計Bの5本の合計利益よりも12,000円高かった。腕時計Aの定価はいくらか。

選択肢


正解:C
Aの原価をa円、Bの原価をb円とする。5a+5b=1,140,000よりa+b=228,000…①。A5本の利益は0.2×5a=aより、B5本の利益はb。差a-b=12,000…②。①②を連立すると2a=240,000、a=120,000円となる。よって、Aの定価は120,000×1.2=144,000円となる。

問題46(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。

ある商品を定価の3割引で売ると、450円の損となる。しかし、同じ商品を定価で売ると、450円の利益となる。この商品の定価はいくらか。

選択肢


正解:B
定価をx円、原価をc円とする。定価で売ると利益450円よりx=c+450…①。定価の3割引で売ると損失450円より0.7x=c-450…②。①-②よりx-0.7x=900となり0.3x=900と求めらえる。よって、x=3,000円が答え。

問題47(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。

あるウェブサイトの更新作業を1人でする場合、Aは12日間、Bは18日間かかる。この更新作業をAとBの2人でおこなう場合、すべて終わらせるまでに何日かかるか。なお、2人で作業する場合も時間あたりの作業量は変わらない。

選択肢


正解:C
更新作業全体を1とする。Aの1日あたりの作業量は1/12、Bの1日あたりの作業量は1/18である。2人で作業する場合、1日の合計作業量は1/12+1/18=3/36+2/36=5/36となる。すべて終わらせるためにかかる日数は、1÷(5/36)=36/5=7.2と求められる。したがって、かかる日数は7.2日である。

問題48(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。

数列{3、5、9、17、33、( )、……}がある。( )に当てはまる数字はいくつか。

選択肢


正解:C
各項の差を確認すると、5-3=2、9-5=4、17-9=8、33-17=16となっており、差の部分が{2、4、8、16、……}という等比数列になっている。したがって、次の差は16×2=32となるはずである。この規則にもとづくと、( )に入る数字は33+32=65と求められる。等比数列の理解が不可欠な問題である。

瀧本博史

プロフィール

並んでいる数そのものを見るだけでなく、隣り合う数の差に注目することがポイントです。

3から5、5から9、9から17というように差を並べてみると、その差にも規則があることがわかります。

数列問題では、足し算で増えているのか、掛け算で増えているのか、あるいは差が変化しているのかを確認するのが基本です。

この問題ではまず差が一定の倍率で増えていることに着目しましょう。次にどれだけ増えるかを考えてから、直前の数に加える流れで進めます。

問題49(難易度:★★★★☆)

問題

以下の問いに答えよ。

0、1、2、3、4、5の6個の数字のうち、異なる4個の数字を使って4桁の整数を作る。このとき、作ることができる整数は何個あるか。ただし、千の位に0は使えないものとする。

選択肢


正解:C
4桁の整数の各桁を千、百、十、一の位とする。千の位には0以外の5個(1、2、3、4、5)の数字が入る。残りの3桁は、0を含めた残りの5個の数字から3個を選んで並べるので、5P3=5×4×3=60通りである。千の位の選び方は5通りであるため、全体では5×60=300通りとなる。0を千の位に使えない条件を忘れて計算すると、6P4=360というダミーの選択肢になるため注意が必要である。

問題50(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章を読み、述べられている内容と一致するものを選べ。

ある国の観光客数の推移について調査をおこなった。2015年に500万人であった年間外国人観光客数は、2025年には1,250万人に増加した。また、観光客の出身地域別構成比を見ると、2015年にはアジア地域が40%、欧米地域が60%であったが、2025年にはアジア地域が65%、欧米地域が35%となった。なお、具体的な観光客数を算出すると、アジア地域からの観光客数は2015年に200万人であったが、2025年には812.5万人まで増加した。一方で、欧米地域からの観光客数は2015年に300万人であったが、2025年には437.5万人となった。

文中で述べられている内容と一致するものは、次のア、イ、ウのうちどれか。

ア 2015年と比べて、2025年のアジア地域からの観光客数は4倍以上になった
イ 2015年と比べて、2025年の欧米地域からの観光客数は1.5倍以上になった
ウ 2015年と比べて、2025年の外国人観光客数は合計で700万人以上増加した

選択肢


正解:E
ア:2015年のアジア地域観光客数は200万人、2025年は812.5万人である。812.5÷200=4.0625となり、4倍以上であるため一致する。
イ:2015年の欧米地域観光客数は300万人、2025年は437.5万人である。437.5÷300=1.4583…となり、1.5倍未満であるため不適。
ウ:合計増加数は1,250―500=750万人であり、一致する。
したがって、アとウが正解となる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、文章中に示されている具体的な数値を使って各記述を1つずつ検証するのが安全です。

まずは、アジア地域の2015年と2025年の人数を比べて何倍になったかを確認しましょう。次に、欧米地域も同じように倍率を計算します。

合計の増加については、2025年の総数から2015年の総数を引けば判断可能です。

長文問題は印象で判断せず、倍率や差を実際に計算して選ぶようにしましょう。

問題51(難易度:★★★★☆)

問題

提示された文章と数値を分析し、内容と一致する記述を選択肢の中からすべて選びなさい。

近年、国内における特定の電子部品の需要は変化しており、輸出入の構造も大きく変わりつつある。2015年には部品総輸出額が1,200億円であったが、2025年には景気変動の影響を受け、960億円にまで減少した。輸出形態をみると、完成品と半完成品の構成比は、2015年には完成品45%、半完成品55%であったが、2025年には完成品62%、半完成品38%へと変化した。
特に、アジア向け輸出は、現地生産拠点の拡大により、完成品輸出額が50億円(2015年)から30億円(2025年)へと減少した一方で、欧米向け完成品輸出は、技術革新による需要増から、300億円(2015年)から420億円(2025年)へと大幅に増加した。

文中で述べられている内容と一致するものは、次のア、イ、ウのうちどれか。

ア 2015年の半完成品輸出額は600億円より多い
イ 2025年の半完成品輸出額は400億円より少ない
ウ 2025年の完成品輸出総額は600億円より多い

選択肢


正解:D
ア 2015年の輸出総額1,200億円の55%であるから、1,200×0.55=660億円となり600億円より多い。よって一致する。
イ 2025年の輸出総額960億円の38%を計算する。1,000億円の約4割ととらえると400億円であり、それより少ないため364.8億円となる。400億円より少ないため一致する。
ウ 2025年の輸出総額960億円の62%である。960×0.62=595.2は、1,000×0.6=600を下回り約595億円となるため、一致しない。
したがって、アとイが正解となる。

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問題52(難易度:★★★★☆)

問題

アからオの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[3]に当てはまるものを選びなさい。

機械学習とディープラーニングは[1][2][3][4][5]複雑なパターンを抽出できる。

ア.機械学習は人間が特徴量を設計して入力する
イ.ディープラーニングは多層のニューラルネットワークを用い
ウ. 必要があるのに対し
エ. どちらも人工知能の発展を支える技術だが
オ. データから自動的に特徴量を学習し

選択肢


正解:C
Dの「どちらも」は「機械学習とディープラーニング」を指すため[1]に入る。Aの「人間が特徴量を設計して入力する」は機械学習の特徴を述べており、Cの「必要があるのに対し」はAを受けて逆接で対比を導く表現であるため、AとCは連続してA→Cの順に来る。このAC(機械学習の説明)に対比されるのがBの「ディープラーニングは多層のニューラルネットワークを用い」であり、Eの「データから自動的に特徴量を学習し」が続いてBとEは連続する。したがって全体の順序はD→A→C→B→Eとなり、[3]に当てはまるのはCである。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、文全体が機械学習とディープラーニングを対比する構造になっていることをつかむのがポイントです。

「どちらも」という語は、直前に出ている2つの技術を受けているため、冒頭に置く手掛かりになります。

その後、機械学習は人間が特徴量を設計するという説明が来て、「必要があるのに対し」でディープラーニング側へつながります。

文章整序では、意味だけでなく接続表現の向きが重要です。対比の前半と後半を見つけると順序を決めやすくなります。

問題53(難易度:★★★★☆)

問題

アからオの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、指定された空欄に当てはまるものを選びなさい。

アからオの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[2]に当てはまるものを選びなさい。

クラウドファンディングは[1][2][3][4][5]注目されている。

ア. インターネット上のプラットフォームで
イ. 新たな資金調達手法として
ウ. 金融機関やベンチャーキャピタルに次ぐ
エ. 不特定多数の人々が
オ. 資金を提供する仕組みであり

選択肢


正解:A
主語「クラウドファンディングは」に続くのは誰が・どこでを示すD→Aである。その後にE「資金を提供する仕組みであり」という定義文が続く。文末の「注目されている」の直前にはC「金融機関やベンチャーキャピタルに次ぐ」→B「新たな資金調達手法として」の流れで来ることが「次ぐ」という表現からわかる。したがって全体の順序はD→A→E→C→Bとなり、[2]に当てはまるのはAである。

問題54(難易度:★★★★☆)

問題

アからオの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[2]に当てはまるものを選びなさい。

最近のワーケーション施設は従来の[1][2][3][4][5]ところが増えてきた。

ア. 休暇中に仕事をおこなうための
イ. 新たなビジネスを創出してくれる
ウ. 企業間マッチングを支援する場のように
エ. テントオフィスやサテライトオフィスとしての
オ. 環境だけでなく

選択肢


正解:E
問題文冒頭の「従来の」に続くのはア「休暇中に仕事をおこなうための(環境)」であり、従来の施設の特徴を表すためアが[1]に来る。次にオ「環境だけでなく」が来て従来との対比を示す。エは「テントオフィスやサテライトオフィスとしての」という具体的な施設名であり、ウ「企業間マッチングを支援する場のように」という機能説明の前に来る(エ→ウ)。最後にイ「新たなビジネスを創出してくれる」が「増えてきた」に続く。したがって全体の順序はア→オ→エ→ウ→イとなり、[2]に当てはまるのはE(オ)である。

問題55(難易度:★★★★☆)

問題

次のアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と4番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア また、睡眠不足は日中のパフォーマンスに直結するが、精神的なゆとりにも影響する問題である。

イ 40歳を超えると、60%以上の人が睡眠に何らかの不満を抱えているといわれるほどだ。

ウ 働き盛りの年齢になると、体力的な疲れが気になるようになるが、

エ 疲労が蓄積し、感情の起伏が激しくなると、周囲と良好な関係を築きにくくなってしまうからだ。

オ それは、日々の睡眠の質にもあらわれてくる。

選択肢


正解:C
ウ「働き盛りの年齢になると、体力的な疲れが気になるようになるが、」は話題を導入する一般的な文であり、文末の「が、」という逆接表現が次の文を引き込むため先頭に来る。ウを受けてオ「それは、日々の睡眠の質にもあらわれてくる」が「それは」という指示語でウの内容を受けて[2]に来る。次に具体的データとしてイが[3]、睡眠不足の別の影響を述べるアが[4]、その理由を述べるエが[5]となる。よって、全体の順序はウ→オ→イ→ア→エとなり、2番目と4番目の組み合わせはオとアである。

問題56(難易度:★★★★☆)

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

あっけなく()を喫する

選択肢


正解:C
あっけなく苦杯を喫する(勝負事などで負けること、苦い経験をすること)が正解。同じ「苦」から始まる熟語で、苦渋(苦しみ悩むこと。「苦渋の決断」などという)、苦汁(苦い経験。「苦汁を飲む」などという)、苦境(苦しい立場。「苦境に立たされる」などという)などを引っかけにした問題である。「喫する」と結び付く言葉を正確に覚えているかがポイント。

問題57(難易度:★★★★☆)

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

近年、企業のテレワーク導入率における地域間の差は残っているものの、従業員数や資本金規模による差は小さくなりつつある。かつて、( )導入を進める傾向があったが、2020年代以降、そうした傾向がみられにくくなっているのである。

選択肢


正解:B
最初の文では、近年のテレワーク導入における変化が述べられている。後半の文では「かつて」の傾向と「2020年代以降」を比較しており、最初の文の変化を詳しく言い換えていると考えられる。最初の文から、かつては「従業員数や資本金規模による差」が大きかったといえる。したがって、Bが最も適切である。

問題58(難易度:★★★★☆)

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

彼は重要な顧客からのクレームを()処理してしまい、のちに大きなトラブルへと発展した。

選択肢


正解:C
「おざなりに」はその場しのぎでいい加減に物事を済ませることを意味し、文脈に最も合う。「なおざりに」も似た意味を持つが、こちらは物事を注意せずにほったらかしにする(放置に近い)という意味であり、「処理してしまい」という具体的な行動をともなう文脈には合わない。「つぶさに」は詳細に、「おもむろに」はゆっくりと、「やにわに」はいきなりという意味であり、どれも不適切である。語彙の正確な意味と使い分けがわかるかが正解を導くポイントになる。

問題59(難易度:★★★★☆)

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

これまでの苦労が報われ、思わず()を崩した。

選択肢


正解:D
相好を崩す(顔をほころばせて喜ぶこと)が正解。同じ動詞を使う慣用表現に「膝を崩す」があるが、これは正座をやめて楽な姿勢になることを意味するため、文脈には合わない。また、「表情を崩す」は日本語として意味が通じるが、定型の慣用句としては使われない。「涙腺を崩す」は慣用表現として存在しない(「涙腺がゆるむ」が正しい)。「相好を崩す」は「顔をほころばせて喜ぶ」という意味の定型慣用句として確立しているため、これが最も適切である。

問題60(難易度:★★★★☆)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

硯(すずり):墨

ア. 臼(うす):杵(きね)
イ. 杉:樹木
ウ. 歓喜:悲哀

選択肢


正解:A
硯と墨は一対で用いる道具である(セットの関係)。アの臼と杵も一対で用いる道具である。イの杉は樹木の一種である(包含関係)。ウの歓喜と悲哀は反対の意味を持つ(対義関係)。したがって、最初の二語と同じ関係のものはアだけである。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、最初に示された二語の関係を、意味の近さではなく使われ方で見るようにしましょう。

硯と墨は、書く場面で一緒に使われる道具同士です。選択肢を見ると、同じように一対で使うもの、種類と上位概念の関係、反対の意味の関係が混ざっています。

二語関係は語感だけで選ぶと間違えやすいです。用語の関係性を自分の言葉で言い換えてから、同じ構造の組を探すようにしましょう。

問題61(難易度:★★★★☆)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

収穫:出荷

ア. 執筆:出版
イ. 映画:鑑賞
ウ. 書類:提出

選択肢


正解:A
収穫と出荷は「収穫によって得られたものを出荷する」という先行行為と後続行為の順序関係にある。アの執筆と出版も「執筆によって完成した作品を出版する」という同じ順序関係であるため、アが正答となる。イの「映画を鑑賞する」とウの「書類を提出する」はいずれも目的語(名詞)と動詞の関係であり、構造が異なる。したがって同じ関係のものはアだけである。

問題62(難易度:★★★★☆)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

紛争:調停

ア. 債権:回収
イ. 模倣:創造
ウ. 秩序:維持

選択肢


正解:E
最初の二語は目的語と動詞の関係になっている。紛争を調停するという構造である。同じく、アは債権を回収する、ウは秩序を維持するといえるため、アとウの2つがこの関係に当てはまる。一方、イの模倣と創造は反対の意味を持つ言葉であり、対義関係であるため異なる。したがって、最初の二語と同じ関係のものはアとウの2つとなる。

問題63(難易度:★★★★☆)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

パルプ:紙

ア. 事務用品:付箋
イ. 鉄鋼:鉄鉱石
ウ. 麦芽:ビール

選択肢


正解:C
最初に示された二語は、前者が原料で後者がそれを用いて作られた製品という関係になっている。パルプを原料として紙を製造するという関係性だ。同じく、ウは麦芽を原料としてビールを製造するという関係である。一方、アの付箋は事務用品の一種であり包含関係となっている。また、イの鉄鉱石は鉄鋼の原料だが、問題文とは左右が逆のため当てはまらない。したがって、同じ関係に当てはまるものはウだけである。

問題64(難易度:★★★★☆)

問題

次の言葉と、意味が合致するものを一つ選びなさい。

普通の人とは違った物事に興味を抱く人、あるいは風流を好む人

選択肢


正解:E
用例:彼は古いカメラを集めるのが好きな好事家だ

趣味人→趣味が豊かで風流な人
酔狂→好奇心から変わったおこないをすること、あるいはその人
道楽者→本業を怠って遊興にふける人
数寄者→風雅の道に熱心な人、おもに茶の湯をたしなむ人
好事家→普通の人とは違う珍しいものや変わったことに興味を持つ人、風流を好む人

問題65(難易度:★★★★☆)

問題

次の言葉と、意味が合致するものを一つ選びなさい。

事実をわざと曲げて書き記すこと

選択肢


正解:D
「曲」には「折れ曲がる、正しくない」などの意味がある。事実をわざと曲げて書き記すことは「曲筆」という。

曲意 → 自分の意思を曲げて、他人の意向に合わせること
曲解 → 相手の言動などを、わざと事実を曲げて悪く受け取ること
曲折 → 折れ曲がること。事情が複雑でいろいろと変化すること
曲論 → 道理に合わないことを無理にこじつけた議論

問題66(難易度:★★★★☆)

問題

次の言葉と、意味が合致するものを1つ選びなさい。

失敗や都合の悪いことを、一時しのぎにごまかして取り繕うこと

選択肢


正解:A
用例:失敗を糊塗する

糊塗 → 一時しのぎにごまかしてその場を取り繕うこと
隠蔽 → 都合の悪い事実や真相などを、故意に覆い隠すこと
虚飾 → 実質がともなわない、うわべだけの飾り
粉飾 → うわべを取り繕って、実際よりも立派に見せること
欺瞞 → 人の目をごまかしてだますこと

いずれも事実を隠したり偽ったりする意味を含むが、一時しのぎで取り繕うというニュアンスを持つのは「糊塗」である。正確な語彙の使い分けが求められる。

問題67(難易度:★★★★☆)

問題

次の言葉と、意味が合致するものを1つ選びなさい。

世俗の物事にこだわらず、あっさりしているさま

選択肢


正解:B
用例:名誉や利益に恬淡とする。

洒脱 → 俗気がなく、さっぱりしているさま。おもに性格や文章などに用いる。
枯淡 → 俗っぽさが抜け、あっさりとしたなかに深い味わいがあるさま。
虚無 → 何事もなく、むなしいこと。
悠久 → 果てしなく長く続くさま。

「恬淡」と「洒脱」は似た意味を持つが、洒脱は性格や文章のセンスがさっぱりしていることに使われる言葉であり、名誉や利益への執着の無さを表す文脈では「恬淡」が適切である。

問題68(難易度:★★★★☆)

問題

下線部の語が最も近い意味で使われているものを1つ選びなさい。

壁の隙間から風が吹き込む

選択肢


正解:C
問題文の「から」は、動作の通過点(経由する場所)を表す格助詞である。同じ用法なのはC「電車の窓から海が見える」である。Aは時間や動作の起点、Bは動作や事物の出所、Dは原因や理由、Eは材料や原料を表す用法である。したがって、最も近い意味で使われているものはCとなる。

瀧本博史

プロフィール

この問題では、「から」が何を表しているのかを見分けることが大切です。

問題文では、風が壁の隙間を通って入ってくるという意味で使われており、「場所や通過点を表す用法」になっています。選択肢には、時間の始まり、物の出所、原因、材料を表す「から」も含まれているので注意が必要です。

助詞の用法問題では、同じ語でも文中での働きがまったく違うことがあります。前後の名詞と動詞の関係を見て、「どこを通って」「何が原因で」「何を材料に」などと言い換えて確認すると良いでしょう。

問題69(難易度:★★★★☆)

問題

下線部の語が最も近い意味で使われているものを1つ選びなさい。

彼の話はまるで夢のようだ

選択肢


正解:C
「ようだ」は、ある物事を別の物事に見立てる比喩の意で使われている。これと同じ意味を持つものは、布の滑らかさを絹に見立てているCである。

A は状況から判断した推量
B は実現を目指す目的
D は以前とは違う状態への変化
E は前置きや例示をそれぞれ表している。

選択肢の文脈から「ようだ」の用法を正しく識別できるかがポイントになる。

問題70(難易度:★★★★☆)

問題

次の単語と最も意味が近い語を、AからEまでの中から1つ選びなさい。

mandatory

選択肢


正解:C
mandatoryは「義務的な」「強制的な」という意味を持つ。Aのoptionalは「任意の」、Bのvoluntaryは「自発的な」という意味であり、これらは対義語にあたる。Cのcompulsoryは「義務的な」という意味を持ち、mandatoryと最も意味が近い。Dのmanualは「手動の」、Eのminorは「重要でない」という意味である。したがって、正解はCとなる。

問題71(難易度:★★★★☆)

問題

次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から1つ選びなさい。

pessimistic

選択肢


正解:B
pessimistic:悲観的な

[ 各選択肢の意味 ]
A. diplomatic:外交的な
B. optimistic:楽観的な(対義語)
C. realistic:現実的な
D. sarcastic:皮肉な
E. domestic:国内の、家庭の

pessimisticは「物事を悪いほうに考える、悲観的な」という意味を持つ語である。これに対して、optimisticは「物事を良いほうに考える、楽観的な」という意味を持つため、最も反対の意味としてふさわしい。したがって、正解はBとなる。
Cのrealisticは現実主義的な意味を持ち、一見対比されやすいですが反対語ではないため注意が必要。

問題72(難易度:★★★★☆)

問題

次の説明文に最も近い意味を持つものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

a situation in which people or organizations compete with each other

選択肢


正解:C
説明文は「人々または組織が互いに競い合っている状況」という意味を表す。

[ 各選択肢の意味 ]
A. negotiation:交渉
B. harmony:調和
C. rivalry:競争、対抗関係(類義語)
D. expansion>:拡大
E. distribution:流通、分配

説明文が示す「互いに競い合う状況」に最も近い意味を持つのは、競争や対抗意識を意味する rivalry 。したがって、正解はCとなる。
Aのnegotiationは「複数の主体が関わる交渉・折衝」、Dのexpansionは「事業・市場の拡大」という意味であり、いずれも競争関係が生まれやすいビジネス場面と関連するため混同しやすいが、「互いに競い合う状況」そのものを指す語ではない。

問題73(難易度:★★★★☆)

問題

次の説明文に最も近い意味を持つものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

a sudden and clear discovery or achievement that solves a difficult problem

選択肢


正解:D
説明文は「難しい問題を解決する、突然の、かつ明確な発見や成果」という意味を表す。

[ 各選択肢の意味 ]
A. compromise:妥協
B. breakdown:崩壊、故障
C. infrastructure:社会的基盤
D. breakthrough:画期的躍進、突破口(類義語)
E. obstacle:障害

説明文が示す「困難な課題を打破するような大発見や成果」に最も近い意味を持つのは、breakthrough 。したがって、正解はDとなる。
Bのbreakdownは、形やスペルが似ているもののまったく意味が異なるダミー選択肢(引っ掛け)であるため、混同しないよう注意が必要。

問題74(難易度:★★★★☆)

問題

文中の()に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

彼女の計画は、実現にはほど遠い。
Her plan is far from being().

選択肢


正解:C
日本語の「実現にはほど遠い」に合わせるため、空欄には「実現される」という意味の語を入れる必要がある。

[ 各選択肢の意味 ]
A. finished:終わった
B. impossible:不可能な
C. realized:実現された
D. considered:考慮された
E. ideal:理想的な

「far from ――」で「決して――ではない、――にはほど遠い」という重要表現になるため、空欄に realized を入れることで「実現されるにはほど遠い」という意味が成立する。したがって、正解はCとなる。

AのfinishedはC(realized)と同様に「完了・完成」のニュアンスがあるため混同しやすいが、「計画が実現された」という意味ではなく「終わった」という意味であり不適切。Eのidealは「理想的な計画=実現されるべき」という連想で選びやすいが、空欄に入れると「理想的であることにはほど遠い」という意味になり、日本語の意図と合わない。

問題75(難易度:★★★★☆)

問題

次の英文を読んで、最も適切なものをAからEまでの中から1つ選びなさい。

In modern organizational theory, the concept of resilience has gained significant traction as a crucial determinant of long-term success. The author highlights that resilience is not merely the ability to recover from unexpected disruptions, but a proactive capability to anticipate and adapt to shifting environments. According to the author, organizations that institutionalize resilience do not just survive crises; they actively leverage them as opportunities to innovate and capture new markets. This adaptive capacity requires a fundamental shift in leadership mindset, moving away from rigid control toward decentralized decision-making.

Furthermore, the author refutes the prevailing notion that building resilience necessitates redundant resources and excessive financial buffers, which often lead to operational inefficiency. Instead, the author argues that true resilience stems from cognitive flexibility, robust information networks, and psychological safety within teams. When employees feel secure enough to report failures immediately, organizations can execute rapid course corrections. Cultivating these cultural attributes, rather than hoarding assets, forms the essence of organizational longevity.

Which of the following best describes the author’s perspective on organizational resilience?

選択肢


正解:B
第1段落において、レジリエンスは「不測の事態から回復するだけでなく、環境の変化を予測して適応する積極的な能力」であり、危機を革新の機会として活用するものと述べられている。これは選択肢Bの内容と完全に一致するため、Bが正解となる。

A: 第2段落の「資産をため込むこと(hoarding assets)ではなく」という記述に反するため不適切。
C: 第1段落の「硬直した管理から分散型の意思決定への移行(moving away from rigid control toward decentralized decision-making)」に矛盾するため不適切。
D: 第2段落の「心理的安全性があれば、迅速な軌道修正をおこなうことができる(execute rapid course corrections)」という記述と反対であるため不適切。
E: 「単に回復する能力ではない」とする著者の主張と一致しないため不適切。

SPIを対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!SPIは演習の積み重ねがカギ! 30時間程度の勉強時間で解法に慣れよう

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

プロフィールを見る

まずは言語と非言語を分野別に学習し、解法パターンを理解しましょう。それから本番形式の総合問題を繰り返し解いていきます。特に非言語は知識よりも慣れが重要となるため、演習を積み重ねて得点を上げましょう。

勉強時間の目安は、言語分野で5〜10時間、非言語分野で10〜20時間程度です。回答の際は難しい問題にこだわらず、解ける問題を確実に取るように心掛けましょう。

また、言語では「選択肢を読む前に問題文の要点を押さえる」、非言語では「計算を始める前に条件を整理する」という基本姿勢を徹底することが求められます。

ミスは合格への糧! 間違いの原因を分析して次につなげよう

就活生がやりがちな失敗は、問題集を解きっぱなしにしてしまうことです。間違えた原因が知識不足なのか、計算ミスなのか、時間不足なのかを分析する習慣を付けましょう

また、本番ではスピードが非常に重要です。解答時間を測らずに勉強する人も少なくありませんが、高得点を狙う人は、正答率のほか解答速度を練習時から意識しましょう。

同じ問題を繰り返し解き、見た瞬間に解法が思い浮かぶレベルまで仕上げることで、本番でも余裕を持って対応できるようになります。

ほかの練習問題も解いてみよう!

SPIは多くの分野に分かれています。練習問題を繰り返し解いて、苦手を攻略しましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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