この記事のまとめ
- 参加して成果を上げることで内定につながるインターンがある
- 高確率で内定につなげるなら内定直結型への参加がおすすめ
- インターンで内定を獲得するための成果の上げ方を理解することがカギ
就職活動でなるべく早く内定を獲得したいと考える人には、内定を得られる可能性があるインターンシップへの参加がおすすめです。インターンは就職してからの業務内容を体験できるだけでなく、場合によっては内定につながることもあります。
しかし、内定につながるインターンはどのような種類があるのかわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、内定につながるインターンの種類や内定を獲得するための準備を解説します。早期に内定を獲得するためにも、企業側の意図を理解したうえで内定獲得につながるかどうかを見極めて、インターンを選びましょう。
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インターンシップの利用は内定獲得の近道! ただし参加するだけでは不十分
インターンは学生が社会に出る前に就業体験をおこなうプログラムですが、ただ参加するだけでは内定にはつながりません。インターンには早期選考型や長期の実務型などさまざまな種類があり、それぞれの違いを理解したうえで、目的を持って参加しなければ自分が求める結果を得られないのです。
そのなかで、インターンから内定獲得を目指す場合は、それぞれの特徴を理解したうえで、しっかり準備していくことが必要になります。
そこでこの記事では、前半で企業がインターン生から内定者を出す目的や内定につながりやすいインターンの種類を解説します。内定が出る可能性があるインターンの形式を理解して、自分が参加するべきかを考えられるようにしましょう。
後半では、インターンで内定を獲得するための5つの準備や当日のポイントを解説します。インターンに臨む準備をしっかりして、内定獲得を目指しましょう。記事を最後まで読めば、インターンに参加することで内定に近付くための成果を出す方法がわかるようになります。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
企業がインターン生から内定者を出す目的
インターンに参加する前に、企業側の視点を理解することで、インターン生から内定者を出す理由も明確になります。企業がインターン生から内定者を出す目的を理解しておくと、インターンに参加する姿勢が重要であると理解できるのです。
ここでは、企業がインターン生から内定者を出す目的を2つ解説します。特にインターンで内定を獲得したいと考える人は企業の意図を理解することが近道となります。理想のペースで就活を進めるためにも、企業側の目的を理解しておきましょう。
早めに優秀な学生を確保したいため
インターンは、実施する企業によって実際に業務をおこなったり会議に参加したりと内容はさまざまです。なかでも業務をおこなうインターンであれば、学生が持つ能力が明確になるため、企業は採用するかの判断がしやすくなります。
企業は就職活動が本格化する前にインターン生から内定を出すことで、優秀な人材を確保しておきたいという意図があります。インターンへ前向きに参加し、成果を出せる学生を事前に採用しておけば、入社後も活躍してくれる可能性があるからです。
優秀な人材は、就職活動が本格化してくるとほかの企業に就職してしまう可能性があり、企業としても採用を焦ってしまう場合も考えられます。
また、本格的な選考が始まれば企業と学生が接する機会は少なくなるため、学生の興味が他社に流れてしまわないよう、早めに内定を出せるというメリットもあります。
社風や仕事内容に合っている学生を採用できるため
インターンに参加した学生に内定を出せば、企業は通常の選考よりも長い期間をかけて学生の能力や価値観、性格を理解できます。また、実際に働いている姿をもとに内定を出せるため、より社風に合った学生を採用できるのです。
どれほど高い能力を持った学生であっても、性格が社風に合わなければ長く勤めてもらえない可能性があります。企業は入社した人材にはなるべく長く勤めてほしいと考えていることから、ミスマッチは避けたいと考えるのです。
学生側もインターンを通してであれば、実際の業務を体験したうえで企業の内定を承諾するか選べます。このように、入社後に社風が合わず早期退職につながる理由を減らして、よりミスマッチの少ない採用活動にするためにも、インターン生から内定を出すことがあるのです。
そもそも、企業の社風とはどのようなものをさすのかわからない人もいるのではないでしょうか。下記の記事では社風の意味や自分に合った社風の企業を探す方法をステップ別に解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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「入社後のミスマッチを減らす」や「企業のイメージアップ」が挙げられます。インターンを通じて学生の能力や性格を理解し、企業とのマッチ度を確認できるため、入社後の早期退職を防ぐことができます。
また、内定を出すことで企業への好印象を与え、優秀な人材の確保につながります。
あなたに適性がある職業を知って、インターンに活用しよう!
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特徴が異なる! 内定につながりやすいインターンシップの種類

内定につながりやすいインターンシップの種類
そもそもインターンには複数の種類があり、そのなかで内定につながるものも一つではありません。内定を得られる可能性を高めたり、学びたいことを学べるようにするためにも、それぞれの種類の内容や違いを理解しておくことが重要です。
ここでは、内定につながりやすいインターンシップの種類を5つ解説します。それぞれの特徴を理解して、内定を獲得する流れまで把握しましょう。なお、インターンに参加したからといって、必ずしも内定に直結するわけではないという点は理解しておきましょう。
早期選考型:早い段階で面接に進められる
早期選考型は、インターンに参加した学生のなかから、優秀な人材に通常の選考よりも早く面接を実施するケースを指します。
インターンに参加した直後に面接の打診があり、選考を突破すれば内定や内々定を獲得できるというものです。早期選考型は実施している企業が比較的多いため、チャンスが多いといえます。
早期選考型インターンであれば、ほかの学生に比べて早い段階で選考に進めるため、就職活動が始まった序盤に内定を獲得することも可能です。内定を持っていることでほかの企業の選考も余裕を持って受けられ、時間をかけて自分に合った企業を選べます。
早期に選考するかは業界によって異なるため、下記の記事から自分の目指す業界が当てはまるかチェックしておきましょう。
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まずは就活専門サイトを確認しましょう。ONE CAREERや外資就活ドットコムなどを使う学生は多いです。またSNSでそういった情報をまとめている投稿を確認したり、部活やサークルの先輩などから教えてもらうのも有効です。
ジョブ内定型:仕事内容を理解しやすい
実際に業務を体験できるインターンを、ジョブ内定型インターンといいます。数日かけて業務を経験できるため、仕事内容が自分に合っているのかどうかをインターン期間を通して考えることができるのがメリットです。
ジョブ内定型を取り入れている企業は外資系やコンサル関係が多く、インターン期間中に成果を上げると内定を獲得しやすくなっています。
インターン期間中はジョブと呼ばれる職種に合わせた仕事を任せられ、課題に対しての調査・分析して、プレゼンまでおこなうことが多いです。ジョブ内定型はインターンで任せられる仕事=ジョブへの参加が内定獲得に必須なものの、内定につながるかわからないインターンに比べて成果を上げれば内定を獲得しやすいことが魅力です。
予め携わる職種や職務内容が明確になっているジョブ型のインターンシップは、応募する職種によって変わってきますが、一連の流れを任せてもらえることもあれば、職務の1工程のみを任されることもあります。
成果も大切ですが、仕事への向き合い方を見られている場合が多いでしょう。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
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本選考優遇型:インターン期間中も自己PRができる
インターン中にアピールしたスキルをそのまま評価につなげたいのであれば、本選考優遇型のインターンがおすすめです。このインターンに参加すれば、一般の学生とは別のルートで特別な選考が実施されたり、書類選考が免除されたりするなど、有利な条件で選考を進めることができます。
また、インターンで成果を上げれば会食に呼ばれ、社員と直接やりとりする機会を得られる可能性があります。志望企業の社員から仕事に関するリアルを聞き出せるだけでなく、自分自身を直接アピールする機会にもなるのです。
参加を考えている人は、各種インターンの募集欄でどのような優遇があるか記載されていることが多いため、目を通してから応募しましょう。
リクルーター型:社員がその後の選考をフォローしてくれる
リクルーター型のインターンに参加すれば、インターンが終了した後もリクルーターと呼ばれる社員と交流ができます。オフィスのオープンスペースや外部のカフェなど、比較的リラックスできる場所でリクルーター相手に志望動機や自己PRのフォローを受けることが可能です。
面接対策や自己分析のフォローだけでなく、場合によってはリクルーター面談を通して内定を出されるケースもあります。
参加する場合は、リラックスできる場でのやりとりでもビジネスマナーが欠けないよう注意しましょう。本選考ではないとはいえ、リクルーター面談は就職活動の一貫と考えると安心です。
就職活動におけるリクルーターの役割がわからない人は、こちらの記事を参考にして、制度の目的や面談を活用するメリットを理解しておきましょう。
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長期の実務型:時間をかけて企業とのマッチ度を見極められる
長期インターンは、通常数日程度でおこなわれるインターンに数カ月から一年単位で参加し、長い期間で業務の経験ができるものです。一つの企業に長くかかわるため、通常のインターンよりも業務内容や企業の雰囲気を深く理解する機会になるのです。
さらに、見知った上司を持つことができるため、何かあれば相談しやすく、入社後も良好な人間関係を築きやすくなります。
長期インターンで内定を獲得できれば、他社の選考を受ける必要が少なくなり、その時間を資格の取得や卒業に向けた勉強などの別のことに当てられます。効率的に就職活動をしたい人にもぴったりの方法です。
また、長期インターンであれば、企業としても学生の価値観や個性を長い期間かけて確認できるため、社風に合った人材を採用しやすくなるというメリットもあります。
長期インターンはメリットがあるとわかっても、ほかの企業とかかわる機会が少なくなることから悩む人もいるのではないでしょうか。下記の記事では長期インターンのメリットをさらに解説しているため、目を通して自分に合ったインターンを選びましょう。
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インターン参加前必須!
性格診断で自分の強みを確認しよう!
インターン前は自分の強み・弱みを把握して、職業適正を知ることが大切です。しっかり自己理解をしないと自分に向いていないインターンに参加することになりかねません。
そんな時は「性格診断」を活用してください簡単な質問に答えるだけで、あなたの性格を分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
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早めに確認しよう! インターンへの参加が内定につながる傾向がある業界
インターンで内定を獲得するためには、内定につながるインターンを実施している業界のインターンに参加することが近道です。まだどの業界を目指すか決まってない人にとっては、インターンに参加することで業界への知識を身につける場にもなります。
ここでは、インターンへの参加が内定につながる傾向がある6つの業界を解説します。それぞれの業界の特徴や実施している内容、内定を出している意図を理解して、興味がある業界を探しましょう。
総合商社
総合商社
幅広い商材やサービスを国内外から仕入れて流通させる企業。日本だけでなく世界各国に拠点を持っている。
総合商社は、インターンの参加経験が就活で重視される場合が多い業界の一つです。条件の良さや福利厚生が充実している点から本選考に参加する学生も多く、ライバルの多い業界といえます。
総合商社は志望者の多さから、志望度を測る基準の一つとしてインターンの参加歴を見ているケースがあります。インターン中に成果を上げることができれば、そのまま内定を出す場合もあるのです。
近年は就職活動が早期化しており、サマーインターンを実施している商社も増えています。商社への入社を考えるのであれば、早めにインターンに参加すると、内定獲得できる確率が高まります。
サマーインターンは夏休みに実施するため、学業との両立がしやすいというメリットもあるのです。下記の記事ではサマーインターンの自分以外やウインターインターンとの違いを解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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また、総合商社への理解が足りないと感じている場合は下記の記事でも仕事内容や就職する魅力を解説しているため、確認しましょう。
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- 総合商社はインターンの倍率も高いと聞きました。選考を突破するには、どのような対策をすれば良いでしょうか。
各社の違いと自身が興味のある分野を明確にしよう
まずは、各商社が展開する事業内容を理解し、自分がどの分野に関わりたいかを明確にすることが重要です。業界研究と企業研究を徹底し、その商社で働く理由やインターンで何をしたいのかをしっかりと伝えましょう。
インターン対策としては、熱意と具体的なエピソードを含めて自分の考えをアピールすることが大事です。特にエントリーシートの内容が重要視されるので、企業の特徴や強みに関連した内容を盛り込むと良いでしょう。
また、商社のインターンでは、実際のビジネス課題を体験したり、社員との座談会があるケースが多いです。
そのため、事前にグループワークやディスカッションの練習をしておくと本番での対応力が高まります。積極的にコミュニケーションをとり、自己PRにつなげましょう。
外資系企業
外資系業界
3分の1以上の株式を外国人もしくは外国法人が所有している企業
ジョブ型内定インターンを実施している企業として、外資系企業も内定につながりやすいインターンをおこなっているケースが多いです。日系企業に比べて実力主義な面があり、さらに風通しが良い社風である傾向が多いことも特徴です。
ジョブ内定型インターンではジョブへの参加が実質的に最終選考になるため、インターンに参加すれば早期に内定を獲得できる可能性があります。
さらに外資系企業のインターンの選考は、書類選考やグループディスカッション、面接など、本選考さながらの内容になっていることも多いです。なお、インターンが内定につながらなかった場合でも、インターンの選考が本選考の雰囲気をつかむのに役立ちます。
- 外資系のインターンに参加する際、ある程度の英語力は必要になるのでしょうか? 必要である場合、どのくらいのレベルが求められるか教えていただきたいです。
TOEIC600点は最低条件
応募している職種や職場環境によって英語力の有無や必要なスキルは変わってくるでしょう。
社内に多くの外国人がいる職場で意思疎通の会話も英語が中心の企業であれば、TOEICは730点以上が目安とされている場合が多いでしょう。
就業場所での会話は日本語で、本国との英語を使用してのメールでの英語力であれば、TOEIC600以上が目安になっている場合が多いでしょう。
外資系企業は日系企業とは異なる社風であることが多いため、違いを理解しておかないと入社したときにミスマッチを感じてしまう可能性があります。下記の記事では日系企業と外資系企業の違いを詳しく解説しているため、インターンに参加する前に確認しましょう。
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外資系と日系の違いとは? 働く際のメリデメや早期の選考対策も紹介
日系企業とは異なる文化を持つといわれる外資系企業。給与の高さや独自の文化が特徴ですが、実際のところ外資系企業とはどんな企業なのでしょうか。記事では、キャリアコンサルタントが外資系企業の種類や就職するメリット、向いてる人の特徴を解説します。
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また、インターンの履歴書の書き方や選考の流れを知らなければ、参加することに不安を感じる人もいるのではないでしょうか。下記の記事ではインターンの履歴書の書き方や選考時の流れを解説しているため、併せて目を通しましょう。
インターンの履歴書
インターンの履歴書の書き方|履歴書の選び方や作成時の注意点も解説
インターンの面接
インターンシップの面接を突破する3つのカギ|質問と回答例12選
インターン前にあなたが受けないほうがいい職業を確認してください
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IT業界
IT業界
情報技術を活用して製品やサービスを提供する業界
IT業界はプログラミングをはじめとした実務経験が重要となるため、外資系と同じようにジョブ内定型インターンが実施されているケースが多いです。
短期インターンであれば自社の認知を高めることや企業説明を目的としている場合が多いですが、長期インターンは即戦力となる人材を集めるために実施されています。そのため、内定獲得を目指してIT業界のインターンに参加する場合は、長期インターンを選ぶことがおすすめです。
IT業界のインターンに参加すれば実務に必要なスキルを効率的に身に付けられるうえ、内定獲得につながる確率が高くなります。
IT業界はデジタル化が進んでいて将来性も高い業界です。インターンへの参加を考えている場合は、下記の記事を参考に仕事内容やトレンドへの理解も深めておくと、選考を突破できる可能性が高まります。
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IT業界を徹底解剖! 押さえておきたい将来性やトレンドまで解説
IT業界とは、情報技術を活用したサービスを展開する業界を指します。この記事では、IT業界に興味を持っている学生向けに、業界の仕組みやトレンドワードなどの就活するうえで押さえておきたい情報を、キャリアコンサルタントと解説します。
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広告業界
広告業界
顧客の製品やサービスの情報をテレビコマーシャルやSNSなどさまざまな媒体で発信して、ブランドイメージの確立や売上げ向上を目指す事業をおこなう業界
広告業界は広告を作るためにクリエイティブなスキルを持つ学生や、顧客とやりとりするコミュニケーション能力を持っている人など幅広い人材を必要としています。インターンを通して内定を出せばさまざまなスキルを持った人材を早期に確保できるため、内定直結型インターンを実施しているケースが多いです。
広告業界は長期インターンを通年募集しているケースも多く、実務経験を積みながら情報収集をおこない、就職活動を有利に進められます。
広告業界は職種の幅広さからさまざまな人材が必要としているため、インターンに参加するときは下記の記事に目を通し、それぞれの仕事内容や業界のトレンドを理解しておくと安心です。
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例文7選|広告業界で勝ち抜く志望動機の書き方と差別化のコツ
広告業界の志望動機は説得力を増すために業界知識をつけることが重要です。まずは広告業界の特徴を押さえましょう。この記事では志望動機の作り方や作成時の注意点などをキャリアコンサルタントが解説します。
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金融業界
金融業界
個人や企業に対して融資や貯蓄、株式取引や保険などの金融サービスを提供する業界
金融業界で取り扱う商品やサービスは保険商品や株式など消費者の目に触れることが少ないものも多いため、実際に働いてみないと業務内容がイメージしにくいという人も多いのではないでしょうか。業界知識を事前に身に付けにくく、就職活動のハードルが高いと感じている場合もあるかと思います。
金融業界のインターンでは実際に顧客と関わりのある銀行員から話が聞けたり、顧客の資産運用のプランを実際に考えたりします。金融業界のインターンは業界知識を身に付けつつ、プランを考える工程で社員に納得できる内容を提案し、実力を認められれば内定を早めに獲得できるチャンスになります。
参加するだけでも自身の適性を見極められ、就職活動が進めやすくなるのです。
金融業界のインターンを目指すときは、実際の仕事内容や業界のトレンドを理解したうえで対策を立てましょう。下記の記事では金融業界について解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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金融業界は、さまざまな特徴があります。選考を受けるなら、多角的に理解することが大切です。この記事では金融業界の動向や業種、職種、金融業界独自の選考対策などについて、キャリアコンサルタントと解説します。
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ベンチャー企業
ベンチャー企業
大企業では取り組みにくい新しい事業や技術を実践し成長している企業
大手企業に比べてベンチャー企業は知名度が低く、ただ求人を出すだけでは優秀な人材を獲得しにくいというデメリットがあります。そのため、インターンシップを実施して、優秀な学生を早期に獲得しようという意図があるのです。
ベンチャー企業は少数精鋭で働く場合も多く、一人ひとりの裁量権が大きい傾向があります。インターン生とはいえ業務にかかわる以上、社員に近しい能力を求められ、仕事をするうえで役立つ主体性が身に付く可能性が高まります。
ベンチャー企業は社長が採用の裁量を持っていることが多く、採用決定までのプロセスが長い大手企業に比べると内定を出すまでの工程が少ないため、成果を認められれば内定を獲得でき、早めに就職活動を終わらせられる場合もあるのです。
ベンチャー企業には大手企業に比べて早期に評価される可能性がある、経営者との距離が近いなどのメリットがあります。しかし、メリットばかりではないため、インターンに申し込む前に下記の記事を読んでデメリットも理解しておきましょう。
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学生のなかには、ベンチャー企業に新卒で入社することにリスクを感じている人もいるかもしれません。しかし、あいまいな知識のまま、ベンチャー企業の選考を避けてしまうのはもったいないです。記事では、ベンチャー企業の学生が知らないと大きく損をする6つのメリットをキャリアコンサルタントと解説します。
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- ベンチャー企業のインターンは即戦力が必要なイメージがあるのですが、仕事への知識がなくても参加できるのでしょうか。
即戦力でなくてもやる気があれば参加OK
仕事への知識がなくても参加可能です。確かにベンチャー企業のインターンは即戦力が求められていると感じてしまうかもしれません。
しかし、実際に会社で即戦力レベルで活躍できる学生はほぼいませんし、即戦力レベルの学生の実態はより条件の高い外資や大企業、自分で起業するケースがほとんどです。
また、ベンチャーの場合は長期でインターンを募集するケースが多く、研修やOJTをしながら業務を行っていくので、やる気があれば参加できるケースが多いです。
より確実な入社を目指す人は内定直結型インターンへの参加がおすすめ
内定を目指してインターンに参加しても、必ずしも内定を獲得できるとは限りません。長期インターンに参加したにもかかわらず内定が出なければ、その時間をほかの企業に当てたかったと考える人もいるのではないでしょうか。
より確実な入社を目指す場合は、本選考の一部にインターンが組み込まれている内定直結型インターンに参加しましょう。内定直結型インターンであれば、インターン期間中に成果を上げられると内定が取得できる確率が高まります。
- 内定直結型インターンに参加するためには、どのような点に注意してインターン選考に取り組めば良いでしょうか
インターンに対する目標・目的を明確にしよう
先ずは応募する企業情報をしっかりと把握し、どうしてその仕事(職務内容)につきたいのかを明確にした上で参加することでしょう。
何となくこの会社(仕事)が良さそうだから・・でインターンに取り組むのと、しっかりと目標や目的などを明確にしてインターンに取り組むのとでは、インターン中の仕事に対する姿勢や動き、得られる成果も変わってきます。
行動の指標にしよう! インターンで内定を獲得するための5つの準備
インターンで内定を獲得するための5つの準備
インターンで内定を獲得するためには、インターンが始まる前の企業研究や業界研究などの準備が重要になります。事前準備なく参加してしまえば、満足いく結果が残せない可能性もあるのです。
この章では、インターンで内定を獲得するために必要な準備を5つ解説します。内定獲得へ向けて企業への理解を深めたりインターンを選んだりするなどの準備を徹底しましょう。
①明確な目的を持ってインターンを選ぶ
インターンを選ぶときは、業務内容や業界への理解を深めたい、長期インターンで実務経験を積みたいなど明確な目的を持ちましょう。ただ「内定が欲しい」を目的としていては、インターンの期間中に得られるはずだった情報や経験が少なくなる可能性があるからです。
「企業への理解を深める」「業務内容を実際に体験したい」などの明確な目的を持ってインターンに参加すれば、インターンが終わった後も目的が達成できたのか考えることができ、目的を達成できていない場合は「なぜ達成できなかったのか」を思い返して次のインターンに活かせるのです。
インターンに参加する目的が思い浮かばないときは、下記の記事を参考に自分が一番近いと思う目的を探してみましょう。
②企業研究や業界研究で会社への理解を深めておく
インターンに参加する企業が決まったら、企業研究や業界研究を通して会社への理解を深めておきましょう。企業研究や業界研究をおこなうことで、自分の目指すキャリアプランが叶えられるか、ほかの企業に比べて優れている点が明確になります。
また、実際におこなっている事業内容やトレンドへの理解を深めれば、インターン中にも役立ちます。特に長期インターンをはじめとした就業体験があるインターンであれば、身に付けた知識によって社員の指示も理解しやすくなり、インターンで成果を上げる確率が高まるのです。
インターンに参加する企業については、事業内容、業界動向、主要な競合他社、業績の基本情報を調べておくと良いです。特に企業のビジョンや最近のニュースなどは、面接や交流の場での会話に役立ちます。
企業研究や業界研究をおこなおうと思っても、やり方がわからず実践できない人もいるのではないでしょうか。下記の記事ではそれぞれのやり方を詳しく解説しているため、実際に行動してみましょう。
企業研究
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
業界研究
業界研究のやり方|業界全体を捉えたうえで気になる業界を研究しよう
③一つの企業に絞らず複数のインターンに参加する
内定を獲得するためにインターンに参加するとしても、一つの企業には絞らず、時間が許す限り多くの企業のインターンに参加しましょう。企業によってインターンの内容や社風は異なり、多くの企業に参加することで経験を積めるからです。
第一志望だった企業のインターンに参加したものの、インターン期間中に自分と合わないと感じるケースもあり得ます。そのときに、ほかの企業のインターンに参加する時間がなければ、企業の情報収集が思うようにいかない可能性があるのです。
また、インターンに参加すれば確実に内定が出るとは言えないため、なるべく多くの企業のインターンに参加しておくことで、内定を獲得できる確率が高まります。
インターンに集中できる環境を整えましょう。優秀な学生ほど、インターンを掛け持ちしながらマッチ度の高い企業を絞っていきます。
インターン期間は集中できるように、学業やアルバイトなどを入れすぎないようにすることも大切です。やらなくていいことはやらないという、戦略を意識しましょう。
インターンに何社参加すれば良いか具体的な話が知りたい場合は、下記の記事を参考に自分が参加する会社の数を決めましょう。
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「インターンは何社行くべき?」と迷う人も多いでしょう。この記事ではインターンの平均データやおすすめの参加数をキャリアアドバイザーが解説します。複数参加の注意点や見つけ方も紹介するのでインターンに何社行くべきか理解して選考に活かしましょう。
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④内定獲得だけを目的にせず興味があるインターンを選ぶ
インターンを通して内定獲得を目指す場合、インターン生から多くの内定者を出している企業を選びがちです。しかし、必ずしも選んだ業界が自分に合っているとは限らないため、興味があるインターンはなるべく多く参加しましょう。
インターンに参加することで、今までわからなかった実際の業務内容や会社の魅力を理解して、第一志望の企業が変わる可能性もあります。内定だけを目的にしては気付けなかった自分の適性を見つけられれば、将来の可能性も広がっていきます。
だからこそ、短期インターンや長期インターンを併用して、スケジュールが許す限りさまざまな企業のインターンに参加し、自分の経験や知見を増やしましょう。
効率よく企業への理解を深めるには、短期インターンの活用もおすすめです。下記の記事では短期インターンの選び方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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短期インターンのメリットとは? 後悔しない選び方も解説
短期間のみ実施される短期インターン。長期インターンとはプログラム内容や参加する目的などが異なります。この記事ではキャリアコンサルタントが、短期インターンの内容や長期インターンとの違い、選考対策などを解説しています。
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⑤インターンの選考では企業とのマッチ度を積極的にアピールする
インターンに申し込んでも、選考を突破しなければインターンへの参加はできません。選考のないインターンも多いなか、インターンに選考があるのは、学生の熱意や仕事をするうえで必要なコミュニケーションを身に付けているか見極めるためです。
そのため、インターンの選考に参加するときは、企業とのマッチ度をアピールしましょう。企業研究や業界研究の結果、理解した企業の特性を考えれば、求める人物像が見えてきます。
自身が当てはまることをアピールできれば、選考突破できインターンに参加できる可能性が高まります。また、インターンの選考であっても、落ち着いて対応できるよう事前に面接練習をしておくのもおすすめです。
インターン選考があるということは、応募者が多い人気の企業・業界・職種ということです。本選考者を絞るための場であるとも考えて良いでしょう。
マッチ度のアピールに関しては、応募先企業の経営理念や展開事業への共感部分や、応募職種と自身の強みを兼ね合わせて伝えるようにしましょう。
評価アップにつながる! インターン当日のポイント
インターン当日のポイント
- ビジネスマナーを意識して参加する
- 積極的に周囲の学生とかかわる
- 成果にこだわって行動する
- 受けたフィードバックをすぐにアウトプットする
インターンを通して内定を取得するためには、ただ漠然とインターン期間を過ごしてはいけません。インターン期間中の過ごし方で内定を獲得できるかどうかが変わるといっても過言ではないからです。
ここでは、内定を取得するためにインターン当日に意識するポイントを4つ解説します。行動の一つひとつに意味を持たせて、インターンの時間を有意義に過ごしましょう。
ビジネスマナーを意識して参加する
インターン生として働く以上、企業では社員と同じビジネスマナーが求められます。インターン生といえども、顧客とかかわる可能性もあるのです。挨拶や身だしなみなど、基本的なビジネスマナーを意識して参加しましょう。
インターン生に必要なビジネスマナー
- 挨拶
- 身だしなみ
- 言葉遣い
- 時間を守る
- メモをとる
- 報告・連絡・相談
また、企業によってはインターン生でも私服での出社を許される可能性があります。どのような服装が適しているかわからないときは、オフィスカジュアルにしておき、出社してから社員に服装の規定を確認すると安心です。
インターン終了後は感謝の挨拶やお礼状を書くなどしておくと、ビジネスマナーがしっかりしている学生だと評価してもらえる確率も高まります。
- インターンのお礼状はメールで良いのか、手紙が良いのか悩んでいます。
それぞれのメリット・デメリットを押さえて適切な方を選ぼう
メールでも手紙でもどちらでも問題ありませんが、それぞれにメリットがあります。
手紙はより丁寧で意欲を伝えやすいという特徴がありますが、メールでも感謝の気持ちは十分に伝わります。特に、インターン後の迅速な対応を重視する場合は、メールが適しています。
手紙でお礼状を出す場合、他の学生と差をつけたい、特別な意欲を伝えたいと感じているなら有効です。
手紙は到着まで少し時間がかかるため、すぐに送るのが難しい場合もありますが、その分印象に残りやすい方法といえます。どちらの方法でも、お礼状を送ることで企業に感謝の気持ちを伝えることができ、良い印象を残すことにつながります。
ただし、送ることで必ず選考で有利になるとは限らないことに注意しましょう。
お礼メールの書き方については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。
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学生の多くが悩むインターンシップ(インターン)後のお礼メールは送るべきかどうか。お礼メールは就活において重要なコミュニケーション手段なので、適切な内容とタイミングで送ることがポイントです。キャリアアドバイザーやマナー講師の詳しく解説します。
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積極的に周囲の学生とかかわる
インターン生が自分以外にもいる場合は、できる限り多くの人とかかわりましょう。仕事は一人でするものではないため、コミュニケーション能力のアピールにもなります。具体的には、話し合いのときはチーム全体が意見を出せるように声かけしたり、困っているメンバーがいればフォローをしたりしてみましょう。
仕事で成果を上げられたとしても、そのやり方が独りよがりだったり自分本位だったりすると、企業側にとって自社に必要な人材と思われなくなる可能性があります。周囲と協調性を持って行動できる方が、組織で働く場合には役立つ場合もあるのです。
自分の実力ばかりを注目してもらおうと考えて行動せず、周囲と協力して企業に貢献することを目指しましょう。
成果にこだわって行動する
内定直結型インターンでは、高い成果を出した学生に内定を出す場合も多いため、成果にこだわって行動する必要があります。なぜなら、インターン期間中に成果を出せる学生であれば、入社してからも企業に貢献してくれる確率が高いと考えられるからです。
インターン中に与えられる仕事は人によって異なりますが、自分で試行錯誤して成果を上げることや、同じインターン生をまとめ上げるリーダーシップを発揮できるよう意識しましょう。
とにかく量にこだわりましょう。就活生のレベルは基本的にはどんぐりの背比べでほぼ変わらないです。
なので、少し経験や時間が多いだけですぐ優位に立てます。質にこだわらず、インターン経験を積むほど、質が上がっていきます。
私も最初は本質的な部分が掴めず苦労しましたが、経験社数を重ねていき最終的にはインターンでMVPを獲得したり10社ほど早期選考に呼ばれるようになりました。量は質を産むので、まずは量にこだわってみてください。
受けたフィードバックをすぐにアウトプットする
インターン中は、自分が取り組んだ業務をメンターや先輩社員がフォローしてくれるシーンが多々あります。アドバイスを受けたときは、なるべく早くアウトプットして行動に移しましょう。
先輩社員から受けたアドバイスをすぐに行動へ落とし込むのは、新入社員になった場合にも必要な能力です。インターンの段階でフィードバックを自分の行動に落とし込むことができれば、入社してからも指示に対して行動できる人材だと伝わります。
また、フィードバック内容に疑問を感じた場合は、「なぜこの業務を指示したのか」とメンターや先輩社員に聞くのも一つの方法です。フィードバックをおこなった意図を理解したうえで行動に移せるようになります。
就活のプロが解説! インターンから内定をもらうために必要な成果とは
インターンで内定取得を目指すためには成果を上げることが必要と理解できても、実際にはどのような成果を求められているのかわからない人も多いのではないでしょうか。成果という言葉では漠然としすぎて、具体的なアドバイスが欲しいという人もいるかと思います。
そこでこの章では、キャリアコンサルタントの加藤さんに、インターンで求められる成果について解説してもらいます。目指すべき成果の具体的な内容を理解して、インターンでの内定獲得を目指しましょう。
アドバイザーコメント
加藤 賀子
プロフィールを見るまずは求められる成果がどのようなものか把握することが必須
応募する会社や職種によってインターンの内容も期間も異なってくるので、必然的に求められる成果は違います。
まずは、応募しているインターンを通してどのような成果を求められているのかを把握することが必要です。(※特に応募職種によってここは変わってくるので、把握できなければ、インターン時に直接、確認するのも良いでしょう)
職種や業種に限らず見られている部分としては、困っているメンバーがいると声を率先してかけたりサポートしているかなどのコミュニケーション能力やチーム内でのポジションの確認、また、仕事に取り組む姿勢や意欲、業務の進め方などの業務遂行力です。
これは、インターンの時だけ、ちゃんとしようと思っても、緊張もしているのでなかなか難しいモノです。
普段から効率よく成果を挙げられる方法を考えて行動しよう
普段から周りの状況を見ることを意識したり、勉強やゼミ、サークル・部活などで気乗りしないことがあっても率先して取り組んだり、行っている作業など今よりも効率よく成果があげれる方法を常に考えて取り組むことを意識して行動していきましょう。
そうすると、身体に身に付き、インターン時でも自然と出せるでしょう。
インターンが内定に直結しなくても無駄ではない! 選考に活かす心得
選考に活かす心得
- 企業とのマッチ度を測る
- 実際の仕事内容が自分に合っているかを確認する
- インターンでのエピソードを就活のアピール材料にする
インターンに参加しても、内定に直結しなければ意味がないと思って、参加するかどうか迷っている人もいるのではないでしょうか。しかし、インターンはもともと内定獲得を目的におこなうものではないため、内定につながらなくても無駄ではないのです。
ここからは、インターンでの経験を選考に活かす心得を3つ解説します。せっかく得たインターン経験を無駄にしないよう、今後の就職活動での活かし方を理解しましょう。
企業とのマッチ度を測る
インターンでは、机上でおこなう企業研究とは異なり、直接企業に勤める社員と交流ができます。実際に目で見て企業が自分とマッチしているか判断できるため、よりミスマッチの少ない就職活動ができるようになるのです。
一方で、インターンに参加せずマッチ度の低い企業に入社してしまえば、社風や価値観が自分と合わず早期退職してしまう可能性があります。
また、インターンに参加することで今まで選択肢になかった企業が第一志望になる場合もあります。社内の人間関係や働き方が自分とマッチしていれば、入社後もやりがいを持って業務に当たれる可能性が高まります。
このように、インターンはインターネット上の情報だけではわからない、リアルな企業の情報を得ることができるのです。
実際の仕事内容が自分に合っているかを確認する
興味がある業務だったとしても、実際に働いてみなければ自分に合っているのか明確にはわかりません。インターンでは就業体験をおこなう場合も多いため、仕事を体験して自分に合うのか判断可能です。
特に、長期インターンであれば長い期間をかけて自身の適性を見極められます。そのうえで企業に入社すれば、マッチ度が高く、後悔のない就職活動ができる可能性が高まります。
また、仕事内容に苦手意識がある場合でも、先輩社員やメンターに相談して業務を効率的に進める方法も質問が可能です。苦手だと思っていた仕事でもやり方を変えれば適性を発見できる可能性があるため、インターン参加後は先輩社員やメンターに相談をしつつ、仕事の方法を工夫して、自分の適性を見極めていきましょう。
インターンでのエピソードを就活のアピール材料にする
志望動機や自己PRを伝えるときは、結論だけでなく内容を裏付けるためのエピソードが必要です。その際、インターンで得た経験やスキルは、就職活動で志望動機や自己PRを伝えるときのエピソードになります。
たとえば、リーダーシップを発揮したエピソードを伝えるときは、インターンのとき周囲の学生をまとめあげた経験が役立ちます。このように、インターン経験が内定につながらなくても、別の場面で役立つ場合もあるのです。
インターンでさまざまな経験を積むことができれば、内定が獲得できなくても就職後に役立つスキルや知識が身に付き、面接の場面でエピソードとしてアピールしやすくなります。
インターンシップの内容を他社の就活で話すことは問題ありません。ただし、別企業のインターン経験を話す際は、その経験が応募企業でどのように活かせるかを強調することが大切です。
また、企業名を伏せ、具体的な経験内容や学びを中心に話すとより良い印象を与えられます。
インターンで内定を獲得したい人におすすめのQ&Aも併せてチェック!
インターンで内定を獲得するための知識を理解しても、インターンへの疑問や不安が消えずなかなか一歩目を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
そこでこの章では、PORTキャリアに寄せられたQ&Aからインターンへ不安を持つ人に役立つ内容を6つ紹介します。キャリアコンサルタントのアドバイスを参考にして、不安な気持ちを軽減しましょう。
インターンで内定を獲得するために成果を出す方法を理解しておこう
インターンで内定を獲得できれば、就職活動の序盤で就職先を確保でき、安心してほかの就職活動を進められます。しかし、インターンの目的を内定獲得だけに絞ってしまうと、せっかく得られる経験や知識を身に付かない可能性があるのです。そのため、インターン期間中は企業への理解を深めたり、業務内容を理解したりすることにも注力しましょう。
また、インターンで内定を獲得するには、周囲の学生と協調性を持って行動し、成果につなげることが重要です。評価されたいからと自分本位な行動をしてしまえば、働くうえで必要な能力が足りていないと思われてしまう可能性があります。
インターンで成果を出す方法を理解しておき、内定獲得を目指しましょう。
アドバイザーコメント
吉田 隼人
プロフィールを見る就活においてインターンが重要であることを理解しよう
ここまで記事を読んでみていかがでしょうか。
インターンの重要度は年々上がっています。インターンを制す者は就活を制す、といってもいいほど、インターンで結果を出した人が内定を獲得しやすい状況になっています。
企業側も、面接のみで判断する本選考より、人柄や仕事への取り組み方が垣間見えるインターンから採用したほうが業務適正や社風理解の点からマッチングの精度が高まるため、本選考よりもインターンからの採用にウェイトを置く企業が増えてきています。
この記事で出てきた対策をしっかり行っていきましょう。
事前準備に取り組んで実りあるインターンにしよう
インターンで内定を獲得するためには、事前準備が非常に重要です。まず、事前準備としては業界研究や企業研究を徹底的に行いましょう。業界の動向、競合他社の状況などを理解しておくことで、業務への理解が深まります。またグループディスカッションの練習もしておきましょう。
慣れていないとインターン本番でグループワークの際に良い働きをすることが難しくなります。また、自己分析も忘れずに。自分の強みやスキルを明確にし、それをどう活かせるか準備しておきましょう。
最後に、インターンは自分の可能性を試す最高の環境です。社会人になってこのような、ほぼ全ての業界に対しお客様扱いで会社説明や業務体験をさせてもらえる環境などありません。まさに学生の特権とも言えます。
ぜひ色々な企業のインターンに参加しながら、自分の可能性を広げ、就活を楽しんでください!
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師
Hayato Yoshida〇東証一部上場の人材会社で入社2年半で支店長に抜擢。これまで3,000名以上のキャリアを支援。現在はベストセラー書籍「絶対内定」シリーズを監修する我究館でコーチとして従事
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Yoshiko Kato〇人材会社で約15年間、18,000人以上のキャリア相談を受けてきた。独立後は企業や大学、個人と契約し、キャリア構築の支援をおこなう。キャリアコンサルタント歴は20年以上
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