Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました

SPIのWebテスティングは、自宅や大学など好きな場所からパソコンで受検できる方式で、言語・非言語・性格検査の3科目で構成されています。
本記事では、Webテスト支援の経験が豊富なキャリアコンサルタントの高尾さんとともに、SPIのWebテスティングの出題傾向や解き方、事前に押さえておきたい受検環境のポイントを解説します。出題パターンとルールを知っておけば大体の不安は解消できるため、まずは全体像の把握から始めていきましょう。
記事後半には練習問題を15問掲載しています。解説で解き方の手順を確認して、苦手な分野の攻略を目指しましょう。
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例題を解く前に確認しよう! SPI「Webテスティング」対策のコツ
言語の概要
- 問題パターン:空欄補充・熟語の成り立ち・文節の並び替え・長文読解など
- 1問あたりの時間:約20〜30秒
非言語の概要
- 問題パターン:推論・場合の数・確率・集合・損益算・速度算・表の読み取り・割合の計算・年齢算・通過算・整数の推理など
- 1問あたりの時間:約50〜80秒
性格検査の概要
- 問題パターン:A・B選択式、当てはまる度合いを選ぶ形式など
- 1問あたりの時間:約10〜15秒
- SPI「Webテスティング」解答のコツを教えてください!
電卓への慣れが大切! 本番を想定した環境で練習問題を解こう
SPIのWebテスティングは、自宅や大学のパソコンを使ってWeb上で受験する形式のSPIです。監視の目がない分、制限時間が非常にシビアに設定されています。1問あたり1分未満で解かなければならず、このプレッシャーが最大のハードルです。
また、専用の会場で受ける「テストセンター」とは異なり、Webテスティングでは電卓とメモ用紙の持ち込みが前提です。そのため、電卓を素早く正確に叩くスキルや、複雑な計算をメモに整理しながら解く実務的な情報処理能力が求められます。
日頃からパソコンの横に電卓と紙を置いて、本番と同じ環境で勉強する習慣を付けておきましょう。
スマホ1つで完結! 今すぐSPI模試を受けよう
SPI対策は効率的に進めることが大切です。自分の「苦手」を正しく把握して、一つずつ「得意」に変えていくことが点数をUPさせる近道となります。
自分のレベルがまだわかっていない人は、「SPI対策模試」を受けることから始めましょう。時間制限付きの本番に近い形で模試を受けることができるため、着実に力を付けていくことができます。
最大限に活かしてSPIを突破しましょう。
SPI「Webテスティング」の例題15問|高尾さんによる解き方の解説付き!
ここからは、いよいよ実践編として、SPIのWebテスティングの例題を高尾さんの解説付きで15問お届けします。言語・非言語の両分野からバランスよく出題しているため、それぞれの解説を通して解き方の手順やポイントをしっかり身に付けていきましょう。
初めてSPIのWebテスティングに取り組む人は、先に「例題を解く前に確認しよう! SPI 「Webテスティング」の解答のコツ」に目を通しておくのがおすすめです。各分野で押さえるべきポイントを先に把握しておくことで、例題演習の理解度がぐっと高まります。
問題1(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の問いに答え、最も適切なものを1つ選びなさい。
あるプロジェクトチームには9人のメンバーがいる。この9人の中からリーダーとサブリーダーを1人ずつ選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか求めよ。
選択肢
正解:C
9人からリーダーを選ぶ選び方は9通りある。そして、リーダーに選ばれた1人を除く、残った8人の中からサブリーダーを選ぶ選び方は8通りある。したがって、求める選び方は、9×8=72(通り)となる。これは異なる2つの役割を区別して選ぶため、順列の考え方を用いる。
もし役割に区別のない代表を2人選ぶときは、同じ2人の組み合わせが「AがリーダーでBがサブリーダー」「BがリーダーでAがサブリーダー」の2通りの順列に対応するため、72÷2=36通りとなるが、今回は区別があるためその必要はない。
問題2(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の問いに答え、最も適切なものを1つ選びなさい。
1から6までの数字が1つずつ書かれたカードが6枚ある。これらのカードをよく切って1枚ずつ順に並べ、6桁の数字を作った。このとき、十万の位が1、一の位が6になる確率を求めよ。
選択肢
正解:B
6桁の数の並べ方は6×5×4×3×2×1=720通りである。このうち、十万の位が1、一の位が6に固定されるため、残り4箇所の並べ方は4×3×2×1=24通りになる。したがって、求める確率は24/720=1/30となる。なお、十万の位に1がくる確率が1/6であり、そのうえで一の位に6がくる確率が1/5であることから、1/6×1/5=1/30と求めることもできる。よって、正解はBである。
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問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
次の熟語(1)〜(3)の成り立ちの組み合わせとして最も適切なものを、選択肢より1つ選びなさい。
(1)最善
(2)乗車
(3)日没
<成り立ちの分類>
ア.主語と述語の関係にある
イ.動詞の後に目的語を置く
ウ.似た意味を持つ漢字を重ねる
エ.ア〜ウのどれにも当てはまらない
選択肢
正解:C
(1)最善は「最も善い」と訓読でき、前の漢字「最」が後の漢字「善」を修飾する関係にある。これはア(主述)・イ(動詞+目的語)・ウ(類義重複)のいずれにも当てはまらないため、エに当てはまる。
(2)乗車は「車に乗る」と訓読できるため、動詞の後に目的語を置く関係である。これは分類のイに当てはまる。
(3)日没は「日が没する」と訓読でき、「日が(主語)没する(述語)」という主語と述語の関係にある。これは分類のアに当てはまる。
したがって、正しい組み合わせはCである。
「熟語の成り立ち」はWebテスティング言語の最頻出問題です。
見たことのない難しい漢字が出題されても焦る必要はありません。それぞれの漢字を「訓読み(ひらがな)」に直して、「何がどうする(主述)」「何をどうする(動詞+目的語)」といった基本パターンに当てはめてください。
消去法を駆使して数秒で処理できるように反復練習をしておきましょう。
問題4(難易度:★★★☆☆)
問題
以下3つの文を完成させるために、A~Eの中から最もつながりの良いものを1つずつ選びなさい。ただし、同じ選択肢を重複して使うことはできないものとする。
1、【 】、オフィスでの雑音など気になるほどのものではない。
2、【 】、自宅が仕事の場であるという自覚に欠けているのかもしれない。
3、【 】、集中して作業をしたい人にとっては大きな障壁となる。
選択肢
正解:1=A、2=D、3=C
1は「~など気になるほどのものではない」という表現から、他と比較して程度が軽いことを示すA(工事現場の騒音に比べれば)が入るのが適切である。
2は、文末が「自覚に欠けているのかもしれない」と結ばれている。散らかった自室を見せたままオンライン会議に出席するという行為は、自宅が仕事の場であるという自覚の欠如を示す具体例であるため、人物を主語とするD(カメラに映る自室が散らかったままオンライン会議に出席する人は)が自然につながる。
3は「大きな障壁となる」という影響を及ぼす事象が述語にかかるため、具体的な迷惑行為を主語とするC(共有スペースで大声で私用電話をかける行為は)が最も適している。
SPIを対策なしで臨むのは危険!
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問題5(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文章を完成させるために、問いに答えなさい。
以下のア〜エに選択肢a〜dの語句を入れて文章を完成させるとき、ア〜エには何が入るか、最も適切な組み合わせを1つ選びなさい。
毎日読書をおこなうと【ア】【イ】【ウ】【エ】仕事の成果も出やすくなるといわれている。
<語句群>
a. 知識の吸収効率が高まることで
b. 多くの情報を的確に
c. 脳の働きが活性化し
d. インプットできるようになり
選択肢
正解:C
「毎日読書をおこなうと」に続くのは、読書による直接的な効果を示すc(脳の働きが活性化し)である。その活性化の結果として、a(知識の吸収効率が高まることで)がつながる。さらに、手段や方法を示すb(多くの情報を的確に)が続き、それがd(インプットできるようになり)を修飾する。これらをつなげると、「毎日読書をおこなうと、脳の働きが活性化し、知識の吸収効率が高まることで、多くの情報を的確にインプットできるようになり、仕事の成果も出やすくなるといわれている」という論理的で自然な文章が完成する。したがって、正解はCとなる。
問題6(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
駅のホームに到着した順番について、D、E、Fの3人が次のように発言した。
D「私が駅に到着したとき、Eはまだ到着していなかった。」
E「私が駅に到着したとき、Fはすでに到着していた。」
F「私はDよりも先に駅に到着した。」
全員が本当に正しいことを言っているとは限らない。このとき、次の推論ア、イ、ウのうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
ア:DとEが正しければ、Fは必ず正しい。
イ:DとFが正しければ、Eは必ず正しい。
ウ:EとFが正しければ、Dは必ず正しい。
選択肢
正解:B
Dが正しいと「DがEより先に到着」、Eが正しいと「FがEより先に到着」、Fが正しいと「FがDより先に到着」とわかる。
アについて、DとEが正しいとき「DがEより先」かつ「FがEより先」となるが、DとFの先後は確定しないため、Fが必ず正しいとはいえない。
イについて、DとFが正しいとき「DがEより先」かつ「FがDより先」が成立するため、F→D→Eの順が確定する。このときFはEより先に到着しているため、Eの発言「私が到着したときFはすでに到着していた」は必ず正しい。
ウについて、EとFが正しいとき「FがEより先」かつ「FがDより先」となるが、DとEの先後は確定しないため、Dが必ず正しいとはいえない。
したがって、イだけが正しい。
推論はWebテスティング非言語において最も出題比重が高く、合否を分ける最重要分野です。頭の中だけで考えると混乱するため、本番ではメモ用紙に図や表を書いて条件を整理しましょう。
条件を組み合わせても複数のパターンが成立する場合は、「特定できない(イだけが正しい、など)」を自信を持って選べるようになるまで演習を重ねてください。
明日が受検本番でも大丈夫!
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志望度が高い企業にSPIで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。
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問題7(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
ある洋菓子店では、特製ゼリーを1個300円の仕入れ値で500個仕入れている。配送時にこのうちの1割が崩れて販売できなくなっても、全体の利益が仕入れ額の1割5分を下回らないようにしたい。特製ゼリーの定価をいくら以上にすれば上記の条件を満たすか。
選択肢
正解:D
全体の仕入れ額は、300×500=150,000円である。全体で1割5分以上の利益を出すとき、必要な売上額は少なくとも150,000×1.15=172,500円となる。また500個の1割にあたる50個が崩れて販売できないため、実際に売ることができるのは450個である。この売上額を450個で賄う必要があるため、1個あたりの定価は172,500÷450=383.333…円より、384円以上にする必要がある。したがって、求める定価は384円である。
損益算や割合の問題は、金額を「x」とするよりも、「100」や「1」といった具体的な数字を基準に置いて計算しましょう。
たとえば原価を1と置けば、パーセンテージの足し引きや掛け算が頭の中でスムーズに処理でき、大幅な時間短縮につながります。実務の利益計算でも求められる必須のビジネススキルです。
問題8(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
サークルPの1年生と2年生の比は3:5、サークルQの1年生と2年生の比は5:7で、いずれも1年生のほうが少ない。2つのサークルの合計人数は160人である。サークルPの1年生が15人であるとき、サークルQの2年生の人数を求めよ。
選択肢
正解:C
サークルPの1年生が15人であることから、「15:(サークルPの2年生)=3:5」より、サークルPの2年生=15×5/3=25(人)と決まる。
したがって、サークルQの人数は、160-(15+25)=120(人)となる。
サークルQの1年生と2年生の比は5:7であるため、サークルQの2年生の人数は、120×7/12=70(人)となる。
問題9(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
10で割ると3余り、8で割ると1余る自然数のうち、最も小さい数を求めよ。
選択肢
正解:C
10で割ると3余る自然数は一の位が3の自然数(13・23・33……)となる。8で割ると1余る自然数は8の倍数に1を足した数であるため、8の倍数の一の位が2であれば良い。8の倍数を順に確認すると8・16・24・32となり、一の位が2である最小の8の倍数は32となる。したがって求める自然数は32+1=33となる。
「〇で割ると余り△」といった整数問題は、公式から導くのではなく、条件に合う数字を小さい順にいくつかメモ用紙に書き出すのが最も速くて確実な解法です。
この問題のように「一の位が3になる」といった明確な法則性がすぐに見えてきます。
制限時間がタイトなWebテストであっても、手を動かして法則を見つける泥臭さが重要です。
問題10(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
現在PはQよりも12歳若い。8年後には2人の年齢の合計は54歳になる。このとき、現在のPの年齢を求めよ。
選択肢
正解:A
現在のPの年齢を「p」とおくと、現在のQの年齢は「p+12」と表せる。また、8年後には2人とも8歳年をとるため、それぞれの年齢は「p+8」歳と「p+20」歳となる。「8年後に2人の年齢の合計が54歳になる」ことから、以下の方程式が成り立つ。
(p+8)+(p+20)=54
2p+28=54
2p=26
p=13
したがって、現在のPの年齢は13歳となる。
年齢算や速度算では、文字式(xやp)を用いた方程式を立てるのが最も早くて確実なアプローチです。
特に速度算では「分」を「時間(小数または分数)」に変換するステップが必ずといって良いほど必要です。ここを間違えると方程式がすべて破綻するため、計算を始める前に単位が揃っているかを必ず確認しましょう。
問題11(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答えなさい。
ある特急列車がA駅からB駅を通過してC駅まで走行した。AB駅間は平均時速80kmで9分、BC駅間は平均時速60kmで6分かかった。このとき、AC駅間の平均時速を求めよ。ただし、必要があれば最後に小数点以下第1位を四捨五入すること。
選択肢
正解:C
まずは単位を揃えて考える。速さの単位(km/時)に合わせるため、A駅からB駅までに要した時間は9/60=0.15(時間)となる。よってAB駅間の距離=80×0.15=12(km)となる。同様に、B駅からC駅までに要した時間は6/60=0.1(時間)なので、BC駅間の距離=60×0.1=6(km)となる。したがって、求める平均時速は(12+6)/(0.15+0.1)=18/0.25=72(km/時)となる。なお、本問は割り切れるため四捨五入の必要はない。
問題12(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問いに答え、最も適切なものを1つ選びなさい。
ある会社で社員250人を対象に朝食に関するアンケートをおこなったところ、パンを食べる人は160人、ご飯を食べる人は110人、どちらも食べない人は40人いた。このとき、パンとご飯の両方を食べる人は何人いるか求めよ。
選択肢
正解:C


パンとご飯の両方を食べる人をx人とおく。パンだけを食べる人は(160-x)人、ご飯だけを食べる人は(110-x)人となる。どちらも食べない40人・パンだけ(160-x)人・ご飯だけ(110-x)人・両方x人の合計が全体250人になるため、以下の方程式が成り立つ。
40+(160-x)+x+(110-x)=250
310-x=250
x=60
よって、両方を食べる人は60人となる。
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問題13(難易度:★★★★☆)
問題
次の文章を読んで、(1)~(3)の問いに答えなさい。
=========================
①思うに翻訳における認識の方法は一面論理的であると同時にまた直感的である。(a)翻訳者は言葉を文法的な分析にかける。そうして、構造解析をわれわれの無意識の間にやすやすと仕上げて、言語の成分を認識すると同時に、またそれを総合した文脈やニュアンスを1つの全体として認識する。また読み手は、たとえば、文章の行間や背景を一瞬時に識別する。これを客観的に識別しようとすれば、めんどうな分析法によって多数の文脈を抽出し、さらにそれを統計にかけて表示しなければならない。さらにまた、熟練した翻訳者の直感は著者の「文体」を識別し、翻訳の「妙」を「発見」する。しかし、文章の「風格」の認知科学的研究はまだ揺籃時代を過ぎない。
②これほどに有力な翻訳者の論理直感能力が捨てて顧みられない1つの理由は、その与える解釈が数量的でないためである。
③しかし、数量的なデータを与えることが必ずしも不可能とは思われない。適当な評価軸さえ作ればこれは可能になる。たとえば文章の難易度指標や、言葉の感情値は、いわばそういう方向への最初の試歩である。翻訳調のデータベースも、そういう評価軸を作るための素材の堆積であるともいわれよう。もし、あの複雑な表現を統語的に分析したうえで、これにさらに統計的分析を加えれば、系統的な分類にもとづく客観的スケールを設定することも、少なくとも原理的には可能である。これにやや近いものを求めれば、自動翻訳の評価指標のごときものがそれである。「あたわざるにあらず、成さざるなり」といってもさしつかえはないであろう。
④しかし、われわれは「表現する主体」としての個人性を翻訳のうえに認めている。「訳す主体」としての優劣の存在を許容するのもやむを得まい。すぐれた感性を持つ人と、平易な表現力を持つ人との相違と本質的に同じともいわれる。多くのすぐれた訳者の結果が互いに一致し、そうしてその結果が原著の意図に適合するときに、その結果を「名訳」と名づけることがいけなければ、翻訳文学はその足場を失うであろう。
⑤もう1つの困難は、翻訳者の「読み取り」が主観的偏見や先入観と結びついて、いろいろな歪みを起こす心配のあるということである。これはしかし、修練による人間そのものの進化によって救われないものであろうか? 要するに翻訳の主体としての解釈を主観的効果の係蹄から解放することが、ここに予想される客観的翻訳科学への歩みを進めるために通過すべき第一関門であろうと思われる。
=========================
(1)(a)に当てはまる接続詞を選びなさい。
A. たとえば
B. しかし
C. そのため
D. あるいは
E. ところで
(2)次の文章を本文中に入れる場合、最も適切な箇所はどれか、選びなさい。
それはとにかく、翻訳者のもう一つの弱点は、個人個人による多少の差別の存在である。
A. ①
B. ②
C. ③
D. ④
E. ⑤
(3)以下のア~ウの記述のうち、本文中に述べられていることと合致するものを選びなさい。
ア 翻訳者の直感的・総合的認識能力は高いが、論理的分析能力は低い。
イ 翻訳者が導き出す解釈は一見数量的ではないが、評価軸を設定することによって、これを解決できる。
ウ 翻訳者の「読み取り」能力から、主観的な歪みを切り離すことは不可能である。
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
選択肢
正解:A
(1)について、(a)の前の文章では「翻訳における認識の方法は一面論理的であると同時にまた直感的である」と抽象的な性質を述べている。(a)の後の文章では翻訳者が言葉を分析する具体的な例を挙げているため、例示の接続詞である「たとえば」が適切である。
(2)について、挿入文は「もう1つの弱点」という表現を含んでいる。これは直前に1つ目の弱点が述べられていることを前提とする。⑤段落では「翻訳者の『読み取り』が主観的偏見や先入観と結びついて歪みを起こす」という弱点が述べられている。したがって挿入文は⑤段落の直前(④の直後)に入ることで「もう1つの弱点」として個人差を導入し、⑤段落の主観的偏見の話題につながる。よって④が適切である。
(3)について、本文中で翻訳者が導き出す解釈は一見数量的ではないが、評価軸(スケール)を設けることで数量化が可能になると③段落で述べられているため、イだけが正しい。アは本文が「論理的かつ直感的」としており論理的能力が低いとは述べていない。ウは本文が「修練による人間そのものの進化によって救われないものであろうか」と問いかけており、不可能とは述べていない。したがって正解はAとなる。
長文読解で「筆者の主張」を選ぶ問題では、「客観的な事実」と「筆者の個人的な意見」を明確に区別して読む必要があります。
ダミーの選択肢には「一般常識としては正しいが、本文にはまったく書かれていないこと」が含まれていることが多いです。
自分の知識や思い込みで選ばず、必ず本文の記述のみを根拠にして消去法で正解を絞り込みましょう。論理的思考力が試されています。
問題14(難易度:★★★★☆)
問題
次の文中の(1)~(3)に入る適切な語句の組み合わせとして最も適切なものを、選択肢より1つ選びなさい。ただし、それぞれの語句は重複して使うことはできないものとする。
近年、多くの企業でデジタルトランスフォーメーションが急務とされている。これは単なる業務の(1)にとどまらず、最新のデジタル技術を活用してビジネスモデルそのものを(2)し、市場における競争(3)を確立するための重要な取り組みである。
ア.優位性
イ.効率化
ウ.変革
選択肢
正解:C
空欄(1)は「業務の○○」と続くため、イの「効率化」が入るのが自然である。空欄(2)は「ビジネスモデルそのものを○○し」となっており、根本的な変化を意味するウの「変革」が適切である。空欄(3)は「競争○○を確立する」という文脈から、他社に対する優位を示すアの「優位性」が入る。この取り組みが、単なる改善にとどまらず、市場における地位を高めるためのものであることがわかる。
問題15(難易度:★★★★☆)
問題
次の問いに答えなさい。
下記の表は、あるオンライン学習サービスに関して、年度ごとの有料会員数(人)と年間学習時間(万時間)を個人向け・法人向けの種別で表したものである。このとき、以下の問いに答えよ。
| 年度 | 個人向けの有料 会員数(人) | 個人向けの年間 学習時間(万時間) | 法人向けの有料 会員数(人) | 法人向けの年間 学習時間(万時間) |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 82,400 | 120.5 | 18,200 | 210.3 |
| 2024年度 | 85,600 | 112.4 | 19,800 | 182.5 |
| 2025年度 | 81,200 | 105.8 | 17,400 | 178.2 |
(1)個人向けと法人向けの合計有料会員数に対して、法人向けの有料会員数の割合が最も小さい年度について、その割合は何%か求めよ。ただし、必要なときは最後に小数点以下第2位を四捨五入すること。
(2)以下のア・イ・ウのうち、正しいものはどれか。
ア:年間学習時間の減少率が最も大きいのは2024年度の法人である。
イ:2023年度と比較して2025年度の個人向けの年間学習時間は10%以上減少した。
ウ:3年間の法人向けの年間学習時間の平均は195.4万時間である。
選択肢
正解:B
(1)個人と法人の合計有料会員数は2023年度が100,600人、2024年度が105,400人、2025年度が98,600人である。法人会員数の割合は、2023年度:18,200÷100,600×100≒18.1%、2024年度:19,800÷105,400×100≒18.8%、2025年度:17,400÷98,600×100≒17.6%となり、最も小さいのは2025年度の17.6%である。
(2)ア:法人向け年間学習時間の2023→2024年度の減少率は(210.3-182.5)÷210.3×100≒13.2%、2024→2025年度は(182.5-178.2)÷182.5×100≒2.4%となる。個人向けの2023→2024年度は(120.5-112.4)÷120.5×100≒6.7%、2024→2025年度は(112.4-105.8)÷112.4×100≒5.9%となる。減少率が最も大きいのは2024年度の法人(約13.2%)であり、アは正しい。
イ:個人学習時間の減少率は、(120.5-105.8)÷120.5×100≒12.2%となり、10%以上減少したため、イは正しい。
ウ:平均は(210.3+182.5+178.2)÷3≒190.3万時間であり、ウは間違いである。
したがって、アとイの両方が正しく、正解はBとなる。
Webテスティングの図表読み取りでは電卓の使用が前提となっています。計算自体は複雑でも、手計算の必要はありません。
ここで求められるのは情報処理能力です。与えられる情報量が多いため「どの数値を拾って電卓に入力すべきか」を素早く判断しましょう。
パソコンの画面と手元の電卓を行き来する際に数値を読み間違えない意識も重要です。指差し確認をおこなうなど、丁寧な作業を心掛けてください。
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SPIの非言語に関するQ&A
SPIの割合の問題がわかりません。
SPIの数学が全然できないのですが、どうすれば点数が上がりますか?
SPIの場合の数を対策方法がよくわかりません。
SPI非言語の推論、時間が足りずに終わる場合どうしたら良いですか?
ほかのSPI練習問題も解いてみよう!
SPIでは多くの分野が出題されます。以下の練習問題に挑戦して全範囲を網羅しましょう。
SPIのそのほかの練習問題
- 言語:二語の関係
- 言語:熟語の成り立ち
- 言語:語句の用法
- 言語:空欄補充
- 言語:文の並び替え
- 言語:英語 長文読解
- 言語:英語 誤文訂正
- 言語:英語 和文英訳
- 言語:長文読解
- 言語:語句の意味
- 言語:英語 反意語
- 言語:英語 単語の意味
- 言語:英語 整序問題
- 言語:英語 同意語
- 言語:英語 空欄補充
- 言語:英語 問題
- 非言語:損益算
- 非言語:仕事算
- 非言語:場合の数
- 非言語:代金の清算
- 非言語:濃度算
- 非言語:分割払い
- 非言語:年齢算
- 非言語:速度算
- 非言語:表の読み取り
- 非言語:料金の割引
- 非言語:推論
- 非言語:推論平均
- 非言語:確率
- 非言語:サイコロ
- 非言語:割合
- 非言語:集合
- 非言語:推論順序
- 非言語:推論内訳
- 非言語:整数の推測
- 非言語:推論正誤
- 非言語:長文読み取り計算
- 非言語:グラフの領域
- 非言語:装置と回路
- 非言語:n進法
- 非言語:順列と組み合わせ
- 非言語:物の流れと比率
- 構造的把握力検査
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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アドバイザーのリアル・アドバイス!「推論」と「図表の読み取り」の対策を最優先しよう
キャリアコンサルタント
高尾 有沙
プロフィールを見るWebテスティングとテストセンターでは、同じ「SPI」という名前でも出題される問題の範囲や形式が明確に異なります。
Webテスティング特有の出題分野として、言語では「熟語の成り立ち」や「3文完成」、非言語では「推論(高い比重)」や「図表の読み取り(電卓必須の複雑な計算)」などが挙げられます。一方で、テストセンターで頻出の「長文の空欄補充」や、非言語の「空間把握(展開図・折り紙)」、そして英語は、Webテスティングでは出題されません。
よって、Webテスティングを受ける際は「推論」と「図表の読み取り」に全振りした対策が効果的です。
自宅で実力を発揮できる人にWebテスティングはおすすめ!
電卓やメモを手元に置いて受検できるWebテスティングは、「暗算や筆算での計算ミスが多い人」や「自宅などのリラックスした環境の方が実力を発揮しやすい人」におすすめです。
一方で、テストセンターは「電卓を使わない計算が得意な人」や「一度高得点を取れば他の企業に使い回せるメリットを活かしたい人」に向いています。(※Webテスティングのスコアは使い回しができません)。
Webテスティングだからこその注意点には、ネット環境の安定性確保と、パソコンの画面に表示された数値を電卓に打ち込む際の「打ち間違い」が挙げられます。画面と手元を行き来する視線移動に慣れておくことが最も確実な対策です。