Webテスト対策の支援実績がある専門家がこの記事を監修しました

就活で実施される適性検査にはさまざまな受検方式がありますが、企業内のパソコンで受検するインハウスCBTは馴染みが薄く、「どんな問題が出るのかわからず対策に迷う」という人も多い受検方式です。しかし、出題範囲はある程度決まっているため、頻出パターンを押さえればしっかりと得点を伸ばせます。
この記事では、数多くの就活生のWebテスト支援をおこなってきた高尾さんとともに、インハウスCBTの出題傾向と対策のポイントを解説します。
記事の後半には、言語・非言語の対策問題を17問用意しています。実際に手を動かして問題を解きながら、解答時のポイントや考え方をしっかり理解していきましょう。
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例題を解く前に確認しよう! SPI「インハウスCBT」の対策のコツ
インハウスCBTの概要
- 問題パターン:
【非言語】推論・図表の読み取り・集合・順列・確率・料金の割引・損益算・分割払い・仕事算・速さ・割合と比・代金の精算・整数の推測
【言語】熟語の成り立ち・文の並べ替え・空欄補充・長文読解など - 1問あたりの時間:約1分程度
- 出題頻度:テストセンター(なし)ペーパーテスト(なし)Webテスティング(あり)
- インハウスCBTの解答のコツを教えてください!
人がいる環境での受験に慣れておくことが攻略につながる
インハウスCBTとは、応募先の企業に直接出向き、企業内に用意されたパソコンを使って受験する形式のWebテストです。システム自体はSPIの「Webテスティング」と同じであることが多く、出題される問題の傾向もWebテスティングに準拠します。
自宅での受験とは異なり、使い慣れていないキーボードやマウスを操作しなければならない点や、周囲に企業の社員やほかの受験者がいる環境で集中力を保つ必要がある点が最大のハードルです。
緊張しやすい環境だからこそ、問題形式には十分に慣れておきましょう。
スマホ1つで完結! 今すぐSPI模試を受けよう
SPI対策は効率的に進めることが大切です。自分の「苦手」を正しく把握して、一つずつ「得意」に変えていくことが点数をUPさせる近道となります。
自分のレベルがまだわかっていない人は、「SPI対策模試」を受けることから始めましょう。時間制限付きの本番に近い形で模試を受けることができるため、着実に力を付けていくことができます。
最大限に活かしてSPIを突破しましょう。
「インハウスCBT」の練習問題17問|高尾さんによる解き方の解説付き!
本記事では、言語分野から非言語分野まで、Webテスティング形式で頻出の全17問を収録しています。
出題範囲が多岐にわたるため、まずは一通り問題を解いて、自身の苦手な分野を把握してみましょう。
何から手を着ければ良いか迷う人は、あらかじめ「例題を解く前に確認しよう! SPI「インハウスCBT」の対策のコツ」に目を通し、頻出分野の全体像をつかんでおくとスムーズです。
問題1(難易度:★★★☆☆)
問題
次の熟語の成り立ち方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「隠蔽」
選択肢
正解:C
「隠」は「隠す」、「蔽」も「覆い隠す」という似た意味を持つ漢字である。したがって「隠蔽」は似た意味を持つ漢字を重ねてできた熟語にあたり、正しい選択肢はCとなる。漢字自体の難易度は高いが、それぞれの漢字の意味を丁寧に考えると、同じような意味合いを持っていることがわかる。
Webテスティングの言語分野において、「熟語の成り立ち」は出題頻度が非常に高い最重要問題の1つです。
「似た意味を持つ漢字を重ねる」「動詞の後に目的語を置く」「前の漢字が後の漢字を修飾する」など、成り立ちのパターンは大きく5つ程度に分類されます。
見たことのない難しい漢字が出題された場合は、それぞれの漢字を「訓読み」に変換して意味を推測してください。
パターンを暗記し、消去法を駆使して素早く正確に分類できるよう反復練習をしておきましょう。
問題2(難易度:★★★☆☆)
問題
次のア〜ウの空欄に共通して入る言葉として最も適切なものを1つ選びなさい。
ア.次の会議でこの案件を( )。
イ.問題の解決に向けて対策を( )。
ウ.容器の容量を正確に( )。
選択肢
正解:A
アは「諮る」(会議などで意見を求める)、イは「図る」(計画・工夫する)、ウは「測る」(体積や量を調べる)と、いずれも「はかる」という読みの言葉が文脈に応じた漢字で入る。これらは日常的に使われるものの漢字の使い分けが曖昧になりやすいため注意が必要である。すべての文脈に合致する選択肢を1つずつ検証することが正しい解答を導くための鍵となる。
「空欄補充」では、同音異義語の使い分けが頻出です。
たとえば「はかる(図る、測る、諮る、計る、量る)」や「おさめる(納める、収める、治める、修める)」など、日常会話で何気なく登場する言葉の正確な意味と用法が厳密に問われます。
インハウスCBTの言語問題は時間が短いため、試験本番で迷っている時間はありません。対策本などを活用し、頻出の同音異義語リストを作成して意味とセットで整理しておきましょう。
完全無料で受験可能! SPI対策模試
多忙な就活中、SPIを対策する時間がないと悩む学生は多くいます。しかし、何冊も問題集を解かなくとも、効率的にSPIを対策することは可能です。
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問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
次のア〜エの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序として最も適切なものを1つ選びなさい。
ア.これにより、現場での二重入力の手間が解消された。
イ.その一環として、手書きの報告書を廃止した。
ウ.当社は、業務全体のペーパーレス化を推進している。
エ.具体的には、専用のタブレット端末とアプリを導入した。
選択肢
正解:A
まず、会社として「ペーパーレス化を推進している」という全体の方針(ウ)が提示される。次に、その方針に沿った具体的な最初の行動として「手書きの報告書を廃止した」(イ)が続く。さらに、廃止にともない採用した手段を「具体的には」という接続詞で説明する(エ)が入り、最後にそれらを実行した成果である「現場での手間が解消された」(ア)で締めくくられる。したがって、ウ→イ→エ→アの順番が最も適切である。
文の並べ替え問題は、「接続詞」と「指示代名詞」が論理展開を解き明かす最大のヒントです。
この問題では、「その一環として」「具体的には」「これにより」といった文頭の言葉に注目し、どの文とどの文がペアになるかを論理的につなぎ合わせていきましょう。
「全体の方針やテーマ」を語っている抽象的な一文を先頭に見つけ、そこから具体的な行動、そして最終的な結果へとつなぐ「抽象→具体→結果」の黄金パターンを意識すると、正しい順番が導けます。
問題4(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを一つ選びなさい。
あるイベントの今年度の参加者数は前年度より14%増加し、1,368人になった。前年度の参加者数は何人か。
選択肢
正解:B
前年度の参加者数をx人とすると、x×1.14=1,368が成り立つ。これを解くと、x=1,368÷1.14=1,200人となる。したがって、前年度の参加者数は1,200人である。なお「今年度の1,368人から単純に14%を引く」という方法で解こうとすると(1,368-1,368×0.14=1,176.48人)という式が導かれるが、これは基準となる前年度の値を元に計算していないため誤りである。したがって正しい選択肢はBとなる。
割合の問題では、「何が基準(100%)になっているか」を正確に把握することが基本です。
この問題では前年度を基準として14%増加しているため、「前年度×1.14=今年度」という方程式を立ててから逆算する必要があります。
今年度の確定した数値から単純に14%を引き算してしまうのが典型的なケアレスミスです。必ず「基準値×変動率=結果」という図式をメモに書いてから計算を始めてください。
SPIを対策なしで臨むのは危険!
本番の問題を解いてみよう
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問題5(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
原価2,400円の商品に4割の利益を見込んで定価をつけたが、売れなかったため定価の2割5分引きで販売した。この商品の利益はいくらか。
選択肢
正解:B
定価は原価の1.4倍なので2,400×1.4=3,360円。2割5分引きで販売するので売価は3,360×0.75=2,520円。利益は2,520-2,400=120円となる。なお「4割の利益を見込んで2割5分引き」を「4割-2割5分=1割5分の利益」と単純に引き算する誤りがあるが(2,400×0.15=360円)、これは定価を基準に割引率を適用していないため誤りである。したがって正しい選択肢はBとなる。
損益算では「原価」「定価」「売価」「利益」の4つの関係性を順番に計算していくことが確実な解法です。
特に「4割の利益」と「2割5分引き」という表記だけを見て、単純に足し引きして「1割5分の利益だ」と勘違いしないようにしてください。
必ず原価から定価(1.4倍)を計算し、その算出された定価を基準に割引計算(0.75倍)をおこなうという基本の2ステップを厳格に守りましょう。この手順は実務でも役立ちます。
問題6(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
自宅からオフィスまで、行きは時速12kmの自転車で移動し、帰りは時速8kmでジョギングして移動したところ、往復で2時間30分かかった。自宅からオフィスまでの距離は何kmか。
選択肢
正解:B
自宅からオフィスまでの距離をxkmとおくと、行きにかかった時間はx/12時間、帰りにかかった時間はx/8時間と表せる。2時間30分は2.5時間であることから、x/12+x/8=2.5という方程式が成り立つ。両辺に24をかけると2x+3x=60となり、5x=60からx=12kmが導かれる。なお、往復の平均時速を(12+8)÷2=10km/時とする計算は誤りである。かかる時間が異なる区間の平均速度は単純平均にならない点に注意したい。したがって正しい選択肢はBとなる。
速さ・時間・距離を求める往復問題では、文字式(x)を用いた方程式を立てるのが最も早くて確実なアプローチです。
また、問題文にある「2時間30分」を計算式に組み込む際には、「2.5時間」や「5/2時間」といった時間に単位を変換することを絶対に忘れないでください。
時間と分の単位を統一せずにそのまま足し算して計算を進めてしまうミスが非常に多いです。計算を始める前に単位が揃っているかを確認する癖を付けることがスコアアップに直結します。
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志望度が高い企業にSPIで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。
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問題7(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
ある仕事をAが1人でおこなうと20日、Bが1人でおこなうと15日かかる。この仕事をAとBの2人でおこなうと何日かかるか。ただし、必要であれば小数点第2位以下を四捨五入すること。
選択肢
正解:C
全体の仕事量を1とすると、Aの1日あたりの仕事量は1/20、Bは1/15である。2人でおこなう場合の1日あたりの仕事量は1/20+1/15=3/60+4/60=7/60となる。かかる日数は1÷(7/60)=60÷7=8.57……日となり、小数点第2位以下を四捨五入して8.6日となる。単純に日数の平均を2で割るような誤りに気を付ける必要がある。したがって正解はCとなる。
仕事算は、全体の仕事量を「1」や「最小公倍数」に置き換えて、1日あたりの仕事量を算出するのが基本です。
Webテスティングでは電卓の使用が前提となることが多いため、分数の計算が苦手な場合でも、方程式を正しく立てることさえできれば電卓で素早く処理できます。
四捨五入の指示も見落とさないように注意してください。
問題8(難易度:★★★☆☆)
問題
次の表は、ある店舗における製品X、Y、Zの月別販売数を示している。3製品の合計販売数が最も多かった月を1つ選びなさい。
| 月 | 製品X | 製品Y | 製品Z |
|---|---|---|---|
| 7月 | 125個 | 85個 | 95個 |
| 8月 | 140個 | 90個 | 105個 |
| 9月 | 130個 | 95個 | 115個 |
| 10月 | 155個 | 75個 | 100個 |
選択肢
正解:C
各月の3製品の合計販売数を計算すると、7月は125+85+95=305個、8月は140+90+105=335個、9月は130+95+115=340個、10月は155+75+100=330個となる。これらを比較すると、合計販売数が最も多いのは9月の340個である。単純な足し算であるが、項目数が多いため、計算ミスをしないように慎重に計算をおこなう必要がある。
図表の読み取り問題は、計算自体は単純でも、与えられる情報量が多いため「どの数値を拾って計算すべきか」を素早く判断する情報処理能力が必須です。
インハウスCBTでは、パソコンの画面上で図表を見ながら手元のメモで計算をするため、視線の上下移動によって数値を読み間違えやすい傾向にあります。指を差すなど、丁寧な確認を心掛けてください。
問題9(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
ある会社で社員150人にアンケートをおこなったところ、英語ができる人が85人、中国語ができる人が55人、どちらもできない人が35人いた。英語と中国語の両方ができる人は何人か。
選択肢
正解:C
英語か中国語の少なくとも一方ができる人数は150-35=115人である。英語ができる人数と中国語ができる人数の合計から、少なくとも一方ができる人数を引くことで、両方ができる人数が求められる。したがって、85+55-115=25人となる。全体の人数から各項目の数値を正しく整理して立式することが大切である。
集合の問題は、必ずメモ用紙に「ベン図(重なり合う円)」を描いて視覚的に整理しましょう。
全体の人数から「どちらもできない人」を引いて対象者を出し、それぞれの項目の合計から引くことで「重なり部分(両方できる人)」が簡単に求められます。
公式を丸暗記するよりも、図を描いて構造を理解するほうが正解への近道です。
問題10(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
技術部門の5人と営業部門の4人の中から、技術部門から3人、営業部門から2人を選んで5人のプロジェクトチームを作る方法は何通りあるか。
選択肢
正解:C
技術部門の5人から3人を選ぶ組み合わせは5C3=10通り、営業部門の4人から2人を選ぶ組み合わせは4C2=6通りである。これら2つの選択は独立しておこなわれるため、求める方法は積の法則によって10×6=60通りとなる。それぞれの組み合わせを計算したうえで、足し算ではなく掛け算をおこなう必要があることに注意する。
「順番が関係ない選び方」は組み合わせ(C)の計算を用いましょう。さらに、2つの異なるグループからそれぞれ人を選ぶ場合は、それぞれの組み合わせの計算結果を「掛け算」します。
足し算と掛け算の使い分けは確率や順列・組み合わせの基礎です。問題の状況を正しくイメージして解きましょう。
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問題11(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
箱の中に、赤色のクジが4個、青色のクジが3個入っている。この箱の中から同時に2個のクジを取り出すとき、2個とも赤色のクジである確率を求めよ。
選択肢
正解:B
7個のくじから2個を取り出す全事象は、7C2=21通りである。そのうち、赤色のクジ2個を取り出す組み合わせは4C2=6通りとなる。したがって、求める確率は6/21=2/7である。なお、問題文の条件を取り違えて「赤1個と青1個を取り出す確率」で計算すると、4C1×3C1/7C2=12/21=4/7となり正答に至らない。問題文が求める条件(2個とも赤)を正確に読み取ることが重要である。したがって正しい選択肢はBとなる。
確率は、Webテスティングの非言語で頻出の得点源となるジャンルといえます。「全体のパターンの数」を分母に、「条件に当てはまるパターンの数」を分子に置くのが基本中の基本です。
この問題のように「同時に2個取り出す」場合は、順列(P)ではなく組み合わせ(C)の公式を活用することでスムーズかつ正確に計算できます。
分数同士の計算では、途中で分数の約分をして数字を小さくしておき、最後の計算ミスを防ぎましょう。
問題12(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
入館料が1人1,800円の美術館で、30人以上の団体には全体の15%引きになる割引がある。35人で入館する場合の合計金額はいくらか。
選択肢
正解:A
35人分の通常料金は35×1,800=63,000円である。35人は30人以上であるため15%引きの割引が適用される。割引後の合計金額は63,000×0.85=53,550円となる。なお、割引条件を確認せず35人全員に通常料金を適用した場合は63,000円となり誤りとなるため、最初に割引条件を確認することが重要である。したがって正しい選択肢はAとなる。
料金の割引問題では、「割引が適用される条件」を最初にメモしておくことが最大のポイントです。
「30人以上で割引」という条件に対して、問題文の「35人」が当てはまることを明確に確認してから計算に入りましょう。
インハウスCBTでは、このような細かい条件設定を読み飛ばして全員に通常料金を掛けてしまうミスが散見されます。条件を見落とさずに適用できるかという、事務処理の正確さが問われる設問です。
問題13(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを一つ選びなさい。
P、Q、Rの3人で共同イベントの費用を均等に負担することにした。Pが会場代36,000円、Qが備品代45,000円を立て替えて支払った。Rは後でPとQにいくら払えば良いか。
選択肢
正解:A
費用の合計は36,000+45,000=81,000円であり、1人あたりの負担額は81,000÷3=27,000円となる。Pは36,000円立て替えているが負担額は27,000円であるため、差額36,000-27,000=9,000円を受け取る必要がある。Qは45,000円立て替えているが負担額は27,000円であるため、差額45,000-27,000=18,000円を受け取る必要がある。したがってRはPに9,000円・Qに18,000円支払えば良い。正しい選択肢はAとなる。
複数人での代金の立て替えや精算問題は、「最終的に1人当たりが負担すべき正味の金額はいくらか」をまず計算することが最速の解法です。
費用の全体の合計を人数で割り、各自の平等な負担額を確定させたら、すでに自分が支払った金額との差額を計算しましょう。マイナスなら支払う、プラスなら受け取ると判断できます。
これは実生活での割り勘や経費精算にもそのまま使える、きわめて論理的かつ実践的な思考方法です。
問題14(難易度:★★★☆☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
定価156,000円のオフィス用パソコンを、頭金36,000円を支払って購入し、残額を8回の均等分割で支払うことにした。1回あたりの支払額はいくらか。
選択肢
正解:B
頭金を差し引いた残額は156,000-36,000=120,000円となる。この残額を8回で均等に支払うため、1回あたりの支払額は120,000÷8=15,000円となる。頭金を引かずに分割回数で割ってしまうような、初歩的な計算ミスに気を付ける必要がある。全体の金額の流れを把握し、分割払いの対象となる金額がいくらであるかを正確に計算することが大切。
分割払いの計算問題では、支払い全体の金銭の流れを正確に把握し、順序立てて計算することが求められます。
いきなり定価を分割回数で割るのがケアレスミスの1つです。ミスを防ぐには、まずは、定価から頭金を差し引いて「分割対象となる残額」を求めましょう。その後に分割回数で割ってください。
問題文の条件を落ち着いて1つずつ処理していけば決して難しい問題ではないため、スピーディーかつ確実に得点をもぎ取りましょう。
問題15(難易度:★★★★☆)
問題
次の文章を読み、筆者の主張として最も適切なものを1つ選びなさい。
「数値目標による管理ばかりを優先すると、数値に表れない信頼関係やモチベーションといった本質的な要素が軽視されてしまう。しかし、それらの見えざる関係性こそが持続的な組織の成長を支える基盤となることも多い。目に見える成果だけでなく、土台となる関係性の構築に心を配る姿勢が必要である。」
選択肢
正解:B
筆者は数値目標による管理に偏ることへの警鐘を鳴らしつつ「見えざる関係性こそが持続的な組織の成長を支える基盤となることも多い」と述べている。この趣旨に最も合致するのはBである。Aは数値管理を常に最優先とするもので筆者の主張とは逆。Cは見えない要素を排除すべきとするもので筆者の主張とは逆。Dは数値管理と信頼関係の構築が両立しないとするものだが、筆者はそのようなことを述べておらず本文から導き出せない。
長文読解において「筆者の主張」を選ぶ問題では、本文に書かれている「客観的な事実」と「筆者の個人的な意見」とを明確に区別して読むことを心掛けてください。
ダミーの選択肢の中には「一般常識やビジネスの基本としては正しいが、本文にはまったく書かれていないこと」が含まれていることが多々あります。
インハウスCBTでは、自分の知識や思い込みで選んでしまうのが最もやりがちな失敗です。必ず本文の記述のみを根拠にして選択肢を吟味し、消去法で正解を絞り込みましょう。
問題16(難易度:★★★★☆)
問題
次の記述への解答について、ア、イの情報が提示されたとき、どちらか一方だけでわかるか、両方でもわからないかを判断し、最も適切なものを1つ選びなさい。
「A、B、C、D、Eの5人が一列に並んで座っている。左から4番目に座っているのは誰か。」
ア.Cは、Aの1つ右に座っている。
イ.Dは、Bの2つ右に座っている。
選択肢
正解:D
アよりCはAの1つ右、イよりDはBの2つ右という位置関係が決まる。アだけでは(A・C)のペアの位置が固定されず複数の並び順が考えられるため特定できない。イだけでも同様である。両方を組み合わせると、BとDの間に1人入る条件(B○D)とAとCが隣り合う条件(AC)を5席に配置する必要がある。この条件を満たす並び順を検討すると「B・E・D・A・C」または「A・C・B・E・D」の2通りが成立する。前者では左から4番目はA、後者では左から4番目はEとなるため、特定できない。したがって正しい選択肢はDとなる。
推論問題は、Webテスティング・インハウスCBTともに最も出題比重が高い最重要分野です。必ず手元のメモ用紙に図や表を書いて条件を整理してください。
この問題のように、条件を組み合わせても複数のパターンが成立する場合は「特定できない(=両方あってもわからない)」が正解になる点にも慣れておきましょう。
問題17(難易度:★★★★☆)
問題
次の問題について、最も適切なものを1つ選びなさい。
3桁の自然数のうち、4でも6でも割り切れる数は何個あるか。
選択肢
正解:C
4と6の両方で割り切れる数は4と6の最小公倍数の倍数である。4=2²・6=2×3より最小公倍数は2²×3=12となる。求める数は3桁の自然数(100以上999以下)に含まれる12の倍数の個数である。1以上999以下の12の倍数は999÷12=83余り3より83個、1以上99以下の12の倍数は99÷12=8余り3より8個となる。したがって3桁の12の倍数の個数は83-8=75個となり、正解はCである。
整数の推測問題の「AでもBでも割り切れる数」は、「AとBの最小公倍数の倍数」であることを利用して解き進めましょう。
3桁の自然数(100〜999)の中にいくつ含まれるかを計算する際は、1~999までの個数を出し、そこから対象外(1~99)の個数を引き算するというアプローチを取ってください。
この手法によって、範囲の境界における数え間違いを確実に防げるため、100から数え始めるよりも素早く正確に導き出せます。
「インハウスCBT」を対策する際のポイント
SPIのインハウスCBTやWebテスティングに関する記事
◇問題例
確実にWebテスティングを突破する3つの対策|例題や問題集も紹介
SPIの言語に関する記事
◇言語の対策
SPIの言語の対策方法|短期間で高得点を取るコツを解説
◇漢字対策
SPIの漢字対策は暗記だけでは不十分! 出題形式と対策法を解説
SPIの非言語に関する記事
◇非言語の対策
SPI非言語は対策すれば怖くない! 出題傾向や例題を徹底解説
SPIに関する記事
◇解答時間
SPIの解答時間を受検方式別に解説! 時間切れを防ぐコツ10選も
◇勉強法
効率抜群なSPIの勉強法|出題形式と頻出問題を踏まえた対策を伝授
◇勉強時間
SPIの勉強時間をプロが解説! おすすめの進め方や重点ポイントも
SPIのインハウスCBTやWebテスティングに関するQ&A
テストセンターで受けるCBTは、どのような問題が出題されますか?
SPIの言語に関するQ&A
SPI言語の3タブとは何のことですか?
SPI言語の抜き出し問題とはどんなものですか?
SPIの言語対策ができる問題集は、どのように選ぶべきですか?
SPIのWebテスト、言語の対策はどうすれば良いですか?
SPIの非言語に関するQ&A
SPIの割合の問題がわかりません。
SPIの数学が全然できないのですが、どうすれば点数が上がりますか?
SPIの場合の数を対策方法がよくわかりません。
SPI非言語の推論、時間が足りずに終わる場合どうしたら良いですか?
SPIの練習問題をもっと解いてみよう!
SPIの出題範囲は多岐にわたります。抜け漏れなくしっかりと対策を進めたい人は、ぜひ以下の練習問題に挑戦してみてください。
SPIのそのほかの練習問題
- 言語:二語の関係
- 言語:熟語の成り立ち
- 言語:文の並び替え
- 言語:語句の用法
- 言語:空欄補充
- 言語:英語 長文読解
- 言語:英語 誤文訂正
- 言語:英語 和文英訳
- 言語:長文読解
- 言語:語句の意味
- 言語:英語 反意語
- 言語:英語 単語の意味
- 言語:英語 整序問題
- 言語:英語 同意語
- 言語:英語 空欄補充
- 言語:英語 問題
- 非言語:損益算
- 非言語:仕事算
- 非言語:場合の数
- 非言語:代金の清算
- 非言語:濃度算
- 非言語:分割払い
- 非言語:年齢算
- 非言語:速度算
- 非言語:表の読み取り
- 非言語:料金の割引
- 非言語:推論
- 非言語:推論平均
- 非言語:確率
- 非言語:サイコロ
- 非言語:割合
- 非言語:集合
- 非言語:推論順序
- 非言語:推論内訳
- 非言語:整数の推測
- 非言語:推論正誤
- 非言語:長文読み取り計算
- 非言語:グラフの領域
- 非言語:装置と回路
- 非言語:n進法
- 非言語:順列と組み合わせ
- 非言語:物の流れと比率
- 構造的把握力検査
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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アドバイザーのリアル・アドバイス!言語・非言語の対策が必須! 出題分野に絞って重点的に練習しよう
キャリアコンサルタント
高尾 有沙
プロフィールを見るインハウスCBTは、SPIの「Webテスティング」と同じシステムを利用して実施されるため、対策としてはWebテスティング型のSPI対策をおこなうことが最も有効です。
出題科目はおもに「言語」と「非言語」に分かれます。具体的に押さえておきたい頻出分野として、言語では「熟語の成り立ち」「空欄補充」「文の並べ替え」、非言語では「推論」「図表の読み取り」「割合・比」「損益算」「仕事算」などが挙げられます。
特に非言語における「推論」は出題数が多いため重点的な対策が欠かせません。
一方で、テストセンター形式で出題されるような「長文の穴埋め」や、非言語の「空間把握(折り紙や展開図など)」は出題されないため、これらの対策の優先度は低くなります。
パソコン操作は慣れが大切! 画面上の電卓で繰り返し問題を解いておこう
インハウスCBTならではの注意点として、企業に用意されたパソコンを使うため、キーボードの配列やマウスの感度に戸惑う可能性が挙げられます。
また、電卓の持ち込みが禁止で「パソコン画面上の電卓ツール」を使うよう指示されるケースもあるため、日頃からパソコンの電卓機能を使って計算する練習をしておくと安心です。
本番で焦らないよう、問題の解法パターンを瞬時に引き出せるまで繰り返し練習しておきましょう。