この記事のまとめ
- 面接で最低限気をつけることは3つの心得を覚えておこう
- 3つの心得で気をつけることをそれぞれ解説
- プラスアルファで気をつけるべき面接のコツも把握しよう
就活を進めるなかで、「面接中に気をつけることはあるのか」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。面接は志望動機や自己PRが重要だとは理解していても、何に注意を払えば良いのかわからず不安に感じている人もいるかもしれません。
面接では、最低限意識しておくべき3つの心得があります。身だしなみや面接マナー、回答の仕方など気をつけるべきポイントがあり、内定を左右する判断材料になっているのです。
この記事では、キャリアアドバイザーの谷所さん、野村さん、秋田さんのアドバイスを交えつつ、面接で気をつけることを3つの章に分けて解説します。
また、内定率を高めるための面接のコツやWeb面接の対策も説明するので、気をつけることを把握して面接対策に役立てていきましょう。
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面接で気をつけることは場面によって異なる! 事前準備をして備えよう
面接では志望動機や自己PRで自身をアピールすることが内定につながります。しかし、アピールするだけではなく、面接の各場面で気をつけるべきポイントを押さえていなければ選考を突破できないかもしれません。
面接対策では、自身のアピール方法を考えるだけでなく、最低限気をつけることを把握し、事前に準備をしておく必要があります。
記事では、まず面接で最低限押さえておくべき3つの心得を説明します。身だしなみと面接マナー、面接官への回答は面接結果を大きく左右するため、それぞれの注意点をしっかりと理解しておきましょう。
さらに、内定率を高めるための面接のコツも解説しています。また、Web面接での気をつけるべきポイントも紹介するので、面接対策を万全にして自信を持って面接に臨めるようにしておきましょう。
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これだけは最低限押さえよう! 面接で気をつけるべき3つの心得
これだけは最低限押さえよう! 面接で気をつけるべき3つの心得
- 身だしなみ
- 入室~退室までのマナー
- 面接官への回答
面接では、各場面に応じた対応が重要と言われても、何に気をつければ良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。まずは面接で最低限気をつけるべき3つの心得を紹介します。
身だしなみや入退室のマナー、そして面接官への回答の3つは、面接官から見られているため内定を左右する重要な要素です。
後ほどそれぞれの気をつけるべきことを細かく解説するので、まずはなぜこの3つに気をつけるべきなのかを前提知識として覚えておきましょう。
①身だしなみ
面接では、第一印象を決める身だしなみに気をつけるようにしましょう。
身だしなみは応募者の仕事への意識の高さや、社会人としての基本的なマナーが身に付いているかを表す重要な要素となるためです。身だしなみによっては、企業側にマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。
たとえば、髪が乱れていたりスーツのシワが目立ったりすると、「細かい部分への配慮が足りない」「面接の準備不足である」という印象を面接官に与えてしまうかもしれません。
そのため、身だしなみの乱れは、応募者の面接への意識の低さを表すサインとして捉えられるので、面接前には十分なチェックをして臨むようにしてください。
身だしなみは、エントリーシート(ES)の写真でも重要になります。以下の記事では、ESの写真を撮る際に気をつけるべき身だしなみが載っているので参考にしましょう。
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あらゆる企業のESには必ず写真を添付する必要があります。書類選考時に好印象を残すためにも、事前に準備してから撮影に臨みましょう。この記事では、ES用の写真の撮り方や、ESに写真を添付する方法をキャリアコンサルタントのアドバイスを交えつつ解説します
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身だしなみが選考に与える影響は大きいです。身だしなみから、応募者の人物像や人間関係などをイメージします。
身だしなみが良ければ、周囲の人間と良好な関係を築き、信頼できる印象を持ちます。悪ければ入社意欲が低く、配慮が欠けていると判断します。
②入室~退室までのマナー
入室から退室までの正しいマナーを心掛けることも、面接で気をつけるべきことの一つです。面接では、面接官との対話以外の場面でも、応募者の態度や振る舞いが評価の対象となっているからです。
特に、受付での対応の仕方や待合室での様子は、ほかの社員からも観察されている可能性があります。また、入退室時の所作からは、社会人として基本的なビジネスマナーが身に付いているかを面接官に見られているのです。
このように、面接は質疑応答だけでなく、あなたが社会人として必要な常識やマナーを備えているかを総合的に判断する場でもあります。面接会場に到着してから退出するまでのすべての場面で、気を抜かずにマナーを心掛けるようにしましょう。
入退室における振る舞い・マナーをうまく実践できればそれがベストですが、最も重要なのは「その面接に対する姿勢が伝わるかどうか」です。
どれだけ真剣に向き合っているかは、振る舞い・マナーに現れます。
入退室にかかわらず、面接ではマナーが内定を左右する重要なポイントです。以下の記事では、面接マナーを一連の流れを通して解説していて参考になります。
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面接でどんな質問がされるか、そして答えられるか不安ですよね。ただ、企業によって何を質問されるか分からない人も多いはず。
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③面接官への回答
面接では、志望動機や自己PRでのアピール内容だけでなく、質問への回答の仕方も内定にかかわる要素です。面接官は、あなたの回答を通してコミュニケーション能力や人物像を判断しています。
たとえば、適切な言葉遣いで質問の意図を理解した回答ができれば、「コミュニケーション能力が高い」「論理的に考えられている」というポジティブな印象を持たれやすいです。
しかし、フランクな言葉遣いやほか企業の悪口を言ってしまうと、「社会人としての意識が低い」と判断される原因となってしまいます。
質問への受け答えは、内定にかかわる評価基準の一つなので、言葉遣いや説明のわかりやすさを意識し、面接官から好印象を得られる回答を心掛けましょう。
面接官は、応募者にさまざまな質問を投げかけてきます。どのような質問をされる可能性があるのか、以下の記事を読み回答できる準備を整えておきましょう。
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- 面接で最低限気をつけることが3つ挙げられていますが、特に内定に影響しやすいのはどれですか?
面接官への回答が選考で最も重要なポイント
どれも気を付けなければいけないことですが、そのなかで特に内定に影響しやすいのは、③の「面接官への回答」です。
面接で適切なコミュニケーションや論理的に説明ができなければ、見出しなみや入室から退室までのマナーができていても、内定にはつながりにくいです。
敬語が使えなければ印象が悪いだけでなく、入社後の対人関係にも懸念を抱かれてしまいます。また回答内容だけでなく、回答時の表情や声のトーンなども選考に影響します。
暗い表情かつ小さな声で話してしまうと、面接官は学生の回答の信憑性を疑いかねません。面接官を見ながら、適切な声のトーンで回答するようにしましょう。
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心得①まずは身だしなみから! 面接前に確認しておく5つのポイント
心得①まずは身だしなみから! 面接前に確認しておく5つのポイント
面接に挑む前に、まずは身だしなみの確認から始めましょう。第一印象は数秒で決まると言われています。身だしなみを通して、あなたの面接への意識の高さや社会人としての基本的なマナーが身に付いているかが判断されるのです。
ここからは、髪型から持ち物、メイクなど目に見える部分だけでなく、香りのように目に見えない身だしなみで気をつけることを紹介します。
それぞれの身だしなみが面接官にどのような印象を与えるのか、また好印象になるための対策法も説明しているので、面接前の身だしなみチェックリストとして活用してください。
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39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
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①髪の毛の色や乱れ具合
面接では、髪の毛の色や乱れ具合が第一印象を大きく左右します。清潔感のある髪型は、面接官にあなたの身だしなみへの意識の高さを示す要素となるからです。
具体的には以下の点に気をつけましょう。
髪の毛の色や乱れ具合で気をつけること
- 髪の色が派手すぎないか(黒色かダークトーンが望ましい)
- 髪が乱れて顔にかかっていないか
- 寝癖やうねりがないか
- 前髪が目にかかっていないか
- 髪の毛が跳ねていないか
- 長い場合は一つ結びにしているか
特に、髪が乱れていたり寝癖がついたままだったりすると、面接への準備が不十分という印象を与えかねません。また、業種によっては派手な髪色が禁止されているケースがあるため、明るい髪色で行くのは避けましょう。
面接時は、落ち着いた暗めの髪色に染め直し、面接当日はスタイリングを整えて向かってください。もし、前髪が長い場合は目にかからないようにピンで留めるか、カットするなどの対策を取りましょう。
面接時は髪色を暗くしたとしても、入社後に明るく染めたい人もいるかもしれません。下記のQ&Aでは、髪色が自由な業界に就職したい人に向けてキャリアアドバイザーがアドバイスしているので、併せて参考にしてください。
業種によっては明るい髪色が許可されていることもあるかもしれませんが、面接でどうすべきかは企業側に確認しやすい状況であれば確認した方が良いでしょう。
個性重視の企業であれば、明るい髪色がプラスになる場合もあります。一般的には暗い色の方が無難ですが、あくまで自分のイメージを大切にしましょう。
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不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。
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②スーツの着こなし方
スーツの着こなし方も、身だしなみで気をつけるべきことの一つです。スーツはビジネスシーンにおける基本的な服装であり、着こなし方であなたの印象は大きく変わるため、以下の点に気をつけましょう。
スーツの着こなし方で気をつけること
- スーツにシワがないか
- サイズが体に合っているか
- ボタンが取れていたり掛け間違ったりしていないか
- ネクタイが緩んでいたり長すぎたりしていないか
- スカート丈やスラックスの長さが適切か
- シャツの下のインナーが派手で透けていないか
たとえば、シワや汚れが目立つスーツは清潔感に欠け、面接に対する準備不足という印象を与えかねません。
事前にスーツのサイズ感を確認し、クリーニングや手入れを済ませておきましょう。面接当日は早めに着替えて鏡で確認し、待機室でもシワができにくいように背筋を張って待つようにしてください。
就活ではスーツを着る機会が多いものです。しかし、正しい着こなし方を把握できていない人もいるのではないでしょうか。以下の記事ではスーツの選び方や正しい着こなし方が載っているので参考にしましょう。
スーツの適切なスカート丈
スーツのスカート丈は油断禁物! 就活で好印象を残すマナーと選び方
面接の適切なスーツの色
面接のスーツは何色が正解? 3つの鉄則をおさえれば黒以外でもOK
③メイクの濃さや薄さ
髪型やスーツの着こなし方だけでなく、メイクの濃さや薄さも第一印象にかかわるため、面接では気をつけなければなりません。これらは、ビジネスシーンにふさわしい清潔感や、社会人としてのマナーを伝える手段の一つだからです。
メイクで気をつけること
- アイメイクやリップの色が派手すぎないか
- ファンデーションにムラがないか
- 眉毛の形が整っているか
- メイクが崩れていないか
特に、派手なアイメイクやつけまつげ、濃い色のリップメイクになっていると「TPOをわきまえていない」という印象を与えかねません。
一方で、メイクが薄すぎたり、ファンデーションのムラが目立ったりすると、「身だしなみへの意識が低い」と判断される可能性もあるのです。
そのため、派手な色使いは避け、清潔感のあるナチュラルで落ち着いたメイクを心掛けましょう。
部屋の照明や自然光で見え方が異なることもあるため、面接の数日前に当日と同じメイクをして、どのようなメイクの印象になるかや崩れにくいかは確認するようにしてください。
派手な色使いとは、ビビッドな赤や濃い青、ラメが多いアイシャドウなど目立ちすぎる色を指します。
ナチュラルで落ち着いたメイクは、ベージュや薄いブラウン系のアイシャドウ、自然な血色のピンクベージュのリップなどがおすすめです。
④持ち物の汚れ
面接では、几帳面さや気配りの程度を判断する材料として、持ち物の状態も見られています。
面接時の持ち物で気をつけること
- デザインが派手過ぎないか
- 鞄や靴に目立つ傷や汚れがないか
- 手帳やノートが傷んでいないか
- 必要な書類が折れ曲がっていないか
たとえば、汚れた鞄やすり減った靴で面接に向かうと、日頃からの管理が不十分で意識が低い印象を与えてしまいます。
また、必要書類が折れ曲がった状態で持ち込んだ場合「入社後も物の管理ができないのでは」と面接官は感じてしまい、マイナスな印象を持たれてしまうかもしれないのです。
悪い印象を与えないためにも、面接に持っていく鞄や書類は、事前に汚れや傷がないか確認し、清潔な状態を保つようにしましょう。もし、汚れている場合は必要に応じてクリーニングや新調をしておくのがおすすめです。
そもそも面接には何が必要で、どのような持ち物を持ち込んで良いものなのでしょうか。同じような疑問を抱えている人は、以下の記事も読んで面接に必須な持ち物を把握しておきましょう。
⑤香水やタバコの匂い
身だしなみでは、目に見える部分だけでなく香りにも気を配る必要があります。特に香水やタバコの匂いは、周囲の人に不快感を与える可能性があります。
面接時に香りで気をつけること
- 香水をつけすぎていないか
- 制汗剤の香りが強すぎないか
- タバコの匂いが服に染みついていないか
- 体臭が気にならないか
- 口臭が気にならないか
強い香水の香りやタバコの残り香は、不快感を与えるだけでなく「周囲への配慮が足りない」という印象を与えかねません。また、汗をかいたことで体臭が気になる人は、面接会場まで走って移動することがないように、時間に余裕を持って行動しましょう。
面接当日は、香水は控えめにするか使用を避け、喫煙者は面接直前の喫煙は控えましょう。自身では匂いに気付けない可能性もあるため、家族や友人に確認してもらうのもおすすめです。
就活のプロに聞く! 面接官が重要視している身だしなみはどこ?
ここまで、面接時の心得として、まずは身だしなみについて説明しました。しかし、身だしなみといっても髪型やスーツ、持ち物など注意する点も多いものです。
学生のなかには「実際のところ、どの身だしなみを一番気をつけるべきなのか?」と疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。
そこでキャリアコンサルタントの谷所さんに、面接で最も気をつけるべき身だしなみはどこなのかを聞いてみました。
元面接官経験のある谷所さんのアドバイスを参考に、悪い印象を与えてしまう身だしなみだけでなく、好印象につながるポイントも聞いて面接官への印象を良いものにしましょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る面接では身だしなみのなかでも特に服装の着こなしが大切
面接で一番気をつけるべき身だしなみのポイントは、スーツの着こなし方です。
たとえばシャツやブラウスが汚れていれば、清潔感が気になります。留めるべきボタンが留められていなければ、だらしない印象を与えます。
シャツのボタンは上まで留め、ブラウスは第1ボタンがあるレビュラータイプや第1ボタンがないスキッパータイブでもすべてボタンを留めましょう。
また男性のスーツは、下のボタンは留めませんが、女性のスーツはボタンをすべて留めると美しいシルエットになるように設計されています。
身だしなみは入社意欲や仕事力を反映する指標と理解しよう
スーツにシワやシミがあれば、仕事ができない印象を与えます。フケが付いていれば清潔感に影響します。スーツの着こなしで大切なことは、目立つ印象ではなく、気になる部分がなく清潔な印象を与えることです。
スーツの着こなし方がだらしなく清潔感がなければ、入社意欲が低くやる気がない印象を与えるかもしれません。面接中もだらしなさが気になり、応募者の回答に集中できない可能性もあります。
清潔感があるスーツの着こなし方一つで第一印象が良くなり、仲間として一緒に働きたいと思ってもらいやすくなります。
心得②面接の場面ごとに解説! 面接で気をつけるべきマナー
心得②面接の場面ごとに解説! 面接で気をつけるべきマナー
- 到着~待機室
- 入室~着席
- 退室
面接では到着から退室まで、それぞれの場面に応じた適切なマナーを心掛ける必要があります。自己PRや志望動機でアピールするだけでなく、一つひとつのマナーも評価の対象になっているのです。
この章では面接の流れに沿って、各場面での気をつけるべきポイントを解説します。
マナーの一つひとつには意味があり、それを理解することでマイナスな印象を与えない動作が身に付いていくので、本番でも落ち着いて対応できるように覚えておきましょう。
①到着~待機室
面接で評価されるのは、面接室での対応だけではありません。企業に到着してから待機している時間も、応募者の面接に対する意識の高さや基本的なマナーが問われる重要な場面です。
到着のタイミングや待機室での態度は、社会人としての時間管理能力や周囲への気配りを見る機会となります。また、受付時の対応や通りすがりの社員とのかかわり方を通して、コミュニケーション能力も評価されている可能性があるのです。
まずは、企業への到着時間の調整方法や、待機室での振る舞いについて解説します。面接が始まる前から意識を高め、好印象を与えられるように気をつけることを確認しておきましょう。
10~15分前に到着するようにしていく
面接会場には、10〜15分前に到着するようにしましょう。30分以上前の早い到着では、企業側の準備が整っていない場合があり、また遅刻はマイナスな印象を与えてしまうからです。
面接時間に遅刻してしまうと、時間管理能力が低いと判断され、面接の結果以前に選考落ちしてしまうかもしれません。
一方で、早すぎる到着は企業側の面接準備が整っていないばかりか、応募者も長時間待機することで緊張が高まり、本番での実力を十分に発揮できなくなる可能性があります。
10〜15分前の到着であれば、余裕を持って受付を済ませ、身だしなみを最終チェックする時間を確保できます。さらに、企業や職種に関する情報を再確認するなど、有効に時間を使うことも可能なので、遅刻せず早すぎない時間に到着するようにしましょう。
面接会場にギリギリに到着しないためには、事前の準備が重要です。以下の記事では、面接前日の準備や当日の動き方が書かれていて参考になるので、時間に余裕を持って行動するためにも読んでおきましょう。
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面接は開始何分前までに行くのが理想? 到着後の流れも徹底解説
面接を控えている人の中には、「面接会場に何分前に行くべきなんだろう」と悩む人も多いでしょう。この記事では、面接会場への理想の到着時間や受付方法などをキャリアコンサルタントのアドバイスを交えつつ解説します。
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- 仮に遅刻してしまった場合、選考に受かるのは絶望的ですか?何か打開策があれば教えてください。
やむを得ない理由があり適切に説明できれば問題ない
遅刻をしてしまった場合、マイナス評価からのスタートになる可能性は高くなります。ただし、遅刻をした理由が重要です。
納得のいく理由であれば問題はありませんが、あくまでも正直に答えましょう。嘘の理由は見透かされる可能性が高いので厳禁です。
たとえ1分でも遅れそうな場合は、必ず事前連絡をしてください。多くの場合は、事前連絡があれば評価には影響しません。
事前連絡をすることで突発的なトラブルにも対処できる能力として評価されるかもしれませんが、前提として遅刻しないための準備をすることに注力しましょう。
待機室から面接は始まっていると意識しておく
待機室での態度も面接の一部として評価されています。ほかの社員からの観察が入る可能性があるため、待機室に入った時点から意識を高めて、以下の点に気をつけましょう。
待機室で気をつけること
- 姿勢を正して座る
- スマートフォンは電源を切っておく
- 通る社員には笑顔で挨拶をする
- 大きな声で私語をしない
- 落ち着いた態度を保つ
特に、スマホを触っていたり姿勢が崩れていたりすると、「緊張感が足りない」という印象を与えかねません。
また、企業の社員が待合室を通った際に挨拶をしなければ、社会人としての基本的なマナーが身に付いていないと思われ、それが面接官の耳に入れば評価に影響する可能性があります。
緊張しすぎずリラックスすることは大切ですが、待機中は背筋を伸ばして座り、待機室の段階から面接が始まっているという意識を持って、挨拶やスマホを触らないなどのマナーを守るようにしましょう。
待機室では、面接の書類を静かに確認したり、自己PRや志望動機を整理するのがおすすめです。また、深呼吸や軽い瞑想で緊張をほぐし、面接への集中力を高める行動も好印象につながります。
②入室~着席

面接室に入室する時間になれば、いよいよ本格的な面接が始まります。ただし、入室の瞬間から着席までの一連の流れも、面接官が見ている評価ポイントの一つです。
入室時のノックや姿勢、面接官へのお辞儀や着席までの所作は、社会人としての基本的なマナーが身に付いているかを判断する材料となります。そのため面接では、質問に対する回答だけでなく、所作も見られていることを理解しておきましょう。
以下では、入室から着席までの基本的な流れと注意点を解説します。一連の動作を事前に練習し、本番で自然に振る舞えるようにしておきましょう。
面接では入室・退室の仕方も評価につながります。以下の記事では、面接の正しい入室と退室のマナーが載っているので読み進めて、マスターしておきましょう。
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企業によっては集団面接の場合があります。集団面接の場合、入退室の方法が異なるのか疑問に感じる人は以下の記事も読んでおきましょう。
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ノックを忘れず背筋を伸ばして入室する
面接室への入室時は、社会人としての基本的なマナーが身に付いているかを確認する瞬間でもあるため、ノックを忘れずに背筋を伸ばして入室しましょう。
入室時に気をつけること
- 3回ノックをしてから「失礼いたします」と声をかける
- 背筋を伸ばして入室する
- ドアの開け閉めは静かにおこなう
- 入室後は姿勢を正して立つ
ノックを忘れたり、背筋が曲がった状態で入室したりすると、基本的なマナーが身に付いていなくて自信がなさそうな印象を与えてしまいます。
また、ノックが2回の場合はトイレのノック回数と同じになってしまうため、3回ゆっくり叩き「どうぞ」と声がかかってから入室するようにしてください。
入室後は、背筋を伸ばした正しい姿勢で立ち、次に説明する着席までのマナーを守るようにしましょう。
面接官にお辞儀をして着席の指示を受けてから座る

入室後は、すぐに着席するのではなく、面接官の指示に従って動くようにしましょう。入室後の手順は以下のとおりです。
入室〜着席時の基本的な流れ
- 入室後、面接官に一礼する(お辞儀の角度は30度)
- 氏名と受験番号を伝え「本日はお世話になります」と挨拶する
- 着席の指示を待つ
- 着席の指示があったら「失礼いたします」と一礼する
- カバンは椅子の横か後ろに置く
- 姿勢を正して着席する
もし、面接官の指示を待たずに着席してしまうと、「マナーへの意識が低い」「礼儀を知らないのでは」と思われ、評価が下がる可能性があります。また、お辞儀をせずに着席するのも、失礼な印象を与えてしまうかもしれません。
そのため、上記の着席までの一連の流れは事前に練習しておき、本番でもスムーズに実践できるようにしておきましょう。
- 面接官の前に立つと緊張してしまい、上記のマナーを忘れてしまいそうです。平常心を保つコツはありますか?
完璧を求めないマインドで面接に臨むと緊張感が和らぐ
面接は誰でも少なからず緊張するものなので、緊張するものだと考えて臨んでください。
そういった状況で平常心を保つためには、入室後の基本的な流れについて、自然とできるように模擬面接をおこない、繰り返し練習してください。
面接で選考されていることを意識すると余計に緊張しやすくなるので、自分に合う会社かどうかを面接を通じて見極めようという気持ちで臨むと、緊張感が和らぎやすくなります。
完璧にしなければと考えるのではなく、失敗しても大丈夫という気持ちで臨んでみてください。
③退室

面接が終わり、緊張から解放され気を抜いてしまう人もいるかもしれません。しかし、企業の敷地内を出るまでは面接が継続していると考え、最後まで気を引き締めておく必要があります。
退室時の動作も面接官から見られている評価ポイントであり、面接室を出てからの態度も評価につながる可能性があるのです。
最後に、面接終了から企業の敷地を出るまでの注意点を解説します。入室時同様に、退室時にも基本的な流れがあり、退室後も適切な振る舞いがあるので把握し、マイナスな印象で終わらせないようにしましょう。
面接のお礼を伝えお辞儀をして退室する
面接が終了してから退室するまでの動作も、面接官の評価に影響するため入室時と同様に正しいマナーを意識しましょう。
退室時の基本的な流れ
- 面接官から終了の合図があったら一礼する
- 「ありがとうございました」と丁寧にお礼を伝える
- カバンを持ち静かに持ち上げる
- 立ち上がる際は椅子を引く音に注意する
- ドアまで背筋を伸ばして歩く
- ドアの前で最後のお辞儀をする
入室時同様に、お礼を言わずに退室したり慌てて出ようとしたりすると、感謝の気持ちや誠意が欠けていると受け取られる可能性があります。
丁寧なお辞儀とお礼の言葉を忘れなければ、最後まで礼儀正しい印象を与えられ、面接官からの評価も下がらずに済むのです。
退室の流れも事前に練習し、緊張していても自然な動作ができるように準備しておきましょう。
面接会場を出るまでは気を抜かない
面接室を出た後も、企業側に見られている可能性があるため、会社の敷地内を出るまでは面接が継続していると考え、以下の点に気をつけましょう。
退室後に気をつけること
- 通りすがりの社員には挨拶を忘れない
- スマホの操作は建物を出てから
- 会社の敷地内での飲食は避ける
- 大きな声での会話は控える
退室直後にスマホを触ったり、飲食を始めたりすると、それを見た社員から「企業に対する敬意が欠け緊張感がない」という印象を持たれる可能性があります。
また、すれ違った社員に挨拶をしなければ、社会人としてのマナーが身に付いていないと判断されるかもしれません。
そういった行為が、面接官の耳に入ることで内定落ちにつながってしまうかもしれないため、企業の敷地内を出るまでは気を抜かずに礼儀正しい態度を心掛けましょう。
最も注意が必要なのは、エレベーターや周辺施設での振る舞いです。
選考を受けに来た人はすぐにわかるので、企業の関係者に見られている意識を常に持ってください。また、友人同士の会話も注意が必要です。
元採用担当者が解説! 面接で最も気をつけるべきマナーとは?
面接時の心得として、入室から退室までの気をつけることを説明しました。志望動機や自己PRなどのアピール部分だけでなく、面接の一連の動作のなかにも注意を払うことが重要だと理解できたのではないでしょうか。
しかし、学生のなかには「面接では特にどのマナーに細心の注意を払うべきなのか?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。
そこで、元採用担当者経験のある谷所さんに、面接で最も気をつけるべきマナーは何なのかを聞いてみました。谷所さんのアドバイスを参考に、悪い印象を与えてしまうマナーを理解し、印象を下げないように心掛けてください。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る入室から着席までのマナーはその人の第一印象を決定づける
入室から着席までのマナーは、特に気をつけるべきです。入室時から着席までのマナーが、応募者の第一印象を決めます。第一印象は、その後の面接に少なからず影響します。
良い第一印象を持たれれば、面接は好感を持たれて進むかもしれません。しかし悪い印象を持たれると、その後の評価に影響する可能性があります。
また、第一印象が悪いと「社内外で良好な人間関係が築けない」と考える面接官もいます。
そのほか、入室時の3回ノックをして「失礼いたします」と声をかける際には、声が小さいと自信がない印象を与えかねません。
逆に、場にそぐわない大きすぎる声であれば、配慮に欠けていると判断される可能性があります。状況を踏まえた鮮明な声で入室しましょう。
入室から着席がスムーズにいけば面接でも平常心を保てる
入室後の挨拶は、床の方向に向かって挨拶するのではなく、面接官を見て意欲のある表情で挨拶をしましょう。着席の指示があったら「失礼いたします。」と一礼して、背筋を伸ばして着席します。
こうした入室から着席までのマナーが、その後の選考に影響するので、しっかりマナーを覚えておきましょう。
入室から着席までのマナーは、模擬面接をおこない練習をすることでうまくできるようになります。入室から着席がうまくいけば、その後の面接もスムーズに進みやすくなるでしょう。
心得③面接の回答にも気をつけよう! マイナスな印象になる受け答え
心得③面接の回答にも気をつけよう! マイナスな印象になる受け答え
- 二重敬語やフランクな言葉で話してしまう
- ほかの会社のネガティブなことを言う
- 嘘や盛った話で回答してしまう
面接では、自己PRや志望動機の内容だけでなく、話し方や言葉遣いにも注意が必要です。二重敬語やフランクな言葉の使用、他社の悪口などは評価を大きく下げる原因となってしまいます。
これらの不適切な受け答えは、社会人としてのマナーの欠如や、コミュニケーション能力の低さを示すものとしてとらえられます。最悪の場合、内定取り消しにつながる可能性もあるのです。
ここからは、面接でやってはいけない3つの受け答えを解説します。なぜそれらがマイナスな印象を与えるのか、またどのように対応すべきかを理解し、適切な回答ができるようにしていきましょう。
二重敬語やフランクな言葉で話してしまう
二重敬語とは
敬語の表現が重複していること
フランクな言葉とは
友人や家族と話しているような話し方
社会人としてのマナーが身に付いていないと判断される可能性があるため、面接では二重敬語やフランクな言葉を使わず正しい言葉遣いで話しましょう。
避けるべき言葉の例
- 二重敬語の例
・「~させていただきました」
・「~させていただきます」
・「〇〇部長様」 - フランクな言葉の例
・「すごく」「めっちゃ」などの若者言葉
・「なんか」「ちょっと」などの曖昧な表現
・「~っす」「っていうか」などの略語
たとえば、丁寧に話そうとするあまり、「今日は電車で来させていただきました」のような二重敬語になっている人もいるのではないでしょうか。
ほかにも、本来なら「〇〇部長」や「部長の〇〇様」で良いところを「〇〇部長様」と最後に様を付けてしまうのも二重敬語に該当します。
上記のようなフランクな話し方は、幼稚な印象になってしまうだけでなく、面接官からの印象が悪くなり内定に響く可能性があるのです。
緊張のあまり、敬語を忘れてしまう場面もあるかもしれませんが、面接中は一呼吸おいて話すことで言葉の乱れを防げるので、落ち着いて面接官からの質問に答えるようにしてください。
- ほかにもマイナスな印象になってしまう言葉使いはあるのでしょうか?
自信のなさを感じさせる表現は使わないように注意しよう
上記に加え、以下のような言葉遣いもマイナスな印象を与えることがあります。
①曖昧な表現
「多分」「おそらく」など、自信のなさを感じさせる言葉
②過剰に謙遜する表現
「私などには……」「本当に微力ですが……」など、自分を過度に卑下する表現
③自己中心的な表現
「絶対に残業はしたくありません」など、企業の視点を考慮していない発言
特に、曖昧な表現や自信のなさを感じさせる言葉は、面接官に「主体性がない」と受け取られる可能性があるため注意が必要です。
質問に対しては簡潔かつ明確に答え、自信を持って自身の考えや経験を伝えるよう意識してください。
ほかの会社のネガティブなことを言う
面接中に、他社の悪口を言うことは、マイナスな印象を与えてしまうため避けなければいけません。たとえほかの企業への不満があったとしても、それを口にすることは協調性のなさや、否定的な性格を前面に出しているだけなのです。
たとえば、他社の選考状況や面接内容についてネガティブな発言をしたとします。それを聞いた面接官からは「自社でも不満を漏らすのではないか」と疑問に感じられるだけでなく、「自社への志望度が低い」と判断される可能性があります。
もし他社での選考状況を聞かれた際は、具体的な企業名を出すことは控え「ほか企業での面接を経験したことで、自身の強みや課題を改めて見つけることができました」のように、ポジティブな表現で回答するようにしてください。
嘘や盛った話で回答してしまう
面接では、良い印象を与えたいと考えるあまり、経験を盛って話したり、嘘の内容を答えたりすることは避けましょう。
面接官は豊富な経験から、応募者の能力や話が本当かどうかを見抜ける人もいます。経歴や経験に矛盾があれば、追加の質問をしたり、裏付けとなるエピソードを聞いて来たりするかもしれません。
その際に、答えられなければ人間性を疑われ、入社後も信頼関係を築くことは難しくなるのです。最悪の場合、入社後に内定が取り消されることも考えられます。
そのため、アピールしたいあまりに嘘や話を盛るのではなく、今までの経験から何を学び、今後どのように活かしていきたいかを話し、学習意欲や入社後の貢献度をアピールするようにしましょう。
- 弱みである部分を、強みに変換するのは盛った話にはなりませんか?
嘘の根拠やエピソードでなければ見せ方としては問題ない
弱みを強みに言い換えたいときは、作り話でないのであれば盛った話になるかもしれないと意識する必要はありません。弱みの部分は、見方を変えれば強みに変換することができます。
たとえば、積極的に話をすることが苦手な人は、それを弱みだととらえている人も多いですが、見方を変えれば人の話を聴くことに長けているともいえるのです。
自分の弱みを強みに変えていくことは難しいことであり、無理があります。むしろ、強みの部分を伸ばすことに注力してください。強みを伸ばすことで、自分らしさが醸成されていきます。
就活アドバイザーに聞く! 面接で印象の良い学生の受け答えの特徴
ここまで、マイナスな印象にならないように、面接時の回答で気をつけることを解説しました。しかし、「気をつけることだけでなく、良い印象になる方法も知りたい」「好印象になるためのコツはあるの?」と気になる学生もいるのではないでしょうか。
そこで、就活アドバイザーの野村さんに、面接で良い印象を残している学生の受け答えの特徴は何かを聞いてみました。
マイナスな印象にならないための注意点を意識しつつ、同時に好印象を残せる受け答えの特徴も覚えて実践することで内定につなげやすくなるので、参考にしてください。
アドバイザーコメント
野村 芳克
プロフィールを見る内容以前に自身の話し方が与える印象を客観的に評価してみよう
面接で好印象を与えるためには、話し方や言葉遣いが重要です。まず、声のトーンとペースに注意しましょう。明るくはっきりした声でゆっくりと話すことで、面接官に安心感と誠実さを伝えられます。
次に、適切な敬語を使いながらも、リラックスした自然な語り口を心掛けてください。過度に形式ばらず、自分の個性が伝わるようにすると、印象がより良くなります。
また、面接官と視線を合わせながら話すことも大変重要です。これにより、自信を持っている姿勢が面接官に伝わり、好感を与えやすくなります。
さらに、面接官の話をよく聞き、適切なタイミングでうなずきや相づちを打つことで応答を示し、良好なコミュニケーションを築くことができるでしょう。
話し方のポイントを押さえたうえでエピソードを肉付けするのが鍵
最後に、言葉遣いに気をつけつつ、具体的なエピソードを交えて話すこともポイントです。
抽象的な表現を避け、「どのように」「なぜそうしたのか」を明確に説明することで、面接官に自分の考えや行動力が伝わりやすくなります。
このように、話し方や言葉遣いを意識するだけで、面接の印象は大きく変わってきます。
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内定率を高めよう! プラスアルファとして気をつけたい面接の7つのコツ
内定率を高めよう! プラスアルファとして気をつけたい面接の7つのコツ
ここまで、面接で押さえておくべき基本的な心得を解説してきました。しかし、最低限気をつけることを守ったとしても、ほかの応募者との差別化は難しいものです。
そこで、内定率を高めるためのコツを7つ紹介します。丸暗記を避けた自然な回答や面接時の目線など、一見当たり前のように感じることもあるかもしれませんが、面接では緊張のあまり実践できていない学生もいるものです。
また、質問に回答する際も経験談を交えながら話すことや、面接の段階によって回答の仕方を変えるのもほかの応募者との差別化になります。
面接で自分の良さを最大限アピールするためのコツの部分なので、実践し内定へとつなげましょう。
①丸暗記した内容で答えない
面接で想定される質問に対して文章を丸暗記し、そのまま話してしまう学生がいます。しかし丸暗記した回答は、不自然で棒読みになりやすく、面接官に熱意や誠実さが伝わりにくくなってしまいます。
また、丸暗記して答えていると、面接官から予想外の質問を受けた際に対応できなくなる可能性もあるのです。
そのため丸暗記ではなく、想定される質問に対して、文章ではなくキーワードで覚えておきましょう。
たとえば「学生時代の活動について」と聞かれたとします。その際は「学生時代の経験→課外活動→リーダー経験→チームワーク」といったように、要点を箇条書きにして流れとして覚えておき組み立てることで自然な話し方になりやすいので、ぜひ実践してみてください。
志望動機や自己PR、ガクチカなどの質問に対して、回答内容を丸暗記せず、伝えたいポイントをキーワードで整理してみましょう。
日常の会話でもポイントを整理して伝えるトレーニングをすれば、面接でもうまく回答できるようになります。
②面接官と目を合わせてハキハキと話す
面接は、単なる質疑応答ではなく面接官とのコミュニケーションの場でもあります。目線を合わせ、はっきりとした声で話し、あなたの自信と誠実さを伝えられるようにしましょう。
面接官の目を見ずに小さな声で話すと、「自信がなく消極的な人」という印象を与えてしまいます。また、声が小さすぎると、聞く側は何を言っているのか聞き取れず、コミュニケーションが円滑に進まない可能性もあるのです。
面接で話すときは、面接官の目を見るようにしましょう。話す際も、語尾まではっきりと発音すれば聞き取りやすく好印象になりやすいため、ぜひ心掛けてみてください。
もし、目を見るのが苦手な人は、面接官の眉間を見ることでも同じ効果が得られるので試してみてください。
対面面接が1対1の場合、緊張してしまい面接官の目を見れない人もいるのではないでしょうか。以下の記事では、対面面接のマナーからミスした時のリカバリー方法が載っているので、参考にし選考突破を狙ってください。
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③自身の話だけでなく面接官と会話のキャッチボールをする
一方的に自己PRをするのではなく、面接官とのコミュニケーションを通して会話をするのも、内定率を高めるコツの一つです。そのため、自分の話ばかりするのではなく、会話のキャッチボールを意識しましょう。
具体的には、下記のように面接官の話を良く聞き、質問の意図をしっかりと理解することが大切です。
面接官との会話の例
面接官「学生時代に力を入れたことは何ですか?」
あなた「活動していたサークルの副キャプテンとして、チームで協力して活動してきたことです」
面接官「何か苦労した点はありましたか?」
あなた「はい。最初は部員のモチベーション管理が大変でした。そこで個人的に話す場を設け、それぞれの選手の考えや目標を把握することで、チーム全体の意識を高めることができました」
このように、面接官の質問に対して準備した内容を一方的に話すのではなく、質問の意図に沿った回答をすれば、面接官があなたのことをより深く理解する機会が作れます。
それにより、あなたの考え方や人柄が伝わり、より良好なコミュニケーションが生まれやすくなるのです。
また、適度にあいづちを打つことで、話をきちんと聞き理解している姿勢が伝えられるので、ぜひ心掛けましょう。
面接官と会話すると言われても、イメージできない人もいるのではないでしょうか。下記のQ&Aでは、同じ悩みを抱えた人に、キャリアアドバイザーが会話するときのポイントやコツを解説しているので参考にしてみてください。
④経験や具体例を交えながら話す
自己PRや志望動機を説明する際は、経験や具体例を交えながら話すことで、説得力のある内容になります。抽象的な表現だけでは、あなたの強みや考えが面接官に十分に伝わりにくいのです。
たとえば、「私の強みはリーダーシップです」と言うだけでは、面接官は応募者のリーダーシップ性を判断しにくいものです。
しかし、「私の強みはリーダーシップです。学生時代の研究では、10人のチームのリーダーとして、メンバーの意見を積極的に取り入れながらプロジェクトを成功に導きました」というように具体例を挙げることで、実践的な経験に基づいた強みだと伝えられます。
面接前に、強みやアピール要素に関連する具体的なエピソードを整理し紙に書き出し、説得力のある内容になるようにまとめてみてください。
強みを経験談を把握していても、伝え方に悩む人もいるのではないでしょうか。以下の記事では自己PRを魅力的に伝えるポイントを解説しているので、参考にしましょう。
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- アルバイトやサークルなど、さまざまな経験談があるなかでどういったエピソードが特に好印象になりやすいですか?
学びを得たプロセスを説明できればエピソードは問わない
好印象を与えるエピソードは、結果だけでなく過程や学びを具体的に示せるものです。
たとえば、アルバイトで目標を達成するために工夫した点や、サークル活動でリーダーシップを発揮しチームをまとめた経験などです。
特に、「課題をどう乗り越えたか」や「その経験を通じて何を学んだか」を明確にすることが重要なポイントとなります。
逆に、避けるべきエピソードは、個人的な不満を強調するものや、具体性に欠ける内容です。
たとえば、単に「頑張った」といった抽象的な表現や「チームメンバーが協力してくれなかった」という他責的な内容に触れると、マイナスな印象を与える可能性があります。
面接官は応募者の過去の経験を通じて、主体性や協調性、問題解決能力を評価します。
そのため、どのエピソードを選ぶにしても「経験をどのように次の行動に活かしたか」を具体的に語れるよう準備しましょう。
⑤一次・二次・最終面接では回答の視点を変える
企業によっては、面接が複数回に分けられるケースも珍しくありません。一次面接、二次面接、最終面接で同じ回答を繰り返すのではなく、それぞれの面接の目的に合わせた視点で回答を準備しましょう。
面接 | 目的 | 回答時の重要なポイント |
---|---|---|
一次面接 | 企業の求める人物像に合致しているか、基本的な能力や適性があるかを確認する | ・コミュニケーション能力 ・基礎的な知識 ・熱意 |
二次面接 | 一次面接を通過した応募者の中から、より具体的な能力や適性、仕事への理解度を深掘りする | ・専門知識 ・経験やスキル ・仕事への適性 |
最終面接 | 企業にどれだけ貢献できるか、将来のビジョンなどを確認する | ・企業の理解度 ・入社意欲 ・将来性や貢献度 |
一次面接では、基本的なコミュニケーション能力や企業の求める人物像との適性が見られています。二次面接以降は会社の重役が面接官となることも多く、より具体的な経験やスキル、企業への貢献度が重視される傾向です。
そのため、一次面接では自己PRに具体的なエピソードを交えながら人物像を伝え、二次面接では、より専門的な経験や実績を強調しましょう。
そして最終面接では、長期的に見た企業への貢献度や将来のビジョンを意識した回答を準備することで、内定率を高められるのです。
一次面接や二次面接、最終面接とそれぞれの面接を突破する方法を具体的に知りたい人は、以下の記事も参考にしながら対策を進めましょう。
一次面接
一次面接を突破する4つの秘訣|頻出質問や落ちる人の特徴も解説
二次面接
二次面接は深掘り質問に注意! 回答例や失敗する学生の特徴を解説
最終面接
最終面接の合格率を高める6つの対策|頻出質問と回答例文で徹底解説
- 最終面接の面接官は企業の経営陣が中心となるため、どういう視点で回答したら良いのかイメージがわきません。
最終面接では人柄の良さや志望意欲の高さが評価されやすい
1次・2次面接は「実務的な視点の面接」で、最終面接は「人となりに重きをおいた面接」と考えてください。
したがって最終面接は、入社後のキャリアビジョンをイメージしたうえで臨むのがコツです。入社後の活躍がイメージできる人物は、採用される確率も高くなります。
最終面接は、志望意欲の高さや熱意を伝える面接でもあるので、同業他社との違いやその企業でなければいけない理由を伝えてください。
最終面接では経営者からは「何がしたいか」「どうなりたいか」などの抽象的な質問も多いので、軸のある熱意が伝わる回答を準備しておきましょう。
⑥表情やしぐさも見られているため笑顔を忘れない
面接では、言葉だけでなく表情やしぐさも評価の対象となります。新入社員に求められるのは、明るく前向きな印象なので、笑顔を忘れないようにしましょう。
特に、口角を上げて笑顔で話すことは、「前向きで明るい人物」という印象を与えます。また、適度な身振り手振りを交えることで、話の内容をより印象的に伝えられるのです。
たとえば、学生時代の成功体験を話す際は自然な笑顔で、課題を乗り越えた経験を話す際は真剣な表情を心掛けるなど、話の内容に合わせて表情を変えることも効果的です。
緊張すると表情が硬くなりがちですが、模擬面接を繰り返し自然な表情で話せるように練習しましょう。
⑦逆質問しないまま面接を終えない
面接の終盤には、面接官から逆質問の場を設けられることがあります。その際、何も質問しないまま終えてしまうと、企業や仕事への関心が低い印象を与えてしまうので、必ず逆質問するようにしましょう。
そもそも、企業は逆質問することで応募者の熱意を知り、同時にコミュニケーションを測りたいと考えています。企業に対する熱意や、入社後にコミュニケーションを取り円滑に仕事を進められるかをアピールするためにも以下のような質問をしてみましょう。
逆質問の例
- 入社後の研修制度についてくわしく教えていただけますか?
- 御社で活躍している社員の特徴を教えていただけますか?
- 面接官の方々が、仕事のなかで達成感を感じる瞬間があれば教えていただきたいです。
- 今後の事業展開について、どのようなビジョンがあるのかお聞きしたいです。
質問することで、企業へのアピールになるだけでなく自身が知りたかった内容が知れ、企業との相性をはかる判断材料にもなります。事前にいくつか質問を用意しておき、自身が知りたい内容を聞いてみましょう。
面接の逆質問で何を聞けば良いのかわからない人は以下の記事を読んでみましょう。50の質問例を掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
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面接の逆質問50例|熱意を伝えつつ企業とのマッチ度を見極めよう
面接での逆質問72例を紹介。さらに逆質問で意識するべきポイント、NGな質問例などをキャリアコンサルタントとともに解説。「質問は特にありません」から脱却して、逆質問を有意義な機会にしましょう。
記事を読む

逆質問は、多くても3つ程度にすべきです。意欲を示そうと多くの逆質問をしすぎると、面接の場を理解していないと考える面接官もいるかもしれません。
内容としては業務に関連する逆質問をすべきですが、求人情報や企業のホームページ(HP)を読めばわかる程度の内容の逆質問はしないように注意しましょう。
Web面接も気をつけよう! オンラインならではの対策が重要
最近は、Web面接の企業も増えてきています。画面越しとはいえ、面接であることに変わりはないため身だしなみや面接マナー、回答の仕方での気をつけることを守りながら面接に挑みましょう。
しかし、Web面接の場合はオンラインならではの対策が必要になるので、以下の点に注意しながら面接を受けるようにしてください。
Web面接時に気をつけること
- 通信環境の安定した場所を確保する
- カフェや人通りの多い場所を選ばない
- パソコンの充電やマイクの音量を確認しておく
- カメラの位置や角度を調整する
- 明るい照明を用意する
- 画面越しでも声が聞き取りやすい音量で話す
特に、通信環境が不安定な場所では、音声が途切れたり画面が固まったりして面接官とのコミュニケーションに支障をきたします。また、暗い照明で表情が見えにくい場合、印象が悪くなってしまう可能性があります。
事前に通信環境のチェックや背景の確認、カメラ位置の調整をおこない、本番でトラブルが起きないよう準備しておきましょう。
Web面接の流れやマナーをくわしく知りたい人は以下の記事も読んでみましょう。オンラインならではのコツや注意点が書かれているので、読み進め選考突破につなげてください。
Web面接の場所
Web面接に使える場所・NGな場所はこれ! 注意点やマナーも解説
WEB面接の流れ
WEB面接の流れと攻略法! やってしまいがちな失敗も紹介
Web面接での自身の背景が乱雑だと準備不足と思われるため、シンプルで整った印象の背景を選びましょう。
また、無表情や暗い声だとやる気がない印象を与えるため、適度に照明を当てたり、笑顔や明るい声を心掛けて話したりすることが大切です。
面接で気をつけることはほかにもある? 関連するQ&Aを参考にしよう
これまで面接で気をつけるべきことや、内定率を上げるためのコツを解説しましたが、面接に挑むとなるとまだ不安や疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。
最低限の気をつけることは理解できたとしても、突発的なトラブルが起きた場合どのように対応すれば良いのか知りたい人もいるかもしれません。
そこで、PORTキャリアに寄せられた面接に関する悩みから4つのQ&Aを紹介します。キャリアコンサルタントの具体的なアドバイスを参考にして対策に役立て、自信を持って面接に挑めるようにしていきましょう。
面接は外見・マナー・回答の3つに気をつけて選考突破を目指そう
面接では最低限、外見・面接マナー・回答の仕方という3つのポイントに気をつけることが重要です。
これらのポイントを押さえたうえで、プラスアルファとして自己PRや志望動機のようなアピール部分に力を入れたり、面接官から見られているポイントに注意を払ったりすることで、ようやく選考突破が見えてきます。
覚えることも多く、大変に感じてしまうかもしれませんが、選考突破するためにも根気強く学んでいきましょう。
今回解説した、面接で気をつけることを理解するだけでなく、好印象につながるコツも合わせて実践し内定へとつなげてください。
アドバイザーコメント
秋田 拓也
プロフィールを見る面接で気をつけることは企業の意図と紐づけて理解しよう
企業目線でいえば、採用面接で大切なことは、自社にマッチした人材を採用することです。つまり、優秀な人材であっても自社にマッチしていなければ採用されないということです。
面接用に作り上げられた人材では、マッチしているかの判断ができないということでもあります。人生の選択という重要な役割を担う採用担当者としては、入社後にミスマッチだったことで早期退職することだけは避けなければいけません。
そのため、学生には自分らしさを出してもらいたいと考えていて、その人らしさを引き出すためにさまざまな質問で深掘りをするのです。
仮に面接で不採用でも単に相性の問題というケースは多い
事前準備で好印象を与えることは悪いことではなく、むしろ一般的なマナーや言葉遣いを練習しておくことは大切です。
不採用になった場合は良い気分にはなりませんが、ある意味マッチしていないことの判断をしてもらった結果としてポジティブに受け止めてください。つまり、その人の良し悪しを判断しているのではないということです。
面接を前にして不安と緊張が高まるかもしれませんが、自分らしさを伝えることが大切だと理解して、判断は採用担当者に任せる気持ちで臨みましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Takuya Akita〇人事・採用の責任者として7年間、新卒・中途採用を担当。To Be Myselfを起業後、企業内のキャリアコンサルティング、新卒・中途の就職をサポートしている
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